JP3261781B2 - 電気自動車用空調装置 - Google Patents
電気自動車用空調装置Info
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Description
で駆動される電動コンプレッサーを搭載した電気自動車
用空調装置の電源回路に関する。
リーからの電源で駆動される。従って、安全面の配慮の
一つとして12Vバッテリーのプラスマイナスを逆に接
続されても空調装置の破損等問題無いようにしておかな
ければならない。このためのバッテリー逆接続対策回路
としては図3に示すごとく、12Vバッテリー10と直
列にバッテリー逆接続対策ダイオード8を接続し、バッ
テリー逆接続対策ダイオード8のカソードは空調装置9
側とした回路が一般的に使用されている。
10のプラスマイナスを逆に接続されたとしても、ダイ
オード8が逆方向電流を阻止するため空調装置9には逆
電圧が印加されることはなく安全である。
で駆動される電動コンプレッサーを搭載した電気自動車
用空調装置の電源回路においても、バッテリー逆接続対
策が必要である。
される回路となる。ここで、1は電動コンプレッサー駆
動装置、2は12Vバッテリー10とは異なり電動コン
プレッサーを駆動する電源となりうる300V前後の高
圧バッテリー、3は開閉器、4は抵抗器、5は電動コン
プレッサー、6は制御部、7は入力電圧検出手段、8は
バッテリー逆接続対策ダイオードである。
る。しかしながら、この方法では3つの問題がある。1
つは、電動コンプレッサー駆動装置1は電動コンプレッ
サー5を駆動するために10A程度の大きな電流を必要
とするため、バッテリー逆接続対策ダイオード8には上
記の大きな電流が流れる。また、高圧バッテリー2から
の電圧も高圧である。よって、バッテリー逆接続対策ダ
イオード8は高電流、高耐圧の価格の高いダイオードと
なる。2つは、バッテリー逆接続対策ダイオード8には
高電流が流れるため、当該ダイオードと周辺回路とは太
い電線で硬く接続しなければならず、構造が大きく複雑
になる。3つは、バッテリー逆接続対策ダイオード8に
は高電流が流れるため、当該ダイオードでの電圧降下に
より、当該ダイオードが電圧降下が1Vであれば10W
の電力を消費してしまう。また、この電力消費による発
熱対策のために構造が大きく複雑になる。
力消費の無い逆接続対策回路の提供を目的とする。
に、本発明の電気自動車用空調装置のバッテリー逆接続
対策回路は、バッテリーと、前記バッテリーに直列に接
続される抵抗器と、前記抵抗器と並列に接続される開閉
器と、前記開閉器を介して前記バッテリーから電源を供
給され、空調用の電動コンプレッサーを駆動制御する電
動コンプレッサー駆動装置と、前記電動コンプレッサー
駆動装置内に配置され、前記抵抗器をを介して充電され
るコンデンサと、前記コンデンサの電圧を検出する入力
電圧検出手段と、前記入力電圧検出手段で検出されたコ
ンデンサの電圧が所定値を超えたときに前記開閉器を閉
じる制御部とを備え、前記抵抗器と直列に且つ前記開閉
器とは並列にダイオードを接続し、前記ダイオードのカ
ソードは前記電動コンプレッサー駆動装置側とするもの
である。
と、ダイオードがあるため電動コンプレッサー駆動装置
には電圧が印加されず破損等の問題は発生しない。バッ
テリーが正しく接続されると、抵抗器、ダイオードを介
して電動コンプレッサー駆動装置に電圧が印加され、コ
ンデンサが充電される。入力電圧検出手段がコンデンサ
の電圧を検出する。そして、入力電圧検出手段で検出さ
れたコンデンサの電圧が所定値を超えると、制御部が開
閉器を閉じる。よって、開閉器が抵抗器、ダイオードを
バイパスして電動コンプレッサー駆動装置に電圧を印加
する。従って、開閉器を閉じられるとダイオードには電
流が流れない。もって、低価格、簡単な構造、電力消費
の無い逆接続対策回路となる。
圧検出手段、制御部の作動はバッテリーが接続時の電動
コンプレッサー駆動装置への急激な突入電流防止を行っ
ている。電動コンプレッサー駆動装置内のコンデンサ
に、バッテリーが接続時急激な突入電流が流れる。この
ため、コンデンサの耐久信頼性等に問題が出ないよう
に、バッテリー接続時は抵抗器を介してゆっくりとコン
デンサに電流を流し、急激な突入電流が流れなくなる所
定値の電圧に入力電圧がなった時点で制御部が開閉器を
閉じる。もって、急激な突入電流防止を行える。
置のバッテリー逆接続対策回路について図面を参照しな
がら説明する。
ある。まず、バッテリーが接続時の電動コンプレッサー
駆動装置1への急激な突入電流防止について説明する。
電気ノイズ防止用として大容量の電解コンデンサ(図示
せず)が接続されている。乗員が乗り、例えばキーSW
をONにONにすることによって、それに連動して主電
源スイッチ(図示せず)が閉状態となり高圧バッテリー
2が開閉器3、抵抗器4に接続される。このとき開閉器
3はまだ開状態であり、抵抗器4、バッテリー逆接続対
策ダイオード8を介して電解コンデンサを徐序々に充電
するので、突入電流の発生はない。 次に、電動コンプ
レッサー5を駆動するときには、抵抗器4があると、負
荷電流によって電圧降下が生じるので電動コンプレッサ
ー駆動装置1内の制御部6で開閉器3を閉状態にする制
御信号を出力し開閉器3を閉状態とし、抵抗器4とバッ
テリー逆接続対策ダイオード8には、電動コンプレッサ
ー5の電流が流れないようにする。また開閉器3を閉状
態とするタイミングは、電動コンプレッサー駆動装置1
内の入力電圧検出手段7で、入力電圧が所定値を超えた
ときとする。
きには、抵抗器4があると、負荷電流によって電圧降下
が生じるので電動コンプレッサー駆動装置1内の制御部
6で開閉器3を閉状態にする制御信号を出力し開閉器3
を閉状態とし、抵抗器4には、電動コンプレッサー5の
電流が流れないようにする。また開閉器3を閉状態とす
るタイミングは、電動コンプレッサー駆動装置1内の入
力電圧検出手段7で、入力電圧が所定値を超えたときと
する。
は、高圧バッテリー2から開閉器3を介して直流電源の
供給を受け、それを三相疑似交流電圧に変換して、電動
コンプレッサーに印加して駆動することとなる。
高圧バッテリー2が逆接続されると、バッテリー逆接続
対策ダイオード8には逆電圧が印加されるため、バッテ
リー逆接続対策ダイオード8はOFFとなる。また、入
力電圧検出手段7で検出される電圧は零で入力電圧が所
定値を超えることはなく、制御部6が開閉器3を作動さ
せることは無い。
は電圧が印加されず破損等の問題は発生せず逆接続対策
がおこなえる。
記のごとく、抵抗器4、バッテリー逆接続対策ダイオー
ド8を介して電動コンプレッサー駆動装置1に電圧が印
加され、コンデンサが充電される。入力電圧検出手段7
がコンデンサの電圧を検出する。そして、入力電圧検出
手段7で検出されたコンデンサの電圧が所定値を超える
と、制御部6が開閉器3を閉じる。よって、開閉器が抵
抗器4、バッテリー逆接続対策ダイオード8をバイパス
して電動コンプレッサー駆動装置1に電圧を印加する。
もって、バッテリー逆接続対策ダイオード8、抵抗器4
には電動コンプレッサー5の電流が流れず電力損失は発
生しない。
装置のバッテリー逆接続対策回路は、バッテリーが逆接
続されると、ダイオードがあるため電動コンプレッサー
駆動装置には電圧が印加されず破損等の問題は発生しな
い。バッテリーが正しく接続されると、抵抗器、ダイオ
ードを介して電動コンプレッサー駆動装置に電圧が印加
され、コンデンサが充電される。入力電圧検出手段がコ
ンデンサの電圧を検出する。そして、入力電圧検出手段
で検出されたコンデンサの電圧が所定値を超えると、制
御部が開閉器を閉じる。よって、開閉器が抵抗器、ダイ
オードをバイパスして電動コンプレッサー駆動装置に電
圧を印加する。従って、開閉器を閉じられ るとダイオー
ドには電流が流れない。
は流れないため、当該ダイオードと周辺回路とを太い電
線で硬く接続する必要は無く、構造は簡単で良い。電流
は小さいため、当該ダイオードでの電圧降下による電力
消費は小さく、電流が流れる期間もコンデンサへの充電
時間だけで短い。よって、電力消費は極めて小さいた
め、発熱対策のために構造が大きく複雑になることも無
い。また当該ダイオードは低電流用でよいので低価格で
ある。もって、簡単な構造、電力消費の無い、低価格な
逆接続対策回路となる。
回路図
Claims (1)
- 【請求項1】バッテリーと、前記バッテリーに直列に接
続される抵抗器と、前記抵抗器と並列に接続される開閉
器と、前記開閉器を介して前記バッテリーから電源を供
給され、空調用の電動コンプレッサーを駆動制御する電
動コンプレッサー駆動装置と、前記電動コンプレッサー
駆動装置内に配置され、前記抵抗器をを介して充電され
るコンデンサと、前記コンデンサの電圧を検出する入力
電圧検出手段と、前記入力電圧検出手段で検出されたコ
ンデンサの電圧が所定値を超えたときに前記開閉器を閉
じる制御部とを備え、前記抵抗器と直列に且つ前記開閉
器とは並列にダイオードを接続し、前記ダイオードのカ
ソードは前記電動コンプレッサー駆動装置側であること
を特徴とする電気自動車用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1050893A JP3261781B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 電気自動車用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1050893A JP3261781B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 電気自動車用空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06219139A JPH06219139A (ja) | 1994-08-09 |
JP3261781B2 true JP3261781B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=11752163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1050893A Expired - Fee Related JP3261781B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 電気自動車用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3261781B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6479604B1 (en) | 1998-08-17 | 2002-11-12 | Korea Research Institute Of Chemical Technology | Diarylethene compound, photochromic diarylethene type copolymer and method for the production of the same |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP1050893A patent/JP3261781B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6479604B1 (en) | 1998-08-17 | 2002-11-12 | Korea Research Institute Of Chemical Technology | Diarylethene compound, photochromic diarylethene type copolymer and method for the production of the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06219139A (ja) | 1994-08-09 |
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