JPH11339284A - 光ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクのパラメータによらずに制御利得
が一定に保持されるようにした光ディスク装置を提供す
ること。 【解決手段】 光学ピックアップ１３の対物レンズ１３
ａを光ディスク１１のサーボ方向に関して駆動調整する
駆動部２０と、上記光学ピックアップ１３の光検出器１
３ｂの分割された各受光部からの検出信号に基づいてプ
ッシュプル法により生成された正規化されたトラッキン
グエラー信号ＴＥ及びフォーカスエラー信号ＦＥに基づ
いて、この駆動部２０を二軸方向に関して駆動制御する
制御部１９とを含んでおり、上記制御部１９が、上記光
検出器の各受光部の和信号の大きさに対応して、当該和
信号の利得を設定することにより、所定値の補正和信号
を生成し、上記フォーカスエラー信号を、上記補正和信
号により正規化する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置に
関し、特にそのフォーカスサーボ技術の改良に関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】従来、このような光ディスク装置は、例
えば図５に示すように構成されている。

【０００３】図５において、光ディスク装置１は、光デ
ィスク２ａを回転駆動するモータ２と、光ディスク２ａ
に対して信号の記録または再生を行なう光学ピックアッ
プ３と、光学ピックアップ３のトラッキングサーボを行
なう光ディスク装置４と、を含んでいる。

【０００４】上記光学ピックアップ３は、その対物レン
ズ３ａが、光ディスク２ａに対して二軸方向即ちトラッ
キング方向及びフォーカシング方向に移動可能に支持さ
れていると共に、図示しない光源及び光検出器３ｂを備
えている。この光検出器３ｂは、図示の場合、縦横に４
分割された受光部Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄを有している。

【０００５】上記光ディスク装置４は、上述した光学ピ
ックアップ３の光検出器３ｂの各受光部からの検出信号
をコンバータ４ａにより電流−電圧変換して、全受光部
の和信号，フォーカスエラー信号ＦＥ及びトラッキング
エラー信号ＴＥをそれぞれアンプ４ｂ，４ｃ，４ｄによ
り増幅し、これらのフォーカスエラー信号ＦＥ及びトラ
ッキングエラー信号ＴＥをサーボ回路４ｅにより正規化
して、駆動回路４ｆにより、光学ピックアップ３の対物
レンズを二軸方向に駆動調整するようになっている。

【０００６】このような構成の光ディスク装置１によれ
ば、光学ピックアップ３から出射された光ビームは、対
物レンズ３ａを介して、光ディスク２ａの信号記録面上
のある一点に結像される。

【０００７】光ディスク２ａの信号記録面で反射された
戻り光ビームは、再び対物レンズ３ａを介して、光検出
器３ｂに入射する。これにより、光検出器３ｂの受光部
から出力される検出信号に基づいて、光ディスク３ａの
信号記録面に記録された情報の再生が行なわれる。即
ち、光検出器３ｂの各受光部Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄからの検出
信号Ｓａ，Ｓｂ，Ｓｃ，Ｓｄは、コンバータ４ａにより
電流−電圧変換された後、これらの検出信号の和信号を
アンプ４ｂにより増幅して、再生信号ＲＦが生成される
と共に、これらのプッシュプル信号をアンプ４ｃにより
増幅し、サーボ回路４ｅにより和信号で割り算して正規
化することにより、非点収差法により、フォーカスエラ
ー信号ＦＥが生成される。

【０００８】また、光検出器３ｂに関して、光ディスク
２ａの半径方向に並ぶ受光部の差信号をアンプ４ｄによ
り増幅し、サーボ回路４ｅにより和信号で割り算して正
規化することにより、トラッキングエラー信号ＴＥが生
成される。

【０００９】このようにして生成されたフォーカスエラ
ー信号ＦＥ及びトラッキングエラー信号ＴＥに基づい
て、駆動回路４ｆにより光学ピックアップ３の対物レン
ズ３ａのフォーカスサーボ及びトラッキングサーボが行
なわれることになる。この際、上述したように和信号で
割り算することにより、フォーカスエラー信号ＦＥ及び
トラッキングエラー信号ＴＥが正規化されることによっ
て、光学ピックアップ３の光源のパワーの差や、光ディ
スク２ａの反射率の差等にかかわらず、所謂制御利得が
一定になるように、構成されている。

【００１０】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の光ディスク装置４においては、所謂プッシュ
プル法によりトラッキングサーボを行なう場合、トラッ
クピッチ，ピット幅，ランド幅，ピット深さ等のパラメ
ータが異なる複数種類の光ディスクの再生を行なう場合
に、以下のような問題が発生する。即ち、例えば同じト
ラックピッチの場合であっても、上記パラメータによっ
ては、記録エリアの和信号がミラー面の和信号に比較し
て大幅に減少することがある。この場合、和信号は、当
該光ディスクの光量情報を与えることにならなくなって
しまう。他方、プッシュプル信号は、和信号と比例関係
にはないことから、和信号に基づいて、自動的に利得制
御を行なうと、制御利得が大きくなりすぎて、場合によ
っては、サチュレーションを起こして制御不能となって
しまうことがあるという問題があった。

【００１１】本発明は、以上の点に鑑み、光ディスクの
パラメータによらずに制御利得が一定に保持されるよう
にした、光ディスク装置を提供することを目的としてい
る。

【００１２】

【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、回転駆動される光ディスクの信号記録面に対し
て、光学ピックアップから光を照射し、その戻り光を光
学ピックアップにより検出して、光ディスクに対する信
号の記録及び／または再生を行なう光ディスク装置に関
して、上記光学ピックアップの対物レンズを光ディスク
のサーボ方向に関して駆動調整する駆動部と、上記光検
出器の分割された各受光部からの検出信号に基づいてプ
ッシュプル法により生成された正規化されたトラッキン
グエラー信号及びフォーカスエラー信号に基づいて、こ
の駆動部をトラッキング方向及びフォーカス方向に駆動
制御する制御部とを含んでおり、上記制御部が、上記光
検出器の各受光部の和信号の大きさに対応して、当該和
信号の利得を設定することにより、所定値の補正和信号
を生成し、上記フォーカスエラー信号を、上記補正和信
号により正規化する構成とした、光ディスク装置によ
り、達成される。

【００１３】上記構成によれば、光学ピックアップの対
物レンズを駆動部によりサーボ方向即ちトラッキング方
向またはフォーカス方向に駆動調整してトラッキングサ
ーボまたはフォーカスサーボを行なう際に、フォーカス
エラー信号が、光学ピックアップの光検出器の各受光部
の検出信号の和信号を基準信号により補正した補正和信
号により正規化するようになっている。従って、光学ピ
ックアップの光源のパワーの差や、光ディスクの反射率
の差等にかかわらず、制御利得が一定になるように制御
されると共に、パラメータの異なる複数種類の光ディス
クの記録または再生が行なわれる場合であっても、当該
光ディスクに対する光学ピックアップの光検出部からの
検出信号の和信号が、基準信号、例えば光ディスクのミ
ラー面部分について、上記光検出器の各受光部の和信号
を基準信号として、同じ制御利得となるように利得が制
御されることにより、所定値の補正和信号に補正され
る。

【００１４】これにより、複数種類の光ディスクに対し
て、同じレベルの補正和信号によって正規化されたフォ
ーカスエラー信号が生成されることになり、この補正和
信号が各種類の光ディスクに関して光量情報を与えるこ
とになり、正確なフォーカスサーボが行われることにな
る。

【００１５】上記制御部が、光ディスクのミラー面部分
について、上記光検出器の各受光部の和信号を基準信号
として、光ディスクのデータ記録エリア部分について、
和信号を上記基準信号と比較して、当該和信号の利得を
設定することにより、所定値の補正和信号を生成するよ
うになっている場合には、光ディスクの種類が変更され
ても、和信号の利得の設定が自動的に制御部によって行
われることになる。

【００１６】上記補正和信号が、複数種類の光ディスク
に関して前以て設定されている場合には、制御部が、補
正和信号を演算する必要がないので、構成が簡単にな
る。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図１乃至図２を参照しながら、詳細に説明する。尚、
以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例である
から、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、
本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定
する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもの
ではない。

【００１８】図１は、本発明による光ディスク装置の一
実施形態を適用した光ディスク装置を示している。図１
において、光ディスク装置１０は、光ディスク１１を回
転駆動するモータ１２と、光ディスク１１に対して信号
の記録または再生を行なう光学ピックアップ１３と、光
学ピックアップ１３のフォーカスサーボ及びトラッキン
グサーボを行なう光ディスク制御装置１４とを含んでい
る。

【００１９】上記モータ１２は、図示しないモータ制御
回路によって駆動制御され、所定回転数で回転駆動され
るようになっている。また、上記光学ピックアップ１３
は、その対物レンズ１３ａを光ディスク１１に対して二
軸方向即ちトラッキング方向及びフォーカシング方向に
移動可能に支持されており、光源（図示せず）により光
ディスク１１の信号記録面に光を照射し、その戻り光を
光検出器１３ｂにより検出するようになっている。ここ
で、この光検出器１３ｂは、図示のように縦横に４分割
された受光部Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄを有している。

【００２０】上記光ディスク制御装置１４は、上述した
光学ピックアップ１３の光検出器１３ｂの各受光部から
の信号を電流−電圧変換するコンバータ１５と、コンバ
ータ１５からの信号から、全受光部Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄの和
信号，フォーカスエラー信号ＦＥ及びトラッキングエラ
ー信号ＴＥをそれぞれ増幅するアンプ１６，１７，１８
と、これらのフォーカスエラー信号ＦＥ及びトラッキン
グエラー信号ＴＥをそれぞれ正規化して、フォーカスサ
ーボ信号及びトラッキングサーボ信号を生成する制御部
としてのサーボ回路１９と、サーボ回路１９からの各サ
ーボ信号に基づいて、光学ピックアップ１３の対物レン
ズ１３ａをフォーカス方向及びトラッキング方向に駆動
制御する駆動部としての駆動回路２０と、上記サーボ回
路１９の制御を行なう制御回路２１とを備えている。

【００２１】ここで、上記サーボ回路１９は、公知の如
く、フォーカスエラー信号ＦＥ及びトラッキングエラー
信号ＴＥを正規化すると共に、アンプ１６からの和信号
が、常開型スイッチ１９ａを介して入力されるホールド
回路１９ｂと、このホールド回路１９ｂからの信号及び
アンプ１６からの和信号が入力される比較回路１９ｃと
から構成されており、上記スイッチ１９ａ及び比較回路
１９ｃは、制御回路２１により制御されるようになって
いる。

【００２２】上記ホールド回路１９ｂは、スイッチ１９
ａが閉成されたとき、アンプ１６からの和信号が入力さ
れることにより、この和信号を基準信号としてホールド
するものである。上記比較回路１９ｃは、アンプ１６か
らの和信号を、ホールド回路１９ｂによりホールドされ
た基準信号と比較して、当該和信号が所定値となるよう
に、アンプ１６の制御利得を設定し、この制御利得をア
ンプ１６，１７に出力する。

【００２３】本実施形態による光ディスク制御装置１４
は、以上のように構成されており、再生しようとする光
ディスク１１の種類に対応した和信号の補正は、図２に
示したフローチャートに従って、以下のように行なわれ
る。

【００２４】先づ、ステップＳＴ１にて、光学ピックア
ップ１３が光ディスク１１のミラー面部分に移動され、
そこでフォーカスサーボが行なわれる。これにより、光
学ピックアップ１３の光検出器１３ｂの各受光部から検
出信号が出力され、アンプ１６から和信号が出力され
る。このときの和信号は、光ディスク１１のトラックピ
ッチ等のパラメータによる影響を受けないので、光ディ
スク１１の光量情報を与えることになる。そして、ステ
ップＳＴ２にて、制御回路２１がスイッチ１９ａを閉成
することにより、アンプ１６からの和信号がスイッチ１
９ａを介してホールド回路１９ｂに入力され、基準信号
としてホールドされる。その後、制御回路２１は、スイ
ッチ１９ａを開放する。

【００２５】次に、ステップＳＴ３にて、光学ピックア
ップ１３が光ディスク１１の記録エリア部分に移動さ
れ、そこでフォーカスサーボが行なわれる。これによ
り、光学ピックアップ１３の光検出器１３ｂの各受光部
から検出信号が出力され、アンプ１６から和信号が出力
される。続いて、ステップＳＴ４にて、制御回路２１
は、比較回路１９ｃを動作させることにより、アンプ１
６からの和信号を、ホールド回路１９ｂでホールドされ
た基準信号と比較する。そして、比較回路１９ｃは、当
該和信号が所定値となるように、例えば当該和信号を制
御信号で割り算することによって、制御利得を設定す
る。そして、ステップＳＴ５にて、比較回路１９ｃから
設定された制御利得がアンプ１６に出力されることによ
り、アンプ１６の増幅率が制御され、アンプ１６から出
力される和信号が所定値に補正された補正和信号とな
る。

【００２６】このとき、同時に、比較回路１９ｃから制
御利得がアンプ１７にも出力され、アンプ１７の増幅率
が制御されることにより、アンプ１７から出力されるフ
ォーカスエラー信号ＦＥも補正されることになる。これ
により、非点収差法によって生成されることにより和信
号に比例するフォーカスエラー信号ＦＥ（ＦＥ＝（Ａ＋
Ｃ）−（Ｂ＋Ｄ））も同様に補正されることになる。こ
こで、プッシュプル法により生成されるトラッキングエ
ラー信号ＴＥは、もともと和信号と比例関係にないこと
から、上述した補正は行なわれない。

【００２７】このようにして和信号の補正が行なわれた
後、光ディスク１１の再生は以下のようにして行なわれ
る。即ち、光学ピックアップ１３から出射された光ビー
ムは、対物レンズ１３ａを介して、光ディスク１１の信
号記録面上のある一点に結像される。光ディスク１１の
信号記録面で反射された戻り光ビームは、再び対物レン
ズ１３ａを介して、光検出器１３ｂに入射する。これに
より、光検出器１３ｂの受光部から出力される検出信号
に基づいて、光ディスク１３ａの信号記録面に記録され
た情報の再生が行なわれる。即ち、光検出器１３ｂの各
受光部Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄからの検出信号Ｓａ，Ｓｂ，Ｓ
ｃ，Ｓｄは、光ディスク制御装置１４のコンバータ１５
により電流−電圧変換された後、これらの検出信号の和
信号をアンプ１６により補正増幅して、再生信号ＲＦが
生成されると共に、これらのプッシュプル信号をアンプ
１７で増幅し、サーボ回路１９により補正和信号で割り
算して正規化することにより、非点収差法により、フォ
ーカスエラー信号ＦＥが生成される。

【００２８】また、光検出器１３ｂに関して、光ディス
ク２ａの半径方向に並ぶ分割受光部の差信号（（Ａ＋
Ｄ）−（Ｂ＋Ｃ））をアンプ１９により増幅し、サーボ
回路４ｅにより和信号で割り算して正規化することによ
り、トラッキングエラー信号ＴＥが生成される。

【００２９】このようにして生成されたフォーカスエラ
ー信号ＦＥ及びトラッキングエラー信号ＴＥに基づい
て、駆動回路２０により光学ピックアップ１３の対物レ
ンズ１３ａのフォーカスサーボ及びトラッキングサーボ
が行なわれることになる。

【００３０】したがって、上述の実施形態によれば、光
学ピックアップの対物レンズを駆動部によりサーボ方向
即ちトラッキング方向またはフォーカス方向に駆動調整
してトラッキングサーボまたはフォーカスサーボを行な
う際に、フォーカスエラー信号が、光学ピックアップの
光検出器の各受光部の検出信号の和信号を基準信号によ
り補正した補正和信号により正規化するようになってい
る。従って、光学ピックアップの光源のパワーの差や、
光ディスクの反射率の差等にかかわらず、制御利得が一
定になるように制御されると共に、パラメータの異なる
複数種類の光ディスクの記録または再生が行なわれる場
合であっても、当該光ディスクに対する光学ピックアッ
プの光検出部からの検出信号の和信号が、基準信号、例
えば光ディスクのミラー面部分について、上記光検出器
の各受光部の和信号を基準信号として、同じ制御利得と
なるように利得が制御されることにより、所定値の補正
和信号に補正される。これにより、複数種類の光ディス
クに対して、同じレベルの補正和信号によって正規化さ
れたフォーカスエラー信号が生成されることになり、こ
の補正和信号が各種類の光ディスクに関して光量情報を
与えることになり、正確なフォーカスサーボが行われる
ことになる。

【００３１】尚、上述した実施形態においては、補正和
信号は、比較回路１９ｃが、アンプ１６からの和信号
を、ホールド回路１９ｂにホールドされた光ディスク１
１のミラー面部分における和信号を基準信号として比較
することにより、制御利得が設定されるようになってい
るが、このような制御利得の設定は、ハードウェアに限
らず、例えばマイクロコンピュータを使用してソフトウ
ェアによって行なわれるようにしてもよい。

【００３２】また、光ディスク装置で使用される光ディ
スクの種類はある程度限定されていることから、これら
のディスクの種類に対応して、それぞれ制御利得が設定
されていて、再生しようとする光ディスクに応じて、対
応した制御利得に基づいて、アンプ１６の増幅率が設定
されるようにしてもよい。この場合、複雑な演算回路が
不要となり、簡単な構成により、コストが低減されるこ
とになる。

【００３３】

【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、光
ディスクのパラメータによらずに制御利得が一定に保持
されるようにした光ディスク装置を提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による光ディスク装置の一実施形態を備
えた光ディスク装置の構成を示す概略ブロック図であ
る。

【図２】図１の光ディスク装置における和信号の補正動
作を示すフローチャートである。

【図３】従来の光ディスク装置の一例を備えた光ディス
ク装置の構成を示す概略ブロック図である。

【符号の説明】

１０・・・光ディスク装置、１１・・・光ディスク、１
２・・・モータ、１３・・・光学ピックアップ、１３ａ
・・・対物レンズ、１３ｂ・・・光検出器、１４・・・
光ディスク装置、１５・・・コンバータ、１６，１７，
１８・・・アンプ、１９・・・サーボ回路（制御部）、
１９ａ・・・スイッチ、１９ｂ・・・ホールド回路、１
９ｃ・・・比較回路、２０・・・駆動回路（駆動部）、
２１・・・制御回路。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 回転駆動される光ディスクの信号記録面
   に対して、光学ピックアップから光を照射し、その戻り
   光を光学ピックアップにより検出して、光ディスクに対
   する信号の記録及び／または再生を行なう光ディスク装
   置に関して、 上記光学ピックアップの対物レンズを光ディスクのサー
   ボ方向に関して駆動調整する駆動部と、 上記光検出器の分割された各受光部からの検出信号に基
   づいてプッシュプル法により生成された正規化されたト
   ラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号に基づ
   いて、この駆動部をトラッキング方向及びフォーカス方
   向に駆動制御する制御部とを含んでおり、 上記制御部が、上記光検出器の各受光部の和信号の大き
   さに対応して、当該和信号の利得を設定することによ
   り、所定値の補正和信号を生成し、 上記フォーカスエラー信号を、上記補正和信号により正
   規化する構成としたことを特徴とする光ディスク装置。
2. 【請求項２】 上記制御部が、光ディスクのミラー面部
   分について、上記光検出器の各受光部の和信号を基準信
   号として、光ディスクのデータ記録エリア部分につい
   て、和信号を上記基準信号と比較して、当該和信号の利
   得を設定することにより、所定値の補正和信号を生成す
   る構成としたことを特徴とする請求項１に記載の光ディ
   スク装置。
3. 【請求項３】 上記補正和信号が、複数種類の光ディス
   クに関して前以て設定されていることを特徴とする請求
   項１に記載の光ディスク装置。