JP2003047072A - 遠隔監視システム - Google Patents

遠隔監視システム

Info

Publication number
JP2003047072A
JP2003047072A JP2001231665A JP2001231665A JP2003047072A JP 2003047072 A JP2003047072 A JP 2003047072A JP 2001231665 A JP2001231665 A JP 2001231665A JP 2001231665 A JP2001231665 A JP 2001231665A JP 2003047072 A JP2003047072 A JP 2003047072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
facility
mobile phone
controller
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001231665A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Sana
憲明 佐名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamatake Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Yamatake Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamatake Building Systems Co Ltd filed Critical Yamatake Building Systems Co Ltd
Priority to JP2001231665A priority Critical patent/JP2003047072A/ja
Publication of JP2003047072A publication Critical patent/JP2003047072A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視システムによって管理している施設の管
理状況が、より詳細にかつ迅速に、関係者に対して伝達
できるようにする。 【解決手段】 警報検出手段132aが異常を検出する
と、まず、警報検出手段132aが検出した異常情報を
もとに、メール制御部132aが、異常が発生した箇所
の情報とともに異常発生を告知する電子メールを作成す
る。メール制御部132aは、所定の電子メールを作成
すると、予め設定されている電話番号の携帯電話107
に対して作成した電子メールを送出する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管理システムによ
り管理されているビルディングなどの施設を、遠隔で監
視する遠隔監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大規模建設物などの施設において
は、空調設備,照明設備,防災防犯設備などを、集中し
て管理する集中管理システムが用いられている。このよ
うな集中管理システムにおいては、各機器および自動制
御の調整作業や、設備の維持保存のための保守作業、ま
た、警報への対応などが、常時最適な状態で行われてい
ることを管理者が把握しておくことが要求される。上記
作業には、多くの人手や専門知識が必要となる。
【0003】このような集中管理システムが導入されて
いる施設が複数存在する場合、各々の施設に各々管理者
や作業者を配置することになり、多くの人手が必要とな
り、管理のためのコストが大きくなる。これに対し、複
数の施設に対して、1つの遠隔監視センターをもうけ、
各々の施設の集中管理装置を遠隔監視センターの遠隔監
視装置で一元管理するシステムがある。この遠隔監視シ
ステムによれば、各々の施設に各々人員を配置する必要
がないため、人員の削減が図れ、管理コストの低減が図
れる。
【0004】また、上記遠隔監視システムでは、管理上
問題が発生した場合、遠隔監視センターより携帯電話な
どにより作業担当者に連絡をするようにしているため、
より柔軟な人員の配置を可能としていた。この場合、作
業担当者は、遠隔監視センターのオペレータより携帯電
話で異常発生の連絡を受け、また、簡単な異常内容を知
らされ、必要な道具・機材を用意して問題の発生した施
設に移動し、発生した問題に対処するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
遠隔監視システムでは、施設に発生した以上の内容が、
口頭により作業担当者に通達されていたため、発生して
いる問題の詳細な状態が、作業担当者には把握できなか
った。このため、作業担当者は、発生した問題に対処す
るための道具・機材を、必要以上に用意して現場に出向
くことになる。また、問題が発生している現場に到達
し、発生している問題を確認した時点で、持参した機材
ではこの問題に対処できず、新たに必要な機材を調達す
る場合もある。このような状況では、迅速な問題解決が
行えない。
【0006】また、管理者が、施設の管理状態の現状を
把握しようとした場合、遠隔監視システムのある遠隔監
視センターに出向く必要があるため、迅速な現状把握が
行えない。本発明は、以上のような問題点を解消するた
めになされたものであり、監視システムによって管理し
ている施設の管理状況が、より詳細にかつ迅速に、関係
者に対して伝達できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一形態における
遠隔監視システムは、管理対象の施設に配設された設備
と、この設備を制御するコントローラと、このコントロ
ーラを監視する監視装置と、コントローラおよび監視装
置と第1のネットワークを介して接続する情報提供サー
バと、この情報提供サーバに接続する第2のネットワー
クと、この第2のネットワークに接続してデータ通信が
可能な携帯電話との情報通信を行う無線基地局とから構
成され、情報提供サーバは、監視装置より第1のネット
ワークに送出された設備の異常を示す警報を検出したら
この警報を通知する電子メールを作成して携帯電話宛に
送出し、携帯電話より送られてきた情報の送出要求を受
け付けて、この送出要求に対応する特定情報を収集して
生成して携帯電話に送出するものである。この遠隔監視
システムによれば、施設の設備に発生した異常は、異常
を告知する電子メールとして携帯電話に送出され、ま
た、この携帯電話からの要求に応じた情報が、携帯電話
に送出される。
【0008】上記遠隔監視システムにおいて、情報提供
サーバは、携帯電話より送られてきたコントローラの設
定内容を変更する指示を受け付け、この受け付けた設定
内容を反映した設定変更指示情報を生成し、この生成し
た設定変更指示情報を第1のネットワークを介してコン
トローラに送出するようにしてもよい。
【0009】本発明の他の形態における遠隔監視システ
ムは、管理対象の施設に配設された設備と、この設備を
制御するコントローラと、このコントローラを監視する
監視装置と、コントローラおよび監視装置と第1のネッ
トワークを介して接続する情報提供サーバと、この情報
提供サーバに接続する第2のネットワークと、この第2
のネットワークに接続してデータ通信が可能な携帯電話
との情報通信を行う無線基地局と、第2のネットワーク
に接続して無線端末との情報通信を行う無線アクセスポ
イントとから構成され、情報提供サーバは、監視装置よ
り第1のネットワークに送出された設備の異常を示す警
報を検出したらこの警報を通知する電子メールを作成し
て携帯電話宛に送出し、無線端末より送られてきた情報
の送出要求を受け付けて、この送出要求に対応する特定
情報を収集して生成して無線端末に送出するものであ
る。この遠隔監視システムによれば、施設の設備に発生
した異常は、異常を告知する電子メールとして携帯電話
に送出され、また、無線端末からの要求に応じた情報
が、無線端末に送出される。
【0010】上記遠隔監視システムにおいて、情報提供
サーバは、無線端末より送られてきたコントローラの設
定内容を変更する指示を受け付け、受け付けた設定内容
を反映した設定変更指示情報を生成し、この生成した設
定変更指示情報をネットワークを介してコントローラに
送出するようにしてもよい。また、上述した遠隔監視シ
ステムにおいて、施設見取り図,設備の運用・点検の予
定情報,設備における過去の異常発生事例や異常対処情
報,および設備の説明情報を備えた情報格納部を有し、
情報生成手段は、情報格納部に格納された情報を収集し
て特定情報を生成する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態
における遠隔監視システムの構成例を示す構成図であ
る。本システムは、まず、複数の施設101が、イント
ラネットなどの専用広域ネットワーク102を介して遠
隔監視センター103に接続している。また、また、遠
隔監視センター103が、バーチャルプライベートネッ
トワーク(VPN)104により、携帯電話ゲートウエ
イ105,無線基地局106に接続し、また、VPNア
クセスポイント(無線アクセスポイント)108に接続
している。
【0012】各施設101には、中央監視装置111が
備えられ、中央監視装置111は、施設101の各設備
を集中して管理している。施設101には、例えば、エ
アハンドリングユニットや室温センサなどを備えた空調
設備115,冷温水発生器やボイラなどの熱源設備11
6,照明設備117,防犯設備118を備えている。こ
れらの設備は、コントローラ114に接続され、コント
ローラ114の制御状態や各設備の状態値などが、ロー
カルエリアネットワーク(LAN)112を介して中央
監視装置111により監視されている。
【0013】中央監視装置111は、各設備の状態を常
時監視し、設備に異常が発生するとこれを検出し、異常
が発生した情報を、送受信部119を介して専用広域ネ
ットワーク102へブロードキャストに送出する。コン
トローラ114は、送受信部119を介して受信した情
報送出指示を受け付けて、指示された内容の情報を送出
する。また、コントローラ114は、送受信部119を
介して受信した設定変更指示を受け付けて、各設備の設
定を変更する。
【0014】遠隔監視センター103は、情報格納部1
31,情報提供サーバ132を備え、各々がLAN13
5により接続され、送受信部133を介して専用広域ネ
ットワーク102に接続している。また、情報提供サー
バ132は、LAN136,送受信部134を介してV
PN104に接続している。なお、無線基地局106,
VPNアクセスポイント108は、複数配置され、無線
により携帯電話107や無線端末109に接続する。従
って、情報提供サーバ132は、携帯電話107,無線
端末109との間で、情報の授受を行うことが可能とな
っている。
【0015】ここで、携帯電話107は、例えば株式会
社エヌ・ティ・ティ・ドコモのiモード携帯電話であ
り、音声通話機能とデータ通信機能,ブラウザ機能など
を備えた携帯端末である。また、携帯電話ゲートウエイ
105は、例えば、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
のiモードゲートウエイであり、無線基地局106は、
例えば、日本電信電話株式会社(NTT)の無線基地局
である。なお、遠隔監視センター103は、VPN10
4により携帯電話ゲートウエイ105に接続する必要は
なく、他の専用ネットワークで接続するようにしても良
い。
【0016】情報格納部131は、各施設101の見取
り図や設備の運用・点検などの予定情報、また、過去の
異常発生事例や異常対処情報、および各設備機器の説明
情報などを備えている。情報提供サーバ132は、警報
検出手段132a,メール制御手段132b,要求受付
手段132c,情報生成手段132d,情報送出手段1
32e,指示受付手段132f,設定送出手段132g
を備えている。
【0017】前述したように、中央監視装置111がブ
ロードキャストに送出した異常発生情報は、専用広域ネ
ットワーク102から送受信部133を介し、遠隔監視
センター103内のLAN135に流れる。警報検出手
段132aは、このLAN135に流れてきた異常発生
情報を検出する。このようにして施設101で発生した
異常を検出した情報提供サーバ132は、つぎに示すよ
うにして携帯電話107や無線端末109に情報を送出
する。
【0018】以下、施設101で発生した異常を検出し
た情報提供サーバ132の動作例について、図2のフロ
ーチャートを用いて説明する。警報検出手段132aが
異常を検出すると、まず、警報検出手段132aが検出
した異常情報をもとに、メール制御部132aが、異常
が発生した箇所の情報とともに異常発生を告知する電子
メールを作成する(ステップS201)。メール制御部
132aは、所定の電子メールを作成すると、予め設定
されている電話番号の携帯電話107に対して作成した
電子メールを送出する(ステップS202)。
【0019】この結果、送出された電子メールは、携帯
電話107に受信され、携帯電話107の表示画面に、
例えば、図3(a)に示すように表示される。送出され
た電子メールの中には、例えば、詳細画面へのリンクが
埋め込まれており、作業者が詳細を知りたい場合は、携
帯電話107を操作し、表示画面に表示されているリン
クを選択することで、自動的に情報提供サーバ132に
ログインすることができる。
【0020】電子メールを送出すると、情報提供サーバ
132では、要求受付手段132cが、送受信部134
を介して情報送出の要求が送られてくるのを、予め設定
された所定時間待機する(ステップS203)。ここ
で、要求受付手段132cは、要求送出元の携帯電話1
07や無線端末109の認証を行うようにしても良い。
例えば、要求の送出を受けるとき、利用者名とこれに対
応するパスワードの送出を受け、これらが予め用意され
ている認証データベースにより認証された場合、以降に
示す情報の送出や指示の受け付けを行うようにしても良
い。
【0021】例えば、送出された電子メールが、図3
(a)に示したように、携帯電話107の表示画面に表
示された後、作業者が表示画面に表示されているリンク
を選択すると、情報の要求が携帯電話107より情報提
供サーバ132に対して送出される。この要求を受けた
情報提供サーバ132は、図3(b)に示すような、利
用者名(ログイン名)とパスワードの送出を要求する画
面情報を生成し、これを携帯電話107に対して送出す
る。この後、ログイン名と利用者名とが、携帯電話10
7より送出されれば、情報提供サーバ132は、これを
受信して認証を行う。
【0022】以上のことにより、要求受付手段132c
が、情報送出の要求を受け付けると(ステップS20
3)、情報生成手段132dが、要求された内容の情報
を生成する(ステップS204)。情報生成手段132
dは、例えば、HTML(Hyper Text Markup Languag
e)や、XML(Extensible Markup Language)などの
マークアップ言語およびJava(R)言語などを用いて、送
出する画面情報などを生成する。
【0023】このようにして、情報生成手段132dが
送出情報を生成すると、情報送出手段132eが、要求
元の携帯電話107や無線端末109に、生成した情報
を送出する(ステップS205)。送出された情報は、
例えば、送受信部134−VPN104−携帯電話ゲー
トウエイ105−無線基地局106を介して携帯電話1
07に到達する。携帯電話107に送られた上記情報
は、携帯電話107のブラウザにより閲覧可能な状態と
なる。送られた情報が携帯電話107で受け取られる
と、携帯電話107では、例えば、図3(c)に示すよ
うに、画面が表示される。図3(d)では、グループリ
ストが送られてきた結果を示している。
【0024】以上のようにして、初期の情報を送出した
情報提供サーバ132は、要求受付手段132cが、つ
ぎの情報送出要求の有無を確認し(ステップS20
6)、また、指示受付手段132fが、設定変更などの
指示の有無を確認する(ステップS207)。例えば、
携帯電話107が電子メールを受けた後、リンクを利用
せず他の方法で携帯電話107を情報提供サーバ132
にアクセスさせた場合、情報提供サーバ132は、前述
したように、ログイン名とパスワードの送出を要求する
画面情報を生成し、これを携帯電話107に対して送出
する(図3(d))。
【0025】この後、携帯電話107より、ログイン名
と利用者名とが送出され、情報提供サーバ132がこれ
を認証すれば、情報提供サーバ132は、図3(e)に
示すようなメインメニューを示す画面情報を生成し、携
帯電話107に対して送出する。このことにより、情報
送出要求元の携帯電話107には、図3(e)に示すメ
インメニューの画面が表示されている。この後、携帯電
話107を所持している作業者が、表示されているメニ
ューの中で、所望の項目を選択することで、携帯電話1
07からは新たな情報送出要求が情報提供サーバ132
に対して送出される。例えば、作業者は、グループリス
トを表示させる項目を選択すると、携帯電話電話107
より、グループリストの画面に関する要求が、情報提供
サーバ132に対して送出される。
【0026】要求受付手段132cが、以上のような項
目が選択されたことによる新たな情報送出要求を受け付
けると(ステップS206)、情報生成手段132d
は、選択された項目に対応する内容の情報を、コントロ
ーラ114や情報格納部131より収集して生成する
(ステップS204)。情報が生成されると、情報送出
手段132eが、先述したように、要求元の携帯電話1
07や無線端末109に、生成した情報を送出する(ス
テップS205)。
【0027】情報生成手段132dは、前述と同様に、
例えばマークアップ言語やJava(R)言語で、収集した情
報が携帯電話107や無線端末109のブラウザで閲覧
できる状態に送出情報を構成する。例えば、図3(f)
に示すように携帯電話107で表示される画面情報を構
成して送出する。この結果、携帯電話107では、図3
(g)に示すようなグループリストの画面が表示され
る。
【0028】この後、情報提供サーバ132では、再
び、要求受付手段132cが、つぎの情報送出要求の有
無を確認し(ステップS206)、また、指示受付手段
132fが、設定変更などの指示の有無を確認する(ス
テップS207)。前述したように、例えば情報送出要
求元の携帯電話107には、先に送出したグループリス
トより選択された項目に関する情報などが表示されてい
る。ここで、携帯電話107を所持している作業者が、
グループリスト中より所定の対象を選択した後、再度送
出され発停停操作画面(図3(h))において、設定変
更指示の指示送出部を選択することなどにより、携帯電
話107から設定変更の指示が情報提供サーバ132に
対して送出される。
【0029】この場合、指示受付手段132fが、設定
変更の指示を受け付ける(ステップS207)。次い
で、設定送出手段132gが、設定変更を行う対象の施
設101のコントローラ114に対応したプロトコルで
設定変更指示情報を生成し、これを対象の施設101の
コントローラ114に送出する(ステップS208)。
このことにより、施設101におけるコントローラ11
4の、所定の設備に対する制御内容が変更される。
【0030】この後、例えば、上記作業者が変更した設
定の内容を確認したい場合、携帯電話107を用いて情
報送出の要求を出せば、ステップS206,ステップS
204,ステップS205により、変更された情報が携
帯電話107に送出され、これにより変更内容を確認す
ることが可能となる。以上のことにより、作業者が必要
とする情報を入手すると、要求受付手段132c,指示
受付手段132fによる受け付けが無くなるので(ステ
ップS206,ステップS207)、情報提供サーバ1
32は一連の動作を終了する。
【0031】ここで、情報提供サーバ132からは、要
求受付手段132cが受け付けた要求情報に対応し、以
下に示す情報の送出や、指示の受け付けが可能である。
まず、情報生成手段132dは、各施設101毎,コン
トローラ114毎に、管理状態を示す情報を送出でき
る。この情報は、情報生成手段132dが、各コントロ
ーラ114より情報を収集し、例えばリスト形式に生成
する。また、情報生成手段132dは、示された情報各
々に関連する詳細な情報の送出指示を要求受付手段13
2cに対して発信する機能や、所望のコントローラ11
4の設定内容を変更する指示を指示受付手段132fに
対して発信する機能などを、上記各管理情報を示す情報
に付加することもできる。
【0032】また、情報生成手段132dは、警報の確
認/未確認に関する情報や、警報に対する処置状況に関
する情報や、各施設101における管理・点検計画など
の情報など、情報格納部131に格納されている情報を
生成できる。また、情報生成手段132dは、例えばコ
ントローラ114より、現時点における施設101の温
度や照明の状態など最新の管理情報を収集し、これらを
トレンドグラフなどにして表示できる情報を生成でき
る。また、情報格納部131に格納されている施設10
1の平面図などを取り出し、これと上記最新の管理情報
とを組み合わせたサマリグラフを生成できる。当然なが
ら、情報送出手段132aは、携帯電話107や無線端
末109より要求されれば、情報生成手段132dが生
成した上述の情報を送出する。
【0033】また、情報生成手段132dは、情報格納
部131に格納されている、過去の異常発生事例や異常
対処情報、および各設備機器の説明情報なども、送出す
る情報として生成できる。従って、情報提供サーバ13
2によれば、携帯電話107や無線端末109を用いる
ことで、遠隔地で上述した情報の収集や、コントローラ
114における設定内容の変更などを行うことが可能と
なる。
【0034】なお、情報提供サーバ132は、例えば、
CPU,主メモリ,外部記憶装置などをバス接続したサ
ーバコンピュータであり、管理対象の施設に配設された
設備を制御するコントローラを監視する監視装置より送
出された設備の異常を示す警報をネットワークを介して
検出する処理と、検出した警報を通知する電子メールを
作成して作成した電子メールを予め用意されているアド
レスの携帯電話宛に送出する処理と、無線端末より送ら
れてきた情報の送出要求を受け付ける処理と、受け付け
た情報の送出要求に対応する特定情報を収集して生成す
る処理と、この生成した特定情報を無線端末に送出する
機能と、無線端末より送られてきたコントローラの設定
内容を変更する指示を受け付ける機能と、この受け付け
た設定内容を反映した設定変更指示情報を生成して生成
した設定変更指示情報をネットワークを介してコントロ
ーラに送出する機能とを、上記CPUに実行させるため
のプログラムを外部記憶装置に備えたものとし、このプ
ログラムを実行することで、前述した動作を行わせるよ
うにしても良い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
施設の設備に発生した異常は、異常を告知する電子メー
ルとして携帯電話に送出され、また、要求に応じた情報
が、無線端末に送出されるようにしたので、監視システ
ムによって管理している施設の管理状況が、より詳細に
かつ迅速に、関係者に対して伝達できるようになるとい
うすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における遠隔監視システ
ムの構成例を示す構成図である。
【図2】 図1の情報提供サーバ132の動作例を説明
するためのフローチャートである。
【図3】 情報提供サーバ132より送出される画面情
報の例を示す説明図である。
【符号の説明】
101…施設、102…専用広域ネットワーク、103
…遠隔監視センター、104…バーチャルプライベート
ネットワーク(VPN)、105…携帯電話ゲートウエ
イ、106…無線基地局、107…携帯電話、108…
VPNアクセスポイント、109…無線端末、111…
中央監視装置、112…ローカルエリアネットワーク
(LAN)、114…コントローラ、115…空調設
備、116…熱源設備、117…照明設備、118…照
明設備、119…送受信部、131…情報格納部、13
2…情報提供サーバ、132a…警報検出手段、132
b…メール制御手段、132c…要求受付手段、132
d…情報生成手段、132e…情報送出手段、132f
…指示受付手段、132g…設定送出手段、133,1
34…送受信部、135,136…LAN。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/08 G08B 25/08 A 25/10 25/10 D H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 H04N 7/173 630 H04N 7/173 630 Fターム(参考) 5C064 BA05 BB06 BC20 BD05 BD10 5C087 AA02 AA03 AA09 AA10 AA24 AA25 BB12 BB20 BB46 BB65 BB73 BB74 DD08 DD33 EE05 EE14 FF01 FF02 FF16 FF19 FF23 GG67 5K048 AA05 BA51 DA07 DC01 DC07 EB12 EB13 HA03 5K101 KK13 LL02 LL05 LL12 MM04 MM05 MM06 MM07 NN18 NN22 NN25 PP05 QQ02 RR12 RR21 TT06 UU17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理対象の施設に配設された設備と、 この設備を制御するコントローラと、 このコントローラを監視する監視装置と、 前記コントローラおよび前記監視装置と第1のネットワ
    ークを介して接続する情報提供サーバと、 この情報提供サーバに接続する第2のネットワークと、 この第2のネットワークに接続してデータ通信が可能な
    携帯電話との情報通信を行う無線基地局とから構成さ
    れ、 前記情報提供サーバは、 前記監視装置より前記第1のネットワークに送出された
    前記設備の異常を示す警報を検出したらこの警報を通知
    する電子メールを作成して前記携帯電話宛に送出し、 前記携帯電話より送られてきた情報の送出要求を受け付
    けて、この送出要求に対応する特定情報を収集して生成
    して前記携帯電話に送出することを特徴とする遠隔監視
    システム。
  2. 【請求項2】 管理対象の施設に配設された設備と、 この設備を制御するコントローラと、 このコントローラを監視する監視装置と、 前記コントローラおよび前記監視装置と第1のネットワ
    ークを介して接続する情報提供サーバと、 この情報提供サーバに接続する第2のネットワークと、 この第2のネットワークに接続してデータ通信が可能な
    携帯電話との情報通信を行う無線基地局と、 前記第2のネットワークに接続して無線端末との情報通
    信を行う無線アクセスポイントとから構成され、 前記情報提供サーバは、 前記監視装置より前記第1のネットワークに送出された
    前記設備の異常を示す警報を検出したらこの警報を通知
    する電子メールを作成して前記携帯電話宛に送出し、 前記無線端末より送られてきた情報の送出要求を受け付
    けて、この送出要求に対応する特定情報を収集して生成
    して前記無線端末に送出することを特徴とする遠隔監視
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の遠隔監視システムにおい
    て、 前記情報提供サーバは、 前記携帯電話より送られてきた前記コントローラの設定
    内容を変更する指示を受け付け、この受け付けた前記設
    定内容を反映した設定変更指示情報を生成し、この生成
    した設定変更指示情報を前記第1のネットワークを介し
    て前記コントローラに送出することを特徴とする遠隔監
    視システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の遠隔監視システムにおい
    て、 前記情報提供サーバは、 前記無線端末より送られてきた前記コントローラの設定
    内容を変更する指示を受け付け、 この受け付けた前記設定内容を反映した設定変更指示情
    報を生成し、この生成した設定変更指示情報を前記第1
    のネットワークを介して前記コントローラに送出するこ
    とを特徴とする遠隔監視システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4いずれか1項に記載の遠隔
    監視システムにおいて、 前記施設見取り図,前記設備の運用・点検の予定情報,
    前記設備における過去の異常発生事例や異常対処情報,
    および前記設備の説明情報を備えた情報格納部を有し、 前記情報生成手段は、前記情報格納部に格納された情報
    を収集して前記特定情報を生成することを特徴とする遠
    隔監視システム。
JP2001231665A 2001-07-31 2001-07-31 遠隔監視システム Pending JP2003047072A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001231665A JP2003047072A (ja) 2001-07-31 2001-07-31 遠隔監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001231665A JP2003047072A (ja) 2001-07-31 2001-07-31 遠隔監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003047072A true JP2003047072A (ja) 2003-02-14

Family

ID=19063687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001231665A Pending JP2003047072A (ja) 2001-07-31 2001-07-31 遠隔監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003047072A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009027264A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Shoei Gas Kk ライブ動画遠隔監視システム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08212482A (ja) * 1995-02-06 1996-08-20 Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk ビル管理システム
JPH10320033A (ja) * 1997-05-21 1998-12-04 Mitsubishi Electric Corp 設備監視システム及び設備監視方法
JPH1188409A (ja) * 1997-09-03 1999-03-30 Yamatake Honeywell Co Ltd 施設管理装置
JPH11351560A (ja) * 1998-06-12 1999-12-24 Yamatake Corp 燃焼制御機器データ収集システム、遠隔監視装置および燃焼制御機器
JP2001014026A (ja) * 1999-06-30 2001-01-19 Matsushita Electric Works Ltd 運転管理装置、運転管理システム、運転管理装置のプログラムを記録した記録媒体
JP2001117629A (ja) * 1999-10-18 2001-04-27 Toshiba Corp イベント通知システム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08212482A (ja) * 1995-02-06 1996-08-20 Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk ビル管理システム
JPH10320033A (ja) * 1997-05-21 1998-12-04 Mitsubishi Electric Corp 設備監視システム及び設備監視方法
JPH1188409A (ja) * 1997-09-03 1999-03-30 Yamatake Honeywell Co Ltd 施設管理装置
JPH11351560A (ja) * 1998-06-12 1999-12-24 Yamatake Corp 燃焼制御機器データ収集システム、遠隔監視装置および燃焼制御機器
JP2001014026A (ja) * 1999-06-30 2001-01-19 Matsushita Electric Works Ltd 運転管理装置、運転管理システム、運転管理装置のプログラムを記録した記録媒体
JP2001117629A (ja) * 1999-10-18 2001-04-27 Toshiba Corp イベント通知システム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009027264A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Shoei Gas Kk ライブ動画遠隔監視システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4455170B2 (ja) ネットワーク家電制御システム
EP1794902B1 (en) Secure control of wireless sensor network via the internet
KR101371057B1 (ko) 중계 통신 시스템 및 액세스 관리 장치
JP4377644B2 (ja) 家電遠隔制御システム、サービス提供サーバ及び家電遠隔制御方法
JP4266558B2 (ja) 空調設備管理システム
JP2007034507A (ja) 無線を利用した機器の診断方法、装置及びプログラム
JP5107631B2 (ja) 警備システム
JP2003044968A (ja) 情報提供サーバ
WO2002037880A1 (en) Remote controlling system and method
JP2003005827A (ja) 遠隔監視システム
JP2003047072A (ja) 遠隔監視システム
JP3866523B2 (ja) 警報監視装置および警報監視方法
JP2005242877A (ja) ネットワーク家電システム
JP2002099975A (ja) 遠隔監視システム
JP3981349B2 (ja) 遠隔操作システム
KR20020076806A (ko) 홈 오토메이션용 인터넷 서버 시스템
JP5274336B2 (ja) 遠隔作業工程管理システム
JP2009284250A (ja) 宅内監視制御システム、宅内監視制御方法、および監視制御装置
JP2002271524A (ja) 燃焼制御機器警報監視システムおよび遠隔監視装置
JP2005184549A (ja) 自動化設備の遠隔制御システム、遠隔制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002279094A (ja) 無線リモートメンテナンスシステム
JP6051512B2 (ja) 通信システム及びセンター装置
JP2003051895A (ja) プラント監視システム及びプラント監視プログラム
JP2007011542A (ja) ネットワーク管理システム、ネットワーク管理装置及びネットワーク管理方法
JP2019190690A (ja) 温水機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050810

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050920