JP2001013151A - 血液の検査装置 - Google Patents

血液の検査装置

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JP2001013151A
JP2001013151A JP11185046A JP18504699A JP2001013151A JP 2001013151 A JP2001013151 A JP 2001013151A JP 11185046 A JP11185046 A JP 11185046A JP 18504699 A JP18504699 A JP 18504699A JP 2001013151 A JP2001013151 A JP 2001013151A
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reaction
test
transport path
biochemical
optical system
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JP11185046A
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Minoru Ogura
實 小倉
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Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生化学検査および/または免疫血清検査と血
液凝固検査とを一貫して行う装置であって、検査を省力
化でき、装置構成を一層コンパクト化し得る血液の検査
装置を提供する。 【解決手段】 血液の検査装置は、主に血液凝固検査を
行う第1の検査機構(1)と、生化学・免疫血清検査を
行う第2の検査機構(2)とから構成される。第1の検
査機構(1)は、反応容器(W1,W2…)を順次搬送
する第1の搬送路(10)と第1の光学系(4)とを備
え、第2の検査機構(2)は、反応容器(W1,W2
…)を更に順次搬送する第2の搬送路(20)と第2の
光学系(5)とを備えている。第1の光学系(4)によ
り、血液凝固検査のための測定、および、生化学・免疫
血清検査のための前半の測定を行い、第2の光学系
(5)により、生化学・免疫血清検査のための後半の測
定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血液の検査装置に
関するものであり、詳しくは、血液凝固検査と生化学検
査や免疫血清検査とを一貫してして行う装置であって、
検査全体において省力化でき、しかも、装置構成を一層
コンパクト化し得る血液の検査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】臨床検査における血漿および血清の検査
では、通常、血液凝固検査、生化学検査および免疫血清
検査の3つの検査が行われる。凝固検査においては、試
料としての血漿が収容された反応容器(キュベット)に
凝固試薬を注入した後、通常540nmの波長の光を照
射し、凝固成分の生成による透過光または散乱光の変
化、すなわち、濁度の変化を0.1〜2秒の測光間隔で
3〜7分間測定することにより、血液の凝固時間を測定
する。
【0003】他方、生化学検査または免疫検査において
は、試料としての血漿または血清が収容された反応容器
に生化学試薬またはラテックス試薬を注入した後、通常
340〜950nmの波長の光を照射し、生化学試薬中
の酵素試薬発色による吸光度の変化やラテックス凝集成
分の生成による吸光度のまたは散乱光の変化を2〜20
秒の測光間隔で3〜20分間測定することにより、血液
中の生化学項目、腫瘍マーカー、感染症、甲状腺、内分
泌などに関する各種項目を検査する。
【0004】血液の検査においては、上記の様に、生化
学反応や免疫反応の速度と凝固反応の速度との相違、ひ
いては測光時間の大幅な相違、ならびに、光学系におい
て使用される光の波長の相違などから、血液凝固検査の
ための検査装置と生化学検査や免疫血清検査のための検
査装置との少なくとも2種の装置が必要とされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、臨床検査な
どにおいては、より迅速性が要求されるため、生化学検
査や免疫血清検査と凝固検査とを一層効率的に行い得る
手段が望まれる。また、検査においてより省力化でき、
しかも、検査装置を一層小型化し得る手段が望まれる。
本発明の目的は、生化学検査や免疫血清検査と血液凝固
検査とを一貫してして行う装置であって、検査全体にお
いて省力化でき、しかも、装置構成を一層コンパクト化
し得る血液の検査装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の課
題を解決すべく、種々検討の結果、従来の生化学または
免疫血清検査用の装置と血液凝固検査用の装置は、反応
容器(試料)の搬送機構を2種の装置間で連続させるこ
とによって容易に一体化はし得るが、単に、搬送機構を
連続させただけでは、2つの検査を実施するために要す
る全体の検査時間は短縮できず、しかも、各検査用の搬
送系および光学系を設置するため、装置全体が大型化す
るとの知見を得た。
【0007】そこで、本発明者等は、各検査工程を更に
解析した結果、生化学検査または免疫検査においては、
最初の試薬を注入した後に加温などの処理が行われるた
め、検査の前半が実質的に待機時間となり、斯かる待機
時間が検査全体の効率に大きく影響していることを知得
した。そして、斯かる知見に基づき更に検討した結果、
生化学検査または免疫検査の前半の工程と凝固検査の工
程とを同一の検査領域で併行させるならば、装置構成を
簡素化でき、しかも、一貫して且つ効率的に2種の検査
を実施し得ることを見出し、本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明の要旨は、血液成分を検
査する検査装置であって、主に血液凝固検査を行う第1
の検査機構と、生化学検査および/または免疫血清検査
を行う第2の検査機構とから構成され、前記第1の検査
機構は、多数の反応容器を一方向へ順次搬送する第1の
搬送路と、当該第1の搬送路に付設され且つ試料を解析
する第1の光学系とを備え、前記第2の検査機構は、前
記第1の搬送路から送り込まれた反応容器を更に一方向
へ順次搬送する第2の搬送路と、当該第2の搬送路に付
設され且つ試料を解析する第2の光学系とを備え、前記
第1光学系は、血液凝固検査に適用する反応容器に対
し、凝固速度に対応した測光間隔で試料としての血漿に
おける透過光または散乱光の強度を測定する機能、およ
び、生化学検査または免疫血清検査に適用する反応容器
に対し、生化学反応または免疫反応の前半の反応速度に
対応した測光間隔で試料としての血漿または血清におけ
る透過光または散乱光の強度を測定する機能を有し、前
記第2の光学系は、生化学検査または免疫血清検査に適
用する反応容器に対し、生化学反応または免疫反応の後
半の反応速度に対応した測光間隔で試料としての血漿ま
たは血清における透過光または散乱光の強度を測定する
機能を有していることを特徴とする血液の検査装置に存
する。
【0009】上記の検査装置においては、反応容器にそ
れぞれ血漿試料または血清試料を収容し、各試料の反応
容器を混在させた状態で第1の検査機構の第1の搬送路
によって搬送しつつ、第1の光学系により凝固検査なら
びに生化学・免疫検査の前半の測定を行い、続いて、第
2の検査機構の第2の搬送路によって搬送しつつ、第2
の光学系により生化学・免疫検査の後半の測定を行う。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る血液の検査装置の実
施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係
る血液の検査装置の一例を示す平面図である。図2は、
本発明に係る血液の検査装置の他の例を示す平面図であ
る。以下、実施形態の説明においては、血液の検査装置
を「検査装置」と略記し、血液凝固検査を「凝固検査」
と、生化学検査および/または免疫血清検査を「生化学
・免疫検査」とそれぞれ略記する。
【0011】本発明の検査装置は、血液成分を検査する
検査装置であって、図1に示す様に、主に凝固検査を行
う第1の検査機構(1)と、生化学・免疫検査を行う第
2の検査機構(2)とから主として構成される。周知の
通り、凝固検査は、血液の凝固・線溶に関する項目を分
析する検査であり、また、生化学・免疫検査は、生化学
項目、血清の腫瘍マーカー、感染症、甲状腺、内分泌、
血漿蛋白・脂質関連、生化学検査、TDM等に関する項
目について分析する検査である。
【0012】第1の検査機構(1)は、多数の反応容器
(W1,W2,W1…)を一方向へ順次搬送する第1の
搬送路(10)と、第1の搬送路(10)に付設され且
つ試料を解析する第1の光学系(4)とを備えており、
第2の検査機構(2)は、第1の搬送路(10)から送
り込まれた反応容器(W1,W2,W1…)を更に一方
向へ順次搬送する第2の搬送路(20)と、第2の搬送
路(20)に付設され且つ試料を解析する第2の光学系
(5)とを備えている。そして、反応容器(W1,W
2,W1…)にそれぞれ収容された試料としての血漿お
よび血清を搬送中に分析する様になされている。
【0013】反応容器(W1,W2)としては、一般的
には透明性樹脂材料によって略有底角筒状に形成された
所謂キュベットが使用される。説明の便宜上、凝固検査
用の血漿試料が収容される反応容器を符号(W1)で示
し、生化学・免疫検査用の血漿または血清試料が収容さ
れる反応容器を符号(W2)で示す。
【0014】第1の搬送路(10)は、例えば、反応容
器(W1,W2…)を保持し得る形状の穴が走行方向に
沿って多数開口されたベルトコンベヤによって構成され
る。上記の各試料は、通常、反応容器(W1,W2…)
に自動的に供給される様になされている。具体的には、
第1の搬送路(10)の走行方向上流側の端部には、未
使用の反応容器(W1,W2…)を蓄える容器ストッカ
ー(11)と、容器ストッカー(11)から第1の搬送
路(10)に反応容器(W1,W2…)を順次供給する
容器搬入装置(12)が設けられる。容器ストッカー
(11)は、多数の反応容器を直立状態で収容し且つこ
れらを整列状態で順次前方へ移動させ、そして、容器搬
入装置(12)は、容器ストッカー(11)内の前端に
位置する反応容器を押送部材または空気圧力によって順
次第1の搬送路(10)上に送り出す様になされてい
る。
【0015】また、第1の搬送路(10)の近傍には、
血漿試料及び血清試料が各収容された検体チューブ
(S)を配置するための試料テーブル(30)と、血漿
試料及び血清試料を第1の搬送路(10)上の反応容器
(W1,W2…)に移し替えるための試料ノズル(3
2)が設けられる。
【0016】試料テーブル(30)は、多数の検体チュ
ーブ(S)を保持可能な開口部が円環状に配列されたタ
ーンテーブルである。試料ノズル(32)は、旋回可能
で且つ昇降可能なアームの先端に管が下方へ向けて突設
された構造を備え、内部のシリンジポンプの往復動によ
り、先端の管から試料テーブル(30)上の検体チュー
ブ(S)の試料を一定量吸上げ、そして、吸上げた試料
を第1の搬送路(10)上の反応容器(W1,W2…)
に注入する。なお、試料ノズル(32)の清浄化を図る
ため、シリンジポンプ内には、常時、外部から蒸留水が
供給される様になされている。
【0017】すなわち、本発明の検査装置においては、
上記の様な容器ストッカー(11)及び容器搬入装置
(12)、試料ノズル(32)により、反応容器(W
1,W2…)を第1の搬送路(10)に順次供給し、第
1の搬送路(10)上の反応容器(W1,W2…)にそ
れぞれ試料としての血漿および血清を自動的に供給する
ことが出来る。
【0018】更に、第1の搬送路(10)の搬送方向上
流側の側方には、多種の試薬を保持する試薬テーブル
(31)が設けられ、また、第1の搬送路(10)の搬
送方向上流側の端部近傍には、搬送中の選択された反応
容器(W1,W1…)又は(W2,W2…)に各反応用
の試薬を注入するための試薬ノズル(13)が設けられ
る。更に、第1の搬送路(10)の側方には、上記と同
様に、選択された反応容器(W1,W1…)又は(W
2,W2…)に各反応用の試薬を注入するための試薬ノ
ズル(23)が設けられる。これら、試薬テーブル(3
1)及び各試薬ノズル(13,23)は、第1の検査機
構(1)及び後述の第2の検査機構(2)において共通
に使用される装置として配置される。
【0019】試薬テーブル(31)は、多数の試薬容器
(R)を保持可能な開口部が例えば2重の円環状に配列
されたターンテーブルである。試薬ノズル(13)及び
試薬ノズル(23)は、上記の試料ノズル(32)と略
同様の構造を備え、内部のシリンジポンプの往復動によ
り、先端の管から試薬テーブル(31)上の試薬容器
(R)の試薬を一定量吸上げ、そして、吸上げた試薬を
第1の搬送路(10)上の反応容器(W1,W1…)に
一定量注入する様になされている。また、凝固検査にお
いて、反応速度を高めて効率的に且つより高精度に分析
するため、試薬ノズル(13)及び試薬ノズル(23)
は、例えば、帯状ヒーター等の加熱手段を付設すること
により、反応容器(W2,W2…)に対して加温された
試薬を供給可能に構成されていてもよい。
【0020】凝固検査用の試薬としては、PT,APT
T,Fib,T,H,外因系因子,内因系因子などが挙
げられる。また、生化学・免疫検査に関し、生化学項目
に関する試薬としては、電解質項目、GTO、GTP、
コレステロール、尿酸、尿素窒素、血糖などを検出する
試薬が挙げられる。免疫項目に関する試薬としては、腫
瘍マーカー項目の試薬として、AFP,CEA,CA1
9−9,PSA等の試薬が挙げられる。また、感染症項
目の試薬としては、HBs抗原,HBs抗体,HCV抗
体,TP抗体,HIV抗体,CRP抗体など、甲状腺項
目の試薬としては、TSH,FT4,FT3等、内分泌項
目の試薬としては、HCG,エストロジェン,HPL,
インシュリン,LH,FSH,プロラクチン等、血漿蛋
白・脂質関連項目の試薬としては、β2m,フェリチ
ン,ミオグロビン,IgE,Tf,α1AT,α1AG,
Hp,IgG,IgA,IgM,C3,C4等、TDM項
目の試薬としては、ジゴキシン,テオフィリン,フェノ
バルビタール,バルプロ酸などの試薬がそれぞれ挙げら
れる。
【0021】第1の光学系(4)としては、試料の濁度
を検出し得る限り、種々の光学ユニットを使用できる
が、より短い測光間隔(解像度)で高精度な分析をする
ため、半導体光源を使用した光学ユニットが好ましい。
具体的には、第1の光学系(4)は、第1の搬送路(1
0)を構成するコンベヤに保持された反応容器(W1,
W2…)に対し、確実に所定波長の光を透過させるた
め、進行方向のコンベヤ面の背面側に搬送方向に沿って
配列された例えば30組の光学ユニットから構成され
る。そして、これら光学ユニットの光源としては、30
0〜950nmの波長の発光ダイオード又は半導体レー
ザーが使用される。
【0022】また、第1の搬送路(10)の走行方向下
流側には、第1の検査機構(1)から第2の検査機構
(2)へ反応容器(W1,W2…)を載せ替える容器移
動装置(33)が設けられる。容器移動装置(33)
は、旋回可能で且つ昇降可能なアームの先端に反応容器
(W1,W2…)を挟持可能なフィンガーが付設されて
成る。すなわち、容器移動装置(33)は、第1の搬送
路(10)によって搬送された反応容器(W1,W2
…)を後述の第2の検査機構(2)の第2の搬送路(2
0)に載せ替える機能を有する。
【0023】第2の検査機構(2)の第2の搬送路(2
0)においては、後述する様に、主に、生化学反応また
は免疫反応の後半の反応を第2の光学系(5)によって
検出する。その際、より多数の試料を滞留させるため、
第2の搬送路(20)は、反応容器(W1,W2…)を
保持し得る形状の穴が周方向に沿って多数開口され、略
円環状に反応容器(W1,W2,W1…)を搬送するタ
ーンテーブルによって構成される。第2の搬送路(2
0)は、第1の搬送路(10)の搬送方向下流側端部に
近接して設けられる。
【0024】更に、第2の搬送路(20)の入口近傍、
すなわち、第1の搬送路(10)の搬送方向下流側の端
部近傍には、更に他の生化学反応用または免疫反応用の
試薬を注入するため、試薬ノズル(23)と同様の試薬
ノズル(24)が設けられる。また、試薬ノズル(2
4)の近傍には、試薬が注入された血漿、血清試料にお
ける反応を促進するため、撹拌器(25)が設けられ
る。撹拌器(25)は、旋回可能で且つ昇降可能なアー
ムの先端に小型のプロペラが回転可能に吊持された構造
を備えている。斯かる撹拌器(25)は、第2の搬送路
(20)上の反応容器(W2,W2…)中にプロペラを
挿入して容器内を攪拌する。
【0025】第2の光学系(5)は、例えば、第2の搬
送路(20)を構成するターンテーブルの回転方向に容
器搬入位置から約90°ずれた位置に配置される。第2
の光学系(5)としては、試料の濁度などを検出し得る
限り、種々の光学機器を使用できるが、酵素の発色やラ
テックスの凝集などを高精度に検出するため、十分な光
量の光源を使用した光学機器が好ましい。
【0026】具体的には、第2の光学系(5)の光源と
しては、ハロゲン・タングステンランプ等の白色光ラン
プが使用され、第2の光学系(5)の受光部には、照射
した光を所定の波長に分解する分光器が設けられる。そ
して、反応容器(W2,W2…)に照射した光を340
〜950nmの波長に分光して各波長で検出することに
より、試料毎に必要な波長を選択して測定でき、波長の
異なる比色分析などの種々の分析を混在させることが出
来る。
【0027】また、第2の搬送路(20)を構成するタ
ーンテーブルの回転方向に容器搬入位置から約300°
ずれた位置の近傍には、検査の終了した反応容器(W
1,W2…)を系外に搬出するための容器移動装置(3
4)が設けられる。容器移動装置(34)は、容器移動
装置(34)と同様の構造を備え、第2の搬送路(2
0)によって円環状に搬送された反応容器(W1,W2
…)を廃棄容器(図示省略)へ移動させる。
【0028】ところで、生化学・免疫検査は、生化学試
薬またはラテックス試薬を血漿および血清に注入し、生
化学試薬中の酵素試薬発色や凝集成分の生成状態を解析
することにより、前述の様な項目を分析する検査である
が、分析効率を高めるため、生化学反応およびラテック
ス反応では、第1の試薬を加温した状態で注入し、暫く
は反応液を高い温度に保持した後、第2の試薬注入後の
3〜20分間に目的とする反応を行う。従って、生化学
・免疫検査においては、前半が待機時間となり、後半に
必要な測定を行う。また、生化学・免疫検査において
は、一層分析効率を高める観点から、測定の前半におい
て反応を進行させることが望ましく、しかも、その場
合、凝固試験と同様に、例えば0.1秒の測定間隔で測
定することにより、より高精度な分析データを得ること
も可能である。
【0029】そこで、本発明は、第1の検査機構(1)
において、凝固検査を行う間、生化学・免疫検査の前半
の操作を併行させることにより、凝固検査と生化学・免
疫検査を効率的に実施する。すなわち、本発明において
は、第1の搬送路(10)で凝固検査のための分析およ
び生化学・免疫検査のための前半の待機操作または分析
を同時に行い、次いで、第2の検査機構(2)の第2の
搬送路(20)で生化学・免疫検査のための後半の分析
を行う。
【0030】従って、上記の第1光学系(4)は、凝固
検査に適用する反応容器(W1,W1…)に対し、凝固
速度に対応した測光間隔で血漿における透過光または散
乱光の強度を測定する機能、および、生化学・免疫検査
に適用する反応容器(W2,W2…)に対し、生化学反
応の前半の反応速度に対応した測光間隔で血漿または血
清における透過光または散乱光の強度を測定する機能を
有していることが必要である。なお、第1の搬送路(1
0)上で生化学・免疫反応の前半の反応を進行させない
場合、第1光学系(4)は、生化学・免疫反応の前半の
反応速度に対応し、実質的に待機状態となる。
【0031】第1の光学系(4)は、前述の様に、多数
の光学ユニットを配置して構成されるが、凝固検査用と
して、例えば540nmの波長の光学ユニットを多数配
置して構成されることにより、あるいは、生化学・免疫
検査の前半の反応を第1の搬送路(10)で進行させる
場合には、凝固検査用の多数のユニットの間に、生化学
・免疫検査用として、340〜950nmの波長の光学
ユニットを一定ピッチで混在させて構成されることによ
り、上記の2つの測定機能を発揮できる。そして、第1
の光学系(4)においては、各ユニットの光源を連続し
て発光させ、得られる特定の波長信号から、凝固試験の
場合は、例えば0.1秒の測光間隔で3〜7分間データ
を取り込み、また、生化学・免疫検査の場合は、例えば
2〜20秒の測光間隔で3〜7分間データを取り込む様
に設定される。
【0032】更に、第2の光学系(5)は、生化学・免
疫検査に適用する反応容器(W2,W2…)に対し、生
化学反応の後半の反応速度に対応した測光間隔で血漿ま
たは血清における透過光または散乱光の強度を測定する
機能を有していることが必要である。第2の光学系
(5)は、前述の様に、白色光ランプを光源に使用した
光学機器によって構成されるが、光源を連続して発光さ
せ、そして、分光して得られる特定の波長信号から、例
えば2〜20秒の測光間隔でデータを取り込む様になさ
れている。
【0033】本発明においては、第1光学系(4)並び
に第2の光学系(5)により、何れも試料の濁度の変化
を解析するが、濁度の測定方法としては、透過光の強度
を利用した方法、散乱光を利用した方法などが挙げられ
る。また、測定したデータを解析する解析手法として
は、例えば、多数の測定点から反応速度を求めるレート
法が挙げられ、斯かる演算は、装置に付設されたコンピ
ューターによって行われる。なお、反応容器(W1,W
2…)には、バーコード等によって予め個別の容器コー
ドが付与され、試料の注入から試薬の選択・分注、各光
学系における作動などは、各反応容器(W1,W2…)
のコードに基づいて制御される。
【0034】本発明の分析装置は、上述の様に構成され
ており、第1の搬送路(10)は、容器搬入装置(1
2)によって容器ストッカー(11)から供給された反
応容器(W1,W2…)を第2の搬送路(20)へ向け
て1コマづつ、すなわち、反応容器の1個分づつ一定の
速さで移動させる。その際、先ず、試料ノズル(32)
は、試料テーブル(30)上の検体チューブ(S)から
検査対象としての血液および血清の試料を取出し、反応
容器(W1,W2…)に順次注入する。
【0035】また、試料が収容された反応容器(W1,
W2…)のうち、凝固検査用の反応容器(W1,W1
…)に対し、試薬ノズル(13)は、試薬テーブル(3
1)上の試薬容器(R)から所定の凝固検査用の試薬を
選択的に取出して分注し、また、生化学・免疫検査用の
反応容器(W2,W2…)に対し、試薬ノズル(13)
は、試薬テーブル(31)上の試薬容器(R)から所定
の生化学・免疫検査用の試薬を選択的に取出して分注す
る。更に、試薬ノズル(23)も、凝固検査用の反応容
器(W1,W1…)に対して所定の凝固検査用の試薬を
分注し、生化学・免疫検査用の反応容器(W2,W2
…)に対して所定の生化学・免疫検査用の試薬を分注す
る。その結果、反応容器(W1,W1…)において凝固
反応が進行し、反応容器(W2,W2…)において生化
学反応あるいは抗体反応が進行する。
【0036】一方、第1の搬送路(10)に設けられた
第1の光学系(4)は、搬送される各反応容器(W1,
W2…)に所定波長の光を連続的に照射すると共に、検
査項目に準じ、透過光または散乱光の信号を上記の様な
測光間隔でデジタルデータとして取り込む。装置に付設
されたコンピューターは、得られたデータを所定の解析
法に基づいて処理し、反応容器(W1,W1…)におけ
る凝固反応、および、反応容器(W2,W2…)におけ
る生化学反応・免疫反応の前半の反応を解析する。
【0037】次いで、反応容器(W1,W2…)が第1
の搬送路(10)の終端まで搬送されると、容器移動装
置(33)は、反応容器(W1,W2…)を第2の検査
機構(2)の第2の搬送路(20)に載せ替え、第2の
搬送路(20)は、移し替えられた反応容器(W1,W
2…)を一方向(図1においては時計廻りの方向)に1
コマづつ一定の速さで移動させる。その際、試薬ノズル
(24)は、必要に応じて試薬テーブル(31)上の試
薬容器(R)から所定の試薬を取出して反応容器(W
2,W2…)に注入し、また、撹拌器(25)は、反応
容器(W2,W2…)内を撹拌して反応を均一化させ
る。
【0038】第2の搬送路(20)において、第2の光
学系(5)は、逐次搬送される反応容器(W2,W2
…)に対し、上記の様な光源の光を連続的に照射すると
共に、検査項目に準じ、分光して得られる所定波長の透
過光または散乱光の信号をデジタルデータとして取り込
む。第2の光学系(5)による測定においては、第2の
搬送路(20)としてのターンテーブルを2〜20秒/
1回転の速さで回転させ、回転の都度、反応容器(W
2,W2…)に関するデータを測定する。また、コンピ
ューターは、得られたデータを所定の解析法に基づいて
処理し、反応容器(W2,W2…)における生化学反応
・免疫反応の後半の反応を解析する。そして、第2の搬
送路(20)の近傍に設けられた容器移動装置(34)
は、測定の終了した反応容器(W1,W2…)を系外に
搬出する。
【0039】上記の様に、本発明の検査装置において
は、反応容器(W1,W2…)にそれぞれ血漿試料また
は血清試料を収容し、各試料の反応容器を混在させた状
態で第1の検査機構(1)の第1の搬送路(10)によ
って搬送しつつ、第1の光学系(4)により凝固検査な
らびに生化学・免疫検査の前半の測定を行い、続いて、
第2の検査機構(2)の第2の搬送路(20)によって
搬送しつつ、第2の光学系(5)により生化学・免疫検
査の後半の測定を行う。すなわち、本発明の検査装置
は、第1の検査機構(1)の第1の搬送路(10)にお
いて、待機操作を含む試薬注入直後の生化学・免疫検査
の前半の検査と凝固検査とを予め併行させて行うため、
装置構成を簡素化でき、装置全体をコンパクト化し得
る。しかも、一貫して且つ効率的に2種の検査を実施で
き、検査の省力化を図ることが出来る。
【0040】特に、本発明の分析装置は、第1の搬送路
(10)における生化学・免疫検査の前半の操作におい
て、加温操作などによって反応を一層進行させ、より短
い測定間隔で生化学・免疫反応の前半の反応を測定する
ことにより、一層高精度な分析を行うことも出来る。な
お、本発明において、第1の光学系は、一対の光源およ
び受光素子から成る1つの光学ユニットを第1の搬送路
に沿って高速に往復移動させる様に構成されていてもよ
い。
【0041】また、図1に示す検査装置のレイアウトは
一例であり、本発明の検査装置は、図2に示す様に、幾
つかのターンテーブルを組合わせて構成されていてもよ
い。図2に示す検査装置においては、第1の搬送路(1
0)がターンテーブルによって構成され、当該ターンテ
ーブルに対し、先端にフィンガーを有する前述の容器移
動装置(33)と略同様の昇降可能なアーム構造の容器
搬入装置(14)によって反応容器(W1,W2…)を
供給可能なされている。
【0042】そして、第1の光学系(図示省略)は、上
記ターンテーブルの下面側に多数の光学ユニットを環状
に配列して構成される。また、第2の搬送路(20)を
構成するターンテーブルの近傍には、生化学・免疫検査
用の第3の試薬を分注するための試薬ノズル(26)が
設けられる。その他の構造は、図1の検査装置と略同様
である。図2に示す検査装置も、図1の検査装置と同様
に、装置構成を簡素化でき、しかも、一貫して且つ効率
的に2種の検査を実施できる。
【0043】
【発明の効果】本発明に係る血液の検査装置によれば、
第1の検査機構の第1の搬送路において、待機操作を含
む試薬注入直後の生化学検査および/または免疫血清検
査の前半の検査と凝固検査とを予め併行させて行うた
め、装置構成を簡素化でき、しかも、一貫して且つ効率
的に2種の検査を実施でき、検査の省力化を図ることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る血液の検査装置の一例を示す平面
図である。
【図2】本発明に係る血液の検査装置の他の例を示す平
面図である。
【符号の説明】
1 :第1の検査機構(1) 10:第1の搬送路(10) 13:試薬ノズル 2 :第2の検査機構(2) 20:第2の搬送路(20) 23:試薬ノズル 24:試薬ノズル 25:撹拌器 26:試薬ノズル 30:試料テーブル 31:試薬テーブル 33:容器移動装置 4 :第1の光学系(4) 5 :第2の光学系(5) W1:反応容器 W2:反応容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G045 AA01 AA10 AA13 CA25 CA26 FA11 FA12 FA13 FA14 FA29 FB03 GC10 GC11 HA02 JA07 JA08 2G058 AA05 AA09 BB07 BB14 CB04 CB05 CD04 CD11 CE08 EA02 EA04 ED03 GA02 GA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血液成分を検査する検査装置であって、
    主に血液凝固検査を行う第1の検査機構(1)と、生化
    学検査および/または免疫血清検査を行う第2の検査機
    構(2)とから構成され、第1の検査機構(1)は、多
    数の反応容器(W1,W2…)を一方向へ順次搬送する
    第1の搬送路(10)と、第1の搬送路(10)に付設
    され且つ試料を解析する第1の光学系(4)とを備え、
    第2の検査機構(2)は、第1の搬送路(10)から送
    り込まれた反応容器(W1,W2…)を更に一方向へ順
    次搬送する第2の搬送路(20)と、第2の搬送路(2
    0)に付設され且つ試料を解析する第2の光学系(5)
    とを備え、第1光学系(4)は、血液凝固検査に適用す
    る反応容器(W1)に対し、凝固速度に対応した測光間
    隔で試料としての血漿における透過光または散乱光の強
    度を測定する機能、および、生化学検査または免疫血清
    検査に適用する反応容器(W2)に対し、生化学反応ま
    たは免疫反応の前半の反応速度に対応した測光間隔で試
    料としての血漿または血清における透過光または散乱光
    の強度を測定する機能を有し、第2の光学系(5)は、
    生化学検査または免疫血清検査に適用する反応容器(W
    2)に対し、生化学反応または免疫反応の後半の反応速
    度に対応した測光間隔で試料としての血漿または血清に
    おける透過光または散乱光の強度を測定する機能を有し
    ていることを特徴とする血液の検査装置。
  2. 【請求項2】 第1の搬送路(10)が、略直線的に反
    応容器(W1,W2,W1…)を搬送するコンベヤによ
    って構成され、第2の搬送路(20)が、略円環状に反
    応容器(W1,W2,W1…)を搬送するターンテーブ
    ルによって構成されている請求項1に記載の血液の検査
    装置。
  3. 【請求項3】 第1の搬送路(10)及び第2の搬送路
    (20)が、各々、略円環状に反応容器(W1,W2,
    W1…)を搬送するターンテーブルによって構成されて
    いる請求項1に記載の血液の検査装置。
  4. 【請求項4】 第1の光学系(4)の光源が、300〜
    950nmの波長の発光ダイオード又は半導体レーザー
    である請求項1〜3の何れかに記載の血液の検査装置。
  5. 【請求項5】 第2の光学系(5)の光源が白色光ラン
    プであり、その受光部に分光器が設けられている請求項
    1〜4の何れかに記載の血液の検査装置。
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