JPH06219139A - 電気自動車用空調装置 - Google Patents

電気自動車用空調装置

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JPH06219139A
JPH06219139A JP1050893A JP1050893A JPH06219139A JP H06219139 A JPH06219139 A JP H06219139A JP 1050893 A JP1050893 A JP 1050893A JP 1050893 A JP1050893 A JP 1050893A JP H06219139 A JPH06219139 A JP H06219139A
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尚美 後藤
Makoto Yoshida
吉田  誠
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、低価格、簡単な構造、電力消費の
無い逆接続対策回路の提供を目的とする。 【構成】 バッテリー2と、バッテリー2に直列に接続
される抵抗器4と、前記抵抗器4と並列に接続される開
閉器3と、前記開閉器3もしくは抵抗4を介して前記バ
ッテリー2から電源を供給され、空調用の電動コンプレ
ッサー5を駆動制御する電動コンプレッサー駆動装置1
とを備え、当該電動コンプレッサー駆動装置1には、入
力電圧を検出する入力電圧検出手段7と、前記入力電圧
検出手段7で検出された入力電圧が所定値を超えたとき
に前記開閉器3を閉じる制御部6とを設けた電気自動車
用空調装置において、前記抵抗器3と直列に且つ前記開
閉器3とは並列にダイオード8を接続し、当該ダイオー
ドのカソードは電動コンプレッサー駆動装置側とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリーからの電源
で駆動される電動コンプレッサーを搭載した電気自動車
用空調装置の電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用の空調装置は通常12Vバッテ
リーからの電源で駆動される。従って、安全面の配慮の
一つとして12Vバッテリーのプラスマイナスを逆に接
続されても空調装置の破損等問題無いようにしておかな
ければならない。このためのバッテリー逆接続対策回路
としては図3に示すごとく、12Vバッテリー10と直
列にバッテリー逆接続対策ダイオード8を接続し、バッ
テリー逆接続対策ダイオード8のカソードは空調装置9
側とした回路が一般的に使用されている。
【0003】このように接続すれば、12Vバッテリー
10のプラスマイナスを逆に接続されたとしても、ダイ
オード8が逆方向電流を阻止するため空調装置9には逆
電圧が印加されることはなく安全である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】バッテリーからの電源
で駆動される電動コンプレッサーを搭載した電気自動車
用空調装置の電源回路においても、バッテリー逆接続対
策が必要である。
【0005】前記と同様の方法で対策すると、図2に示
される回路となる。ここで、1は電動コンプレッサー駆
動装置、2は12Vバッテリー10とは異なり電動コン
プレッサーを駆動する電源となりうる300V前後の高
圧バッテリー、3は開閉器、4は抵抗器、5は電動コン
プレッサー、6は制御部、7は入力電圧検出手段、8は
バッテリー逆接続対策ダイオードである。
【0006】このようにすれば前記同様、対策可能であ
る。しかしながら、この方法では3つの問題がある。1
つは、電動コンプレッサー駆動装置1は電動コンプレッ
サー5を駆動するために10A程度の大きな電流を必要
とするため、バッテリー逆接続対策ダイオード8には上
記の大きな電流が流れる。また、高圧バッテリー2から
の電圧も高圧である。よって、バッテリー逆接続対策ダ
イオード8は高電流、高耐圧の価格の高いダイオードと
なる。2つは、バッテリー逆接続対策ダイオード8には
高電流が流れるため、当該ダイオードと周辺回路とは太
い電線で硬く接続しなければならず、構造が大きく複雑
になる。3つは、バッテリー逆接続対策ダイオード8に
は高電流が流れるため、当該ダイオードでの電圧降下に
より、当該ダイオードが電圧降下が1Vであれば10W
の電力を消費してしまう。また、この電力消費による発
熱対策のために構造が大きく複雑になる。
【0007】よって、本発明は低価格、簡単な構造、電
力消費の無い逆接続対策回路の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する為
に、本発明の電気自動車用空調装置のバッテリー逆接続
対策回路は、バッテリーと、バッテリーに直列に接続さ
れる抵抗器と、前記抵抗器と並列に接続される開閉器
と、前記開閉器もしくは抵抗を介して前記バッテリーか
ら電源を供給され、空調用の電動コンプレッサーを駆動
制御する電動コンプレッサー駆動装置とを備え、当該電
動コンプレッサー駆動装置には、入力電圧を検出する入
力電圧検出手段と、前記入力電圧検出手段で検出された
入力電圧が所定値を超えたときに前記開閉器を閉じる制
御部とを設けた電気自動車用空調装置において、前記抵
抗器と直列に且つ前記開閉器とは並列にダイオードを接
続し、当該ダイオードのカソードは電動コンプレッサー
駆動装置側とするものである。
【0009】
【作用】前記手段により、バッテリーが逆接続される
と、ダイオードがあるため電動コンプレッサー駆動装置
には電圧が印加されず破損等の問題は発生しない。バッ
テリーが正しく接続されると、抵抗器、ダイオードを介
して電動コンプレッサー駆動装置に電圧が印加され、入
力電圧検出手段が入力電圧を検出する。そして、入力電
圧検出手段で検出された入力電圧が所定値を超えると、
制御部が開閉器を閉じる。よって、開閉器が抵抗器、ダ
イオードをバイパスして電動コンプレッサー駆動装置に
電圧を印加する。従って、ダイオードには抵抗器がある
ため小さな電流しか流れない。もって、低価格、簡単な
構造、電力消費の無い逆接続対策回路となる。
【0010】尚、抵抗器、ダイオード、開閉器、入力電
圧検出手段、制御部の作動はバッテリーが接続時の電動
コンプレッサー駆動装置への急激な突入電流防止を行っ
ている。電動コンプレッサー駆動装置内のコンデンサ
に、バッテリーが接続時急激な突入電流が流れる。この
ため、コンデンサの耐久信頼性等に問題が出ないよう
に、バッテリー接続時は抵抗器を介してゆっくりとコン
デンサに電流を流し、急激な突入電流が流れなくなる所
定値の電圧に入力電圧がなった時点で制御部が開閉器を
閉じる。もって、急激な突入電流防止を行える。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例の電気自動車用空調装
置のバッテリー逆接続対策回路について図面を参照しな
がら説明する。
【0012】図1は本発明の実施例を示す電気回路図で
ある。まず、バッテリーが接続時の電動コンプレッサー
駆動装置1への急激な突入電流防止について説明する。
【0013】電動コンプレッサー駆動装置1には並列に
電気ノイズ防止用として大容量の電解コンデンサ(図示
せず)が接続されている。乗員が乗り、例えばキーSW
をONにONにすることによって、それに連動して主電
源スイッチ(図示せず)が閉状態となり高圧バッテリー
2が開閉器3、抵抗器4に接続される。このとき開閉器
3はまだ開状態であり、抵抗4、バッテリー逆接続対策
ダイオード8を介して電解コンデンサを序々に充電する
ので、突入電流の発生はない。
【0014】次に、電動コンプレッサー5を駆動すると
きには、抵抗器4があると、負荷電流によって電圧降下
が生じるので電動コンプレッサー駆動装置1内の制御部
6で開閉器3を閉状態にする制御信号を出力し開閉器3
を閉状態とし、抵抗器4には、電動コンプレッサー5の
電流が流れないようにする。また開閉器3を閉状態とす
るタイミングは、電動コンプレッサー駆動装置1内の入
力電圧検出手段7で、入力電圧が所定値を超えたときと
する。
【0015】その後は、電動コンプレッサー駆動装置1
は、高圧バッテリー2から開閉器3または抵抗器4とバ
ッテリー逆接続対策ダイオードを介して直流電源の供給
を受け、それを三相疑似交流電圧に変換して、電動コン
プレッサーに印加して駆動することとなる。
【0016】次に、逆接続対策について説明する。仮に
高圧バッテリー2が逆接続されると、バッテリー逆接続
対策ダイオード8には逆電圧が印加されるため、バッテ
リー逆接続対策ダイオード8はOFFとなる。また、入
力電圧検出手段7で検出される電圧は零で入力電圧が所
定値を超えることはなく、制御部6が開閉器3を作動さ
せることは無い。
【0017】よって、電動コンプレッサー駆動装置1に
は電圧が印加されず破損等の問題は発生せず逆接続対策
がおこなえる。
【0018】高圧バッテリー2が正しく接続されると上
記のごとく、抵抗器4、バッテリー逆接続対策ダイオー
ド8を介して電動コンプレッサー駆動装置1に電圧が印
加され、入力電圧検出手段7が入力電圧を検出する。そ
して、入力電圧検出手段7で検出された入力電圧が所定
値を超えると、制御部6が開閉器3を閉じる。よって、
開閉器が抵抗器4、バッテリー逆接続対策ダイオード8
をバイパスして電動コンプレッサー駆動装置1に電圧を
印加する。もって、バッテリー逆接続対策ダイオード
8、抵抗器4には電動コンプレッサー5の電流が流れず
電力損失は発生しない。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の電気自動車用空調
装置のバッテリー逆接続対策回路は、バッテリーが逆接
続されると、ダイオードがあるため電動コンプレッサー
駆動装置には電圧が印加されず破損等の問題は発生しな
い。バッテリーが正しく接続されると、抵抗器、ダイオ
ードを介して電動コンプレッサー駆動装置に電圧が印加
され、入力電圧検出手段が入力電圧を検出する。そし
て、入力電圧検出手段で検出された入力電圧が所定値を
超えると、制御部が開閉器を閉じる。よって、開閉器が
抵抗器、ダイオードをバイパスして電動コンプレッサー
駆動装置に電圧を印加する。従って、ダイオードには抵
抗器があるため小さな電流しか流れない。
【0020】よって、当該ダイオードと周辺回路とを太
い電線で硬く接続する必要は無く、構造は簡単で良い。
電流は小さいため、当該ダイオードでの電圧降下による
電力消費は小さく、電流が流れる期間もバッテリーが接
続され制御部が開閉器を閉じるまでで短い。よって、電
力消費は極めて小さいため、発熱対策のために構造が大
きく複雑になることも無い。また当該ダイオードは低電
流用でよいので低価格である。もって、低価格、簡単な
構造、電力消費の無い逆接続対策回路となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す電気回路図
【図2】従来の方法によるバッテリー逆接続対策回路図
【図3】通常の空調装置におけるバッテリー逆接続対策
回路図
【符号の説明】
1 電動コンプレッサー駆動装置 2 高圧バッテリー 3 開閉器 4 抵抗器 5 電動コンプレッサー 6 制御部 7 入力電圧検出手段 8 バッテリー逆接続対策ダイオード 9 空調装置 10 12Vバッテリー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリーと、バッテリーに直列に接続さ
    れる抵抗器と、前記抵抗器と並列に接続される開閉器
    と、前記開閉器もしくは抵抗を介して前記バッテリーか
    ら電源を供給され、空調用の電動コンプレッサーを駆動
    制御する電動コンプレッサー駆動装置とを備え、当該電
    動コンプレッサー駆動装置には、入力電圧を検出する入
    力電圧検出手段と、前記入力電圧検出手段で検出された
    入力電圧が所定値を超えたときに前記開閉器を閉じる制
    御部とを設けた電気自動車用空調装置において、前記抵
    抗器と直列に且つ前記開閉器とは並列にダイオードを接
    続し、当該ダイオードのカソードは電動コンプレッサー
    駆動装置側であることを特徴とする電気自動車用空調装
    置。
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