JP2800281B2 - 光学的記録再生装置 - Google Patents

光学的記録再生装置

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JP2800281B2 JP1174110A JP17411089A JP2800281B2 JP 2800281 B2 JP2800281 B2 JP 2800281B2 JP 1174110 A JP1174110 A JP 1174110A JP 17411089 A JP17411089 A JP 17411089A JP 2800281 B2 JP2800281 B2 JP 2800281B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、光学的記録媒体に対する記録動作時、環
境の変化および光学的記録媒体の記録径の変化に関わら
ず常に最適な記録条件を維持するようにした光学的記録
再生装置に関する。
[従来の技術] 従来、光学的記録再生装置において情報信号が記録さ
れる時にレーザ発振器から光学的記録媒体に照射される
発光量は、光学的記録再生装置の調整時に設定された固
定値となっている。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来の光学的記録再生装置では、光学的記録
媒体の変換や温度変化によって光学的記録媒体の記録感
度が変化したり、レーザ発振器の劣化によりレーザ発光
量が変化したりするので、常に最適な記録条件を維持す
ることは困難であった。
また、角速度一定(CAV:Constant Angular Velocit
y)で光学的記録媒体を回転させて記録する光学的記録
再生装置では、光学的記録媒体の記録径変化に従って線
速度が変化するので、光学的記録媒体の記録径によって
記録条件が変化することになり、上記と同様に常に最適
な記録条件を維持することは困難であった。
[課題を解決するための手段] この発明の光学的記録再生装置は、以下の手段を有し
ている。
(a)レーザ発振器から光学的記録媒体に照射されるレ
ーザビームの発光パワーを制御する手段、 (b)記録動作時に光学的記録媒体で記録がなされる記
録位置を検出して記録位置信号を出力する位置検出手
段、 (c)再生動作時に光学的記録媒体から反射される再生
信号光を受光する光検出器から出力される再生信号の正
側のピーク値の絶対値と負側のピーク値の絶対値との差
であるピーク差を検出するピーク差検出手段、 (d)複数段階の発光パワーで光学的記録媒体に記録さ
れた記録を再生して得たピーク差検出手段の出力からピ
ーク差がゼロとなるような発光パワーである最適記録パ
ワーを求める手段、 (e)記録動作時、光学的記録媒体に照射されるレーザ
ビームの発光パワーを最適記録パワーを基準にして設定
するとともに、この光パワーを位置検出手段から出力さ
れる記録位置信号に対応して定まる光学的記録媒体の記
録位置における線速度の0.6乗〜1.3乗に比例して変化さ
せるようにする手段。
[作用] 複数段階の発光パワーで光学的記録媒体に記録を行っ
た後にこの光学的記録媒体を再生して得た再生信号から
ピーク差検出手段によってピーク差を検出し、このピー
ク差がゼロとなるような発光パワーである最適記録パワ
ーを求め、記録動作時、光学的記録媒体に照射されるレ
ーザビームの発光パワーは最適記録パワーを基準にして
設定するとともに、この光パワーは位置検出手段から出
力される記録位置信号に対応して定まる光学的記録媒体
の記録位置における線速度の0.6乗〜1.3乗に比例して変
化させるようにしている。このことにより、光学的記録
媒体の記録感度の変化に適応して光パワーを制御するこ
とができる。
[実施例] 次に、この発明について図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の光学的記録再生装置の一実施例を
示すブロック図である。
RFアンプ1は光ヘッド15から入力する再生信号を増幅
する。増幅された信号はコンデンサ1aを通ることにより
交流成分のみが、ピーク検出回路2a,2bに至り、ピーク
検出回路2aではプラスのピークが検出され、ピーク検出
回路2bではマイナスのピークが検出されるようになって
いる。エラーアンプ4は、ピーク検出回路2aからの信号
を入力するとともに、ピーク検出回路2bからの信号は反
転アンプ3で極性を反転してから入力して、入力した2
つの信号の差信号をA/Dコンバータ5に出力するように
なっている。差信号はA/Dコンバータ5で8ビットのデ
ジタル信号に変換されて入力ポート6を介してデータバ
ス7に至るようになっている。
出力ポート8はデータバス7から入力したデータを加
算器12を介してD/Aコンバータ13に出力するようになっ
ている。記録アンプ14はD/Aコンバータ13から出力され
るアナログ信号に応じた駆動電流を光ヘッド15に出力す
るようになっている。光ヘッド15は駆動電流の大きさに
応じた記録パワーのレーザビームBを光学的記録媒体
(以下光磁気ディスクという)16に当てて記録再生動作
を行うようになっている。また、磁界発生装置17は光磁
気ディスク16に補助磁界Mを与えるようになっている。
記録再生位置検出回路18は、光ヘッド15の光ビームBの
位置に応じた位置データを出力するようになっている。
具体的には、光ヘッド15の移動距離を測長するリニアエ
ンコーダ、およびリニアエンコーダから出力される測長
信号に応じて8ビットの位置データを出力するカウンタ
を設けている。記録位置データ変換装置19は、記憶再生
位置検出回路18から出力される8ビットの位置データに
応じてデータテーブルから補正データを読み出して加算
器12に出力するようになっている。そして、加算器12に
おいて、出力ポート8から出力されたデータに上記加算
データが加算されるようになっている。また、CPU11はR
OM10に格納されている制御プログラムに従ってデータバ
ス7を介してデータを入出力して演算を行うとともに、
RAM9など各部にデータの転送を行うようになっている。
第2図は光ヘッド15の構成図である。記録動作時に
は、記録アンプ14から入力する駆動電流に従って半導体
レーザ21から出力されるレーザビームは、コリメートレ
ンズ22、ビーム整形プリズム23、偏光ビームスプリッタ
24,25、および対物レンズ32を通過して光磁気ディスク1
6に照射されるようになっている。なお、この光磁気デ
ィスク16には、あらかじめ補助磁界Mが磁界発生装置9
により与えられている。
一方、再生動作時には、半導体レーザ21からのレーザ
ビームは光磁気ディスク16により反射されて再生信号光
となる。この再生信号光は偏光ビームスプリッタ25およ
び集光レンズ29を通過して光検出器30に至り、この光検
出器30によって再生信号に変換されてRFアンプ1に出力
されるようになっている。
また、記録再生動作時には、光磁気ディスク16からの
サーボ信号光は、偏光ビームスプリッタ25,24および集
光レンズ26を経由してサーボ信号光検出器28に至るよう
になっている。また、集光レンズ26を通過したサーボ信
号光の一部はナイフエッジ27で遮られるようになってい
る。なお、上記サーボ信号光はサーボ信号光検出器28に
よってトラッキング、フォーカシングのサーボ信号に変
換される。このサーボ信号に従って図示しない制御手段
が対物レンズ32のアクチュエータのコイル31を制御して
対物レンズ32を上下左右に動かすようになっている。
次に、第1図を参照して光磁気ディスク16に対する記
録動作について説明する。
(1) 記録パワー最適化動作 はじめに、記録パワーの最適化について説明してお
く。
光磁気ディスク16に対する記録信号としてはスクラン
ブルドNRZI符号が使用されている。また、光磁気ディス
ク16の記録信号を再生するときにはパーシャルレスポン
スPR(1,1)方式(いわゆるデュオバイナリ)で再生信
号を3値信号として読み出している。このスクランブル
ドNRZI符号による記録は一種の幅記録であるため、光磁
気ディスク16に対して出力されるレーザビームBの記録
パワーの大小により高調波歪が変化する。この記録パワ
ーが最適な大きさであれば高調波歪が最小(約−40dB)
になり、再生信号の平均値はその再生信号の振幅のセン
タレベルと一致するが、記録パワーが最適値に比較して
大きいか小さい場合には、偶数次歪の発生により再生信
号の平均値はその偶数次歪に対応する直流分をもつこと
になり再生信号の振幅のセンタレベルと一致しない。し
たがって、光磁気ディスク16に対して出力される記録パ
ワーが最適な値,すなわち最適記録パワーであれば、再
生信号の平均値はその再生信号の振幅のセンタレベルに
なる。逆にいえば、再生信号の平均値をその再生信号の
振幅のセンタレベルに位置させるような記録パワーが最
適記録パワーということになる。
次に、実際の記録パワーの最適化動作について説明す
る。
まず、光ヘッド15は光磁気ディスク16の最内周位置
(線速度が最も遅い位置)のトラックに移動し、このト
ラックに対して記録動作がなされる。すなわち、CPU11
から7段階の階段状に変化する最適化用記録データが出
力され、このデータはデータバス7、出力ポート8、加
算器12、およびD/Aコンバータ13を介して記録アンプ14
に至る。このとき、最適化用記録データはRAM9にも書き
込まれる。この結果、記録アンプ14から光ヘッド15に出
力される階段状に変化する駆動電流に従った記録パワー
で光磁気ディスク16に記録動作がなされる。このとき、
光磁気ディスク16は3600rpmで回転しており、光ヘッド1
5のレーザビームBが光磁気ディスク16の1トラックを
走査する時間は約16.7msである。第3図(a)はD/Aコ
ンバータ13から記録アンプ14に入力する7段階に変化す
るアナログ信号の波形図である。この第3図(a)にお
いて、1ステップは光ヘッド15から照射されるレーザビ
ームBの記録パワー約0.4mWに相当し、1ステップの時
間は約2msである。
このようにして1トラック分の記録動作が終了する
と、直ちにこの1トラック分の再生動作が実行される。
すなわち、光ヘッド7から出力された再生信号はRFアン
プ1で増幅された後、コンデンサ1aによりその交流分だ
けがピーク検出回路2a,2bに至る。なお、この再生信号
は、光磁気ディスク16に記録された「0」,「1」に対
応してL,Hの2値をとる交流信号となっている。ピーク
検出回路2aによって再生信号の上側のエンベロープ,す
なわち、再生信号の正側のピーク値が検出されるととも
に、ピーク検出回路2bによって再生信号の下側のエンベ
ロープ,すなわち、負側のピーク値が検出される。ピー
ク検出回路2aから出力されたピーク値はエラーアンプ4
に入力し、一方、ピーク検出回路2bから出力された再生
信号の負のピーク値は反転アンプ3により正の値に変換
されてからエラーアンプ4に入力する。この結果、エラ
ーアンプ4によって2つのピーク値の絶対値の差の信
号,すなわち、第3図(b)の波形図に示すような正負
ピーク差信号が検出される。この正負ピーク差信号は再
生信号の平均値に相当する。この正負ピーク差信号はA/
Dコンバータ5によってA/D変換される。このA/D変換
は、記録アンプ14に与えられたアナログ信号を示す第3
図(a)における1ステップの期間中の真中に対応する
タイミング(第3図(c)に破線で示す)で行われる。
そして、A/D変換された正負ピーク差信号のデータ,す
なわち、最適化用再生データはCPU11に取り込まれた
後、RAM9に格納される。
このようにしてRAM9に1トラック分の最適化用再生デ
ータが格納されると、次に記録パワーの最適化動作がな
される。すなわち、RAM9にあらかじめ記憶されている1
トラック分の最適化用記録データと、上記の再生動作に
よりRAM9に記憶された最適化用再生データとがCPU11に
よって読み出される。これに続いて、CPU11は、これら
のデータを基に最小二乗法によって、正負ピーク差信号
がゼロ(エラーアンプ4の出力信号がGNDレベル)にな
るような,つまり再生信号の平均値がその再生信号の振
幅のセンタレベルと一致するような駆動電流を記録アン
プ14から光ヘッド15に出力させる記録パワー最適化デー
タを算出する。そして、CPU11はこの記録パワー最適化
データを記録アンプ14にセットするとともに、RAM9およ
び出力ポート8にも転送して保持させる。このようにし
て、記録パワー最適化動作が終了する。
(2) 正規の記録動作 以上のようにして最適記録パワーを求めたが、最適記
録パワーは光磁気ディスク16の最内周位置のトラックに
おける線速度,すなわち、最も遅い線速度に対応したも
のである。前述したように最適記録パワーは線速度によ
って異なり、この線速度は光磁気ディスク16の記録径,
すなわち光磁気ディスク16上に照射されるレーザビーム
Bの位置によって異なる。したがって、光磁気ディスク
16上の位置に応じてレーザビームBの記録パワーを変化
させる必要がある。また、レーザビームBの最適記録パ
ワーは線速度のA乗に比例することがわかっている。こ
のAの値は光磁気ディスク16の種類によって異なるが、
A≒0.6〜0.9であり、この実施例ではA=0.75である。
また、光磁気ディスク16の線速度は記録径が大きく,す
なわち、外周に行くにつれ大きくなるので、記録パワー
は外周に行くほど大きくする必要がある。以上のことを
前提として正規の記録動作について説明する。
装置起動時、光ヘッド15はレーザビームBの照射位置
が光磁気ディスク16の最内周位置になるホームポジショ
ンに移動する。なお、以下の説明においては断りのない
限り、光ヘッド15の位置をレーザビームBの照射位置と
して考える。光ヘッド15がホームポジションに位置する
と、記録再生位置検出回路18はリセットされてこの記録
再生位置検出回路18から出力される位置データは初期化
される。これ以降、記録再生位置検出回路18は、ホーム
ポジションを基準位置として光ヘッド15の相対位置に対
応する位置データを記録位置データ変換回路19に出力す
る。
記録位置データ変換回路19内のROM(図示せず)には
記録再生位置検出回路18から入力される位置データをア
ドレスとして補正データを記憶するデータテーブルがあ
る。この補正データは、ホームポジションにおける記録
パワー最適化データおよび線速度を基準にして作成され
ており、光磁気ディスク16上のそれぞれの位置における
線速度の0.75乗に比例する8ビットのデータである。
なお、前述したように上記0.75乗という値は記録媒体
の種類によって異なり、ほぼ0.6〜0.9乗の範囲をとる。
したがって、記録位置データ変換回路19のROMのデータ
テーブルを適宜書き換えることにより種々の記録媒体に
対応することができる。
記録位置データ変換回路19は、記録再生位置検出回路
18から入力される位置データに応じて補正データを加算
器12に出力する。加算器12は出力ポート8にセットされ
ている記録パワー最適化データと上記補正データとを加
算してD/Aコンバータ13に出力する。D/Aコンバータ13に
よってアナログ信号に変換されたデータは記録アンプ14
によって、記録パワー最適化データとして光ヘッド15に
入力される。この結果、光磁気ディスク16には最適記録
パワーのレーザビームBで記録がなされる。
上述した記録パワーの最適化動作および正規の記録動
作の流れを第4図に示す。また、第5図は線速度と光磁
気ディスク16上での最適記録パワーPwとの関係を示して
おり、最適記録パワーPwが線速度の0.75乗に比例してい
ることが判る。
次に、半導体レーザ21に対する制御について説明す
る。
第6図は記録アンプ14から半導体レーザ21に供給され
る順方向電流Iとこの半導体レーザ21から出力されるレ
ーザビームBの発光パワー(記録パワー)Pとの関係を
示している。第6図から判るように順方向電流Iが発光
しきい値電流Ith以上の範囲において順方向電流Iと発
光パワーPとは比例関係にある。したがって、レーザビ
ームBの発光パワーPを制御するためには順方向電流I
を制御すればよい。以下この順方向電流Iを記録電流I
という。
前述したように、D/Aコンバータ13から記録アンプ14
に記録パワー最適化データに相当するアナログ信号が入
力され、記録アンプ14にはこのアナログ信号に従って半
導体レーザ21が最適記録パワーを出力する記録電流Iが
設定される。そして、記録アンプ14はD/Aコンバータ13
から入力する記録信号に応じて記録電流Iを変調して半
導体レーザ21に供給し、これを駆動する。この結果、半
導体レーザ21からは変調されたレーザビームが出力され
る。また、このレーザビームは記録信号の「0」,
「1」に対応して変調されており、例えば、「0」に対
して低いレベルの発光パワー、「1」に対して高いレベ
ルの発光パワーが対応するようになっている。前者の方
を消光時の発光パワーPRといい、後者の方を発光時の発
光パワーPWという。
第7図に記録信号によって変調された記録パワーPを
示す。第7図(a)は光磁気ディスク16の内周部分に対
応し、第7図(b)は同じく外周部分に対応する。第7
図から判るように内周部分に比較して外周部分は記録パ
ワーが大きくなっている。また、第7図(a),(b)
における半導体レーザ21の消光時の発光パワーPRは、フ
ォーカス,トラッキングのサーボ系に対する光量を確保
するために必要なものであり、第6図に示すように半導
体レーザ21の発光立ち上がり特性を改善するために発光
しきい値電流Ithよりも大きな電流IRを半導体レーザ21
に流して上記発光パワーPRを得ている。
なお、この実施例では、信号を読み出す場合に半導体
レーザ21から出力される発光パワーは、記録する場合に
おける消光時の発光パワーPRに一致しており、この発光
パワーPRの値は光磁気ディスク16全周にわたって磁気デ
ィスク16面上で3.3mW一定としている。第5図,第7図
から判るように記録時の発光パワーのピーク値PWは内周
から外周に向かって線速度の0.75乗に比例して増加して
いるが、消光時の発光パワーPRは3.3mWの一定値となっ
ている。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明の光学的記録再生装置に
よれば、複数段階の発光パワーで光学的記録媒体に記録
を行った後にこの光学的記録媒体を再生して得た再生信
号からピーク差検出手段によってピーク差を検出し、こ
のピーク差がゼロとなるような発光パワーである最適記
録パワーを求め、記録動作時、光学的記録媒体に照射さ
れるレーザビームの発光パワーは最適記録パワーを基準
にして設定するとともに、この光パワーは位置検出手段
から出力される記録位置信号に対応して定まる光学的記
録媒体の記録位置における線速度の0.6乗〜1.3乗に比例
して変化させるようにしている。このことにより、光学
的記録媒体の記録感度の変化に適応して光パワーを制御
することができる。したがって、光学的記録媒体に対す
る記録動作を行う際の記録条件を常時最適なものにする
ことができるため、光学的記録媒体のエラーレートを安
定化させることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は同実施例における光ヘッド部の構成図、第3図(a)
はD/Aコンバータ13から出力されるアナログ信号の波形
図、(b)はエラーアンプ4から出力される正負差ピー
ク信号の波形図、(c)はA/D変換のタイミングを示す
タイミング図、第4図は記録動作の流れを示す説明図、
第5図は線速度と発光パワーとの関係を示す特性図、第
6図は順方向電流と発光パワーとの関係を示す特性図、
第7図は記録信号によって変調された発光パワーを示す
波形図である。 1……RFアンプ、1a……コンデンサ、2a,2b……ピーク
検出回路、3……反転アンプ、4……エラーアンプ、12
……加算器、14……記録アンプ、15……光ヘッド、16…
…光学的記録媒体、18……記録再生位置検出回路、19…
…記録位置データ変換回路、21……半導体レーザ、30…
…光検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/125

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ発振器から出力された所定の発光パ
    ワーのレーザビームを光学的記録媒体に照射して情報信
    号を記録および再生する光学的記録再生装置において、 レーザ発振器から光学的記録媒体に照射されるレーザビ
    ームの発光パワーを制御する手段と、 記録動作時に光学的記録媒体で記録がなされる記録位置
    を検出して記録位置信号を出力する位置検出手段と、 再生動作時に光学的記録媒体から反射される再生信号光
    を受光する光検出器から出力される再生信号の振幅の正
    側のピーク値の絶対値と負側のピーク値の絶対値との差
    であるピーク差を検出するピーク差検出手段と、 複数段階の発光パワーで光学的記録媒体に記録された記
    録を再生して得たピーク差検出手段の出力からピーク差
    がゼロとなるような発光パワーである最適記録パワーを
    求める手段と、 記録動作時、光学的記録媒体に照射されるレーザビーム
    の発光パワーを最適記録パワーを基準にして設定すると
    ともに、この光パワーを位置検出手段から出力される記
    録位置信号に対応して定まる光学的記録媒体の記録位置
    における線速度の0.6乗〜1.3乗に比例して変化させるよ
    うにする手段とを有することを特徴とする光学的記録再
    生装置。
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