JP2001012361A - オイルポンプ - Google Patents

オイルポンプ

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JP2001012361A
JP2001012361A JP11177140A JP17714099A JP2001012361A JP 2001012361 A JP2001012361 A JP 2001012361A JP 11177140 A JP11177140 A JP 11177140A JP 17714099 A JP17714099 A JP 17714099A JP 2001012361 A JP2001012361 A JP 2001012361A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプハウジングからポンプ駆動軸が突出す
る部位での外部へのオイル漏洩を防止しつつ、オイルポ
ンプの駆動軸方向の寸法を抑える。 【解決手段】 ポンプハウジング2のインナランド部2
aの摺動面上に、吐出ポート8の略終端部に対応する位
置を起点としてシールランド10手前で径方向に延出し
て吸入ポート7内に連通する環状の溝2eを形成し、溝
2eにより、吐出ポート8側の圧力によってインナロー
タの平面部とインナランド部2aの摺動面との間から漏
洩するオイルを吸入ポート7に戻す。これにより、外部
へのオイル漏洩を防止しつつ、オイルポンプの駆動軸方
向の寸法を短縮することが可能となり、艤装上の自由度
を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用エンジン等
の潤滑油圧源として用いられるオイルポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用エンジン等の潤滑油圧源
として用いられるオイルポンプには、インナロータとイ
ンナロータに内接して噛合するアウタロータをポンプハ
ウジングに収納し、両ロータの回転に伴うポンピングチ
ャンバ容積の増減によってオイルの吸入・吐出を行うト
ロコイド型オイルポンプが多く用いられる。
【0003】トロコイド型オイルポンプは、艤装上、エ
ンジンのクランクシャフトをポンプ駆動軸としてシリン
ダブロックに直接取り付けられ、インナロータに係合し
てポンプハウジングから突出したクランクシャフトの端
部に、ウォーターポンプ等を駆動するためのプーリが取
り付けられることが多い。
【0004】この場合、ポンプハウジングのクランクシ
ャフトが突出する部位には、ポンプ内のオイルが外部に
漏洩することを防止するため、オイルシール等の軸封部
材が装着されているが、インナロータとポンプハウジン
グとの間からオイルシール背面側に漏れたオイルによっ
てオイルシール背面側の圧力が上昇し、オイルシールの
シール性能限界を超える虞がある。
【0005】これに対処するため、実開昭62−171
677号公報には、軸封部材の内側で回転軸に対向して
いるポンプケースの内壁下部に、ポンプの吸込側に連通
路を介してつながる凹状の油溜を形成し、この油溜に、
油溜の開口を油量に応じて開閉するチェックボールを設
けることで、ポンプの外径方向寸法の増大化を抑えつ
つ、オイルシールからの油漏れを防止する技術が開示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先行技
術によるオイルポンプでは、外径方向寸法の増大化を抑
えることはできるものの、オイルシール背面側にオイル
を回収する油溜や連通路を設けることにより、オイルポ
ンプの駆動軸方向(厚さ方向)の寸法が増大し、艤装上
の制約を生じる。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ポンプハウジングからポンプ駆動軸が突出する部位
での外部へのオイル漏洩を防止しつつ、オイルポンプの
駆動軸方向の寸法を抑えて艤装上の自由度を向上するこ
とのできるオイルポンプを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ポンプ駆動軸に係合されて
回転駆動されるインナロータと該インナロータに噛合し
て偏心回転するアウタロータとをポンプハウジングとポ
ンプカバーとで形成する空間内に収納すると共に、上記
ポンプハウジングの上記ポンプ駆動軸が突出する部位に
軸封部材を介装したオイルポンプにおいて、上記インナ
ロータの回転軸周囲の側面が当接して回転摺動する上記
ポンプハウジングのインナランド部に、該インナランド
部を囲む所定範囲に形成される吐出ポートから上記イン
ナランド部の摺動面を経て上記軸封部材側に漏洩するオ
イルを、上記吐出ポートに対向して上記インナランド部
を囲む所定範囲に形成される吸入ポートに戻す通路を設
けたことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記通路を、上記吐出ポートに対応する上
記インナランド部の摺動面上の所定位置を起点として環
状に延出され、上記吸入ポートに対応する上記インナラ
ンド部の摺動面上の所定位置を終点として上記吸入ポー
トに連通される溝によって構成することを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記インナロータの回転軸中心に上記ポン
プハウジングで軸支されるボス部を立設し、該ボス部の
基部と上記ポンプハウジングとの間に設けた環状隙間に
よって形成される環状通路と、上記インナランド部の摺
動面上に形成されて上記環状通路と上記吸入ポートとを
連通する溝とにより、上記通路を構成することを特徴と
する。
【0011】すなわち、請求項1記載の発明では、イン
ナロータの回転軸周囲の側面が当接して回転摺動するポ
ンプハウジングのインナランド部に通路を設け、この通
路により、吐出ポートからインナランド部の摺動面を経
て軸封部材側にポンプ内部で漏洩するオイルを吸入ポー
トに戻す。
【0012】ポンプ内部で漏洩するオイルを戻す通路と
しては、請求項2に記載したように、インナランド部の
摺動面上の環状の溝によって構成することができ、ま
た、請求項3に記載したように、インナロータの回転軸
中心にポンプハウジングで軸支されるボス部を立設した
オイルポンプでは、ボス部の基部とポンプハウジングと
の間に設けた環状隙間によって形成される環状通路と、
インナランド部の摺動面上に形成された溝とで構成する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図3は本発明の実施の第1
形態に係わり、図1はポンプハウジングの正面図、図2
はオイルポンプの縦断面図、図3は溝部の拡大断面図で
ある。
【0014】図2において、符号1はトロコイド型オイ
ルポンプを示し、ポンプハウジング2とポンプカバー3
とで形成された空間内に、ポンプカバー3側からクラン
クシャフト20に係合して回転駆動されるインナロータ
4と、このインナロータ4の外歯に内歯で噛合し、イン
ナロータ4の回転中心であるO点に対して所定量だけ偏
心したO' 点を中心として回転するアウタロータ5とが
収納されている。
【0015】ポンプハウジング2は、ポンプカバー3側
をエンジン側として図示しないシリンダブロックに取り
付けられるようになっており、ポンプハウジング2のク
ランクシャフト20が突出する部位には、クランクシャ
フト20軸外周及びポンプハウジング2壁面をシールし
て外部へのオイル漏洩を防止するため、軸封部材として
のオイルシール6が装着されている。
【0016】インナロータ4は、外周に外歯が形成され
る平面部4aと、平面部4aから突出するボス部4bと
を有する形状となっており、平面部4aが回転摺動面を
形成するポンプハウジング2のインナランド部2aに当
接してポンプカバー3との間に収納され、ボス部4bが
該ボス部4bを支持する軸受部をなすポンプハウジング
2の軸受孔2bに回転自在に嵌挿される。
【0017】また、アウタロータ5は、リング状円板の
内径部にインナロータ4の外歯に噛合する内歯を形成し
た形状となっており、ポンプハウジング2のインナラン
ド部2aと連続的に同一平面をもって形成されるアウタ
ランド部2cと、ロータ外周の摺動面をなす内壁2dと
で形成される円形の窪みに回転自在に収納され、ポンプ
カバー3によって密閉される。
【0018】インナロータ4のボス部4bには、クラン
クシャフト20が挿通されて係合される孔4cが設けら
れており、この孔4c内面に形成された2つの平面部4
dとクランクシャフト20の軸外周に形成された2つの
平面部とが係合することにより、クランクシャフト20
とインナロータ4とが一体的に回転し、このインナロー
タ4の回転によってアウタロータ5が同方向に回転す
る。
【0019】一方、図1に示すように、インナロータ4
及びアウタロータ5が収納されるポンプハウジング2に
は、インナランド部2aとアウタランド部2cとで形成
される平面(回転摺動面)に対して凹部をなす吸入ポー
ト7と吐出ポート8とが設けられ、インナランド部2a
とアウタランド部2cとを結ぶシールランド9,10に
よって分離される。吸入ポート7は、シリンダブロック
側からのオイル吸入口11に連通され、吐出ポート8
は、シリンダブロック側へのオイル吐出口12に連通さ
れている。
【0020】本形態においては、図1の反時計回りにイ
ンナロータ4とアウタロータ5とが回転し、インナロー
タ4の外歯とアウタロータ5の内歯との間の歯間室によ
って形成されるポンピングチャンバ容積が最小となる位
置でシールランド9が設けられ、このシールランド9か
ら反時計方向にポンピングチャンバ容積が増大する領域
に、吸入ポート7が設けられる。また、シールランド9
の反対側の位置にシールランド10が設けられ、このシ
ールランド10から反時計方向にポンピングチャンバ容
積が減少する領域に、吐出ポート8が設けられる。
【0021】また、ポンプハウジング2の軸受孔2b周
囲のインナランド部2aには、インナロータ4の平面部
4aとインナランド部2aとの間から漏洩するオイルを
吸入ポート7に戻すための通路として、摺動面上の吐出
ポート8の略終端部に対応する位置を起点として図中の
時計周りに環状の溝2eが形成され、シールランド10
手前で径方向に延出されて吸入ポート7内に連通されて
いる。本形態においては、溝2eは、図3に示すように
略V字形の断面形状で形成されるが、U字形或いは矩形
の断面形状の溝であっても良い。
【0022】すなわち、インナロータ4の平面部4aと
ポンプハウジング2のインナランド部2aとは、互いに
密着してポンピングチャンバを封止する必要がある反
面、回転摺動の潤滑油膜を形成可能な隙間を確保する必
要がある。この隙間は、一般的に、各部品の製作寸法精
度や組み付け精度、潤滑の重要性を考慮した場合、或る
程度大きくならざるを得ず、相当量のオイルがオイルシ
ール6背面側へ流入してオイルシール6背面側の圧力が
上昇し、オイルシール6のシール限界を超えて外部に漏
洩する虞がある。
【0023】このため、インナロータ4の平面部4aと
ポンプハウジング2のインナランド部2aの摺動面との
間から、平面部4aとインナランド部2aの摺動面との
間、及びインナロータ4のボス部4bとポンプハウジン
グ2の軸受孔2b内壁との間で潤滑油膜を形成するに必
要な量を越えて漏洩する余剰オイルを、溝2eによって
吸入ポート7に戻すようにしている。
【0024】さらに、図1及び図2に示すように、シー
ルランド10を形成する肉厚部分で、オイルシール6背
面側でのインナロータ4のボス部4b外周面とポンプハ
ウジング2の軸受孔2b内壁との間の圧力を逃がすと共
に、溝2eで未回収の少量のオイルを回収するため、軸
受孔2b内壁に小径のオイル戻し兼圧力逃がし孔13が
穿設されてシリンダブロック側に開口され、シリンダブ
ロックを経て図示しないオイルパンへ連通される。
【0025】以上の構成によるオイルポンプ1では、エ
ンジンが回転するとクランクシャフト20に係合される
インナロータ4が回転され、アウタロータ5が回転され
る。すると、インナロータ4の外歯とアウタロータ5の
内歯とで形成されるポンピングチャンバ容積が増減さ
れ、このポンピングチャンバ容積の増加により、オイル
がオイル吸入口11を介して吸入ポート7から吸入され
る一方、ポンピングチャンバ容積の減少により、高圧の
オイルが吐出ポート8を介してオイル吐出口12に吐出
される。
【0026】その際、インナロータ4の平面部4aとポ
ンプハウジング2のインナランド部2aの摺動面との間
から漏洩するオイルは、大部分の量がインナランド部2
aの摺動面上に設けた環状の溝2eを介して吸入ポート
7に戻され、さらに、オイルシール6背面側のインナロ
ータ4のボス部4b外周面とポンプハウジング2の軸受
孔2b内壁との間に流入する少量のオイルがオイル戻し
兼圧力逃し孔13から図示しないオイルパン内に戻され
る。
【0027】これにより、吐出ポート8側の圧力によっ
てインナロータ4の平面部4aとポンプハウジング2の
インナランド部2aの摺動面との間を通ってオイルシー
ル6背面側に漏洩するオイルを吸入ポート7側に回収
し、ポンプ吐出性能の向上を図ることができる。
【0028】しかも、インナロータ4の平面部4aとポ
ンプハウジング2のインナランド部2aの摺動面との間
から漏洩する大部分の量のオイルを溝2eを介して吸入
ポート7に戻すため、オイル戻し兼圧力逃し孔13を最
小限の孔径とすることができ、オイルポンプ1の駆動軸
方向の厚さ寸法を小さくしてポンプの小型化を図ること
ができる。
【0029】また、オイル戻し兼圧力逃し孔13を最小
限の孔径とすることで、大量の漏洩オイルがオイルパン
内へ戻ることがなく、オイルパン内でのオイル攪拌によ
る泡立ちを防止してエア混入を防止し、トータルのポン
プ効率を向上することができる。尚、ポンプ容量や吐出
圧如何によってはオイル戻し兼圧力逃し孔13を廃止す
ることも可能である。
【0030】図4及び図5は本発明の実施の第2形態に
係わり、図4はインナロータ及びポンプハウジングの要
部断面図、図5はポンプハウジングの正面図である。
【0031】第2形態は、第1形態におけるポンプハウ
ジング2の溝2eを簡略化するものであり、溝2eの一
部をインナロータ4のボス部4b基部とポンプハウジン
グ2との間に形成する通路で置き換える。
【0032】すなわち、図4(a)に示すように、イン
ナロータ4のボス部4bが嵌挿されるポンプハウジング
2の軸受孔2b入り口周縁に面取り加工を施し、この面
取りによるボス部4b基部との間の環状隙間によって環
状通路14を形成すると共に、図5に示すように、ポン
プハウジング2の軸受孔2b周縁のインナランド部2a
の摺動面上に、環状通路14から吸入ポート7にかけて
径方向に連通する溝2fを形成する。
【0033】これにより、吐出ポート8側からインナロ
ータ4の平面部4aとポンプハウジング2のインナラン
ド部2aの摺動面との間を経てオイルシール6背面へ漏
洩するオイルを、ボス部4b基部の環状通路14から溝
2fを介して吸入ポート7に回収することができる。
【0034】環状通路14は、図4(b)に示すよう
に、インナロータ4のボス部4bの基部に逃げ溝加工を
施すことにより形成した環状通路14aとしても良く、
また、図4(c)に示すように、ポンプハウジング2の
軸受孔2b入り口周縁の面取りとインナロータ4のボス
部4b基部の逃げ溝とを併用して形成した環状通路14
bとしても良い。
【0035】第2形態においても、第1形態と同様、吐
出ポート8側の圧力によってインナロータ4の平面部4
aとポンプハウジング2のインナランド部2aの摺動面
との間を通ってオイルシール6背面側に漏洩するオイル
を吸入ポート7側に回収し、吐出性能の向上を図ると共
にポンプの小型化を実現することができ、また、オイル
へのエア混入を防止してトータルのポンプ効率を向上す
ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンナロータの回転軸周囲の側面が当接して回転摺動する
ポンプハウジングのインナランド部に、吐出ポートから
インナランド部の摺動面を経て軸封部材側にポンプ内部
で漏洩するオイルを吸入ポートに戻す通路を設けるた
め、ポンプハウジングからポンプ駆動軸が突出する部位
での外部へのオイル漏洩を防止しつつ、オイルポンプの
駆動軸方向の寸法を抑えて艤装上の自由度を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係わり、ポンプハウ
ジングの正面図
【図2】オイルポンプの縦断面図
【図3】同上、溝部の拡大断面図
【図4】本発明の実施の第2形態に係わり、インナロー
タ及びポンプハウジングの要部断面図
【図5】同上、ポンプハウジングの正面図
【符号の説明】
1 …オイルポンプ 2 …ポンプハウジング 3 …ポンプカバー 4 …インナロータ 2a…インナランド部 2e…溝 5 …アウタロータ 6 …オイルシール 7 …吸入ポート 8 …吐出ポート 20…クランクシャフト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ駆動軸に係合されて回転駆動され
    るインナロータと該インナロータに噛合して偏心回転す
    るアウタロータとをポンプハウジングとポンプカバーと
    で形成する空間内に収納すると共に、上記ポンプハウジ
    ングの上記ポンプ駆動軸が突出する部位に軸封部材を介
    装したオイルポンプにおいて、 上記インナロータの回転軸周囲の側面が当接して回転摺
    動する上記ポンプハウジングのインナランド部に、該イ
    ンナランド部を囲む所定範囲に形成される吐出ポートか
    ら上記インナランド部の摺動面を経て上記軸封部材側に
    漏洩するオイルを、上記吐出ポートに対向して上記イン
    ナランド部を囲む所定範囲に形成される吸入ポートに戻
    す通路を設けたことを特徴とするオイルポンプ。
  2. 【請求項2】 上記通路を、上記吐出ポートに対応する
    上記インナランド部の摺動面上の所定位置を起点として
    環状に延出され、上記吸入ポートに対応する上記インナ
    ランド部の摺動面上の所定位置を終点として上記吸入ポ
    ートに連通される溝によって構成することを特徴とする
    請求項1記載のオイルポンプ。
  3. 【請求項3】 上記インナロータの回転軸中心に上記ポ
    ンプハウジングで軸支されるボス部を立設し、該ボス部
    の基部と上記ポンプハウジングとの間に設けた環状隙間
    によって形成される環状通路と、上記インナランド部の
    摺動面上に形成されて上記環状通路と上記吸入ポートと
    を連通する溝とにより、上記通路を構成することを特徴
    とする請求項1記載のオイルポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011137444A (ja) * 2009-12-01 2011-07-14 Jtekt Corp 電動ポンプ

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