JP2001018784A - 電気車の空気ブレーキ装置及び空気ブレーキ方法 - Google Patents
電気車の空気ブレーキ装置及び空気ブレーキ方法Info
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Abstract
ブレーキシリンダの制御精度と応答性向上を図ると共に
滑走制御用の滑走防止弁機能も共用可能とする事で安価
な空気ブレーキ装置及び空気ブレーキ方法を得る。 【解決手段】 ブレーキ指令を出すブレーキ指令手段1
と、ブレーキ指令手段1の出力に基づいて空気ブレーキ
力を指令する空気ブレーキ制御手段4と、空気溜めから
圧縮空気を供給されている中継弁6と、圧縮空気により
空気ブレーキ力を発生させるブレーキシリンダ7と、中
継弁6とブレーキシリンダ7との間に設けられ、空気ブ
レーキ制御手段4の出力に基づいて、ブレーキシリンダ
7に対して圧縮空気の圧力を直接制御する電空変換弁5
とを備えている。
Description
レーキに関し、特にブレーキ制御精度の向上を図る事が
可能な電気車の空気ブレーキ装置及び空気ブレーキ方法
に関するするものである。
械式ブレーキと電気式ブレーキとが使用されている。機
械式ブレーキには、空気力で車輪に制輪子を抑圧して摩
擦力を利用する空気ブレーキが使用され、電気式ブレー
キには、駆動用の電動機を発電機として使用し、発生電
力を抵抗器で熱エネルギーとして消費する発電ブレーキ
と、発生電力を電車線に帰還して他の力行車両、又は回
生変電所を経由して、交流母線へ電力を供給する電力回
生ブレーキとが使用されている。
の速度に対するブレーキ特性がそれぞれ異なり、発電ブ
レーキは電気車の高速域と低速域ではブレーキ力が弱
く、電力回生ブレーキは、回生負荷がなくなるとブレー
キ力を失うことがある。このため、電気ブレーキと空気
ブレーキとを併用する電空併用ブレーキが使用される。
ハンドルの操作によって、電気ブレーキと空気ブレーキ
とのブレーキ力が制御され、一般には、電気ブレーキに
よってブレーキ力を確保し、電気ブレーキで不足するブ
レーキ力を空気ブレーキで補足する方法がとられてい
る。
報に記載された従来の電気車の空気ブレーキ装置の構成
図である。図3において、1はブレーキ弁等のブレーキ
指令手段で、所定の減速度が得られるブレーキ指令1a
を出す。2は電気ブレーキ制御手段で、電気ブレーキ指
令2a及び電気ブレーキトルク信号2bを出す。3は駆
動用電動機で電気ブレーキ指令2aにより電気ブレーキ
力を発生する。4は空気ブレーキ制御手段で、空気ブレ
ーキ力に対応した電気信号4aを出す。5は電空変換弁
で空気ブレーキ制御手段4からの電気信号4aに対応し
た所定の圧力の圧縮空気に変換する。
電空変換弁出力を検出し空気ブレーキ制御手段4にフィ
ードバックする圧力センサを電空変換弁5の出口に設け
る事もある。空気ブレーキ制御手段4はこの信号により
圧力を正確に制御することが可能となる。6は中継弁で
電空変換弁出力の容量を増幅し、ブレーキシリンダ圧力
の応答性向上を図る。7は中継弁6からの圧縮空気によ
り空気ブレーキ力を発生させるブレーキシリンダであ
る。
ブレーキ指令1aに対して電気ブレーキブレーキ制御手
段2が分担したブレーキ力が不足する場合、不足した分
を分担する空気ブレーキ力に対応した電気信号4aが空
気ブレーキ制御手段4より出力される。そして、電気信
号4aを電空変換弁5で所定の圧縮空気に変換して、中
継弁6を経由して空気ブレーキシリンダ7に供給する。
これにより、ブレーキシリンダ7が空気ブレーキ力を発
生して必要な減速度が得られる。又、空気ブレーキ制御
装置が車輪の滑走を検出し再粘着制御を行う場合には、
図示していないが中継弁6の後に滑走防止弁を配置し車
輪滑走時には直接ブレーキシリンダ圧力の制御が出来る
構成としている。
レーキ装置は上述のように構成されているのでブレーキ
シリンダ圧力の制御精度が低下するとともに、滑走制御
を行う場合には滑走防止弁を新たに追加しなければなら
ないと言う問題点があった。
になされたもので、ブレーキシリンダ圧力を直接制御す
ることでブレーキシリンダの制御精度と応答性向上を図
ると共に滑走制御用の滑走防止弁機能も共用可能とする
事で安価な電気車の空気ブレーキ装置及び空気ブレーキ
方法を得ること事を目的とする。
空気ブレーキ装置は、ブレーキ指令を出すブレーキ指令
手段と、ブレーキ指令手段の出力に基づいて空気ブレー
キ力を指令する空気ブレーキ制御手段と、空気溜めから
圧縮空気を供給されている中継弁と、圧縮空気により空
気ブレーキ力を発生させるブレーキシリンダと、中継弁
とブレーキシリンダとの間に設けられ、空気ブレーキ制
御手段の出力に基づいて、ブレーキシリンダに対して圧
縮空気の圧力を直接制御する電空変換弁とを備えてい
る。
力を検出し空気ブレーキ制御手段にフィードバックする
圧力センサを更に備えている。
中継弁の出力を制御し再粘着を行う滑走防止弁を兼ねて
いる。
弁が設けられ、常用ブレーキ時にのみ中継弁の出力が可
能となるようにした。
生時に、ブレーキシリンダ圧力の開放を可能とする。
弁が設けられ、中継弁の出力は、常用ブレーキ時にのみ
所定の圧力となる。
ねている。
用する応荷重弁を兼ねている。
キ方法は、空気ブレーキ力を指令する空気ブレーキ制御
手段の指令に基づいて圧縮空気をブレーキシリンダに作
用させてブレーキシリンダに空気ブレーキ力を発生させ
る電空変換弁を、空気溜めから圧縮空気を供給されてい
る中継弁とブレーキシリンダとの間に設け、電空変換弁
は、空気ブレーキ制御手段の出力に基づいて、ブレーキ
シリンダに対して圧縮空気の圧力を直接制御する。
力を検出し、圧力を空気ブレーキ制御手段にフィードバ
ックする。
中継弁の出力を制御し再粘着を行う滑走防止弁と兼ねる
ようにした。
弁を設け、常用ブレーキ時にのみ中継弁の出力が可能と
なるようにした。
生時に、ブレーキシリンダ圧力の開放を可能とした。
圧弁を設け、常用ブレーキ時にのみ任意に設定された所
定の中継弁の出力が可能となるようにした。
電気車の空気ブレーキ装置を示す構成図である。図1に
おいて、1はブレーキ弁等のブレーキ指令手段で、所定
の減速度が得られるブレーキ指令1aを出す。2は電気
ブレーキ制御手段で、電気ブレーキ指令2a及び電気ブ
レーキトルク信号2bを出す。3は駆動用電動機で電気
ブレーキ指令2aにより電気ブレーキ力を発生する。4
は空気ブレーキ制御手段で、空気ブレーキ力に対応した
電気信号4aを出す。5は電空変換弁で空気ブレーキ制
御手段4からの電気信号4aに対応した所定の圧力の圧
縮空気に変換する。
増幅用の中継弁である。7は中継弁6からの圧縮空気に
より空気ブレーキ力を発生させるブレーキシリンダであ
る。8は圧力センサであり電空変換弁5の出力5aを電
気信号8aに変換し空気ブレーキ制御手段4にフィード
バックを行う。本実施の形態の電空変換弁5は、中継弁
6とブレーキシリンダ7との間に設けられ、空気ブレー
キ制御手段4の出力に基づいて、ブレーキシリンダ7に
対して圧縮空気の圧力を直接制御する。
て、ブレーキ指令手段1から指令されたブレーキ指令は
指令線1aを通じて空気ブレーキ制御手段4へ伝達され
る。空気ブレーキ制御手段4は電気ブレーキ制御手段2
にて発生した電気ブレーキ力との不足分を空気ブレーキ
力として電空変換弁5に指令4aにて制御する。
てブレーキシリンダ7への圧力制御応答を向上させるた
め、空気的容量を増幅させた圧縮空気6aが伝達されて
おり、電空変換弁5は、この圧縮空気6aを指令4aに
なるように制御する。
合には圧力センサ8を設け、電空変換弁出力、つまり、
ブレーキシリンダ圧力5aを空気ブレーキ制御手段4に
フィードバックし、このフィードバック信号8aが目的
とする圧力になるよう指令4aを制御する。この場合の
一例として、電空変換弁5に設けた2つの電磁弁により
出力圧力の「込め」、「保ち」、「排気」モードを選択
することで、出力圧力の調整を可能とさせる。
加する場合でも、車輪の回転速度を検出する速度センサ
9のみを追加すれば良く、電空変換弁5により車輪滑走
時にはブレーキシリンダ圧力5aを、上述の方法により
直接制御出来ることから、従来のようにブレーキシリン
ダ7の前に滑走防止弁等を新たに追加する必要はない。
特に、本実施の形態の構成であれば滑走中もブレーキシ
リンダ圧力5aを圧力フィードバックしつつ精度良く制
御出来る為、滑走制御性能の向上も可能となる。
ダ7の圧力が緩解しない現象、つまりブレーキ不緩解が
発生した場合には、従来開放弁等を設けていたが本方式
によれば、電空変換弁5により直接ブレーキシリンダ圧
力を開放可能であり、新たに開放弁等の追加は不要であ
る。
ては、ブレーキの応答性を低下させることなくブレーキ
シリンダ圧力5aを直接制御する事が可能となる為、ブ
レーキ不緩解開放機能追加や滑走制御の追加が容易で安
価な電気車用ブレーキ装置を提供出来ると共に、滑走制
御時も含め、ブレーキ制御精度の向上を図る事が可能と
なる。
空気ブレーキ装置の他の例を示す構成図である。図2に
おいて、中継弁6の入力部に常用ブレーキ指令時のみ作
用する常用ブレーキ電磁弁10を設けている。電磁弁1
0は常用ブレーキが指令された場合に空気ブレーキ指令
手段4若しくはブレーキ指令線1aより駆動される。常
用ブレーキ電磁弁10の入力部には、さらに調圧弁11
を設けている。その他の構成は、実施の形態1と同様で
ある。
て、常用ブレーキ電磁弁10は常用ブレーキ指令時にの
み駆動され中継弁6に指令を行う。中継弁6はこの時初
めて電空変換弁5に圧縮空気6aを出力する。電空変換
弁5以降の動作は実施の形態1と同様である。尚、電磁
弁10としては、図示しない非常ブレーキ電磁弁を共用
してもよい。
11は例えば、最大の常用ブレーキシリンダ圧力相当に
調圧され過大なブレーキ圧力が出力されない様にしてい
る。尚、調圧弁11としては、非常ブレーキ用として使
用する応荷重弁を共用しても良い。
ては、電空変換弁5が異常を起こした場合でもブレーキ
指令中以外は不要にブレーキシリンダ圧力が発生するこ
となく、又、その圧力も不要に過大となる事がないので
信頼性の向上を図る事ができる。
置は、ブレーキ指令を出すブレーキ指令手段と、ブレー
キ指令手段の出力に基づいて空気ブレーキ力を指令する
空気ブレーキ制御手段と、空気溜めから圧縮空気を供給
されている中継弁と、圧縮空気により空気ブレーキ力を
発生させるブレーキシリンダと、中継弁とブレーキシリ
ンダとの間に設けられ、空気ブレーキ制御手段の出力に
基づいて、ブレーキシリンダに対して圧縮空気の圧力を
直接制御する電空変換弁とを備えている。そのため、中
継弁の後に電空変換弁を配置する構成とし、ブレーキシ
リンダ圧力を電空変換弁で直接制御する事により中継弁
での制御誤差をなくす事ができ、ブレーキの応答性を損
なうことなくブレーキ制御精度の向上を図る事が出来
る。
力を検出し空気ブレーキ制御手段にフィードバックする
圧力センサを更に備えている。そのため、電空変換弁自
身に制御機能の無い場合においても、電空変換弁の出力
を空気ブレーキ制御手段にフィードバックすることがで
き、さらにブレーキ制御精度の向上を図る事が出来る。
中継弁の出力を制御し再粘着を行う滑走防止弁を兼ねて
いる。そのため、滑走制御機能を追加する場合でも、滑
走防止弁等の追加が不要である事から安価な空気ブレー
キ装置を提供する事が出来る。
弁が設けられ、常用ブレーキ時にのみ中継弁の出力が可
能となるようにした。そのため、常用ブレーキ電磁弁を
設けた事により、電空変換弁への圧縮空気は常用ブレー
キ指令時のみ供給されるため、信頼性の向上を図る事が
できる。
生時に、ブレーキシリンダ圧力の開放を可能とする。そ
のため、電空変換弁によりブレーキシリンダ圧力を直接
制御出来る為、ブレーキ不緩解時にブレーキシリンダ圧
力を開放出来るので安価な空気ブレーキ装置を提供する
事が出来る。
弁が設けられ、中継弁の出力は、常用ブレーキ時にのみ
所定の圧力となる。そのため、調圧弁を設けることによ
り、ブレーキシリンダ圧力として過大な圧力が発生する
事が無いため、安全の向上を図る事ができる。
ねている。そのため、改めて非常ブレーキ電磁弁を設け
る必要がなく、安価な空気ブレーキ装置を提供する事が
出来る。
用する応荷重弁を兼ねている。そのため、改めて応荷重
弁を設ける必要がなく、安価な空気ブレーキ装置を提供
する事が出来る。
キ方法は、空気ブレーキ力を指令する空気ブレーキ制御
手段の指令に基づいて圧縮空気をブレーキシリンダに作
用させてブレーキシリンダに空気ブレーキ力を発生させ
る電空変換弁を、空気溜めから圧縮空気を供給されてい
る中継弁とブレーキシリンダとの間に設け、電空変換弁
は、空気ブレーキ制御手段の出力に基づいて、ブレーキ
シリンダに対して圧縮空気の圧力を直接制御する。その
ため、中継弁の後に電空変換弁を配置する構成とし、ブ
レーキシリンダ圧力を電空変換弁で直接制御する事によ
り中継弁での制御誤差をなくす事ができ、ブレーキの応
答性を損なうことなくブレーキ制御精度の向上を図る事
が出来る。
力を検出し、圧力を空気ブレーキ制御手段にフィードバ
ックする。そのため、電空変換弁自身に制御機能の無い
場合においても、電空変換弁の出力を空気ブレーキ制御
手段にフィードバックすることができ、さらにブレーキ
制御精度の向上を図る事が出来る。
中継弁の出力を制御し再粘着を行う滑走防止弁と兼ねる
ようにした。そのため、滑走制御機能を追加する場合で
も、滑走防止弁等の追加が不要である事から安価な空気
ブレーキ装置を提供する事が出来る。
弁を設け、常用ブレーキ時にのみ中継弁の出力が可能と
なるようにした。そのため、常用ブレーキ電磁弁を設け
た事により、電空変換弁への圧縮空気は常用ブレーキ指
令時のみ供給されるため、信頼性の向上を図る事ができ
る。
生時に、ブレーキシリンダ圧力の開放を可能とした。そ
のため、電空変換弁によりブレーキシリンダ圧力を直接
制御出来る為、ブレーキ不緩解時にブレーキシリンダ圧
力を開放出来るので安価な空気ブレーキ装置を提供する
事が出来る。
圧弁を設け、常用ブレーキ時にのみ任意に設定された所
定の中継弁の出力が可能となるようにした。そのため、
調圧弁を設けることにより、ブレーキシリンダ圧力とし
て過大な圧力が発生する事が無いため、安全の向上を図
る事ができる。
構成図である。
例を示す構成図である。
ある。
空気ブレーキ制御手段、5 電空変換弁、6 中継
弁、7 ブレーキシリンダ、8 圧力センサ、9速度セ
ンサ、10 常用ブレーキ電磁弁、11 調圧弁。
Claims (14)
- 【請求項1】 ブレーキ指令を出すブレーキ指令手段
と、 上記ブレーキ指令手段の出力に基づいて空気ブレーキ力
を指令する空気ブレーキ制御手段と、 空気溜めから圧縮空気を供給されている中継弁と、 上記圧縮空気により上記空気ブレーキ力を発生させるブ
レーキシリンダと、 上記中継弁と上記ブレーキシリンダとの間に設けられ、
上記空気ブレーキ制御手段の出力に基づいて、上記ブレ
ーキシリンダに対して上記圧縮空気の圧力を直接制御す
る電空変換弁とを備えたことを特徴とする電気車の空気
ブレーキ装置。 - 【請求項2】 上記電空変換弁の出力する上記圧縮空気
の圧力を検出し上記空気ブレーキ制御手段にフィードバ
ックする圧力センサを更に備えたことを特徴とする請求
項1記載の電気車の空気ブレーキ装置。 - 【請求項3】 上記電空変換弁は、車両の滑走発生時に
上記中継弁の出力を制御し再粘着を行う滑走防止弁を兼
ねている請求項1または2記載の電気車の空気ブレーキ
装置。 - 【請求項4】 上記中継弁の入力部に常用ブレーキ電磁
弁が設けられ、常用ブレーキ時にのみ上記中継弁の出力
が可能となるようにしたことを特徴とする請求項1乃至
3のいずれか記載の電気車の空気ブレーキ装置。 - 【請求項5】 上記電空変換弁は、ブレーキ不緩解の発
生時に、ブレーキシリンダ圧力の開放を可能とすること
を特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の電気車の
空気ブレーキ装置。 - 【請求項6】 上記常用ブレーキ電磁弁の入力部に調圧
弁が設けられ、上記中継弁の出力は、常用ブレーキ時に
のみ所定の圧力となることを特徴とする請求項4記載の
電気車の空気ブレーキ装置。 - 【請求項7】 上記電磁弁は、非常ブレーキ電磁弁を兼
ねていることを特徴とする請求項4記載の電気車の空気
ブレーキ装置。 - 【請求項8】 上記調圧弁は、非常ブレーキ用として使
用する応荷重弁を兼ねていることを特徴とする請求項6
記載の電気車の空気ブレーキ装置。 - 【請求項9】 空気ブレーキ力を指令する空気ブレーキ
制御手段の指令に基づいて圧縮空気をブレーキシリンダ
に作用させて該ブレーキシリンダに空気ブレーキ力を発
生させる電空変換弁を、空気溜めから圧縮空気を供給さ
れている中継弁と上記ブレーキシリンダとの間に設け、
上記電空変換弁は、上記空気ブレーキ制御手段の出力に
基づいて、該ブレーキシリンダに対して上記圧縮空気の
圧力を直接制御することを特徴とする電気車の空気ブレ
ーキ方法。 - 【請求項10】 上記電空変換弁の出力する上記圧縮空
気の圧力を検出し、 該圧力を上記空気ブレーキ制御手段にフィードバックす
ることを特徴とする請求項9記載の電気車の空気ブレー
キ方法。 - 【請求項11】 上記電空変換弁を、車両の滑走発生時
に上記中継弁の出力を制御し再粘着を行う滑走防止弁と
兼ねるようにしたことを特徴とする請求項9または10
記載の電気車の空気ブレーキ方法。 - 【請求項12】 上記中継弁の入力部に常用ブレーキ電
磁弁を設け、常用ブレーキ時にのみ上記中継弁の出力が
可能となるようにしたことを特徴とする請求項9乃至1
1のいずれか記載の電気車の空気ブレーキ方法。 - 【請求項13】 上記電空変換弁は、ブレーキ不緩解の
発生時に、ブレーキシリンダ圧力の開放を可能としたこ
とを特徴とする請求項9乃至12のいずれか記載の電気
車の空気ブレーキ方法。 - 【請求項14】 上記常用ブレーキ電磁弁の入力部に調
圧弁を設け、常用ブレーキ時にのみ任意に設定された所
定の上記中継弁の出力が可能となるようにしたことを特
徴とする請求項12記載の電気車の空気ブレーキ方法。
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