JP2001034984A - 光ヘッド及び光ディスク装置 - Google Patents
光ヘッド及び光ディスク装置Info
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- JP2001034984A JP2001034984A JP11202944A JP20294499A JP2001034984A JP 2001034984 A JP2001034984 A JP 2001034984A JP 11202944 A JP11202944 A JP 11202944A JP 20294499 A JP20294499 A JP 20294499A JP 2001034984 A JP2001034984 A JP 2001034984A
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Abstract
し、例えば相変化型の光ディスク装置に適用して、長波
長による光ディスク装置等と同様な環境において安定に
動作することができるようにする。 【解決手段】 本発明は、500[nm]以下の短波長
のレーザーダイオードよりレーザービームを出射してア
クセスするにつき、所定の関係式を満足するように半導
体レーザーダイオードの微分効率を設定する。
Description
ィスク装置に関し、例えば相変化型の光ディスク装置に
適用することができる。本発明は、500[nm]以下
の短波長のレーザーダイオードよりレーザービームを出
射してアクセスするにつき、所定の関係式を満足するよ
うに半導体レーザーダイオードの微分効率を設定するこ
とにより、長波長による光ディスク装置等と同様な環境
において安定に動作することができるようにする。
いては、レーザーダイオードより波長670〔nm〕程
度のレーザービームを出射して光ディスクに集光すると
共に、このレーザービームの戻り光を受光して受光結果
を処理することにより、光ディスクに記録されたデータ
を再生するようになされている。
ビームの光量を間欠的に立ち上げて光ディスクに照射す
る期間と、レーザービームを一定の光量により光ディス
クに照射する期間とを記録に供するデータに応じて切り
換えることにより、光ディスクの情報記録面に順次マー
ク及びスペースを形成し、これにより所望のデータを光
ディスクに記録するようになされている。
ィスク装置においては、レーザービームの波長を短波長
化して記録密度を向上することができる。このために
は、波長の短いレーザービームを出射するレーザーダイ
オードを使用することが考えられる。
する場合にあっては、従来に比して発光に必要なバンド
ギャップ電圧が大きくなることにより、その分レーザー
ダイオードの消費電力が増大してレーザーダイオードが
温度上昇することになる。
すると、周囲温度が高い環境下で使用する場合に、レー
ザーダイオードの動作が不安定になる恐れがある。特に
携帯機器においては、種々の環境で使用されることによ
り、動作が不安定になる恐れが著しい。
で、短波長のレーザーダイオードよりレーザービームを
出射してアクセスするにつき、長波長による光ディスク
装置等と同様な環境において安定に動作することができ
る光ヘッド及び光ディスク装置を提案しようとするもの
である。
め請求項1又は請求項3に係る発明においては、光ヘッ
ド又は光ディスク装置に適用して、レーザーダイオード
が、次式の関係式を満足するようにする。
値、Pout はレーザービームの書き込み時における光出
力、SEはレーザーダイオードの微分効率、Ithはレー
ザーダイオードのしきい値電流、Vbgはレーザーダイオ
ードのバンドギャップ電圧である。
(3)式の関係式を満足するように設定されていること
により、消費電力Pを、従来の長波長による光ディスク
装置等に適用される半導体レーザーダイオードの消費電
力以下に抑えることができ、これにより従来の光ディス
ク装置等と同様な環境において安定に動作することがで
きる。
の実施の形態を詳述する。
すブロック図である。この光ディスク装置1において
は、光ディスク2に所望のデータを記録し、またこの光
ディスク2に記録されたデータを再生して出力する。
スクであり、スピンドルモータ3により所定の回転速度
で回転駆動される。光ヘッド4は、この光ディスク2に
レーザービームを照射し、その戻り光を受光することに
より、光ディスク2に形成されたマーク列に応じて信号
レベルが変化する再生信号RFを生成して出力する。ま
た光ディスク2に照射するレーザービームL1のパワー
を間欠的に立ち上げ、これにより所望のデータの熱記録
する。
ザーダイオード5は、駆動信号SDにより駆動されてレ
ーザービームL1を出射し、続くコリメータレンズ6
は、このレーザービームL1を略平行光線に変換してビ
ームスプリッタ7に出射する。ビームスプリッタ7は、
このレーザービームL1を反射及び透過することによ
り、2つの光束に分離し、リレーレンズ8は、ビームス
プリッタ7を透過したレーザービームL1を受光素子9
に集光する。これにより光ヘッド4においては、受光素
子9の受光結果によりレーザービームL1のパワーを検
出できるようになされている。
0は、ビームスプリッタ7で反射したレーザービームL
1を光ディスク2の情報記録面に集光し、またその結果
光ディスク2より得られる戻り光L2をビームスプリッ
タ7に導く。リレーレンズ11は、ビームスプリッタ7
を透過した戻り光L2を受光素子12に集光し、これに
より光ヘッド4においては、この受光素子12の受光結
果に基づいて光ディスク2に記録された情報を再生でき
るようになされている。
す光学系の構成に加えて、トラッキングエラー信号及び
フォーカスエラー信号の検出系を有し、これらの検出系
で検出されたトラッキングエラー信号及びフォーカスエ
ラー信号に基づいて対物レンズ10がトラッキング制御
されるようになされている。
2の受光結果より再生信号RFが生成され、増幅回路1
4は、この再生信号RFを所定利得で増幅して出力す
る。再生信号処理回路15は、この再生信号RFを2値
識別して再生データD1を得、この再生データD1を誤
り訂正処理等してコントローラ16に出力する。これに
より光ディスク装置1では、このコントローラ16を介
して光ディスク2より再生したデータD1をホスト装置
に出力できるようになされている。
素子9の受光結果を電流電圧変換処理し、これによりレ
ーザービームL1のパワーに応じて信号レベルが変化す
るモニタ信号SMを生成する。
モニタ信号SMの直流レベルと所定の基準レベルとの比
較結果に基づいてドライブ21に制御信号を出力するこ
とにより、半導体レーザーダイオード5の温度変化に伴
うレーザービームL1のパワー変化を防止する。この処
理において自動光量制御回路20は、再生時、モニタ信
号SMの直流レベルがコントローラ16より指示される
直流レベルとなるように制御信号を出力することによ
り、レーザービームL1の平均パワーがこの直流レベル
DCで決まるパワーとなるように制御信号を出力する。
また記録時、コントローラ16から出力される記録デー
タD2に応じた記録信号により、ドライブ21に出力す
る制御信号の信号レベルを切り換える。
0より出力される制御信号により半導体レーザーダイオ
ード5を駆動する駆動信号SDを生成し、これにより記
録時、記録信号RECに応じて間欠的にレーザービーム
L1のパワーを立ち上げる。
高周波正弦波信号を生成し、再生時、この高周波正弦波
信号を駆動信号SDに重畳する。これにより光ディスク
装置1においては、再生時、半導体レーザーダイオード
5を間欠的に点灯し、レーザービームL1のノイズの混
入による再生信号RFのSN比の劣化を有効に回避する
ようになされている。発振回路23は、この高周波正弦
波信号をコントローラ16より指示される振幅値により
出力する。これらにより光ディスク装置1においては、
再生時、コントローラ16により指示される直流レベル
であって、コントローラ16により指示される振幅によ
る高周波正弦波信号S1を重畳してなる駆動信号SDに
より半導体レーザーダイオード5を駆動するようになさ
れている。
1全体の動作を制御するマイクロコンピュータであり、
ホストからの制御により、ホストより出力されるデータ
D2を光ディスク2に記録するように、また光ディスク
2に記録されたデータD1を再生するように、全体の動
作を制御する。
において、半導体レーザーダイオード5は、波長400
〔nm〕によりレーザービームL1を出射し、次式の関
係式を満足するようになされ、これにより従来の長波長
による光ディスク装置等と同様な環境において安定に動
作することができるようになされている。
の抵抗値、Pout は前記レーザービームL1の書き込み
時における光出力、SEは半導体レーザーダイオード5
の微分効率、Ithは半導体前記レーザーダイオード5の
しきい値電流、Vbgは半導体レーザーダイオード5のバ
ンドギャップ電圧である。
費電力Pは、半導体レーザーダイオード5の動作電圧V
op、動作電流Iop、光出力Pout を用いて、次式により
表される。
の抵抗分Rld、微分効率SE、しきい値電流Ith、バン
ドギャップ電圧Vbgにおいては、次式の関係式で表され
る。
に代入して、消費電力Pは、次式により表すことができ
る。
長による光ディスク装置等に適用される半導体レーザー
ダイオードの消費電力以下に抑えることができれば、従
来の光ディスク装置等と同様な環境において安定に動作
することができる。従来の長波長による光ディスク装置
においては、動作保証の最高温度が60〜70度であ
り、消費電力が最も増大する書き込み時において、半導
体レーザーダイオードの消費電力が0.45〔W〕であ
り、このとき半導体レーザーダイオードが10度温度上
昇する。
て、(4)式の関係式を満足するように設定することに
より、この光ディスク装置1においても、従来の光ディ
スク装置等と同様な環境において安定に動作することが
できる。
につき、計算の簡略化のために、改めて(5)式及び
(7)式の関係式より次式の関係式を設定する。
ることができる。
ーダイオード5、相変化光ディスクに一般的な値である
Rld=30〔Ω〕、Vbg=3.8〔V〕、Pout =30
〔mW〕、Ith=40〔mA〕を(10)式に代入すれ
ば、次式の値を得ることができる。
式の関係式を得ることができる。
は、微分効率SEが0.79以上になるように設定され
て、(4)式の関係式を満足するように設定され、これ
により従来の光ディスク装置等と同様な環境において安
定に動作することができるようになされている。
1)、半導体レーザーダイオード5より出射されるレー
ザービームL1のパワーが自動光量制御回路20の制御
により記録信号に応じて間欠的に立ち上げられ、このレ
ーザービームL1がビームスプリッタ7、対物レンズ1
0を介して光ディスク2の情報記録面に集光される。こ
れにより光ディスク装置1では、光ディスク2の情報記
録面を局所的に加熱して情報記録面を構成する相変化膜
を変化させ、ホストより出力されるデータD2が光ディ
スク2に記録される。
力される駆動信号SDに発振回路23より出力される高
周波正弦波信号が重畳され、この高周波正弦波信号が重
畳されてなる駆動信号SDにより半導体レーザーダイオ
ード5が駆動される。これにより半導体レーザーダイオ
ード5が高周波正弦波信号の周期により間欠的に点灯し
てレーザービームL1が出射され、このレーザービーム
L1が光ディスク2の情報記録面に集光される。さらに
光ディスク2より得られる戻り光が対物レンズ10、ビ
ームスプリッタ7、リレーレンズ11により受光素子1
2に導かれ、この受光素子12の受光結果が再生信号処
理回路15により処理されて光ディスク2に記録された
データD1が再生される。
する半導体レーザーダイオード5においては、従来の光
ディスク装置に比して短い波長である波長400〔n
m〕のレーザービームL1を出射することにより、従来
に比して発光に大きなバンドギャップ電圧を要し、これ
により従来に比して消費電力が増大して周囲温度が高く
なると安定に動作できなくなる恐れがある。
においては、(12)について上述した微分効率SEの
設定により(4)式の関係式を満足するように設定さ
れ、これにより、消費電力Pが従来の長波長による光デ
ィスク装置等に適用される半導体レーザーダイオードの
消費電力以下に抑えられ、従来の光ディスク装置等と同
様な環境において安定に動作することができる。
の関係式を満足するように設定することにより、従来の
長波長による光ディスク装置等に適用される半導体レー
ザーダイオードの消費電力以下に消費電力を抑圧するこ
とができ、短波長のレーザーダイオードよりレーザービ
ームを出射してアクセスするにつき、従来の光ディスク
装置等と同様な環境において安定に動作することができ
る。
のレーザービームにより光ディスクをアクセスする場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、実際上、波
長500〔nm〕以下のレーザービームにより光ディス
クをアクセスする場合に広く適用することができる。
を光ディスク装置に適用する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、光ディスクと同様の構造の光情報
記録面を有するカード状記録媒体等、レーザービームの
照射により各種光情報記録媒体をアクセスする光ヘッド
に広く適用することができる。
[nm]以下の短波長のレーザーダイオードよりレーザ
ービームを出射してアクセスするにつき、所定の関係式
を満足するように半導体レーザーダイオードの微分効率
を設定することにより、長波長による光ディスク装置等
と同様な環境において安定に動作することができる。
すブロック図である。
ッド、5……半導体レーザーダイオード
Claims (4)
- 【請求項1】レーザーダイオードより出射されるレーザ
ービームを光情報記録媒体に照射して前記光情報記録媒
体をアクセスする光ヘッドにおいて、 前記レーザーダイオードより出射されるレーザービーム
の波長が500〔nm〕以下であり、 前記レーザーダイオードが、次式の関係式を満足するこ
とを特徴とする光ヘッド。 【数1】 但し、Rldは前記レーザーダイオードの抵抗値、Pout
は前記レーザーダイオードの書き込み時における光出
力、SEは前記レーザーダイオードの微分効率、Ithは
前記レーザーダイオードのしきい値電流、Vbgは前記レ
ーザーダイオードのバンドギャップ電圧である。 - 【請求項2】前記微分効率SEが0.79以上であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の光ヘッド。 - 【請求項3】レーザーダイオードより出射されるレーザ
ービームを光ディスクに照射して前記光ディスクをアク
セスする光ディスク装置において、 前記レーザーダイオードより出射されるレーザービーム
の波長が500〔nm〕以下であり、 前記レーザーダイオードが、次式の関係式を満足するこ
とを特徴とする光ディスク装置。 【数2】 但し、Rldは前記レーザーダイオードの抵抗値、Pout
は前記レーザービームの書き込み時における光出力、S
Eは前記レーザーダイオードの微分効率、Ithは前記レ
ーザーダイオードのしきい値電流、Vbgは前記レーザー
ダイオードのバンドギャップ電圧である。 - 【請求項4】前記微分効率SEが0.79以上であるこ
とを特徴とする請求項3に記載の光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11202944A JP2001034984A (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 光ヘッド及び光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11202944A JP2001034984A (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 光ヘッド及び光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001034984A true JP2001034984A (ja) | 2001-02-09 |
Family
ID=16465758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11202944A Pending JP2001034984A (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | 光ヘッド及び光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001034984A (ja) |
-
1999
- 1999-07-16 JP JP11202944A patent/JP2001034984A/ja active Pending
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