JPH06286503A - 定速走行装置のフェイルセ−フ装置 - Google Patents

定速走行装置のフェイルセ−フ装置

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Publication number
JPH06286503A
JPH06286503A JP7801193A JP7801193A JPH06286503A JP H06286503 A JPH06286503 A JP H06286503A JP 7801193 A JP7801193 A JP 7801193A JP 7801193 A JP7801193 A JP 7801193A JP H06286503 A JPH06286503 A JP H06286503A
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JP
Japan
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fail
safe
fail safe
microcomputer
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP7801193A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Ishizaka
浩章 石坂
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フェイルセ−フICの異常を検知して確実な
フェイルセ−フ処理を行なうことができる定速走行装置
を提供する。 【構成】 マイクロコンピュ−タ13、それを監視する
フェイルセ−フIC35、アクチュエ−タ18駆動用の
ドライバIC16・17およびメインリレ−36等が内
装されたECUに、イグニッションスイッチ32、メイ
ンスイッチ34およびスロットルバルブを駆動するアク
チュエ−タ18等が接続された定速走行装置のフェイル
セ−フ装置において、フェイルセ−フICからメインリ
レ−への信号ライン35sから分岐してフェイルセ−フ
ICをモニタするモニタライン10がマイクロコンピュ
−タ13に接続され、イグニッションスイッチのオン時
でメインスイッチのオフ時に信号ラインの出力を検知
し、該出力がハイの場合にフェイルセ−フICの異常と
判断して定速走行制御を禁止するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は定速走行装置のフェイル
セ−フ装置に関し、より詳細には、フェイルセ−フIC
の異常を検知してフェイルセ−フ処理を行なう定速走行
装置のフェイルセ−フ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の定速走行装置のフェイルセ
−フ装置を概略的に示した回路構成図である。図中、3
1はバッテリを示している。バッテリ31のマイナス側
は接地され、プラス側はイグニッションスイッチ32の
端子32aに接続されており、イグニッションスイッチ
32の端子32bはマイクロコンピュ−タ33およびフ
ェイルセ−フIC35に接続されると共に、抵抗R2
一端、トランジスタQ1のエミッタおよびメインリレ−
36を構成するスイッチ38の端子38aにも接続され
ている。
【0003】メインリレ−36はリレ−コイル37、ス
イッチ38およびスイッチ39で構成されている。リレ
−コイル37の一端はトランジスタQ1 のコレクタに、
もう一端はスイッチ39の端子39cと共にメインスイ
ッチ34の端子34bに接続され、スイッチ38の端子
38cは抵抗R6 を介して接地されると共に電源供給ラ
イン38Lを介してドライバIC(図示せず)に接続さ
れており、トランジスタQ1 のコレクタとメインスイッ
チ34の端子34bとの間にはサ−ジ吸収用のダイオ−
ド40が介装されている。
【0004】抵抗R2 の他端はトランジスタQ1 のベ−
スに接続されると共に抵抗R3 を介してトランジスタQ
2 のコレクタに接続されており、トランジスタQ2 のベ
−スとエミッタとの間には抵抗R5 が介装され、トラン
ジスタQ2 のエミッタは接地されている。
【0005】メインスイッチ34の端子34aは接地さ
れ、端子34bは抵抗R1 を介してフェイルセ−フIC
35に接続されており、フェイルセ−フIC35は信号
ライン35sおよび抵抗R4 を介してトランジスタQ2
のベ−スに接続されている。また、フェイルセ−フIC
35はモニタライン33mを介してマイクロコンピュ−
タ33と接続されており、マイクロコンピュ−タ33か
らの信号ライン33sがドライバIC(図示せず)に接
続されている。
【0006】上記の如く構成された定速走行装置のフェ
イルセ−フ装置は以下のように動作する。通常走行して
いる時にメインスイッチ34がオンされて定速走行状態
に入ると、フェイルセ−フIC35が動作を開始する。
フェイルセ−フIC35はモニタライン33mを介して
マイクロコンピュ−タ33に異常がないかどうかを監視
する。そして、マイクロコンピュ−タ33に異常がない
場合には、フェイルセ−フIC35から信号ライン35
sにハイレベルの電圧が出力され、トランジスタQ 2
オンされる。トランジスタQ2 がオンされると、バッテ
リ31から抵抗R2、抵抗R3 およびトランジスタQ2
を介して電流が流れ、抵抗R2 による電圧降下によりト
ランジスタQ1 のエミッタとベ−スとの間に電位差が生
じ、トランジスタQ1 がオンする。トランジスタQ1
オンするとリレ−コイル37に電流が流れ、スイッチ3
8が端子38c側に、またスイッチ39が端子39c側
に切り換えられる。これにより、スッチ38の端子38
aと端子38cとが接続され、バッテリ31から供給さ
れる電源電圧がスイッチ38および電源供給ライン38
Lを介してドライバICに供給され、スロットルバルブ
開度の調整を行なうアクチュエ−タ(図示せず)が駆動
される。
【0007】一方、マイクロコンピュ−タ33からモニ
タライン33mを介して伝送されてくる信号に異常があ
る場合には、フェイルセ−フIC35から信号ライン3
5sにロ−レベルの電圧が出力され、トランジスタQ2
がオフされる。トランジスタQ2 がオフされると、抵抗
2 に電流が流れなくなるのでトランジスタQ1 のエミ
ッタとベ−スとが同電位となりトランジスタQ1 がオフ
する。トランジスタQ 1 がオフすると、リレ−コイル3
7に電流が流れなくなりスイッチ38が端子38b側
に、またスイッチ39が端子39b側に切り換えられて
メインリレ−36がオフされ、ドライバICに電源電圧
が供給されなくなる。
【0008】以上述べたように、従来の定速走行装置の
フェイルセ−フ装置においては、マイクロコンピュ−タ
33に異常が生じると、フェイルセ−フIC35から制
御を禁止する信号(ロ−レベルの電圧)が出力され、ド
ライバICへの電源電圧の供給を禁止するフェイルセ−
フ処理が行なわれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したフェ
イルセ−フ装置においては、フェイルセ−フIC35の
信号をモニタしていないので、フェイルセ−フIC35
に異常が発生しても該異常を検知することができないと
いう課題がある。例えば、メインスイッチ34がオンさ
れていないにもかかわらず、イグニッションスイッチ3
2がオンされた時点でフェイルセ−フIC35からメイ
ンリレ−36をオンさせる信号が出力されるといった異
常が生じていても、従来の定速走行装置のフェイルセ−
フ装置においては、前記異常を検知することができな
い。
【0010】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、フェイルセ−フICの信号をマイクロコンピュ−タ
でモニタすることにより、フェイルセ−フICの異常を
検知してフェイルセ−フ処理を行なうことができる定速
走行装置のフェイルセ−フ装置を提供することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る定速走行装置のフェイルセ−フ装置は、
マイクロコンピュ−タ、該マイクロコンピュ−タを監視
するフェイルセ−フ回路、アクチュエ−タ駆動用のドラ
イバ回路およびメインリレ−が内装された制御回路に、
イグニッションスイッチ、メインスイッチおよびスロッ
トルバルブを駆動するアクチュエ−タが接続された定速
走行装置のフェイルセ−フ装置において、前記フェイル
セ−フ回路から前記メインリレ−へ出力される駆動信号
をモニタするモニタラインが前記マイクロコンピュ−タ
に接続され、前記イグニッションスイッチのオン時で前
記メインスイッチのオフ時に前記モニタラインの出力を
検知し、該出力に駆動信号が与えられている場合に前記
フェイルセ−フICの異常と判断して定速走行制御を禁
止する禁止手段を備えていることを特徴としている。
【0012】
【作用】本発明に係る定速走行装置のフェイルセ−フ装
置においては、前記フェイルセ−フICから前記メイン
リレ−への信号ラインから分岐して前記フェイルセ−フ
ICをモニタするモニタラインが前記マイクロコンピュ
−タに接続されているので、前記マイクロコンピュ−タ
により前記フェイルセ−フICが監視される。これによ
り、前記フェイルセ−フICに異常がある場合には、例
えば、前記イグニッションスイッチのオン時で前記メイ
ンスイッチのオフ時に前記モニタラインに車両が定速走
行制御状態にあることを示すハイレベルの電圧が出力さ
れた場合には、スロットルバルブを駆動するアクチュエ
−タの動作を禁止するフェイルセ−フ処理が実行され
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る定速走行装置のフェイル
セ−フ装置の実施例を図面に基づいて説明する。なお、
従来例と同様の機能を有する構成部品については同一の
符号を付すことにする。
【0014】図1は実施例に係る定速走行装置のフェイ
ルセ−フ装置を概略的に示した回路構成図であり、図
中、13はマイクロコンピュ−タを示している。マイク
ロコンピュ−タ13には分岐点Aで信号ライン35sか
ら分岐したモニタライン10が接続されており、マイク
ロコンピュ−タ13からの信号ラインMOおよび信号ラ
インMCがドライバIC16に、信号ラインLがドライ
バIC17に接続されている。ドライバIC16はアク
チュエ−タ18を構成するモ−タ18aに接続され、ド
ライバIC17はアクチュエ−タ18を構成する電磁ク
ラッチ18bに接続されている。また、ドライバIC1
6およびドライバIC17にはメインリレ−36および
電源供給ライン38Lを介してバッテリ31の電源が供
給されるようになっている。上記以外の構成は、図3に
示した従来の定速走行装置のフェイルセ−フ装置と同様
である。
【0015】なお、上記構成においては、マイクロコン
ピュ−タ13からの信号ラインLにハイレベルが出力さ
れると、電磁クラッチ18bがオンしてモ−タ18aの
駆動が可能となるようになっている。また、信号ライン
MOにロ−レベルが出力されると、モ−タ18aがオン
してスロットルバルブ(図示せず)が開く方向にモ−タ
18aが回転するようになっており、信号ラインMCに
ロ−レベルが出力されると、モ−タ18aがオンしてス
ロットルバルブが閉じる方向にモ−タ18aが回転する
ようになっている。
【0016】次に、上記の如く構成された定速走行装置
のフェイルセ−フ装置の動作を図2に基づいて説明す
る。図2はマイクロコンピュ−タ13の動作を示したフ
ロ−チャ−トである。まず、ステップ1でイグニション
スイッチ32がオンされると、次のステップ2におい
て、モニタライン10を介してモニタしているA点のレ
ベルがハイであるかどうかが判断される。A点のレベル
がハイであれば、イグニッションスイッチ32がオンさ
れた時点で既にフェイルセ−フIC35から信号ライン
35sにアクチュエ−タ電源リレ−36をオンさせる信
号が出力されていることになるので、この状態はフェイ
ルセ−フIC35が故障していると判断される。つま
り、イグニッションスイッチ32のオンの瞬間にメイン
スイッチ34がオンされていることはなく、このときA
点のレベルがハイになるのはフェイルセーフIC35に
異常があると考えることができる。よって、次のステッ
プ3で信号ラインLがロ−レベルに保持されて電磁クラ
ッチ18bがオフされ、続いてステップ4において信号
ラインMOおよび信号ラインMCが共にハイレベルに保
持され、モ−タ18aがオフされる。
【0017】以上説明したように実施例に係る定速走行
装置のフェイルセ−フ装置にあっては、マイクロコンピ
ュ−タ13がモニタライン10を介してフェイルセ−フ
IC35に異常がないかどうかどうかを監視している。
そして、フェイルセ−フIC35に異常が生じた場合、
マイクロコンピュ−タ13により上記ステップ3および
ステップ4で示した定速走行制御を禁止するフェイルセ
−フ処理が実行されるので、従来の定速走行装置のフェ
イルセ−フ装置に比べて一層の安全性を確保することが
できる。
【0018】なお、本例によればメインスイッチ34を
マイクロコンピュータ13に取り込んでいないが、これ
に限らず、マイクロコンピュータ13がメインスイッチ
34の入力を取り込み、イグニッションスイッチ32入
力との論理で異常を判定してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る定速走
行装置のフェイルセ−フ装置は、フェイルセ−フICか
ら出力される信号をマイクロコンピュ−タでモニタして
いるので、フェイルセ−フICに異常が生じた場合は該
異常を検知して定速走行制御を禁止するフェイルセ−フ
処理を行なうことができ、安全性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定速走行装置のフェイルセ−フ装
置の実施例を概略的に示した回路構成図である。
【図2】マイクロコンピュ−タによるフェイルセ−フ処
理を示したフロ−チャ−トである。
【図3】従来の定速走行装置のフェイルセ−フ装置を概
略的に示した回路構成図である。
【符号の説明】
10 モニタライン 13 マイクロコンピュ−タ 16、17 ドライバIC 18 アクチュエ−タ 18a モ−タ 18b 電磁クラッチ 32 イグニッションスイッチ 34 メインスイッチ 35 フェイルセ−フIC 36 メインリレ−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュ−タ、該マイクロコン
    ピュ−タを監視するフェ−ルセ−フ回路、アクチュエ−
    タ駆動用のドライバ回路およびメインリレ−が内装され
    た制御回路に、イグニッションスイッチ、メインスイッ
    チおよびスロットルバルブを駆動するアクチュエ−タ回
    路が接続された定速走行装置のフェイルセ−フ装置にお
    いて、前記フェイルセ−フ回路から前記メインリレ−へ
    出力される駆動信号をモニタするモニタラインが前記マ
    イクロコンピュ−タに接続され、前記イグニッションス
    イッチのオン時で前記メインスイッチのオフ時に前記モ
    ニタライン出力を検知し、該出力に駆動信号が与えられ
    ている場合に前記フェイルセ−フ回路の異常と判断して
    定速走行制御を禁止する禁止手段を備えていることを特
    徴とする定速走行装置のフェイルセ−フ装置。
JP7801193A 1993-04-05 1993-04-05 定速走行装置のフェイルセ−フ装置 Pending JPH06286503A (ja)

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JP7801193A JPH06286503A (ja) 1993-04-05 1993-04-05 定速走行装置のフェイルセ−フ装置

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JP7801193A JPH06286503A (ja) 1993-04-05 1993-04-05 定速走行装置のフェイルセ−フ装置

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JPH06286503A true JPH06286503A (ja) 1994-10-11

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ID=13649854

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JP7801193A Pending JPH06286503A (ja) 1993-04-05 1993-04-05 定速走行装置のフェイルセ−フ装置

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JP (1) JPH06286503A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7020550B2 (en) 2002-05-22 2006-03-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle electronic controller
US7096663B2 (en) 2003-04-15 2006-08-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Air-fuel ratio control apparatus for internal combustion engine

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7020550B2 (en) 2002-05-22 2006-03-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle electronic controller
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030708