JPH0767207A - バッテリ式フォークリフトの回生制動装置 - Google Patents

バッテリ式フォークリフトの回生制動装置

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JPH0767207A
JPH0767207A JP21292793A JP21292793A JPH0767207A JP H0767207 A JPH0767207 A JP H0767207A JP 21292793 A JP21292793 A JP 21292793A JP 21292793 A JP21292793 A JP 21292793A JP H0767207 A JPH0767207 A JP H0767207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive motor
brake
main
brake system
torque sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP21292793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Hirai
秀徳 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication of JPH0767207A publication Critical patent/JPH0767207A/ja
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 主制動の大きさに合わせて駆動モータの回生
制動力を決定することができるバッテリ式フォークリフ
トの回生制動装置を提供する。 【構成】 バッテリ式フォークリフトは、ブレーキペダ
ルの踏み込みによりマスタシリンダを介して主ブレーキ
装置8を作動し、直流駆動モータ4によりホイール3を
駆動する。直流駆動モータ4のモータ軸にトルクセンサ
6と主ブレーキ装置の構成部材7とを装着すると共に、
直流駆動モータ4のモータ駆動回路17に結合されたコ
ントローラ9をトルクセンサ6に接続し、該トルクセン
サにより主ブレーキ装置の作動時のモータ軸のトルクを
検出して直流駆動モータ4の回生制動を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーキペダルの操作
により作動する主ブレーキ装置を有し、直流駆動モータ
によりホイールを駆動する形式のバッテリ式フォークリ
フトに関し、特に、この直流駆動モータの回生制動に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】バッテリ式フォークリフトは、バッテリ
に蓄えた電気エネルギを動力源とする直流モータを有
し、これにより駆動を行う。直流モータの電気的制動法
には一般的に、プラッギング制動と、回生制動とがある
が、後者は、直流モータに発生する制動エネルギを電源
即ちバッテリに戻す方式であるため、エネルギの回収が
可能であり、バッテリ式フォークリフトにおいて多用さ
れている。
【0003】従来の回生制動システムでは、ブレーキペ
ダルを踏み込むと、そこに取り付けられた回転センサが
同ブレーキペダルの回転角を検出して回転角信号をコン
トローラへ送出し、そして、同コントローラは回転角信
号により設定された制動力を直流モータである駆動モー
タに加え、かくして直流モータの回生制動が行われる。
より具体的には、回生制動システムは、回生制動時にチ
ョッパ制御により断続的にバッテリへの充電(回生)を
繰り返している。そして、ブレーキペダルの回転角が大
きいときには、コントローラが前述のバッテリへの充電
時間を増やすことで、制動力を大きくすると共に、エネ
ルギの回収量を多くしている。一方、ブレーキペダル
は、リンクを介してマスタシリンダを押し、フォークリ
フトのホイール内に組み込まれた主ブレーキ系統が油圧
により働き、同ホイールに制動を掛けるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ブレーキペダ
ルは周知のように主ブレーキ系統の作動に対し遊びを有
しており、ブレーキペダルを踏み込んだ場合、最初の遊
びの部分では回転角の変化が大きいが、主ブレーキ系統
が働く時には回転角の変化は殆どないか小さい。このた
め、回生制動を、主ブレーキと同様に作動させようとし
ても、ブレーキペダルの回転角の変化が小さく検出が困
難である。主ブレーキ系統の遊びの範囲から回生制動を
開始することで前述の問題は回避されるが、遊びの範囲
で強い制動力を加えることはできず、また、強い制動力
が必要な範囲を検出することは困難なため、この場合も
回生制動の効果を大きくすることができない。従って、
本発明は、主制動の大きさに合わせて駆動モータの回生
制動力を決定することにより上記の問題を解決すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明による回生制動装置は、ブレーキペダルの操
作により作動する主ブレーキ装置を有し、直流駆動モー
タによりホイールを駆動する形式のバッテリ式フォーク
リフトにおいて、前記ホイールと前記主ブレーキ装置と
の間にトルクセンサーを介在し、前記直流駆動モータの
モータ駆動回路に結合されたコントローラを前記トルク
センサに接続し、該トルクセンサにより前記主ブレーキ
装置の作動時の制動力をトルクとして検出して前記直流
駆動モータの回生制動を行うことを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】フォークリフトの減速もしくは停止時にブレー
キペダルを踏むと、主ブレーキ装置が作動されて、動力
伝達経路に設置された主ブレーキ装置の構成部材に制動
力が加えられ、同主ブレーキ装置とホイールとの間に設
けられたトルクセンサには制動力に応じたトルクを表す
出力信号が発生する。この信号はコントローラに送ら
れ、同コントローラにより駆動モータの回生制動が指令
される。
【0007】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例について添付図
面を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は同一
又は対応部分を示すものとする。図1は、本発明による
バッテリ式フォークリフトの部分平面図で、フレーム1
には、図示しないバッテリに加えて、両端に回転自在の
ホイール3を有する車軸2と、上記バッテリを電源とす
る直流モータからなる駆動モータ4とが設けられてい
る。駆動モータ4の出力軸の一端側は、車軸2に装着さ
れた差動装置5に接続されており、他端側は、周知のも
のでよいトルクセンサ6を介してブレーキディスク(主
ブレーキ装置の構成部材)7に接続されている。該ブレ
ーキディスク7の近傍には、例えば図示の形態の液圧ブ
レーキ(主ブレーキ装置)8が設けられる。また、トル
クセンサ6により検出されたトルクを表すその出力信号
はマイクロコンピュータとすることができるコントロー
ラ9に接続され、該コントローラ9は、駆動モータ4を
制御するモータ駆動回路17に接続されている。
【0008】一方、図2は、キャビンのフロアの下方に
存在する主ブレーキ系統の一部を平面図で示すもので、
上記フロアの下方から上方に突き出るブレーキペダル1
0は、リンク12、回動軸13及びリンク14等を介し
てマスタシリンダ15に作動上連係しており、同ブレー
キペダル10を踏み込むことにより、上述したリンク1
2、回動軸13及びリンク14等を介してマスタシリン
ダ15内のピストン(図示せず)を押し、ペダル踏力を
液圧に変換する。尚、上述した主ブレーキ系統は、フレ
ーム1に直接的又は間接的に装着された取付ブラケット
11に取り付けられており、符号16はペダル10のリ
ターンスプリングを表している。
【0009】図1及び図2において、マスタシリンダ1
5の圧力室に接続された出口配管15aは、上述した液
圧ブレーキ8まで延び、その入口配管8aに接続されて
いる。尚、図示の実施例では、ディスクブレーキを用い
ているが、ドラムブレーキを用いてもよい。また、特に
液圧ブレーキに限定されるものではなく、例えば、エア
ブレーキ等であってもよい。
【0010】以上のように構成されているため、ブレー
キペダル10を踏むとマスタシリンダ15のピストンが
押され、その圧力室に発生した液圧により、ブレーキ8
が作動して、ブレーキディスク7の両側面にパッド8b
を押し当て、制動力が加えられる。この制動トルクは、
トルクセンサ6によって検出され、該トルクの大きさに
応じた出力信号が発生してコントローラ9に送られる。
従って、コントローラ9は、トルクに応じた回生制動を
行うようモータ駆動回路17に指令し駆動モータ4を制
御する。なお、特に本実施例では、ブレーキ8が駆動モ
ータに設けられるので、フォークリフト停止時の電磁ブ
レーキとして用いることもできる。
【0011】図3は、本発明の変形実施例を示す図で、
第1の実施例と異なる点についてのみ説明すると、第1
の実施例では、トルクセンサ6及びブレーキディスク7
が駆動モータ4の出力軸の反ホイール側に設けられてい
たが、この変形実施例では、同出力軸のホイール側に設
けられている。該変形実施例においても、図示しないブ
レーキペダルを踏むと、マスタシリンダを介してブレー
キ8が作動してブレーキディスク7にパッド8bを圧接
することにより、トルクセンサ6にトルクが発生し、そ
の信号がコントローラ9に送られ、モータ駆動回路17
の制御下にトルクの大きさに応じた回生制動力を駆動モ
ータ4に与えることができる。なお、この変形実施例で
はブレーキ8の制動力によるトルクが駆動モータ4の出
力軸に加わらないため、同出力軸を相対的に小径にする
ことができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ブレー
キペダル操作時の主ブレーキ系統の制動力をトルクとし
て検出し、同トルクに基づいて回生制動を行うので、回
生制動の大きさをブレーキペダルの操作力に合わせて大
きく変化させることができ、効率的な回生制動が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による回生制動装置を備えたバッテリ
式フォークリフトの要部を一部断面で示す平面図であ
る。
【図2】 図1の回生制動装置のブレーキへ液圧を供給
する主ブレーキ系統を示す平面図である。
【図3】 本発明の変形実施例を示す、図1に類似する
図である。
【符号の説明】
3…ホイール、4…直流駆動モータ、6…トルクセン
サ、7…ブレーキディスク(主ブレーキ装置の構成部
材)、8…液圧ブレーキ(主ブレーキ装置)、9…コン
トローラ、10…ブレーキペダル、15…マスタシリン
ダ、17…モータ駆動回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルの操作により作動する主
    ブレーキ装置を有し、直流駆動モータによりホイールを
    駆動する形式のバッテリ式フォークリフトにおいて、 前記ホイールと前記主ブレーキ装置との間にトルクセン
    サーを介在し、前記直流駆動モータのモータ駆動回路に
    結合されたコントローラを前記トルクセンサに接続し、
    該トルクセンサにより前記主ブレーキ装置の作動時の制
    動力をトルクとして検出して前記直流駆動モータの回生
    制動を行うことを特徴とする回生制動装置。
JP21292793A 1993-08-27 1993-08-27 バッテリ式フォークリフトの回生制動装置 Pending JPH0767207A (ja)

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JP21292793A JPH0767207A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 バッテリ式フォークリフトの回生制動装置

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JP21292793A Pending JPH0767207A (ja) 1993-08-27 1993-08-27 バッテリ式フォークリフトの回生制動装置

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JP (1) JPH0767207A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011063145A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Mitsubishi Motors Corp 回生ブレーキトルク補助装置
CN102991349A (zh) * 2012-12-25 2013-03-27 中国矿业大学 一种矿用电液驱动无轨胶轮车
CN105081363A (zh) * 2014-05-19 2015-11-25 株式会社松浦机械制作所 移动型尾座
US20170107088A1 (en) * 2015-10-20 2017-04-20 Big Lift, Llc Brake System For A Forklift Truck

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JP2011063145A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Mitsubishi Motors Corp 回生ブレーキトルク補助装置
CN102991349A (zh) * 2012-12-25 2013-03-27 中国矿业大学 一种矿用电液驱动无轨胶轮车
CN105081363A (zh) * 2014-05-19 2015-11-25 株式会社松浦机械制作所 移动型尾座
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