JPH11318922A - レーザ脱毛方法、皮膚保持具並びに手袋及び指サック - Google Patents

レーザ脱毛方法、皮膚保持具並びに手袋及び指サック

Info

Publication number
JPH11318922A
JPH11318922A JP10127833A JP12783398A JPH11318922A JP H11318922 A JPH11318922 A JP H11318922A JP 10127833 A JP10127833 A JP 10127833A JP 12783398 A JP12783398 A JP 12783398A JP H11318922 A JPH11318922 A JP H11318922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
laser beam
laser
flap
hair removal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10127833A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Utsuki
龍一 宇津木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAIHATSU KOMONSHITSU KK
Original Assignee
KAIHATSU KOMONSHITSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAIHATSU KOMONSHITSU KK filed Critical KAIHATSU KOMONSHITSU KK
Priority to JP10127833A priority Critical patent/JPH11318922A/ja
Priority to EP99918369A priority patent/EP1042974A4/en
Priority to US09/462,395 priority patent/US6419672B1/en
Priority to PCT/JP1999/002428 priority patent/WO1999058014A1/ja
Publication of JPH11318922A publication Critical patent/JPH11318922A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B18/18Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by applying electromagnetic radiation, e.g. microwaves
    • A61B18/20Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by applying electromagnetic radiation, e.g. microwaves using laser
    • A61B18/203Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by applying electromagnetic radiation, e.g. microwaves using laser applying laser energy to the outside of the body
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B42/00Surgical gloves; Finger-stalls specially adapted for surgery; Devices for handling or treatment thereof
    • A61B42/20Finger-stalls specially adapted for surgery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B2018/00315Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body for treatment of particular body parts
    • A61B2018/00452Skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B2018/00315Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body for treatment of particular body parts
    • A61B2018/00452Skin
    • A61B2018/00476Hair follicles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B42/00Surgical gloves; Finger-stalls specially adapted for surgery; Devices for handling or treatment thereof

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Laser Surgery Devices (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 周辺組織に影響を与えない程度に出力を
抑えたレーザビームを用いても皮膚表面から5〜6mm
程度の深さにまでレーザを到達させられるようにするこ
とでより効果的に脱毛を行えるようにするレーザ脱毛方
法と、及びそれに用いる器具とを提供する。 【解決手段】 被験者の皮膚を引っ張り出しそれを圧迫
することで皮膚の一部を皮弁状にし、皮膚の前記皮弁状
とした部位にレーザビームを照射することによって脱毛
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、美容技術に関し、
特には被験者の皮膚にレーザビームを照射することによ
って脱毛を行うレーザ脱毛技術及びその周辺器具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】レーザは、様々な分野に応用され高い成
果を上げているが、皺の除去、痣の除去などへの応用に
より、医療、美容分野でも大きな成果をあげるに至って
いる。またここ数年来で、レーザを用いた脱毛技術が実
現されており、美容分野におけるレーザの応用範囲が広
がってきている。これらの処理は、処理対象となる物に
のみ吸収されるような波長のレーザを皮膚に照射すると
いう共通の原理に基づいて行われる。
【0003】例えば、レーザ脱毛の場合は、処理対象と
なる毛の色に吸収され易い波長のレーザビームを皮膚に
照射することにより脱毛処理を行う。この技術は、皮膚
の内部に埋もれた毛及び毛を生み出す組織を選択的に破
壊できるものであり、他の脱毛方法と比較して手間がか
からず、簡易且つ確実な技術であるため大きな利点を持
つ。
【0004】しかしながら、上記レーザ脱毛方法にも改
良すべき点がないわけではない。即ち、レーザビーム
は、皮膚表面の組織に影響を与えずに到達できる限度が
皮膚表面から3〜5mm程度の深さまでであり、それ以
上の深さにまでレーザビームを到達させるのは事実上困
難である。この程度の深さましかレーザビームが到達し
ないとすれば、細い毛(毛根の深さが皮膚表面から2〜
3mm)の処理は十分に行えるものの、処理についての
要求が大きい太い毛(毛根の深さが皮膚表面から5〜6
mm)の処理を効果的に行うのは困難であり、処理が不
十分な場合には毛の再生率が高くなるおそれもある。一
方、皺除去や、治療としての痣除去の場合にも同様の困
難があり、皮膚の深い部分にまでいかにレーザを到達さ
せるかという問題が現在クローズアップされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、周
辺組織に影響を与えない程度に出力を抑えたレーザビー
ムを用いても皮膚表面から5〜6mm程度の深さにまで
レーザを到達させられるように上記方法を改良すること
によりレーザ脱毛方法を効果的に行えるようにすること
を目的とすると共に、レーザ脱毛技術のみならず、この
方法と同様の課題を抱える痣除去、皺除去技術にも応用
可能であり、これらの処理を簡易に行えるようにできる
器具の提供をも目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のレーザ脱毛方法では、被験者の皮膚にレー
ザビームを照射することによって脱毛を行うレーザ脱毛
方法を基本としつつ、被験者の皮膚を引っ張り出しそれ
を圧迫することで皮膚の一部を皮弁状にし、皮膚の前記
皮弁状とした部位にレーザビームを照射することによっ
て脱毛を行うようにしている。このレーザ脱毛方法で
は、皮膚を変形、圧迫してその一部を薄い皮弁状にする
という極めて簡単な手段によって皮膚に埋もれた毛を横
倒し状態とすることで、深い位置にある毛根を皮膚表面
に近づけた状態に保ちながら皮膚にレーザビームを照射
できるようになる。従って、レーザビームを高出力にせ
ずとも、レーザビームが毛根などの処理対象物まで到達
するようになり、深い位置までレーザビームを到達させ
たと同様の結果を得られるようになる。
【0007】上記方法を行うには、被験者の皮膚を引っ
張り出すことで皮膚の一部を皮弁状に張り出させると共
に該皮弁状にした皮膚を圧迫しながら保持することが必
要である。この行為は、本発明の方法を用いる者が自ら
の手で皮膚を摘まむことにより簡単に行うことができ
る。但し、この場合、脱毛方法を実行する者の手にレー
ザビームが過剰に照射されるのを防ぐことを考慮すれ
ば、レーザビームを透過しないような指サック又は手袋
を用いるのが好ましい。例えば、レーザビームを吸収、
反射する物質を混入したゴムにより、上記のような指サ
ック乃至手袋を得ることができる。
【0008】皮膚の保持は、上記のように「手」で行う
のみならず、保持手段を備え、且つ皮弁状として保持さ
れた皮膚に対してレーザビームの照射ができるようにさ
れた皮膚保持具を利用することによって行うこともでき
る。この場合の保持手段は、皮膚を皮弁状にし、その皮
弁状にした皮膚を圧迫しながら保持できるようなもので
あればどのようなものでも良いが、レーザービームに対
して透明性を有する透明体(以下、単に「透明体」とい
う。)で形成したトング様のものや皮弁状にした皮膚に
臨む開口部を設けたトング様のものにより、或いは内部
の負圧化が可能とされ透明体で形成した吸引筒により、
これを構成することができる。トング様のものを保持手
段として用いる場合には、その保持手段の両先端部間に
皮膚を挟み込むことにより皮膚を圧迫しながら皮弁状と
して保持する。また、保持手段として吸引筒を用いる場
合には、例えば断面を偏平な略楕円形状とした吸引筒の
内部に皮膚を吸引することによって、吸引筒内で皮弁状
となった皮膚を圧迫しながら保持する。トング様に或い
は吸引筒として形成された保持手段は、皮弁状にして保
持される皮膚に対して臨む開口部や透明体により形成さ
れた部分を備えているので、皮弁状にして保持した皮膚
に対して外部から自由にレーザビームを照射できる。
【0009】また、回転可能なローラを利用することに
より、この保持手段を構成することもできる。例えば、
駆動手段と接続することで回転可能とされているローラ
と、該ローラから若干の距離を置くと共にローラの回転
軸に対して平行に配置された板体とから保持手段を構成
することができる。具体的には、トング様にした器具の
一方の先端面に、他方の先端面に対して平行な回転軸を
有するローラを取り付けてなる保持手段が考えられる。
この保持手段では、皮膚を巻き込む方向でローラを回転
させることにより、ローラと板体との間に、を皮弁状に
した皮膚を圧迫しながら挟持することができる。また、
その少なくとも一方が駆動手段と接続されたローラを、
若干の距離を置くと共にそれらの回転軸が互いに平行に
なるように配置することにより保持手段を構成すること
もできる。この場合も、ローラの回転力により皮膚を巻
き込み、皮弁状にした皮膚を両ローラ間で挟持する。
尚、この場合も、ローラや板体の一部を透明体で成形す
ることにより、外部からのレーザビーム照射が可能にな
る。
【0010】また、上記の皮膚保持具には、皮弁状にし
て保持された皮膚に臨む位置にレーザビーム照射端を設
けるのが好ましい。トング、ローラ、吸引部などを保持
手段として含む皮膚保持具とレーザ照射端とを一体化す
ることで、「皮膚の一部を皮弁状にする」、「皮弁状と
した皮膚にレーザビームを照射する」という作業を一連
として行えるようになり、脱毛作業効率を上げられるよ
うになる。また、前記レーザ射出端は、膜状にした皮膚
の全面を自動的に走査するようにすると更に好ましい。
このようにすれば、脱毛作業の更なる効率向上が見込め
る。尚、被験者の皮膚への負担を減少させるため、本発
明における保持手段の皮膚と接触する面には、一定の弾
性を与えるのが好ましい。
【0011】また、以上で説明した脱毛方法では、レー
ザビームを反射する反射体を、皮膚の皮弁状とした部位
の背後に配してレーザビームを照射するのが好ましい。
そうすることにより、皮弁状にした皮膚を貫通したレー
ザビームが皮膚内部に再度照射されることになり、脱毛
の効率をより一層向上させられるようになる。
【0012】この場合の反射体としては一般的な反射鏡
を用いれば十分であるが、レーザビームをその外面で反
射できるようにされた手袋乃至指サックを用いることと
し、レーザ脱毛方法を実行する者がこれをはめて作業を
行うことにすれば便利である。このような手袋乃至指サ
ックを用いれば、手で皮膚を皮弁状に保持しながら指を
皮膚の背後に添え、指の前にある皮膚にレーザビームを
照射するだけで上記反射体による効果を得られるように
なる。かかる効果を得るためには、必ずしも手袋全面に
よりレーザビームを反射できるようにする必要はなく、
皮膚を摘まむ指の「腹」の部分でレーザビームを反射で
きるようになっていれば足りる。尚、反射体は、上記皮
膚保持具と一体化して用いることも可能である。例え
ば、照射端をトング様に形成した保持手段内側面に設け
ると共に、該保持手段の内側面を鏡面にしたものなど
が、反射体とレーザ皮膚保持具の組合わせとして考えら
れる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明のレーザ美容方法の実施形態を説明する。以下の実施
形態の説明において重複する部分には同一の符号を用
い、重複説明は省略する。尚、以下の説明はレーザ脱毛
方法について行うが、レーザ痣除去又はレーザ皺除去も
ほぼ同様の方法により行うことができるため、以下の方
法で説明する器具は、レーザ皺除去及び痣除去方法にも
応用することができる。
【0014】図1は、本発明によるレーザ脱毛方法の一
実施形態を示すものである。この方法では、図1に示す
如く、この方法の実施者が自らの手1で被験者の皮膚2
を摘まみ、摘まんだ皮膚2を引っ張り出すことで皮膚2
の一部を皮弁状に張り出させ、そして該皮弁状とした皮
膚2を圧迫しながら、レーザ脱毛を行うものとしてい
る。この実施者は、手1に、レーザビームを反射する粉
末を混練してなるゴムにより成形された手袋3をしてお
り、その手袋3の外面には、反射体としての鏡面フィル
ム4が張り付けられている。
【0015】図1に示した如く皮膚2の一部を皮弁状に
したら、その皮弁状とした部位にレーザビームを照射す
る。このとき、レーザビームは、皮弁状とした部分の皮
膚に対して垂直に近い角度で照射するのが好ましい。皮
弁状とした皮膚2の厚さによっては、レーザビームが皮
膚2を貫通する場合もあるが、皮弁状とした皮膚2の背
後に、図示した如く指を添えていれば、貫通したレーザ
ービームを、手袋3の表面に張り付けた鏡面フィルム4
によって、皮弁状とした皮膚2内部へと再度反射させる
ことができる。以上説明したようにしてレーザ脱毛を行
う。尚、この実施形態における手袋3ではその外面全体
に鏡面フィルム4を貼り付けているが、少なくとも人差
し指及び中指の「腹」の部分に鏡面フィルム4が張り付
けられていれば上記効果と同様の効果を得られる。ま
た、手袋3を指サック状のものに代えても上記脱毛方法
を行うことができる。
【0016】図2は、本発明による脱毛方法の他の実施
形態を示すものである。この方法では、皮膚保持具5を
用いて美容方法を行うものとしている。
【0017】この皮膚保持具5は、保持手段6と、レー
ザ照射用のハンドピース7とを備えている。保持手段6
はトング様に形成されており、その持ち手部分にはスイ
ッチ8が設けられている。またその先端には皮膚2を摘
まんで圧迫することにより、皮膚2を皮弁状にして保持
し易くする幅広の保持面9が設けられている。また、保
持手段6内側に面する保持面9には、反射体としての鏡
4が貼り付けられている。
【0018】ハンドピース7は、図示せぬレーザ発振器
に接続されると共に一方の保持手段6に取り付けられて
いる。ハンドーピース7が取り付けられた側の保持面9
には、透明体により形成された窓部10が設けられてお
り、ハンドピース7の照射端11は、保持手段6内側の
保持面9に皮膚2を挟んだときに、前記窓部10を通し
て皮弁状とされた皮膚2に臨むようになっている。ま
た、このハンドピース7は、保持手段に設けられた図示
せぬ走査機構により、窓部10から覗く皮膚全体を走査
できるようになっている。尚、レーザ照射のON/OF
Fは、足元に設けた図示せぬフットスイッチにより行え
るようになっており、またレーザ射出端11によって窓
部10越しに行う皮膚2の走査は、保持手段6の外側に
設けられたスイッチ8により任意のタイミングで行える
ようになっている。
【0019】このレーザ照射具5を用いたレーザ脱毛方
法は、以下の通りである。即ち、実施者は、被験者の皮
膚2を保持手段6で挟み込み、圧迫することにより、皮
膚2の一部を薄い皮弁状にして保持面9の間で保持す
る。そして、この状態で、スイッチ8操作することによ
りレーザビームを照射することにより脱毛を行う。この
とき、皮膚2を貫通した光は保持面9内側に設けた鏡4
によって反射され、再び脱毛処理に寄与する。尚、この
実施形態においては、トング様とした保持手段6の一端
のみにハンドピース7を取り付けてあるが、その両端に
ハンドピース7を取り付けることも勿論可能である。
【0020】
【実施例】本発明にかかる方法(レーザ射出具を用いな
い方法)によりレーザ脱毛を行った後の皮膚断面の拡大
写真を図3で示す。この方法によれば、皮膚の深い部位
にまでレーザビームの影響があり、皮膚表面から約6m
mの深さにある毛根も破壊されているることがわかる。
【0021】
【比較例】従来の方法によりレーザ脱毛を行った後の皮
膚断面の拡大写真を図4で示す。この従来方法によれ
ば、図3の場合と比較して、皮膚の浅い部位にしかレー
ザビームの影響がないことがわかる。尚、図4中(A)
は処理前の毛であり、(B)は処理後の毛である。
【0022】
【発明の効果】本発明のレーザ美容方法は、その一部を
薄い皮弁状にするという極めて簡単な手段を用いること
により、毛根を皮膚表面に近づけた状態でレーザビーム
を照射できるようにしたので、レーザビームを高出力に
せずとも、深い位置までレーザビームを到達させられる
ようになる。また、反射体を用いることにより、レーザ
ビームを無駄なく利用できるようになり高い効率での脱
毛処理が可能になる。また、反射体で外面を覆った手袋
や、皮膚保持具を用いることで、その作業効率をより向
上させられるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーザ脱毛方法の一実施形態を説
明するための説明図。
【図2】本発明によるレーザ脱毛方法の他の実施形態を
説明するための説明図。
【図3】本発明によるレーザ脱毛方法により脱毛を行っ
た後の皮膚断面を示す拡大写真。
【図4】従来方法により脱毛を行った後の皮膚断面を示
す拡大写真。
【符号の説明】
1 手 2 皮膚 3 手袋 4 反射体 5 皮膚保持具 6 保持手段 7 ハンドピース 8 スイッチ 9 保持面 10 窓部 11 照射端

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被験者の皮膚にレーザビームを照射する
    ことによって脱毛を行うレーザ脱毛方法において、 被験者の皮膚を引っ張り出しそれを圧迫することで皮膚
    の一部を皮弁状にし、皮膚の前記皮弁状とした部位にレ
    ーザビームを照射することによって脱毛を行うようにし
    たことを特徴とするレーザ脱毛方法。
  2. 【請求項2】 レーザビーム反射用の反射体を、皮膚の
    皮弁状とした部位の背後に配してレーザビームを照射す
    るようにした請求項1記載のレーザ脱毛方法。
  3. 【請求項3】 被験者の皮膚を引っ張り出すことで皮膚
    の一部を皮弁状に張り出させると共に該皮弁状にした皮
    膚を圧迫しながら保持できるようにされた保持手段を備
    え、且つ皮弁状にして圧迫状態で保持される皮膚に対し
    てレーザビームの照射ができるようにされた皮膚保持
    具。
  4. 【請求項4】 皮弁状にして保持された皮膚へ臨む位置
    にレーザビーム照射端が設けられた請求項3記載の皮膚
    保持具。
  5. 【請求項5】 レーザビームを透過しない手袋又は指サ
    ック。
  6. 【請求項6】 レーザビームをその外面で反射できるよ
    うにされた手袋又は指サック。
JP10127833A 1998-05-11 1998-05-11 レーザ脱毛方法、皮膚保持具並びに手袋及び指サック Pending JPH11318922A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10127833A JPH11318922A (ja) 1998-05-11 1998-05-11 レーザ脱毛方法、皮膚保持具並びに手袋及び指サック
EP99918369A EP1042974A4 (en) 1998-05-11 1999-05-11 LASER HAIR PROCESSING, SKIN HOLDING APPAREL, GLOVE AND FINGERLING
US09/462,395 US6419672B1 (en) 1998-05-11 1999-05-11 Laser depilating method, skin holding tool and glove and finger stall
PCT/JP1999/002428 WO1999058014A1 (fr) 1998-05-11 1999-05-11 Procede d'epilation laser, gant de protection et pince

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10127833A JPH11318922A (ja) 1998-05-11 1998-05-11 レーザ脱毛方法、皮膚保持具並びに手袋及び指サック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11318922A true JPH11318922A (ja) 1999-11-24

Family

ID=14969799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10127833A Pending JPH11318922A (ja) 1998-05-11 1998-05-11 レーザ脱毛方法、皮膚保持具並びに手袋及び指サック

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6419672B1 (ja)
EP (1) EP1042974A4 (ja)
JP (1) JPH11318922A (ja)
WO (1) WO1999058014A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023162980A1 (ja) * 2022-02-25 2023-08-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 光美容器、光美容システム

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7250047B2 (en) * 2002-08-16 2007-07-31 Lumenis Ltd. System and method for treating tissue
US7837675B2 (en) * 2004-07-22 2010-11-23 Shaser, Inc. Method and device for skin treatment with replaceable photosensitive window
US8276590B2 (en) 2005-05-18 2012-10-02 Cooltouch Incorporated Thermally mediated tissue molding

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62161368A (ja) * 1985-11-14 1987-07-17 ルイ・ポ−ル・ギテイ 人体にマツサ−ジを施すための装置
JPS63211304A (ja) * 1987-02-25 1988-09-02 旭化成株式会社 レ−ザ−防護用衣料
JPH06121797A (ja) * 1992-02-27 1994-05-06 United States Surgical Corp 身体組織の皮内ステープル留めを行う装置及び方法
WO1996023447A1 (en) * 1995-02-01 1996-08-08 The General Hospital Corporation Hair removal using optical pulses

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3948295A (en) 1972-07-17 1976-04-06 Summa Corporation Insulation system
JP2954628B2 (ja) 1990-01-17 1999-09-27 バブコツク日立株式会社 微粉炭バーナ
US5226907A (en) 1991-10-29 1993-07-13 Tankovich Nikolai I Hair removal device and method
US5993439A (en) * 1994-08-29 1999-11-30 Cell Robotics, Inc. Lens shield for laser skin perforation
US5632741A (en) * 1995-01-20 1997-05-27 Lucid Technologies, Inc. Epilation system
JP3466338B2 (ja) 1995-08-22 2003-11-10 三菱電機株式会社 電気車用空気ブレーキ装置
US5722959A (en) * 1995-10-24 1998-03-03 Venetec International, Inc. Catheter securement device
JP3036232U (ja) 1996-09-26 1997-04-15 ヤーマン株式会社 光脱毛装置
US5938657A (en) * 1997-02-05 1999-08-17 Sahar Technologies, Inc. Apparatus for delivering energy within continuous outline
US6162185A (en) * 1997-03-28 2000-12-19 Seiko Epson Corporation Touch detecting device, touch notifying device, information inputting device, touch replicating device, touch transmission system, pulse diagnostic device, pulse diagnosis training device, and pulse diagnostic information transmission device
JP4056091B2 (ja) * 1997-05-15 2008-03-05 パロマー・メディカル・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 皮膚科的治療方法及び装置
EP1566149A1 (en) * 1998-03-12 2005-08-24 Palomar Medical Technologies, Inc. System for electromagnetic radiation of the skin
US6228074B1 (en) * 1998-10-15 2001-05-08 Stephen Almeida Multiple pulse photo-epilator

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62161368A (ja) * 1985-11-14 1987-07-17 ルイ・ポ−ル・ギテイ 人体にマツサ−ジを施すための装置
JPS63211304A (ja) * 1987-02-25 1988-09-02 旭化成株式会社 レ−ザ−防護用衣料
JPH06121797A (ja) * 1992-02-27 1994-05-06 United States Surgical Corp 身体組織の皮内ステープル留めを行う装置及び方法
WO1996023447A1 (en) * 1995-02-01 1996-08-08 The General Hospital Corporation Hair removal using optical pulses
JPH11501231A (ja) * 1995-02-01 1999-02-02 ザ・ゼネラル・ホスピタル・コーポレーション 光パルスを使用する毛の除去

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023162980A1 (ja) * 2022-02-25 2023-08-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 光美容器、光美容システム

Also Published As

Publication number Publication date
US6419672B1 (en) 2002-07-16
WO1999058014A1 (fr) 1999-11-18
EP1042974A4 (en) 2009-03-04
EP1042974A1 (en) 2000-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9084587B2 (en) Method and apparatus for personal skin treatment
EP0666726B1 (en) Laser perforator
ES2380619T3 (es) Mordazas para el cordón umbilical y cortadores
US4700476A (en) Shaver for a medical treatment preparation procedure
US20080215039A1 (en) Method and Apparatus for Inhibiting Pain Signals During Vacuum-Assisted Medical Treatments of the Skin
GB2042902A (en) Surgical cutting device
US20110202115A1 (en) Hair growth modulation device
WO1994009713A9 (en) Laser perforator
US4813133A (en) Apparatus for a medical treatment preparation procedure
JPH11318922A (ja) レーザ脱毛方法、皮膚保持具並びに手袋及び指サック
EP2246095A1 (en) Light irradiation beauty appliance
CN109288561B (zh) 微疱植皮术
Kauvar et al. Principles and practices in cutaneous laser surgery
US3452741A (en) Conetome
JP2003126276A (ja) 医療・美容用レーザー照射装置
EP4082456A1 (en) Virus removal device and virus removal system
CN113635356B (zh) 一种便捷式体毛刀
JP2960756B2 (ja) 局所照射のできる光脱毛用の光照射プローブ
CN215660368U (zh) 一种方便观察毛发剔除面的体毛刀
KR102387954B1 (ko) 피부흉터 미세 박피제거기
KR102676749B1 (ko) 모발 추출용 핸드피스
CN2209506Y (zh) 一次性备皮剃刀
Ito et al. Dermabrasion using an ultrasonic surgical aspirator
JP3033544U (ja) 携帯式スキンケア用レーザ光線照射装置
CN2251357Y (zh) 烧伤专用耕耘换药刀

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070827

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071002