JP2005255085A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両側の回路で異常が発生した場合空調用の開閉装置を開いて電動コンプレッサ用インバータを保護し、且つ、電動コンプレッサ用インバータ側で異常が発生した場合空調用の開閉装置を開くことにより、車両側の回路を保護することができる車両用空調装置を提供する。
【解決手段】 車両用空調装置1は、車載バッテリー2から充電装置3を介して充電される空調用のコンデンサC11と、車載バッテリー2から開閉装置(主開閉装置5)を介して電力が供給され、空調用の電動コンプレッサ用インバータ16とを備える。車両用空調装置1は、空調用のコンデンサC11と電動コンプレッサ用インバータ16の間に空調用の開閉装置(空調用開閉装置15)を設ける。車両用空調装置1は、空調用のコンデンサC11の端子電圧に基づき、異常高電圧にて空調用の開閉装置(空調用開閉装置15)を開く。
【選択図】図1

Description

本発明は、バッテリーと主軸モータ用インバータの間に接続された充電装置及び開閉装置の並列回路を備えた車両用空調装置に関するものである。
従来よりこの種車両用空調装置(自動車用空調装置)は、直流電源に直列に接続される充電装置と、この充電装置と並列に接続される開閉装置とを備えている。この車両用空調装置には、直流電源から充電装置を介して充電される大容量のコンデンサと、直流電源から開閉装置を介して電力が供給され、空調用の電動コンプレッサを駆動する電動コンプレッサ駆動装置と、充電装置を作動させた後、開閉装置を閉じ、その後、電動コンプレッサ駆動装置を作動させる制御装置を備えるものであった(特許文献1参照)。
このような車両用空調装置の電源回路として、バッテリーに直列に接続される電流ヒューズと、バッテリーと電流ヒューズに並列に接続されバッテリーからの直流電圧をスイッチングにより三相疑似交流電圧に変換し空調用の電動コンプレッサを駆動するスイッチング素子と、スイッチング素子の個々スイッチング素子に並列に接続されスイッチング素子のスイッチングにより発生するサージ電圧を吸収するダイオードを備えていた。そして、バッテリーが逆接続された時に電流ヒューズを溶断させることにより、半導体やバッテリーの破壊を保護していた(特許文献2参照)。
特許登録第3166453号公報 特許登録第3341327号公報
しかしながら、前者の車両用空調装置にも充電装置を設けなければならないのでコストアップしてしまう問題があった。
また、後者の車両用空調装置は、例えば不注意でコネクターや配線接続など電源回路の極性を逆に接続してしまった場合などは電流ヒューズが切れることにより、電気回路を保護していた。この場合、電気回路を保護することはできるけれど電流ヒューズが切れてしまうため、電流ヒューズを保護することができないという問題があった。
本発明は、係る従来技術の課題を解決するために成されたものであり、車両側の回路で異常が発生した場合空調用の開閉装置を開いて電動コンプレッサ用インバータを保護し、且つ、電動コンプレッサ用インバータ側で異常が発生した場合空調用の開閉装置を開くことにより、車両側の回路を保護することができる車両用空調装置を提供することを目的とする。
即ち、本発明の車両用空調装置は、バッテリーと、このバッテリーと主軸モータ用インバータの間に接続された充電装置及び開閉装置の並列回路を備えた車両に用いられるものであって、バッテリーから充電装置を介して充電される空調用のコンデンサと、バッテリーから開閉装置を介して電力が供給され、空調用の電動コンプレッサ用インバータとを備え、空調用のコンデンサと電動コンプレッサ用インバータの間に空調用の開閉装置を設け、空調用のコンデンサの端子電圧に基づき、異常高電圧にて空調用の開閉装置を開くことを特徴とする。
また、請求項2の発明の車両用空調装置は、上記に加えて、空調用のコンデンサの前段に、当該コンデンサ側を順方向とするダイオードを接続したことを特徴とする。
また、請求項3の発明の車両用空調装置は、バッテリーと、このバッテリーと主軸モータ用インバータの間に接続された充電装置及び開閉装置の並列回路を備えた車両に用いられるものであって、バッテリーから充電装置を介して充電される空調用のコンデンサと、バッテリーから開閉装置を介して電力が供給され、空調用の電動コンプレッサ用インバータとを備え、空調用のコンデンサと電動コンプレッサ用インバータの間に空調用の開閉装置を設け、空調用のコンデンサの端子電圧に基づき、充電完了後に空調用の開閉装置を閉じることを特徴とする。
また、請求項4の発明の車両用空調装置は、請求項3において、電動コンプレッサ用インバータに印加される電圧に基づき、異常高電圧にて空調用の開閉装置を開くことを特徴とする。
請求項1の発明では、バッテリーと、このバッテリーと主軸モータ用インバータの間に接続された充電装置及び開閉装置の並列回路を備えた車両に用いられる空調装置において、バッテリーから充電装置を介して充電される空調用のコンデンサと、バッテリーから開閉装置を介して電力が供給され、空調用の電動コンプレッサ用インバータとを備え、空調用のコンデンサと電動コンプレッサ用インバータの間に空調用の開閉装置を設け、空調用のコンデンサの端子電圧に基づき、異常高電圧にて空調用の開閉装置を開くようにしたので、車両側の回路で異常が発生した場合には空調用の開閉装置を開いて電動コンプレッサ用インバータを保護することができる。また、電動コンプレッサ用インバータ側で異常が発生した場合にも空調用の開閉装置を開くことにより、車両側の回路を保護できる。
特に、この場合には車両側の充電装置によって空調用のコンデンサを充電できるので、空調用に別途格別な充電装置も不要となる。
請求項2の発明では、上記に加えて空調用のコンデンサの前段に、当該コンデンサ側を順方向とするダイオードを接続したので、例えば、誤って配線やコネクターなど電源の極性を逆に接続してしまった場合でも回路を保護することができるようになると共に、空調用の回路の接続部に触れても感電を回避できるようになる。
請求項3の発明では、バッテリーと、このバッテリーと主軸モータ用インバータの間に接続された充電装置及び開閉装置の並列回路を備えた車両に用いられる空調装置において、バッテリーから充電装置を介して充電される空調用のコンデンサと、バッテリーから開閉装置を介して電力が供給され、空調用の電動コンプレッサ用インバータとを備え、空調用のコンデンサと電動コンプレッサ用インバータの間に空調用の開閉装置を設け、空調用のコンデンサの端子電圧に基づき、充電完了後に空調用の開閉装置を閉じるようにしたので、空調用の回路側で独自に空調用のコンデンサ充電完了を判断し、空調用の開閉装置を閉じて電動コンプレッサ用インバータに電力供給を開始できるようになり、空調側の回路と車両側の回路間のデータの授受を不要とすることができるようになる。これにより、空調側の回路で独立した制御が可能となり、汎用性に富んだものとなる。
請求項4の発明では、上記に加えて電動コンプレッサ用インバータに印加される電圧に基づき、異常高電圧にて空調用の開閉装置を開くので、車両側の回路で異常が発生した場合には空調用の開閉装置を開いて電動コンプレッサ用インバータを保護することができる。また、電動コンプレッサ用インバータ側で異常が発生した場合にも空調用の開閉装置を開くことにより、車両側の回路を保護できる。特に、この場合には車両側の充電装置によって空調用のコンデンサを充電できるので、空調用に別途格別な充電装置も不要となる。
本発明は、回路で異常が発生した場合に空調用のインバータを保護するという目的を、空調用のコンデンサと電動コンプレッサ用インバータの間に設けた開閉装置を空調用のコンデンサの端子電圧に基づいて開くことにより実現した。
次に、図面に基づき本発明の実施の形態を詳述する。図1は本発明の車両用空調装置1を搭載した電気自動車の電気回路図を示している。車両用空調装置1は、車載バッテリー2と、この車載バッテリー2と主軸モータ用インバータ6間に接続された充電装置3及び開閉装置5の並列回路を備えた車両に用いられるもので、例えば、電気自動車(HEVやPEV)や燃料電池自動車(FCEV)などに搭載された車載バッテリー2から電力が供給されて駆動する。該電気自動車は車載バッテリー2から供給される電力で駆動する主軸モータM1と、これもまた車載バッテリー2から供給される電力で駆動する電動コンプレッサ20とを備えている。
該電気自動車の電気回路は、電気自動車に搭載された車載バッテリー2の一方の端子はスイッチSW1を介して抵抗R3が直列に接続された充電装置3に接続され、この充電装置3は所定の直流電流で溶断するヒューズF1、ダイオードD1を介して主回路4に接続され、この主回路4は自動車を走行させるための主軸モータM1に接続されている。また、車載バッテリー2の他方の端子も主回路4に接続されている。
該主回路4は、図示しない複数のスイッチング素子とスイッチングサージ吸収用のダイオードなどにて構成され、車載バッテリー2からの直流電圧を三相疑似正弦波に変換して主軸モータM1に印加する。これによって、主軸モータM1を駆動し自動車を走行させる。尚、ダイオードD1はヒューズF1側からコンデンサC1側に順方向に接続されている。また、ヒューズF1には、車載バッテリー2からダイオードD1を介して主回路4に大きな電流が流れるが、必要以上に大きな電流が流れた場合、ヒューズF1が溶断されてダイオードD1を保護する。
前記車載バッテリー2の一方の端子は抵抗R1を介して抵抗R2が直列に接続され、抵抗R2の他方の端子は車載バッテリー2の他方の端子に接続されている。この抵抗R1、抵抗R2によって車載バッテリー2の電圧を監視する電圧監視回路9が構成されている。また、車載バッテリー2の一方の端子と充電装置3との間、及び、充電装置3とヒューズF1との間にスイッチにて構成された開閉装置(以降主開閉装置5と称す)が接続されている。即ち、直列に接続された抵抗R1、R2からなる電圧監視回路9は車載バッテリー2の両端子に並列に接続され、主開閉装置5は充電装置3に並列に接続されている。
また、ダイオードD1と主回路4との間から分岐して充放電用のコンデンサC1の一方の端子が接続され、コンデンサC1の他方の端子は車載バッテリー2と主回路4との間に接続されている。このコンデンサC1は、主回路4に並列に接続されている。係るダイオードD1とコンデンサC1及び主回路4にて主軸モータ用インバータ6(主機)を構成している。
また、主回路4には制御装置8が接続されている。この制御装置8は充電装置3と主開閉装置5及び電圧監視回路9(抵抗R1と抵抗R2の中間)に接続されている。そして、制御装置8は電圧監視回路9にて車載バッテリー2の電圧を検出することにより、車載バッテリー2の電圧を監視する。係る制御装置8を含む車載バッテリー2から主軸モータM1まで車両側の回路(図中上側点線枠内)となる。
一方、車両用空調装置1(補機)は充電装置3とヒューズF1との間から分岐して所定の直流電流で溶断するヒューズF11、ダイオードD11、及び、スイッチにて構成された空調用の開閉装置(以降空調用開閉装置15と称す)を介して主回路14に接続されている。また、車載バッテリー2と主回路4との間から分岐して主回路14に接続されている。ダイオードD11と空調用開閉装置15との間から分岐して空調用の充放電用コンデンサC11の一方の端子が接続され、空調用の充放電用コンデンサC11の他方の端子は車載バッテリー2と主回路14との間に接続されている。尚、このヒューズF11もヒューズF1同様、車載バッテリー2からダイオードD11を介して主回路14に大きな電流が流れるが、必要以上に大きな電流が流れた場合、ヒューズF11が溶断されてダイオードD11を保護する。
また、ダイオードD11と空調用開閉装置15との間には抵抗R11を介して抵抗R12が直列に接続されており、この抵抗R12の他方の端子は車載バッテリー2と主回路14との間に接続されると共に、抵抗R11、抵抗R12は空調用のコンデンサC11に並列に接続されている。両抵抗R11、抵抗R12によって電圧監視回路19が構成され、この電圧監視回路19は空調用のコンデンサC11両端の端子電圧を監視する。
係るダイオードD11と空調用のコンデンサC11、電圧監視回路19及び主回路14にて電動コンプレッサ用インバータ16(図中下側点線枠内)を構成している。そして、主回路14は、前述の主回路4同様図示しないスイッチング素子とスイッチングサージ吸収用のダイオードなどにて構成され、車載バッテリー2からの直流電圧をこれもまた三相疑似正弦波に変換して空調用の電動コンプレッサ20に印加し、電動コンプレッサ20を駆動し車室内の空調を行う。尚、ダイオードD11はヒューズF11側から空調用のコンデンサC11側に順方向に接続されている。
また、主回路14は制御装置(図示せず)を備えている。この制御装置(主回路14)は、電圧監視回路19にて検出(図中点線矢印)した空調用のコンデンサC11両端の端子電圧(この場合主回路14の両端電圧となる)が異常高電圧の場合、空調用開閉装置15を開く。これによって、主回路14は空調側の回路(電動コンプレッサ用インバータ16)に異常高電圧が流れ込むのを遮断し、主回路14が異常高電圧によって破損してしまうのを防止する。
次に、動作を説明する。尚、車載バッテリー2の電源電圧は公称280Vとされ、車両及び電動コンプレッサ20が非作動時の状態では、充電装置3、主開閉装置5、及び空調用開閉装置15は開状態となっているものとする。また、制御装置8は電圧監視回路9によって車載バッテリー2の電圧を監視すると共に電圧監視回路19によって空調用のコンデンサC11両端の端子電圧を監視している。
そして、車両のメインスイッチ(図示せず)がONされると、制御装置8は先ず充電装置3(スイッチSW1)の接点を閉じ車載バッテリー2からコンデンサC1、C11に電流を流す。このとき、充電装置3は抵抗R3によって車載バッテリー2からコンデンサC1、C11に流れる突入電流を抑制しこれらのコンデンサC1、C11に徐々に充電が行われる。
制御装置8は、コンデンサC1、C11の充電が開始され所定時間経過してコンデンサC1、C11の充電が完了すると、主軸モータM1のスタンバイOKとなって主開閉装置5の接点を閉じる。この場合、コンデンサC1、C11の充電が完了しているので主開閉装置5の接点を閉じてもコンデンサC1、C11には突入電流が流れることなく、車載バッテリー2からの直流電圧を主回路4に印加することができる。次に制御装置8は、主開閉装置5の接点を閉じると同時に充電装置3の接点を開いて車載バッテリー2の電力を主軸モータ用インバータ6の主回路4に印加する。これによって、主回路4は車載バッテリー2からの直流電圧を三相疑似正弦波に変換して主軸モータM1を駆動し車両を走行させる。
一方、補機である車両用空調装置1の主回路14は電圧監視回路19によって空調用のコンデンサC11の端子電圧を監視している。この場合、メインスイッチのONにより既に空調用のコンデンサC11への充電が完了して電動コンプレッサ20のスタンバイOKとなっているので、制御装置(主回路14)は空調用開閉装置15を閉じ、車載バッテリー2からの電力を電動コンプレッサ用インバータ16の主回路14に印加する。これによって、主回路14は車載バッテリー2からの直流電圧を三相疑似正弦波に変換して電動コンプレッサ20を駆動し車室内の空調を行う。
ここで、主軸モータM1は車両の減速時によって発電し、その電力を車載バッテリー2に充電することによりエネルギーを有効利用できるように構成している。この主軸モータM1によって発電した電力を車載バッテリー2に充電する場合、車載バッテリー2より電圧が低いと充電できないため、車載バッテリー2の電圧より主軸モータM1からの充電電圧を高くしていた。
しかし、車両の減速時などによって主軸モータM1で発電した電力を車載バッテリー2に充電する際、何らかの理由で車載バッテリー2から供給される電圧が異常高電圧となったのを電圧監視回路9が検出した場合、制御装置8は主開閉装置5を開いて後段のヒューズF1やダイオードD1或いはコンデンサC1や主回路4に高電圧が印加され破損してしまうのを保護する。
また、車載バッテリー2の電圧が異常高電圧となって主開閉装置5が開く以前、或いは、主軸モータM1の逆起電力などが電動コンプレッサ用インバータ16に流れ込んで空調用コンデンサC11の端子電圧が異常高電圧となった場合、制御装置(主回路14)は電圧監視回路19によってそれを検出し、空調用開閉装置15を開く。これによって、制御装置(主回路14)は主軸モータM1の逆起電力などが電動コンプレッサ用インバータ16に流れ込むのを遮断し、主回路14が主軸モータM1の逆起電力などによって破損してしまうのを保護する。
このように、空調用のコンデンサC11と電動コンプレッサ用インバータ16との間に空調用開閉装置15を設け、制御装置(主回路14)は空調用のコンデンサC11の端子電圧に基づき、電圧監視回路19が検出した空調用のコンデンサC11の端子電圧が異常高電圧の場合、空調用開閉装置15を開くようにしたので、車両側の回路で異常が発生した場合には空調用開閉装置15を開いて主回路14への通電を遮断し保護することができる。また、電動コンプレッサ用インバータ16側で異常が発生した場合にも空調用開閉装置15を開くことにより、車両側の回路を保護することができる。
また、空調用のコンデンサC11と主回路14との間に空調用開閉装置15を設け、制御装置(主回路14)は車両側の充電装置3が閉じて空調用のコンデンサC11の充電完了後に電圧監視回路19が検出した空調用のコンデンサC11両端の端子電圧に基づき、空調用開閉装置15を閉じるようにしているので、制御装置(主回路14)は空調用の回路側で独自に空調用のコンデンサC11の充電完了を判断して空調用開閉装置15を閉じて、車載バッテリー2から電動コンプレッサ用インバータ16に電力供給を開始することができるようになる。これにより、空調側の回路だけで独立した制御ができるようになるので、空調側の回路と車両側の回路間のデータ授受が不要となり、車両用空調装置の回路構成を簡素化することができて作業工数及びコスト削減を行うことができる。
また、主軸モータM1の逆起電力などが電動コンプレッサ用インバータ16に流れ込むことにより、制御装置(主回路14)は空調用のコンデンサC11の端子電圧が異常高電圧の場合、電動コンプレッサ用インバータ16に印加される電圧に基づいて、空調用開閉装置15を開くので、車両側の回路で異常が発生した場合には空調用開閉装置15を開いて電動コンプレッサ用インバータ16を保護することができる。また、電動コンプレッサ用インバータ16側で異常が発生した場合にも制御装置(主回路)は空調用開閉装置15を開くことにより、車両側の回路を保護できる。特に、この場合には車両側の充電装置3によって空調用のコンデンサC11を充電できるので、空調用に別途格別な充電装置3も不要となる。
尚、実施例では車両用空調装置1を電気自動車(HEVやPEV)や燃料電池自動車(FCEV)などに搭載することで説明したが、車両用空調装置1はそれらの電気自動車に限らずハイブリッドカー(HEV)などに搭載しても本発明は同様の効果を得ることができる。
本発明の車両用空調装置を搭載した電気自動車の電気回路図である。
符号の説明
1 車両用空調装置
2 車載バッテリー
3 充電装置
4 主回路
5 主開閉装置
6 主軸モータ用インバータ
8 制御装置
9 電圧監視回路
14 主回路
15 空調用開閉装置
16 電動コンプレッサ用インバータ
19 電圧監視回路
20 電動コンプレッサ
C1 コンデンサ
C11 コンデンサ
D1 ダイオード
D11 ダイオード
M1 主軸モータ
SW1 スイッチ

Claims (4)

  1. バッテリーと、このバッテリーと主軸モータ用インバータの間に接続された充電装置及び開閉装置の並列回路を備えた車両に用いられる空調装置であって、
    前記バッテリーから前記充電装置を介して充電される空調用のコンデンサと、
    前記バッテリーから前記開閉装置を介して電力が供給され、空調用の電動コンプレッサ用インバータとを備え、
    前記空調用のコンデンサと前記電動コンプレッサ用インバータの間に空調用の開閉装置を設け、前記空調用のコンデンサの端子電圧に基づき、異常高電圧にて前記空調用の開閉装置を開くことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記空調用のコンデンサの前段に、当該コンデンサ側を順方向とするダイオードを接続したことを特徴とする請求項1の車両用空調装置。
  3. バッテリーと、このバッテリーと主軸モータ用インバータの間に接続された充電装置及び開閉装置の並列回路を備えた車両に用いられる空調装置であって、
    前記バッテリーから前記充電装置を介して充電される空調用のコンデンサと、
    前記バッテリーから前記開閉装置を介して電力が供給され、空調用の電動コンプレッサ用インバータとを備え、
    前記空調用のコンデンサと前記電動コンプレッサ用インバータの間に空調用の開閉装置を設け、前記空調用のコンデンサの端子電圧に基づき、充電完了後に前記空調用の開閉装置を閉じることを特徴とする車両用空調装置。
  4. 前記電動コンプレッサ用インバータに印加される電圧に基づき、異常高電圧にて前記空調用の開閉装置を開くことを特徴とする請求項3の車両用空調装置。
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