JP2001014679A - 光情報再生装置及び光情報再生装置の光量設定方法 - Google Patents

光情報再生装置及び光情報再生装置の光量設定方法

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JP2001014679A JP11184541A JP18454199A JP2001014679A JP 2001014679 A JP2001014679 A JP 2001014679A JP 11184541 A JP11184541 A JP 11184541A JP 18454199 A JP18454199 A JP 18454199A JP 2001014679 A JP2001014679 A JP 2001014679A
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    • G11B7/1267Power calibration

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、光情報再生装置及び光情報再生装
置の光量設定方法に関し、例えば相変化型の光ディスク
をアクセスする光ディスク装置に適用して、高周波信号
を重畳してレーザーダイオードを駆動する場合に、この
駆動の条件を簡易かつ確実に選定することができるよう
にする。 【解決手段】 本発明は、緩和振動成分を除いたレーザ
ービームのピークパワーが消去に必要なパワーPeを越
えないようにレーザービームのパワーを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光情報再生装置及
び光情報再生装置の光量設定方法に関し、例えば相変化
型の光ディスクをアクセスする光ディスク装置に適用す
ることができる。本発明は、緩和振動成分を除いたレー
ザービームのピークパワーが消去に必要なパワーを越え
ないようにレーザービームのパワーを設定することによ
り、高周波信号を重畳してレーザーダイオードを駆動す
る場合に、この駆動の条件を簡易かつ確実に選定するこ
とができるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、相変化型の光ディスクをアクセス
する光ディスク装置においては、再生時、高周波正弦波
信号を重畳してレーザーダイオードを駆動することによ
り、レーザーダイオードを間欠的に点灯し、レーザービ
ームのノイズの混入による再生信号のSN比の劣化を有
効に回避するようになされている。
【0003】しかしながらこのようにして高周波正弦波
信号を重畳して駆動する場合にあっては、消去のパワー
に比して平均パワーが充分に小さな場合でも、記録密度
を増大した場合に光ディスクに記録された情報の一部が
消去される場合がある。因みに、この情報の消去は、再
生時、ジッタの増大として観察される。
【0004】このためこの種の光ディスク装置において
は、設計時、駆動信号の直流レベル、高周波正弦波信号
の振幅を種々に変更して最適な条件が求められ、この最
適な条件によりレーザービームを照射するようになされ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでこれら駆動信
号の直流レベル、高周波正弦波信号の振幅による駆動の
条件を簡易に選定することができれば、その分、設計作
業を簡略化することができる。また特性の異なる光ディ
スクに対しても適切に対応することができると考えられ
る。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、再生時、高周波信号を重畳してレーザーダイオード
を駆動する場合に、駆動の条件を簡易かつ確実に選定す
ることができる光情報再生装置及び光情報再生装置の光
量制御方法を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1又は請求項6の発明においては、緩和振動成
分を除いたレーザービームのピークパワーが光記録媒体
に記録したデータの消去に必要なパワーを越えないよう
にレーザービームのパワーが設定されてなるようにす
る。
【0008】レーザービームの緩和振動成分にあって
は、波長の分散が大きく、光情報記録媒体に集光して加
熱の効果が小さい。これにより緩和振動成分を除いたレ
ーザービームのピークパワーが光情報記録媒体に記録し
たデータの消去に必要なパワーを越えないようにレーザ
ービームのパワーを設定すれば、簡易かつ確実に駆動の
条件を設定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0010】(1)実施の第1の形態の構成 (1−1)第1の実施の形態 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク装
置の要部を示すブロック図である。この光ディスク装置
1においては、光ディスク2に所望のデータを記録し、
またこの光ディスク2に記録されたデータを再生して出
力する。
【0011】ここで光ディスク2は、相変化型の光ディ
スクであり、スピンドルモータ3により所定の回転速度
で回転駆動される。光ピックアップ4は、この光ディス
ク2にレーザービームを照射し、その戻り光を受光する
ことにより、光ディスク2に形成されたマーク列に応じ
て信号レベルが変化する再生信号RFを生成して出力す
る。また光ディスク2に照射するレーザービームL1の
パワーを間欠的に立ち上げ、これにより所望のデータの
熱記録する。
【0012】すなわち光ピックアップ4において、半導
体レーザーダイオード5は、駆動信号SDにより駆動さ
れてレーザービームL1を出射し、続くコリメータレン
ズ6は、このレーザービームL1を略平行光線に変換し
てビームスプリッタ7に出射する。ビームスプリッタ7
は、このレーザービームL1を反射及び透過することに
より、2つの光束に分離し、リレーレンズ8は、ビーム
スプリッタ7を透過したレーザービームL1を受光素子
9に集光する。これにより光ピックアップ4において
は、受光素子9の受光結果によりレーザービームL1の
パワーを検出できるようになされている。
【0013】さらに光ピックアップ4において、対物レ
ンズ10は、ビームスプリッタ7で反射したレーザービ
ームL1を光ディスク2の情報記録面に集光し、またそ
の結果光ディスク2より得られる戻り光L2をビームス
プリッタ7に導く。リレーレンズ11は、ビームスプリ
ッタ7を透過した戻り光L2を受光素子12に集光す
し、これにより光ピックアップ4においては、この受光
素子12の受光結果に基づいて光ディスク2に記録され
た情報を再生できるようになされている。
【0014】なお光ピックアップ4においては、この図
2に示す光学系の構成に加えて、トラッキングエラー信
号及びフォーカスエラー信号の検出系を有し、これらの
検出系で検出されたトラッキングエラー信号及びフォー
カスエラー信号に基づいて対物レンズ10がトラッキン
グ制御されるようになされている。
【0015】光ディスク装置1においては、受光素子1
2の受光結果より再生信号RFが生成され、増幅回路1
4は、この再生信号RFを所定利得で増幅して出力す
る。再生信号処理回路15は、この再生信号RFを2値
識別して再生データD1を得、この再生データD1を誤
り訂正処理等してコントローラ16に出力する。これに
より光ディスク装置1では、このコントローラ16を介
して光ディスク2より再生したデータD1をホスト装置
に出力できるようになされている。
【0016】電流電圧変換回路(I−V)19は、受光
素子9の受光結果を電流電圧変換処理し、これによりレ
ーザービームL1のパワーに応じて信号レベルが変化す
るモニタ信号SMを生成する。
【0017】自動光量制御回路(APC)20は、この
モニタ信号SMの直流レベルと所定の基準レベルとの比
較結果に基づいてドライブ21に制御信号を出力するこ
とにより、半導体レーザーダイオード5の温度変化に伴
うレーザービームL1のパワー変化を防止する。この処
理において自動光量制御回路20は、再生時、モニタ信
号SMの直流レベルがコントローラ16より指示される
直流レベルDCとなるように制御信号を出力することに
より、レーザービームL1の平均パワーがこの直流レベ
ルDCで決まるパワーとなるように制御信号を出力す
る。また記録時、コントローラ16から出力される記録
データD2に応じた記録信号RECにより、ドライブ2
1に出力する制御信号の信号レベルを切り換える。
【0018】ドライブ21は、この自動光量制御回路2
0より出力される制御信号により半導体レーザーダイオ
ード5を駆動する駆動信号SDを生成し、これにより記
録時、記録信号RECに応じて間欠的にレーザービーム
L1のパワーを立ち上げる。
【0019】発振回路(OSC)23は、所定周波数の
高周波正弦波信号S1を生成し、再生時、この高周波正
弦波信号S1を駆動信号SDに重畳する。これにより光
ディスク装置1においては、再生時、半導体レーザーダ
イオード5を間欠的に点灯し、レーザービームL1のノ
イズの混入による再生信号RFのSN比の劣化を有効に
回避するようになされている。発振回路23は、この高
周波正弦波信号S1をコントローラ16より指示される
振幅値AMPにより出力する。これらにより光ディスク
装置1においては、再生時、コントローラ16により指
示される直流レベルDCであって、コントローラ16に
より指示される振幅AMPによる高周波正弦波信号S1
を重畳してなる駆動信号SDにより半導体レーザーダイ
オード5を駆動するようになされている。
【0020】コントローラ16は、この光ディスク装置
1全体の動作を制御するマイクロコンピュータであり、
ホストからの制御により、ホストより出力されるデータ
D2を光ディスク2に記録するように、また光ディスク
2に記録されたデータD1を再生するように、全体の動
作を制御する。この制御において、コントローラ16
は、再生時、自動光量制御回路20及び発振回路23の
動作を制御し、これにより事前に設定された条件によ
り、駆動信号SDの直流レベルDCを設定し、またこの
駆動信号SDに重畳する高周波正弦波信号S1の振幅A
MPを設定する。
【0021】コントローラ16において、駆動信号SD
の直流レベルDCにあっては、レーザービームL1の平
均値パワーPrが消去パワーの下限値Peに対して、次
式の関係式を満足するように設定される。
【0022】
【数1】
【0023】なおここで消去パワーは、光ディスク2に
形成したマーク列の消去に必要とされるレーザービーム
L1のパワーである。この光ディスク2は、消去パワー
を種々に変化してレーザービームL1を照射した後、再
生すると、図3に示すようなジッタ量により再生信号R
Fが検出される。なおこのこの図3に示す特性において
は、線速度4.8〔m/sec〕によりレーザービーム
L1を照射した場合であり、1回目、2回目等の記述
は、それぞれ記録消去を繰り返した際の何回目の特性で
あるかを示すものである。
【0024】この種の光ディスク2においては、記録さ
れたマークが充分に消去されないと、続く記録再生時、
ジッタが観察されることになり、この実施の形態におい
ては、矢印により示す約4〔mW〕を消去パワーの下限
値Peに設定した。
【0025】これに対して高周波正弦波信号S1の振幅
AMPにあっては、レーザービームL1のパワーに換算
した振幅MODが次式の関係式を満足するように設定さ
れる。なおこの実施の形態では、半導体レーザーダイオ
ード5が発振を開始するしきい値電圧TH以下であって
も、しきい値電圧TH以上の場合と同様に、駆動信号S
Dの信号レベルに応じてレーザービームL1のパワーが
変化するとして、高周波正弦波信号S1の振幅AMPを
レーザービームL1のパワーに換算する。
【数2】
【0026】すなわち高周波正弦波信号S1にあって
は、レーザービームL1のパワーに換算した振幅MOD
が、平均値パワーPrの2倍より大きなパワーであり、
また消去に必要なパワーPeから平均値パワーPrを減
算したパワーの2倍より小さなパワーであるように設定
される。
【0027】これらによりコントローラ16において
は、図1に高周波正弦波信号S1が重畳されてなる駆動
信号SDをレーザービームL1のパワーとの関係により
示すように、レーザービームL1の平均値パワーPrに
ついては、消去パワーの下限値Peの1/2より小さな
パワーとなるように駆動信号SDを設定して、高周波正
弦波信号S1により駆動信号SDの信号レベルが発振開
始のしきい値電圧TH(この実施の形態では、便宜的
に、0〔V〕に設定されていることになる)を横切るよ
うになっても、ピーク側においては、消去パワーの下限
値Peまでの間で余裕を確保できるようになされてい
る。
【0028】また高周波正弦波信号S1の振幅にあって
は、緩和振動成分を除いて検出される光量変化の振幅M
ODにおいて、レーザービームL1のパワーが消去パワ
ーの下限値Peを越えないようにし、かつボトム側では
発振開始のしきい値電圧THを横切るようにする。なお
この図1(A)及び(B)においては、(1)式及び
(2)式により設定される条件により高周波正弦波信号
S1の振幅を最も大きくした場合と、最も小さくした場
合とである。この実施の形態では、これらの条件を満足
するように設定して、図3において符号Pmaxにより
示すように、緩和成分を除いて検出されるレーザービー
ムL1のピークパワーが約3.8〔mW〕になるように
なされている。
【0029】ここで緩和振動成分とは、半導体レーザー
ダイオードが発振を開始した直後に出射されるマルチモ
ードによる成分である。すなわち半導体レーザーダイオ
ードにおいては、駆動信号の信号レベルが発振開始のし
きい値を越えて立ち上がると発振を開始し、この発振開
始直後より所定時間経過して誘導放出の機構が確立され
ると考えられる。緩和振動成分とは、このような発振開
始直後より誘導放出の機構が確立されるまでの間で出射
される成分であり、この成分にあっては、波長の分散が
激しいことにより、この成分を取り除いた誘導放出によ
るコヒーレンシーな成分に比して光ディスク2の加熱に
寄与する割合が著しく少ないことが判った。
【0030】すなわち図4〜図6に示すように、駆動信
号の平均レベルを固定した状態で、高周波正弦波信号S
1の周波数を順次段階的に変化させて再生信号RFのジ
ッタ量を測定した結果によれば、ジッタ量は、殆ど周波
数により変化しないことが判った。ここで図4は、高周
波正弦波信号S1の周波数が270〔MHz〕の場合で
あり、図5は、高周波正弦波信号S1の周波数が220
〔MHz〕の場合であり、図6は、高周波正弦波信号S
1の周波数が170〔MHz〕の場合である。これらは
何れも、書き込み後、2分経過して再生したものであ
り、横軸は、レーザービームL1の平均値パワーであ
る。
【0031】これらの図4〜図6の条件において、同一
の平均値パワーにおけるレーザービームL1のパワーを
モニタ信号SMの信号波形により示すと、図7〜図9に
示すように、正弦波高周波信号S1の信号レベルがしき
い値電圧を越えると、レーザービームL1の出力が開始
され、その後、正弦波高周波信号S1の信号レベルに応
じてパワーが変化してなる状態が形成される。なおこれ
ら図7〜図9に示す信号波形は、それぞれ図5〜図6に
示す平均値パワー1.4〔mW〕時におけるものであ
り、高周波正弦波信号S1の周波数が270〔MHz〕
の場合(図7)においては、周波数が高いことにより緩
和振動成分と他の部分との識別は困難であるものの、高
周波正弦波信号S1の周波数が低い場合(図8及び図
9)には、これら緩和振動成分と他の部分との関係を見
て取ることができる。
【0032】これら緩和振動成分と他の部分(以下、誘
導放出成分と呼ぶ)とを分離して図7〜図9に示した信
号波形を解析すると、図7〜図9との対比により図10
〜図12のように表され、これらの誘導放出成分を纏め
て示すと、図13に示すように表される。なおこの図1
3においては、それぞれ高周波正弦波信号S1の周波数
により各誘導放出成分のピーク成分を示す。
【0033】これらにより消去のパワーPeに比して平
均パワーが充分に小さな場合であっても、高周波正弦波
信号S1により再生して記録済データが消去されるの
は、これら誘導放出成分によるピークパワーが消去のパ
ワーPeを越えることにより、発生することが判った。
なお図13に示すように、高周波正弦波信号S1の周波
数を変化させても、誘導放出によるピークパワーは大き
く変化せず、また再生信号RFに含まれるジッタ量も殆
ど変化しない。
【0034】これらによりコントローラ16において
は、このように高周波正弦波信号S1の周波数を低下さ
せて検出される誘導放出成分によるピークパワーが消去
パワーPeを越えないように、また高周波正弦波信号S
1により半導体レーザーダイオード5が間欠的に点灯す
るように、設計の時の条件出しにより駆動信号SDの直
流レベルDC、高周波正弦波信号S1の振幅値AMPが
設定され、この設定された駆動信号SDの直流レベルD
C、高周波正弦波信号S1の振幅値AMPをそれぞれ自
動光量制御回路20及び発振回路23に指示するように
なされている。
【0035】(1−2)第1の実施の形態の動作 以上の構成において、この光ディスク装置1は(図
1)、半導体レーザーダイオード5より出射されるレー
ザービームL1のパワーが自動光量制御回路20の制御
により記録信号RECに応じて間欠的に立ち上げられ、
このレーザービームL1がビームスプリッタ7、対物レ
ンズ10を介して光ディスク2の情報記録面に集光され
る。これにより光ディスク装置1では、光ディスク2の
情報記録面を局所的に加熱して情報記録面を構成する相
変化膜を変化させ、ホストより出力されるデータD2が
光ディスク2に記録される。
【0036】これに対して再生時、ドライブ21より出
力される駆動信号SDに発振回路23より出力される高
周波正弦波信号S1が重畳され、この高周波正弦波信号
S1が重畳されてなる駆動信号SDにより半導体レーザ
ーダイオード5が駆動される。これにより半導体レーザ
ーダイオード5が高周波正弦波信号S1の周期により間
欠的に点灯してレーザービームL1が出射され、このレ
ーザービームL1が光ディスク2の情報記録面に集光さ
れる。さらに光ディスク2より得られる戻り光が対物レ
ンズ10、ビームスプリッタ7、リレーレンズ11によ
り受光素子12に導かれ、この受光素子12の受光結果
が再生信号処理回路15により処理されて光ディスク2
に記録されたデータD1が再生される。
【0037】このようにして光ディスク2に照射される
レーザービームL1においては、設計の時の条件出しに
より、緩和振動成分を除いたレーザービームL1のピー
クパワーがデータの消去に必要なパワーPeを越えない
ように、また高周波正弦波信号S1の周期により間欠的
にレーザービームL1を点灯可能に、駆動信号SDの直
流レベルDC、高周波正弦波信号S1の振幅AMPが検
出され、この検出された直流レベルDC、振幅AMPに
よりそれぞれドライブ21及び発振回路23より駆動信
号SD及び高周波正弦波信号S1が出力される。
【0038】これにより光ディスク装置1においては、
消去のパワーに比して平均パワーが充分に小さな場合で
あっても、加熱の効果が小さな緩和振動成分を除いた、
実際に光ディスク2の加熱に供するレーザービームL1
のパワーがデータの消去に必要なパワーPeを越えない
ように設定されて、光ディスク2に記録されたデータを
安定かつ確実に再生することが可能となる。
【0039】また(1)式及び(2)式について上述し
たように、この条件の設定においては、緩和振動成分を
除いた、実際に光ディスク2の加熱に供するレーザービ
ームL1のパワーをデータの消去に必要なパワーPeを
越えないように設定するだけの作業で良いことにより、
その分、駆動の条件を簡易かつ確実に選定することがで
きる。
【0040】より具体的には、レーザービームL1の平
均値パワーを消去に必要なパワーの1/2より小さな値
に設定し、またレーザービームL1のパワーに換算した
高周波正弦波信号S1の振幅AMPが平均値パワーの2
倍より大きなパワーであり、また消去に必要なパワーか
ら平均値パワーを減算したパワーの2倍より小さなパワ
ーであるように設定して、緩和振動成分を除いたレーザ
ービームL1のパワーがデータの消去に必要なパワーP
eを越えないように設定され、これにより駆動の条件を
簡易かつ確実に選定することができる。
【0041】(1−3)第1の実施の形態の効果 以上の構成によれば、緩和振動成分を除いたレーザービ
ームL1のピークパワーがデータの消去に必要なパワー
Peを越えないように設定することにより、高周波信号
を重畳してレーザーダイオードを駆動する場合に、この
駆動の条件を簡易かつ確実に選定することができる。
【0042】さらにレーザービームL1の平均値パワー
を消去に必要なパワーの1/2より小さな値に設定し、
レーザービームL1のパワーに換算した高周波正弦波信
号S1の振幅AMPが、平均値パワーの2倍より大きな
パワーであり、また消去に必要なパワーから平均値パワ
ーを減算したパワーの2倍より小さなパワーであるよう
に設定することにより、簡易かつ確実に緩和振動成分を
除いたレーザービームL1のピークパワーがデータの消
去に必要なパワーPeを越えないように設定することが
できる。
【0043】(2)第2の実施の形態 この第2の実施の形態に係る光ディスク装置において
は、光ディスクに応じて上述した駆動の条件を最適化す
る。なおこの光ディスク装置においては、光ディスク3
2等の一部の構成が異なる点を除いて、第1の実施の形
態について上述した光ディスク装置1と同一の構成であ
ることにより、図1においてこの実施の形態に係る光デ
ィスク装置31に特有の構成を括弧書により示して説明
する。
【0044】この実施の形態に係る光ディスク装置31
に適用される光ディスク32は、相変化の光ディスクで
あり、最内周のリードインエリアに消去パワーPeが基
準のパワーとして記録されるようになされている。
【0045】光ディスク装置31において、コントロー
ラ36においては、光ディスク32が装填されると、図
14に示す処理手順を実行することにより、この光ディ
スク32の最内周に記録された消去パワーPeに従っ
て、駆動信号SDの直流レベルDC、高周波正弦波信号
S1の振幅AMPを最適化する。
【0046】すなわちコントローラ36は、ステップS
P1からステップSP2に移り、光ディスク2のリード
インエリアに記録された光ディスク2の識別情報等と共
に、消去パワーPeを検出する。
【0047】続いてコントローラ36は、ステップSP
3に移り、発振回路23に高周波正弦波信号S1の周波
数FRQの低下を指示する。ここでコントローラ36
は、図9に示したように、モニタ信号SMにより検出さ
れるレーザービームL1の光量の変化において、緩和振
動成分によるピークパワーと誘導放出成分によるピーク
パワーとが充分に分離されて、ピークホールド等の手法
により誘導放出成分によるピークパワーを確実に検出可
能な程度に、高周波正弦波信号S1の周波数FRQの低
下を指示する。
【0048】さらにコントローラ36は、光ディスク3
2に形成された試し書き領域に所定の試し書きデータを
記録した後、この発振回路23に指示した条件により試
し書きしたデータを再生する。なおここでこの試し書き
データの再生時においては、光ディスク32より再生し
た消去パワーPeに基づいて、事前に設定された標準再
生の直流レベルDC、振幅AMPを補正し、この補正し
た直流レベルDC、振幅AMPを基準にして試し書きデ
ータの再生を指示する。
【0049】続いてコントローラ36は、ステップSP
4に移り、電流電圧変換回路19より出力されるモニタ
信号SMをピークホールドして取り込むことにより、誘
導放出成分によるピークパワーを検出する。続いてコン
トローラ36は、ステップSP5に移り、この検出した
ピークパワーを基準にして(1)式及び(2)式の条件
を満足するように、試し書きデータの再生時に仮設定し
た直流レベルDC、振幅AMPを補正し、再生時におけ
る直流レベルDC、振幅AMPを決定する。
【0050】このようにして直流レベルDC、振幅AM
Pを決定すると、コントローラ36は、ステップSP6
に移って、この処理手順を終了し、ホストからの指示に
より光ディスク32に記録されたデータを再生する場
合、この決定した条件による再生を各回路ブロックに指
示する。
【0051】この実施の形態によれば、緩和振動成分を
除いたレーザービームL1のピークパワーがデータの消
去に必要なパワーPeを越えないように、光ディスクに
応じて駆動の条件を設定することにより、簡易かつ確実
な条件設定作業により光ディスク2に応じて適切に再生
の条件を設定することができ、その分、簡易かつ確実に
種々の情報記録膜の特性による光ディスクに対応するこ
とができる。
【0052】このとき光ディスク2に記録された基準の
パワーに従って、レーザービームのパワーを設定するこ
とにより、簡易に再生の条件を設定することができる。
【0053】さらに光ディスクの再生結果に基づいて、
レーザービームのパワーを最終的に設定することによ
り、確実にジッタを低減して所望のデータを安定に再生
することができる。
【0054】(3)他の実施の形態 なお上述の第2の実施の形態においては、試し書きした
データの再生結果に基づいて、レーザービームのパワー
を最終的に設定する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、実用上充分な特性を得ることができる場
合、単に光ディスク2に記録された基準のパワーに従っ
て、レーザービームのパワーを設定するようにしてもよ
い。またこれとは逆に、試し書きしたデータの再生結果
だけで実用上充分な特性を得ることができる場合、光デ
ィスクからの基準パワーの取得を省略して、試し書きし
たデータの再生結果だけで駆動の条件を設定する場合
等、種々の駆動の条件設定方法を広く適用することがで
きる。
【0055】また上述の実施の形態においては、ピーク
の時間差により緩和振動成分を除いたピークパワーを検
出する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
例えば誘導放出成分にあっては高周波正弦波信号の周波
数成分であることにより光量の検出結果を帯域制限して
誘導放出成分のピークパワーを検出する場合等、種々の
ピークパワー検出手法を広く適用することができる。
【0056】さらに上述の実施の形態においては、相変
化型の光ディスクに記録されたデータを再生する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じて
光磁気ディスクに記録されたデータを再生する場合等に
適用することもできる。
【0057】また上述の実施の形態においては、本発明
を光ディスク装置に適用する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、光ディスクと同様の構造の情報記
録面を有するカード状記録媒体等、レーザービームの照
射により記録されたデータを再生することができる光情
報記録媒体の再生装置である光情報再生装置に広く適用
することができる。
【発明の効果】上述のように本発明によれば、緩和振動
成分を除いたレーザービームのピークパワーが消去に必
要なパワーを越えないようにレーザービームのパワーを
設定することにより、高周波信号を重畳してレーザーダ
イオードを駆動する場合に、この駆動の条件を簡易かつ
確実に選定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク装
置において、半導体レーザーダイオードの駆動条件の説
明に供する信号波形図である。
【図2】図1の駆動条件に係る光ディスク装置を示すブ
ロック図である。
【図3】光ディスクの再生の条件の説明に供する特性曲
線図である。
【図4】高周波正弦波信号の周波数を270〔MHz〕
に設定した場合の、レーザービームの平均パワーとジッ
タ量との関係を示す特性曲線図である。
【図5】高周波正弦波信号の周波数を220〔MHz〕
に設定した場合の、レーザービームの平均パワーとジッ
タ量との関係を示す特性曲線図である。
【図6】高周波正弦波信号の周波数を170〔MHz〕
に設定した場合の、レーザービームの平均パワーとジッ
タ量との関係を示す特性曲線図である。
【図7】高周波正弦波信号の周波数を270〔MHz〕
に設定した場合の、レーザービームのパワーの変化を示
す信号波形図である。
【図8】高周波正弦波信号の周波数を220〔MHz〕
に設定した場合の、レーザービームのパワーの変化を示
す信号波形図である。
【図9】高周波正弦波信号の周波数を170〔MHz〕
に設定した場合の、レーザービームのパワーの変化を示
す信号波形図である。
【図10】図7の信号波形を緩和振動成分とそれ以外の
成分とに分離して示す信号波形図である。
【図11】図8の信号波形を緩和振動成分とそれ以外の
成分とに分離して示す信号波形図である。
【図12】図9の信号波形を緩和振動成分とそれ以外の
成分とに分離して示す信号波形図である。
【図13】図10、図11及び図12に示す信号波形を
重ねて示す信号波形図である。
【図14】第2の実施の形態に係る光ディスクにおける
コントローラの処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……光ディスク装置、2、32……光ディスク、5…
…半導体レーザーダイオード、16、36……コントロ
ーラ、19……電流電圧変換回路、20……自動光量制
御回路、21……ドライブ、23……発振回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波信号を重畳した駆動信号によりレー
    ザー光源を間欠的に点灯してレーザービームを光情報記
    録媒体に照射し、前記光情報記録媒体に記録されたデー
    タを再生する光情報再生装置において、 緩和振動成分を除いた前記レーザービームのピークパワ
    ーが前記光情報記録媒体に記録したデータの消去に必要
    なパワーを越えないように、前記レーザービームのパワ
    ーが設定されたことを特徴とする光情報再生装置。
  2. 【請求項2】前記レーザービームの平均パワーが前記消
    去に必要なパワーの1/2より小さな値に設定され、 前記レーザービームのパワーに換算した前記高周波信号
    の振幅が、前記平均パワーの2倍より大きなパワーであ
    り、前記消去に必要なパワーから前記平均パワーを減算
    したパワーの2倍より小さなパワーであることを特徴と
    する請求項1に記載の光情報再生装置。
  3. 【請求項3】前記光情報記録媒体を交換可能に保持し、 前記光情報記録媒体に応じて、前記レーザービームのパ
    ワーを設定することを特徴とする請求項1に記載の光情
    報再生装置。
  4. 【請求項4】前記光情報記録媒体に記録された基準のパ
    ワーに従って、前記レーザービームのパワーを設定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の光情報再生装置。
  5. 【請求項5】前記光情報記録媒体の再生結果に基づい
    て、前記レーザービームのパワーを設定することを特徴
    とする請求項3に記載の光情報再生装置。
  6. 【請求項6】高周波信号を重畳した駆動信号によりレー
    ザー光源を間欠的に点灯してレーザービームを光情報記
    録媒体に照射し、前記光情報記録媒体に記録されたデー
    タを再生する光情報再生装置の光量設定方法において、 緩和振動成分を除いた前記レーザービームのピークパワ
    ーが前記光情報記録媒体に記録したデータの消去に必要
    なパワーを越えないように、前記レーザービームのパワ
    ーを設定することを特徴とする光情報再生装置の光量設
    定方法
  7. 【請求項7】前記レーザービームの平均パワーを前記消
    去に必要なパワーの1/2より小さな値に設定し、 前記レーザービームのパワーに換算した前記高周波信号
    の振幅が、前記平均パワーの2倍より大きなパワーであ
    り、前記消去に必要なパワーから前記平均パワーを減算
    したパワーの2倍より小さなパワーに設定することを特
    徴とする請求項6に記載の光情報再生装置の光量設定方
    法。
  8. 【請求項8】前記光情報記録媒体に応じて、前記レーザ
    ービームのパワーを設定することを特徴とする請求項6
    に記載の光情報再生装置の光量設定方法。
  9. 【請求項9】前記光情報記録媒体に記録された基準のパ
    ワーに従って、前記レーザービームのパワーを設定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の光情報再生装置の光
    量設定方法。
  10. 【請求項10】前記光情報記録媒体の再生結果に基づい
    て、前記レーザービームのパワーを設定することを特徴
    とする請求項8に記載の光情報再生装置の光量設定方
    法。
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