JP4324941B2 - レーザー駆動装置、光学式ヘッド、および光ディスクドライブ装置 - Google Patents

レーザー駆動装置、光学式ヘッド、および光ディスクドライブ装置 Download PDF

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Description

本発明は、コンパクトディスクやDVD等の光ディスクにレーザー光を照射してデータを再生または記録するためのレーザー駆動装置、光学式ヘッド、および光ディスクドライブ装置に関するものである。
最近では光ディスクドライブ装置のレーザー発光素子には小型、低消費電力の理由で半導体レーザーが用いられているが、半導体レーザーを光ディスクドライブ装置の光源として用いたとき、光ディスクからの反射光により半導体レーザーのレーザー発振モードが干渉されて光学的ノイズが生じる。このような半導体レーザーに生ずる光学的ノイズ低減方法としては、高周波電流駆動回路からの高周波の交流電流を直流電流と重畳して半導体レーザーに流す高周波電流重畳方法が知られている。しかし、高周波電流を重畳すると大きな不要輻射ノイズが発生するという問題があった。
また、光ディスクに記録する場合、半導体レーザーに流す電流をライトストラテージと呼ばれる駆動波形でスイッチングするので、レーザー発光素子が半導体レーザーであるないにかかわらず、そのスイッチングの基本波および高調波が大きな不要輻射ノイズになるという問題もあった。
従来から、その不要輻射ノイズを低減する方法として、特許文献1や特許文献2に記載されたものがある。
特許文献1は、半導体レーザーと、電子回路部と、電子回路部を実装し半導体レーザーと電気的に接続された回路基板と、回路基板に実装された電子回路部を囲む導電性材料の筐体と、半導体レーザーより発光される光ビームを集光し光スポットをディスク上に照射する対物レンズを駆動してフォーカス、トラッキング方向に追従させる対物レンズ駆動装置と、半導体レーザー、回路基板、筐体および対物レンズ駆動装置を搭載した基台と、トラバースベースと、基台に対して摺動自在でありトラバースベースに固定されたシャフトで構成され、筐体がシールド機能とともにシャフトに対して付勢力を作用させるバネ部を備えたものである。
これによれば、筐体がシールド機能とともにシャフトに対して付勢力を作用させるバネ部を有することを特徴としており、筐体のシールド機能によって不要輻射ノイズを低減している。
特許文献2は、フレキシブルプリント配線板と、受発光面が前記フレキシブルプリント配線板の裏面側に向き、前記フレキシブルプリント配線板の表面側に端子部により取り付けられた受発光素子と、前記フレキシブルプリント配線板に実装された高周波重畳回路と、シールドケースを備えた構造であって、前記受発光素子部のフレキシブルプリント配線板の表面側に前記シールドケースが前記受発光素子の受発光面の反対側及び端子を覆い隠すように取り付けられ、前記受発光素子部と前記高周波重畳回路部のフレキシブルプリント配線板の表面側同士が向かい合うように曲げられ、前記高周波重畳回路を含む付近の前記フレキシブルプリント配線板が前記シールドケース内に位置しており、前記フレキシブルプリント配線板のうち前記受発光素子と高周波重畳回路の間のフレキシブルプリント配線板がシールドケース内に位置することを特徴とするフレキシブルプリント配線板ユニットである。
これによれば、受発光素子を、フレキシブルプリント配線板に対し裏面側に向けて取り付け、表面側で固定し、さらにフレキシブルプリント配線板を表面側が内側になるよう屈曲させてシールドケース内に配置させることで、不要輻射を減らしている。
しかし、いずれの場合もシールドすることによって不要輻射ノイズが外部に放射されないようにするものであるため、機構的な制約が発生し、シールドするためのコストがかかるという欠点があった。
特開平11−154334号公報 特開2000−322754号公報
解決しようとする問題点は、不要輻射ノイズを低減するために従来はシールドが必要であって、そのために機構的な制約が発生し、シールドするためのコストがかかるという点である。
本発明は、半導体レーザーに流す電流に重畳されて不要輻射ノイズの元になる高周波重畳信号や、記録時のライトストラテージによるスイッチング信号にジッターを与えることによってスペクトラムを拡散し、不要輻射ノイズのピーク値を低減することを最も主要な特徴とする。
本発明のレーザー駆動装置、光学式ヘッド、および光ディスクドライブ装置は、高周波重畳信号や記録時のライトストラテージによるスイッチング信号にジッターを与えるため、不要輻射ノイズのスペクトラムが拡散し、輻射のピークレベルが低減するため、シールドが不要になり、そのために機構的な制約がなくなり、シールドするためのコストも不要になってコスト低減できるという利点がある。
不要輻射ノイズのピークレベルを低減させるために、再生時および記録時の記録マーク非形成時は高周波重畳回路の出力波形にジッターを付加し、記録時はライトストラテージ発生回路の出力波形にジッターを付加して不要輻射ノイズのスペクトラムを拡散させることにより、シールドなしで不要輻射ノイズの低減を実現した。
図1は、本発明の光ディスクドライブ装置の第1の実施例のブロック図であり、1は光ディスク、2は光学ヘッド、3はレーザー駆動装置、4は光学系、5は半導体レーザー、6は光検出器、7は高周波重畳回路、8はレーザードライバー、9は高周波発振回路、10はジッター付加回路、11はジッター信号発生回路、12は制御回路である。
このように構成された光ディスクドライブ装置において、半導体レーザー5から発光された光は光学系4で集光されて光ディスク1に照射される。半導体レーザー5から発光された光の内の一部は発光パワーの制御用モニター信号として光検出器6で電気信号に変換され、制御用モニター信号が定められた値になるように制御回路12によって制御され、レーザー駆動装置3を通して半導体レーザー5を駆動する。レーザー駆動装置3は、レーザードライバー8、高周波重畳回路7、高周波発振回路9、ジッター付加回路10、ジッター信号発生回路で構成されており、後述(図13〜図16)のジッター信号発生回路11で発生したジッターがジッター付加回路10によって高周波発振回路9で発生する高周波信号を周波数変調しジッターが与えらる。
図2は、本発明の装置に用いる高周波信号へのジッター付加方法の第1の実施例で、9は高周波発振回路、10はジッター付加回路、11はジッター信号発生回路であり、Q1はトランジスター、R1〜4は抵抗、C1〜4はコンデンサー、L1はコイル、D1は可変容量ダイオードである。Q1はコレクター接地型増幅器としてコレクターは電源に接続され、エミッターには負荷抵抗R1が接続され、ベースにはR2とR3の抵抗分割でバイアス電圧が与えられ、L1は直流カット用コンデンサーC3を経由してC1とC2の直列回路とで共振回路が構成され、Q1のエミッターからC1とC2の間に帰還するコルピッツ型発振回路を構成しており、L1には更に直流カット用コンデンサーC4を経由して可変容量ダイオードD1の静電容量がC1とC2の直列容量に並列に共振回路に付加されている。D1はR4を経由してジッター発生回路11の出力が加えられており、ジッター信号に応じてD1の容量値が変化するため、共振周波数が変化してジッター信号で高周波信号が周波数変調される。
また、ここでは発振回路はコルピッツ型で説明したが、ハートレー型でもよく、接地型はコレクター接地型で説明したが、エミッタ接地型でもベース接地型でもよく、トランジスターはバイポーラトランジスターで説明したが、FETでもその他の増幅素子でも同様である。
図3は、本発明の装置に用いる高周波信号へのジッター付加方法の第2の実施例で、9は高周波発振回路、10はジッター付加回路、11はジッター信号発生回路であり、13、14、15はインバータ、C5、C6、C7はコンデンサ、16はインバータドライブ回路である。インバータ13、インバータ14、インバータ15はそれぞれの出力が次段の入力にリング状に接続され、それぞれの出力には遅延用のC1、C2、C3が接続され、電源はインバータドライブ回路16に接続されており、このように奇数個のインバータがリング状に接続されていると、各インバータの遅延の総和が位相遅れ180度になる周波数で発振する発振回路を構成している。インバータドライブ回路16はジッター付加回路10に相当し、インバータ13、インバータ14、インバータ15に対して可変の電源電流または電源電圧を与えており、その電源電流が大きい場合はその電流とC5、C6、C7による遅延が小さく、電源電流が小さいと遅延が大きい。電源電圧を与えている場合はインバータ14、インバータ15のオン抵抗が電源電圧によって変化することによって、電源電圧が高い場合はオン抵抗が小さいためそのオン抵抗とC5、C6、C7による遅延が小さく、電源電圧が低いとオン抵抗が高いため遅延が大きい。ここで遅延用のC5、C6、C7を書いてあるが、インバータ13、インバータ14、インバータ15の寄生の入力ゲート容量を用いれば特別には必要はない。インバータドライブ回路16にジッター信号発生回路の出力で供給される電源電流または電源電圧を変化させると、位相遅れが180度になる周波数が変化するのでジッター信号で高周波信号が周波数変調される。
図4は、本発明の装置に用いる高周波信号へのジッター付加方法の第3の実施例で、9は高周波発振回路、10はジッター付加回路、11はジッター信号発生回路であり、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6はNチャンネルのMOS型FET、R5、R6、R7、R8は抵抗、C8はコンデンサーであり、Q2、Q3、R5、R6、C8でソース結合型マルチバイブレータと呼ばれる高周波発振回路9が構成され、Q2、Q3に供給される電流はQ4、Q5の電流源で供給されており、その電流値はR7とQ6に流れる電流がQ4、Q5のミラー回路でミラーされており、そのミラー電流とC8の容量値で発振周波数が決まる。ジッター発生回路11の出力はR8を介してR7とQ6の間に電流を流し込むため、R8がジッター付加回路10となり、ジッター信号によって変化するミラー電流によって発振周波数が決まるのでジッター信号で高周波信号が周波数変調される。
ここで、実施例はNチャンネルのMOS型FETで説明したが、PチャンネルのMOS型FETであっても、ジャンクション型FETであっても、バイポーラトランジスターであっても同様に構成可能である。
図5は、本発明の効果の説明図であり、横軸は周波数、縦軸は輻射電界強度である。17は従来の高周波重畳する高周波にジッターを与えない場合の輻射レベルであり、重畳周波数に大きなピークを発生する。18は本発明の重畳周波数にジッターを与えて周波数変調をかけた場合の輻射レベルで、スペクトラムが分散するためピークレベルが下がり、他機器への妨害が著しく低減され、シールドが不要あるいは簡略化ができる。
図6は、本発明の光ディスクドライブ装置の第2の実施例のブロック図であり、1は光ディスク、2は光学ヘッド、3はレーザー駆動装置、4は光学系、5は半導体レーザー、6は光検出器、8はレーザードライバー、10はジッター付加回路、11はジッター信号発生回路、12は制御回路、21はライトストラテージ発生回路、22は記録信号発生回路である。
図7は、ライトストラテージの説明図で、(a)は記録信号、(b)は記録クロック、(c)はライトストラテージ出力である。ここで記載したライトストラテージはオーバーライト型の波形で、マークを形成する部分がマルチパルス、マークを形成しないスペース部が消去パワーの信号が発生している。
図6と図7を用いて光ディスク1への記録時の動作を説明する。まず、記録信号発生回路22から記録信号(a)と記録クロック(b)が出力され、ライトストラテージ発生回路21に入力されると、光ディスク1に記録するときの半導体レーザー5の光出力波形の元になるライトストラテージ出力(c)がライトストラテージ発生回路21から出力される。ライトストラテージ出力(c)はレーザードライバー5に入力され、半導体レーザー5を駆動して光学系4を通してディスク1に照射され、記録信号が記録される。半導体レーザー5から出力される光の一部は発光パワーの制御用モニター信号として光検出器6で電気信号に変換され、制御用モニター信号が定められた値になるように制御回路12によって制御される。更に、ライトストラテージ出力(c)によるレーザードライブ電流のスイッチングによって大きな不要輻射ノイズが発生するのを防ぐためにジッター信号発生回路11でジッター信号が発生し、ジッター付加回路10でライトストラテージ出力(c)にジッターが付加されて、不要輻射ノイズのスペクトラムが拡散されてピークレベルが下がる。
図8は、本発明の光ディスクドライブ装置に用いるライトストラテージ出力へのジッター付加方法の第1の実施例で、11はジッター信号発生回路、23は位相比較器、24はループフィルタ、25は加算器、26は電圧制御発振器である。図8において、記録信号発生回路22からの記録クロック(b)と電圧制御発振器26の出力が位相比較器23に入力されて位相比較され、その出力がループフィルター24と加算器25を経由して電圧制御発振器26に入力されるので、電圧制御発振器26の出力は記録クロック(b)に位相ロックされた信号となるPLLを構成している。このとき、ジッター信号発生回路11からのジッター信号が加算器25でループフィルター24の出力に加算されるので、電圧制御発振器26の出力はジッターを有した信号となる。この信号を元にライトストラテージ信号を生成するとライトストラテージ信号にもジッターが付加される。
ここで、ライトストラテージ発生回路21が記録クロックの整数倍のクロックを必要とするならば、電圧制御発振器26の出力を分周器で分周して位相比較器23に入力すれば記録クロックの分周比倍のクロックを得ることができる。
図9は、本発明の光ディスクドライブ装置に用いるライトストラテージ出力へのジッター付加方法の第2の実施例で、11はジッター信号発生回路、31はディレイライン、32は位相比較器、33はループフィルタ、34は加算器、35はディレイラインドライブ回路、36はライトストラテージ制御回路、37は選択ゲート回路であり、ディレイライン31はn個のディレイ用バッファーから構成されて全ディレイ用バッファーを通すと、記録クロック(b)の約1周期だけ遅延するようになっている。例えば記録クロック(b)の周期を30ns、1個のディレイ用バッファーの遅延時間を0.3nsとすると、n=100の個数のディレイ用バッファーを通すとちょうど記録クロック(b)の1周期分遅れることになる。
図10は、図9のブロック図の説明図で、(0)はディレイライン31の入力信号で記録クロック(b)と同じであり、(1)、(2)、...(n−1)、(n)はそれぞれ括弧内の段数のディレイ用バッファーを通した出力信号で、(p)は位相比較器32からの位相比較出力である。n個のディレイラインを通した時の遅延時間がちょうど記録クロック(b)の1周期分遅れている場合は位相比較出力(p)は出力されず、遅延時間が小さくて41のように進んだ場合は位相比較出力(p)は42のように負が出力され、遅延時間が大きくて43のように遅れた場合は44のように正が出力される。
図9と図10を用いて動作を説明すると、位相比較器32の位相比較出力(p)はループフィルタ32で平滑され、加算器34を通してディレイラインドライブ回路35に供給され、ディレイライン31のディレイ用バッファーの電源電圧が制御される。このように構成すると、ディレイ用バッファーの遅延時間が小さい場合は位相比較出力(p)に負が出力されて、ディレイラインドライブ回路35からの電圧が下がってディレイ用バッファーの遅延時間が大きくなり、また、ディレイ用バッファーの遅延時間が大きい場合は位相比較出力(p)に正が出力されて、ディレイラインドライブ回路35からの電圧が上がってディレイ用バッファーの遅延時間が小さくなるというフィードバックループを構成して、いつもディレイライン31の出力が記録クロック(b)に対して1周期遅れになるように制御される。このようにすることによって高速クロックを使用せずにライトストラテージ用の任意の遅延波形を得ることができ、ライトストラテージ制御回路36で記録信号(a)に応じて必要なライトストラテージ波形を決め、ディレイライン31からの、どの遅延からどの遅延までのパルスをライトストラテージ出力(c)として出力するかを選択ゲート回路37で選択ゲートして出力される。このとき、ジッター信号発生回路11からのジッター出力を加算器34でループフィルタ33の出力に加算することによってディレイラインドライブ回路を経由してディレイライン31にジッターが付加されて、ライトストラテージ出力(c)にジッターが付加される。
図11は、本発明の光ディスクドライブ装置の第3の実施例のブロック図であり、1は光ディスク、2は光学ヘッド、4は光学系、5は半導体レーザー、6は光検出器、8はレーザードライバー、10はジッター付加回路、11はジッター信号発生回路、12は制御回路、21はライトストラテージ発生回路、22は記録信号発生回路であり、記録のためのライトストラテージ発生回路21を光学ヘッド2の中ではなく、光ディスクドライブ装置の回路ブロック側に置いた例である。
ライトストラテージ出力にジッターを付加する方法は、図8の方法、図9の方法も用いることができるが、更に第3の方法として図12の方法を用いることができる。
図12は本発明の光ディスクドライブ装置に用いるライトストラテージ出力へのジッター付加方法の第3の実施例で、11はジッター信号発生回路、51はウォブル信号検出回路、52は位相比較器、53はループフィルタ、54は加算器、55は電圧制御発振器、56は分周器である。図12において、トラッキング誤差を示すトラッキングエラー信号がウォブル信号検出回路51に入力され、トラッキングエラー信号に含まれるトラックウォブル信号が2値化されて位相比較器52に入力され、電圧制御発振器55を分周器56で分周した出力と位相比較され、ループフィルタ53で平滑化され、加算器54を通して電圧制御発振器55に入力されるPLL回路が構成されており、トラックウォブルに同期した記録クロックを発生させる。例えば1つのトラックウォブル当たりに186個の記録クロックを発生させる場合は分周器56の分周比を186に設定する。このようにして発生した記録クロックに図8の方法を用いてジッターを付加することもできるが、図12の実施例のようにジッター発生回路11のジッター信号を加算器54でループフィルタ53の出力に加算することによって、直接ジッターを付加された記録クロックを得ることができる。
図13は本発明の装置に用いるジッター信号発生回路11の第1の実施例のブロック図で、61はアップダウンカウンタ、62は最大値検出回路、63は0値検出回路、64はセット、リセット型のフリップフロップ、65はデジタルアナログ変換器である。
図14は本発明の装置に用いるジッター信号発生回路11の第1の実施例(図13)の説明図で、アップダウンカウンタ61の出力の図であり、66はアップダウンカウンタ61の最大値、67はアップダウンカウンタ61の0値である。
図13と図14を用いて本実施例のジッター信号発生回路11の動作を説明する。まず、アップダウンカウンタ61には、高周波発振回路の出力や、記録クロックや、あるいは水晶で発振するシステムクロック等のクロックが入力され、最初はクロックでアップカウントされて値が上がっていき、最大値66に到達すると、最大値検出回路62で最大値であることが検出され、フリップフロップ64のS(セット)端子に入力され、フリップフロップ64がセットされ、その出力はアップダウンカウンタ61のアップダウン切り換え入力端子に入力されてダウンカウントに切り替わる。そうすると次はクロックでダウンカウントされて値が下がっていき、0値67に到達すると0値検出回路63で0値であることが検出され、フリップフロップ64のR(リセット)端子にされ、フリップフロップ64がリセットされ、その出力はアップダウンカウンタ61のアップダウン切り換え入力端子に入力されてアップカウントに切り替わる。このようにしてアップダウンカウンタ61からはデジタル信号の三角波が出力され、デジタルアナログ変換器65でアナログ信号の三角波に変換され、その三角波がジッター信号として用いられる。
図15は本発明の装置に用いるジッター信号発生回路11の第2の実施例のブロック図であり、68はカウンタ、65はデジタルアナログ変換器である。
図16は本発明の装置に用いるジッター信号発生回路11の第2の実施例の説明図で、カウンタ68の出力の図であり、66はカウンタ68の最大値、67はカウンタ68の0値である。
図15と図16を用いて本実施例のジッター信号発生回路11の動作を説明する。まず、カウンタ68には、高周波発振回路の出力や、記録クロックや、あるいは水晶で発振するシステムクロック等のクロックが入力され、最初はクロックでアップカウントされて値が上がっていき、最大値66に到達すると、次のクロックでオーバーフローして0値になり、それを繰り返してカウンタ68からはデジタル信号の鋸歯状波が出力され、デジタルアナログ変換器65でアナログ信号の鋸歯状波に変換され、その鋸歯状波信号がジッター信号として用いられる。
ここで、図13および図15に用いるデジタルアナログ変換器65は、1ビット入力、2値出力のデジタルアナログ変換器であってもよい。
また、ジッター信号発生回路11の構成としては、クロックをカウンタで分周して、アナログ的またはデジタル的な低域通過フィルタを通した信号をジッター信号として用いることができるし、デジタルアナログ変換器65の出力の1ビット毎のステップを避けるために低域通過フィルタを追加して滑らかなジッター信号を得ることもできる。
また、カウンタ68の出力を疑似乱数変換してからデジタルアナログ変換器65に入力することによって、周波数の偏移をランダムにして、規則的な信号によるビートの影響を排除することも可能である。
レーザー発光素子をドライブする装置またはレーザー発光素子をドライブする装置を備える装置であって、そのドライブ電流に高周波重畳したものやスイッチング駆動するものであれば、光ディスクドライブ装置に限らず、通信装置やデータ読み取り用装置等のあらゆる用途にも適用できる。
本発明の光ディスクドライブ装置の第1の実施例のブロック図である。 本発明の装置に用いる高周波信号へのジッター付加方法の第1の実施例である。 本発明の装置に用いる高周波信号へのジッター付加方法の第2の実施例である。 本発明の装置に用いる高周波信号へのジッター付加方法の第3の実施例である。 本発明の効果の説明図である。 本発明の光ディスクドライブ装置の第2の実施例のブロック図である。 ライトストラテージの説明図である。 本発明の装置に用いるライトストラテージ出力へのジッター付加方法の第1の実施例のブロック図である。 本発明の装置に用いるライトストラテージ出力へのジッター付加方法の第2の実施例のブロック図である。 本発明の装置に用いるライトストラテージ出力へのジッター付加方法の第2の実施例の説明図である。 本発明の光ディスクドライブ装置の第3の実施例のブロック図である。 本発明の装置に用いるライトストラテージ出力へのジッター付加方法の第3の実施例のブロック図である。 本発明の装置に用いるジッター信号発生回路の第1の実施例のブロック図である。 本発明の装置に用いるジッター信号発生回路の第1の実施例の説明図である。 本発明の装置に用いるジッター信号発生回路の第2の実施例のブロック図である。 本発明の装置に用いるジッター信号発生回路の第2の実施例の説明図である。
符号の説明
1 光ディスク
2 光学ヘッド
3 レーザー駆動装置
4 光学系
5 半導体レーザー
6 光検出器
7 高周波重畳回路
8 レーザードライバー
9 高周波発振回路
10 ジッター付加回路
11 ジッター信号発生回路
12 制御回路
13、14、15 インバータ
16 インバータドライブ回路
21 ライトストラテージ発生回路
22 記録信号発生回路
23 位相比較器
24 ループフィルタ
25 加算器
26 電圧制御発振器
31 ディレイライン
32 位相比較器
33 ループフィルタ
34 加算器
35 ディレイラインドライブ回路
36 ライトストラテージ制御回路
37 選択ゲート回路
51 ウォブル信号検出回路
52 位相比較器
53 ループフィルタ
54 加算器
55 電圧制御発振器
56 分周器
61 アップダウンカウンタ
62 最大値検出回路
63 0値検出回路
64 フリップフロップ
65 デジタルアナログ変換器
68 カウンタ

Claims (7)

  1. レーザー発光素子にドライブ電流を供給するレーザードライバーと、記録時の記録パルスを発生させるライトストラテージ発生回路と、ジッター信号を発生させるジッター信号発生回路と、前記ジッター信号発生回路の出力によって前記記録パルスにジッターを与えるジッター付加回路とを備えたことを特徴とするレーザー駆動装置。
  2. 記録クロックと同じかまたは整数倍のライトストラテージのためのクロックを発生するPLL(フェーズロックドループ)を有し、前記ジッター付加回路は前記PLLのループフィルタに前記ジッター信号発生回路の出力のジッター信号を加算することによって前記ライトストラテージのためのクロックにジッターを付加し、前記ライトストラテージのためのクロックのジッターによって前記記録パルスにジッターを与えることを特徴とする請求項1記載のレーザー駆動装置。
  3. 前記記録パルスを発生させるためにディレイラインを有し、前記ジッター付加回路は前記ディレイラインの電源電圧にジッターを与えることによって前記ディレイラインの出力にジッターを付加し、前記ディレイラインの出力のジッターによって前記記録パルスにジッターを与えることを特徴とする請求項1記載のレーザー駆動装置。
  4. 光ディスクのトラックウォブル信号を逓倍して記録クロックを発生するPLLを有し、前記ジッター付加回路は前記PLLのループフィルタに前記ジッター信号発生回路の出力のジッター信号を加算することによって前記記録クロックにジッターを付加し、前記記録クロックのジッターによって前記記録パルスにジッターを与えることを特徴とする請求項1記載のレーザー駆動装置。
  5. クロックをカウントするカウンタと、前記カウンタの値をアナログ値に変換するデジタルアナログ変換手段を有するジッター信号発生回路を有し、前記ジッター信号発生回路
    から出力されるアナログ値に変換された信号を前記ジッター付加回路に加えることによって前記記録パルスに前記カウンタの値のジッターを与えることを特徴とする請求項1記載のレーザー駆動装置。
  6. レーザー発光素子と、前記レーザー発光素子の発光量をモニターする光検出器と、前記レーザー発光素子の光を光ディスクに集光して照射する光学系と、請求項1から5記載のレーザー駆動装置を備えたことを特徴とする光学式ヘッド。
  7. 前記光検出器の出力によって前記ドライブ電流を制御する制御回路と、前記ライトストラテージ発生回路に対して記録信号を出力する記録信号発生回路と、請求項6記載の光学式ヘッドを備えたことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
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