JP2001014026A - 運転管理装置、運転管理システム、運転管理装置のプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

運転管理装置、運転管理システム、運転管理装置のプログラムを記録した記録媒体

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JP2001014026A
JP2001014026A JP18694299A JP18694299A JP2001014026A JP 2001014026 A JP2001014026 A JP 2001014026A JP 18694299 A JP18694299 A JP 18694299A JP 18694299 A JP18694299 A JP 18694299A JP 2001014026 A JP2001014026 A JP 2001014026A
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monitoring device
monitoring
operation management
management device
function
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JP18694299A
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English (en)
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Yasuhiro Yanagi
康裕 柳
Tomokazu Yamamoto
友和 山本
Yoshiyuki Komoda
美行 薦田
Satoshi Shimo
聡史 志茂
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人件費とソフトウェアの開発コストとのどちら
についても比較的低コストで実現する。 【解決手段】運転管理装置40は、照明機器12やアク
チュエータ15を備える設備系システムと、設備系シス
テムを監視制御する監視装置31を備える情報系システ
ムとの間に介在する。運転管理装置40は、設備系シス
テムとの間で監視制御情報を相互通信する通信制御部4
1と、設備系システムの監視制御を行う監視制御部42
と、監視制御情報と監視装置31が扱うデータとを相互
変換する操作表示画面プログラム変換部43と、監視装
置31に対してサーバとして機能し操作表示画面プログ
ラム変換部43との間で必要なデータを授受する操作表
示サーバ部44と、監視装置と相互に通信するネットワ
ークインタフェース部45と、設備系システムの運転ス
ケジュールが設定される省エネルギ管理部46とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてビルオー
トメーションシステムあるいはホームオートメーション
として用いられ、センサのような入力機器と各種設備機
器や照明装置などの出力機器を管理制御する運転管理装
置、運転管理装置とは遠方に設けた監視装置を用いて入
力機器や出力機器を一括管理することを可能とした運転
管理システム、運転管理装置のプログラムを記録した記
録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビルオートメーションシステ
ムでは、人感センサや温度センサやスイッチのような入
力機器や、ダンパを開閉するアクチュエータや空調機器
のような設備機器や照明装置などの出力機器を集中的に
監視し制御することによって、無駄なエネルギ消費を抑
制して省エネルギを図ることが考えられている。たとえ
ば、図28に示す例では、スイッチ11と照明装置12
と空調機器13とが信号線を通してコントローラ10に
接続されており、コントローラ10では運転スケジュー
ル(プログラム)によって各種機器を制御することで省
エネルギを図るようになっている。ここに、コントロー
ラ10は建物B1〜B3毎に設置され、各建物B1〜B
3の範囲内の入力機器や出力機器の管理および制御が可
能になっている。したがって、コントローラ10に設定
された運転スケジュールの変更は、建物B1〜B3ごと
に各専任者が行うことになっている。
【0003】これに対して、図29に示すように、リモ
ートネットワークRNを構築し、各建物B1〜B3のシ
ステムを統合することが考えられている。つまり、リモ
ートネットワークRNを介して各建物B1〜B3のコン
トローラ10とセンタ装置14との間で通信可能として
おき、各コントローラ10で管理されている情報をセン
タ装置14により管理するのである。このような構成を
採用すれば、複数の建物B1〜B3を一元的に管理する
ことが可能になる。ただし、この種のリモートネットワ
ークRNを構築するには、集中監視用の専用のソフトウ
ェアを作成してセンタ装置14に搭載することが必要で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、建物
B1〜B3ごとにエネルギの消費を管理しようとすれ
ば、運転スケジュールの変更などの作業を行う専任者が
建物B1〜B3ごとに必要になるから人件費が増加す
る。
【0005】これに対して、複数の建物B1〜B3のコ
ントローラ10を一元管理するようにすれば、作業を行
う専任者の人数は少なくてもよいが、管理センタにおい
て専用のソフトウェアが必要になり、ソフトウェアの開
発に多大なコストを要することになる。
【0006】さらに、インターネットを利用して遠隔地
の産業用機器の保守情報を通信することが考えられてい
るが(特開平10−97966号公報)、インターネッ
トを利用すると経路が保証されないから通知に時間遅れ
を生じる可能性があり、緊急性を要する警報の通知には
適さず、また情報が外部に漏れる可能性があるから建物
B1〜B3の設備の制御にも適したものとは言えない。
【0007】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、人件費とソフトウェアの開発コスト
とのどちらについても比較的低コストで実現することが
できる運転管理装置、運転管理システム、運転管理装置
のプログラムを記録した記録媒体を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、各種
入力機器および各種出力機器を備える設備系システム
と、入力機器および出力機器を監視制御する監視装置を
備える情報系システムとの間に介在する運転管理装置で
あって、設備系システムとの間で監視制御情報を相互通
信する通信制御部と、入力機器からの情報を監視すると
ともに出力機器を制御する監視制御部と、監視制御情報
と監視装置が扱うデータとを相互変換する操作表示画面
プログラム変換部と、監視装置に対してサーバとして機
能し操作表示画面プログラム変換部との間で必要なデー
タを授受する操作表示サーバ部と、監視装置と相互に通
信するネットワークインタフェース部と、設備系システ
ムの入力機器および出力機器を監視制御する運転スケジ
ュールが設定される省エネルギ管理部とを備えるもので
ある。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記監視制御部が、省エネルギ管理部に設定された
運転スケジュールに従って出力機器を制御し、出力機器
の制御状態を入力機器からの情報により監視するもので
ある。
【0010】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記運転スケジュールが複数組設定されるものであ
る。
【0011】請求項4の発明は、請求項2または請求項
3の発明において、前記運転スケジュールが曜日と月日
と年月日とを指定して設定可能であって、年月日、月
日、曜日の優先順位で運転スケジュールが実行されるも
のである。
【0012】請求項5の発明は、請求項2または請求項
3の発明において、前記監視制御部が、前記監視装置か
らの要求に従って運転スケジュールの実行を停止する機
能を備えるものである。
【0013】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、前記監視制御部が、設備系システムの動作が運転ス
ケジュールと異なるときに、監視装置に通知する機能を
有するものである。
【0014】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記監視制御部が、運転スケジュールに設定された
運転時間以外に出力機器が運転されるか、運転スケジュ
ールに設定された出力機器以外の出力機器が制御される
と、監視装置に通知する機能を有するものである。
【0015】請求項8の発明は、請求項6の発明におい
て、前記監視制御部が、運転スケジュールに従って出力
機器を運転するときよりも消費電力が大きいときに、監
視装置に通知する機能を有するものである。
【0016】請求項9の発明は、請求項1の発明におい
て、前記監視制御部が、出力機器の異常を検出すると監
視装置に通知する機能を有するものである。
【0017】請求項10の発明は、請求項6ないし請求
項9の発明において、前記省エネルギ管理部が、監視装
置への通知内容を履歴情報として蓄積保持する機能を有
するものである。
【0018】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、前記省エネルギ管理部が、蓄積保持されている
履歴情報のうち古くなった履歴情報の一部を自動的に削
除する機能を有するものである。
【0019】請求項12の発明は、請求項6ないし請求
項9の発明において、前記操作表示サーバ部が、通知先
となる監視装置を選択決定する機能を有するものであ
る。
【0020】請求項13の発明は、請求項6ないし請求
項9の発明において、前記操作表示サーバ部が、SMT
Pプロトコルを用いて監視装置に通知する機能を有する
ものである。
【0021】請求項14の発明は、請求項13の発明に
おいて、前記操作表示サーバ部が、HTTPサーバ機能
を有し、電子メールの本文に関連情報のURLを含めて
監視装置に通知するものである。
【0022】請求項15の発明は、請求項13の発明に
おいて、前記操作表示サーバ部が、特定の監視装置に対
して正常動作を定期的に通知する機能を有するものであ
る。
【0023】請求項16の発明は、請求項13の発明に
おいて、前記操作表示サーバ部が、設定時刻になると特
定の監視装置に対して履歴情報を自動的に通知する機能
を有するものである。
【0024】請求項17の発明は、請求項16の発明に
おいて、前記履歴情報が電子メールの添付書類として送
信されるものである。
【0025】請求項18の発明は、請求項17の発明に
おいて、前記履歴情報がCSV形式で基準されているも
のである。
【0026】請求項19の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記操作表示サーバ部が、監視装置からの要求に
よって前記履歴情報を監視装置に送信する機能を有する
ものである。
【0027】請求項20の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記操作表示サーバ部が、監視装置との回線接続
中に回線切断要求が発生すると、監視装置に回線切断を
要求する機能を有するものである。
【0028】請求項21の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記操作表示サーバ部が、監視装置から転送され
る更新用のファイルを受けることにより内部データを修
正する機能を有するものである。
【0029】請求項22の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記監視制御部が、運転スケジュールにより設定
された制御のパターンのうち現時刻の前のパターンを呼
び出して出力機器を制御する機能を有するものである。
【0030】請求項23の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記監視制御部が、運転スケジュールによる制御
対象となる出力機器での消費電力を算出して記録保持す
る機能を有するものである。
【0031】請求項24の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記操作表示サーバ部が、監視装置からの識別情
報を用いて監視装置のアクセス権を制限する機能を有す
るものである。
【0032】請求項25の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記操作表示サーバ部が、監視装置からの識別情
報を用いて監視装置の操作者のアクセス権を制限する機
能を有するものである。
【0033】請求項26の発明は、請求項1ないし請求
項25のいずれかに記載の運転管理装置と監視装置とを
少なくとも1台ずつ含み、運転管理装置と監視装置とが
ネットワークにより相互接続されている運転管理システ
ムである。
【0034】請求項27の発明は、請求項26の発明に
おいて、運転管理装置をWWWサーバとし、監視装置に
ブラウザの機能を設けたものである。
【0035】請求項28の発明は、請求項1ないし請求
項25のいずれかに記載の運転管理装置のプログラムを
記録した記録媒体である。
【0036】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本実施形態
は、基本的には図1、図2に示す構成を有するものであ
り、ビルオートメーションシステムやホームオートメー
ションシステムのように入力機器や出力機器を含んだシ
ステム(以下、設備系システムという)20と、設備系
システム20とは異なる場所で入力機器や出力機器の管
理や制御を行う監視装置31を含んだ情報系システム3
0と、設備系システム20と情報系システム30との間
のインタフェースとなる運転管理装置40とを備えるも
のである。
【0037】運転管理装置40は、各種スイッチや各種
センサなどの入力装置や照明装置12やアクチュエータ
15などの出力装置とのインタフェースとなる通信制御
部41を備え、通信制御部41を介して設備系システム
20に接続される監視制御部42が設備系システム20
の監視制御を行う。つまり、監視制御部42は設備系シ
ステム20の入力機器からの情報を監視収集し、また外
部からの指示に従って設備系システム20の出力機器を
制御する。
【0038】監視制御部42には操作表示画面プログラ
ム変換部43が接続されている。操作表示画面プログラ
ム変換部43は、監視制御部42で収集された情報を情
報系システム30に設けた監視装置31において解釈可
能な形(操作表示画面プログラムという)に変換する機
能を有する。また逆に監視装置31からの指示を監視制
御部42に与える機能も備える。すなわち、監視制御部
42が収集した情報に変化が生じたときには、その情報
の変化を操作表示画面プログラムに反映させ、操作画面
表示プログラム変換部43に接続されている操作表示サ
ーバ部44から要求があれば、要求された情報を監視制
御部42から抽出して操作表示画面プログラムに反映さ
せる。
【0039】上述した操作表示サーバ部44は、情報系
システム30の監視装置31との間で相互に通信を行う
サーバ機能を有するものであって、監視装置31から操
作要求があれば操作表示画面プログラム変換部43に通
知し、設備系システム20の動作によって監視制御部4
2が収集する情報に変化が生じたときには、その内容を
操作表示画面プログラムに反映させる。操作表示サーバ
部44は情報系システム30とのインタフェースである
ネットワークインタフェース部45に接続され、監視装
置31との間で相互に通信を行う。
【0040】さらに、運転管理装置40には省エネルギ
管理部46が設けられ、あらかじめ設定された運転スケ
ジュールに従って設備系システム20に設けた入力装置
の監視と出力装置の制御とを行うように監視制御部42
への指示を与える。省エネルギ管理部46は、出力装置
の運転状態を監視するとともに履歴を保持する機能も備
え、運転スケジュールのアップロードおよびダウンロー
ドの機能も備えている。
【0041】一方、情報系システム30に設けた監視装
置31は、情報系システムの信号線32に接続され運転
管理装置40との間のインタフェースとなるネットワー
クインタフェース部33を備え、運転管理装置40に設
けた監視制御部42が収集した情報や省エネルギ管理部
46が保持している運転スケジュールなどを操作表示部
34に表示するとともに操作表示部34から監視制御部
42に対して指示を与えたり省エネルギ管理部46に運
転スケジュールを設定することができるようにしてあ
る。ここに、操作表示部34はブラウザの機能を有し、
CRTや液晶ディスプレイのようなディスプレイ装置
と、キーボードおよびマウスのような入力装置とを備え
る。このような監視装置31はコンピュータに通信用の
ソフトウェアおよびブラウザ用のソフトウェアを搭載す
ることによって実現される。
【0042】操作表示部34は運転管理装置40におけ
る操作表示画面プログラム変換部43を介して監視制御
部42との間で情報を授受できるようにしてある。つま
り、監視制御部42で収集された情報や省エネルギ管理
部46に設定されている運転スケジュールは、操作表示
画面プログラム変換部43においてブラウザとしての操
作表示部34に表示可能な形式に変換され、操作表示部
34の画面の内容に従って入力装置から与える指示は操
作表示画面プログラム変換部43を介して監視制御部4
2や省エネルギ管理部46に与えられるようになってい
る。
【0043】ところで、本発明では、情報系システム3
0としてネットワークを構築してあり、監視装置31と
運転管理装置40とは信号線32に適宜台数を接続する
ことが可能になっている。つまり、信号線32には複数
台の運転管理装置40が接続可能であって、各運転管理
装置40ごとに設けた複数の設備系システム20を監視
装置31によって一括して監視および制御することが可
能になっている。つまり、従来は設備系システムごとに
個別に行っていた監視制御が監視装置31によって一括
して行えるのである。
【0044】運転管理装置40の内部処理について、図
2に基づいてさらに詳しく説明する。ここに、省エネル
ギ管理部46には情報系システム30から与えられたス
ケジュール情報(運転スケジュール)51がすでに設定
されているものとする。図2における監視制御設定イン
タフェース52aおよびイベント通知インタフェース5
2bは、ネットワークインタフェース部45における送
信と受信との機能を個別に記載したものである。監視制
御設定インタフェース52aは、HTTPサーバ機能を
有し、スケジュール情報51の修正や確認などの処理に
はCGIを用いる。また、イベント通知インタフェース
52bは、運転管理装置40において設備系システム2
0の監視制御時にイベントが生じると監視装置31にイ
ベントの発生を電子メールによって通知する機能を有す
る。このプロトコルにはSMTPを用いることができ
る。この種の機能は既製のソフトウェアにより実現する
ことができる。
【0045】しかして、スケジュール情報51は日毎に
運用テーブル53に設定され、日時を計時する時計54
により日にちが更新される際に(つまり24:00にな
ると)、カレンダ作成処理P1によってスケジュール情
報51から日毎の運転スケジュールが読み出されて運用
テーブル53に1日分の運転スケジュールが設定され
る。時計54は専用の集積回路により構成されている。
運用テーブル53は日にちの更新時だけではなく、監視
制御設定インタフェース52aを通して情報系システム
30から時刻変更要求(時計54により計時されている
日時の変更・修正の要求)やスケジュール変更要求(運
転スケジュールの変更・修正の要求)があったとき、あ
るいは運転管理装置40が再起動されたときにも運用テ
ーブル53は作成される。
【0046】上述のようにして作成された運用テーブル
53に設定されている運転スケジュールは、スケジュー
ル制御処理P2によって時計54により計時されている
時刻と照合され、運転スケジュールの変化点の時刻に時
計54の時刻が一致すると、運転スケジュールにより設
定された内容で設備系システム20が制御される。スケ
ジュール制御処理P2では監視制御設定インタフェース
52aを通して情報系システム30からの情報を受けて
設備系システム20を直接制御することも可能になって
いる。つまり、運転スケジュールとは別に監視装置31
から設備系システム20に指示を直接与えることもでき
る。
【0047】設備系システム20の状態(各種センサや
スイッチからの情報)に変化が生じると(つまりイベン
トが発生すると)、状態監視処理P3は状態テーブル5
5を更新すると同時に状態変化の履歴を履歴情報56と
して登録する。また、運転管理装置40の起動時には、
状態監視処理P3によって設備系システム20のすべて
の機器(入力機器および出力機器)に関する情報を状態
テーブル55に取得する。状態監視処理P3において、
状態の変化を通知しなければならないものについては警
報通知処理P4が抽出し、イベント通知インタフェース
52bを介して監視装置31に通知する。なお、状態テ
ーブル55や履歴情報56の内容は、監視装置31から
の要求によって必要に応じて監視装置31から読み出す
ことができる。
【0048】上述の構成を用いて実際にシステムを構築
する例を示す。図3には設備系システム20として、運
転管理装置40に接続された信号線21に入力機器とし
てのスイッチ11と照明機器12とを接続した例を示し
ている。スイッチ11と照明機器12とは信号線21に
バス接続されており、時分割多重伝送方式によってスイ
ッチ11の操作情報が照明機器12に伝送され、照明機
器12がオンオフされるようにしてある。また、照明機
器12は運転管理装置40に設定された運転スケジュー
ルによっても制御される。
【0049】図示例では運転管理装置40と監視装置3
1とを公衆網32’を介して接続してある。運転管理装
置40と監視装置31との接続形態としては、通信すべ
き情報が発生したときに接続するダイアルアップ接続型
を採用している。また、監視装置31は通信用のソフト
ウェアとブラウザ用のソフトウェアとを搭載したコンピ
ュータにより実現されている。運転管理装置40は、T
CP/IP、HTTP、PPPプロトコルスタックを含
むリアルタイムOSを搭載しており、WWWサーバとし
ての機能を備えている。さらに、運転管理装置40と監
視装置31とにはモデムが設けられている。ここに、運
転管理装置40および監視装置31は公衆網32’に接
続されるから、所望の台数を接続することができる。し
たがって、1つの建物に運転管理装置40を1台ずつ設
けるとすれば、図示例においては3つの建物に設けた運
転管理装置40を1台の監視装置31で管理することに
なる。
【0050】図3に示したシステムを用いて、図4に示
すように配列した複数台(図では12台)の照明機器1
2を制御する例を示す。ここでは、飲食店のような店舗
を想定し、営業中には図5(a)のようにすべての照明
機器12を点灯させ(パターン1という)、開店前の一
定時間および閉店前の一定時間には図5(b)のように
一部の照明機器12を点灯させ(パターン2という)、
時間外には図5(c)のようにすべての照明機器12を
消灯させる(パターン3という)例を示す。つまり、図
4のように各照明機器12に1〜12のアドレスが付与
されているものとすれば、パターン1はアドレス1〜1
2のすべてを点灯させるパターン、パターン2はアドレ
ス2,3,6,7,10,11を点灯とし残りを消灯す
るパターン、パターン3はアドレス1〜12のすべてを
消灯させるパターンである。上述した運転スケジュール
は、これらのパターンと時刻とを対応付けて図6のよう
な形で与えられる。つまり、10:00〜18:00ま
でが営業時間であってパターン1を選択し、08:00
〜10:00および18:00〜19:00までの時間
帯には間引き点灯させるパターン2を選択し、残りの時
間帯にはすべての照明機器12を消灯させるパターン3
を選択するのである。このような運転スケジュールを設
定しておくことによって、設備系システム20の照明機
器12は自動的に点灯・消灯することになり、運転スケ
ジュールが適切に設定されていれば、無駄な電力消費を
防止することができ、結果的に省エネルギになる。
【0051】しかも、運転スケジュールに従って設備系
システム20を制御する運転管理装置40が、公衆網3
2’を介して監視装置31に接続されているから、遠方
からの監視制御が可能になる。つまり、監視装置31か
ら指示を与えて運転管理装置40の状態テーブル55を
読み出せば照明機器12の点灯・消灯の状態を知ること
ができ、また監視装置31から運用テーブル53に指示
を与えて照明機器12の点灯・消灯の状態を変更するこ
ともできる。さらにスイッチ11などによって、照明機
器12の点灯・消灯の状態が運転スケジュールとは異な
る状態になったときや、別に設けたセンサによって警報
を通知すべきときには、警報通知処理P4を通して監視
装置31に通知される。
【0052】図3に示したシステムについて運転管理装
置40の動作をさらに詳しく説明する。スケジュール制
御処理P2では、図7に示すように、運転管理装置40
に設けた時計54が1秒単位で計時している時刻が1分
経過するごとに(S1〜S3)、その時刻を運用テーブ
ル53に格納されている運転スケジュールにおける各パ
ターンの開始時刻に照合し(S4,S5)、照合結果が
一致すると該当するパターンを選択して照明負荷12を
制御するのである(S6)。たとえば、時計54により
計時された時刻が10:00であればパターン1が開始
であるから、すべての照明機器12が点灯するのであ
る。同様に、08:00にはパターン2、18:00に
はパターン2、19:00にはパターン3が選択され
る。
【0053】運用テーブル53は、組にする照明装置1
2ごとに設定可能であって、たとえば上述した12個の
照明装置12を飲食店の室内用とし、これとは別に看板
照明用の照明装置12を設けるとすれば、看板照明用の
照明機器12には別の運転スケジュールを設定すること
ができる。この運転スケジュールを、たとえば図8のよ
うに設定するものとする。つまり、10:00〜17:
30は営業中であって、この時間帯の照明機器12の点
灯・消灯の組み合わせをパターン4とし、それ以外の時
間帯の組み合わせをパターン5とする。要するに、1
0:00にはパターン4、17:30にはパターン5が
選択される。ここで、17:30は飲食店におけるラス
トオーダの時刻を想定している。上述のように2組の運
用テーブルを設けた場合の処理を図9に示す。基本的な
処理手順は図7に示した手順と同様であるが、ステップ
S4において時計54で計時した時刻を2つの運用テー
ブル53とそれぞれ照合する点が異なる。このように、
室内用の照明装置12を制御するための運用テーブル5
3とは別に看板照明用の運用テーブル53を設けること
によって、照明装置12の組別に運転スケジュールを設
定することができる。運用テーブル53は2組に限らず
必要に応じて設けることができるものである。
【0054】ところで、時計54は日時を計時するもの
であるから、運用テーブル53には1日単位の運転スケ
ジュールだけではなく、1週間単位での運転スケジュー
ル(週間設定という)、月日での運転スケジュール(特
日設定という)、年月日での運転スケジュール(ワンタ
イム設定という)などを設定することも可能である。
【0055】たとえば、日曜日が定休日であるとすれ
ば、週間設定を用いて日曜日には終日消灯させる設定が
可能である、終日消灯の場合にはすべての照明装置を消
灯させるパターンを選択してもよいが、パターンの開始
と終了との時刻を00:00〜00:00とすると照明
機器12の制御を行わない意味に規定しておくことで休
業日の設定とすることができる。
【0056】また、特日設定を用いることにより年中行
事に対応することができる。たとえば、ゴールデンウィ
ークや年末年始の期間を休業日の設定が可能になる。こ
の場合、5月1日〜5月5日を00:00〜00:0
0、12月30日〜1月2日を00:00〜00:00
などと設定しておくことができる。
【0057】さらに、ワンタイム設定を用いると特定の
1日については例外的な運転スケジュールを設定するこ
とが可能である。たとえば、上述のようにゴールデンウ
ィーク中の特定の1日に貸し切りの予約が入ったような
ときに、特別に営業中の設定を行うことが可能である。
この場合、1999年5月1日の10:00〜13:0
0についてパターン1を選択するという形で運用テーブ
ル53を設定することが可能である。
【0058】週間設定と特日設定とワンタイム設定との
優先順位は、ワンタイム設定、特日設定、週間設定の順
になる。したがって、上述のように週間設定では日曜日
が休業日の設定であって、特日設定では5月1日〜5月
5日、12月30日〜1月2日が休業日の設定であるか
ら、特日設定が週間設定に優先することによって5月1
日〜5月5日、12月30日〜1月2日うち日曜日以外
も休業日になる。また、ワンタイム設定では1999年
5月1日は営業日の設定になっているから、ワンタイム
設定が特日設定に優先して1999年5月1日だけは営
業日になる。
【0059】週間接点と特日設定とワンタイム設定とに
関しては、日にちの更新の際にこれらの設定がスケジュ
ール情報51に存在するか否かが判断され、存在すると
きには運用テーブル53に書き込まれる。つまり、図1
0に示すように、カレンダ作成処理P1においては、時
計54により1秒単位で計時する間に日付けが更新され
ると(S1〜S3)、該当日における曜日設定情報D1
を運転スケジュールを運用テーブル53に書き込んだ後
(S4)、特日設定情報D2があれば特日設定情報D2
の運転スケジュールを運用テーブル53に上書きし(S
5)、さらにワンタイム設定情報D3があればワンタイ
ム設定情報D3の運転スケジュールを運用テーブルに上
書きする(S6)。このような処理によって、ワンタイ
ム設定情報D3、特日設定情報D2、曜日設定情報D1
の優先順位で運用テーブル53に運転スケジュールが設
定される。
【0060】ところで、運転管理装置40を現場で設
置、施工している場合には、スイッチ11と照明機器1
2との対応付けなどの作業を行うことがあり、この間に
運転スケジュールが実行されて設備系システム20が制
御されると作業の妨げになることがある。そこで、監視
装置31では運転管理装置40に対して運転スケジュー
ルの実行を停止させる指示を与えることができるように
してある。すなわち、監視装置31の操作表示部34の
画面には「スケジュール停止」というボタンが設定さ
れ、このボタンを選択実行(マウスをクリック、あるい
はボタンの選択後にリターンキーを押下)すれば、CG
Iプログラムが運転管理装置40において実行され、運
転管理装置40のメモリに設けたスケジュール停止フラ
グがセットされる。このスケジュール停止フラグは、ス
ケジュール制御処理P2において時計54の時刻と運転
スケジュールの変化点とが一致したときにチェックさ
れ、スケジュール停止フラグがセットされているときに
は、スケジュール制御処理P2では運転スケジュールに
設定されているパターンによる設備系システム20の制
御を行わない。また、スケジュール停止フラグがセット
されていないときには、運転スケジュールに従ってパタ
ーンによる設備系システム20の制御を行う。ここに、
スケジュール停止フラグをリセットする場合には、監視
装置31の画面上に設定される「スケジュール停止解
除」のボタンを選択実行することによって、スケジュー
ル復帰処理用CGIを実行する。
【0061】すなわち、運転スケジュールの実行を停止
する処理と停止を解除する処理とを含めてスケジュール
制御処理P2の手順を示すと図11のようになる。すな
わち、運転管理装置40に設けた時計54が1秒単位で
計時している時刻が1分経過するごとに(S1〜S
3)、その時刻を運用テーブル53に格納されている運
転スケジュールにおける各パターンの開始時刻に照合し
(S4,S5)、照合結果が一致すると、操作表示部3
4からの指示によりスケジュール停止処理用CGIある
いはスケジュール復帰処理用CGIが実行されてスケジ
ュール停止フラグF1がセットされているか否かが判定
され(S6)、スケジュール停止フラグF1が設定され
ているときには運転スケジュールを実行することなく、
1分毎に運転スケジュールと照合する処理に戻る。一
方、スケジュール停止フラグF1がセットされていない
ときには、運用テーブル53から読み出した運転スケジ
ュールに該当するパターンを選択して照明負荷12を制
御する(S7)。
【0062】上述したように、設備系システム20には
スイッチ11が設けられているから、スイッチ11が操
作されると照明機器12の点灯・消灯の状態が運用テー
ブル53に設定された運転スケジュールとは異なる状態
になることがある。このような状態は監視装置31に通
知する必要がある。そこで、状態監視処理P3には照明
機器12の制御状態が運転スケジュールによる制御状態
と一致するか否かを判断するスケジュール監視処理が付
加されている。また、この処理において照明機器12の
制御状態が運転スケジュールと不一致であることが検出
されたときに監視装置31に通知するために、運転管理
装置40には通知用バッファ57が設けられている。
【0063】いま、運用テーブル53における運転スケ
ジュールが、アドレス1の照明機器12について、1
0:00〜18:00においては点灯、他の時間帯にお
いては消灯であるものとする。図12に示すように、ス
イッチ11の操作などによって照明機器12の点灯・消
灯の状態が反転すると、設備系システム20は状態の反
転を通知する(S1)。点灯・消灯の状態の反転が通知
された照明機器12がアドレス1(以下、照明1と称す
る)であると(S2)、状態の反転が通知された時刻に
おける照明1の運転スケジュールが運用テーブル53か
ら読み出される(S3)。ここで、照明1について現在
の状態と運転スケジュールに設定された状態とが一致す
るか否かが判断され(S4)、不一致の場合には、その
旨が通知用バッファ57に書き込まれる(S5)。たと
えば、照明1は時刻09:30には運転スケジュールで
は消灯であるが、スイッチ11によって点灯が指示され
たときには、通知用バッファ57に書き込まれるのであ
る。この処理は他のアドレスの照明機器12についても
同様に行われる。通知用バッファ57に書き込まれた情
報は、警報通知処理P4における監視装置通知処理S6
を経て、監視装置31に通知される。
【0064】照明機器12の実際の制御状態と運転スケ
ジュールによる制御状態との不一致を通知する処理は、
照明機器12の実際の点灯数が運転スケジュールにより
設定された点灯数よりも多い場合にのみ行うようにして
もよい。この場合、図13に示すように、実際の照明機
器12の点灯状態と運転スケジュールによる点灯状態と
の一致判定(S4)の後、実際の点灯数と運転スケジュ
ールによる点灯数とを比較する(S5)。ここで、実際
の点灯数のほうが多い場合(たとえば、運転スケジュー
ルでは点灯数が6であるのに対してスイッチ11の操作
によって点灯数が7になったような場合)には通知用バ
ッファ57を介して監視装置31への通知を行うのであ
る。
【0065】ここで、各照明機器12の消費電力が等し
いとすれば、運転スケジュールによって設定された点灯
数よりも実際の点灯数が多くなることは、消費電力が設
定値よりも大きくなることを意味するから、このような
場合に警報通知処理P4を経て監視装置31に通知する
のである(S7)。
【0066】上述の例では設備系システム20の負荷と
して照明機器12を示したが、点灯・消灯の状態の反転
を通知する機能は他の負荷においても用いることができ
る。たとえば、飲食店では食品を冷蔵する冷蔵室の異常
の有無(温度に閾値を設けて閾値を超えると異常と判断
する)を通知する場合にも利用することができる。すな
わち、図14に示すように、冷蔵室の異常の有無に対応
した接点出力を発生させるようにし、運転管理装置40
では故障(異常)が通知され(S1)、通知内容が正常
(ON)から異常(OFF)への変化であったときに
(S2)、通知用バッファ57を介して(S3)監視装
置31への通知を行うのである(S4)。ここに、正常
から異常に変化したときに、1秒間待って状態変化を確
定してから通知するようにすればチャタリングによる誤
検知を防止できる。
【0067】上述のように異常の有無に対応して通知用
バッファ57を介して監視装置31に通知する処理を行
う際には、通知用バッファ57に情報を書き込むと同時
に、同内容を履歴情報56として保持させる。このよう
な履歴情報56を蓄積しておけば、メンテナンスなどの
際に履歴情報56を参照することができ、適切な作業を
行うことができる。また、履歴情報56はCGIプログ
ラムを通して監視装置31に表示させることが可能にな
っている。
【0068】ところで、運転管理装置40には履歴情報
56を蓄積させるディスク装置を備えており、履歴情報
56はCSV形式でディスク装置にファイル保存され
る。履歴情報56をディスク装置に書き込むタイミング
は、日にちの更新時点(24:00になった時点)とす
ればよい。監視装置31ではディスク装置の内容も読み
出すことが可能であって、1日単位で蓄積された履歴情
報56は監視装置31からの指示によって監視装置31
にダウンロードしたり、電子メールの添付書類として監
視装置31に転送することが可能になっている。
【0069】この手順を図示すると図15に示すように
なる。つまり、設備系システム20からの反転通知があ
り(S1)、異常を示すものであると(S2)、通知用
バッファ57への書き込みとともに(S3)、履歴情報
56としてメモリに書き込む(S4)。通知用バッファ
57の内容は上述のように監視装置31に転送される。
一方、履歴情報56は時計54による日にちの更新時点
で1日分の履歴情報56が読み出され(S5)、CSV
形式でディスク装置に書き込まれ(S6)、故障履歴フ
ァイル58として保存されるのである。
【0070】ここで、故障履歴ファイル58は運転管理
装置40に内蔵されたディスク装置に書き込まれるか
ら、ディスク装置の容量を管理する必要がある。そこ
で、ディスク装置にすでに書き込まれているCSV形式
による履歴情報の合計容量と、これからディスク装置に
書き込もうとする履歴情報の容量とを加算し、1MBを
超える場合(ディスク装置は1MBの容量を有するもの
としている)、合計容量が1MB以内になるように、古
い履歴情報から順に削除する機能を設けておく。つま
り、図16にステップS7〜S10で示すように、合計
容量(S7)が1MBを超えるときには(S8)、もっ
とも古いファイルから順に削除して(S9)1MBより
小さくなるようにした後に、故障履歴ファイル58を作
成するのである(S10)。この機能によってディスク
装置には最新の一定量の履歴情報を蓄積することができ
る。
【0071】なお、上述のように容量を一定にする代わ
りに、一定期間(たとえば62日分)の故障履歴ファイ
ル58を蓄積するようにしてもよい。この場合には履歴
情報ファイル58に新たに書き込むファイルが63個目
であれば、もっとも古いファイルを削除すればよい。
【0072】上述したように、運転管理装置40は、設
備系システム20が運転スケジュールと異なる動作を行
ったときに監視装置31に通知する機能と、設備系シス
テム20に異常が生じたときに監視装置31に通知する
機能とを備えている。一方、情報系システム30の信号
線32(公衆網32’)には複数台の監視装置31が存
在しており、運転管理装置40で生じた通知内容によっ
ては通知先の監視装置31を異ならせたい場合がある。
たとえば、運転スケジュールとは異なる動作の場合には
店舗を統括管理している群管理センタにのみ通知し、設
備の故障時には群管理センタと設備の保守を行う業者と
に通知するようにすれば、通知内容に応じた管理が可能
になる。
【0073】そこで、運転管理装置40には図17に示
すように、通知先を登録した通知先データベース59を
設けておき、警報通知処理P4において通知用バッファ
57を介して監視装置31に情報を通知する際に(S
1)、通知内容の種別を抽出し(S2)、通知内容に応
じて通知先データベース59から通知先を選択する(S
3)。こうして選択した通知先にダイアルアップ接続し
て通知用バッファ57の内容を通知するのである(S
4)。こうすれば、各通知内容別に通知先を選んで通知
することが可能になる。
【0074】(第2の実施の形態)本実施形態は、運転
管理装置40から監視装置31に対して電子メールによ
る通知を行うものであって、図18に示すように、電子
メールの授受のために情報系システム30にはSMTP
サーバ35が設けられている。また、管理センタDにお
いて監視装置31およびSMTPサーバ35を接続して
いる信号線32と公衆網32’とを接続するために、信
号線32と公衆網32’との間にはリモートルータ36
が挿入される。
【0075】運転管理装置40では、ダイアルアップ接
続情報として、通知先の電話番号(第1の実施の形態の
通知先データベース59に格納しておくことができ
る)、通知先が通話中のときにリダイアルを行う回数
(リトライ回数)および間隔、公衆網32’に接続する
ためのモデムの設定情報、PPP設定情報が設定され、
SMTPサーバに対する情報として、IPアドレスおよ
びSMTPポート番号などが設定され、さらにSMTP
送信情報として、送信先POPアカウント、CcPOP
アカウント、送信元POPアカウント、表題、本文、署
名などが設定されている。ここに、表題および本文は通
知内容に応じてあらかじめ定型化され、署名は運転管理
装置40の設置場所などを表す内容になる。
【0076】しかして、図19に示すように、運転管理
装置40において監視装置31への通知要求が発生する
と(S1)、通知内容や通知時刻に応じて通知先データ
ベース59から通知先が選択され(S2)、管理センタ
Dに対するダイアルアップ接続が行われ(S3)、PP
Pネゴシエーション処理が行われる(S4)。その後、
STMPサーバ35との間でネゴシエーションが行われ
(S5)、運転管理装置40から通知内容を含む電子メ
ールが送信された後(S6)、切断処理が行われる(S
7)。ここで、SMTPサーバ35は受信した電子メー
ルが管理しているポスト宛ではない場合には、その電子
メールは他のSMTPサーバ35にフォワーディングさ
れる。
【0077】一方、監視装置31では自身のポストを持
つSMTPサーバ35に定期的にPOPプロトコルを用
いて電子メールの有無を確認し、電子メールがあれば取
得する。監視装置31がSMTPサーバ35に電子メー
ルの有無を確認する周期は、通知の発生からの時間遅れ
を防止するために、できるだけ短く設定しておくのが望
ましい。
【0078】なお、上述の例では管理センタDにSMT
Pサーバ35を設けているが、プロバイダ契約を行って
インターネット経由で電子メールを送信することも可能
であるが、SMTPサーバ35の管理は不要になるもの
の、インターネットの経路が保証されないから、通知に
時間遅れを生じる可能性があり、またセキュリティにつ
いても考慮する必要がある。この種の問題が障害になら
ないような通知内容についてはインターネット経由とし
てもよい。
【0079】上述のように電子メールの形式は通知内容
に応じて図20(a)に示すような形で定型化されてい
る。このように、電子メールを定型化しておけば、通知
毎に本文を作成する必要がなく、処理手順が簡単になる
とともに、通知を迅速に行うことができる。ここで、運
転管理装置40からの通知内容の詳細(発生時刻、通知
内容の種別、発生元など)は通知バッファ57に格納さ
れたり、メモリに履歴情報56として格納されているか
ら、通知内容の詳細を格納したURLを電子メールに含
めるようにすれば、監視装置31を管理する管理者はそ
のURLにアクセスすることによって、図20(b)の
ように通知内容の詳細を知ることができる。とくに、監
視装置31の画面上でURLにリンクさせるようにすれ
ば、画面に表示されたURLをマウスでクリックするだ
けで、目的のHTTPサーバ(運転管理装置40)に接
続することが可能になる。
【0080】運転管理装置40からの電子メールの送信
は、設備系システム20において運転スケジュールとは
異なる動作を行った場合や負荷の異常が検出された場合
だけではなく、あらかじめ設定された時刻になったとき
にも定期的に行うのが望ましい。このような定時通知処
理では、図21に示すように、通知時刻を設定しておき
(S1)、時計54により計時される現時刻が通知時刻
を超えると(S2)、通知先データベース59から通知
先を選択し(S3)、電子メールを通知先に送信する
(S4〜S8)。ここに、現時刻と通知時刻との比較は
1分毎に行うようにすればよい。また、電子メールの送
信を正常に終了したときに、次の日の同時刻を通知時刻
として設定する(S1)。このような処理を行えば運転
管理装置40が正常に動作していることを監視装置31
に通知することができ、定期的に通知される電子メール
が届かなければ異常として迅速に対処することができ
る。
【0081】上述のような定時通知処理においては、図
22に示すように、添付書類の形で前日の故障履歴ファ
イル58を送信する(S3)。故障履歴ファイル58は
CSV形式(つまり、各項目をコンマで区切り、各レコ
ードを改行コード(CRLF)で区切った形式)で記述
されているから、故障履歴ファイル58を受け取った監
視装置31では汎用の表計算ソフトを用いて表示するこ
とができる。
【0082】電子メールによる通知の詳細をURLにリ
ンクさせていたのと同様に、故障履歴ファイル58につ
いてもURL指定することにより監視装置31から読み
出してリスト表示させる。つまり、HTTPサーバ(運
転管理装置40)のディレクトリインデックス機能を用
いて故障履歴ファイル58の存在するディレクトリを監
視装置31からURL指定するのであって、故障履歴フ
ァイル58は上述のようにCSV形式で内容が記述され
ているから、汎用の表計算ソフトを用いてリスト表示さ
せることができるのである。なお、監視装置31は上述
のようにコンピュータであってハードディスクを備えて
おり、操作表示部31ではダウンロードした故障履歴フ
ァイル58をハードディスクに保存する機能を備えてい
る。この種の機能は操作表示部31を実現するブラウザ
用の汎用のソフトウェアが備えている。
【0083】ところで、監視装置31が公衆網32’を
経由して運転管理装置40を監視制御している間に設備
系システム20で通知すべき事象が生じたとすると、運
転管理装置40では公衆網32’に接続するためのモデ
ムが使用中であるから、所望の監視装置31への通知を
行えないことがある。このような場合に、運転管理装置
40が監視装置31との回線を強制的に切断して、所望
の監視装置31に接続することが考えられるが、接続中
の監視装置31では通知が行われずに回線が切断される
と運用上で好ましくない。そこで、上述のような事象が
生じたときには、運転管理装置40から監視装置31に
対して切断を促すメッセージを送信し、監視装置31か
ら回線を切断させるようにする。
【0084】このようなメッセージを監視装置31に表
示させるために、監視装置31のブラウザにはメッセー
ジの表示に用いる専用のフレームを設定する。このよう
なフレームはJava言語を用いてアプレットとして作
成することができる。このアプレットは、運転管理装置
40に対して5秒に1回の割合でCGIを要求する。運
転管理装置40には回線を切断するか否かを決める回線
切断要求フラグがあり、上記CGIが要求されると回線
切断要求フラグが読み出され、監視装置31に送信され
る。つまり、回線接続中に設備系システム20から通知
すべき事象が発生したときには、回線切断要求フラグが
セットされるから、監視装置31では5秒に1回ずつ回
線切断要求フラグを読み込んで、回線の切断が要求され
ているか否かを判断する。回線の切断が要求されている
とき、つまり回線切断要求フラグがセットされていると
きには、監視装置31において「警報発生、回線を切断
して下さい」というメッセージを表示する。これによっ
て、監視装置31の管理者は手動で回線を切断すること
ができる。一方、運転管理装置40では回線が切断され
たことを確認した後、通知内容を所望の監視装置31に
送信するのである。
【0085】運転管理装置40における上述の動作をま
とめると図23のようになる。つまり、通知内容が発生
すると(S1)、回線が使用中か否かを判断し(S
2)、使用中でなければ通常の通知処理を行う(S
3)。一方、回線が使用中であるときには、回線切断要
求フラグF2をセットする(S4)。監視装置31で
は、回線切断要求フラグを定期的に監視しているから、
回線切断要求フラグF2がセットされていると、監視装
置31の画面にメッセージが表示され、管理者が回線を
切断する。このようにして回線が切断された後に、運転
管理装置40において回線の切断が確認されると(S
5)、回線切断要求フラグF2をリセットし(S6)、
通知内容を所望の監視装置31に通知するのである(S
7)。
【0086】運転管理装置40には、上述のように公衆
網32’に接続するためのモデムが内蔵されており、モ
デムを制御するドライバソフトは監視装置31からアッ
プロードすることが可能になっている。アップロードの
タイミングはドライバソフトにおける不具合を発見した
ときとすればよい。ドライバソフトのアップロードに
は、RFC1867に準拠してブラウザのフォーム形式
を拡張し、運転管理装置40の所定のディレクトリにフ
ァイル(ドライバソフトのファイル)をアップロードす
る方法を採用すればよい。また、モデムのドライバソフ
トに限らず、修正の必要なデータは、監視装置31から
ファイルをアップロードして更新することにより実現さ
れる。
【0087】ところで、運転管理装置40では運転スケ
ジュールに従って設備系システム20を制御している
が、運転スケジュールによって設定されたパターンを一
時的に延長して使用したい場合がある。たとえば、複数
の照明機器12が設けられているときに、すべての照明
機器12が点灯している状態から一部の照明機器12の
みが点灯する状態に移行したようなときであって、すべ
ての照明機器12を点灯させる状態を延長したいことが
ある。このような場合にはパターンが変化してから前の
パターンに戻すことになる。
【0088】そこで、運転スケジュールにより設定され
た1つ前のパターンに戻した状態で設備系システム20
を制御するように指示する時刻延長用のスイッチを運転
管理装置40または設備系システム20に設ける。この
スイッチは、図24に示す時刻延長処理を行うものであ
る。つまり、このスイッチをオフからオンにすると(S
1)、運転スケジュールにおいてスイッチが操作された
時刻の1つ前のパターンを運用テーブル53から抽出し
(S2)、そのパターンによって設備系システム20を
制御する(S3)。また、時刻延長フラグF3をセット
する(S4)。こうして時刻延長フラグF3がセットさ
れると運転スケジュールによる設備系システム20の制
御は禁止される。その後、スイッチがオンからオフにな
れば(S1)、時刻延長フラグF3をリセットする(S
5)。つまり、スイッチがオンである期間には、運転ス
ケジュールによる制御が禁止され、スイッチがオフにな
ればオフになった時刻から運転スケジュールによる制御
に移行するのである。
【0089】上述したように、設備系システム20を運
転スケジュールにより制御するのは、無駄な電力消費を
抑制して省エネルギを実現することにあるから、消費電
力の管理は重要である。消費電力の管理は、図25に示
す手順で行われる。ここに、設備系システム20に設け
た負荷はすべて定格電力で動作するものと仮定してお
り、たとえば照明機器12の調光などは考慮していな
い。つまり、負荷の定格電力に使用時間を乗算した結果
を消費電力として積算するのであって、実際の消費電力
ではなく目安となるものである。
【0090】しかして、消費電力計算処理では、日にち
の更新毎に(24:00になるたびに)(S1)、当日
の消費電力を求めて消費電力履歴ファイル60に書き込
むとともに(S2)、次日の運転スケジュールと各負荷
の定格電力とから1日分の消費電力を求めて(S3)消
費電力履歴ファイル60に書き込む(S4)。ここに、
運転スケジュールから求めた次日の消費電力は予測値で
あり、当日の消費電力にはスイッチ11の操作などによ
って運転スケジュールとは異なる制御を行った結果を含
むから、前日に求めた予測値とは異なる値になる場合が
ある。このような手順で消費電力履歴ファイル60を残
すことで、省エネルギの実現の度合いを知ることが可能
になる。
【0091】上述の構成では監視装置31は情報系シス
テム30に複数台設けることができるが、すべての監視
装置31がすべての運転管理装置40にアクセス可能に
なっていると、各運転管理装置40の管理を一元化する
ことができない。そこで、監視装置31から運転管理装
置40へのアクセス権を制限する必要がある。ここで、
監視装置31から運転管理装置40へはTCP/IPを
使用しているから、各漢詩装置31と各運転管理装置4
0とは固有のIPアドレスを有している。つまり、運転
管理装置40では監視装置31からの要求がなされると
きに、図26に示すように、送信元のIPアドレスを獲
得するから、運転管理装置40にアクセスを許可するI
Pアドレスを許可IPアドレスファイル61としてあら
かじめ設定しておき、監視装置31からの送信パケット
を受け取るたびに(S1)、許可IPアドレスファイル
61からIPアドレスと照合し(S2)、送信パケット
のIPアドレスがアクセス権のあるものか否かを判断す
る(S3)。アクセス権がある場合には監視装置31か
ら要求された情報をHTMLで返送し(S4)、アクセ
ス権が確認できないときにはアクセスを拒否することを
示すファイルをHTMLで監視装置31に返送する(S
5)。
【0092】一方、ユーザIDとパスワードによって操
作者の認証を行うことで監視装置31の操作者を制限し
てある。つまり、運転管理装置40において選択可能な
ディレクトリ(コンテンツという)のうち特定のディレ
クトリにアクセスする場合には、操作者の認証が要求さ
れる。このとき、監視装置31の画面にはブラウザの機
能によって認証用のダイアログが表示され、操作者はダ
イアログにより指示された通りに、ユーザIDおよびパ
スワードを入力する。
【0093】ユーザIDおよびパスワードは運転管理装
置40に転送され、図27に示すように、運転管理装置
40ではユーザIDとパスワードとを受け取ることにな
る(S1)。アクセスを許可するパスワードは、ユーザ
IDと組み合わせた形であらかじめパスワードファイル
62に登録されており、監視装置31から伝送されたユ
ーザIDに対応するパスワードがパスワードファイル6
2から読み出されるとともに(S2)、監視装置31か
ら与えられたパスワードと一致するか否かが判断される
(S3)。こうして、パスワードが一致すれば監視装置
31から要求された情報をHTMLで返送し(S4)、
パスワードが一致しなければアクセスを拒否することを
示すファイルをHTMLで監視装置31に返送する(S
5)。なお、パスワードファイル62におけるパスワー
ドは第三者が見ても理解できないように暗号化してあ
る。
【0094】なお、上述した運転管理装置40を実現す
るプログラムは記録媒体により供給される。
【0095】
【発明の効果】請求項1の発明は、各種入力機器および
各種出力機器を備える設備系システムと、入力機器およ
び出力機器を監視制御する監視装置を備える情報系シス
テムとの間に介在する運転管理装置であって、設備系シ
ステムとの間で監視制御情報を相互通信する通信制御部
と、入力機器からの情報を監視するとともに出力機器を
制御する監視制御部と、監視制御情報と監視装置が扱う
データとを相互変換する操作表示画面プログラム変換部
と、監視装置に対してサーバとして機能し操作表示画面
プログラム変換部との間で必要なデータを授受する操作
表示サーバ部と、監視装置と相互に通信するネットワー
クインタフェース部と、設備系システムの入力機器およ
び出力機器を監視制御する運転スケジュールが設定され
る省エネルギ管理部とを備えるものであり、監視装置と
はネットワークを介して接続されるから、監視装置によ
って複数の設備系システムを一元的に管理することが可
能であり省力化につながる。しかも、監視装置との間で
データを相互変換する操作表示画面プログラム変換部を
備えるとともに、操作表示サーバ部を設けてサーバとし
て機能しているから、センタ側となる監視装置には専用
ソフトが不要であり、比較的低コストで実現することが
可能になる。また、インターネットを用いずにネットワ
ークを構築することで、情報が外部に漏れる可能性を低
減することができ、また監視制御の即時性も確保するこ
とができる。しかも、ソフトウェアの更新やデータの更
新は運転管理装置でのみ行えばよいから保守も容易であ
る。
【0096】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、監視制御部が、省エネルギ管理部に設定された運転
スケジュールに従って出力機器を制御し、出力機器の制
御状態を入力機器からの情報により監視するものであ
り、運転スケジュールに従って出力機器を制御するか
ら、無駄な電力消費を抑制して省エネルギ化につなが
る。
【0097】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、運転スケジュールが複数組設定されるものであり、
出力機器の系統別などに運転スケジュールの設定が可能
になる。
【0098】請求項4の発明は、請求項2または請求項
3の発明において、運転スケジュールが曜日と月日と年
月日とを指定して設定可能であって、年月日、月日、曜
日の優先順位で運転スケジュールが実行されるものであ
り、週間の運転スケジュールを基準として設定してお
き、その運転スケジュールに対して例外的な運転スケジ
ュールを容易に設定することができる。
【0099】請求項5の発明は、請求項2または請求項
3の発明において、監視制御部が、監視装置からの要求
に従って運転スケジュールの実行を停止する機能を備え
るものであり、保守点検時などに運転スケジュールを一
時的に停止させて作業を容易にすることができる。
【0100】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、監視制御部が、設備系システムの動作が運転スケジ
ュールと異なるときに、監視装置に通知する機能を有す
るものであり、省エネルギを目的とする運転スケジュー
ルから逸脱した運転状態を容易に監視することができ
る。
【0101】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、監視制御部が、運転スケジュールに設定された運転
時間以外に出力機器が運転されるか、運転スケジュール
に設定された出力機器以外の出力機器が制御されると、
監視装置に通知する機能を有するものであり、省エネル
ギを目的とする運転スケジュールから逸脱した運転状態
を容易に監視することができる。
【0102】請求項8の発明は、請求項6の発明におい
て、監視制御部が、運転スケジュールに従って出力機器
を運転するときよりも消費電力が大きいときに、監視装
置に通知する機能を有するものであり、省エネルギを目
的とする運転スケジュールから逸脱した運転状態を容易
に監視することができる。
【0103】請求項9の発明は、請求項1の発明におい
て、監視制御部が、出力機器の異常を検出すると監視装
置に通知する機能を有するものであり、故障等の異常を
容易に監視することができる。
【0104】請求項10の発明は、請求項6ないし請求
項9の発明において、省エネルギ管理部が、監視装置へ
の通知内容を履歴情報として蓄積保持する機能を有する
ものであり、保守点検時などに履歴情報を参照して作業
効率を高めることができる。
【0105】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、省エネルギ管理部が、蓄積保持されている履歴
情報のうち古くなった履歴情報の一部を自動的に削除す
る機能を有するものであり、履歴情報を蓄積する容量に
制限があっても不要な古い情報を削除して容量を確保す
ることができる。
【0106】請求項12の発明は、請求項6ないし請求
項9の発明において、操作表示サーバ部が、通知先とな
る監視装置を選択決定する機能を有するものであり、通
知内容や通知時刻などによって通知先の選択が可能にな
る。
【0107】請求項13の発明は、請求項6ないし請求
項9の発明において、操作表示サーバ部が、SMTPプ
ロトコルを用いて監視装置に通知する機能を有するもの
であり、電子メールの形で通知を行うことによって通知
内容を容易に知らせることができる。
【0108】請求項14の発明は、請求項13の発明に
おいて、操作表示サーバ部が、HTTPサーバ機能を有
し、電子メールの本文に関連情報のURLを含めて監視
装置に通知するものであり、詳細情報などをURLで指
定したファイルに記述しておくことで、必要に応じた情
報を取り出すことが可能になる。
【0109】請求項15の発明は、請求項13の発明に
おいて、操作表示サーバ部が、特定の監視装置に対して
正常動作を定期的に通知する機能を有するものであり、
正常動作に動作していることを定期的に通知することで
故障時の有無を通知することになる。
【0110】請求項16の発明は、請求項13の発明に
おいて、操作表示サーバ部が、設定時刻になると特定の
監視装置に対して履歴情報を自動的に通知する機能を有
するものであり、履歴情報を監視装置に転送することで
保守点検などの作業が容易になる。
【0111】請求項17の発明は、請求項16の発明に
おいて、履歴情報が電子メールの添付書類として送信さ
れるものであり、履歴情報を監視装置に転送することで
保守点検などの作業が容易になる。
【0112】請求項18の発明は、請求項17の発明に
おいて、履歴情報がCSV形式で基準されているもので
あり、汎用の表計算ソフトなどを用いて履歴情報のリス
ト表示が可能になる。
【0113】請求項19の発明は、請求項1の発明にお
いて、操作表示サーバ部が、監視装置からの要求によっ
て履歴情報を監視装置に送信する機能を有するものであ
り、履歴情報を監視装置に転送することで保守点検など
の作業が容易になる。
【0114】請求項20の発明は、請求項1の発明にお
いて、操作表示サーバ部が、監視装置との回線接続中に
回線切断要求が発生すると、監視装置に回線切断を要求
する機能を有するものであり、回線接続中に通知すべき
警報などが生じたときに、監視装置側から回線切断させ
ることができ、回線切断を安全に行うことができる。
【0115】請求項21の発明は、請求項1の発明にお
いて、操作表示サーバ部が、監視装置から転送される更
新用のファイルを受けることにより内部データを修正す
る機能を有するものであり、内部データの修正が監視装
置から容易に行うことができる。
【0116】請求項22の発明は、請求項1の発明にお
いて、監視制御部が、運転スケジュールにより設定され
た制御のパターンのうち現時刻の前のパターンを呼び出
して出力機器を制御する機能を有するものであり、出力
機器の制御のパターンを延長して使用したいときにこの
機能を利用することができる。
【0117】請求項23の発明は、請求項1の発明にお
いて、監視制御部が、運転スケジュールによる制御対象
となる出力機器での消費電力を算出して記録保持する機
能を有するものであり、消費電力の目安を得ることがで
き、消費電力の管理が容易になる。
【0118】請求項24の発明は、請求項1の発明にお
いて、操作表示サーバ部が、監視装置からの識別情報を
用いて監視装置のアクセス権を制限する機能を有するも
のであり、アクセス可能な監視装置を制限することで情
報漏れを抑制できる。
【0119】請求項25の発明は、請求項1の発明にお
いて、操作表示サーバ部が、監視装置からの識別情報を
用いて監視装置の操作者のアクセス権を制限する機能を
有するものであり、アクセス権を持つ操作者を制限する
ことで情報漏れを抑制することができる。
【0120】請求項26の発明は、請求項1ないし請求
項25のいずれかに記載の運転管理装置と監視装置とを
少なくとも1台ずつ含み、運転管理装置と監視装置とが
ネットワークにより相互接続されているから、ネットワ
ークの機能を用いて運転管理装置に対して遠方から設備
系システムを監視制御することができる。
【0121】請求項27の発明は、請求項26の発明に
おいて、運転管理装置をWWWサーバとし、監視装置に
ブラウザの機能を設けたものであり、汎用のブラウザを
用いて監視装置を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同上の内部処理を示す機能説明図である。
【図3】同上を用いた運転管理システムを示す構成図で
ある。
【図4】同上の動作説明図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【図7】同上の動作説明図である。
【図8】同上の動作説明図である。
【図9】同上の動作説明図である。
【図10】同上の動作説明図である。
【図11】同上の動作説明図である。
【図12】同上の動作説明図である。
【図13】同上の動作説明図である。
【図14】同上の動作説明図である。
【図15】同上の動作説明図である。
【図16】同上の動作説明図である。
【図17】同上の動作説明図である。
【図18】同上を用いた運転管理システムの他の構成例
を示す構成図である。
【図19】同上の動作説明図である。
【図20】同上の動作説明図である。
【図21】同上の動作説明図である。
【図22】同上の動作説明図である。
【図23】同上の動作説明図である。
【図24】同上の動作説明図である。
【図25】同上の動作説明図である。
【図26】同上の動作説明図である。
【図27】同上の動作説明図である。
【図28】従来例を示す構成図である。
【図29】他の従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
11 スイッチ 12 照明機器 13 空調機器 15 アクチュエータ 20 設備系システム 31 監視装置 30 情報系システム 40 運転管理装置 41 通信制御部 42 監視制御部 43 操作表示画面プログラム変換部 44 操作表示サーバ部 45 ネットワークインタフェース部 46 省エネルギ管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 薦田 美行 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 志茂 聡史 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA03 CC32 CC45 CC48 EE56 EE59 FF03 FF04 GG04 GG07 GG09 5H223 CC08 DD03 DD05 DD07 EE06 EE30 FF08 5K048 AA11 AA16 BA07 BA12 BA51 DC07 EB02 EB12 FB05 FC01 HA03 9A001 BB01 BB03 BB04 BB05 CC06 CC07 DD02 DD06 DD09 DD13 HH34 JJ14 JJ25 JJ26 JJ27 JJ30 JJ61 KK02 KK31 KK37 KK57

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種入力機器および各種出力機器を備え
    る設備系システムと、入力機器および出力機器を監視制
    御する監視装置を備える情報系システムとの間に介在す
    る運転管理装置であって、設備系システムとの間で監視
    制御情報を相互通信する通信制御部と、入力機器からの
    情報を監視するとともに出力機器を制御する監視制御部
    と、監視制御情報と監視装置が扱うデータとを相互変換
    する操作表示画面プログラム変換部と、監視装置に対し
    てサーバとして機能し操作表示画面プログラム変換部と
    の間で必要なデータを授受する操作表示サーバ部と、監
    視装置と相互に通信するネットワークインタフェース部
    と、設備系システムの入力機器および出力機器を監視制
    御する運転スケジュールが設定される省エネルギ管理部
    とを備えることを特徴とする運転管理装置。
  2. 【請求項2】 前記監視制御部は、省エネルギ管理部に
    設定された運転スケジュールに従って出力機器を制御
    し、出力機器の制御状態を入力機器からの情報により監
    視することを特徴とする請求項1記載の運転管理装置。
  3. 【請求項3】 前記運転スケジュールは複数組設定され
    ることを特徴とする請求項2記載の運転管理装置。
  4. 【請求項4】 前記運転スケジュールは曜日と月日と年
    月日とを指定して設定可能であって、年月日、月日、曜
    日の優先順位で運転スケジュールが実行されることを特
    徴とする請求項2または請求項3記載の運転管理装置。
  5. 【請求項5】 前記監視制御部は、前記監視装置からの
    要求に従って運転スケジュールの実行を停止する機能を
    備えることを特徴とする請求項2または請求項3記載の
    運転管理装置。
  6. 【請求項6】 前記監視制御部は、設備系システムの動
    作が運転スケジュールと異なるときに、監視装置に通知
    する機能を有することを特徴とする請求項1記載の運転
    管理装置。
  7. 【請求項7】 前記監視制御部は、運転スケジュールに
    設定された運転時間以外に出力機器が運転されるか、運
    転スケジュールに設定された出力機器以外の出力機器が
    制御されると、監視装置に通知する機能を有することを
    特徴とする請求項6記載の運転管理装置。
  8. 【請求項8】 前記監視制御部は、運転スケジュールに
    従って出力機器を運転するときよりも消費電力が大きい
    ときに、監視装置に通知する機能を有することを特徴と
    する請求項6記載の運転管理装置。
  9. 【請求項9】 前記監視制御部は、出力機器の異常を検
    出すると監視装置に通知する機能を有することを特徴と
    する請求項1記載の運転管理装置。
  10. 【請求項10】 前記省エネルギ管理部は、監視装置へ
    の通知内容を履歴情報として蓄積保持する機能を有する
    ことを特徴とする請求項6ないし請求項9のいずれかに
    記載の運転管理装置。
  11. 【請求項11】 前記省エネルギ管理部は、蓄積保持さ
    れている履歴情報のうち古くなった履歴情報の一部を自
    動的に削除する機能を有することを特徴とする請求項1
    0記載の運転管理装置。
  12. 【請求項12】 前記操作表示サーバ部は、通知先とな
    る監視装置を選択決定する機能を有することを特徴とす
    る請求項6ないし請求項9のいずれかに記載の運転管理
    装置。
  13. 【請求項13】 前記操作表示サーバ部は、SMTPプ
    ロトコルを用いて監視装置に通知する機能を有すること
    を特徴とする請求項6ないし請求項9のいずれかに記載
    の運転管理装置。
  14. 【請求項14】 前記操作表示サーバ部は、HTTPサ
    ーバ機能を有し、電子メールの本文に関連情報のURL
    を含めて監視装置に通知することを特徴とする請求項1
    3記載の運転管理装置。
  15. 【請求項15】 前記操作表示サーバ部は、特定の監視
    装置に対して正常動作を定期的に通知する機能を有する
    ことを特徴とする請求項13記載の運転管理装置。
  16. 【請求項16】 前記操作表示サーバ部は、設定時刻に
    なると特定の監視装置に対して履歴情報を自動的に通知
    する機能を有することを特徴とする請求項13記載の運
    転管理装置。
  17. 【請求項17】 前記履歴情報は電子メールの添付書類
    として送信されることを特徴とする請求項16記載の運
    転管理装置。
  18. 【請求項18】 前記履歴情報はCSV形式で基準され
    ていることを特徴とする請求項17記載の運転管理装
    置。
  19. 【請求項19】 前記操作表示サーバ部は、監視装置か
    らの要求によって前記履歴情報を監視装置に送信する機
    能を有することを特徴とする請求項10記載の運転管理
    装置。
  20. 【請求項20】 前記操作表示サーバ部は、監視装置と
    の回線接続中に回線切断要求が発生すると、監視装置に
    回線切断を要求する機能を有することを特徴とする請求
    項1記載の運転管理装置。
  21. 【請求項21】 前記操作表示サーバ部は、監視装置か
    ら転送される更新用のファイルを受けることにより内部
    データを修正する機能を有することを特徴とする請求項
    1記載の運転管理装置。
  22. 【請求項22】 前記監視制御部は、運転スケジュール
    により設定された制御のパターンのうち現時刻の前のパ
    ターンを呼び出して出力機器を制御する機能を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の運転管理装置。
  23. 【請求項23】 前記監視制御部は、運転スケジュール
    による制御対象となる出力機器での消費電力を算出して
    記録保持する機能を有することを特徴とする請求項1記
    載の運転管理装置。
  24. 【請求項24】 前記操作表示サーバ部は、監視装置か
    らの識別情報を用いて監視装置のアクセス権を制限する
    機能を有することを特徴とする請求項1記載の運転管理
    装置。
  25. 【請求項25】 前記操作表示サーバ部は、監視装置か
    らの識別情報を用いて監視装置の操作者のアクセス権を
    制限する機能を有することを特徴とする請求項1記載の
    運転管理装置。
  26. 【請求項26】 請求項1ないし請求項25のいずれか
    に記載の運転管理装置と監視装置とを少なくとも1台ず
    つ含み、運転管理装置と監視装置とがネットワークによ
    り相互接続されていることを特徴とする運転管理システ
    ム。
  27. 【請求項27】 運転管理装置をWWWサーバとし、監
    視装置にブラウザの機能を設けたことを特徴とする請求
    項26記載の運転管理システム。
  28. 【請求項28】 請求項1ないし請求項25のいずれか
    に記載の運転管理装置のプログラムを記録した記録媒
    体。
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