JP2001015715A - 不揮発性メモリセルと電界効果トランジスタとを備えた半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

不揮発性メモリセルと電界効果トランジスタとを備えた半導体装置およびその製造方法

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interlayer insulating
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電界効果トランジスタに関わる製造工程をほ
とんど変更せずに不揮発性メモリセルを形成可能であ
り、製造工程および製造設備の共用化により低コストで
製造でき、さらに低電圧駆動の可能な半導体装置および
その製造方法を提供する。 【解決手段】 電界効果トランジスタ22のゲート電極
6と同時に形成可能な平面形状を持つ第1導電層5をシ
リコン基板1上にトンネル絶縁膜3を介して設ける。層
間絶縁膜9を電界効果トランジスタ22を覆うように設
ける。層間絶縁膜9には第1導電層5を露出する開口1
3aを形成する。開口13aの内部において第1導電層
5上に第2導電層14を設ける。さらに、第2導電層1
4上に内部絶縁膜15を介して不揮発性メモリセルのコ
ントロール・ゲート電極19を設ける。不揮発性メモリ
セル21のフローティング・ゲート電極20は第1およ
び第2の導電層5、14により構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置およびそ
の製造方法に関し、さらに言えば、フローティング・ゲ
ート電極を有する金属−酸化物−半導体(Metal-Oxide-
Semiconductor、MOS)型の不揮発性メモリセルとM
OS型電界効果トランジスタ(以下、MOSトランジス
タという)とを備えた半導体装置およびその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、不揮発性メモリとロジック回路
(例えば、不揮発性メモリの制御などの機能を持つ回
路)を1つのチップに内蔵した半導体装置では、フロー
ティング・ゲート電極とコントロール・ゲート電極の積
層ゲート構造を持つMOS型の不揮発性メモリセル(以
下、単にメモリセルという)とロジック回路素子として
動作するMOSトランジスタとを半導体基板上に備えて
いる。
【0003】図9および図10は、不揮発性メモリセル
とMOSトランジスタを備えた従来の半導体装置の製造
方法の一例を示す。
【0004】まず最初に、図9(a)に示すように、シ
リコン基板101の表面領域に酸化シリコンからなる素
子分離領域102を形成する。この素子分離領域102
により、メモリセルの形成されるメモリセル領域A10
1とMOSトランジスタの形成されるロジック回路領域
A102のそれぞれにおいて、シリコン基板101の表
面領域に多数の活性領域が画定される。しかし、ここで
は説明を簡略化するため、メモリセル領域A101とロ
ジック回路領域A102に各々1つの活性領域が形成さ
れているものとして説明する。
【0005】次に、シリコン基板101の全表面に酸化
シリコン膜(図示せず)を形成した後、その酸化シリコ
ン膜上に不純物の導入されたポリシリコン膜(図示せ
ず)を堆積する。続いて、それらの酸化シリコン膜とポ
リシリコン膜を所定形状に同時にパターン化することに
より、シリコン基板101上のメモリセル領域A101
にトンネル絶縁膜103とフローティング・ゲート電極
104を形成する。
【0006】さらに、図9(b)に示すように、シリコ
ン基板101上の全体を覆うように酸化シリコン膜と不
純物の導入されたポリシリコン膜(いずれも図示せず)
をこの順に堆積した後、フローティング・ゲート電極1
04と同一の形状にパターン化し、フローティング・ゲ
ート電極104上に内部絶縁膜105とコントロール・
ゲート電極106を形成する。この時、シリコン基板1
01上のロジック回路領域A102には、堆積された酸
化シリコン膜107およびポリシリコン膜108が残存
する。
【0007】続いて、図9(c)に示すように、酸化シ
リコン膜107とポリシリコン膜108を所定形状に同
時にパターン化し、ロジック回路領域A102にゲート
絶縁膜109とゲート電極110を形成する。
【0008】次に、図10(a)に示すように、シリコ
ン基板101の全体を覆うように酸化シリコン膜(図示
せず)を堆積した後、その酸化シリコン膜をエッチバッ
クすることにより、フローティング・ゲート電極104
およびコントロール・ゲート電極106の側部に酸化シ
リコンからなる一対の側壁スペーサ112Aを形成し、
ゲート電極110の側部に酸化シリコンからなる一対の
側壁スペーサ112Bを形成する。
【0009】続いて、コントロール・ゲート電極10
6、ゲート電極110および側壁スペーサ112A、1
12Bをマスクにしてシリコン基板101の表面領域に
不純物のイオン注入を行う。このイオン注入により、メ
モリセル領域A101に一対のソース・ドレイン領域1
11Aが形成され、ロジック回路領域A102に一対の
ソース・ドレイン領域111Bが形成される。
【0010】こうして、一対のソース・ドレイン領域1
11A、トンネル絶縁膜103、フローティング・ゲー
ト電極104、内部絶縁膜105およびコントロール・
ゲート電極106で構成されるMOS型のメモリセル1
21がメモリセル領域A101に形成され、一対のソー
ス・ドレイン領域111B、ゲート絶縁膜109、ゲー
ト電極110で構成されるMOSトランジスタ122が
ロジック回路領域A102に形成される。
【0011】次に、図10(b)に示すように、シリコ
ン基板101の全体を覆うように酸化シリコンを堆積し
て層間絶縁膜113を形成した後、層間絶縁膜113の
表面を平坦化する。さらに、パターン化されたフォトレ
ジスト膜をマスクに用いて層間絶縁膜113を選択的に
エッチングし、層間絶縁膜113を貫通するコンタクト
孔114と115を形成する。それらのコンタクト孔1
14と115の底部は、コントロール・ゲート電極10
6と一方のソース・ドレイン領域111Bにそれぞれ達
している。
【0012】続いて、図10(c)に示すように、層間
絶縁膜113の上に、コンタクト孔114、115の内
部空間を完全に塞ぐ程度の厚さのタングステン膜(図示
せず)を堆積した後、そのタングステン膜を所定形状に
パターン化して配線層116と117を形成する。
【0013】こうして、シリコン基板101上にメモリ
セル121とMOSトランジスタ122を備えた従来の
半導体装置が完成する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図9および図10の従
来の半導体装置の製造方法では、メモリセル121のコ
ントロール・ゲート電極106とMOSトランジスタ1
22のゲート電極110は、同一のポリシリコン膜をパ
ターン化することにより形成される。しかし、ポリシリ
コン膜のパターン化は、コントロール・ゲート電極10
6とゲート電極110のそれぞれについて個別に行われ
る。このように一度にパターン化できない理由は、メモ
リセル121とMOSトランジスタ122で設計ルール
に違いがあるからである。すなわち、MOSトランジス
タ122がメモリセル121に対してより微細な構造を
持つためである。また、メモリセル121はフローティ
ング・ゲート電極104とコントロール・ゲート電極1
06の積層ゲート構造を持つため、フローティング・ゲ
ート電極104の形成に先立ってゲート電極110を形
成することはできない。したがって、MOSトランジス
タ121の形成に関わる製造工程を大幅に変更する必要
が生じ、製造工程および製造設備の共用化が困難とな
る。よって、製造コストが増加するという問題がある。
【0015】さらに、高集積化のためにメモリセル12
1を微細化した場合、コントロール・ゲート電極106
およびフローティング・ゲート電極104の平面形状が
縮小される。このため、コントロール・ゲート電極10
6およびフローティング・ゲート電極104間の対向面
積が減少して静電容量は小さくなる。このようにコント
ロール・ゲート電極106およびフローティング・ゲー
ト電極104間の静電容量が小さくなると、容量結合比
(コントロール・ゲート電極106およびフローティン
グ・ゲート電極104間の静電容量とフローティング・
ゲート電極104およびシリコン基板101間の静電容
量との比)が小さくなる。このため、コントロール・ゲ
ート電極106に印加された電圧が一対のソース・ドレ
イン領域111A間に形成されるチャネル領域へ伝達さ
れ難くなる。よって、駆動電圧が高くなるという問題が
ある。
【0016】そこで、本発明の目的は、製造工程および
製造設備の共用化が容易となり、低コストで製造できる
半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、電界効果トランジス
タに関わる製造工程をほとんど変更せずに不揮発性メモ
リセルを形成できる半導体装置およびその製造方法を提
供することにある。
【0018】本発明のさらに他の目的は、低電圧駆動の
可能な不揮発性メモリセルを内蔵できる半導体装置およ
びその製造方法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明の半導体
装置は、フローティング・ゲート電極を有する不揮発性
メモリセルと電界効果トランジスタとを半導体基板上に
備えた半導体装置であって、前記半導体基板上にトンネ
ル絶縁膜を介して形成され、且つ所定形状にパターン化
された第1導電層と、前記半導体基板上に前記電界効果
トランジスタを覆うように形成され、且つ前記第1導電
層の表面を露出せしめる第1開口を有する第1層間絶縁
膜と、前記第1開口の内部において前記第1導電層上に
形成され、且つ所定形状にパターン化された第2導電層
と、所定形状にパターン化された内部絶縁膜を介して前
記第2導電層上に形成された、前記不揮発性メモリセル
のコントロール・ゲート電極とを含んでなり、前記第1
および第2の導電層は前記フローティング・ゲート電極
を構成し、しかも前記第1導電層は前記電界効果トラン
ジスタのゲート電極と同時に形成可能な平面形状を持つ
ことを特徴とする。
【0020】(2) 本発明の半導体装置では、前記不
揮発性メモリセルのフローティング・ゲート電極が、前
記半導体基板上に前記トンネル絶縁膜を介して設けられ
た前記第1電極層と、前記第1層間絶縁膜の前記第1開
口の内部において前記第1導電層上に設けられた前記第
2導電層とによって構成されており、しかも前記第1導
電層が前記電界効果トランジスタのゲート電極と同時に
形成可能な平面形状を持っている。
【0021】このため、前記第1導電層と前記電界効果
トランジスタのゲート電極とを同時に形成でき、しかも
第1層間絶縁膜で前記電界効果トランジスタを覆った後
で、不揮発性メモリセルに固有の前記第2導電層、内部
絶縁膜およびコントロール・ゲート電極を形成すること
ができる。したがって、前記電界効果トランジスタの形
成に関わる製造工程をほとんど変更する必要がない。よ
って、製造工程や製造設備の共用化が容易となり、共用
化によって低コストでの製造が可能となる。
【0022】また、前記第2導電層は前記第1開口の内
部において設けられているため、前記不揮発性メモリセ
ルの占有面積を変えずに前記第2導電層の平面形状を拡
大できる。前記第2導電層の平面形状を拡大すれば、前
記フローティング・ゲート電極と前記コントロール・ゲ
ート電極の対向面積は大きくなるので、前記フローティ
ング・ゲート電極およびコントロール・ゲート電極間の
静電容量が大きくなる。よって、容量結合比が大きくな
り、低電圧駆動が可能となる。
【0023】尚、前記第1導電層を前記電界効果トラン
ジスタのゲート電極と同時に形成可能とするには、前記
第1導電層が前記電界効果トランジスタのゲート電極と
同時にパターン化できる平面形状を持てばよく、例え
ば、前記第1導電層の平面形状の幅を前記電界効果トラ
ンジスタのゲート長と略同一に設定すればよい。
【0024】(3) 本発明の半導体装置の好ましい例
では、前記第1導電層の平面形状が前記ゲート電極の平
面形状と略同一である。この場合、前記第1導電層と前
記電界効果トランジスタのゲート電極の同時形成が容易
になる利点がある。
【0025】本発明の半導体装置の他の好ましい例で
は、前記第1層間絶縁膜に形成されたコンタクト孔を介
して前記電界効果トランジスタのソース・ドレイン領域
と電気的に接続される配線層をさらに含んでなり、前記
コントロール・ゲート電極が前記配線層と同一の材料で
形成される。この場合、前記コントロール・ゲート電極
と前記配線層とを同時に形成できるため、製造工程を簡
略化でき、ひいては製造コストをさらに低減できる利点
がある。
【0026】本発明の半導体装置のさらに他の好ましい
例では、前記コンタクト孔と連通する溝を有し且つ前記
第1層間絶縁膜上に形成された第2層間絶縁膜をさらに
含んでなり、その第2層間絶縁膜には前記内部絶縁膜を
露出する第2開口が形成されていて、しかもその第2開
口の内部に前記コントロール・ゲート電極が埋め込まれ
ていると共に、前記溝の内部に前記配線層が埋め込まれ
ている。この場合、前記配線層がいわゆる埋め込み配線
として形成されるため、高集積化・高密度化に有利とな
る。
【0027】本発明のさらに他の好ましい例では、前記
第2導電層が前記内部絶縁膜と共に前記第1開口外部の
前記第1層間絶縁膜上に延在して形成される。この場
合、フローティング・ゲート電極およびコントロール・
ゲート電極間の静電容量をさらに大きくできる利点があ
る。
【0028】本発明のさらに他の好ましい例では、前記
内部絶縁膜が前記第2導電層と略同一の形状にパターン
化されてなる。この場合、第2導電層と内部絶縁膜とを
同時にパターン化できるため、製造工程をさらに簡略化
でき、ひいては製造コストをより低減できる利点があ
る。
【0029】(4) 本発明の半導体装置の製造方法
は、フローティング・ゲート電極を有する不揮発性メモ
リセルと電界効果トランジスタとを半導体基板上に備え
た半導体装置の製造方法であって、前記電界効果トラン
ジスタと、トンネル絶縁膜を介して所定形状にパターン
化された第1導電層とを前記半導体基板上に形成する第
1工程と、前記第1導電層と前記電界効果トランジスタ
とを覆うように前記半導体基板上に第1層間絶縁膜を形
成する第2工程と、前記第1層間絶縁膜を選択的にエッ
チングして前記第1導電層の表面を露出せしめる第1開
口を形成する第3工程と、前記第1開口の内部において
前記第1導電層上に形成され且つ所定形状にパターン化
された第2導電層と、その第2導電層上に形成され且つ
所定形状にパターン化された内部絶縁膜とでなる構造体
を形成する第4工程と、前記内部絶縁膜上に前記不揮発
性メモリセルのコントロール・ゲート電極を形成する第
5工程とを含んでおり、前記第1および第2の導電層は
前記フローティング・ゲート電極を構成し、しかも前記
第1導電層は前記電界効果トランジスタのゲート電極と
同時に形成可能な平面形状を持つことを特徴とする。
【0030】(5) 本発明の半導体装置の製造方法で
は、本発明の半導体装置で述べたのと実質的に同じ理由
により、製造工程や製造設備の共用化が容易となり、共
用化によって低コストでの製造が可能となる。また、低
電圧駆動が可能となる。
【0031】(6) 本発明の半導体装置の製造方法の
好ましい例では、前記第1導電層の平面形状が前記ゲー
ト電極の平面形状と略同一である。この場合、前記第1
導電層と前記電界効果トランジスタのゲート電極の同時
形成が容易になる利点がある。
【0032】本発明の半導体装置の製造方法の他の好ま
しい例では、前記第5工程において、前記第1層間絶縁
膜に形成されたコンタクト孔を介して前記電界効果トラ
ンジスタのソース・ドレイン領域に電気的に接続される
配線層を前記コントロール・ゲート電極と同時に形成す
る。この場合、製造工程を簡略化でき、ひいては製造コ
ストをさらに低減できる利点がある。
【0033】本発明の半導体装置の製造方法のさらに他
の好ましい例では、前記内部絶縁膜を露出せしめる第2
開口と前記コンタクト孔に連通する溝とを有する第2層
間絶縁膜を前記第1層間絶縁膜上に形成する第6工程を
さらに含んでいて、前記第5工程において、前記コント
ロール・ゲート電極が前記第2開口の内部に埋め込まれ
て形成され且つ前記配線層が前記溝の内部に埋め込まれ
て形成される。この場合、前記配線層がいわゆる埋め込
み配線として形成されるため、高集積化・高密度化に有
利となる。
【0034】本発明の半導体装置の製造方法のさらに他
の好ましい例では、前記第2導電層が前記内部絶縁膜と
共に前記第1開口外部の前記第1層間絶縁膜上に延在し
て形成される。この場合、フローティング・ゲート電極
およびコントロール・ゲート電極間の静電容量をさらに
大きくできる利点がある。
【0035】本発明の半導体装置の製造方法のさらに他
の好ましい例では、前記内部絶縁膜が前記第2導電層と
略同一の形状にパターン化されてなる。この場合、第2
導電層と内部絶縁膜とを同時にパターン化できるため、
製造工程をさらに簡略化でき、ひいては製造コストをよ
り低減できる利点がある。
【0036】(7) 本発明の半導体装置およびその製
造方法は、好ましくは、電界効果トランジスタが半導体
基板上のロジック回路領域に形成される半導体装置に適
用される。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態を添付図面を参照しながら具体的に説明する。
【0038】(第1実施形態)図1〜図4、図5および
図6は、本発明の第1実施形態の半導体装置の製造工程
を示す。
【0039】本発明の第1実施形態の半導体装置は、以
下の方法によって製造される。
【0040】まず、図1(a)および図5に示すよう
に、公知の方法により、シリコン基板1の表面領域に酸
化シリコンからなる素子分離領域2を形成する。この素
子分離領域2により、メモリセルの形成されるメモリセ
ル領域A1とMOSトランジスタの形成されるロジック
回路領域A2のそれぞれにおいて、シリコン基板1の表
面領域に多数の活性領域が画定される。しかし、ここで
は説明を簡略化するため、メモリセル領域A1とロジッ
ク回路領域A2に各々1つの活性領域23A、23Bが
形成されているものとして説明する。この点について
は、以下の説明についても同様である。
【0041】次に、シリコン基板1の全表面に酸化シリ
コン膜(図示せず)を形成した後、その酸化シリコン膜
上に化学気相成長(Chemical Vapor Deposition、CV
D)法により不純物の導入されたポリシリコン膜(図示
せず)を堆積する。それらの酸化シリコン膜およびポリ
シリコン膜をパターン化することにより、シリコン基板
1上のメモリセル領域A1に酸化シリコンからなるトン
ネル絶縁膜3とポリシリコンからなる第1導電層5を形
成し、シリコン基板1上のロジック回路領域A2に酸化
シリコンからなるゲート絶縁膜4とポリシリコンからな
るゲート電極6を形成する。
【0042】この時、図5に示すように、第1導電層5
の幅L1はゲート電極6のゲート長L2と略同一の寸法
に設定されており、第1導電層5はゲート電極6と同時
にパターン化が可能な平面形状を持つ。好ましくは、第
1導電層5の平面形状はゲート電極6の平面形状と略同
一に設定される。
【0043】続いて、CVD法により、シリコン基板1
上の全体を覆うように酸化シリコン膜(図示せず)を堆
積した後、その酸化シリコン膜を異方性の反応性イオン
エッチング(Reactive Ion Etching、RIE)法により
エッチバックし、第1導電層5とゲート電極6の側部に
酸化シリコンからなるそれぞれが一対の側壁スペーサ8
Aと8Bを形成する。
【0044】次に、第1導電層5およびゲート電極6と
側壁スペーサ8A、8Bをマスクにして、不純物のイオ
ン注入を行い、メモリセル領域A1におけるシリコン基
板1の表面領域に一対のソース・ドレイン領域7Aを自
己整合的に形成し、ロジック回路領域A2におけるシリ
コン基板1の表面領域に一対のソース・ドレイン領域7
Bを自己整合的に形成する。
【0045】こうして、ゲート絶縁膜4、ゲート電極
6、一対の側壁スペーサ8B、および一対のソース・ド
レイン領域7Bで構成されるMOSトランジスタ22が
ロジック回路領域A2に形成される。
【0046】次に、シリコン基板1上の全体を覆うよう
に層間絶縁膜9を形成した後、化学機械研磨(Chemical
Mechanical Polishing、CMP)法により、層間絶縁
膜9を平坦化する。この層間絶縁膜9としては、例え
ば、CVD法によって堆積された酸化シリコン膜を用い
る。層間絶縁膜9は、厚さが1〜4Åであり、第1導電
層5とゲート電極6を完全に覆っている。
【0047】次に、図1(b)に示すように、CVD法
により、層間絶縁膜9上にエッチングストッパ膜として
機能する窒化シリコン膜10を堆積する。この窒化シリ
コン膜10の厚さは、50〜200Åである。
【0048】なお、エッチングストッパ膜としては、後
述する第2層間絶縁膜に対してエッチングレートの異な
る材料からなるものであれば窒化シリコン以外の膜も使
用可能である。
【0049】続いて、図1(c)に示すように、パター
ン化したフォトレジスト膜(図示せず)を窒化シリコン
膜10上に形成し、そのフォトレジスト膜をマスクに用
いて窒化シリコン膜10を選択的にエッチングし、貫通
孔11を形成した後、フォトレジスト膜を除去する。こ
の貫通孔11は、一対のソース・ドレイン領域8Bの一
方の直上に位置し、例えば矩形の断面形状を持つ。
【0050】次に、図2(a)に示すように、窒化シリ
コン膜10上に層間絶縁膜12を形成した後、CMP法
により、層間絶縁膜12を平坦化する。この層間絶縁膜
12としては、例えば、CVD法によって堆積されたB
PSG(BoroPhosphoSilicate Glass)膜を用いる。層
間絶縁膜12の厚さは、3000〜8000Åである。
【0051】次に、図2(b)に示すように、パターン
化したフォトレジスト膜(図示せず)を層間絶縁膜12
上に形成し、そのフォトレジスト膜をマスクに用いて層
間絶縁膜12のみを選択的にエッチングし、貫通孔13
を形成する。この貫通孔13は、第1導電層5の直上に
位置し、略矩形の断面形状を持つ。
【0052】このエッチング工程では、窒化シリコン膜
10がエッチングストッパとして確実に機能するよう
に、窒化シリコン膜10に対して層間絶縁膜12のエッ
チング速度が十分に大きくなる(すなわち、選択比が十
分に大きくなる)ように、エッチングの条件を設定す
る。
【0053】引き続いて、図2(c)に示すように、層
間絶縁膜12上の同じフォトレジスト膜をマスクに用い
て、窒化シリコン膜10を選択的にエッチングし、さら
に層間絶縁膜9を選択的にエッチングした後、フォトレ
ジスト膜を除去する。こうして、層間絶縁膜12および
窒化シリコン膜10を貫通し、さらに層間絶縁膜9の内
部に達する開口13aが形成される。第1導電層5の表
面は、この開口13aから露出している。
【0054】このエッチング工程では、開口13aから
第1導電層5の表面が確実に露出するように、エッチン
グの条件を設定する。エッチング液としては、例えば、
フッ酸系のものを用いる。
【0055】上記のように、開口13aを形成する際に
は、まず層間絶縁膜12のみをエッチングし、その後に
窒化シリコン膜10と層間絶縁膜9をエッチングする。
こうすることにより、層間絶縁膜9のエッチングにおけ
る制御性が高まり、層間絶縁膜9のエッチング量が適正
化される。
【0056】次に、図3(a)に示すように、CVD法
により、層間絶縁膜12上に不純物の導入されたポリシ
リコン膜(図示せず)を堆積し、そのポリシリコン膜を
パターン化して第2導電層14を形成する。この第2導
電層14は、開口13aの内部において第1導電層5上
に形成され、開口13aの底部および側壁のそれぞれの
全体を覆うと共に一部が開口13aの外部において層間
絶縁膜12の表面に延在して形成される。こうして形成
された第2導電層14は、第1導電層5の表面と接触し
ており、第1導電層5と共にフローティング・ゲート電
極20を構成する。
【0057】なお、第2導電層14として、アモルファ
スシリコン膜やチタン膜などの他の導電性材料からなる
膜を使用してもよい。
【0058】続いて、図3(b)に示すように、CVD
法により、層間絶縁膜12上に絶縁体からなる膜(図示
せず)、好ましくは酸化シリコン/窒化シリコンの積層
体からなる膜を形成し、この膜をパターン化して第2導
電層14を覆う内部絶縁膜15を形成する。
【0059】内部絶縁膜15を酸化シリコン/窒化シリ
コンの積層体の膜とするのが好ましい理由は、前記内部
絶縁膜の誘電率が高まり、前記フローティング・ゲート
電極およびコントロール・ゲート電極間の静電容量をよ
り大きくできるからである。内部絶縁膜15としては、
酸化シリコン/窒化シリコン/酸化シリコン/窒化シリ
コンの積層体の膜なども好ましい。
【0060】なお、内部絶縁膜15は、後述するコント
ロール・ゲート電極19とフローティング・ゲート電極
20の電極間絶縁膜として機能する。
【0061】次に、図3(c)に示すように、層間絶縁
膜12上に層間絶縁膜16を形成する。この層間絶縁膜
16としては、例えば、CVD法によって堆積されたB
PSG膜を用いる。
【0062】続いて、図4(a)に示すように、パター
ン化されたフォトレジスト膜(図示せず)を層間絶縁膜
16上に形成し、そのフォトレジスト膜をマスクに用い
て層間絶縁膜16を選択的にエッチングし、内部絶縁膜
15を露出する開口17を形成した後、フォトレジスト
膜を除去する。このエッチング工程では、開口17との
形成と同時に、層間絶縁膜12、16を貫通する溝18
と層間絶縁膜9を貫通するコンタクト孔11aとを形成
する。すなわち、層間絶縁膜16上のフォトレジスト膜
をマスクに用いて層間絶縁膜16を選択的にエッチング
すると共に層間絶縁膜12および層間絶縁膜9を選択的
にエッチングする。この時、窒化シリコン膜10と層間
絶縁膜9のエッチングレートの差により、層間絶縁膜9
は貫通孔11を介して選択的にエッチングされるため、
コンタクト孔11aが貫通孔11と同じ断面形状を持
つ。こうして、配線パターンに対応した断面形状を持つ
溝18とソース・ドレイン領域7Bに達するコンタクト
孔11aとが同時に形成される。
【0063】次に、図4(b)および図6に示すよう
に、層間絶縁膜16上に、減圧CVD法により、開口1
7、溝18およびコンタクト孔11aの内部空間を塞ぐ
程度の厚いタングステン膜(図示せず)を堆積した後、
CMP法により、層間絶縁膜16が露出するまでタング
ステン膜の研磨を行う。こうして、タングステン膜は、
開口17、溝18およびコンタクト孔11aの内部に選
択的に残される。開口17の内部に残されたタングステ
ン膜はコントロール・ゲート電極19を形成し、溝18
の内部に残されたタングステン膜はMOSトランジスタ
22の配線層20を形成する。コントロール・ゲート電
極19の底部は内部絶縁膜15の表面に接触している。
配線層20はコンタクト孔11aの内部に残されたタン
グステン膜を介して対応するソース・ドレイン領域7B
に電気的に接続されている。
【0064】こうして、フローティング・ゲート絶縁膜
20、内部絶縁膜15、コントロール・ゲート電極6、
一対の側壁スペーサ8A、および一対のソース・ドレイ
ン領域7Aで構成されるメモリセル21がメモリセル領
域A1に形成される。
【0065】以上説明した方法によって製造される本発
明の第1実施形態の半導体装置では、図4(b)および
図6から明らかなように、メモリセル21のフローティ
ング・ゲート電極20は、シリコン基板1上にトンネル
絶縁膜3を介して設けられた第1電極層5と、層間絶縁
膜9の開口13aの内部において第1導電層5上に設け
られた第2導電層14とにより構成されている。そし
て、第1導電層5の平面形状は、MOSトランジスタ2
2のゲート電極6と同時にパターン化できるように設定
されている。
【0066】このため、第1導電層5とゲート電極6と
を同時に形成でき、しかも層間絶縁膜9でMOSトラン
ジスタ22を覆った後で、メモリセル21に固有の第2
導電層14、内部絶縁膜15およびコントロール・ゲー
ト電極19を形成することができる。したがって、MO
Sトランジスタ22の形成に関わる製造工程をほとんど
変更する必要がない。よって、製造工程や製造設備の共
用化が容易となり、共用化によって低コストでの製造が
可能となる。
【0067】さらに、同一の材料からなるコントロール
・ゲート電極19と配線層20は、同時に形成される。
よって、製造工程を簡略化でき、ひいては製造コストを
さらに低減できる利点がある。
【0068】また、第2導電層5は開口13aの内部に
おいて設けられているため、メモリセル21の占有面積
を変えずに第2導電層14の平面形状を拡大できる。第
2導電層14の平面形状を拡大すれば、フローティング
・ゲート電極20とコントロール・ゲート電極19の対
向面積は大きくなるので、フローティング・ゲート電極
20およびコントロール・ゲート電極19間の静電容量
が大きくなる。よって、容量結合比が大きくなり、低電
圧駆動が可能となる。
【0069】さらに、第2導電層14が内部絶縁膜15
と共に開口13aの外部において層間絶縁膜9上に延在
して形成されるので、フローティング・ゲート電極20
およびコントロール・ゲート電極19間の静電容量を大
きくできる。
【0070】(第2実施形態)図7および図8は、本発
明の第2実施形態の半導体装置の製造工程を示す。
【0071】本発明の第2実施形態の半導体装置は、第
2導電層と内部絶縁膜とが同じパターン形状を持ち且つ
同時にパターン化される点を除いて第1実施形態の半導
体装置と同じである。よって、図7および図8において
第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して
その説明を省略する。
【0072】本発明の第2実施形態の半導体装置、以下
の方法によって製造される。
【0073】まず、図7(a)に示すように、本発明の
第1実施形態と同様にして、図2(a)と同じ構造を得
る。
【0074】続いて、図7(b)に示すように、CVD
法により、層間絶縁膜12上に不純物の導入されたポリ
シリコン膜(図示せず)を堆積し、さらにそのポリシリ
コン膜上に酸化シリコン/窒化シリコンの積層体からな
る膜(図示せず)を形成する。それらのポリシリコン膜
および酸化シリコン/窒化シリコンの積層体からなる膜
を同時にパターン化して、同じパターン形状を持つ第2
導電層34と内部絶縁膜35を形成する。
【0075】この第2導電層34は、開口13aの内部
において第1導電層5上に形成され、開口13aの底部
および側壁のそれぞれの全体を覆うと共に一部が開口1
3aの外部において層間絶縁膜12の表面に延在して形
成される。こうして形成された第2導電層14は、第1
導電層5の表面と接触しており、第1導電層5と共にフ
ローティング・ゲート電極20を構成する。内部絶縁膜
35は、第2導電層34を覆っている。
【0076】なお、第2導電層34として、アモルファ
スシリコン膜やチタン膜などの他の導電性材料からなる
膜を使用してもよい。また、内部絶縁膜35としては、
酸化シリコン/窒化シリコン/酸化シリコン/窒化シリ
コンの積層体の膜なども好ましい。
【0077】次に、図7(c)に示すように、層間絶縁
膜12上に層間絶縁膜16を形成する。この層間絶縁膜
16としては、例えば、CVD法によって堆積されたB
PSG膜を用いる。
【0078】続いて、図8(a)に示すように、パター
ン化されたフォトレジスト膜(図示せず)を層間絶縁膜
16上に形成し、そのフォトレジスト膜をマスクに用い
て層間絶縁膜16を選択的にエッチングし、内部絶縁膜
35を露出する開口17を形成した後、フォトレジスト
膜を除去する。このエッチング工程では、開口17との
形成と同時に、層間絶縁膜12、16を貫通する溝18
と層間絶縁膜9を貫通するコンタクト孔11aとを形成
する。すなわち、層間絶縁膜16上のフォトレジスト膜
をマスクに用いて層間絶縁膜16を選択的にエッチング
すると共に層間絶縁膜12および層間絶縁膜9を選択的
にエッチングする。この時、窒化シリコン膜10と層間
絶縁膜9のエッチングレートの差により、層間絶縁膜9
は貫通孔11を介して選択的にエッチングされるため、
コンタクト孔11aが貫通孔11と同じ断面形状を持
つ。こうして、配線パターンに対応した断面形状を持つ
溝18とソース・ドレイン領域7Bに達するコンタクト
孔11aとが同時に形成される。
【0079】次に、図8(b)に示すように、層間絶縁
膜16上に、減圧CVD法により、開口17、溝18お
よびコンタクト孔11aの内部空間を塞ぐ程度の厚いタ
ングステン膜(図示せず)を堆積した後、CMP法によ
り、層間絶縁膜16が露出するまでタングステン膜の研
磨を行う。こうして、タングステン膜は、開口17、溝
18およびコンタクト孔11aの内部に選択的に残され
る。開口17の内部に残されたタングステン膜はコント
ロール・ゲート電極19を形成し、溝18の内部に残さ
れたタングステン膜はMOSトランジスタ22の配線層
20を形成する。コントロール・ゲート電極19の底部
は内部絶縁膜35の表面に接触している。配線層20は
コンタクト孔11aの内部に残されたタングステン膜を
介して対応するソース・ドレイン領域7Bに電気的に接
続されている。
【0080】こうして、フローティング・ゲート絶縁膜
20、内部絶縁膜35、コントロール・ゲート電極6、
一対の側壁スペーサ8A、および一対のソース・ドレイ
ン領域7Aで構成されるメモリセル21がメモリセル領
域A1に形成される。
【0081】以上説明した方法によって製造される本発
明の第2実施形態の半導体装置においても、第1実施形
態の場合と同じ効果が得られることは明らかである。さ
らに、内部絶縁膜35が第2導電層34と同一のパター
ン形状を持ち、同時にパターン化されるので、製造工程
をさらに簡略化でき、ひいては第1実施形態の半導体装
置よりも製造コストを低減できる利点がある。
【0082】なお、上述した第1および第2の実施形態
では、配線層20が層間絶縁膜16、12に形成された
溝18の内部に埋め込まれているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えば、エッチングストッパ膜
10、層間絶縁膜12、16を省略し、パターン化され
た配線層20を層間絶縁膜9上に直接形成することも可
能である。
【0083】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の半導体装置
およびその製造方法によれば、電界効果トランジスタに
関わる製造工程をほとんど変更せずに不揮発性メモリセ
ルを形成できる。このため、製造工程および製造設備の
共用化が容易となり、低コストで製造できる。
【0084】さらに、低電圧駆動の可能な不揮発性メモ
リセルを内蔵できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の半導装置の製造方法の
各工程を示す、図5のA−A線に沿った要部概略断面図
である。
【図2】本発明の第1実施形態の半導装置の製造方法の
各工程を示す、図5のA−A線に沿った要部概略断面図
で、図1の続きである。
【図3】本発明の第1実施形態の半導装置の製造方法の
各工程を示す、図5のA−A線に沿った要部概略断面図
で、図2の続きである。
【図4】本発明の第1実施形態の半導装置の製造方法の
各工程を示す、図5のA−A線に沿った要部概略断面図
で、図3の続きである。
【図5】本発明の第1実施形態の半導装置の製造方法の
工程を示す要部概略平面図で、図1(a)の状態に対応
する。
【図6】本発明の第1実施形態の半導装置の製造方法の
工程を示す要部概略平面図で、図4(b)の状態に対応
する。
【図7】本発明の第2実施形態の半導装置の製造方法の
各工程を示す要部概略断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態の半導装置の製造方法の
各工程を示す要部概略断面図で、図7の続きである。
【図9】従来の半導装置の製造方法の各工程を示す要部
概略断面図である。
【図10】従来の半導装置の製造方法の各工程を示す要
部概略断面図で、図9の続きである。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 素子分離領域 3 不揮発性メモリセルのトンネル絶縁膜 4 MOSトランジスタのゲート絶縁膜 5 不揮発性メモリセルのフローティング・ゲート電極 6 MOSトランジスタのゲート電極 7A 不揮発性メモリセルのソース・ドレイン領域 7B MOSトランジスタのソース・ドレイン領域 8A 不揮発性メモリセルの側壁スペーサ 8B MOSトランジスタの側壁スペーサ 9 層間絶縁膜 10 窒化シリコン膜 11 貫通孔 11a コンタクト孔 12 層間絶縁膜 13 貫通孔 13a 開口 14 第2導電層 15 内部絶縁膜 16 層間絶縁膜 17 開口 18 溝 19 コントロール・ゲート電極 20 フローティング・ゲート電極 21 不揮発性メモリセル 22 MOSトランジスタ 23A 不揮発性メモリセルの活性領域 23B MOSトランジスタの活性領域 34 第2導電層 35 内部絶縁膜 A1 不揮発性メモリセル領域 A2 ロジック回路領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F001 AA25 AA43 AA63 AB02 AB08 AB09 AD12 AG40 5F083 EP04 EP22 EP23 EP49 EP50 EP53 EP54 GA22 GA28 JA04 JA33 JA39 JA56 MA01 MA19 NA01 PR40 PR43 PR44 PR45 PR53 PR54 PR55 ZA12

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フローティング・ゲート電極を有する不
    揮発性メモリセルと電界効果トランジスタとを半導体基
    板上に備えた半導体装置であって、 前記半導体基板上にトンネル絶縁膜を介して形成され、
    且つ所定形状にパターン化された第1導電層と、 前記半導体基板上に前記電界効果トランジスタを覆うよ
    うに形成され、且つ前記第1導電層の表面を露出せしめ
    る第1開口を有する第1層間絶縁膜と、 前記第1開口の内部において前記第1導電層上に形成さ
    れ、且つ所定形状にパターン化された第2導電層と、 所定形状にパターン化された内部絶縁膜を介して前記第
    2導電層上に形成された、前記不揮発性メモリセルのコ
    ントロール・ゲート電極とを含んでなり、 前記第1および第2の導電層は前記フローティング・ゲ
    ート電極を構成し、しかも前記第1導電層は前記電界効
    果トランジスタのゲート電極と同時に形成可能な平面形
    状を持つことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1導電層の平面形状が前記ゲート
    電極の平面形状と略同一である請求項1に記載の半導体
    体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1層間絶縁膜に形成されたコンタ
    クト孔を介して前記電界効果トランジスタのソース・ド
    レイン領域と電気的に接続される配線層をさらに含んで
    なり、前記コントロール・ゲート電極が前記配線層と同
    一の材料で形成される請求項1または2に記載の半導体
    装置。
  4. 【請求項4】 前記コンタクト孔と連通する溝を有し且
    つ前記第1層間絶縁膜上に形成された第2層間絶縁膜を
    さらに含んでなり、その第2層間絶縁膜には前記内部絶
    縁膜を露出する第2開口が形成されていて、しかもその
    第2開口の内部に前記コントロール・ゲート電極が埋め
    込まれていると共に、前記溝の内部に前記配線層が埋め
    込まれている請求項3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記第2導電層が前記内部絶縁膜と共に
    前記第1開口外部の前記第1層間絶縁膜上に延在して形
    成される請求項1〜4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記内部絶縁膜が前記第2導電層と略同
    一の形状にパターン化されてなる請求項1〜5のいずれ
    かに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 フローティング・ゲート電極を有する不
    揮発性メモリセルと電界効果トランジスタとを半導体基
    板上に備えた半導体装置の製造方法であって、 前記電界効果トランジスタと、トンネル絶縁膜を介して
    所定形状にパターン化された第1導電層とを前記半導体
    基板上に形成する第1工程と、 前記第1導電層と前記電界効果トランジスタとを覆うよ
    うに前記半導体基板上に第1層間絶縁膜を形成する第2
    工程と、 前記第1層間絶縁膜を選択的にエッチングして前記第1
    導電層の表面を露出せしめる第1開口を形成する第3工
    程と、 前記第1開口の内部において前記第1導電層上に形成さ
    れ且つ所定形状にパターン化された第2導電層と、その
    第2導電層上に形成され且つ所定形状にパターン化され
    た内部絶縁膜とでなる構造体を形成する第4工程と、 前記内部絶縁膜上に前記不揮発性メモリセルのコントロ
    ール・ゲート電極を形成する第5工程とを含んでおり、 前記第1および第2の導電層は前記フローティング・ゲ
    ート電極を構成し、しかも前記第1導電層は前記電界効
    果トランジスタのゲート電極と同時に形成可能な平面形
    状を持つことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第1導電層の平面形状が前記ゲート
    電極の平面形状と略同一である請求項7に記載の半導体
    装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第5工程において、前記第1層間絶
    縁膜に形成されたコンタクト孔を介して前記電界効果ト
    ランジスタのソース・ドレイン領域に電気的に接続され
    る配線層を前記コントロール・ゲート電極と同時に形成
    する請求項7または8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記内部絶縁膜を露出せしめる第2開
    口と前記コンタクト孔に連通する溝とを有する第2層間
    絶縁膜を前記第1層間絶縁膜上に形成する第6工程をさ
    らに含んでいて、前記第5工程において、前記コントロ
    ール・ゲート電極が前記第2開口の内部に埋め込まれて
    形成され且つ前記配線層が前記溝の内部に埋め込まれて
    形成される請求項9に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第2導電層が前記内部絶縁膜と共
    に前記第1開口外部の前記第1層間絶縁膜上に延在して
    形成される請求項7〜10のいずれかに記載の半導体装
    置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記内部絶縁膜が前記第2導電層と略
    同一の形状にパターン化されてなる請求項7〜11のい
    ずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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