JP4103879B2 - 光ディスク装置、そのトラッキング誤差信号のオフセット調整方法及びプログラム - Google Patents

光ディスク装置、そのトラッキング誤差信号のオフセット調整方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、光ディスク装置、そのトラッキング誤差信号のオフセット調整方法及びプログラムに関し、特に、光ディスクの記録時におけるトラッキング誤差信号のオフセット値の調整に関する。
光ディスク装置においては、レーザ光の光ディスクへの照射位置(光スポット位置)がトラック外れを起こさないようにトラッキング誤差信号に基づくトラックサーボ制御が行われる。このトラックサーボ制御においては、例えば下記特許文献1に示すように、トラッキング誤差信号にオフセット値が付加される場合がある。一般的なトラッキング誤差信号のオフセット値の設定方法としては、フォーカスサーボ制御を行いトラックサーボ制御を行わずレーザ光がトラックを横断している状態でトラッキング誤差信号の最大値及び最小値を測定し、その平均値にオフセット値を設定している。
特開2002−251756号公報
光ディスクの再生時と記録時では、レーザ光の出射パワーが異なることで、光ディスク上に集光されたレーザ光のパワー分布が異なる。そのため、光ディスクの再生時と記録時で、最適なトラッキング誤差信号のオフセット値が異なる場合がある。トラッキング誤差信号のオフセット値が最適値から外れた状態でトラックサーボ制御を行うと、最適な記録性能が得られないばかりか光スポット位置がトラック外れを起こす可能性もある。
特許文献1においては、トラッキング誤差信号のオフセット値を変化させながら光ディスクの複数フレームにテスト記録を行い、複数フレームのテスト記録部分を再生した再生信号のフレーム毎の特性値β(再生信号エンベロープのピーク値をPとしボトム値をQとすると、β=(P+B)/(P−B))に基づいて記録時のオフセット値を設定している。ただし、特許文献1において、光ディスクの再生時と記録時で最適なオフセット値が大きく異なるような場合は、テスト記録中に光スポット位置がトラック外れを起こしやすくなり、最適な記録時のオフセット値を探すことが困難となる。
本発明は、記録時におけるトラッキング誤差信号のオフセット値をより適切に調整することができ、記録性能を向上させることができる光ディスク装置、そのトラッキング誤差信号のオフセット調整方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る光ディスク装置、そのトラッキング誤差信号のオフセット調整方法及びプログラムは、上述した目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明に係る光ディスク装置は、光ディスクへ光ビームを照射するとともに光ディスクからの反射光を検出する光ピックアップと、前記光ピックアップにて検出した反射光に基づいてトラッキング誤差信号を生成するトラッキング誤差信号生成部と、前記トラッキング誤差信号のオフセット値として、光ディスクの再生時には再生時オフセット値を設定し、光ディスクの記録時には記録時オフセット値を設定するオフセット設定部と、前記トラッキング誤差信号及び前記オフセット設定部により設定されたオフセット値に基づいて光ディスクの半径方向における光ビーム照射位置を制御するトラッキング制御部と、を有し、前記記録時オフセット値の調整動作が可能な光ディスク装置であって、前記記録時オフセット値の調整動作時に、前記光ピックアップは、所定出射パワーの光ビームを光ディスクへ照射するとともに、前記オフセット設定部は、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を所定オフセット値から光ディスク内周側及び外周側へ変化させ、前記記録時オフセット値の調整動作時に前記光ビーム照射位置のトラック外れを判定するトラック外れ判定部をさらに有し、前記オフセット設定部は、前記トラック外れ判定部により前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値に基づいて前記記録時オフセット値を設定することを要旨とする。
本発明に係る光ディスク装置において、前記オフセット設定部は、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を光ディスク内周側へ変化させて前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値と、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を光ディスク外周側へ変化させて前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値と、の間に前記記録時オフセット値を設定することもできる。この本発明に係る光ディスク装置において、前記オフセット設定部は、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を光ディスク内周側へ変化させて前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値と、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を光ディスク外周側へ変化させて前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値と、の平均値に前記記録時オフセット値を設定することもできる。
本発明に係る光ディスク装置において、前記オフセット設定部は、前記トラック外れ判定部により前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値に基づいて調整動作時オフセット値を設定し、該調整動作時オフセット値と前記再生時オフセット値と光ディスクの記録時における光ビームの出射パワーとに基づいて前記記録時オフセット値を設定することもできる。
本発明に係る光ディスク装置において、前記記録時オフセット値の調整動作時には、前記オフセット設定部による前記トラッキング誤差信号のオフセット値の変更と、前記トラック外れ判定部による前記トラック外れの判定は、前記光ピックアップからの光ビームの出射パワーの変更とともに繰り返して行われ、前記オフセット設定部は、前記トラック外れ判定部により前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値に基づいて調整動作時オフセット値を各出射パワーに対応して設定し、各出射パワーに対応して設定された調整動作時オフセット値と光ディスクの記録時における光ビームの出射パワーとに基づいて前記記録時オフセット値を設定することもできる。
本発明に係る光ディスク装置において、前記オフセット設定部は、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を光ディスク内周側へ変化させて前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値と、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を光ディスク外周側へ変化させて前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値と、の間に前記調整動作時オフセット値を設定することもできる。この本発明に係る光ディスク装置において、前記オフセット設定部は、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を光ディスク内周側へ変化させて前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値と、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を光ディスク外周側へ変化させて前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値と、の平均値に前記調整動作時オフセット値を設定することもできる。
本発明に係る光ディスク装置において、前記所定オフセット値は、前記再生時オフセット値に等しいことが好適である。本発明に係る光ディスク装置において、前記記録時オフセット値の調整時に、前記光ピックアップは、イレースパワーの光ビームを光ディスクへ照射することが好適である。
また、本発明に係る光ディスク装置のトラッキング誤差信号のオフセット調整方法は、光ディスクへ光ビームを照射するとともに光ディスクからの反射光を検出する光ピックアップと、前記光ピックアップにて検出した反射光に基づいてトラッキング誤差信号を生成するトラッキング誤差信号生成部と、前記トラッキング誤差信号のオフセット値として、光ディスクの再生時には再生時オフセット値を設定し、光ディスクの記録時には記録時オフセット値を設定するオフセット設定部と、前記トラッキング誤差信号及び前記オフセット設定部により設定されたオフセット値に基づいて光ディスクの半径方向における光ビーム照射位置を制御するトラッキング制御部と、を有する光ディスク装置にて用いられ、前記記録時オフセット値を調整するトラッキング誤差信号のオフセット調整方法であって、前記光ピックアップから所定出射パワーの光ビームを光ディスクへ照射させるステップと、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を所定オフセット値から光ディスク内周側及び外周側へ変化させながら、前記光ビーム照射位置のトラック外れを判定するステップと、前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値に基づいて前記記録時オフセット値を設定するステップと、を含むことを要旨とする。
また、本発明に係る光ディスク装置のトラッキング誤差信号のオフセット調整プログラムは、光ディスクへ光ビームを照射するとともに光ディスクからの反射光を検出する光ピックアップと、前記光ピックアップにて検出した反射光に基づいてトラッキング誤差信号を生成するトラッキング誤差信号生成部と、前記トラッキング誤差信号のオフセット値として、光ディスクの再生時には再生時オフセット値を設定し、光ディスクの記録時には記録時オフセット値を設定するオフセット設定部と、前記トラッキング誤差信号及び前記オフセット設定部により設定されたオフセット値に基づいて光ディスクの半径方向における光ビーム照射位置を制御するトラッキング制御部と、を有する光ディスク装置にて用いられ、前記記録時オフセット値を調整するトラッキング誤差信号のオフセット調整プログラムであって、コンピュータを、前記光ピックアップから所定出射パワーの光ビームを光ディスクへ照射させる手段と、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を所定オフセット値から光ディスク内周側及び外周側へ変化させながら、前記光ビーム照射位置のトラック外れを判定する手段と、前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値に基づいて前記記録時オフセット値を設定する手段と、として機能させるためのプログラムであることを要旨とする。
本発明によれば、記録時におけるトラッキング誤差信号のオフセット値をより適切に調整することができるので、記録性能を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための形態(以下実施形態という)を図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る光ディスク装置の構成の概略を示すブロック図である。DVD−RW等のデータの書き換え可能な光ディスク10は、図示しないスピンドルモータにより回転駆動される。光ピックアップ(PU)12は、光ディスク10に対向配置されており、光ビームとしてのレーザ光を光ディスク10の表面に照射するレーザダイオード(LD)と、光ディスク10からの反射光を検出して電気信号に変換する光検出器と、を含む。
フォーカス誤差信号生成部14は、光ピックアップ12内の光検出器にて検出した反射光(電気信号)に基づいてフォーカス誤差信号を生成して出力する。フォーカス制御部16は、フォーカス誤差信号生成部14からのフォーカス誤差信号に基づいて光ピックアップ12をフォーカス方向に駆動する制御を行うことで、フォーカスサーボ制御を行う。
トラッキング誤差信号生成部18は、光ピックアップ12内の光検出器にて検出した反射光(電気信号)に基づいてトラッキング誤差信号を生成して出力する。ここでは、例えば1ビームによる位相差法やプッシュプル法を用いてトラッキング誤差信号を生成することができる。ただし、3ビーム法等の他の既知の方法を用いてもトラッキング誤差信号を生成することができる。トラッキング誤差信号生成部18からのトラッキング誤差信号には、加算器20にてオフセット値が付加される。ここでのオフセット値は、後述するオフセット設定部34により設定される。トラッキング制御部22は、オフセット値が付加されたトラッキング誤差信号のレベルが最小となるように、光ピックアップ12を光ディスク10の半径方向(トラック方向)に駆動して、光ディスク10の半径方向におけるレーザ光照射位置(光スポット位置)を制御する。これによって、光スポット位置がトラック外れを起こさないようにトラックサーボ制御が行われる。
RF検出部24は、光ピックアップ12内の光検出器にて検出した電気信号を増幅して再生RF信号を生成し、フィルタリング及びイコライジングを行って信号再生部26へ出力する。信号再生部26は、RF検出部24からの入力信号をAC結合した後に閾電圧を用いて2値化し、この2値化した信号を復調することで復調データを出力する。
LDパワー制御部30は、LD駆動部28の駆動を制御することで、光ピックアップ12内のレーザダイオードの出射パワーの制御を行う。データを光ディスク10に記録するときには、LDパワー制御部30は、例えば図2に示すようなイレース(消去)パワーPEと記録パワーPWと再生パワーPRを用いた波形のレーザ光がレーザダイオードから出射されるように、LD駆動部28の駆動制御を行う。一方、光ディスク10のデータを再生するときには、LDパワー制御部30は、再生パワーPRのレーザ光がレーザダイオードから出射されるように、LD駆動部28の駆動制御を行う。再生パワーPR及びイレースパワーPEのレベルは記憶部36に記憶されており、記録パワーPWのレベルはOPCにより決定される。
トラック外れ判定部32は、レーザ光照射位置(光スポット位置)のトラック外れを判定する。ここでは、例えばトラッキング誤差信号生成部18からのトラッキング誤差信号に基づいてトラック外れを判定することができるが、他の既知の方法によってもトラック外れを判定することができる。
オフセット設定部34は、トラッキング誤差信号のオフセット値を設定する。光ディスク10の再生時には、オフセット設定部34は、トラッキング誤差信号のオフセット値として、再生時オフセット値Torを設定する。この再生時オフセット値Torの調整方法の一例としては、光ディスク10の再生時にフォーカスサーボ制御を行いトラックサーボ制御を行わない状態でトラッキング誤差信号生成部18からのトラッキング誤差信号の最大値及び最小値を測定し、その平均値を再生時オフセット値Torとすることができる。調整された再生時オフセット値Torは記憶部36に記憶され、光ディスク10の再生時に読み出されてトラッキング誤差信号のオフセット値として設定される。
一方、光ディスク10の記録時には、オフセット設定部34は、トラッキング誤差信号のオフセット値として、記録時オフセット値Towを設定する。本実施形態においては、この記録時オフセット値Towを以下に説明する処理によって調整する。以下、記録時オフセット値Towの調整動作を図3のフローチャートを用いて説明する。
まずステップS101においては、オフセット設定部34によりトラッキング誤差信号の初期オフセット値が設定される。ここでは初期オフセット値として、再生時オフセット値Torを設定することができる。あるいは、初期オフセット値を0に設定することもできる。次に、ステップS102に進み、レーザダイオードから光ディスク10へレーザ光が照射される。ここでは、記録時と異なり光ディスク10へデータを記録しないため、一定のイレースパワーPEのレーザ光が出射されるようにレーザ光の出射パワーがLDパワー制御部30により制御される。そして、オフセット設定部34により設定されたオフセット値が付加されたトラッキング誤差信号に基づいて、光ディスク10の半径方向におけるレーザ光照射位置(光スポット位置)がトラッキング制御部22により制御される。
次に、ステップS103においては、レーザ光照射位置(光スポット位置)のトラック外れが発生したか否かがトラック外れ判定部32により判定される。ここでは、例えばトラッキング誤差信号生成部18からのトラッキング誤差信号のレベルと所定値とを比較することでトラック外れが発生したか否かを判定することができるが、他の既知の方法によってもトラック外れを判定することができる。トラック外れが発生していないと判定された場合は、ステップS104に進み、オフセット設定部34によりトラッキング誤差信号のオフセット値を所定量分増大させてからステップS102に戻り、ステップS102,S103の処理が繰り返される。なお、ここでは、オフセット値を光ディスク外周側に変化させる場合(光スポット位置が光ディスク外周側に変化する場合)をオフセット値の増大とし、オフセット値を光ディスク内周側に変化させる場合(光スポット位置が光ディスク内周側に変化する場合)をオフセット値の減少とする。
一方、トラック外れが発生したと判定された場合は、ステップS105に進み、トラッキング誤差信号のオフセット値を増大させてトラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値To1が記憶部36に記憶される。次に、ステップS106に進み、ステップS101と同様に、トラッキング誤差信号の初期オフセット値が設定される。次に、ステップS107においては、オフセット設定部34によりトラッキング誤差信号のオフセット値を所定量分減少させる。次に、ステップS108に進み、ステップS102と同様に、レーザダイオードから光ディスク10へ一定のイレースパワーPEのレーザ光が照射される。
次に、ステップS109においては、ステップS103と同様に、レーザ光照射位置(光スポット位置)のトラック外れが発生したか否かがトラック外れ判定部32により判定される。トラック外れが発生していないと判定された場合は、ステップS107に戻り、ステップS107〜S109の処理が繰り返される。一方、トラック外れが発生したと判定された場合は、ステップS110に進み、トラッキング誤差信号のオフセット値を減少させてトラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値To2が記憶部36に記憶される。
次に、ステップS111においては、トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値To1,To2に基づいて記録時オフセット値Towがオフセット設定部34により設定される。ここでは、オフセット値To1とオフセット値To2の間の値に記録時オフセット値Towが設定される。より具体的には、オフセット値To1とオフセット値To2の平均値(To1+To2)/2に記録時オフセット値Towが設定される。調整された記録時オフセット値Towは記憶部36に記憶され、光ディスク10の記録時に読み出されてトラッキング誤差信号のオフセット値として設定される。
なお、以上の調整動作においてレーザ光の出射パワーを一定のイレースパワーPEとする理由は、レーザ光のパワーをライトパルス変調すると、トラック外れを起こしたときに横断したトラックにピットを書き込んでしまい、このピットの影響によりトラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値To1,To2を正確に検出できないおそれがあるためである。このことは、複数のドライブのオフセット調整を同じメディアを用いて行う場合に問題となりやすい。ただし、オフセット値To1,To2を検出する毎にこのようなピットのない部分まで移動してオフセット調整を行うようにすれば、レーザ光の出射パワーを記録パワーPWにしても構わない。また、以上の調整動作においては、トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値の検出を複数回繰り返し行って、その平均値をTo1,To2とすることもできる。
以上説明したように、本実施形態においては、トラッキング誤差信号のオフセット値を再生時オフセット値Torから増大及び減少させながら、レーザ光照射位置(光スポット位置)のトラック外れを判定し、トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値To1,To2に基づいて記録時オフセット値Towを設定する。これによって、記録時におけるトラッキング誤差信号のオフセット値を適切に調整することができ、記録性能を向上させることができる。データの記録後に記録されたデータを再生して記録時のオフセット値を設定する従来(特許文献1)の方法においては、最適なトラッキング誤差信号のオフセット値が再生時と記録時で大きく異なることで記録動作中にトラックサーボが外れてしまう場合は、再生すべきデータが記録できなくなり、最適な記録時のオフセット値を探すことができなくなる。これに対して本実施形態においては、記録されたデータを再生することがないため、最適なトラッキング誤差信号のオフセット値が光ディスクの再生時と記録時で大きく異なるような場合でも、最適な記録時のオフセット値を探すことができる。さらに、データが記録された箇所に戻って再生動作を行う必要がないため、記録時のオフセット値の調整動作に要する時間を短縮することができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
レーザダイオードによるレーザ光の出射パワーが変化すると、光ディスク10上に集光されたレーザ光のパワー分布も変化する。そして、OPCによる記録パワーPWの設定によっては、光ディスク10の記録時におけるレーザ光の出射パワー(時間平均値)PMが記録時オフセット値Towの調整動作時の出射パワー(イレースパワーPE)とずれる場合も出てくる。したがって、記録時オフセット値Towが、記録時におけるトラッキング誤差信号の最適オフセット値からずれる場合も出てくる。
そこで、オフセット設定部34は、オフセット値To1,To2だけでなく光ディスク10の記録時におけるレーザ光の出射パワー(時間平均値)PMも考慮して記録時オフセット値Towを設定することがより好ましい。以下、その場合における記録時オフセット値Towの調整動作を図4に示すフローチャートを用いて説明する。図4のフローチャートのステップS201〜S210は、図3のフローチャートのステップS101〜S110と同様である。
記録時におけるレーザ光の出射パワーPMを考慮して記録時オフセット値Towを設定する場合は、図4のフローチャートのステップS211において、オフセット設定部34は、トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値To1,To2に基づいてイレースパワーPEに対応する調整動作時オフセット値Toaを設定する。ここでは、オフセット値To1とオフセット値To2の間の値に調整動作時オフセット値Toaが設定され、より具体的には、オフセット値To1とオフセット値To2の平均値(To1+To2)/2に調整動作時オフセット値Toaが設定される。
次に、ステップS212において、オフセット設定部34は、再生パワーPR、それに対応する再生時オフセット値Tor、イレースパワーPE、及びそれに対応する調整動作時オフセット値Toaに基づいて、レーザ光の出射パワーとトラッキング誤差信号のオフセット値の特性マップ(図5参照)を作成する。図5の特性マップにおいて、データがない領域(点A(PR,Tor)、点B(PE,Toa)以外)は線形補間する。この特性マップは記憶部36に記憶される。
光ディスク10の記録時には、オフセット設定部34は、図5に示すように、記憶部36に記憶された特性マップを用いて記録時のレーザ光の出射パワー(時間平均値)PMに対応するオフセット値を記録時オフセット値Towとして設定する。
この変形例によれば、記録時のレーザ光の出射パワー(時間平均値)PMが記録時オフセット値Towの調整動作時の出射パワー(イレースパワーPE)と異なる場合でも、記録時オフセット値Towを記録時のレーザ光の出射パワー(時間平均値)PMに応じて適切に設定することができる。したがって、記録時におけるトラッキング誤差信号のオフセット値をより適切に調整することができ、記録性能をさらに向上させることができる。
また、本実施形態における記録時オフセット値Towの調整動作時には、レーザダイオードによるレーザ光の出射パワー(イレースパワーPE)を変更しながら図4に示すフローチャートのステップS201〜S211を繰り返すこともできる。その場合は、オフセット設定部34によるオフセット値の変更(ステップS204,S207)と、トラック外れ判定部32によるトラック外れの判定(ステップS203,S209)と、トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値To1,To2の記憶(ステップS205,S210)と、オフセット設定部34によるオフセット値To1,To2に基づく調整動作時オフセット値Toaの設定(ステップS211)とが、レーザダイオードからのレーザ光の出射パワーの変更とともに繰り返して行われる。そして、ステップS211では、調整動作時オフセット値Toaは、各出射パワーに対応して設定される。
そして、ステップS212において、オフセット設定部34は、複数通りのイレースパワーPE及びその各々に対応する調整動作時オフセット値Toaに基づいてレーザ光の出射パワーとトラッキング誤差信号のオフセット値の特性マップを作成する。図6は、その一例として、イレースパワーPE1、それに対応する調整動作時オフセット値Toa1、イレースパワーPE2、及びそれに対応する調整動作時オフセット値Toa2に基づいて特性マップを作成する場合を示している。図6の特性マップにおいて、データがない領域(点C(PE1,Toa1)、点D(PE2,Toa2)以外)は線形補間する。この特性マップは記憶部36に記憶される。
光ディスク10の記録時には、オフセット設定部34は、図6に示すように、記憶部36に記憶された特性マップを用いて記録時のレーザ光の出射パワー(時間平均値)PMに対応するオフセット値を記録時オフセット値Towとして設定する。
この変形例においても、記録時のレーザ光の出射パワー(時間平均値)PMが記録時オフセット値Towの調整動作時の出射パワー(イレースパワーPE)と異なる場合でも、記録時オフセット値Towを記録時のレーザ光の出射パワー(時間平均値)PMに応じて適切に設定することができる。したがって、記録時におけるトラッキング誤差信号のオフセット値をより適切に調整することができ、記録性能をさらに向上させることができる。
なお、図3,4のフローチャートに示す記録時オフセット値Towの調整動作を実行する場合にLDパワー制御部30、トラック外れ判定部32及びオフセット設定部34にて行われる各動作については、外部の制御装置により実行することもできる。ここでの制御装置は、例えばCPUを中心としたマイクロプロセッサとして構成することができ、処理プログラムを記憶したROMと、一時的にデータを記憶するRAMと、入出力ポートとを備える。さらに、本発明の態様として、コンピュータを図3,4のフローチャートに示す記録時オフセット値Towの調整動作を実行する手段として機能させるためのプログラムとする態様や、このプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えば、CD−ROMやDVD−ROM、フレキシブルディスクなどの種々の記憶媒体とする態様なども好適である。こうしたプログラムをコンピュータにインストールするとともにこのプログラムを実行することにより、本発明の効果を奏することができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明の実施形態に係る光ディスク装置の構成の概略を示すブロック図である。 記録時におけるレーザ光の出射パワーの時系列波形の一例を示す図である。 記録時オフセット値Towの調整動作の一例を説明するフローチャートである。 記録時オフセット値Towの調整動作の一例を説明するフローチャートである。 レーザ光の出射パワーとトラッキング誤差信号のオフセット値の特性の一例を示す図である。 レーザ光の出射パワーとトラッキング誤差信号のオフセット値の特性の一例を示す図である。
符号の説明
10 光ディスク、12 光ピックアップ、14 フォーカス誤差信号生成部、16 フォーカス制御部、18 トラッキング誤差信号生成部、22 トラッキング制御部、24 RF検出部、26 信号再生部、28 LD駆動部、30 LDパワー制御部、32 トラック外れ判定部、34 オフセット設定部、36 記憶部。

Claims (11)

  1. 光ディスクへ光ビームを照射するとともに光ディスクからの反射光を検出する光ピックアップと、
    前記光ピックアップにて検出した反射光に基づいてトラッキング誤差信号を生成するトラッキング誤差信号生成部と、
    前記トラッキング誤差信号のオフセット値として、光ディスクの再生時には再生時オフセット値を設定し、光ディスクの記録時には記録時オフセット値を設定するオフセット設定部と、
    前記トラッキング誤差信号及び前記オフセット設定部により設定されたオフセット値に基づいて光ディスクの半径方向における光ビーム照射位置を制御するトラッキング制御部と、
    を有し、前記記録時オフセット値の調整動作が可能な光ディスク装置であって、
    前記記録時オフセット値の調整動作時に、前記光ピックアップは、所定出射パワーの光ビームを光ディスクへ照射するとともに、前記オフセット設定部は、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を所定オフセット値から光ディスク内周側及び外周側へ変化させ、
    前記記録時オフセット値の調整動作時に前記光ビーム照射位置のトラック外れを判定するトラック外れ判定部をさらに有し、
    前記オフセット設定部は、前記トラック外れ判定部により前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値に基づいて前記記録時オフセット値を設定することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 請求項1に記載の光ディスク装置であって、
    前記オフセット設定部は、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を光ディスク内周側へ変化させて前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値と、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を光ディスク外周側へ変化させて前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値と、の間に前記記録時オフセット値を設定することを特徴とする光ディスク装置。
  3. 請求項2に記載の光ディスク装置であって、
    前記オフセット設定部は、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を光ディスク内周側へ変化させて前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値と、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を光ディスク外周側へ変化させて前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値と、の平均値に前記記録時オフセット値を設定することを特徴とする光ディスク装置。
  4. 請求項1に記載の光ディスク装置であって、
    前記オフセット設定部は、
    前記トラック外れ判定部により前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値に基づいて調整動作時オフセット値を設定し、
    該調整動作時オフセット値と前記再生時オフセット値と光ディスクの記録時における光ビームの出射パワーとに基づいて前記記録時オフセット値を設定することを特徴とする光ディスク装置。
  5. 請求項1に記載の光ディスク装置であって、
    前記記録時オフセット値の調整動作時には、前記オフセット設定部による前記トラッキング誤差信号のオフセット値の変更と、前記トラック外れ判定部による前記トラック外れの判定は、前記光ピックアップからの光ビームの出射パワーの変更とともに繰り返して行われ、
    前記オフセット設定部は、
    前記トラック外れ判定部により前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値に基づいて調整動作時オフセット値を各出射パワーに対応して設定し、
    各出射パワーに対応して設定された調整動作時オフセット値と光ディスクの記録時における光ビームの出射パワーとに基づいて前記記録時オフセット値を設定することを特徴とする光ディスク装置。
  6. 請求項4または5に記載の光ディスク装置であって、
    前記オフセット設定部は、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を光ディスク内周側へ変化させて前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値と、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を光ディスク外周側へ変化させて前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値と、の間に前記調整動作時オフセット値を設定することを特徴とする光ディスク装置。
  7. 請求項6に記載の光ディスク装置であって、
    前記オフセット設定部は、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を光ディスク内周側へ変化させて前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値と、前記トラッキング誤差信号のオフセット値を光ディスク外周側へ変化させて前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値と、の平均値に前記調整動作時オフセット値を設定することを特徴とする光ディスク装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1に記載の光ディスク装置であって、
    前記所定オフセット値は、前記再生時オフセット値に等しいことを特徴とする光ディスク装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1に記載の光ディスク装置であって、
    前記記録時オフセット値の調整時に、前記光ピックアップは、イレースパワーの光ビームを光ディスクへ照射することを特徴とする光ディスク装置。
  10. 光ディスクへ光ビームを照射するとともに光ディスクからの反射光を検出する光ピックアップと、
    前記光ピックアップにて検出した反射光に基づいてトラッキング誤差信号を生成するトラッキング誤差信号生成部と、
    前記トラッキング誤差信号のオフセット値として、光ディスクの再生時には再生時オフセット値を設定し、光ディスクの記録時には記録時オフセット値を設定するオフセット設定部と、
    前記トラッキング誤差信号及び前記オフセット設定部により設定されたオフセット値に基づいて光ディスクの半径方向における光ビーム照射位置を制御するトラッキング制御部と、
    を有する光ディスク装置にて用いられ、前記記録時オフセット値を調整するトラッキング誤差信号のオフセット調整方法であって、
    前記光ピックアップから所定出射パワーの光ビームを光ディスクへ照射させるステップと、
    前記トラッキング誤差信号のオフセット値を所定オフセット値から光ディスク内周側及び外周側へ変化させながら、前記光ビーム照射位置のトラック外れを判定するステップと、
    前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値に基づいて前記記録時オフセット値を設定するステップと、
    を含むことを特徴とする光ディスク装置のトラッキング誤差信号のオフセット調整方法。
  11. 光ディスクへ光ビームを照射するとともに光ディスクからの反射光を検出する光ピックアップと、
    前記光ピックアップにて検出した反射光に基づいてトラッキング誤差信号を生成するトラッキング誤差信号生成部と、
    前記トラッキング誤差信号のオフセット値として、光ディスクの再生時には再生時オフセット値を設定し、光ディスクの記録時には記録時オフセット値を設定するオフセット設定部と、
    前記トラッキング誤差信号及び前記オフセット設定部により設定されたオフセット値に基づいて光ディスクの半径方向における光ビーム照射位置を制御するトラッキング制御部と、
    を有する光ディスク装置にて用いられ、前記記録時オフセット値を調整するトラッキング誤差信号のオフセット調整プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記光ピックアップから所定出射パワーの光ビームを光ディスクへ照射させる手段と、
    前記トラッキング誤差信号のオフセット値を所定オフセット値から光ディスク内周側及び外周側へ変化させながら、前記光ビーム照射位置のトラック外れを判定する手段と、
    前記トラック外れが発生したと判定されたときのオフセット値に基づいて前記記録時オフセット値を設定する手段と、
    として機能させるための光ディスク装置のトラッキング誤差信号のオフセット調整プログラム。
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