JPH0827955B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
- Publication number
- JPH0827955B2 JPH0827955B2 JP63108976A JP10897688A JPH0827955B2 JP H0827955 B2 JPH0827955 B2 JP H0827955B2 JP 63108976 A JP63108976 A JP 63108976A JP 10897688 A JP10897688 A JP 10897688A JP H0827955 B2 JPH0827955 B2 JP H0827955B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- light
- recording
- optical disk
- disc
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光ディスク装置に関し、レーザ光を用いてデ
ィスクに情報を記録する光ディスク装置に関する。
ィスクに情報を記録する光ディスク装置に関する。
従来から、回転するディスクにレーザ光を照射してピ
ットを形成することにより情報の記録を行ない、また、
ディスクにレーザ光を照射してその反射光によりピット
の有無を検出することにより情報の再生を行なう光ディ
スク装置がある。
ットを形成することにより情報の記録を行ない、また、
ディスクにレーザ光を照射してその反射光によりピット
の有無を検出することにより情報の再生を行なう光ディ
スク装置がある。
従来の技術 従来の光ディスク装置は、記録情報に応じた矩形波の
記録信号をレーザダイオードに供給して、この矩形波の
記録信号のレベルに応じた強度のレーザ光を得てディス
クに照射している。
記録信号をレーザダイオードに供給して、この矩形波の
記録信号のレベルに応じた強度のレーザ光を得てディス
クに照射している。
回転するディスクが面振れを起こすと、レーザ光をデ
ィスクに収束させるフォーカス・サーボが応答できない
ことがある。
ィスクに収束させるフォーカス・サーボが応答できない
ことがある。
レーザ光の焦点(フォーカス)が合っていないと、う
まくピットが形成されず、記録特性が劣化するのでこれ
を避けるために、従来は記録信号に第4図(A),
(B)に示す如くオーバーシュート及びアンダーシュー
トを付け、面振れが起きても確実にピットを形成できる
ようにしていた。
まくピットが形成されず、記録特性が劣化するのでこれ
を避けるために、従来は記録信号に第4図(A),
(B)に示す如くオーバーシュート及びアンダーシュー
トを付け、面振れが起きても確実にピットを形成できる
ようにしていた。
発明が解決しようとする課題 しかるに、記録信号が例えばFM変調された映像信号で
ある場合、FM変調映像信号を第4図(A),(B)に示
す如き波形として記録すると、混変調が生じ、再生信号
の歪みが大きく不適であるという問題があった。
ある場合、FM変調映像信号を第4図(A),(B)に示
す如き波形として記録すると、混変調が生じ、再生信号
の歪みが大きく不適であるという問題があった。
上記FM変調映像信号を正弦波の波形で記録すれば上記
の混変調を防止できるが、この場合には面振れにフォー
カス・サーボが応答できるないときに記録特性が劣化し
てしまう。
の混変調を防止できるが、この場合には面振れにフォー
カス・サーボが応答できるないときに記録特性が劣化し
てしまう。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、ディスクの
面振れによる記録特性の劣化を防止し、混変調の発生を
低減した光ディスク装置を提供することを目的とする。
面振れによる記録特性の劣化を防止し、混変調の発生を
低減した光ディスク装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明の光ディスク装置は、ディスクに光を照射して
情報を記録する光ディスク装置において、 レーザ光を該ディスクに収束させるフォーカス・サー
ボの誤差信号に応じて増幅度を可変しつつ記録信号を増
幅し、該記録信号を振幅の変化する正弦波波形の信号と
して出力する増幅器を有し、 信号レベルに応じた強度の光を発生する発光素子に増
幅器で増幅された記録信号を供給して記録用の光を発生
する。
情報を記録する光ディスク装置において、 レーザ光を該ディスクに収束させるフォーカス・サー
ボの誤差信号に応じて増幅度を可変しつつ記録信号を増
幅し、該記録信号を振幅の変化する正弦波波形の信号と
して出力する増幅器を有し、 信号レベルに応じた強度の光を発生する発光素子に増
幅器で増幅された記録信号を供給して記録用の光を発生
する。
作用 本発明においては、正弦波波形の記録信号を用い、フ
ォーカス・サーボがディスクの面振れに応答できない場
合、フォーカス・サーボの誤差信号により増幅度を可変
して記録信号のレベルを増大させ、確実にピットを形成
する。これによって、記録特性の劣化を防止し、また記
録信号が正弦波波形であるため混変調を低減できる。
ォーカス・サーボがディスクの面振れに応答できない場
合、フォーカス・サーボの誤差信号により増幅度を可変
して記録信号のレベルを増大させ、確実にピットを形成
する。これによって、記録特性の劣化を防止し、また記
録信号が正弦波波形であるため混変調を低減できる。
実施例 第1図は本発明の光ディスク装置の一実施例のブロッ
ク図を示す。
ク図を示す。
同図中、10は光ディスクであり、モータ11により回転
せしめられる。レーザダイオード12の出力するレーザ光
はコリメートレンズ13で平行ビームとされ、ビームスプ
リッタ14、ドラッキングミラー15を通って対物レンズ16
に導びかれて光ディスク10の信号面に収束せしめられ、
信号の記録及び再生が行なわれる。光ディスク10の反射
光は対物レンズ16、トラッキングミラー15、ビームスプ
リッタ14を通ってビームスプリッタ17に導びかれ、反射
光の一部は信号再生用の光センサ18に導びかれ、光セン
サ18の出力再生信号は端子19より出力される。また反射
光の一部はミラー20よりシリンドリカルレンズ21を通し
てフォーカス・サーボ用の4分割光センサ22に導びかれ
る。
せしめられる。レーザダイオード12の出力するレーザ光
はコリメートレンズ13で平行ビームとされ、ビームスプ
リッタ14、ドラッキングミラー15を通って対物レンズ16
に導びかれて光ディスク10の信号面に収束せしめられ、
信号の記録及び再生が行なわれる。光ディスク10の反射
光は対物レンズ16、トラッキングミラー15、ビームスプ
リッタ14を通ってビームスプリッタ17に導びかれ、反射
光の一部は信号再生用の光センサ18に導びかれ、光セン
サ18の出力再生信号は端子19より出力される。また反射
光の一部はミラー20よりシリンドリカルレンズ21を通し
てフォーカス・サーボ用の4分割光センサ22に導びかれ
る。
4分割光センサ22の各分割部a,b,c,d夫々の出力A,B,
C,Dは加算回路23,24夫々に供給され、この加算回路23,2
4夫々の出力信号は減算回路25に供給され、ここで誤差
信号が得られる。勿論、光センサ18を用いず、4分割セ
ンサ22の各出力A,B,C,Dを全て加算して、この加算信号
を再生信号として端子19より出力しても良い。
C,Dは加算回路23,24夫々に供給され、この加算回路23,2
4夫々の出力信号は減算回路25に供給され、ここで誤差
信号が得られる。勿論、光センサ18を用いず、4分割セ
ンサ22の各出力A,B,C,Dを全て加算して、この加算信号
を再生信号として端子19より出力しても良い。
この装置では非点収差法のフォーカス・サーボ・コン
トロールを行なっており、例えば光ディスクが焦点位置
より近すぎる場合、4分割した光センサの分割部a,b,c,
dに投影される光の形は第2図(A)の如く右下がりの
楕円となり、合焦点の場合同図(B)の如く光の形は真
円となり、遠すぎる場合同図(C)の如く左下がりの楕
円(同図(A)の楕円に対して長軸が90度回転してい
る)となる。
トロールを行なっており、例えば光ディスクが焦点位置
より近すぎる場合、4分割した光センサの分割部a,b,c,
dに投影される光の形は第2図(A)の如く右下がりの
楕円となり、合焦点の場合同図(B)の如く光の形は真
円となり、遠すぎる場合同図(C)の如く左下がりの楕
円(同図(A)の楕円に対して長軸が90度回転してい
る)となる。
これによって分割部a〜dが受光量に比例した電力を
出力するとき、分割部a,cの出力電圧の和から分割部b,d
の出力電圧の和の差をとった誤差信号を得て、光ディス
クが合焦点か、近すぎるか、遠すぎるかを知ることがで
きる。
出力するとき、分割部a,cの出力電圧の和から分割部b,d
の出力電圧の和の差をとった誤差信号を得て、光ディス
クが合焦点か、近すぎるか、遠すぎるかを知ることがで
きる。
上記の減算回路25の出力する第3図(A)に示す如き
誤差信号は増幅器26を通して駆動コイル27に供給され、
これによって対物レンズ16が光ディスク10の信号面にレ
ーザ光が収束する方向に移動せしめられる。
誤差信号は増幅器26を通して駆動コイル27に供給され、
これによって対物レンズ16が光ディスク10の信号面にレ
ーザ光が収束する方向に移動せしめられる。
これと共に誤差信号は絶対値回路28に供給され、第3
図(B)に示す如き誤差絶対値信号とされた後、混合回
路29に供給される。混合回路29には端子30よりディスク
上の記録位置の径に応じた光量制御信号が供給されてお
り、両者が加算混合される。上記の光量制御信号はディ
スク10が回転速度一定で回転すると、ディスク10の外周
部では内周部に比して線速度が大となるため、その分だ
けレーザ光量を増加させるよう制御する信号である。
図(B)に示す如き誤差絶対値信号とされた後、混合回
路29に供給される。混合回路29には端子30よりディスク
上の記録位置の径に応じた光量制御信号が供給されてお
り、両者が加算混合される。上記の光量制御信号はディ
スク10が回転速度一定で回転すると、ディスク10の外周
部では内周部に比して線速度が大となるため、その分だ
けレーザ光量を増加させるよう制御する信号である。
混合回路29の出力する信号は制御信号として電圧制御
型増幅器(VCA)31に供給される。VCA31は端子32より正
弦波の波形であるFM変調映像信号を供給されており、VC
A31は上記制御信号のレベルに応じてFM変調映像信号を
増幅し、第3図(C)に示す如く振幅の変化する正弦波
の波形の信号をレーザダイオード12に供給する。レーザ
ダイオード12は供給される信号のレベルに略比例した強
度のレーザ光を出力し、これによってディスク10上には
第3図(D)に示す如きピットが形成される。
型増幅器(VCA)31に供給される。VCA31は端子32より正
弦波の波形であるFM変調映像信号を供給されており、VC
A31は上記制御信号のレベルに応じてFM変調映像信号を
増幅し、第3図(C)に示す如く振幅の変化する正弦波
の波形の信号をレーザダイオード12に供給する。レーザ
ダイオード12は供給される信号のレベルに略比例した強
度のレーザ光を出力し、これによってディスク10上には
第3図(D)に示す如きピットが形成される。
このようにフォーカス・サーボの誤差信号の絶対値に
応じてレーザ光の強度を可変するため、フォーカス・サ
ーボが応答できないときにはレーザ光の強度が大となっ
ているので確実にピットが形成され記録特性の劣化を防
止できる。
応じてレーザ光の強度を可変するため、フォーカス・サ
ーボが応答できないときにはレーザ光の強度が大となっ
ているので確実にピットが形成され記録特性の劣化を防
止できる。
また、記録信号の波形が正弦波波形であるため混変調
の発生を低減できることは勿論である。
の発生を低減できることは勿論である。
発明の効果 上述の如く、本発明の光ディスク装置によれば、ディ
スクの面振れがあっても確実にピットを形成して記録特
性の劣化を防止でき、FM変調された映像信号等の混変調
を低減でき、実用上きわめて有用である。
スクの面振れがあっても確実にピットを形成して記録特
性の劣化を防止でき、FM変調された映像信号等の混変調
を低減でき、実用上きわめて有用である。
第1図は本発明装置の一実施例のブロック図、第2図は
非点収差法を説明するための図、第3図は本発明を説明
するための図、第4図は従来の記録信号波形を示す図で
ある。 10……ディスク、12……レーザダイオード、21……シリ
ンドリカルレンズ、22……4分割光センサ、27……駆動
コイル、28……絶対値回路、31……電圧制御型増幅器
(VCA)。
非点収差法を説明するための図、第3図は本発明を説明
するための図、第4図は従来の記録信号波形を示す図で
ある。 10……ディスク、12……レーザダイオード、21……シリ
ンドリカルレンズ、22……4分割光センサ、27……駆動
コイル、28……絶対値回路、31……電圧制御型増幅器
(VCA)。
Claims (1)
- 【請求項1】ディスクに光を照射して情報を記録する光
ディスク装置において、 該レーザ光を該ディスクに収束させるフォーカス・サー
ボの誤差信号に応じて増幅度を可変しつつ記録信号を増
幅し、該記録信号を振幅の変化する正弦波波形の信号と
して出力する増幅器を有し、 信号レベルに応じた強度の光を発生する発光素子に該増
幅器で増幅された記録信号を供給して記録用の光を発生
することを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63108976A JPH0827955B2 (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63108976A JPH0827955B2 (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 光ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01279431A JPH01279431A (ja) | 1989-11-09 |
JPH0827955B2 true JPH0827955B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=14498422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63108976A Expired - Lifetime JPH0827955B2 (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0827955B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3288133B2 (ja) * | 1993-05-20 | 2002-06-04 | キヤノン株式会社 | 光情報記録再生装置 |
-
1988
- 1988-05-06 JP JP63108976A patent/JPH0827955B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01279431A (ja) | 1989-11-09 |
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