JP3379367B2 - 自動車用空調装置 - Google Patents

自動車用空調装置

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JP3379367B2 JP00520897A JP520897A JP3379367B2 JP 3379367 B2 JP3379367 B2 JP 3379367B2 JP 00520897 A JP00520897 A JP 00520897A JP 520897 A JP520897 A JP 520897A JP 3379367 B2 JP3379367 B2 JP 3379367B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリー等の直
流電力で電動コンプレッサーを駆動する電動コンプレッ
サー駆動装置を備えた自動車用空調装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】直流電力で空調用の電動コンプレッサー
を駆動する電動コンプレッサー駆動装置を備えた自動車
用空調装置において、空調用の電動コンプレッサーを駆
動する電動コンプレッサー駆動装置は電動コンプレッサ
ーに大電流を供給するために、電気ノイズが大きく車載
ラジオなどに妨害を与え、また電流変動が大きいため電
圧サージを発生し関連機器の破損を招いたりしていた。
【0003】そのため図6の電流波形図に示すごとく、
バッテリーから供給される電流をコンデンサで平滑して
電気ノイズ、電流変動を抑える必要がある。
【0004】このために図5の従来の自動車用空調装置
図に示すごとく、直流電源であるバッテリー1と電動コ
ンプレッサー駆動装置4との中間に、電流を平滑するた
めに静電容量の大きいコンデンサ3を設けている。
【0005】尚、電動コンプレッサー駆動装置4には電
動コンプレッサー5が接続され、バッテリー1と電動コ
ンプレッサー駆動装置4との接続中間部には、回路保護
のためのヒューズ6が設けられている。
【0006】また、コンデンサ3を充電するための充電
抵抗9(=通電装置)、コンデンサ3の充電電圧を検出
する電圧検出回路15、バッテリー1から電動コンプレ
ッサー駆動装置4へ電力を供給するためのリレー8(=
開閉装置)、リレー8及び電動コンプレッサー駆動装置
4を作動させる制御回路10も設けられている。
【0007】またダイオード12は、直流電源であるバ
ッテリー1が逆極性に接続されるとコンデンサ3は充電
されず、回路が破損しないように設けてある。
【0008】リレー8は、電圧検出回路15にて、コン
デンサ3の充電完了確認後に、制御回路10により閉と
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の場合、コン
デンサ3もしくは電動コンプレッサー駆動装置4に異常
があったとしても、それを検知する手段はないため、電
動コンプレッサー駆動装置4は作動してしまう。そのた
め、コンデンサ3もしくは電動コンプレッサー駆動装置
4の破損を招くことになる。もしくは、劣化を進めてし
まう。
【0010】従って、本発明は、コンデンサ3もしくは
電動コンプレッサー駆動装置4の異常を検知し、破損劣
化を防止できる自動車用空調装置の提供を目的とするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、充電装置に流れる充電電流を検出して制
御装置に電流信号を伝達する充電検出装置を設け、充電
検出装置から所定時間以上、電流信号が制御装置に伝達
された場合、制御装置は回路故障と判定し、開閉装置、
電動コンプレッサー駆動装置を作動させないようにす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明によれば、コンデンサもし
くは電動コンプレッサー駆動装置に異常があった場合、
例えばコンデンサのもれ電流が増加していた場合、電動
コンプレッサー駆動装置の回路のプラスマイナス間が短
絡していた場合において、充電装置には電流が流れ続け
る。
【0013】よって、充電検出装置から所定時間以上、
電流信号が制御装置に伝達されることとなり、制御装置
は回路故障と判定して、開閉装置、電動コンプレッサー
駆動装置を作動させないようにする。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明する。
【0015】図1に本発明の第1の実施例に係る自動車
用空調装置の回路図を示す。図5に示す従来の自動車用
空調装置の回路図との相違点は、充電電流検出回路14
が充電抵抗9と並列に接続され、充電電流検出回路14
の出力が制御回路10に接続され、電圧検出回路15が
ない点である。
【0016】ここで、コンデンサ3に異常があり、もれ
電流が大きくなっているとする。その電流が充電抵抗9
を流れ、電圧を発生させる。この電圧が適当に大きけれ
ば、この電圧で充電電流検出回路14のLEDが点灯
し、もってホトトランジスタがONして、制御回路用電
源7の電圧が制御回路10に伝達される。
【0017】この電流は止まることなく、継続するの
で、制御回路用電源7の電圧は制御回路10に伝達され
続ける。
【0018】よって、制御回路10はコンデンサ3もし
くは電動コンプレッサー駆動装置4に異常があると判断
し(但し、コンデンサ3が正常でも、充電完了までは、
充電電流が流れるので、充電完了に要する時間は待つ必
要がある。)、リレー8、電動コンプレッサー駆動装置
4を作動させることはない。
【0019】従って、コンデンサ3には、リレー8を閉
じたことによる低インピーダンスの電源バッテリー1へ
の接続、電動コンプレッサー駆動装置4の作動によるリ
ップル電流の影響を受けることはなく、破損、劣化を防
止することができる。
【0020】尚、充電抵抗9の抵抗値(充電装置に流れ
る充電電流)を適当に選ぶことにより、コンデンサ3の
異常判定レベルを設定することができる。例えば、5m
mAを判定レベルにする場合、LEDのON電圧は1V
程度であるので、200オームにすれば良い。
【0021】また、充電電流検出回路14の感度(LE
D、抵抗の選定等)を変更しても同様である。さらに
は、充電装置をトランジスタなどの半導体で構成しても
良い。
【0022】電動コンプレッサー駆動装置4に異常があ
った場合、例えば、プラスマイナス間が短絡、半短絡し
ていた場合においても、電動コンプレッサー駆動装置4
に流れる電流が、コンデンサ3のもれ電流に置き換わる
ことになり、結果は同様となる。
【0023】図2に本発明の第2の実施例に係る自動車
用空調装置の回路図を示す。図1に示す本発明の第1の
実施例に係る自動車用空調装置の回路図との相違点は、
電圧検出回路15が追加されている点である。
【0024】回路異常判定は、上記第1の実施例と同様
である。回路異常判定をした時、制御回路10は、電圧
検出回路15からの信号でコンデンサ3の電圧を確認す
ることができる。
【0025】これは、コンデンサ3のもれ電流値は、か
なり小さく5mA程度なので、充電抵抗9の電圧降下が
小さいためである。
【0026】図3に本発明の第3の実施例に係る自動車
用空調装置の回路図を示す。図1に示す本発明の第1の
実施例に係る自動車用空調装置の回路図との相違点は、
エアコンコントローラ16、操作部17が追加されてい
る点である。
【0027】回路異常判定は、上記第1の実施例と同様
である。回路異常判定をした時、制御回路10は、エア
コンコントローラ16へ異常状態発生の信号を送信す
る。そして、エアコンコントローラ16は、操作部17
に異常状態発生の警報を発するように指令する。このこ
とにより、使用者は、異常状態発生を知ることができ
る。警報は、画面表示、音声等色々考えられる。
【0028】図4に本発明の第4の実施例に係る自動車
用空調装置の回路図を示す。図1に示す本発明の第1の
実施例に係る自動車用空調装置の回路図との相違点は、
エアコンコントローラ16、操作部17、コンタクタ1
8が追加されている点である。
【0029】回路異常判定は、上記第1の実施例と同様
である。回路異常判定をした時、制御回路10は、エア
コンコントローラ16へ異常状態発生の信号を送信す
る。そして、エアコンコントローラ16は、コンタクタ
18をOFFすべく作動する。このことにより、充電抵
抗9からの電流も停止できるので、コンデンサ3、電動
コンプレッサー駆動装置4の破損、劣化を確実に防止す
ることができる。
【0030】尚、上記実施例に限らず、本発明の主旨を
満たす範囲で種々の方法が可能である。
【0031】
【発明の効果】充電装置に流れる充電電流を検出して制
御装置に電流信号を伝達する充電検出装置を設ける。
【0032】そして、開閉装置、電動コンプレッサー駆
動装置を作動させる前に、充電検出装置から所定時間以
上、電流信号が制御信号に伝達された場合、制御装置は
回路故障と判定し、開閉装置、電動コンプレッサー駆動
装置を作動させない。
【0033】従って、コンデンサもしくは電動コンプレ
ッサー駆動装置の異常を検知し、破損、劣化を防止する
ことができる。
【0034】また、電圧検出により異常箇所判定ができ
る。そして、警報、電源遮断も行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る自動車用空調装置
の回路図
【図2】本発明の第2の実施例に係る自動車用空調装置
の回路図
【図3】本発明の第3の実施例に係る自動車用空調装置
の回路図
【図4】本発明の第4の実施例に係る自動車用空調装置
の回路図
【図5】従来の自動車用空調装置の回路図
【図6】従来の電動コンプレッサー駆動装置の電流波形
【符号の説明】
1 バッテリー 2 リレー用電源 3 コンデンサ 4 電動コンプレッサー駆動装置 5 電動コンプレッサー 6 ヒューズ 7 制御回路用電源 8 リレー 9 充電抵抗 10 制御回路 12 ダイオード 13 リセット回路 14 充電電流検出回路 15 電圧検出回路 16 エアコンコントローラ 17 操作部 18 コンタクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−311602(JP,A) 特開 平7−61230(JP,A) 特開 平6−311601(JP,A) 特開 平9−109667(JP,A) 特開 平4−165994(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/32 622 B60H 1/00 F25B 49/02 570 B60H 1/32 624 F24F 11/02 B60H 1/32 623 B60H 1/00 101

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧発生手段と、前記直流電圧発生
    手段に直列に接続される充電装置と、前記充電装置と並
    列に接続される開閉装置と、前記直流電圧発生手段から
    前記充電装置を介して充電されるコンデンサと、前記直
    流電圧発生手段から前記開閉装置を介して電力を供給さ
    れ、空調用の電動コンプレッサーを駆動する電動コンプ
    レッサー駆動装置と、前記開閉装置及び前記電動コンプ
    レッサー駆動装置を作動させる制御装置と、前記コンデ
    ンサの充電電圧を検出するる電圧検出手段と、前記充電
    装置に流れる充電電流を検出する充電検出装置とを備
    え、前記充電検出装置が充電電流を所定時間以上検出し
    た場合は故障と判定するとともに、前記電圧検出手段に
    よる検出電圧値の大小に基づいて故障内容を特定するよ
    うにした自動車用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 故障と判定した場合は開閉装置および電
    動コンプレッサー駆動装置を作動させないようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動車用空気調和装置。
  3. 【請求項3】 直流電圧発生手段からの電源供給を遮断
    する遮断手段を儲け、故障と判定した場合は前記電源供
    給を遮断することを特徴とする請求項1記載の自動車用
    空気調和装置。
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