JP2001014002A - マイコンの動作停止時のバックアップ方法及びマイコンのバックアップ装置及び自動車用パワーウインドウ制御装置 - Google Patents

マイコンの動作停止時のバックアップ方法及びマイコンのバックアップ装置及び自動車用パワーウインドウ制御装置

Info

Publication number
JP2001014002A
JP2001014002A JP11186162A JP18616299A JP2001014002A JP 2001014002 A JP2001014002 A JP 2001014002A JP 11186162 A JP11186162 A JP 11186162A JP 18616299 A JP18616299 A JP 18616299A JP 2001014002 A JP2001014002 A JP 2001014002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcomputer
backup
voltage
pull
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11186162A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Kawamura
佳浩 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP11186162A priority Critical patent/JP2001014002A/ja
Publication of JP2001014002A publication Critical patent/JP2001014002A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用パワーウインドウ制御装置などにお
いて、マイコンの一時的な暴走と水没の場合のそれぞれ
において最適なバックアップができるようにする。 【解決手段】 マイコン本体20に供給される電源を電
源モニタ70で監視し、その電源電圧(+5V)が所定
電圧(+4V)を下回ると、マイコン本体20の動作の
有無に関わらずリセット信号を出力してマイコン本体2
0をリセットし、また同時にバックアップ回路60を作
動させて手動操作スイッチ11の操作を有効にして、プ
ルアップ(引き上げ;閉じる)またはプルダウン(引き
下げ;開く)に対応したモータMの駆動制御を行えるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイコンの動作停止時
のバックアップ方法及びマイコンのバックアップ装置及
び自動車用パワーウインドウ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通称マイコンによる電子制御は一
般産業機器の広い分野にわたっている。なかでも自動車
の総合電子制御、そして移動通信機器の電子制御は飛躍
的な進展をみている。反面、マイコン制御が電磁波の影
響を受けたり、雨水浸水や水災害による冠水などでマイ
コン自体が異常を発生し易い環境にある。例えば、自動
車ドアのウインドウシールドガラス(以下、窓ガラスと
いう)をモータを駆動源にして自動開閉するパワーウイ
ンドウ装置の場合も例外ではない。そのような環境下で
マイコンに異常が発生すると、予測し得ないさまざまな
弊害を生じる。パワーウインドウ装置において、マイコ
ン異常時にそれをバックアップして安全を確保すること
に目標をおいた以下の技術が提案されている。
【0003】従来のパワーウインドウ装置のバックアッ
プ装置として、水没や故障によるマイコン動作停止時
に、ウォッチドックタイマの動作を停止させて、そのリ
セット出力をハイインピーダンスにすることで、マイコ
ンにリセットをかけるのを止めさせるようにしたものが
ある。水没や故障によるマイコン動作停止時にウォッチ
ドックタイマのリセット出力をハイインピーダンスする
のは次の理由からである。すなわち、水没や故障による
マイコン動作停止時に、マイコンにリセットをかけるの
を止めさせなければ、ウォッチドックタイマのリセット
出力が周期的にHi/Lowを繰り返すことになるの
で、手動操作による窓ガラスのアップ/ダウンを可能と
するバックアップ回路の駆動条件として使用できないか
らである。つまり、バックアップ回路は、ウォッチドッ
クタイマのリセット出力がLowレベルの時即ちマイコ
ンにリセットがかけられた時だけ手動操作による窓ガラ
スのアップ/ダウンが可能となるので、リセット出力が
周期的にHi/Lowを繰り返してしまうと実用レベル
でのアップ/ダウン操作はできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のバックアップ装置にあっては、解決すべき次の問題
点が残されている。それは、水没や故障ではなく一時的
なマイコン暴走の場合でもウォッチドックタイマのリセ
ット出力がハイインピーダンスになるので、一度でもマ
イコンが暴走すると、正常動作に復帰させることができ
ず、バックアップ装置によるバックアップ動作即ち手動
操作による窓ガラスのアップ/ダウン動作のみとなって
しまうという点である。この場合、イグニッションキー
をオフにすることで、パワーウィンドウ装置への電源供
給を停止する方式では、イグニッションキーをオフ/オ
ン操作することによって、マイコンをリセットして正常
動作に復帰させることは可能であるが、バッテリ系より
直に電源供給する方式では、バッテリを装置から外さな
ければマイコンをリセットすることができない。
【0005】したがって、実機搭載後の実用性を配慮す
ると、マイコンの一時的な暴走による動作停止と水没に
よる動作停止に対応するフェイルセーフ制御は、これら
のいずれの状態にあるかを判断して対応することが望ま
しい。すなわち、水没してマイコンが完全に動作を停止
した場合に窓ガラスの開閉動力源であるモータの駆動を
停止させるのではなく、車体各ドアの窓ガラス開閉スイ
ッチが、プルアップ(引き上げ;閉じる)のオン状態に
なっているか、あるいはプルダウン(引き下げ;開く)
のオン状態になっていれば、その状態に対応したモータ
の駆動制御を行うことができるようにする必要がある。
【0006】したがって、本発明の目的は、マイコンの
一時的な暴走による動作停止の場合と水没や故障による
完全動作停止の場合のそれぞれにおいて、マイコンの制
御対象に対して最適なバックアップができるマイコンの
動作停止時のバックアップ方法及びマイコンのバックア
ップ装置及び自動車用パワーウインドウ制御装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明によるマイコンの動作停止時のバック
アップ方法は、マイコンに供給する電圧が予め設定した
電圧以下になると、前記マイコンが行う制御をそれに代
わって行うバックアップ手段を動作させることを特徴と
する。
【0008】本発明によれば、水没によってマイコンに
供給される電圧が低下し、設定値以下になると、バック
アップ手段を動作させて、マイコンが行う制御を代わっ
て行わせる。したがって、水没した場合でもマイコンの
制御対象を継続して制御することが可能となる。
【0009】請求項2記載の発明によるマイコンの動作
停止時のバックアップ方法は、マイコンから出力される
パルス信号の周波数が所定の周波数範囲外になると、前
記マイコンを定期的にリセットするマイコンの動作停止
時のバックアップ方法において、前記マイコンに供給す
る電圧が予め設定した電圧以下になると、前記マイコン
に供給する電圧が前記設定電圧以下になっている間だけ
継続して前記マイコンが行う制御をそれに代わって行う
バックアップ手段を動作させることを特徴とする。
【0010】本発明によれば、マイコンが制御対象に対
して制御を行っている最中に一時的に暴走した場合には
正常に復帰するまで定期的にリセットをかけ、マイコン
が水没した場合にはバックアップ手段を動作させて、マ
イコンが行う制御を代わって行わせる。したがって、マ
イコンの一時的な暴走と水没のそれぞれにおいて、マイ
コンの制御対象に対して最適なバックアップが可能とな
る。
【0011】請求項3記載の発明によるマイコンのバッ
クアップ装置は、マイコンが行う制御をそれに代わって
行うバックアップ手段と、装置に供給される電源から前
記マイコンに必要な電源を生成する電源生成手段と、こ
の電源生成手段の出力電圧を監視し、その電圧が予め設
定した電圧以下になると前記バックアップ手段を動作さ
せ、更にその動作を前記電源生成手段の出力電圧が前記
設定電圧以下になっている間だけ継続させる電源監視手
段とを備えたことを特徴とする。
【0012】本発明によれば、水没によってマイコンに
供給される電圧が低下し、設定値以下になると、マイコ
ンをリセットして動作を停止させて、マイコンが行う制
御を代わって行わせる。したがって、水没した場合でも
マイコンの制御対象を継続して制御することが可能とな
る。
【0013】請求項4記載の発明によるマイコンのバッ
クアップ装置は、マイコンが行う制御をそれに代わって
行うバックアップ手段と、前記マイコンの外部に設けら
れ、前記マイコンから出力されるパルス信号を監視し、
そのパルス信号の周波数が所定の周波数範囲外になる
と、前記マイコンを定期的にリセットする外部マイコン
監視手段と、装置に供給される電源から前記マイコンに
必要な電源を生成する電源生成手段と、この電源生成手
段の出力電圧を監視し、その電圧が予め設定した電圧以
下になると前記バックアップ手段を動作させ、更にその
動作を前記電源生成手段の出力電圧が前記設定電圧以下
になっている間だけ継続させる電源監視手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0014】本発明によれば、マイコンから出力される
パルス信号を監視し、その周波数が所定の周波数範囲外
になると、正常に復帰するまで定期的にリセットをかけ
る。水没によってマイコンに供給する電圧が低下して設
定値以下になった場合には、マイコンをリセットして動
作を停止させて、マイコンが行う制御を代わって行わせ
る。したがって、マイコンの一時的な暴走と水没のそれ
ぞれにおいて、マイコンの制御対象に対して最適なバッ
クアップが可能となる。
【0015】請求項5記載の発明によるマイコンのバッ
クアップ装置は、前記装置に供給される電源から前記設
定電圧以下でかつ前記バックアップ手段の作動を維持で
きる電源を生成するバックアップ電源生成手段を備えた
ことを特徴とする。本発明によれば、マイコンに供給さ
れる電圧がバックアップ手段の作動電圧以下まで低下し
ても、バックアップ手段の作動を維持する電圧がバック
アップ手段に供給されるので、バックアップ手段を常に
正常に作動させることが可能となり、信頼性の高いバッ
クアップ装置を提供することができる。
【0016】請求項6記載の発明による自動車用パワー
ウインドウ制御装置は、請求項3乃至5記載のマイコン
のバックアップ装置を備えたことを特徴とする。本発明
によれば、請求項3乃至5記載のマイコンのバックアッ
プ装置を備えるので、水没した場合でも窓ガラスのアッ
プ/ダウン操作が可能な自動車用パワーウインドウ制御
装置を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は本発明による自動車用パワー
ウインドウ制御装置の実施の形態の構成を示すブロック
図である。この図において、この実施の形態の自動車用
パワーウインドウ制御装置1は、自動車ドアの各窓ガラ
スを開閉操作するための手動式および自動式の両操作ス
イッチ11、15からなるスイッチユニット10を備え
ている。前述のように、少なくとも運転席ドア用のスイ
ッチユニット10は、手動式と自動式の両操作スイッチ
11、15を備えている。
【0018】すなわち、運転者または同乗者によってス
イッチ操作が行われると、窓ガラス開閉動力源の直流モ
ータMが正転方向または逆転方向に起動し、その回転動
力がガラス昇降機構であるアクチュエータ(図示せず)
に伝動される。ガラス昇降機構はアクチュエータの作動
を受けて、窓ガラスをプルアップ動作して閉じ、または
プルダウン動作して開くための装置である。手動式操作
スイッチ11は、これを手動で操作し続けている間だけ
直流モータMが起動し、窓ガラスを途中位置まで開閉し
たり、あるいは全閉/全開方向へプルアップ/プルダウ
ン動作を続行するときの操作用である。この手動操作ス
イッチ11は、アース接地されて常にニュートラル位置
に保持された可動接点12と、この可動接点12に手動
による選択的な切替操作で接続させるプルアップ用とプ
ルダウン用の各固定接点13、14からなっている。
【0019】自動操作スイッチ15は、これを一度スイ
ッチ操作すると、窓ガラスが下限の全開位置または上限
の全閉位置で停止するまでプルアップ/プルダウン動作
させるための操作用である。この自動操作スイッチ15
もまたアース接地されて常にニュートラル位置に保持さ
れた可動接点16と、この可動接点16に手動による選
択的な切替操作で接触させるプルアップ用とプルダウン
用の各固定接点17、18からなっている。また、本制
御装置1は、スイッチユニット10と直流モータMとの
間にマイコン本体20、このマイコン本体20の動作が
正常/異常かを監視するマイコン監視手段としてのウォ
ッチドックタイマ30、そして切替リレー回路40など
を互いに電気的に接続して備えている。
【0020】マイコン本体20は、CPU、メモリおよ
びI/Oポートなどからなって、定電圧源5V(ボル
ト)に接続されている。CPUは制御部や演算部からな
り、その制御部に入力端子21、22、23から、スイ
ッチユニット10の手動または自動操作スイッチ11、
15を切替操作したスイッチ信号が入力される。また、
制御部は、ウォッチドックタイマ30にパルス信号を入
力するパルス出力端子24と、ウォッチドックタイマ3
0から制御部にリセット信号が入力されるリセット端子
25と、制御信号をプルアップ用とプルダウン用のそれ
ぞれリレー駆動用トランジスタTr1、Tr2の各ベー
スに入力する出力端子26、27とを有している。
【0021】ウォッチドックタイマ30は、入力端子3
1および出力端子32を有しており、それらの端子でマ
イコン本体20の制御部との間で信号が入出力可能とな
っている。この場合のウォッチドックタイマ30は、マ
イコン本体20の制御部のパルス出力端子24から出力
されたパルス信号を受け取り、その周波数の適否を監視
する。一般にウォッチドックタイマは、特定条件時にシ
ステム全体またはその一部を停止させる機能を有するも
のとして用いられる。ここでは、ウォッチドックタイマ
30は、半導体ICによる制御回路などからなってい
て、マイコン本体10からの出力パルスが所定の周波数
範囲に入っているか否かを検出可能となっている。その
検出信号に基づいて、ウォッチドックタイマ30はマイ
コン本体10が正常か異常かを判断する。
【0022】切替リレー回路40は、プルアップ用とプ
ルダウン用の各切替リレー40A、40Bを有してい
る。プルアップ用の切替リレー40Aは、リレーコイル
41と、可動接点42および二つの固定接点43、44
からなっている。同じくプルダウン用切替リレー40B
は、リレーコイル45と、可動接点46および二つの固
定接点47、48からなっている。リレーコイル41、
45の一端は例えば定電圧源5Vに接続されている。プ
ルアップ用の切替リレー40Aの固定接点43と、プル
ダウン用の切替リレー40Bの固定接点47とは互いに
接続され、イグニッションスイッチ50を介して車載電
源のバッテリ(図示せず)に接続されている。また、も
う一方のプルアップ側とプルダウン側の両固定接点4
4、48は互いに接続され、アース接地されている。
【0023】ここで、上記リレー駆動トランジスタTr
1、Tr2はいずれもNPN型であり、それらの各コレ
クタが対応するプルアップ用とプルダウン用の各リレー
コイル41、45に接続されている。すなわち、リレー
駆動トランジスタTr1、Tr2はそれらのベースにマ
イコン本体20の制御部の出力端子26、27から制御
信号が入力されると、オン状態にバイアスされる。そう
したスイッチング作用により、切替リレー回路40のプ
ルアップ用とプルダウン用の各切替リレー40A、40
Bのいずれかが作動する。切替リレー40A、40Bの
一方が作動すると、電源バッテリから負荷の直流モータ
Mに通電オンとなり、直流モータMの正逆いずれかの方
向への回転起動によって、窓ガラスをプルアップ/プル
ダウン動作させる。したがって、ウォッチドックタイマ
30の出力端子からの信号は、マイコン本体20のリセ
ット入力端子25に対してリセット信号として出力され
る。
【0024】一方、バックアップ回路60は、その主体
となるバックアップ用のPNP型トランジスタTr3を
有している。このバックアップトランジスタTr3のベ
ースは、抵抗R1を介して+5Vの電源電圧をモニタす
る電源モニタ70に接続されている。バックアップトラ
ンジスタTr3のベースおよびエミッタ間には、バイア
ス抵抗R2が接続されている。バックアップトランジス
タTr3のコレクタは、抵抗R3とR4、そしてダイオ
ードD1とD2をそれぞれ介して手動操作スイッチ11
のプルアップ用とプルダウン用の二つの固定接点13、
14に接続されている。なお、ダイオードD1、D2を
設けた理由は、整流作用と相まって、スイッチユニット
1側から外乱信号が入ることにより、バックアップ回路
60が誤作動するのを防止するためである。
【0025】さらに、バックアップトランジスタTr3
のコレクタは、上記抵抗R3、R4を介してプルアップ
用とプルダウン用のリレー駆動トランジスタTr1、T
r2の各ベースに接続されている。それにより、バイア
スを加えたときのバックアップトランジスタTr3のコ
レクタ電流をリレー駆動用トランジスタTr1、Tr2
のベースに供給可能となる。上記電源モニタ70は、電
源バッテリの電圧+Bを+5Vに降圧する電源回路80
の出力電圧を監視するものであり、その電源回路80の
出力電圧が予め設定された電圧例えば+4V以下になる
と、常時Hiレベルの出力がLowレベルとなり、これ
がリセット信号として出力される。
【0026】このリセット信号はバックアップトランジ
スタTr3のバイアスとなり、バックアップトランジス
タTr3はオン状態となる。バックアップトランジスタ
Tr3がオン状態となると、そのコレクタ電流がリレー
駆動用トランジスタTr1、Tr2のベースに供給され
る。また、電源モニタ70の出力がLowレベルとなる
ことで、マイコン本体20の動作の有無に関わらず、マ
イコン本体20にリセット信号が入力されてリセットが
かかる。バックアップトランジスタTr3がオン状態と
なると、手動操作スイッチ11の操作が有効になり、プ
ルアップ(引き上げ;閉じる)またはプルダウン(引き
下げ;開く)に対応したモータMの駆動制御を行うこと
ができる。
【0027】一方、電源回路80の出力電圧がバックア
ップ回路60のバックアップトランジスタTr3の作動
電圧以下に低下した場合には、手動操作スイッチ11の
操作が無効になってしまうので、それを防止するために
電源モニタ70の設定電圧(例えば+4V)以下で、か
つバックアップトランジスタTr3の作動に必要な電源
電圧を供給するバックアップ電源回路90を電源回路8
0に並列に介挿している。このバックアップ電源回路9
0は、ダイオードD3と抵抗R5の直列回路が電源回路
80の入出力端間に介挿され、またダイオードD3と抵
抗R5の接続部分と接地との間に定電圧ダイオードD4
が介挿されている。ダイオードD3は逆流防止用のダイ
オードであり、抵抗R5はその保護抵抗である。定電圧
ダイオードD4は、電源モニタ70の設定電圧以下で、
かつバックアップトランジスタTr3の作動に必要な電
圧を得るものである。
【0028】次に、以上の構成による本発明の自動車用
パワーウインドウ制御装置の動作および作用について説
明する。 (イ)マイコン本体20の動作 図2はマイコン本体20の動作を示すフローチャートで
ある。前提条件として、正常作動時には、マイコン本体
20は、制御部のパルス出力端子24から設定された周
波数領域のパルス信号を出力する。このパルス信号は、
入力端子31を介して外部ウォッチドックタイマ30に
取り込まれる。
【0029】マイコン本体20が正常に動作している状
態で、まずステップS1において、手動操作スイッチ1
1の可動接点12と自動操作スイッチ15の可動接点1
6の両方がオフ状態か否かを判断する。両方共にオフで
あれば(Yes)、プルアップ用とプルダウン用の切替
リレー40A、40Bは共にオフ状態(即ちプルアップ
用の切替リレー40Aの可動接点42が固定接点44に
接続されており、プルダウン用の切替リレー40Bの可
動接点46が固定接点48に接続されている)であるか
ら、モータMの両端電位V1、V2はいずれもLowレ
ベルになる。この結果、モータMは起動せず、窓ガラス
は不動のままである(ステップS2)。これに対して、
ステップS1で可動接点12又は可動接点16のいずれ
かがオン状態のとき(No)にはステップS3に移行す
る。このステップS3では、可動接点12がプルアップ
用とプルダウン用の固定接点13、14のいずれに、又
は可動接点16がプルップ用とプルダウン用の固定接点
17、18のいずれに接続されているかを判定する。
【0030】この判定において、手動操作スイッチ11
の可動接点12がプルアップ用の固定接点13に接続さ
れていると判断した場合(Yes)、プルアップ用のリ
レー駆動用トランジスタTr1にベースバイアスを印加
してオン状態にし、プルアップ用の切替リレー40Aの
可動接点42を固定接点43側に切り替える(ステップ
S4)。これにより、モータMの一方電位V1がHiレ
ベルで、他方電位V2がLowレベルとなることから、
モータMがプルアップ方向へ回転起動する。この結果、
窓ガラスがプルアップ動作して閉じる(ステップS
5)。この動作は、可動接点12がプルアップ用の固定
接点13に接続されている間継続して行われ、窓ガラス
が完全に閉じ切った時点で停止する。
【0031】これに対して、手動操作スイッチ11の可
動接点12がプルダウン用の固定接点14に接続されて
いると判断した場合(No)、プルダウン用のリレー駆
動用トランジスタTr2にベースバイアスを印加してオ
ン状態にし、プルダウン用の切替リレー40Bの可動接
点46を固定接点47側に切り替える(ステップS
6)。これにより、モータMの一方電位V2がHiレベ
ルで、他方電位V1がLowレベルとなることから、モ
ータMがプルダウン方向へ回転起動する。この結果、窓
ガラスがプルダウン動作して開く(ステップS7)。こ
の動作は、可動接点12がプルダウン用の固定接点14
に接続されている間継続して行われ、窓ガラスが完全に
開き切った時点で停止する。
【0032】一方、自動操作スイッチ15の可動接点1
6がプルアップ用の固定接点17に接続されていると判
断した場合(Yes)には、窓ガラスが完全に閉じ切る
まで、プルアップ用のリレー駆動用トランジスタTr1
をオン状態にする。また、自動操作スイッチ15の可動
接点16がプルダウン用の固定接点18に接続されてい
ると判断した場合(No)は、窓ガラスが完全に開き切
るまで、プルダウン用のリレー駆動用トランジスタTr
2をオン状態にする。
【0033】(ロ)マイコン本体20が一時的に暴走し
た時の動作 図3はマイコン本体20が一時的に暴走した時のマイコ
ン本体20の制御部とウォッチドックタイマ30の動作
を示すフローチャートである。正常作動時、マイコン本
体20は、制御部のパルス出力端子24から、設定され
た周波数領域のパルス信号を出力し、ウォッチドックタ
イマ30はそれを常時入力端子31から受け取っている
(ステップS10)。ウォッチドックタイマ30では、
マイコン本体20のパルス出力端子24から出力された
パルス信号を受け取って検出し、それが設定領域の周波
数であるか否かを判断する(ステップS11)。このス
テップS11において、設定領域のパルス周波数である
場合(Yes)、ウォッチドックタイマ30はマイコン
本体20が正常に作動していると判断する。
【0034】一方、自動車の走行中などにあって、マイ
コン本体20が予期しない暴走などしたり、あるいはマ
イコン本体10の電源電圧が低下するなどして異常を発
生することがある。その場合、制御部のパルス出力端子
24からウォッチドックタイマ30に送られる出力信号
のパルスは、一時的にプルアップ状態のHiレベルか、
またはプルダウン状態のLowレベルとなる。その際、
上記ステップS2において、マイコン本体20の出力パ
ルス周波数が設定領域から外れていると(No)、ウォ
ッチドックタイマ30はその領域外のパルス信号を検出
して、マイコン本体20に異常が発生したことを判断す
る(ステップS12)。その判断に基づいて、ウォッチ
ドックタイマ30は出力端子32からLowレベルの信
号をこの場合「リセット信号」としてマイコン本体20
のリセット端子25に送出する(ステップS13)。こ
のリセット信号を受け取ると、制御部はマイコン本体2
0をリセットする(ステップS14)。
【0035】そして、リセット信号を定期的に出力する
ために、ステップS15でマイコン本体20をリセット
した直後タイマをスタートさせる。そして、所定時間経
過したか否かを判定する(ステップS16)。この判定
において、所定時間経過したと判断すると、タイマをリ
セットして(ステップS17)、ステップS11に戻
る。リセット信号を出力することでマイコン本体20が
正常に戻ると、再び異常になるまでステップS11の処
理を繰り返すことになる。
【0036】(ハ)マイコン本体20が水没した時の動
作 マイコン本体20が水没すると、リーク電流などにより
電源回路80の出力電圧が通常の+5Vから低下するこ
とになる。そして、この電圧の低下が電源モニタ70に
設定された所定の電圧例えば+4Vを下回ると、電源モ
ニタ70の出力がHiレベルからLowレベルになり、
これが「リセット信号」としてバックアップ回路60の
バックアップトランジスタTr3のベースに入力され
る。これにより、バックアップトランジスタTr3がオ
ン状態にバイアスされる。また、電源モニタ70からの
「リセット信号」はマイコン本体20のリセット端子2
5にも入力されて、マイコン本体20の動作の有無に関
わらずリセットがかかる。
【0037】バックアップ回路60のバックアップトラ
ンジスタTr3がオン状態にバイアスされると、そのコ
レクタからはコレクタ電流がリレー駆動トランジスタT
r1、Tr2の各ベースにHiレベルで供給される。こ
の結果、プルアップ用とプルダウン用の二つの切替リレ
ー40A、40Bが強制的にオン状態に動作する。そし
て、このとき、手動操作スイッチ11の可動接点12が
オフ状態であれば、プルアップ用とプルダウン用の切替
リレー40A、40Bは強制オン状態であるから、モー
タMの両端電位V1、V2はいずれもHiレベルにな
る。この結果、モータMは起動せず、窓ガラスは不動の
ままである。
【0038】これに対して、手動操作スイッチ11の可
動接点12がプルアップ用の固定接点13に接続されて
いれば、バックアップトランジスタTr3のコレクタか
らプルダウン用のリレー駆動用トランジスタTr2に流
れるコレクタ電流がLowレベルとなり、プルダウン用
の切替リレー40Bがオフになる。これにより、モータ
Mの一方電位V1がHiレベルで、他方電位V2がLo
wレベルとなることから、モータMがプルアップ方向へ
回転起動する。これによって、窓ガラスがプルアップ動
作して閉じる。
【0039】一方、手動操作スイッチ11の可動接点1
2がプルダウン用の固定接点14に接続されていれば、
バックアップトランジスタTr3のコレクタからプルア
ップ用のリレー駆動トランジスタTr1に流れるコレク
タ電流がLowレベルとなり、プルアップ用の切替リレ
ー40Aがオフになる。これにより、モータMの一方電
位V1がLowレベルで、他方電位V2がHiレベルと
なることから、モータMが今度は逆のプルダウン方向へ
回転起動する。これによって、窓ガラスがプルダウン動
作して開く。その後、マイコン本体20が復旧して正常
動作可能な状態になると、バックアップ回路60はリセ
ット状態に解除され、マイコン本体20が初期設定など
される。
【0040】このように、この実施の形態では、マイコ
ン本体20から出力されるパルス信号をウォッチドック
タイマ30が監視し、そのパルス信号の周波数が所定の
周波数範囲外になると、マイコン本体20の動作が一時
的に停止したものとして、ウォッチドックタイマ30の
出力端子32からLowレベルの信号が「リセット信
号」としてマイコン本体20のリセット端子25に送出
されてマイコン本体20がリセットされる。
【0041】一方、マイコン本体20に供給される電源
を電源モニタ70で監視し、その電源電圧(+5V)が
所定電圧(+4V)を下回ると、マイコン本体20の動
作の有無に関わらずリセット信号を出力してマイコン本
体20をリセットする。また同時にバックアップ回路6
0を作動させて手動操作スイッチ11の操作を有効にし
て、プルアップ(引き上げ;閉じる)またはプルダウン
(引き下げ;開く)に対応したモータMの駆動制御を行
えるようにする。したがって、マイコン本体20の一時
的な暴走と水没のそれぞれにおいて、マイコン本体20
の制御対象である切替リレー回路40のプルアップ用と
プルダウン用の各切替リレー40A、40Bに対して最
適なバックアップが可能となる。
【0042】また、電源回路80の出力電圧がバックア
ップ回路60の作動電圧以下に低下しないように、バッ
クアップ電源回路90によって、設定電圧(+4V)以
下で、かつバックアップトランジスタTr3の作動に必
要な電源電圧をバックアップ回路60に供給するので、
電源電圧(+5V)の低下がバックアップトランジスタ
Tr3の作動電圧以下まで低下してもバックアップ回路
60を正常に動作させることができる。これによって、
信頼性が更に向上する。
【0043】なお、上記実施の形態では、バックアップ
回路60とバックアップ電源回路90の耐水性について
は言及しなかったが、これらを防水コーティグすること
で塩水での水没時もパワーウィンドウの制御が可能とな
る。また、上記実施の形態では、自動車用パワーウイン
ドウ制御装置におけるマイコン本体20の暴走をバック
アップするものであったが、自動車用パワーウインドウ
制御装置に限らず、マイコンを使用した装置であればど
のようなものにも適用できることは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、3記載
の発明によれば、水没によってマイコンに供給される電
圧が低下し、設定値以下になると、バックアップ手段を
動作させてマイコンが行う制御を代わって行わせるの
で、水没した場合でもマイコンの制御対象を継続して制
御することができる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、マイコンが
制御対象に対して制御を行っている最中に一時的に暴走
した場合には正常に復帰するまで定期的にリセットをか
け、マイコンが水没した場合にはバックアップ手段を動
作させてマイコンが行う制御を代わって行わせるので、
マイコンの一時的な暴走と水没のそれぞれにおいて、マ
イコンの制御対象に対して最適なバックアップが可能と
なる。
【0046】請求項4記載の発明によれば、マイコンか
ら出力されるパルス信号を監視して、その周波数が所定
の周波数範囲外になった時には、マイコンが正常に復帰
するまで定期的にリセットをかけ、水没によってマイコ
ンに供給する電圧が低下して設定値以下になった時に
は、バックアップ手段を動作させてマイコンが行う制御
を代わって行わせるので、マイコンの一時的な暴走と水
没のそれぞれにおいて、マイコンの制御対象に対して最
適なバックアップが可能となる。
【0047】請求項5記載の発明によれば、マイコンに
供給される電圧がバックアップ手段の作動電圧以下まで
低下しても、バックアップ手段の作動を維持する電圧を
バックアップ手段に供給するので、バックアップ手段を
常に正常に作動させることが可能となり、信頼性の高い
バックアップ装置を提供することができる。
【0048】請求項6記載の発明によれば、請求項3乃
至5記載のマイコンのバックアップ装置を備えるので、
水没した場合でもマイコンの制御対象を継続して制御す
ることが可能となり、信頼性の高い自動車用パワーウイ
ンドウ制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用パワーウインドウ制御装
置の実施の形態の構成を示す回路図である。
【図2】本実施の形態の自動車用パワーウインドウ制御
装置の動作フローチャートである。
【図3】本実施の形態の自動車用パワーウインドウ制御
装置の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 自動車用パワーウインドウ制御装置 10 スイッチユニット 11 手動操作スイッチ 15 自動操作スイッチ 12、16 可動接点 13 プルアップ用の固定接点 14 プルダウン用の固定接点 20 マイコン本体 21、22、23 スイッチ信号入力端子 24 パルス出力端子 25 リセット入力端子 26 プルアップ出力端子 27 プルダウン出力端子 30 ウォッチドックタイマ(外部マイコン監視手段) 31 マイコンパルス入力端子 32 判断信号出力端子 40 切替リレー回路 40A プルアップ用切替リレー 40B プルダウン用切替リレー 60 バックアップ回路(バックアップ手段) 70 電源モニタ(電源監視手段) 80 電源回路(電源生成手段) 90 バックアップ電源回路(バックアップ電源生成手
段) Tr1 プルアップ用のリレー駆動トランジスタ Tr2 プルダウン用のリレー駆動トランジスタ Tr3 PNP型バックアップ用のトランジスタ D1 プルアップ用のダイオード D2 プルダウン用のダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E052 AA09 BA02 CA06 DA00 DB00 EA14 EB01 GA05 GB00 GD00 KA08 KA12 KA13 LA08 3D127 AA07 BB01 CB05 CC05 DF04 FF00 5B011 DA06 EA10 GG03 JA00 5H209 AA10 BB08 CC05 DD04 DD13 EE11 FF03 GG04 SS01 SS05 SS08 TT01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイコンに供給する電圧が予め設定した
    電圧以下になると、前記マイコンが行う制御をそれに代
    わって行うバックアップ手段を動作させることを特徴と
    するマイコンの動作停止時のバックアップ方法。
  2. 【請求項2】 マイコンから出力されるパルス信号の周
    波数が所定の周波数範囲外になると、前記マイコンを定
    期的にリセットするマイコンの動作停止時のバックアッ
    プ方法において、 前記マイコンに供給する電圧が予め設定した電圧以下に
    なると、前記マイコンに供給する電圧が前記設定電圧以
    下になっている間だけ継続して前記マイコンが行う制御
    をそれに代わって行うバックアップ手段を動作させるこ
    とを特徴とするマイコンの動作停止時のバックアップ方
    法。
  3. 【請求項3】 マイコンが行う制御をそれに代わって行
    うバックアップ手段と、 装置に供給される電源から前記マイコンに必要な電源を
    生成する電源生成手段と、 この電源生成手段の出力電圧を監視し、その電圧が予め
    設定した電圧以下になると前記バックアップ手段を動作
    させ、更にその動作を前記電源生成手段の出力電圧が前
    記設定電圧以下になっている間だけ継続させる電源監視
    手段と、 を備えたことを特徴とするマイコンのバックアップ装
    置。
  4. 【請求項4】 マイコンが行う制御をそれに代わって行
    うバックアップ手段と、 前記マイコンの外部に設けられ、前記マイコンから出力
    されるパルス信号を監視し、そのパルス信号の周波数が
    所定の周波数範囲外になると、前記マイコンを定期的に
    リセットする外部マイコン監視手段と、 装置に供給される電源から前記マイコンに必要な電源を
    生成する電源生成手段と、 この電源生成手段の出力電圧を監視し、その電圧が予め
    設定した電圧以下になると前記バックアップ手段を動作
    させ、更にその動作を前記電源生成手段の出力電圧が前
    記設定電圧以下になっている間だけ継続させる電源監視
    手段と、 を備えたことを特徴とするマイコンのバックアップ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記装置に供給される電源から前記設定
    電圧以下でかつ前記バックアップ手段の作動を維持でき
    る電源を生成するバックアップ電源生成手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項3又は4のいずれかに記載のマイ
    コンのバックアップ装置。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至5記載のマイコンのバック
    アップ装置を備えたことを特徴とする自動車用パワーウ
    インドウ制御装置。
JP11186162A 1999-06-30 1999-06-30 マイコンの動作停止時のバックアップ方法及びマイコンのバックアップ装置及び自動車用パワーウインドウ制御装置 Pending JP2001014002A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11186162A JP2001014002A (ja) 1999-06-30 1999-06-30 マイコンの動作停止時のバックアップ方法及びマイコンのバックアップ装置及び自動車用パワーウインドウ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11186162A JP2001014002A (ja) 1999-06-30 1999-06-30 マイコンの動作停止時のバックアップ方法及びマイコンのバックアップ装置及び自動車用パワーウインドウ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001014002A true JP2001014002A (ja) 2001-01-19

Family

ID=16183483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11186162A Pending JP2001014002A (ja) 1999-06-30 1999-06-30 マイコンの動作停止時のバックアップ方法及びマイコンのバックアップ装置及び自動車用パワーウインドウ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001014002A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104870736A (zh) * 2012-12-20 2015-08-26 博泽哈尔施塔特汽车零件两合公司 用于调节能运动的车部件的调节设备以及使其运行的方法
JP2016200932A (ja) * 2015-04-09 2016-12-01 本田技研工業株式会社 バックアップ制御装置
WO2017119352A1 (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 株式会社オートネットワーク技術研究所 給電中継回路、副電池モジュール、及び電源システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104870736A (zh) * 2012-12-20 2015-08-26 博泽哈尔施塔特汽车零件两合公司 用于调节能运动的车部件的调节设备以及使其运行的方法
CN104870736B (zh) * 2012-12-20 2016-09-21 博泽哈尔施塔特汽车零件两合公司 用于调节能运动的车部件的调节设备以及使其运行的方法
US9632510B2 (en) 2012-12-20 2017-04-25 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Bamberg Actuating device for adjusting a movable vehicle part and method for operating same
JP2016200932A (ja) * 2015-04-09 2016-12-01 本田技研工業株式会社 バックアップ制御装置
WO2017119352A1 (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 株式会社オートネットワーク技術研究所 給電中継回路、副電池モジュール、及び電源システム
JP2017121864A (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 株式会社オートネットワーク技術研究所 給電中継回路、副電池モジュール、電源システム
CN108430835A (zh) * 2016-01-07 2018-08-21 株式会社自动网络技术研究所 供电中继电路、副电池模块及电源系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6459168B1 (en) Power window mechanism for enabling window to be opened in case of submergence of vehicle
US6437531B1 (en) Backup method of microcomputer used in case of stoppage of operation, backup unit of microcomputer, and control unit for controlling power window for automobile use
JP2001199237A (ja) 耐水性パワーウインド装置
JPH10322930A (ja) 車両の電源供給方法及び車両用電源供給装置
EP1420257B1 (en) Apparatus for detecting defects
US6269450B1 (en) Computer monitoring device
US6246564B1 (en) Activating device
JP2001014002A (ja) マイコンの動作停止時のバックアップ方法及びマイコンのバックアップ装置及び自動車用パワーウインドウ制御装置
US4537049A (en) Control circuit for locking mechanism of vehicle door
JPH0138002B2 (ja)
US6490699B2 (en) Computer monitor device
US6548980B1 (en) Motor drive
JP3333740B2 (ja) 自動車用パワーウインド制御方法および制御装置
JP2000184764A (ja) モータ制御装置
JP4049050B2 (ja) 駆動装置
JP3558208B2 (ja) 車両の水没対策装置
US6385733B1 (en) Computer monitor device
JP4041981B2 (ja) 駆動装置
JP2003125596A (ja) 駆動装置
JP2816465B2 (ja) 端末機器配線の導通試験回路
JP2008106560A (ja) 窓開閉装置
KR960009183Y1 (ko) 자동차 윈도우의 자동 개폐제어장치
JPH06286503A (ja) 定速走行装置のフェイルセ−フ装置
JP2005065442A (ja) 駆動装置
JPH09201066A (ja) インバータ保護装置