JP2010211718A - 機器管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】省エネ運用規則が設定されていない又は不適当に設定されている管理対象の存在が、設備機器群全体の省エネ活動に与える影響を評価することができるようにする。
【解決手段】機器管理システムは、収集部22aと、分類部22cと、算出部22dとを備え、複数の設備機器からなる設備機器群を管理する。収集部22aは、設備機器群の運転実績に関する実績データを収集する。分類部22cは、特定管理対象を分類する。特定管理対象とは、設備機器群に含まれる、省エネ運用規則が設定されていない又は不適当に設定されている設備機器およびその部位の少なくとも一方である。算出部22dは、実績データを参照し、特定量を算出する。特定量とは、特定管理対象におけるエネルギー消費量である。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の設備機器からなる設備機器群を管理する機器管理システムに関する。
従来より、複数の設備機器からなる設備機器群を管理する機器管理システムが知られている(例えば、特許文献1の特開2008−145054号公報)。特許文献1の機器管理システムでは、設備機器群全体におけるエネルギー消費量および個別の設備機器におけるエネルギー消費量が算出されるようになっている。
ところで、設備機器群全体の省エネ活動を1の組織が統括的に管理することを望む場合がある。例えば、全国に展開する多数のフランチャイジー店舗を、フランチャイザー本部で管理したい場合などである。かかる要望を実現するべく、本部の組織は、省エネ運用規則を作成し、設備機器群に配信することがある。
しかしながら、例外的に、設備機器群に含まれる一部の設備機器又はその部位に対しては、省エネ運用規則が設定されなかったり、設定されたとしても適当でなかったりすることがある。そのような管理対象は、設備機器群全体の省エネ活動に影響を与え得る存在であり、当該影響の程度を把握することは、省エネ活動を適切に進めていく上で重要な課題となる。
本発明の課題は、省エネ運用規則が設定されていない又は不適当に設定されている管理対象の存在が、設備機器群全体の省エネ活動に与える影響を評価することにある。
第1発明に係る機器管理システムは、収集部と、分類部と、算出部とを備え、複数の設備機器からなる設備機器群を管理する。収集部は、設備機器群の運転実績に関する実績データを収集する。分類部は、特定管理対象を分類する。特定管理対象とは、設備機器群に含まれる、省エネ運用規則が設定されていない又は不適当に設定されている設備機器およびその部位の少なくとも一方である。算出部は、実績データを参照し、特定量を算出する。特定量とは、特定管理対象におけるエネルギー消費量である。
ここでは、設備機器群に含まれる、省エネ運用規則が設定されていない又は不適当に設定されている管理対象(設備機器およびその部位の少なくとも一方)が他と区別され、特定管理対象として分類される。そして、特定管理対象におけるエネルギー消費量(特定量)が算出される。従って、省エネ運用規則が設定されていない又は不適当に設定されている管理対象の存在が、設備機器群全体の省エネ活動に与える影響を評価することができる。
第2発明に係る機器管理システムは、第1発明に係る機器管理システムであって、算出部は、実績データを参照し、全体量をさらに算出し、特定量と全体量とを比較する比較値を導出する。全体量とは、設備機器群全体におけるエネルギー消費量である。
ここでは、設備機器群全体におけるエネルギー消費量(全体量)と特定管理対象におけるエネルギー消費量(特定量)との比較値が導出される。従って、設備機器群全体に対する特定管理対象の影響を評価することができる。
第3発明に係る機器管理システムは、第2発明に係る機器管理システムであって、出力部をさらに備える。出力部は、比較値が所定の範囲を逸脱する否かを判断し、超える場合にはその旨を出力する。
ここでは、全体量と特定量との比較値が所定の範囲を逸脱する場合、例えば、全体量に対し特定量が大き過ぎる場合には、その旨が出力される。従って、設備機器群全体に対する特定管理対象の影響を容易に把握することができる。
第4発明に係る機器管理システムは、第1発明又は第2発明に係る機器管理システムであって、出力部をさらに備える。出力部は、特定量が所定の範囲を逸脱するか否かを判断し、超える場合にはその旨を出力する。
ここでは、特定量が所定の範囲を逸脱する場合、例えば、特定量が大き過ぎる場合には、その旨が出力される。従って、特定管理対象の影響を容易に把握することができる。
第5発明に係る機器管理システムは、第2発明に係る機器管理システムであって、出力部をさらに備える。出力部は、比較値を出力する。
ここでは、全体量と特定量との比較値が出力される。従って、設備機器群全体に対する特定管理対象の影響を容易に把握することができる。
第6発明に係る機器管理システムは、第1発明又は第2発明に係る機器管理システムであって、出力部をさらに備える。出力部は、特定量を出力する。
ここでは、特定量が出力される。従って、特定管理対象の影響を容易に把握することができる。
第7発明に係る機器管理システムは、第1発明から第6発明のいずれかに係る機器管理システムであって、動作命令部をさらに備える。動作命令部は、設備機器群に含まれる全部又は一部の設備機器に省エネ運用規則に従う制御命令を送る。
ここでは、省エネ運用規則に従って、設備機器が制御される。従って、省エネ運用規則に従って、省エネ活動が実現される。
第8発明に係る機器管理システムは、第1発明から第7発明のいずれかに係る機器管理システムであって、特定管理対象には、省エネ運用規則の対象外となる態様の動作を行った設備機器およびその部位の少なくとも一方が含まれる。
ここでは、省エネ運用規則の対象外となる態様の動作を行った管理対象の存在が、設備機器群全体の省エネ活動に与える影響を評価することができる。
第9発明に係る機器管理システムは、第1発明から第8発明のいずれかに係る機器管理システムであって、特定管理対象には、省エネ運用規則が緩く設定されている設備機器が含まれる。
ここでは、省エネ運用規則が緩く設定されている管理対象の存在が、設備機器群全体の省エネ活動に与える影響を評価することができる。
第10発明に係る機器管理システムは、第1発明から第9発明のいずれかに係る機器管理システムであって、導出部をさらに備える。導出部は、実績データを参照し、省エネ運用規則に反する設備機器の違反動作を定量的に表す違反量を導出する。
ここでは、省エネ運用規則に反する設備機器の違反動作が定量化される。従って、省エネ運用規則に反する設備機器の違反動作が、省エネ活動に与える影響を評価することができる。
本発明によれば、設備機器群に含まれる、省エネ運用規則が設定されていない又は不適当に設定されている管理対象(設備機器およびその部位の少なくとも一方)が他と区別され、特定管理対象として分類される。そして、特定管理対象におけるエネルギー消費量(特定量)が算出される。従って、省エネ運用規則が設定されていない又は不適当に設定されている管理対象の存在が、設備機器群全体の省エネ活動に与える影響を評価することができる。
本発明の一実施形態に係る店舗管理システムの構成を示す図。 店舗内の空調設備およびコントローラの構成を示す図。 遠隔管理センター内の遠隔管理サーバの構成を示す図。 本部内の管理端末の構成を示す図。 報告書が配信されるまでの処理の流れを示す図。 エネルギー情報データベースのデータ構造を示す図。 違反量データベースのデータ構造を示す図。 店舗データベースのデータ構造を示す図。 室内機データベースのデータ構造を示す図。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る店舗管理システム100(機器管理システム)について説明する。
<店舗管理システム>
(1)全体構成
図1に示す店舗管理システム100は、全国に点在する多数の店舗1a,1b,・・・における省エネ活動を、店舗1a,1b,・・・を統括する組織の本部3において管理することを支援するためのシステムである。なお、本実施形態における省エネ活動とは、店舗1a,1b,・・・内にそれぞれ設置されている空調設備50a,50b,・・・を対象とするものである。
店舗管理システム100は、主として、店舗1a,1b,・・・内にそれぞれ設置されているコントローラ10a,10b,・・・と、コントローラ10a,10b,・・・からインターネット6を介して接続可能な遠隔管理サーバ20と、遠隔管理サーバ20にインターネット6を介して接続可能な管理端末30とから構成されている。遠隔管理サーバ20は、空調設備50a,50b,・・・を遠隔から管理する遠隔管理サービス(省エネ活動を支援するサービスを含む)を提供する組織により運営される遠隔管理センター2内に設置されている。管理端末30は、本部3内に設置されている。
店舗管理システム100は、本部3の職員により策定される省エネ運用規則に反する空調設備50a,50b,・・・の違反動作を検出し、違反量として定量化する。違反量は、本部3向けに作成される省エネ活動の報告書の元データとなる。
(2)空調設備
以下、図2を参照しつつ、空調設備50aについて説明するが、その他の空調設備50b,・・・についても同様であるものとする。
空調設備50aは、室外機51と、室外機51に冷媒配管を介して接続される1以上の室内機52とを有する1以上の冷媒回路を形成している。
室内機52の制御部55は、空調設備50a専用の通信線5bを介して同じ冷媒回路に属する室外機51の制御部51aおよびコントローラ10aに接続されている。
制御部55は、リモコン56又はコントローラ10aからの運転指令(例えば、室内機52の起動又は停止を命じたり、室内機52の設定温度の変更を命じたり、室内機52の運転モードの変更を命じたりするもの)に従って、同じ冷媒回路に属する制御部51aと協調しつつ、同じ冷媒回路に含まれる各種部品の動作を制御し、室内を空調する。具体的には、圧縮機の周波数、各種ファンの回転数および各種弁の開度の調整等を行う。なお、リモコン56は、店舗1a内の職員から室内機52に対する運転指令の入力を受け付けるためのものであり、制御部55に1対1、あるいは、1対多で専用の通信線5cを介して接続されている。
また、制御部55は、室内機52に関する情報(以下、機器情報という)をコントローラ10aからの命令に応じてコントローラ10aに送信する。室内機52の機器情報には、室内機52の運転パラメータ(起動/停止の起動状態、設定温度、冷房/暖房/送風/除湿等の運転モードなど)、室内温度、室内機52に含まれる各種部品の状態値(例えば、室内ファンの回転数、冷媒回路の所定の位置における冷媒の温度および圧力を含む)、およびリモコン56操作の履歴を示す情報が含まれる。
一方、制御部51aは、室外機51に関する情報(以下、機器情報という)をコントローラ10aからの命令に応じてコントローラ10aに送信する。室外機51の機器情報には、外気温度、および室外機51に含まれる各種部品の状態値(例えば、圧縮機の周波数、室外ファンの回転数、冷媒回路の所定の位置における冷媒の温度および圧力を含む)を示す情報が含まれる。
なお、室内温度、外気温度、ならびに室内機52および室外機51に含まれる各種部品の状態値は、図示されないセンサ等により検知される。
(3)コントローラ
以下、図2を参照しつつ、コントローラ10aについて説明するが、その他のコントローラ10b,・・・についても同様であるものとする。
コントローラ10aは、主として通信部11、制御部12および記憶部15から構成されており、空調設備50aを監視および制御する機能を有している。
通信部11は、コントローラ10aをLAN5aひいてはインターネット6、および空調設備50a専用の通信線5bに接続可能にするネットワークインターフェースである。
制御部12は、主としてCPU、ROMおよびRAMから構成されており、記憶部15に記憶されているプログラムを読み出して実行する。
制御部12は、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分毎に)、室内機52の機器情報を当該室内機52の制御部55から収集する。さらに、制御部12は、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分毎に)、室外機51の機器情報を当該室外機51の制御部51aから収集する。制御部12により収集された機器情報は、記憶部15内に確保されている所定の記憶領域に蓄積される。さらに、当該記憶領域内の機器情報は、遠隔管理サーバ20が実行する各種遠隔管理サービスに利用されるべく、所定の時間間隔での(本実施形態では、30分毎の)定期通信時に、コントローラ10aからインターネット6を介して遠隔管理サーバ20に送信される。
また、制御部12は、上記定期通信時に、上記記憶領域内の機器情報を参照することにより、各室内機52における直前の30分間のエネルギー消費量を算出し、その情報(以下、エネルギー情報)を遠隔管理サーバ20に送信する。各室内機52におけるエネルギー消費量は、例えば、当該室内機52の運転モードおよび設定温度に基づいて、空調設備50a全体におけるエネルギー消費量を当該室内機52に按分することにより算出される。空調設備50a全体におけるエネルギー消費量は、例えば、圧縮機の周波数、ならびに室内ファンおよび室外ファンの回転数に基づいて算出される。
なお、コントローラ10aおよび遠隔管理サーバ20間の通信は、コントローラ10aがWebクライアントとして動作し、遠隔管理サーバ20がWebサーバとして動作することにより実現される。
また、制御部12は、記憶部15内に記憶されている省エネ運用規則に従って、適当な運転指令を適当なタイミングで適当な室内機52に送信する。コントローラ10aが保持する省エネ運用規則は、遠隔管理サーバ20からダウンロードされるものであり、1以上の運転スケジュールを含む。例えば、「ある特定の室内機52に、毎日9時から18時まで、設定温度27℃で、冷房モードでの運転を行わせる。」という運転スケジュールが組まれている場合には、制御部12は、毎日9時になると、起動指令とともに、設定温度を27℃に、運転モードを冷房モードに設定する指令を当該室内機52に送信し、18時までの間にリモコン56操作による設定の変更が検出されると、所定の時間後(例えば、30分後)に同様の指令を再度送信する。運転スケジュールは、室内機52毎にも室内機52のグループ毎にも定義可能である。室内機52に対し運転スケジュールを組む場合には、室内機52のIDを指定すればよいし、室内機52のグループに対し運転スケジュールを組む場合には、グループのIDを指定すればよい。グループとは、例えば、室内機52をその用途(「計算機室用」「事務所用」)等に応じて分類するものである。なお、室内機52上では、コントローラ10aからのものであるか、リモコン56からのものであるかに関わらず、室内機52が受け取った最新の運転指令が優先的に実行される。
(4)遠隔管理サーバ
図3に示すように、遠隔管理サーバ20は、主として通信部21、制御部22、出力部23、入力部24および記憶部25から構成されるサーバコンピュータであり、コントローラ10a,10b,・・・経由でそれぞれ空調設備50a,50b,・・・を監視および制御する機能を有している。遠隔管理サーバ20は、Webサーバ機能を有しており、Webクライアント機能を有する管理端末30に店舗1a,1b,・・・の各種管理画面を提供することができる。
通信部21は、遠隔管理サーバ20をインターネット6に接続可能にするネットワークインターフェースである。
制御部22は、主としてCPU、ROMおよびRAMから構成されており、記憶部25に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、データ収集部22a、違反量導出部22b、分類部22c、エネルギー量算出部22dおよび報告書作成部22eとして動作する。各部22a〜22eの動作については、後述する。
出力部23は、主としてディスプレイおよびスピーカから構成されており、入力部24は、主としてマウスおよびキーボードから構成されている。
記憶部25は、主としてハードディスクから構成されており、機器情報データベース25a、エネルギー情報データベース25b、違反量データベース25c、店舗データベース25d、室内機データベース25eおよび規則データベース25fを記憶している。
コントローラ10a,10b,・・・から送られてくる空調設備50a,50b,・・・の機器情報は、データ収集部22aにより収集され、機器情報データベース25a内に蓄積されてゆく。また、コントローラ10a,10b,・・・から送られてくる室内機52のエネルギー情報も、データ収集部22aにより収集され、エネルギー情報データベース25b内に蓄積されてゆく。つまり、機器情報データベース25aおよびエネルギー情報データベース25bは、空調設備50a,50b,・・・の(つまり、室内機52の)運転実績を格納するデータベースである。機器情報データベース25aおよびエネルギー情報データベース25b内の各種情報は、後述する省エネ活動の報告書の配信サービスのみならず、空調設備50a,50b,・・・における異常を検知する異常検知サービスなどの、遠隔管理サーバ20が提供する各種遠隔管理サービスに利用される。他のデータベース25c〜25fについては、後述する。
(5)管理端末
図4に示すように、管理端末30は、主として通信部31、制御部32、出力部33、入力部34および記憶部35から構成されており、本部3の職員が日常業務に使用する汎用のパーソナルコンピュータである。管理端末30には、Webクライアント機能を有するWebブラウザがインストールされている。本部3の職員は、店舗1a,1b,・・・の各種管理画面を遠隔管理サーバ20から取得し、Webブラウザ上に表示させることにより、店舗1a,1b,・・・の管理を行う。
通信部31は、管理端末30をインターネット6に接続可能するネットワークインターフェースである。制御部32は、主としてCPU、ROMおよびRAMから構成されている。出力部33は、主としてディスプレイおよびスピーカから構成されており、入力部34は、主としてマウスおよびキーボードから構成されている。記憶部35は、主としてハードディスクから構成されている。
(6)報告書が配信されるまでの処理の流れ
以下、図5を参照しつつ、省エネ活動の報告書が本部3の管理端末30に配信されるまでの処理の流れについて説明する。図5は、報告書の作成に関与する4つの要素(空調設備50a,50b,・・・、コントローラ10a,10b,・・・、遠隔管理サーバ20および管理端末30)が実行する処理の時間的関係、および当該要素間で受け渡されるデータの流れを示している。なお、図5では、上から下に時間の流れが規定されている。
本部3の職員は、店舗1a,1b,・・・に(つまり、空調設備50a,50b,・・・に)適用可能な省エネ運用規則を、管理端末30のWebブラウザを介して遠隔管理サーバ20にアップロードする(ステップS1)。アップロードされた省エネ運用規則は、規則データベース25f内に登録される。規則データベース25f内へは、1以上の省エネ運用規則が登録可能になっている。また、本部3の職員は、各店舗1a,1b,・・・に(つまり、各空調設備50a,50b,・・・に)実際に適用する省エネ運用規則を、規則データベース25f内に登録済みの省エネ運用規則の中から1つずつ選択する。当該選択の内容は、店舗データベース25d内に登録される。店舗データベース25dは、図8に示されるような表形式のデータベースであり、各店舗1a,1b,・・・に適用される省エネ運用規則のIDを1のレコードとして保持する。従って、省エネ運用規則は、店舗1a,1b,・・・毎に(つまり、空調設備50a,50b,・・・毎に)異なるものとすることができる。また、店舗データベース25dは、各店舗1a,1b,・・・の名称、営業時間および住所等のデータも保持している。
遠隔管理サーバ20にアップロードされた空調設備50a,50b,・・・の省エネ運用規則は、それぞれコントローラ10a,10b,・・・と遠隔管理サーバ20との定期通信時に、コントローラ10a,10b,・・・にダウンロードされる(ステップS2)。
ところで、上記のとおり、コントローラ10a,10b,・・・は、それぞれ空調設備50a,50b,・・・の機器情報を1分毎に取得している。コントローラ10a,10b,・・・は、当該機器情報に基づいて、30分間隔での遠隔管理サーバ20との定期通信時に、増エネ量および省エネ量を算出する(ステップS3)。
増エネ量とは、直前の30分間の省エネ運用規則に反する空調設備50a,50b,・・・の違反動作のうち、省エネ運用規則よりも増エネルギーに寄与するものを所定のルールに沿って定量化したものである。省エネ量とは、直前の30分間の省エネ運用規則に反する空調設備50a,50b,・・・の違反動作のうち、省エネ運用規則よりも省エネルギーに寄与するものを所定のルールに沿って定量化したものである。当該ルールとしては、違反時間(違反動作が行われていた時間)、原単位に換算された違反時間、違反エネルギー量(違反動作により所定のエネルギー量から増減したエネルギー量)、原単位に換算された違反エネルギー量、およびリモコン56の違反操作の回数などとして算出するというものがある。違反エネルギー量は、例えば、現実の設定温度から省エネ運用規則による設定温度を減じたものを違反時間に乗ずることにより算出可能である。なお、ステップS3では、増エネ量および省エネ量は、室内機52単位で算出される。つまり、ステップS3で算出される増エネ量および省エネ量は、各室内機52についての、ステップS3が前回実行されてから今回実行されるまでの30分間の違反の程度を表す指標となる。また、省エネ運用規則が設定されていない空調設備50a,50b,・・・に含まれる室内機52に関しては、増エネ量および省エネ量は算出不可能なため、算出されない。
その後、コントローラ10a,10b,・・・は、遠隔管理サーバ20との定期通信時に、直前の30分間の機器情報およびエネルギー情報とともに、ステップS3で算出された増エネ量および省エネ量のデータを遠隔管理サーバ20にアップロードする(ステップS4)。
一方、遠隔管理サーバ20は、コントローラ10a,10b,・・・から送られてくる増エネ量および省エネ量のデータを違反量データベース25c内に保存する(ステップS5)。同時に、遠隔管理サーバ20は、コントローラ10a,10b,・・・から送られてくる機器情報およびエネルギー情報を、それぞれ機器情報データベース25aおよびエネルギー情報データベース25b内に保存する(ステップS5)。違反量データベース25cは、図7に示されるような表形式のデータベースであり、室内機52毎かつ期間(時間幅は30分であり、例えば、「2009年1月15日10時から同日10時半」のように定義される)毎の増エネ量および省エネ量を示すデータを1のレコードとして保持する。エネルギー情報データベース25bは、図6に示されるような表形式のデータベースであり、室内機52毎かつ期間(時間幅は30分であり、例えば、「2009年1月15日10時から同日10時半」のように定義される)毎のエネルギー情報を1のレコードとして保持する。また、各レコードには、フラグが付加されている。当該フラグについては、後述する。
ステップS3からステップS5が多数回繰り返されることにより、報告書の作成に十分な量の機器情報、エネルギー情報、ならびに増エネ量および省エネ量のデータがデータベース25a〜25c内に蓄積された後であれば、本部3の職員は、任意のタイミングで、遠隔管理サーバ20に対し報告書の配信を要求することができる(ステップS6)。報告書の配信命令は、報告書の形式を決定する各種パラメータとともに、本部3の職員により管理端末30のWebブラウザを介して遠隔管理サーバ20にアップロードされる。
遠隔管理サーバ20は、報告書の配信の要求があると直ちに、報告書を作成するステップS7を実行する。ステップS7で作成された報告書は、遠隔管理サーバ20から管理端末30にダウンロードされ、Webブラウザ上に表示される(ステップS8)。
(7)報告書の内容
以下、省エネ活動の報告書に掲載される項目について説明する。報告書は、報告書作成部22eにより作成される。
7a)違反量
違反量導出部22bは、特定の期間(前日、今週、先月、今年など)の空調設備50a,50b,・・・全体における増エネ量および省エネ量の相加平均値(以下、違反量)を導出する。特定の期間については、報告書の作成を要求するステップS6において本部3の職員により入力されるパラメータにより決定される。より具体的には、違反量は、違反量データベース25cおよび室内機データベース25eを参照し、特定の期間の、全空調設備50a,50b,・・・に含まれる(つまり、全店舗1a,1b,・・・内の)全室内機52における全増エネ量および全省エネ量の相加平均値を算出することにより導出される。なお、室内機データベース25eは、図9に示されるような表形式のデータベースであり、各室内機52の所属(どの店舗1a,1b,・・・か、およびどのグループか)を示すデータを1のレコードとして保持する。
報告書作成部22eは、違反量導出部22bにより導出された違反量を報告書上に出力する。従って、本部3の職員は、自身が指定した特定の期間の空調設備50a,50b,・・・全体における違反の程度を容易に把握することができる。
7b)空調設備全体におけるエネルギー消費量
エネルギー量算出部22dは、特定の期間の空調設備50a,50b,・・・全体におけるエネルギー消費量(以下、全体エネルギー量)を算出する。より具体的には、全体エネルギー量は、エネルギー情報データベース25bを参照し、特定の期間の、全空調設備50a,50b,・・・に含まれる(つまり、全店舗1a,1b,・・・内の)全室内機52における全エネルギー消費量を加算することにより算出される。全体エネルギー量は、報告書作成部22eにより報告書上に出力される。
7c)特定管理対象におけるエネルギー消費量その他
エネルギー量算出部22dは、特定の期間の特定管理対象におけるエネルギー消費量を算出する。特定管理対象とは、3つの類型A,B,Cの少なくとも1つに分類される室内機52を意味する。分類部22cは、報告書の作成時に、全空調設備50a,50b,・・・に含まれる(つまり、全店舗1a,1b,・・・内の)全室内機52の中の特定管理対象を、類型A,B,Cに分類する。
類型Aとは、省エネ運用規則が設定されていない室内機52を分類するものである。省エネ運用規則が設定されているか否かは、店舗データベース25dおよび室内機データベース25eを参照することにより判断される。より具体的には、店舗データベース25d内に省エネ運用規則のIDが登録されていない店舗に属する室内機52が、類型Aに分類される。分類部22cは、エネルギー情報データベース25b内のレコードであって、類型Aに分類される室内機52における特定の期間のエネルギー消費量を示すものに、「類型A」というフラグを立てる。なお、分類部22cは、管理対象となる室内機52の数と省エネ評価の対象となる室内機52(省エネ運用規則が設定されている室内機52)の数とを比較し、両者の数が異なる場合にのみ、類型Aの室内機52の特定を行うものとする。
類型Bとは、省エネ運用規則が設定されているが、当該省エネ運用規則の対象外となる態様の運転を行った室内機52を分類するものである。例えば、省エネ運用規則が冷房運転および暖房運転のみを定義するものであるにも関わらず、除湿運転を行った室内機52は、類型Bに分類されることになる。また、省エネ運用規則が冷房運転および暖房運転のみを定義するものであるにも関わらず、送風運転を行った室内機52は、類型Bに分類されることになる。室内機52が省エネ運用規則の対象外となる態様の運転を行ったか否かは、機器情報データベース25aを参照し、判断される。分類部22cは、エネルギー情報データベース25b内のレコードであって、類型Bに分類される室内機52における特定の期間のエネルギー消費量を示すものに、「類型B」というフラグを立てる。
類型Cとは、省エネ運用規則が設定されているが、当該省エネ運用規則が省エネの観点から有効に機能しないと予想される室内機52の分類である。室内機52の省エネ運用規則が省エネの観点から有効に機能しないと予想されるか否かは、店舗データベース25d内の「省エネ運用規則ID」フィールドの値と、室内機データベース25e内の「店舗ID」および「グループ」フィールドの値と、省エネ運用規則中の運転スケジュール内に記述されているグループの情報(当該運転スケジュールの適用対象となる室内機52をグループ単位で指定するための情報)とを参照し、判断される。例えば、室内機データベース25e内に「計算機室」に所属するものとして登録されている室内機52であって、「計算機室」用の運転スケジュールが適用されるものは、類型Cに分類される。一般に、計算機室の室内機52に対しては、冷房運転時の設定温度を低くしたり、24時間連続運転を許容したりと、省エネの観点からすると運転スケジュールが緩く設定されることになるからである。分類部22cは、エネルギー情報データベース25b内のレコードであって、類型Cに分類される室内機52における特定の期間のエネルギー消費量を示すものに、「類型C」というフラグを立てる。
エネルギー量算出部22dは、分類部22cによる分類処理の後、4種類のエネルギー消費量を算出する。4種類のエネルギー消費量とは、特定の期間の類型Aの全室内機52におけるエネルギー消費量の総和(以下、エネルギー量A)、特定の期間の類型Bの全室内機52におけるエネルギー消費量の総和(以下、エネルギー量B)、特定の期間の類型Cの全室内機52におけるエネルギー消費量の総和(以下、エネルギー量C)、エネルギー量A、エネルギー量Bおよびエネルギー量Cの合計量(以下、合計エネルギー量)である。エネルギー量A、エネルギー量B、エネルギー量C、合計エネルギー量は、エネルギー情報データベース25bを参照し、それぞれ「類型A」、「類型B」、「類型C」、「類型A」「類型B」「類型C」のいずれかのフラグが付されているエネルギー消費量を加算することにより算出される。エネルギー量A、エネルギー量B、エネルギー量Cおよび合計エネルギー量は、報告書作成部22eにより報告書上に出力される。
さらに、報告書作成部22eは、エネルギー量A、エネルギー量B、エネルギー量Cおよび合計エネルギー量をそれぞれの閾値と比較し、当該閾値を超える場合にはその旨を報告書上に出力する。
また、エネルギー量算出部22dは、エネルギー量A、エネルギー量B、エネルギー量Cおよび合計エネルギー量のそれぞれが全体エネルギー量に占める割合を導出する。上記4つの割合は、報告書作成部22eにより報告書上に出力される。従って、本部3の職員は、特定管理対象におけるエネルギー消費量と、空調設備50a,50b,・・・全体におけるエネルギー消費量とを比較することができる。
さらに、報告書作成部22eは、上記4つの割合をそれぞれの閾値と比較し、当該閾値を超える場合にはその旨を報告書上に出力する。
以上により、本部3の職員は、省エネ運用規則の設定が忘れられているために、違反量の算出に加味されない類型Aの室内機52におけるエネルギー消費量(エネルギー量A)を把握することができる。また、本部3の職員は、不適当な省エネ運用規則が設定されているにも関わらず、違反量の算出に加味される類型B,Cの室内機52におけるエネルギー消費量(エネルギー量B,C)を把握することができる。さらに、本部3の職員は、合計エネルギー量により、違反量を分析する上で例外的に取り扱うことが適当な室内機52(類型A,B,Cの少なくとも1つに分類される室内機52)におけるエネルギー消費量を把握することができる。その結果、本部3の職員は、報告書上に出力される違反量の意味をより正確に理解することができる。
さらに、報告書作成部22eは、類型A,B,Cの少なくとも1つに分類される室内機52が設置されている店舗1a,1b,・・・のリストを、各室内機52がどの類型A,B,Cに分類され、どの店舗1a,1b,・・・内に設置されているのかを明示する態様で報告書上に出力する。
<特徴>
上記実施形態では、全店舗1a,1b,・・・内の全室内機52のうち、省エネ運用規則が設定されていない又は不適当に設定されているものが他と区別され、特定管理対象として分類されるようになっている。さらに、特定管理対象におけるエネルギー消費量(エネルギー量A、エネルギー量B、エネルギー量Cおよび合計エネルギー量)が算出され、様々な態様で報告書上に出力されるようになっている。従って、本部3の職員が、特定管理対象の存在が店舗1a,1b,・・・全体における省エネ活動に与える影響を評価し易くなっている。
<変形例>
(1)
上記実施形態では、空調設備50a,50b,・・・(特に、室内機52)を対象とする省エネ活動の分析を行っているが、上記システム100を、他の設備機器(例えば、照明機器、給湯器)又は空調設備とそのような他の設備機器との組合せを対象とする省エネ活動の分析にも応用することができる。
(2)
上記実施形態では、各室内機52におけるエネルギー消費量がコントローラ10a,10b,・・・で算出されるようになっているが、コントローラ10a,10b,・・・から送られてくる空調設備50a,50b,・・・の機器情報に基づいて遠隔管理サーバ20で算出されるものとしてもよい。
(3)
上記実施形態では、店舗1a,1b,・・・全体を対象として違反量を導出しているが、他の対象、例えば、特定の地域、特定の店舗1a,1b,・・・、特定の室内機52等を対象として違反量を導出するようにしてもよい。なお、他の対象の違反量を導出するためには、当該対象と室内機52との関係を示す情報を保持しておく必要がある。さらに、違反量を導出する対象については、報告書の作成を要求するステップS6において本部3の職員により入力されるパラメータにより決定されるようにしてもよい。
当該変形例では、特定管理対象におけるエネルギー消費量を、違反量を導出する対象に属する特定管理対象のみを対象として算出することが望ましい。
(4)
エネルギー量Bおよびエネルギー量Cを、それぞれ類型Bおよび類型Cの全室内機52における違反量としてもよい。
(5)
上記実施形態では、省エネ運用規則は、店舗1a,1b,・・・毎に異なるものとすることができるようになっており、かつ、省エネ運用規則に含まれる運転スケジュールは、室内機52毎又はグループ毎に異なるものとすることができるようになっている。しかしながら、店舗1a,1b,・・・全体に同じ省エネ運用規則を適用したり、同じ店舗1a,1b,・・・内の全室内機52に同じ運転スケジュールを適用したりすることも可能である。
(6)
上記実施形態では、報告書は、管理端末30からの要求時に、すなわち本部3の職員が所望する任意のタイミングで遠隔管理サーバ20により作成されるものとしたが、定期的に作成されるものとしてもよいし、両方のタイミングで作成されるものとしてもよい。また、報告書の提供の態様も、インターネット6を介するものに限らず、FAX、郵送、その他の手段により提供されるようになっていてもよい。
(7)
増エネ量および省エネ量がコントローラ10a,10b,・・・で算出されるのではなく、コントローラ10a,10b,・・・から送られてくる空調設備50a,50b,・・・の機器情報に基づいて遠隔管理サーバ20で算出されるものとしてもよい。
(8)
上記実施形態では、省エネ運用規則は、遠隔管理サーバ20からコントローラ10a,10b,・・・にダウンロードされるようになっているが、店舗1a,1b,・・・内でコントローラ10a,10b,・・・に直接設定され、コントローラ10a,10b,・・・から遠隔管理サーバ20にアップロードされるようになっていてもよい。
(9)
上記実施形態では、エネルギー消費量、ならびに増エネ量および省エネ量を、空調設備50a,50b,・・・の機器情報に基づいて算出しているが、店舗1a,1b,・・・内に設置される電力計などの検出値に基づいて算出するようにしてもよい。
(10)
エネルギー消費量、ならびに増エネ量および省エネ量を、室内機52単位ではなく、他の単位、例えば、店舗1a,1b,・・・単位(つまり、空調設備50a,50b,・・・単位)、冷媒回路単位で算出してもよい。
(11)
上述した方法に加えて又は代えて、違反量を、増エネ量および省エネ量のうち増エネ量のみ又は省エネ量にのみに基づき算出してもよい。
(12)
違反量からエネルギー量Bを差し引いてもよい。ただし、エネルギー量Bが所定の量よりも少なければ、差し引かないようにしてもよい。エネルギー量Cについても同様である。
(13)
エネルギー量Bに、室内機52単位ではなく、室内機52の部位単位で算出されるエネルギー消費量を含めるようにしてもよい。例えば、省エネ運用規則が冷房運転および暖房運転のみを定義するものであるにも関わらず、送風運転を行った室内機52が存在する場合には、当該室内機52の特に室内ファンのみを類型Bに分類することとし、エネルギー量Bには、当該室内機52におけるエネルギー消費量のうち、当該室内ファンにおけるエネルギー消費量のみを含めることとしてもよい。
(14)
上記変形例は、任意に組み合わせることができる。
本発明は、省エネ運用規則が設定されていない又は不適当に設定されている管理対象の存在が、設備機器群全体の省エネ活動に与える影響を評価することができるという効果を有し、複数の設備機器からなる設備機器群を管理する機器管理システムとして有用である。
1a,1b,・・・ 店舗
10a,10b,・・・ コントローラ(動作命令部)
2 遠隔管理センター
20 遠隔管理サーバ
22 制御部
22a データ収集部(収集部)
22b 違反量導出部(導出部)
22c 分類部
22d エネルギー量算出部(算出部)
22e 報告書作成部(出力部)
3 本部
30 管理端末
50a,50b,・・・ 空調設備
52 室内機(設備機器)
100 店舗管理システム(機器管理システム)
特開2008−145054号公報

Claims (10)

  1. 複数の設備機器(52)からなる設備機器群を管理する機器管理システム(100)であって、
    前記設備機器群の運転実績に関する実績データを収集する収集部(22a)と、
    前記設備機器群に含まれる、省エネ運用規則が設定されていない又は不適当に設定されている前記設備機器およびその部位の少なくとも一方である特定管理対象を分類する分類部(22c)と、
    前記実績データを参照し、前記特定管理対象におけるエネルギー消費量である特定量を算出する算出部(22d)と、
    を備える、機器管理システム。
  2. 前記算出部(22d)は、前記実績データを参照し、前記設備機器群全体におけるエネルギー消費量である全体量をさらに算出し、前記特定量と前記全体量とを比較する比較値を導出する、
    請求項1に記載の機器管理システム(100)。
  3. 前記比較値が所定の範囲を逸脱する否かを判断し、超える場合にはその旨を出力する出力部(22e)、
    をさらに備える、
    請求項2に記載の機器管理システム(100)。
  4. 前記特定量が所定の範囲を逸脱するか否かを判断し、超える場合にはその旨を出力する出力部(22e)、
    をさらに備える、
    請求項1又は2に記載の機器管理システム(100)。
  5. 前記比較値を出力する出力部(22e)、
    をさらに備える、
    請求項2に記載の機器管理システム(100)。
  6. 前記特定量を出力する出力部(22e)、
    をさらに備える、
    請求項1又は2に記載の機器管理システム(100)。
  7. 前記設備機器群に含まれる全部又は一部の前記設備機器に前記省エネ運用規則に従う制御命令を送る動作命令部(10a,10b,・・・)、
    をさらに備える、
    請求項1から6のいずれかに記載の機器管理システム(100)。
  8. 前記特定管理対象には、前記省エネ運用規則の対象外となる態様の動作を行った前記設備機器(52)およびその部位の少なくとも一方が含まれる、
    請求項1から7のいずれかに記載の機器管理システム(100)。
  9. 前記特定管理対象には、前記省エネ運用規則が緩く設定されている前記設備機器(52)が含まれる、
    請求項1から8のいずれかに記載の機器管理システム(100)。
  10. 前記実績データを参照し、前記省エネ運用規則に反する前記設備機器(52)の違反動作を定量的に表す違反量を導出する導出部(22b)、
    をさらに備える、
    請求項1から9のいずれかに記載の機器管理システム(100)。
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