JP2001014444A - 医用画像合成処理装置及び記録媒体 - Google Patents

医用画像合成処理装置及び記録媒体

Info

Publication number
JP2001014444A
JP2001014444A JP11183898A JP18389899A JP2001014444A JP 2001014444 A JP2001014444 A JP 2001014444A JP 11183898 A JP11183898 A JP 11183898A JP 18389899 A JP18389899 A JP 18389899A JP 2001014444 A JP2001014444 A JP 2001014444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
mask
screen
displayed
medical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11183898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4413316B2 (ja
Inventor
Akio Sakurai
明男 桜井
Midori Ono
みどり 大野
Satoshi Ono
聡 大野
Takeyuki Kato
健行 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
Priority to JP18389899A priority Critical patent/JP4413316B2/ja
Publication of JP2001014444A publication Critical patent/JP2001014444A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4413316B2 publication Critical patent/JP4413316B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像欠陥部分を容易に取り除き、精緻な合成
画像を迅速に製作できる医用画像合成処理装置を提供す
る。 【解決手段】 本発明の医用画像合成処理装置は、画面
11a上に上下に重なり合わせて医用画像18、21を
表示可能な表示制御手段10、13と、輪郭線15を境
に内部領域16と外部領域17とを有する画像マスク1
4が設けられて、医用画像18、21の内部領域16に
対応する画像部位を画面11a上に表示させかつ外部領
域17に対応する画像部位を画面11a上に表示させず
に下側に存在する医用画像21の画像部位を透かして見
せるために、画像マスク14を医用画像18、21毎に
施すマスク処理手段10、13とを備え、マスク処理手
段には画像マスク14の輪郭形状を変更可能な画像マス
ク編集手段が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼底カメラにより
撮影された複数枚の眼底画像としての医用画像、内視鏡
装置により撮影された複数枚の体腔内画像としての医用
画像を重ね合わせて表示する医用画像合成処理装置、い
わゆるパノラマ画像を合成することのできる医用画像合
成処理装置及びその記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】医療診断の技術分野では、患者の患部画
像としての医用画像を撮像し、画像処理技術により画像
の解析処理を行って検査、診断に役立てている。例え
ば、眼科分野では、眼底像を撮像し、これを解析するこ
とによって眼の検査、診断を行っている。
【0003】ところで、通常、眼底の全部位を一度に撮
像することはできず、撮像できる眼底部位の範囲が限ら
れているため、従来、広範囲に渡って眼底を撮像して眼
底の検査、解析を行うときには、眼底の撮影部位を異な
らせて眼底像を複数枚撮像し、医用画像合成処理装置で
は、ソフトウエア処理によって撮像により得られた複数
枚の眼底像の一部を切り取りかつ隣り合う眼底像同志を
つなぎつつ貼り合わせ、いわゆるパノラマ画像を作成し
ている。この種の医用画像合成処理装置は眼科診断やイ
ンフォームドコンセントに役立てられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
に示すように、画面1上に表示されている眼底像2、眼
底像3の互いに上下に重なり合っている重なり領域(斜
線で示す範囲)4の眼底部位のいずれにもフレアー等の
画像欠陥部分5、6がある場合には、いずれの眼底像
2、3を上にして画面1に表示させたとしても画像欠陥
部分5、6が画面1上に表示されることになり、このよ
うな、眼底像2、3を貼り合わせかつつなぎ合わせて、
パノラマ画像を作成し、眼底像の検査、解析処理を行う
ことにすると、画像欠陥部分5、6の存在のために、眼
底の診断、解析を支障なく行い難いという不都合があ
る。
【0005】これを避けるために、画像欠陥部分5、6
をあらかじめ切り取って、眼底像2、3を画面1上で貼
り合わせてつなぎ合わせることは考えられるが、眼底像
2、3を画面1上で重ね合わせたときに必要とする眼底
像の部分が欠落することがあり、このような眼底像をつ
なぎ合わせて合成作業を行うと、不連続なパノラマ画像
となって、精緻な合成画像としてのパノラマ画像を製作
できないという不都合が生じる。また、パノラマ画像の
合成処理作業に時間もかかることになる。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みて為されたも
ので、その目的は、画像欠陥部分を容易に取り除き、精
緻な合成画像を迅速に製作できる医用画像合成処理装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の医用画
像合成処理装置は、画面上に上下に重なり合わせて複数
個の医用画像を表示可能な表示制御手段と、輪郭線を境
に内部領域と外部領域とを有する画像マスクが設けられ
て、前記医用画像の前記内部領域に対応する画像部位を
前記画面上に表示させかつ前記外部領域に対応する画像
部位を前記画面上に表示させずに下側に存在する医用画
像の画像部位を透かして見せるために、前記画像マスク
を前記医用画像毎に施すマスク処理手段とを備え、該マ
スク処理手段には前記画像マスクの輪郭形状を変更可能
な画像マスク編集手段が設けられていることを特徴とす
る。
【0008】従来の医用画像合成処理装置では、例え
ば、2つの医用画像のうちの一方の医用画像の一部にフ
レアー等の画像欠陥部分があり、他方の医用画像の一部
に同様にフレアー等の画像欠陥部分があり、2つの医用
画像の一部を画面上に重なり合わせて表示させるとき
に、いずれを上にしてもフレアー等の画像欠陥部分が画
面上に表示されるため、画像欠陥部分を取り除くことが
できないか、あるいは、これらの画像欠陥部分を切り取
るときに必要とする画像部分まで余計に切り取ってしま
うことがあり、このような合成処理作業を行うと不連続
なパノラマ画像となって、精緻なパノラマ画像を迅速に
作成できない不具合があるが、請求項1に記載の発明に
よれば、画面上で画像マスク編集手段によって、画像マ
スクの輪郭形状を変更することにより、画面上で上側に
表示されている医用画像の画像欠陥部分にマスクをかけ
て画像欠陥部分を表示させないようにすれば、マスクを
かけられた領域に対応する下側の医用画像の画像部位が
画面上に表示されるので、画像欠陥部分を容易に画面上
から取り除き、かつ、迅速に精緻なパノラマ画像を画面
上で作成できる。
【0009】請求項2に記載の医用画像合成処理装置
は、請求項1において、前記画像マスク編集手段は各医
用画像毎に作成された画像マスクを保存する画像マスク
保存手段を有していることを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、各医用画
像毎に編集された画像マスクを保存することにしたの
で、画面上に合成画像を再表示させる際に処理が容易で
ある。
【0011】請求項3に記載の医用画像合成処理装置
は、請求項1において、前記マスク処理手段は前記医用
画像が前記画面上で上下に重なり合って表示されている
状態でマスク処理が可能であることを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、重なり合
う二つ以上の画像を比較しつつ変更したマスクを表示す
ることができるので、その処理が容易である。
【0013】請求項4に記載の医用画像合成処理装置
は、請求項3において、前記画像マスク編集手段が、3
つ以上の医用画像が重なり合って表示されている領域に
画像マスクを施すことが可能であることを特徴とする。
【0014】具体的には、変更中のマスクとその画像は
50%透過等の背面が見えるようになっており、背面の
画像も参照できるようになっている。
【0015】この代わりに、例えば、キーボードのスペ
ースキーを押している間だけ、変更中の画像とマスクと
の輪郭のみを表示させるようにし、背面を見えるように
しても良い。
【0016】請求項4に記載の発明によれば、例えば、
3つの医用画像が重なり合っている重なり領域におい
て、画面上で一番上に表示されている医用画像の重なり
領域と、画面上でそのすぐ下に表示されている医用画像
の重なり領域とにフレアー等の画像欠陥があり、一番下
にある医用画像にはこれを画面上で一番上にして表示す
ると、下に隠れている部分に存在していたフレアー等の
画像欠陥部分が画面上に現れることとなる場合に、画面
上でその一番上に表示されている重なり領域と、画面上
でそのすぐに下に表示されている重なり領域とを指定し
て画像マスクを施すことにより、一番上にある医用画像
の重なり領域の画像部位と、そのすぐ下にある医用画像
の重なり領域の画像部位とを画面上で見えなくすること
ができることになって、一番下に表示されている医用画
像の重なり領域を画面上に見えるようにすることがで
き、画像欠陥部分を迅速に取り除いて、精緻な合成画像
を得ることができる。
【0017】請求項5に記載のコンピュータ読み取り可
能な記録媒体は、画面上に上下に重なり合わせて複数個
の医用画像を表示するステップと、輪郭線を境に内部領
域と外部領域とを有する画像マスクを設けるステップ
と、前記医用画像の前記内部領域に対応する画像部位を
前記画面上に表示させかつ前記外部領域に対応する画像
部位を前記画面上に表示させずに下側に存在する医用画
像の画像部位を透かして見せるために、前記画像マスク
を前記医用画像毎に施すマスク処理ステップとを備え、
該マスク処理ステップには前記画像マスクの輪郭形状を
変更可能な画像マスク編集ステップを設けた医用画像合
成処理プログラムが記録されている。
【0018】
【発明の実施の形態】図1において、10は記録媒体か
らの情報を読み取り可能な医用画像合成処理装置本体、
11はモニター、12はキーボード、13はマウスであ
る。この医用画像合成処理装置本体10は、表示制御手
段とマスク処理手段とを備えている。
【0019】マスク処理手段は、図2に示す画像マスク
14を図示を略すメモリに記憶保存している。この画像
マスク14は円形輪郭線15によって囲まれた内側が内
部領域16と定義され、円形輪郭線15の外側が外部領
域17と定義され、内部領域16には、2値データとし
ての「1」が画素毎に割り当てられ、外部領域17には
2値データとしての「0」が画素毎に割り当てられてい
る。
【0020】医用画像はここでは図示を略す眼底カメラ
によって撮像された眼底像とされ、図3(a)、(b)
は眼底像の一例を示している。図3(a)において、符
号18は乳頭部分19を含めて破線20で囲まれた領域
内がその外側の領域と較べて鮮明に写っている眼底像を
示し、図3(b)において、符号21は眼底像18に隣
接する眼底像であって、破線22で囲まれている領域内
がその外側と較べて鮮明に写っている眼底像を示してい
る。
【0021】その眼底像18には、鮮明に写っている領
域内でも右下部分にフレアー等の画像欠陥部分23があ
って、この画像欠陥部分23の近傍が画像品質上好まし
くない状態であるとする。また、眼底像21についても
鮮明に写っている領域内でも左上部分にフレアー等の画
像欠陥部分24があって、この画像欠陥部分24の近傍
が画像品質上好ましくないものとする。これらの眼底像
18、21はデータベース化されて、図示を略す記憶保
存手段としてのハードディスクに記憶保存されているも
のとする。ここでは、画像欠陥部分23、24を円で示
しているが、これは模式的に示すものであると了解され
たい。なお、その図3(a)、(b)において、符号2
5は血管を示している。
【0022】各眼底像18、21は、R、G、Bの色成
分毎に濃度値で表現されるものであるが、ここでは、モ
ノクロ画像として説明することとし、各眼底像は例えば
各画素毎に0−255の数値で表される濃度データによ
って表現される。画像マスク14はその数値「1」が画
素の表示に対応し、その数値「0」が画素の非表示に対
応する。
【0023】医用画像合成処理装置はすでに起動され
て、立ち上げられているものとし、図4に示すように、
マウス13を操作してカーソル26をマスク編集に位置
させてマウス13をクリックすると、マスク編集画面に
なり、医用画像合成処理装置本体10は、画像マスク1
4をモニター11の画面11aに表示させる。次に、画
面11a上に表示すべき眼底像18を呼び出すと、医用
画像合成処理装置本体10は、モニター11の画面11
a上に表示すべき眼底像18の範囲を決定するために、
各画素毎に2値データと濃度データとの積算を行い、こ
れによって、円形輪郭線15によって囲まれた内部領域
16に対応する眼底像18の眼底部位が画面11a上に
表示される。この操作を繰り返し画像マスク14の複数
箇所を変更することにより、眼底像18にマスク処理が
施され、このマスク処理が施された眼底像18の情報と
共に画像マスク14は図示を略す画像マスク記憶保存手
段としてのハードディスクに記憶保存される。同様の操
作を眼底像21についても行って、眼底像21にマスク
処理を施し、眼底像21と画像マスク14とを図示を略
すハードディスクに記憶保存する。
【0024】なお、画像マスク14はハードディスクに
例えばマスク画像ファイル名IMAG1.MSKとして
保存され、眼底像は光磁気記録媒体に保存されている場
合もあるので、例えば、画像ファイル名IMAG1.T
IFの画像が眼底像である場合には、画像の保存されて
いる位置と画像ファイル名とをマスクファイル名IMA
G1.MSKのファイルの中に表1に示す情報を一緒に
保存するようにしても良い。
【0025】
【表1】
【0026】このマスク処理によって、眼底像18、2
1のうち、円形輪郭線15によって囲まれた内部領域1
6に対応する眼底像18、21の眼底部位(画像部位)
のみが画面11aに表示され、眼底像18、21のうち
外部領域17に対応する眼底部位は画面上に表示されな
いことになる。
【0027】次に、図5に示すように、画面11a上に
マスク処理が施された眼底像18、21を呼び出して表
示した状態で、マウス13を操作して移動編集画面を選
択し、次に、カーソル26を血管分岐点27に位置さ
せ、マウス13をクリックすることによって、互いに対
応する血管分岐点27を指定する。医用画像合成処理装
置本体10は、その血管分岐点27が指定されると、互
いの血管分岐点27が一致するように画面11a上で一
致するように画像を移動させる。この画像移動処理には
公知の方法を用いる。また、同じ倍率で撮影された眼底
像でも、画像歪み等によって位置がずれることがあるの
で、同一眼底像で二箇所以上の血管分岐点27を指定し
て、公知のアフィン変換処理、倍率変換処理を眼底像に
行ってから画像を移動させるようにしても良い。
【0028】このときは、マスクファイル名IMAG
1.MSKのファイルの中に表2に示す情報を一緒に保
存するようにすると良い。
【0029】
【表2】
【0030】その画像移動編集操作により、医用画像合
成処理装置本体10は画面11a上に上下に重なり合わ
せて複数個の医用画像を表示させる表示制御モードとな
り、図6に示すように、眼底像18、21の一部分が重
なり合って表示される。その図6において、ハッチング
で示した部分が眼底像18、21が重なり合った重なり
領域28であり、この図6では、眼底像18が上側に表
示され、眼底像21が下側に表示されている。なお、眼
底像18、21のいずれを上側に表示するかは、例え
ば、合成処理編集画面で指定するようにしても良いし、
先に画面上に呼び出された方を上側に表示するようにプ
ログラムを組んでいても良い。
【0031】図6では、眼底像18が上側に表示されて
いるので、画像欠陥部分23が画面上に表示され、眼底
像21は下側に表示されているので、画像欠陥部分は隠
れて画面上では見えていない。
【0032】次に、マウス13を操作してマスク編集画
面を選択して、眼底像18を指定すると、医用画像合成
処理装置本体10はマスク処理モードとなる。これによ
り、図7に示すように、画面11a上に、画像マスク1
4が眼底像18と共に表示される。この画像マスク14
を見ながら、ハッチングで示す領域29をマウス13を
操作して塗り潰すことにより、画像マスク11の輪郭線
15の形状を変更する。そして、マウス13をクリック
すると、医用画像合成処理装置本体10はこの塗り潰し
た領域(網線)29内の画素毎の2値データを「1」か
ら「0」に変更すると共に、眼底像18の輪郭線18内
の画素毎に演算を行って、画面11a上に表示すべき眼
底部位を再演算する。ここでは、領域29内の画素毎の
2値データが「0」に変更されているので、この領域2
9内に対応する眼底像18の眼底部位は画面11a上に
表示されないことになり、この領域29内に対応する下
側の眼底像21の眼底部位が透過可能になる。
【0033】次に、マウス操作により合成処理を選択す
ると、図8に示すように、画像欠陥部分23が除去され
た眼底像18、21が重なり合って表示される。その図
8において、網線29により示した領域内には、眼底像
21の眼底部位が表示されることになる。
【0034】網線29で示した領域を変更したい場合に
は、再度マスク編集画面を選択して、輪郭線15の形状
を変更すれば良い。この編集されたマスクは必要であれ
ば、図示を略すハードディスクに記憶保存すれば良い。
このとき、どの眼底像のマスクであるかを対応させて保
存する。例えば、画像ファイル名(IMAG1.TI
F)に対応する保存マスクには、マスク名IMAG1.
MSKで保存し、次回の処理に使用できるようにする。
【0035】このマスク処理を行って、合成処理を行え
ば、例えば、図9に示すように画像欠陥分を除去した精
緻なパノラマ画像30を迅速に作成することができる。
【0036】図10は眼底像18、21、眼底像32に
画像欠陥部分が存在する場合のマスク処理の一例を示
し、その図10において、33は眼底像32の画像欠陥
部分を示している。この場合には、眼底像18について
網線34で囲った領域にのみマスク処理を施せば、画像
欠陥部分23を取り除くことができ、図11に示すよう
に、下側に存在する眼底像21のこの網線34に対応す
る眼底部位を画面11aに表示させることができる。眼
底像18のみならず眼底像21についても網線34の領
域内に画像欠陥部分24が存在する場合には、眼底像2
1についてもマスク処理を施せば、眼底像21の画像欠
陥部分を取り除くことができ、この場合には、眼底像3
2の網線34に対応する眼底部位が画面11aに表示さ
れることになる。
【0037】この図10においては、ここでは、画面1
1aの右下横にポップメニュー画面11bが表示され、
このポップメニュー画面11bには最前面画像項目とマ
スク編集項目とが表示され、ここでは、眼底像18が画
面11aの上側(最前面)に表示されていることが斜線
で示されている。このポップメニュー画面11bにおい
て、マスク編集の項目をカーソル26により指定する
と、この図10に示すように、複数個の画像が重なり合
った状態でマスク編集を行うことができ、眼底像18の
項目を指定すると図7に示すような単一の眼底像が表示
されている状態となり、この状態でマスク編集を行うこ
とができる。
【0038】なお、画像マスク14のかけかたには各種
あり、例えば、図12に示すように、眼底像18の周辺
に2個のフレアー23、23’がある場合には、カーソ
ル26又はライトペンを用いて円形輪郭線15の一点2
6Aと他点26Bとを指定して直線23Aを引き、円形
輪郭線15と直線23Aとで囲まれた三日月領域を透過
可能にマスクをかけるようにしても良い。また、符号2
3’’で示すように、眼底像18の中央箇所にゴースト
がある場合には、ペンを用いて閉曲線26Cを作成し
て、閉曲線26C内の領域にマスクをかけるようにして
も良い。更に、図12に示すように、2個のフレアー2
3、23’を直線23Aを用いて切り取ることにする
と、切り取り領域が多くなり、見づらくなるので、図1
3に示すように、ペンを用いて閉曲線23B、23Cを
作成してフレアー23、23’を含む領域を個別にマス
クしても良い。
【0039】なお、ソフトウエア起動直後の画像の上下
関係は、ユーザーが設定していない場合には、画面11
aの中央に位置する画像を上側にし、上下左右の順で上
側から下側に表示されるが、ユーザーが設定できること
がベストである。
【0040】この初期画像は、内部固視の位置データを
有する場合、位置データに基づき図9に示すような配置
関係で表示されるが、位置データが無い場合には撮影さ
れた順番で図1に示すような配置関係で9分割表示され
るが、設定により変更も可能である。この図1に示す配
置関係で表示された眼底像をマウスを用いて移動させて
寄せて、図9に示すような配置関係のパノラマ画像を作
成するか、画面上のポイントを指定して各画像を自動的
に移動させる。
【0041】すなわち、無散瞳タイプの内部固視で、眼
底の撮影位置、順番、中心画像との距離関係が決まって
いる場合、これらのデータに基づき図9に示すような画
像の一連のかたまりであるパノラマ画像が初期画面で表
示することができる。
【0042】これらのことを考慮し、患者毎の区別、左
右眼の区別も含めて、ハードディスクには表3に示す情
報が保存される。
【0043】
【表3】
【0044】ここで、内部固視の位置情報とは、図1に
おいて、数字「1」から「9」で示す情報をいう。この
「1」〜「9」の数字によって撮影位置と距離関係とが
決まっている。
【0045】その後、マスク編集により上下関係を入れ
換えられる。また、散瞳タイプの場合、眼底の中央の回
りに均等に配置されているとは限らず、眼底周辺部を中
心にして撮影されている場合もあるため、検者が各画像
上での体横転を指定することにより合成を行う。
【0046】以上、発明の実施の形態について説明した
が、画像マスク14は単一ではなく、撮影倍率又は撮影
機種に応じて複数種のものを準備しても良い。また、マ
スクの形状として小判型のものを用いても良い。
【0047】更に、図9に示すように、同一位置を複数
枚撮影した場合には、撮影枚数と何枚目が表示されてい
るかが表示され、カーソル26がその画像上にあるとき
には、マウスを右クリックすることによりポップアップ
メニューが画面11aに表示され、確定するとその数字
の表示が消える。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、画像欠陥部分を容易に
取り除き、精緻な合成画像を迅速に製作できるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる医用画像合成処理装置の概略
図である。
【図2】 本発明に係わる画像マスクの一例を示す説明
図である。
【図3】 本発明に係わる眼底像の説明図であって、
(a)は乳頭部分を含む眼底像を示し、(b)は(a)
に示す眼底像に一部が重なり合った隣接眼底像を示す。
【図4】 画面上に表示された眼底像にマスク処理を施
す場合の説明図である。
【図5】 眼底像の合成作業を行う場合の説明図であ
る。
【図6】 二つの眼底像を重なり合わせて合成する場合
の説明図である。
【図7】 図6に示す合成画像の画像欠陥部分を取り除
くためのマスク編集作業の一例を示す図である。
【図8】 マスク処理により画像欠陥分を取り除いて合
成画像を画面上に表示させた状態を示す図である。
【図9】 本発明によるマスク処理を行って、画像欠陥
部分が取り除かれた眼底像を合成してパノラマ画像を画
面上に表示させた状態を示す図である。
【図10】 3つ以上の眼底像を画面上に表示して合成
作業を行う場合の説明図である。
【図11】 図10に示す画像欠陥部分が取り除かれた
眼底像を表示させた状態を示す図である。
【図12】 画像マスクの他の編集方法の一例の説明図
である。
【図13】 画像マスクの更に他の編集方法の説明図で
ある。
【図14】 従来のパノラマ画像の合成処理の一例を示
す説明図である。
【符号の説明】
10 医用画像合成処理装置本体 11a 画面 13 マウス 14 画像マスク 15 輪郭線 16 内部領域 17 外部領域 18、21 眼底像(医用画像)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 聡 東京都板橋区蓮沼町75番1号株式会社トプ コン内 (72)発明者 加藤 健行 東京都板橋区蓮沼町75番1号株式会社トプ コン内 Fターム(参考) 4C061 AA00 BB00 CC06 DD00 NN05 WW04 WW07 WW10 YY01 YY12 5B057 AA07 BA24 CE10 CH11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上に上下に重なり合わせて複数個の
    医用画像を表示可能な表示制御手段と、 輪郭線を境に内部領域と外部領域とを有する画像マスク
    が設けられて、前記医用画像の前記内部領域に対応する
    画像部位を前記画面上に表示させかつ前記外部領域に対
    応する画像部位を前記画面上に表示させずに下側に存在
    する医用画像の画像部位を透かして見せるために、前記
    画像マスクを前記医用画像毎に施すマスク処理手段とを
    備え、該マスク処理手段には前記画像マスクの輪郭形状
    を変更可能な画像マスク編集手段が設けられていること
    を特徴とする医用画像合成処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記画像マスク編集
    手段は各医用画像毎に作成された画像マスクを保存する
    画像マスク保存手段を有していることを特徴とする医用
    画像合成処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記マスク処理手段
    は前記医用画像が前記画面上で上下に重なり合って表示
    されている状態でマスク処理が可能であることを特徴と
    する医用画像合成処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記画像マスク編集
    手段は、3つ以上の医用画像が重なり合って表示されて
    いる領域に画像マスク編集を施すことが可能であること
    を特徴とする医用画像合成処理装置。
  5. 【請求項5】 画面上に上下に重なり合わせて複数個の
    医用画像を表示するステップと、 輪郭線を境に内部領域と外部領域とを有する画像マスク
    を設けるステップと、 前記医用画像の前記内部領域に対応する画像部位を前記
    画面上に表示させかつ前記外部領域に対応する画像部位
    を前記画面上に表示させずに下側に存在する医用画像の
    画像部位を透かして見せるために、前記画像マスクを前
    記医用画像毎に施すマスク処理ステップとを備え、該マ
    スク処理ステップには前記画像マスクの輪郭形状を変更
    可能な画像マスク編集ステップを設けた医用画像合成処
    理プログラムが記録されているコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
JP18389899A 1999-06-29 1999-06-29 医用画像合成処理装置及び記録媒体 Expired - Lifetime JP4413316B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18389899A JP4413316B2 (ja) 1999-06-29 1999-06-29 医用画像合成処理装置及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18389899A JP4413316B2 (ja) 1999-06-29 1999-06-29 医用画像合成処理装置及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001014444A true JP2001014444A (ja) 2001-01-19
JP4413316B2 JP4413316B2 (ja) 2010-02-10

Family

ID=16143752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18389899A Expired - Lifetime JP4413316B2 (ja) 1999-06-29 1999-06-29 医用画像合成処理装置及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4413316B2 (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002238860A (ja) * 2001-02-22 2002-08-27 Canon Inc 眼科装置及び眼画像の表示方法
JP2003079568A (ja) * 2001-06-29 2003-03-18 Fuji Photo Film Co Ltd 蛍光画像取得方法および装置並びにプログラム
WO2005024723A1 (ja) * 2003-09-08 2005-03-17 Nec Corporation 画像合成システム、画像合成方法及びプログラム
JP2005261533A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Canon Inc 眼科用画像処理装置及び処理方法
JP2006095009A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Canon Inc 眼科画像撮影装置
CN100334999C (zh) * 2003-05-30 2007-09-05 佳能株式会社 眼科图像处理装置
JP2009112617A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Kowa Co パノラマ眼底画像合成装置及び方法
JP2010134111A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Synztec Co Ltd クリーニングブレード部材
JP2012505729A (ja) * 2008-10-16 2012-03-08 スティーブン,バードナー 眼の画像化装置及び方法
CN102917634A (zh) * 2010-03-23 2013-02-06 神经视觉成像有限责任公司 对眼睛成像的装置和方法
JP2013078382A (ja) * 2011-09-30 2013-05-02 Chiba Univ パノラマ画像作製プログラム
JP2017055916A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 キヤノン株式会社 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム
JP2017148241A (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 株式会社トプコン 眼科撮影装置
WO2019107342A1 (ja) * 2017-11-28 2019-06-06 興和株式会社 パノラマ眼底画像生成装置、およびプログラム
JP2020037003A (ja) * 2016-09-29 2020-03-12 富士フイルム株式会社 内視鏡システム及び内視鏡システムの駆動方法
WO2020183799A1 (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 キヤノン株式会社 医用画像処理装置、医用画像処理方法及びプログラム
JP2020166814A (ja) * 2019-03-11 2020-10-08 キヤノン株式会社 医用画像処理装置、医用画像処理方法及びプログラム
JPWO2020240867A1 (ja) * 2019-05-31 2020-12-03
US20210398259A1 (en) 2019-03-11 2021-12-23 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP2022029079A (ja) * 2020-08-04 2022-02-17 株式会社オプティム コンピュータシステム、データセット作成方法及びプログラム
US11922601B2 (en) 2018-10-10 2024-03-05 Canon Kabushiki Kaisha Medical image processing apparatus, medical image processing method and computer-readable medium

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4731703B2 (ja) * 2001-02-22 2011-07-27 キヤノン株式会社 眼科装置
JP2002238860A (ja) * 2001-02-22 2002-08-27 Canon Inc 眼科装置及び眼画像の表示方法
JP2003079568A (ja) * 2001-06-29 2003-03-18 Fuji Photo Film Co Ltd 蛍光画像取得方法および装置並びにプログラム
CN100334999C (zh) * 2003-05-30 2007-09-05 佳能株式会社 眼科图像处理装置
WO2005024723A1 (ja) * 2003-09-08 2005-03-17 Nec Corporation 画像合成システム、画像合成方法及びプログラム
US7686454B2 (en) 2003-09-08 2010-03-30 Nec Corporation Image combining system, image combining method, and program
JP2005261533A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Canon Inc 眼科用画像処理装置及び処理方法
JP4532943B2 (ja) * 2004-03-17 2010-08-25 キヤノン株式会社 眼科用画像処理装置及び処理方法
JP2006095009A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Canon Inc 眼科画像撮影装置
JP4636841B2 (ja) * 2004-09-29 2011-02-23 キヤノン株式会社 眼科画像撮影装置及び撮影方法
JP2009112617A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Kowa Co パノラマ眼底画像合成装置及び方法
JP2012505729A (ja) * 2008-10-16 2012-03-08 スティーブン,バードナー 眼の画像化装置及び方法
JP2010134111A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Synztec Co Ltd クリーニングブレード部材
JP2014193410A (ja) * 2010-03-23 2014-10-09 Neurovision Imaging Llc 目を撮像するための装置および方法
CN102917634A (zh) * 2010-03-23 2013-02-06 神经视觉成像有限责任公司 对眼睛成像的装置和方法
JP2013527775A (ja) * 2010-03-23 2013-07-04 ニューロビジョン イメージング,エルエルシー 目を撮像するための装置および方法
JP2013078382A (ja) * 2011-09-30 2013-05-02 Chiba Univ パノラマ画像作製プログラム
JP2017055916A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 キヤノン株式会社 画像生成装置、画像生成方法及びプログラム
JP2017148241A (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 株式会社トプコン 眼科撮影装置
JP2020037003A (ja) * 2016-09-29 2020-03-12 富士フイルム株式会社 内視鏡システム及び内視鏡システムの駆動方法
WO2019107342A1 (ja) * 2017-11-28 2019-06-06 興和株式会社 パノラマ眼底画像生成装置、およびプログラム
US11922601B2 (en) 2018-10-10 2024-03-05 Canon Kabushiki Kaisha Medical image processing apparatus, medical image processing method and computer-readable medium
US11887288B2 (en) 2019-03-11 2024-01-30 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
WO2020183799A1 (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 キヤノン株式会社 医用画像処理装置、医用画像処理方法及びプログラム
JP2020166814A (ja) * 2019-03-11 2020-10-08 キヤノン株式会社 医用画像処理装置、医用画像処理方法及びプログラム
CN113557714A (zh) * 2019-03-11 2021-10-26 佳能株式会社 医学图像处理装置、医学图像处理方法和程序
US20210398259A1 (en) 2019-03-11 2021-12-23 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP7406892B2 (ja) 2019-03-11 2023-12-28 キヤノン株式会社 医用画像処理装置、医用画像処理方法及びプログラム
JPWO2020240867A1 (ja) * 2019-05-31 2020-12-03
JP2022029079A (ja) * 2020-08-04 2022-02-17 株式会社オプティム コンピュータシステム、データセット作成方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4413316B2 (ja) 2010-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4413316B2 (ja) 医用画像合成処理装置及び記録媒体
KR102507711B1 (ko) 의료용 화상 처리 장치, 의료용 화상 처리 방법, 및 컴퓨터 판독가능 매체
US7890156B2 (en) Medical image display method and apparatus
JP2020529226A (ja) 眼科撮像の改良のためのシステムおよび方法
JP2010142428A (ja) 撮影装置及び撮影方法、プログラム、記録媒体
JP2007029460A (ja) 眼科画像処理装置及び眼科画像処理プログラム
JP2008217493A (ja) 経時変化記録画像による動画、動画作成用画像データおよびその作成方法
JP2020166813A (ja) 医用画像処理装置、医用画像処理方法及びプログラム
JP2022000185A (ja) 画像処理方法、画像処理プログラム、画像処理装置、画像表示装置、及び画像表示方法
JP2014161439A (ja) 眼底情報取得装置および方法、並びにプログラム
JP6038438B2 (ja) 眼底画像解析装置、眼底画像解析方法及びプログラム
JP2018000246A (ja) 眼科画像処理装置、眼科画像処理プログラム
JP2002042109A (ja) 医用画像合成処理装置及び方法並びに記憶媒体
JP2008054763A (ja) 医療画像診断装置
JP4722500B2 (ja) 医用画像フィルミング装置
JP5883173B2 (ja) 撮影装置及び撮影方法、プログラム、記録媒体
JP2008237839A (ja) 画像解析システム、及び画像解析プログラム
JP6825292B2 (ja) 眼底画像観察プログラム
US10631948B2 (en) Image alignment device, method, and program
JP2006167169A (ja) 医用画像表示装置及びその方法
JP2006280682A (ja) ノイズ検出機能を備えた画像診断支援方法
JPH09313437A (ja) 眼科解析装置
JP6957852B2 (ja) 眼底画像観察プログラム
JP2018051243A (ja) 眼底画像観察プログラム
JP4220753B2 (ja) 眼科撮影システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060613

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091118

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4413316

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131127

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term