JP3466338B2 - 電気車用空気ブレーキ装置 - Google Patents

電気車用空気ブレーキ装置

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JP3466338B2
JP3466338B2 JP21352795A JP21352795A JP3466338B2 JP 3466338 B2 JP3466338 B2 JP 3466338B2 JP 21352795 A JP21352795 A JP 21352795A JP 21352795 A JP21352795 A JP 21352795A JP 3466338 B2 JP3466338 B2 JP 3466338B2
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省吾 塩見
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気車用空気ブ
レーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特公昭63−12831号
公報に記載された従来の電気車用空気ブレーキ装置の構
成図である。図8において、1はブレーキ弁等からの信
号で動作するブレーキ指令装置で、所定の減速度が得ら
れるブレーキ指令1aを出す。2は電気ブレーキ制御手
段で、電気ブレーキ指令2a及び電気ブレーキトルク信
号2bを出す。3は駆動用電動機で、電気ブレーキ指令
2aにより電気ブレーキ力を発生する。4は空気ブレー
キ制御手段で、空気ブレーキ力に対応した電気信号4a
を出す。5は電空変換弁で、空気ブレーキ制御手段4か
らの電気信号4aに対応した所定の圧力の圧縮空気に変
換する。6は電空変換弁5からの圧縮空気により空気ブ
レーキ力を発生するブレーキシリンダである。
【0003】次に動作について説明する。図8におい
て、ブレーキ指令1aに対して電気ブレーキ制御手段2
が分担したブレーキ力が不足する場合、不足した分を分
担する空気ブレーキ力に対応した電気信号4aが空気ブ
レーキ制御手段4が出す。そして、電気信号4aを電空
変換弁5で所定の圧力の圧縮空気に変換して、ブレーキ
シリンダ6に供給する。これにより、ブレーキシリンダ
6が空気ブレーキ力を発生して、必要な減速度が得られ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気車用空気ブ
レーキ装置は以上のように構成されているので、空気ブ
レーキ系統の空気ブレーキ制御手段からブレーキシリン
ダの間で異常が発生した場合には空気ブレーキ力の制御
ができなくなり、安全性が低下する恐れがあるという問
題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、空気ブレーキ系統の一部に異常
が発生した場合にも空気ブレーキ力を補償することがで
きる電気車用空気ブレーキ装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項の発明に係る電
気車用空気ブレーキ装置は、ブレーキ指令を出すブレー
キ設定手段と、ブレーキ指令に対する空気ブレーキ力を
指令する中央制御手段と、空気ブレーキ力に対応した電
気信号を出す複数の端末制御手段と、電気信号に対応し
た所定の圧力の圧縮空気に変換する電空変換弁と、この
電空変換弁からの圧縮空気により空気ブレーキ力を発生
するブレーキシリンダとを備えた電気車用空気ブレーキ
装置において、端末制御手段の異常を検出し健全な端末
制御手段から異常が検出された端末制御手段側の電空変
換弁へ電気信号を指令する異常検出切換手段を設け、該
電気信号は、異常が検出された端末制御手段側の車両重
量を利用して決定するものである。
【0007】請求項の発明に係る電気車用空気ブレー
キ装置は、ブレーキ指令を出すブレーキ設定手段と、ブ
レーキ指令に対する空気ブレーキ力を指令する中央制御
手段と、空気ブレーキ力に対応した電気信号を出す複数
の端末制御手段と、電気信号に対応した所定の圧力の圧
縮空気に変換する電空変換弁と、この電空変換弁からの
圧縮空気により空気ブレーキ力を発生するブレーキシリ
ンダとを備えた電気車用空気ブレーキ装置において、電
空変換弁の異常を検出し健全な電空変換弁から異常が検
出された電空変換弁側のブレーキシリンダへ圧縮空気を
供給する圧縮空気供給手段を設けたものである。
【0008】請求項の発明に係る電気車用空気ブレー
キ装置は、ブレーキ指令を出すブレーキ設定手段と、ブ
レーキ指令に対する空気ブレーキ力を指令する中央制御
手段と、空気ブレーキ力に対応した電気信号を出す複数
の端末制御手段と、電気信号に対応した所定の圧力の圧
縮空気に変換する電空変換弁と、この電空変換弁からの
圧縮空気により空気ブレーキ力を発生するブレーキシリ
ンダとを備えた電気車用空気ブレーキ装置において、端
末制御手段の異常を検出し切換信号を出す異常検出切換
手段と、切換信号により健全な端末制御手段側の電空変
換弁から異常が検出された端末制御手段側のブレーキシ
リンダへ圧縮空気を供給する空気弁とを設けたものであ
る。
【0009】請求項の発明に係る電気車用空気ブレー
キ装置は、ブレーキ指令を出すブレーキ設定手段と、ブ
レーキ指令に対する空気ブレーキ力を指令する中央制御
手段と、空気ブレーキ力に対応した電気信号を出す複数
の端末制御手段と、電気信号に対応した所定の圧力の圧
縮空気に変換する電空変換弁と、この電空変換弁からの
圧縮空気により空気ブレーキ力を発生するブレーキシリ
ンダとを備えた電気車用空気ブレーキ装置において、端
末制御手段の異常を検出し健全な端末制御手段の電気信
号を、異常が検出された端末制御手段の電気信号の値の
範囲まで増大させる切換信号を出す異常検出切換手段を
設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 図1は実施の形態1の発明を示す構成図である。図1に
おいて、7は電気車の運転台に配置したブレーキ設定手
段で、所定の減速度のブレーキ指令を指令線7a、7b
から出す。8は中央制御手段でブレーキ設定手段7のブ
レーキ指令により空気ブレーキ力を指令する。9a、9
bは端末制御手段で、各車両、各台車あるいは各軸単位
の荷重を検出した応荷重データに応じて、ブレーキ設定
手段7のブレーキ減速度に対する電気ブレーキ力の不足
分を分担する空気ブレーキ力を電気信号として出力す
る。10a、10bは電空変換弁で、端末制御手段9
a、9bからの電気信号を所定の圧力の圧縮空気として
出力する。11a、11bはブレーキシリンダで、圧縮
空気により所定の空気ブレーキ力を発生して車輪(図示
せず)に作用する。12は中央制御手段8の入力信号と
出力信号とを比較して中央制御手段8の異常を検出する
ブレーキ指令手段で、異常を検出したときに端末制御手
段9a、9bへブレーキ設定手段7指令線7bからのブ
レーキ指令を与える。
【0011】次に動作について説明する。図1におい
て、ブレーキ設定手段7から指令されたブレーキ指令
は、指令線7aを通して中央制御手段8に伝達される。
この場合に、中央制御手段8に異常が認められなけれ
ば、端末制御手段9a、9bに、中央制御手段8から所
定の減速度のブレーキ指令に応じた空気ブレーキ力が指
令される。そして、電空変換弁10a、10bで電空変
換した圧縮空気によりブレーキシリンダ11a、11b
が所定の空気ブレーキ力を発生して車輪に作用すること
により、空気ブレーキが作用する。
【0012】ブレーキ指令手段12が中央制御手段8の
異常を検出した場合には、端末制御手段9a、9bに送
られている中央制御手段8からのブレーキ指令を切り離
して、指令線7bを通して送られているブレーキ指令に
基づいてブレーキ制御をするように指令する。以下は、
指令線7bからのブレーキ指令により、中央制御手段8
が健全な場合と同様に動作して低減ブレーキ指令に応じ
た空気ブレーキ力が働く。なお、指令線7bからのブレ
ーキ指令は、車両重量や粘着率等を考慮して予め決めて
おく。
【0013】以上により、中央制御手段8に異常が発生
しても、ブレーキ設定手段から端末制御手段へのブレー
キ指令によって空気ブレーキ力が作用するので、安全性
の向上を図ることができる。
【0014】実施の形態2. 図2は実施の形態2の発明を示す構成図である。図2に
おいて、7、9a、9b、10a、10b、11a、1
1bは実施の形態1のものと同様のものである。13は
中央制御手段で、ブレーキ設定手段7のブレーキ指令に
より指令線13aを通して空気ブレーキ力を指令し、指
令線13aを通して指令される空気ブレーキ力に対応し
た電気信号を指令線13b、13cを通して出力する。
電気信号の大きさは車輪の粘着率や車両重量などから決
定する。14は端末制御手段9a、9bの入力信号と出
力信号とを比較して端末制御手段9a、9bの異常を検
出するブレーキ指令手段で、異常を検出したとき接点1
4a、14bを切り換える。これによって、電空変換弁
10a、10bへの電気信号は、それぞれ指令線13
b、13cを通して指令される。
【0015】次に動作について説明する。図2におい
て、ブレーキ設定手段7から指令されたブレーキ指令
は、指令線7aを通して中央制御手段13に伝達され
る。そして、端末制御手段9a、9bに異常がなけれ
ば、減速度のブレーキ指令に応じて中央制御手段13か
ら端末制御手段9a、9bに空気ブレーキ力が指令され
る。以下、実施の形態1と同様に電空変換弁10a、1
0b及びブレーキシリンダ11a、11bが動作する。
【0016】ブレーキ指令手段14が端末制御手段9
a、9bの異常を検出した場合には、接点14a、14
bが切り換えられて指令線13b、13cを通してブレ
ーキ指令としての電気信号が中央制御手段13から電空
変換弁10a、10bへ直接指令される。そして、電空
変換弁10a、10bでは指令された電気信号に応じて
所定の圧力の圧縮空気をブレーキシリンダ11a、11
bに供給して、ブレーキシリンダ11a、11bが空気
ブレーキ力を発生させる。
【0017】以上により、端末制御手段9a、9bに異
常が発生しても、中央制御手段13からのブレーキ指令
によって空気ブレーキ力が作用するので、安全性の向上
を図ることができる。
【0018】実施の形態3. 図3は実施の形態3の発明を示す構成図である。図3に
おいて、7、8、9a、9b、10a、10b、11
a、11bは実施の形態1のものと同様である。15は
端末制御手段9a、9bの入力信号と出力信号とを比較
して端末制御手段9a、9bの異常を検出する異常検出
切換手段で、端末制御手段9aが異常の場合には接点1
5aを切り換え、端末制御手段9bが異常の場合には接
点15bを切り換える。
【0019】次に動作について説明する。図3におい
て、端末制御手段9a、9bに異常がない場合には、実
施の形態1と同様に動作してブレーキシリンダ11a、
11bが空気ブレーキ力を発生する。
【0020】異常検出切換手段15が例えば、端末制御
手段9aの異常を検出した場合には、接点15aが切り
換えられて端末制御手段9bからの空気ブレーキ力に対
応した電気信号が電空変換弁10a、10bへ指令され
る。そして、電空変換弁10a、10bで変換された圧
縮空気がブレーキシリンダ11a、11bに供給され
て、所定の空気ブレーキ力が発生する。端末制御手段9
bの異常が検出された場合には、接点15bが切り換え
られて端末制御手段9aから電空変換弁10a、10b
へ電気信号が指令される。
【0021】以上により、端末制御手段9a、9bのい
ずれかに異常が発生しても、健全な端末制御手段から各
電空変換弁10a、10bへ空気ブレーキ力に対応した
電気信号が指令されることによって、各ブレーキシリン
ダ11a、11bに空気ブレーキ力が作用するので、安
全性の向上を図ることができる。
【0022】実施の形態4. 図4は実施の形態4の発明を示す構成図である。図4に
おいて、7、8、10a、10b、11a、11bは実
施の形態1のものと同様である。15は実施の形態3の
ものと同様のものである。16、17は端末制御手段
で、各車両、各台車あるいは各軸単位の荷重を検出した
応荷重データ16a、17aに応じて、ブレーキ設定手
段7のブレーキ減速度に対する電気ブレーキ力の不足分
を分担する空気ブレーキ力を電気信号として出力する。
そして、各端末制御手段16、17ではそれぞれ他の応
荷重データ、即ち端末制御手段16では応荷重データ1
7aを入力して、応荷重データ17aにより算出した空
気ブレーキ力に対する電気信号を出し、端末制御手段1
7では応荷重データ16aにより算出した空気ブレーキ
力に対する電気信号を出す。
【0023】次に動作について説明する。図4におい
て、端末制御手段16、17に異常がない場合には、実
施の形態1と同様に動作してブレーキシリンダ11a、
11bが空気ブレーキ力を発生する。異常検出切換手段
15が端末制御手段9a、9bの異常を検出した場合に
は実施の形態3と同様に動作する。
【0024】以上のように、異常が検出された端末制御
手段側の応荷重データにより健全な端末制御手段が算出
した空気ブレーキ力に対応した電気信号が、異常が検出
された端末制御手段側の電空変換弁に指令されるので、
粘着力に応じた空気ブレーキ力が作用するため、有効な
空気ブレーキ力が得られる。
【0025】実施の形態5. 図5は実施の形態5の発明を示す構成図である。図5に
おいて、7、8、9a、9b、10a、10b、11
a、11bは実施の形態1のものと同様のものである。
18は電空変換弁10a、10bの入力信号と出力信号
とを比較して電空変換弁10a、10bの異常を検出す
る圧縮空気供給手段で、電空変換弁10aが異常の場合
には切換弁18aを切り換え、電空変換弁10bが異常
の場合には切換弁18bを切り換える。
【0026】次に動作について説明する。図5におい
て、電空変換弁10a、10bに異常がない場合には、
実施の形態1と同様に動作してブレーキシリンダ11
a、11bが空気ブレーキ力を発生する。
【0027】圧縮空気供給手段18が、例えば電空変換
弁10aの異常を検出した場合には、切換弁18aが切
り換えられ電空変換弁10bからの圧縮空気がブレーキ
シリンダ11a、11bに供給されて、所定の空気ブレ
ーキ力が発生する。また、電空変換弁10bの異常が検
出された場合には、切換弁18bが切り換えられ電空変
換弁10aからの圧縮空気がブレーキシリンダ11a、
11bに供給される。
【0028】以上のように、圧縮空気供給手段が電空変
換弁の異常を検出した場合には、健全な電空変換弁が異
常が検出された電空変換弁側のブレーキシリンダにも圧
縮空気を供給するので、安全性の向上を図ることができ
る。
【0029】実施の形態6. 図6は実施の形態6の発明を示す構成図である。図6に
おいて、7、8、9a、9b、10a、10b、11
a、11bは実施の形態1のものと同様のものである。
19は端末制御手段9a、9bの入力信号と出力信号と
を比較して端末制御手段9a、9bの異常を検出する異
常検出切換手段で、切換信号を出す。20は空気弁で、
異常検出切換手段19の切換信号により一方の電空変換
弁10a、10bからブレーキシリンダ11a、11b
へ圧縮空気を供給する。
【0030】次に動作について説明する。図6におい
て、端末制御手段9a、9bに異常がない場合には、実
施の形態1と同様に動作してブレーキシリンダ11a、
11bに空気ブレーキ力が発生する。
【0031】異常検出切換手段19が、例えば端末制御
手段9aの異常を検出した場合には空気弁20へ切換信
号が指令される。そして、健全な端末制御手段9bから
指令された電気信号により、所定の圧力の圧縮空気がブ
レーキシリンダ11bへ供給されるとともに、空気弁2
0を通してブレーキシリンダ11aへ供給される。
【0032】以上のように、異常が検出された端末制御
手段側のブレーキシリンダにも、健全な制御手段側から
空気弁を通して圧縮空気が供給されるので、安全性の向
上を図ることができる。
【0033】実施の形態7. 図7は実施の形態7の発明を示す構成図である。図7に
おいて、7、8、10a、10b、11a、11bは実
施の形態1のものと同様である。21a、21bは端末
制御手段で、各車両、各台車あるいは各軸単位の荷重を
検出した応荷重データに応じて、ブレーキ設定手段7の
ブレーキ減速度に対する電気ブレーキ力の不足分を分担
する空気ブレーキ力を電気信号として出力する。さら
に、端末制御手段21a、21bは自己が出力する電気
信号に加えて互いに他方が出力する電気信号の値の範囲
まで増大させる電気信号を、後述の異常検出切換手段2
2からの切換信号により出力することができる。22は
端末制御手段21a、21bの異常を検出し切換信号を
出す異常検出切換手段である。
【0034】次に動作について説明する。図7におい
て、端末制御手段21a、21bに異常が検出されない
場合は、実施の形態1と同様に動作してブレーキシリン
ダ11a、11bに空気ブレーキ力が発生する。
【0035】異常検出切換手段22が端末制御手段21
a、21bのいずれかの異常を検出した場合には、切換
信号が出る。例えば、端末制御手段21aの異常を異常
検出切換手段22が検出して切換信号が出された場合に
は、健全な端末制御手段21bが増大された電気信号を
電空変換弁10bへ出力することにより、ブレーキシリ
ンダ11bに異常が検出された側のブレーキシリンダ1
1a分のブレーキ力を補償した空気ブレーキ力が発生す
る。
【0036】以上のように、異常が検出された端末制御
手段側のブレーキシリンダ分のブレーキ分を健全な端末
制御手段側のブレーキシリンダが補償するので、安全性
の向上を図ることができる。
【0037】実施の形態8. 上記各実施の形態1〜実施の形態7においては、中央制
御手段8、端末制御手段9a、9b、21a、21b及
び電空変換弁10a、10bの入力信号と出力信号とを
比較することにより、各部の異常を検出するものについ
て説明したが、各部相互間の相互チェック方式による異
常検出もできる。例えば、中央制御手段8と各端末制御
手段9a、9b、21a、21bとの間で中央制御手段
8からのチェック信号による問いかけに対して、各端末
制御手段9a、9b、21a、21bが応答するか否か
によって、異常の有無を検出することができる。
【0038】
【発明の効果】請求項の発明によれば、端末制御手段
の異常を異常検出切換手段で検出し、健全な端末制御手
段から異常が検出された端末制御手段側の電空変換弁へ
電気信号を指令することにより、一方の端末制御手段に
異常が発生した場合にも、異常が検出された端末制御弁
側のブレーキシリンダに空気ブレーキ力を発生させるこ
とができるので、安全性の向上を図ることができる。
た、上記電気信号を、異常が検出された端末制御手段側
の車両重量を利用して決定することにより、粘着力に応
じた空気ブレーキ力を作用させることができるので、安
全性の向上を図ることができる。
【0039】請求項の発明によれば、電空変換弁の異
常を圧縮空気供給手段で検出し、健全な電空変換弁から
異常が検出された電空変換弁側のブレーキシリンダへ圧
縮空気を供給することにより、異常が検出された電空変
換弁側のブレーキシリンダに空気ブレーキ力を発生させ
ることができるので、安全性の向上を図ることができ
る。
【0040】請求項の発明によれば、端末制御手段の
異常を異常検出切換手段で検出し、異常検出切換手段の
切換信号により健全な端末制御手段側の電空変換弁か
ら、空気弁を介して異常が検出された端末制御手段側の
ブレーキシリンダへ圧縮空気を供給することにより、異
常が検出された端末制御手段側のブレーキシリンダに空
気ブレーキ力を発生させることができるので、安全性の
向上を図ることができる。
【0041】請求項の発明によれば、端末制御手段の
異常を異常検出切換手段で検出し、健全な端末制御手段
の電気信号を、異常が検出された端末制御手段の電気信
号の値の範囲まで増大させる切換信号を出すことによ
り、一方の端末制御手段に異常が発生しても空気ブレー
キ力の不足分を少なくすることができるので、安全性の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の発明を示す構成図である。
【図2】 実施の形態2の発明を示す構成図である。
【図3】 実施の形態3の発明を示す構成図である。
【図4】 実施の形態4の発明を示す構成図である。
【図5】 実施の形態5の発明を示す構成図である。
【図6】 実施の形態6の発明を示す構成図である。
【図7】 実施の形態7の発明を示す構成図である。
【図8】 従来の電気車用空気ブレーキ装置の構成図で
ある。
【符号の説明】
7 ブレーキ設定手段、8,13 中央制御手段、9
a,9b,16,17,21a,21b 端末制御手
段、10a,10b 電空変換弁、11a,11b ブ
レーキシリンダ、12,14 ブレーキ指令手段、1
5,19,22 異常検出切換手段、18 圧縮空気供
給手段、20 空気弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−9980(JP,A) 特開 平7−69200(JP,A) 特開 平3−32971(JP,A) 特開 平7−96826(JP,A) 特開 平7−69204(JP,A) 特開 平6−40324(JP,A) 特開 昭62−55255(JP,A) 実開 昭62−145873(JP,U) 特公 昭63−12831(JP,B1) 国際公開95/013946(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 8/88 B60T 13/66 B60T 13/74

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ指令を出すブレーキ設定手段
    と、上記ブレーキ指令に対する空気ブレーキ力を指令す
    る中央制御手段と、上記空気ブレーキ力に対応した電気
    信号を出す複数の端末制御手段と、上記電気信号に対応
    した所定の圧力の圧縮空気に変換する電空変換弁と、こ
    の電空変換弁からの圧縮空気により上記空気ブレーキ力
    を発生するブレーキシリンダとを備えた電気車用空気ブ
    レーキ装置において、上記端末制御手段の異常を検出し
    健全な上記端末制御手段から異常が検出された上記端末
    制御手段側の上記電空変換弁へ上記電気信号を指令する
    異常検出切換手段を設け、該電気信号は、異常が検出さ
    れた上記端末制御手段側の車両重量を利用して決定する
    ことを特徴とする電気車用空気ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 ブレーキ指令を出すブレーキ設定手段
    と、上記ブレーキ指令に対する空気ブレーキ力を指令す
    る中央制御手段と、上記空気ブレーキ力に対応した電気
    信号を出す複数の端末制御手段と、上記電気信号に対応
    した所定の圧力の圧縮空気に変換する電空変換弁と、こ
    の電空変換弁からの圧縮空気により上記空気ブレーキ力
    を発生するブレーキシリンダとを備えた電気車用空気ブ
    レーキ装置において、上記電空変換弁の異常を検出し健
    全な上記電空変換弁から異常が検出された上記電空変換
    弁側の上記ブレーキシリンダへ上記圧縮空気を供給する
    圧縮空気供給手段を設けたことを特徴とする電気車用空
    気ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 ブレーキ指令を出すブレーキ設定手段
    と、上記ブレーキ指令に対する空気ブレーキ力を指令す
    る中央制御手段と、上記空気ブレーキ力に対応した電気
    信号を出す複数の端末制御手段と、上記電気信号に対応
    した所定の圧力の圧縮空気に変換する電空変換弁と、こ
    の電空変換弁からの圧縮空気により上記空気ブレーキ力
    を発生するブレーキシリンダとを備えた電気車用空気ブ
    レーキ装置において、上記端末制御手段の異常を検出し
    切換信号を出す異常検出切換手段と、上記切換信号によ
    り健全な上記端末制御手段側の上記電空変換弁から異常
    が検出された上記端末制御手段側の上記ブレーキシリン
    ダへ圧縮空気を供給する空気弁とを設けたことを特徴と
    する電気車用空気ブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 ブレーキ指令を出すブレーキ設定手段
    と、上記ブレーキ指令に対する空気ブレーキ力を指令す
    る中央制御手段と、上記空気ブレーキ力に対応した電気
    信号を出す複数の端末制御手段と、上記電気信号に対応
    した所定の圧力の圧縮空気に変換する電空変換弁と、こ
    の電空変換弁からの圧縮空気により上記空気ブレーキ力
    を発生するブレーキシリンダとを備えた電気車用空気ブ
    レーキ装置において、上記端末制御手段の異常を検出し
    健全な上記端末制御手段の上記電気信号を、異常が検出
    された上記端末制御手段の上記電気信号の値の範囲まで
    増大させる切換信号を出す異常検出切換手段を設けたこ
    とを特徴とする電気車用空気ブレーキ装置。
JP21352795A 1995-08-22 1995-08-22 電気車用空気ブレーキ装置 Expired - Lifetime JP3466338B2 (ja)

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