JP2001016691A - 圧電発音体及びその製造方法 - Google Patents

圧電発音体及びその製造方法

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JP2001016691A JP11186266A JP18626699A JP2001016691A JP 2001016691 A JP2001016691 A JP 2001016691A JP 11186266 A JP11186266 A JP 11186266A JP 18626699 A JP18626699 A JP 18626699A JP 2001016691 A JP2001016691 A JP 2001016691A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音量の低下を招くことなく、良好な音質を得
ることができる圧電発音体及びその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 駆動板14及び錘16の質量及び/又は
厚みは、振動板12の質量及び/又は厚みよりも大きく
なるように形状などが設定される。このようにすること
で、圧電発音体50としての共振周波数を低くしてもそ
の音圧は高く、かつ、広い周波数帯域でフラットとなる
音圧振動を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子音響機器,通
信機器,電子機器などに使用される圧電発音体及びその
製造方法に関するものである。
【0002】
【背景技術】圧電発音体は、簡易な電気音響変換手段と
して広く利用されており、特に近年は携帯電話などの分
野で多用されている。一般的には、図7(A)に断面を
示すように、圧電駆動板100を金属振動板110に貼
り合わせた構成となっている。圧電材としては、例え
ば、圧電性セラミックス{ジルコン酸チタン酸鉛(略し
てPZT),チタン酸バリウム,ジルコン酸鉛,チタン
酸鉛などを主成分とするセラミックス}が用いられる。
このような圧電材を例えば円板状に成形するとともに、
焼成,分極を行って圧電駆動板100を得る。圧電駆動
板100の上面(もしくは表裏両面)には、駆動用の電
極102が設けられている。一方,金属振動板110を
形成する金属としては、例えばFe−Ni系ステンレス
材料が用いられる。前記圧電駆動板100を金属振動板
110上に導電性接着剤を用いて貼り合わせることで、
圧電発音体(あるいは圧電スピーカ,圧電ブザー)12
0を得る。
【0003】このようにして得られた圧電発音体120
には、電極102と、金属振動板110との間に、別言
すれば圧電駆動板100の表裏面に駆動信号122が印
加される。金属振動板110側は、通常アースされる。
このようにして、圧電駆動板100に電気変位を与える
と、圧電駆動板100は、図7(B)に矢印FAで示す
ように、円周方向に伸縮する。ところが、金属振動板1
10があるために全体が湾曲するようになり、結果とし
て矢印FBで示すように上下方向に振動し、音が発生す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、圧電発音体
の音圧特性は、例えば図8にグラフGAで示すようにな
る。同図中、f0は共振周波数である。また、fLは音圧
の低い周波数である。この音圧特性は、人間の可聴範
囲,例えば300Hz〜3kHzの範囲では平坦であること
が好ましい。一方、共振周波数付近では音圧が極端に大
きくなるため、再生音が人間には不自然となる。共振周
波数は、金属振動板の径を大きくすると低下する。しか
し、この方法では、圧電発音体の形状が大きくなってし
まう。また、圧電発音体の厚みを小さくすることでも、
共振周波数を下げることができる。しかし、この方法
は、構造強度上おのずと限界がある。
【0005】そこで、前記不都合を回避する方法とし
て、特開平6−78397号公報に開示された圧電発音
体がある。これによれば、圧電振動板に金属やセラミッ
クなどによる共振抑制部材が設けられる。これにより、
圧電振動板の共振作用による音圧レベルの変動が抑制さ
れるようになる。これによれば、図8にグラフGBで示す
ように、共振周波数が低域側にシフトするとともに音圧
も抑制されるようになる。ところが、この背景技術で
は、音圧レベルが極端に低下する周波数fLが現れるとい
う不都合がある。これは、圧電発音体に高次の振動が生
じているためと思われる。
【0006】本発明は、以上の点に着目したもので、音
量の低下を招くことなく、良好な音質を得ることができ
る圧電発音体及びその製造方法を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、第一に、筐体に支持された振動板と、電
極が形成された圧電材からなる駆動板を張り合わせた圧
電発音体において、前記駆動板又は振動板は、振幅を増
大させ、かつ、共振周波数を低くする振動調整部を備え
る圧電発音体を提供する。振幅及び共振周波数を調整す
る振動調整部を設けることで、音量の低下を招くことな
く、良好な音質を得ることが可能になる。
【0008】その振動調整部は、具体的には、下記の手
段が採用できる。 (1)駆動板の圧電体の内部に形成される電界が、単層
で電極を対抗させた場合の電界よりも高い電界を引き起
こすように構成し、かつ、当該駆動板の質量を、振動板
と同じ厚さで径の比が0.7の場合を基準とした場合の
質量よりも大きくする。 (2)駆動板の圧電体の内部に形成される電界が、単層
で電極を対抗させた場合の電界よりも高い電界を引き起
こすように構成し、かつ、駆動板の厚さを、振動板の厚
さよりも厚くする。 (3)駆動板に同期して駆動する圧電性の第二の駆動部
材を駆動板又は振動板に設ける。 (4)駆動板の外形寸法を振動板の外形寸法に近似させ
る。 このように振動に質量慣性を与えることによって、固有
振動周波数を下げるとともに、その共振周波数において
も高い音圧を得ることができる。また、電界、駆動性又
は外形寸法に着目して振動性を向上させるように工夫す
ることによって、高周波側に現れる高次の共振を低減で
き、振動周波数の可聴帯域における広帯域化が可能とな
り、音圧も平坦なものが得ることができる。
【0009】これらを実現するには、下記の手段を採用
することが有効である。 (1)駆動板または振動板のいずれかの中央領域に錘を
固着すること。 (2)駆動板は、内部電極を埋設した積層体を用いるこ
と。 駆動板または振動板のいずれかに錘を固着することで、
簡易に振動に質量慣性を与えることによって、固有振動
周波数を下げることができる。また、圧電体を積層する
ことで、駆動電圧の増大を伴うことなく効率的に大きな
変位量で駆動板を駆動することができるとともに、厚み
を増大することで共振周波数がシフトする。これによ
り、上記(1)〜(4)の手段を容易に実現でき、音圧
の低下を招くことなく音質が向上した圧電発音体を得る
ことができる。
【0010】また、本発明は、第二に、電極が形成され
た圧電材からなる駆動板と振動板から構成され、さらに
は、振幅及び共振周波数を調整する振動調整部を有する
圧電発音素子を用意し、筐体と該圧電発音素子を接着
し、該接着剤により振動板を支持することを特徴とする
圧電発音体の製造方法を提供する。振動調整部を設けた
圧電発音素子を予め用意し固着することで、製造コスト
を増大させることなく、音量の低下の少ない良好な音質
の圧電発音体をを得ることが可能になる。本発明の前記
及び他の目的,特微,利点は、以下の詳細な説明及び添
付図面から明瞭になろう。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
詳細に説明する。図1には、一実施形態の外観及び主要
断面が示されている。同図において、圧電発音素子10
は、全体が円板状に形成されており、振動板12上に駆
動板14を張り合わせた構成となっている。一方、圧電
発音素子10の支持枠である筐体20は、径方向断面が
略L字状であって、全体が円環状に形成されている。そ
して、この筐体20の段差22に全周にわたって設けら
れた接着剤などによる支持体24を介して、前記圧電発
音素子10が支持されている。
【0012】前記振動板12の裏面(図の下側の面)中
央には、金属製の錘16が固着されている。駆動板14
は、圧電体(圧電シート)の積層構造で内部に内部電極
30が平行に埋設されており、表面には電極32,34
が形成されている。内部電極30は、スルーホール36
によって交互に電極32,34に接続されている。そし
て、電極32は引出端子38に、電極34は引出端子4
0にそれぞれ接続されている。引出電極38,40とし
ては、金属端子やリード線など公知のものが用いられ
る。なお、振動板12や筐体20が金属であるときは、
それらから一方の端子を引き出すようにしてもよい。
【0013】次に、各構成要素について更に説明する。
圧電発音素子10の振動板12としては、公知のものを
用いることができる。例えば、10μm〜100μm程度
の厚みのステンレスなどの金属板を使用するとよい。
【0014】圧電発音素子10の駆動板14は、例え
ば、PZT系などの公知の圧電セラミックス材料を用い
た圧電セラミック積層体によって構成される。上述した
ように、表面の電極32,34と内部電極30をスルー
ホール36によって交互に接続することで、隣接する電
極間で交互の極性となる。なお、スルーホール36は、
スルーホールランドを設けるとともに、スルーホール内
を導電ペーストで充填することで形成される。振動板1
2の変位量は、駆動板14における圧電材シー卜の積層
枚数の増域によって調整することができ、積層枚数を増
やすことで容易に変位量の増大を図ることができる。積
層構造としては、図示のもの以外の各種の構造が適用可
能である。
【0015】筐体20としては、金属が望ましい。金属
を用いることで、下側に開口26を設けても強度が強く
精度のよい筐体20を得ることができる。具体的には、
マグネシウム合金などの酸化されにくく熱膨張率の小さ
な金属や、アルミニウムのような軽量な金属が望まし
い。開口26の形状,大きさ,数(図示の例は1つ)に
よって音圧を調整することができる。筐体20の形状
は、環状が望ましく、平板の切削加工あるいは打ち抜き
加工によって得ることができる。また、筐体20の段差
22の部分の内径は、振動板12の外径よりも大きく、
かつ、開口26の大きさは、振動板12の外径よりも小
さく、筐体20内に圧電発音素子10が収納される形状
寸法とする。
【0016】この筐体20に圧電発音素子10を支持す
る方法としては、筐体20にはめ込みなどによって機械
的に固定してもよいが、生産性を配慮すると、接着剤に
よって支持する方法が望ましい。ここで、振動板12が
金属である場合には、金属との接着性が良好であって、
振動を阻害しないような材質が好ましく、例えばシリコ
ン系接着剤などの柔らかい材質のものが好適である。
【0017】圧電発音素子10に取り付ける錘16とし
ては、金属片が用いられる。また、錘16を固定する位
置としては、図示のように振動板12の略中央のみなら
す、駆動板14側(電極32側,あるいは電極34側)
に固定してもよい。あるいは、錘16を前記駆動板14
の圧電体と同じ材質によって形成し、これを駆動板14
に積層して接着するようにしてもよい。このようにする
と、圧電体の積層部分が錘16として作用するのみなら
ず、第2の駆動体としても作用するようになる。また、
錘16を複数に分割して各所に設けるようにしてもよ
い。
【0018】以上のように構成された圧電発音体50
は、例えば、図中に点線で示す電子機器筐体52に対し
て、圧電発音素子10の駆動板14側が機器側となるよ
うに、取り付けられる。このように、電子機器筐体52
に直接圧電発音体50を取り付けるようにすれば、電子
機器の高密度化,特に低背化を実現することができる。
なお、電子機器筐体52に対して直接取り付ける代わり
に、開口を有する遮蔽板を駆動板側に単なるケースとし
てかぶせるようにしてもよい。
【0019】次に、外部接続用端子38,40は各種変
形が可能である。まず、リード線を駆動板14の電極3
2,34に直接電気的に接続するようにしてよい。図2
(A)に示す例は、圧電発音素子10の周囲適宜位置
に、金属端子60,62をそれぞれ取り付けたものであ
る。一方の金属端子60は、駆動板14の上面の電極3
2に電気的に接続しており、端子61として外部に接続
している。他方の金属端子62は、導電性金属による振
動板12に電気的に接続しており、端子63として外部
に接続している。振動板12は、駆動板14の裏面側の
電極34と導電性接着剤により電気的に接続している。
金属端子60,62は、金属片をクランク状に折り曲げ
たもので、筐体20の外周部位に露出している。なお、
筐体20が金属の場合は、上記金属端子60,62が筐
体20と電気的に接触しないように、それらの間に絶縁
コート64,66を設けるようにする。
【0020】図2(B)は、駆動板14の裏面側電極3
4に電気的に接続している振動板12を、筐体20にリ
ード線66で接続したものである。端子63は、筐体2
0の適宜部位から取り出される。一方の金属端子60側
は、前記図2(A)の例と同様である。
【0021】以上の図2に示したように、筐体から金属
片による端子を使用して引き出すことで、面実装可能な
圧電発音体を得ることができる。もちろん、筐体の外周
側の側面まで引き出して接続するようにしてもよい。
【0022】図3(A)に示す例は、音圧調整用の開口
71,73をそれぞれ有する平板70,72を、圧電発
音体50の筐体20の裏側もしくは表面に設けるようし
たものである。このように、音圧調整用の平板70もし
くは72を設けることで、圧電発音体50が同じ構造で
あっても、異なる音圧特性を得ることができ、金型コス
トなどの製造コストを低減できる。
【0023】次に、図4を参照しながら、上述した圧電
発音体50の主要製造工程を説明する。まず、駆動板1
4となる積層体から説明すると、PZT系組成を有する
セラミック粉末にバインダを添加したスラリを作成し、
これからドクターブレード等の方法でグリーンシートを
得る。このグリーンシートの厚みは、5μmから100
μmの範囲が望ましく、特に15μmから50μmの範囲
が望ましい。
【0024】このようにして得られたグリーンシートを
裁断するとともに、Ag,Ag/Pdなどの導電ペース
トをスクリーン印刷などの方法で印刷し、図4(A)に
示す積層シート14A〜14Cを形成する。なお、該当
個所には、スルーホール14D〜14Fをそれぞれ形成
する。その後、同図(B)に示すように、各積層シート
14A〜14Cを積層するとともに圧着する。そして、
同図(C)に示すように、スルーホール内部に導電性ペ
ーストを充填する。その後、所定形状に切断するととも
に、約1100度から1300度位の温度で焼成し、例
えば外径15mm,厚さ60μmの積層体を得る。
【0025】この積層体は、両面に電極端子を接続して
直流電圧を印加することで分極し、圧電駆動板となる。
このような積層構造とすることで、単層構造の場合より
も高い電界を圧電材の内部に形成することができる。こ
のような積層構造の駆動板14は、図4(C)に示すよ
うに振動板12に接着する。振動板12と駆動板14の
接着は、振動板12の主面にスクリーン印刷等の方法で
均一に接着剤12Aを印刷し、これに駆動板14を貼り
付けることで行う。このとき、接着剤12Aとして導電
性接着剤を用いることもできる。これにより、圧電発音
素子10を得る。
【0026】一方、開口26が設けられた筐体20内の
段差22に環状にシリコン系接着剤24を塗布した後、
上述した圧電発音素子10を図4(C)に示すように接
着する。接着剤24が硬化することで振動板12が支持
される構造となる。逆に、振動板12側に環状にシリコ
ン系接着剤24を塗布した後に筐体20の段差22に接
着してもよいが、作業性を考慮すると、筐体20側に接
着剤24を塗布した方がよい。この場合、接着剤24の
硬さによって圧電発音素子10の振動環境が変化するの
で、接着剤24の硬さなどの塗布条件に応じて、前記積
層体の質量及び/又は厚さを調整する。例えば、接着剤
24が硬い場合には、積層体を重く、厚くするという具
合である。
【0027】次に、本形態の作用を説明する。本形態で
は、駆動板14の質量が、振動板12と同じ厚さで外径
の比(駆動板/振動板)が0.7の場合を基準としたと
きの質量よりも大きく、あるいは、駆動板14の厚さ
が、振動板12の厚さよりも厚くした構造となってい
る。すなわち、駆動板14及び錘16の全体の質量、厚
みが、振動板12よりも大きくなるように配慮して形状
などが決定される。従来、圧電発音体においては、駆動
板の振動板に対する比率として0.7が望ましいと言わ
れていた(例えば、TIC(株)エレクトロニク・セラミ
クス1984年秋号圧電応用特集,「圧電スピーカ」山
添敏博著)。しかし、振動するときの空気抵抗や支持構
造に夜振動阻害要因を考慮すると、体積・質量を従来よ
りも大きくしたほうが、音圧を高めることができる。こ
のようにすることで、圧電発音体50としての共振周波
数を低くしてもその音圧は高く、かつ、広い周波数帯域
でフラットとなる音圧振動を得ることができる。
【0028】良好な音圧特性を得ることができる振動板
12と、駆動板14及び錘16の合計質量の比率は、機
械的剛性と共振周波数低減効果のバランスを考慮する
と、 1<(振動板12と同じ厚さで外径の比(駆動板の外径
/振動板の外径)が0.7の場合を基準としたときの駆
動板14及び錘16の質量及び/又は厚み)/(振動板
12の質量及び/又は厚み)<5 の範囲が望ましいことが実験的に確認されている。
【0029】振動板12と駆動板14が同じ質量及び/
又は厚みであっても、同様の効果を得ることができる。
駆動板14及び錘16の質量及び/又は厚みを増大すれ
ばエネルギは十分流れることができるが、その分、剛性
が上がりすぎて音圧の共振周波数f0が高くなる。すな
わち、前記比が1であると共振周波数の低周波数化の効
果がなくなり、逆に5より大きくすると剛性が大きくな
って機械的振動が抑制されてしまい、いずれも好ましく
ない。上述した範囲に設定すると、共振周波数の低周波
数化の効果が得られることが判明している。
【0030】なお、錘16は、圧電発音素子10の中央
に設けることが好ましい。このようにすることで、発音
素子10の固有振動を低周波化でき、結果として音圧の
周波数特性の高帯域化が可能になるからである。また、
形状は、円板状に限らず、リング状として中心軸が駆動
板14と一致するようにしてもよい。
【0031】更に、振動板12と駆動板14の外径寸法
の比率が、 0.8≦(駆動板14の外径/振動板12の外径) であることが望ましいことが実験的に確認されている。
このように外径比を規定すると、高周波側に現れる高次
の共振を抑えることができるため、音圧の周波数特性が
平坦になり、音圧レベルが平坦化されると考えられる。
更に、錘16の付加効果により、共振周波数がシフトす
るものと考えられる。この条件からすれば、振動板を錘
とし、振動板よりも大きな外径を有する駆動板を用意し
て、該駆動板を支持する構造としてもよい。
【0032】上述した形態では、錘16が振動調整部と
して作用したが、錘16の代わりに駆動板14が振動調
整部として作用するようにしてもよい。図5(A)に示
す例は、駆動板14Pの質量及び/又は厚さを、前記振
動板12の質量及び/又は厚さよりも大きくした構造と
なっている。すなわち、振動板12に貼り付けられる駆
動板14Pは、駆動板14Pの全体の質量及び/又は厚
さが、振動板12よりも大きくなるように配慮して形状
などが決定される。振動板12と駆動板14Pの質量及
び/又は厚さの比率は、機械的剛性と共振周波数低減効
果のバランスを考慮すると、上述した場合と同様に、 1<(駆動板14Pの質量又は厚み/振動板12の質量
又は厚み)<5 の範囲が望ましい。
【0033】同様の効果は、図5(B)に示すように、
第2の駆動板14Qを設けることでも得ることができ
る。第1の駆動板14と第2の駆動板14Qは、別体と
して構成するとともに、第2の駆動板14Qを圧電駆動
できるように電極32Qを設け、両者を接続固定して一
体化する。第1の駆動板14と第2の駆動板14Qを予
め積層して両者を一体化すれば、図5(A)と同様とな
る。この例では、第2の駆動板14Qが前記錘16と同
様に作用するのみならず、駆動手段としても作用するた
め、共振周波数を低くしてもその音圧は高く、かつ、広
い周波数帯域で良好な音圧の振動を得ることができる。
図5(C)は、第2の駆動板14Qを、第1の駆動板1
4と振動板12の間に形成したもので、電極34Qが第
2の駆動板14Qに設けられている。
【0034】更に、図3(B)に示すように、振動板1
2の表裏に駆動板80,82を設けるようにしてもよ
い。この場合、二つの駆動板80,82の伸縮位相がぶ
つかり合わないように、振動モードや分極方向などを調
整する。この例では、振動板12は、その周縁を筐体8
4の溝86に対してはめ込んだような状態で機械的に支
持される。
【0035】なお、このように、積層体の一部を振動調
整部として使用する場合には、材料特性に配慮した調整
を行なう他、前記グリーンシートの厚さ,電極層数,シ
ート層数などを調節することで、振動特性の調整を行う
ようにする。
【0036】以上のような第2の駆動板14P,14Q
は、駆動を行う圧電材料と同一材料によることが望まし
く、積層工程時に第1の駆動板14に積層形成すること
が望ましい。金属片による錘16は、駆動板14と振動
板12の接着工程時に設けることが望ましい。もちろ
ん、錘16を、駆動板14と同一の材料で形成するよう
にしてもよい。また、第2の駆動板と錘の両方を設ける
ようにしてもよい。
【0037】また、駆動板14の中心軸と振動板12の
中心軸は、一致させておくことが振動の効率を最大限に
発揮するためにも望ましい。そうすることで、振動した
ときに中心部が一番質量の影響を受けるようになり、質
量慣性を大きく与えることができる。このため、上述し
た音圧特性の効果を更に効果的に得ることができる。
【0038】図5(D)は、電極32Rが、駆動板14
の表面側電極と錘とを兼用した例であり、図5(C)
は、電極34Rが、駆動板14の裏面側電極と錘とを兼
用した例である。更に、駆動板14の内部電極18と錘
16とを兼用するようにしてもよい。いずれにおいて
も、前記例と同様の効果を得ることができる。次に、前
記形態にかかる実施例について説明する。
【0039】次に、本発明の実施例について説明する。
圧電体と振動板の外径の比を、0.8以上とした。圧電
体は、前記形態のように積層してもよいし、積層しなく
てもよいが、積層体であることが望ましい。本実施例に
おいては、圧電体の外径を18mm,厚さを62μm,重
さ130ミリグラムの3層構造の積層体とし、振動板の
外径を19mm,厚さ20μm,重さ30ミリグラムのス
テンレス材とした。錘の重さは、200ミリグラムとし
た。なお、従来技術によれば、駆動板と振動板の外径比
(駆動板/振動板)を0.7とし、厚さを同じにしたと
きの駆動板の重さは、90〜100ミリグラム程度であ
る。
【0040】以上のような試料について音圧特性を測定
したところ、図6にグラフGCで示すようになり、従来
のグラフGA(図8参照)と比較して共振周波数f0が
300Hz付近側にシフトするとともに、300〜300
0Hzの可聴帯域における音圧レベルも、平坦化されて良
好となった。なお、圧電体の外径を14mmと小さくした
ときは、グラフGDのようになり、音圧レベルが極端に
低下する周波数が現れた。
【0041】本発明には数多くの実施形態があり、以上
の開示に基づいて多様に改変することが可能である。例
えば、前記形態に示した材料や形状・寸法は一例であ
り、心要に応じて適宜変更してよい。シートの積層数,
内部電極のパタ一ンなども同様である。駆動板の電極や
内部電極のパターンをマトリックス状あるいは部分的に
開口を設けたパターンとして非電極形成部を形成し、そ
の単板あるいは積層体の非電極形成部を錘として機能さ
せて振動調整部としてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果がある。 (1)振動板と駆動板を張り合わせた圧電発音素子に振
動調整部を設けることとしたので、振動に適度の質量慣
性が付与されて、音量の低下を招くことなく共振周波数
が下がるようになり、良好な音質を得ることが可能にな
る。 (2)振動板と駆動板の外形寸法を規制することとした
ので、高次の共振を低減でき、可聴帯域における音圧レ
ベルの平坦化が可能となる。 (3)振動調整部を設けた圧電発音素子を予め用意して
筐体に固着することとしたので、製造コストを増大させ
ることなく、音量の低下の少ない良好な音質の圧電発音
体を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の外観及び主要断面を示す
図である。
【図2】前記形態の変形例の主要断面を示す図である。
【図3】前記形態の変形例の主要断面を示す図である。
【図4】前記形態の主要製造工程を示す図である。
【図5】他の形態の主要部を示す図である。
【図6】実施例の音圧特性を示す図である。
【図7】従来の圧電発音素子の基本的な構成を示す図で
ある。
【図8】従来の圧電発音素子の基本的な音圧特性を示す
図である。
【符号の説明】
10…圧電発音素子 12A…接着剤 12…振動板 14A〜14C…積層シート 14D〜14F…スルーホール 14,14P,14Q…駆動板 16…錘 18…内部電極 20…筐体 22…段差 24…シリコン系接着剤 24…支持体 26…開口 30…内部電極 32,32Q,32R,34,34Q,34R…電極 36…スルーホール 38,40…引出端子 50…圧電発音体 52…電子機器筐体 60,62…金属端子 61,63…端子 64…絶縁コート 66…リード線 70…平板 71…開口 80…駆動板 84…筐体 86…溝 f0…共振周波数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戒能 大助 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 渋谷 和行 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 Fターム(参考) 5D004 AA02 AA07 AA13 BB01 CC03 CC06 CD07 DD01 FF01 FF05 FF06 FF07 5D107 AA20 BB20 CC01 CC10 FF09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体に支持された振動板と、電極が形成
    された圧電体からなる駆動板を張り合わせた圧電発音体
    において、 前記駆動板又は振動板は、振幅を増大させ、かつ、共振
    周波数を低くする振動調整部を備えたことを特微とする
    圧電発音体。
  2. 【請求項2】 前記振動調整部は、駆動板の圧電体の内
    部に形成される電界が、単層で電極を対抗させた場合の
    電界よりも高い電界を引き起こすように構成し、かつ、
    当該駆動板の質量が、振動板と同じ厚さで径の比が0.
    7の場合を基準とした場合の質量よりも大きいことで構
    成されることを特徴とする請求項1記載の圧電発音体。
  3. 【請求項3】 前記振動調整部は、駆動板の圧電体の内
    部に形成される電界が、単層で電極を対抗させた場合の
    電界よりも高い電界を引き起こすように構成し、かつ、
    当該駆動板の厚さが、振動板の厚さよりも厚いことで構
    成されることを特微とする請求項1記載の圧電発音体。
  4. 【請求項4】 前記振動調整部は、前記駆動板に同期し
    て駆動する圧電性の第二の駆動部材を駆動板又は振動板
    に設けたことで構成されることを特微とする請求項1の
    圧電発音体。
  5. 【請求項5】前記振動調整部は、前記駆動板の外形寸法
    を振動板の外形寸法に近似させたことで構成されること
    を特微とする請求項1の圧電発音体。
  6. 【請求項6】 駆動板または振動板のいずれかの中央領
    域に錘を固着したことを特徴とする請求項1〜5の圧電
    発音体。
  7. 【請求項7】前記駆動板は、内部電極が埋設された積層
    体としたことを特徴とする請求項1〜6の圧電発音体。
  8. 【請求項8】 電極が形成された圧電材からなる駆動板
    と振動板から構成され、さらには、振幅及び共振周波数
    を調整する振動調整部を有する圧電発音素子を用意し、
    筐体と該圧電発音素子を接着し、該接着剤により振動板
    を支持することを特徴とする圧電発音体の製造方法。
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