JP2001012304A - 燃料流量調整機能を有する絞り弁レバー - Google Patents
燃料流量調整機能を有する絞り弁レバーInfo
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- F02M9/00—Carburettors having air or fuel-air mixture passage throttling valves other than of butterfly type; Carburettors having fuel-air mixing chambers of variable shape or position
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- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/02—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits concerning induction conduits
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- F02D9/10—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 絞り弁と絞り弁レバーとが緊密に結合され、
変形に対して剛性が高く、信頼性の高い燃料流量調整機
能を有する絞り弁レバーを得る。 【解決手段】 気化器本体の吸気路を横切る円筒形の弁
室に、絞り孔8bを有する絞り弁8を回動かつ昇降可能
に嵌挿する。気化器本体の底部の定圧燃料室から絞り弁
8の絞り孔8bへ燃料ノズルを突出する。絞り弁8から
弁室を閉鎖する蓋25を貫通して外部へ延びる軸部4a
に、燃料ノズルへ嵌挿されるニードル弁を支持する。軸
部4aに嵌合する軸孔51と、蓋25に支持したフオロ
アに戻しばねの力により係合されるカム部5と、軸孔5
1からカム部5と反対側へ延びるレバー部48とを有す
る金属補強板45を、合成樹脂からなる絞り弁レバー2
の内部にインサート成形する。
変形に対して剛性が高く、信頼性の高い燃料流量調整機
能を有する絞り弁レバーを得る。 【解決手段】 気化器本体の吸気路を横切る円筒形の弁
室に、絞り孔8bを有する絞り弁8を回動かつ昇降可能
に嵌挿する。気化器本体の底部の定圧燃料室から絞り弁
8の絞り孔8bへ燃料ノズルを突出する。絞り弁8から
弁室を閉鎖する蓋25を貫通して外部へ延びる軸部4a
に、燃料ノズルへ嵌挿されるニードル弁を支持する。軸
部4aに嵌合する軸孔51と、蓋25に支持したフオロ
アに戻しばねの力により係合されるカム部5と、軸孔5
1からカム部5と反対側へ延びるレバー部48とを有す
る金属補強板45を、合成樹脂からなる絞り弁レバー2
の内部にインサート成形する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロータリ絞り弁式気
化器の燃料流量調整機能を有する絞り弁レバー、特に絞
り弁の軸部と緊密に結合され燃料量に経時変化が生じな
い燃料流量調整機能を有する絞り弁レバーに関するもの
である。
化器の燃料流量調整機能を有する絞り弁レバー、特に絞
り弁の軸部と緊密に結合され燃料量に経時変化が生じな
い燃料流量調整機能を有する絞り弁レバーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば特願平9-215679号などに開示され
るロータリ絞り弁式気化器では、絞り弁と絞り弁レバー
が合成樹脂から成形されているので、摺動部の動作の円
滑性に優れるが、燃料量の信頼性に問題があり、排出ガ
ス規制を遵守できなくなる恐れがある。特に、絞り弁レ
バーに過大な力が作用すると、絞り弁レバーが変形を生
じたり、絞り弁の軸部と絞り弁レバーとの結合部にガタ
が生じ、絞り弁レバーの操作量に対する燃料量に異動な
いし変化が生じる。
るロータリ絞り弁式気化器では、絞り弁と絞り弁レバー
が合成樹脂から成形されているので、摺動部の動作の円
滑性に優れるが、燃料量の信頼性に問題があり、排出ガ
ス規制を遵守できなくなる恐れがある。特に、絞り弁レ
バーに過大な力が作用すると、絞り弁レバーが変形を生
じたり、絞り弁の軸部と絞り弁レバーとの結合部にガタ
が生じ、絞り弁レバーの操作量に対する燃料量に異動な
いし変化が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
問題に鑑み、絞り弁と絞り弁レバーとが緊密に結合さ
れ、変形に対して剛性が高く、信頼性の高い燃料流量調
整機能を有する絞り弁レバーを提供することにある。
問題に鑑み、絞り弁と絞り弁レバーとが緊密に結合さ
れ、変形に対して剛性が高く、信頼性の高い燃料流量調
整機能を有する絞り弁レバーを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成は気化器本体の吸気路を横切る円筒形
の弁室に絞り孔を有する絞り弁を回動かつ昇降可能に嵌
挿し、気化器本体の底部の定圧燃料室から前記絞り弁の
絞り孔へ燃料ノズルを突出し、前記絞り弁から前記弁室
を閉鎖する蓋を貫通して外部へ延びる軸部に、前記燃料
ノズルへ嵌合するニードル弁を支持したロータリ絞り弁
式気化器において、前記軸部に嵌合する軸孔と前記蓋に
支持したフオロアに戻しばねの力により係合されるカム
部と前記軸孔の前記カム部と反対側へ延びるレバー部と
を有する金属補強板を、合成樹脂からなる絞り弁レバー
の内部にインサート成形したことを特徴とする。
に、本発明の構成は気化器本体の吸気路を横切る円筒形
の弁室に絞り孔を有する絞り弁を回動かつ昇降可能に嵌
挿し、気化器本体の底部の定圧燃料室から前記絞り弁の
絞り孔へ燃料ノズルを突出し、前記絞り弁から前記弁室
を閉鎖する蓋を貫通して外部へ延びる軸部に、前記燃料
ノズルへ嵌合するニードル弁を支持したロータリ絞り弁
式気化器において、前記軸部に嵌合する軸孔と前記蓋に
支持したフオロアに戻しばねの力により係合されるカム
部と前記軸孔の前記カム部と反対側へ延びるレバー部と
を有する金属補強板を、合成樹脂からなる絞り弁レバー
の内部にインサート成形したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明では合成樹脂からなる絞り
弁レバーの内部に金属補強板をインサート成形し、絞り
弁レバーの剛性を高める。金属補強板には絞り弁の軸部
に嵌合する軸孔と、蓋に支持したフオロアに戻しばねの
力により係合されるカム部と、軸孔のカム部と反対側へ
延びるレバー部とを設ける。金属補強板を絞り弁レバー
の軸孔へ露出させ、絞り弁レバーの軸孔よりも小さい軸
孔を設ける。絞り弁の軸部の中空の先端部を金属補強板
の軸孔へ貫通し、先端を縁曲げして金属補強板へ圧着
し、絞り弁に絞り弁レバーを緊密に結合する。
弁レバーの内部に金属補強板をインサート成形し、絞り
弁レバーの剛性を高める。金属補強板には絞り弁の軸部
に嵌合する軸孔と、蓋に支持したフオロアに戻しばねの
力により係合されるカム部と、軸孔のカム部と反対側へ
延びるレバー部とを設ける。金属補強板を絞り弁レバー
の軸孔へ露出させ、絞り弁レバーの軸孔よりも小さい軸
孔を設ける。絞り弁の軸部の中空の先端部を金属補強板
の軸孔へ貫通し、先端を縁曲げして金属補強板へ圧着
し、絞り弁に絞り弁レバーを緊密に結合する。
【0006】絞り弁の軸部の先端部を異形断面にする。
つまり、絞り弁の軸部の先端部に互いに平行な1対の平
坦面を形成し、かつ1対の平坦面の一方の周方向長さを
長く、他方の周方向長さを短くする。また、絞り弁レバ
ーの金属補強板にも、軸部に対応する断面形状の軸孔を
設け、絞り弁の軸部に対する絞り弁レバーの誤組みを防
止する。
つまり、絞り弁の軸部の先端部に互いに平行な1対の平
坦面を形成し、かつ1対の平坦面の一方の周方向長さを
長く、他方の周方向長さを短くする。また、絞り弁レバ
ーの金属補強板にも、軸部に対応する断面形状の軸孔を
設け、絞り弁の軸部に対する絞り弁レバーの誤組みを防
止する。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係るロータリ絞り弁式気化器
の気化器本体の上端を閉鎖する蓋25と、絞り弁8の上
端に結合される絞り弁レバー2との関係を示す側面断面
図である。蓋25は下面に気化器本体の上端部の開口へ
嵌合される円筒形の突部26を備えており、突部26の
中心に設けた軸孔24に、絞り弁8の軸部4aが回動可
能かつ昇降可能に嵌合される。軸孔24の上端部には、
嵌合部へ埃などが浸入するのを防ぐシール部材23が装
着される。蓋25は下面に軸孔24を囲む環状溝27が
形成される一方、絞り弁8の上端にも環状溝29が形成
される。環状溝27と環状溝29との間にコイルばねが
介装され、コイルばねの一端は蓋25に、他端は絞り弁
8にそれぞれ係止され、このコイルばねにより絞り弁8
は下方へかつアイドル位置へ回転付勢される。
の気化器本体の上端を閉鎖する蓋25と、絞り弁8の上
端に結合される絞り弁レバー2との関係を示す側面断面
図である。蓋25は下面に気化器本体の上端部の開口へ
嵌合される円筒形の突部26を備えており、突部26の
中心に設けた軸孔24に、絞り弁8の軸部4aが回動可
能かつ昇降可能に嵌合される。軸孔24の上端部には、
嵌合部へ埃などが浸入するのを防ぐシール部材23が装
着される。蓋25は下面に軸孔24を囲む環状溝27が
形成される一方、絞り弁8の上端にも環状溝29が形成
される。環状溝27と環状溝29との間にコイルばねが
介装され、コイルばねの一端は蓋25に、他端は絞り弁
8にそれぞれ係止され、このコイルばねにより絞り弁8
は下方へかつアイドル位置へ回転付勢される。
【0008】絞り弁8には絞り孔8bが備えられ、絞り
弁8の全開位置で図示してない気化器本体の吸気路と絞
り孔8bとが完全に連通するようになつている。絞り孔
8bから下方へ軸方向の通孔10が設けられ、気化器本
体の底部の定圧燃料室から燃料ノズルが通孔10を経て
絞り孔8bへ突出される。また、絞り孔8bから上方へ
軸方向の通孔9が設けられ、通孔9に螺合支持したニー
ドル弁が前述した燃料ノズルの内部へ突出し、燃料噴孔
の開度を加減するようになつている。
弁8の全開位置で図示してない気化器本体の吸気路と絞
り孔8bとが完全に連通するようになつている。絞り孔
8bから下方へ軸方向の通孔10が設けられ、気化器本
体の底部の定圧燃料室から燃料ノズルが通孔10を経て
絞り孔8bへ突出される。また、絞り孔8bから上方へ
軸方向の通孔9が設けられ、通孔9に螺合支持したニー
ドル弁が前述した燃料ノズルの内部へ突出し、燃料噴孔
の開度を加減するようになつている。
【0009】図4,5に示すように、本発明によれば、
合成樹脂製の絞り弁レバー2にインサート成形された金
属補強板45に、合成樹脂製の絞り弁8の軸部4aが嵌
合される。軸部4aの先端部4bは中空になつており、
径外方へ縁曲げされて金属補強板45の上へ圧着され
る。絞り弁8の軸部4aの先端部4bの断面形状は、互
いに平行な1対の平坦面の一方を長く他方を短くする。
また、金属補強板45にも軸部4aの断面形状に対応し
て、互いに平行な1対の平坦面51a,51bの一方が
長く他方が短い軸孔51を設ける。上述の構成により、
絞り弁8の軸部4aに対する絞り弁レバー2の誤組みが
防止され、絞り弁レバー2が軸部4aに外嵌される時、
絞り弁レバー2の向きは常に図3に示すように左方へ突
出することとなる。
合成樹脂製の絞り弁レバー2にインサート成形された金
属補強板45に、合成樹脂製の絞り弁8の軸部4aが嵌
合される。軸部4aの先端部4bは中空になつており、
径外方へ縁曲げされて金属補強板45の上へ圧着され
る。絞り弁8の軸部4aの先端部4bの断面形状は、互
いに平行な1対の平坦面の一方を長く他方を短くする。
また、金属補強板45にも軸部4aの断面形状に対応し
て、互いに平行な1対の平坦面51a,51bの一方が
長く他方が短い軸孔51を設ける。上述の構成により、
絞り弁8の軸部4aに対する絞り弁レバー2の誤組みが
防止され、絞り弁レバー2が軸部4aに外嵌される時、
絞り弁レバー2の向きは常に図3に示すように左方へ突
出することとなる。
【0010】図3に示すように、絞り弁レバー2は通孔
4を有するレバー部7と扇形のカム部5とを一体に備え
ており、絞り弁レバー2の内部へインサート成形される
補強板45は、レバー部48に通孔46が、中央部に軸
部4aを嵌合する異形断面の軸孔51が、さらに合成樹
脂との一体化を図るために、多数の通孔46,47が配
設される。合成樹脂からなるレバー部7とカム部5は、
金属補強板45の上下両面と周縁部と通孔46を覆うよ
うに一体に成形されるが、金属補強板45の軸孔51に
ついては、合成樹脂製のボス部の軸孔3,3aから露出
し、軸部4aに直接接触するように構成される。金属補
強板45の通孔46を覆う通孔4は、公知のスイベルを
回動可能に支持する。スイベルに係止した遠隔操作ワイ
ヤのインナケーブルが、蓋25から上方へ突出する柱2
1のねじ孔32を経て、ねじ孔32に取付金具を介して
締結したアウタチユーブの内部へ挿通される。
4を有するレバー部7と扇形のカム部5とを一体に備え
ており、絞り弁レバー2の内部へインサート成形される
補強板45は、レバー部48に通孔46が、中央部に軸
部4aを嵌合する異形断面の軸孔51が、さらに合成樹
脂との一体化を図るために、多数の通孔46,47が配
設される。合成樹脂からなるレバー部7とカム部5は、
金属補強板45の上下両面と周縁部と通孔46を覆うよ
うに一体に成形されるが、金属補強板45の軸孔51に
ついては、合成樹脂製のボス部の軸孔3,3aから露出
し、軸部4aに直接接触するように構成される。金属補
強板45の通孔46を覆う通孔4は、公知のスイベルを
回動可能に支持する。スイベルに係止した遠隔操作ワイ
ヤのインナケーブルが、蓋25から上方へ突出する柱2
1のねじ孔32を経て、ねじ孔32に取付金具を介して
締結したアウタチユーブの内部へ挿通される。
【0011】図1に示すように、絞り弁レバー2のカム
部5の下面にはカム溝5aが設けられ、カム溝5aはカ
ム部5の周縁に沿つて円弧状に延び、かつカム溝5aの
深さは図3に示すアイドル位置におけるカム部5の上端
部で深く、左下部で次第に浅くなるように形成される。
蓋25から上方へ突出する柱に支持したピンまたはボー
ルがカム溝5aに係合される。
部5の下面にはカム溝5aが設けられ、カム溝5aはカ
ム部5の周縁に沿つて円弧状に延び、かつカム溝5aの
深さは図3に示すアイドル位置におけるカム部5の上端
部で深く、左下部で次第に浅くなるように形成される。
蓋25から上方へ突出する柱に支持したピンまたはボー
ルがカム溝5aに係合される。
【0012】図3に示すアイドル位置から絞り弁レバー
2を軸部4aと一緒に反時計方向へ回動すると、前述し
た戻しばねの力に抗してカム機構により絞り弁レバー2
と絞り弁8が押し上げられて、燃料ノズルの噴孔の開度
が増加するとともに、吸気路に対する絞り孔8bの開度
が増加する。
2を軸部4aと一緒に反時計方向へ回動すると、前述し
た戻しばねの力に抗してカム機構により絞り弁レバー2
と絞り弁8が押し上げられて、燃料ノズルの噴孔の開度
が増加するとともに、吸気路に対する絞り孔8bの開度
が増加する。
【0013】なお、図示の実施例では、必須のものでは
ないが、機関の冷間始動時、燃料量を増加するための始
動燃料増量機構が蓋25と一体に備えられている。すな
わち、図1において蓋25から左方へ突出する支持部材
22の円筒部22aに回動可能に支持したカム部材43
(図2)が、絞り弁レバー2の下面に当接して絞り弁レ
バー2と一緒に絞り弁8を押し上げるようになつてい
る。カム部材43の環状溝へ支持部材22に設けた抜止
めピン41が係合される。図2に示すように、カム部材
43の端部にはレバー31のボス部31aが結合され、
レバー31をばねの力に抗して矢印方向へ約60°回動
すると、カム部材43のカム面が絞り弁レバー2の下面
に当り、絞り弁レバー2を押し上げる。機関の始動後、
絞り弁レバー2を全開方向へ回動すると、カム部材43
と絞り弁レバー2との係合が外れ、カム部材43はばね
の力により元の位置へ戻される。上述の始動燃料増量機
構は実願平5-31080 号に開示されている。
ないが、機関の冷間始動時、燃料量を増加するための始
動燃料増量機構が蓋25と一体に備えられている。すな
わち、図1において蓋25から左方へ突出する支持部材
22の円筒部22aに回動可能に支持したカム部材43
(図2)が、絞り弁レバー2の下面に当接して絞り弁レ
バー2と一緒に絞り弁8を押し上げるようになつてい
る。カム部材43の環状溝へ支持部材22に設けた抜止
めピン41が係合される。図2に示すように、カム部材
43の端部にはレバー31のボス部31aが結合され、
レバー31をばねの力に抗して矢印方向へ約60°回動
すると、カム部材43のカム面が絞り弁レバー2の下面
に当り、絞り弁レバー2を押し上げる。機関の始動後、
絞り弁レバー2を全開方向へ回動すると、カム部材43
と絞り弁レバー2との係合が外れ、カム部材43はばね
の力により元の位置へ戻される。上述の始動燃料増量機
構は実願平5-31080 号に開示されている。
【0014】上述の実施例において、金属補強板45の
カム部49をカム溝の深さに対応して湾曲してカム溝5
aへ露出させ、蓋25に支持したフオロアとしてのピン
またはボールがカム溝5aに直接接触するようにすれ
ば、カム機構の耐久性が向上される。
カム部49をカム溝の深さに対応して湾曲してカム溝5
aへ露出させ、蓋25に支持したフオロアとしてのピン
またはボールがカム溝5aに直接接触するようにすれ
ば、カム機構の耐久性が向上される。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のように、気化器本体の吸
気路を横切る円筒形の弁室に絞り孔を有する絞り弁を回
動かつ昇降可能に嵌挿し、気化器本体の底部の定圧燃料
室から前記絞り弁の絞り孔へ燃料ノズルを突出し、前記
絞り弁から前記弁室を閉鎖する蓋を貫通して外部へ延び
る軸部に、前記燃料ノズルへ嵌合するニードル弁を支持
したロータリ絞り弁式気化器において、前記軸部に嵌合
する軸孔と前記蓋に支持したフオロアに戻しばねの力に
より係合されるカム部と前記軸孔の前記カム部と反対側
へ延びるレバー部とを有する金属補強板を、合成樹脂か
らなる絞り弁レバーの内部にインサート成形したから、
絞り弁レバーの剛性が高められ、無理な力に対して絞り
弁レバーの変形や経時変形が抑えられる。
気路を横切る円筒形の弁室に絞り孔を有する絞り弁を回
動かつ昇降可能に嵌挿し、気化器本体の底部の定圧燃料
室から前記絞り弁の絞り孔へ燃料ノズルを突出し、前記
絞り弁から前記弁室を閉鎖する蓋を貫通して外部へ延び
る軸部に、前記燃料ノズルへ嵌合するニードル弁を支持
したロータリ絞り弁式気化器において、前記軸部に嵌合
する軸孔と前記蓋に支持したフオロアに戻しばねの力に
より係合されるカム部と前記軸孔の前記カム部と反対側
へ延びるレバー部とを有する金属補強板を、合成樹脂か
らなる絞り弁レバーの内部にインサート成形したから、
絞り弁レバーの剛性が高められ、無理な力に対して絞り
弁レバーの変形や経時変形が抑えられる。
【0016】金属補強板の軸孔に直接絞り弁の軸部を嵌
合し、中空の軸部の先端を径外方へ縁曲げして、金属補
強板の上側へ圧着したから、軸部と絞り弁レバーとの一
体的な緊密な結合が得られ、絞り弁レバーの操作量に対
応して燃料量が正確に制御される。
合し、中空の軸部の先端を径外方へ縁曲げして、金属補
強板の上側へ圧着したから、軸部と絞り弁レバーとの一
体的な緊密な結合が得られ、絞り弁レバーの操作量に対
応して燃料量が正確に制御される。
【0017】絞り弁の軸部の先端部を、互いに平行で一
方が長く他方が短い平坦面を有する異形断面に形成する
一方、金属補強板に軸部の断面形状に対応する軸孔を設
けたことにより、絞り弁の軸部に対する絞り弁レバーの
誤組みを防止できる。
方が長く他方が短い平坦面を有する異形断面に形成する
一方、金属補強板に軸部の断面形状に対応する軸孔を設
けたことにより、絞り弁の軸部に対する絞り弁レバーの
誤組みを防止できる。
【図1】本発明に係るロータリ絞り弁式気化器の気化器
本体の上端を閉鎖する蓋と、絞り弁の上端に結合される
絞り弁レバーとの関係を示す側面断面図である。
本体の上端を閉鎖する蓋と、絞り弁の上端に結合される
絞り弁レバーとの関係を示す側面断面図である。
【図2】同蓋と絞り弁レバーの正面図である。
【図3】同蓋と絞り弁レバーの平面断面図である。
【図4】絞り弁レバーについての平面図である。
【図5】同絞り弁レバーの正面断面図である。
2:絞り弁レバー 3:軸孔 3a:軸孔 4:通孔
4a:軸部 4b:先端部 5:カム部 5a:カム溝
5b:補強リブ 7:レバー部 8:絞り弁 8b:絞り孔 9:通孔 10:通孔 21:柱 2
3:シール部材 24:軸孔 25:蓋 26:円筒形
の突部 32:ねじ孔 45:金属補強板 46:通孔
47:通孔 48:レバー部 49:カム部 50:
露出部 51:軸孔
4a:軸部 4b:先端部 5:カム部 5a:カム溝
5b:補強リブ 7:レバー部 8:絞り弁 8b:絞り孔 9:通孔 10:通孔 21:柱 2
3:シール部材 24:軸孔 25:蓋 26:円筒形
の突部 32:ねじ孔 45:金属補強板 46:通孔
47:通孔 48:レバー部 49:カム部 50:
露出部 51:軸孔
Claims (3)
- 【請求項1】気化器本体の吸気路を横切る円筒形の弁室
に絞り孔を有する絞り弁を回動かつ昇降可能に嵌挿し、
気化器本体の底部の定圧燃料室から前記絞り弁の絞り孔
へ燃料ノズルを突出し、前記絞り弁から前記弁室を閉鎖
する蓋を貫通して外部へ延びる軸部に、前記燃料ノズル
へ嵌合するニードル弁を支持したロータリ絞り弁式気化
器において、前記軸部に嵌合する軸孔と前記蓋に支持し
たフオロアに戻しばねの力により係合されるカム部と前
記軸孔の前記カム部と反対側へ延びるレバー部とを有す
る金属補強板を、合成樹脂からなる絞り弁レバーの内部
にインサート成形したことを特徴とする燃料流量調整機
能を有する絞り弁レバー。 - 【請求項2】前記金属補強板の軸孔は前記絞り弁レバー
の軸孔よりも小さく、前記軸部の中空の先端が前記金属
補強板の軸孔を貫通しかつ縁曲げされて前記金属補強板
へ圧着される、請求項1に記載の燃料流量調整機能を有
する絞り弁レバー。 - 【請求項3】前記軸部の先端部を、互いに平行で一方が
長く他方が短い平坦面を有する異形断面に形成する一
方、前記金属補強板に前記軸部の断面形状に対応する軸
孔を設けた、請求項1に記載の燃料流量調整機能を有す
る絞り弁レバー。
Priority Applications (3)
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---|---|---|---|
JP11178911A JP2001012304A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | 燃料流量調整機能を有する絞り弁レバー |
US09/591,876 US6378846B1 (en) | 1999-06-24 | 2000-06-12 | Carburetor with adjustable flow rate throttle lever |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11178911A JP2001012304A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | 燃料流量調整機能を有する絞り弁レバー |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=16056834
Family Applications (1)
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JP11178911A Pending JP2001012304A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | 燃料流量調整機能を有する絞り弁レバー |
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---|---|
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EP (1) | EP1063410A3 (ja) |
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DE19633513C2 (de) * | 1996-08-20 | 2003-10-09 | Pierburg Gmbh | Drosselklappenstutzen |
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JP3759307B2 (ja) | 1998-01-28 | 2006-03-22 | 株式会社ケーヒン | 内燃機関用スロットル弁制御装置 |
-
1999
- 1999-06-24 JP JP11178911A patent/JP2001012304A/ja active Pending
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2000
- 2000-06-12 US US09/591,876 patent/US6378846B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-06-19 EP EP00112893A patent/EP1063410A3/en not_active Ceased
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Publication number | Publication date |
---|---|
EP1063410A2 (en) | 2000-12-27 |
US6378846B1 (en) | 2002-04-30 |
EP1063410A3 (en) | 2001-08-22 |
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