JP2001010178A - 記録制御装置および記録制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

記録制御装置および記録制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JP2001010178A
JP2001010178A JP11185771A JP18577199A JP2001010178A JP 2001010178 A JP2001010178 A JP 2001010178A JP 11185771 A JP11185771 A JP 11185771A JP 18577199 A JP18577199 A JP 18577199A JP 2001010178 A JP2001010178 A JP 2001010178A
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憲一 守時
Kohei Ishikawa
公平 石川
Moriyoshi Inaba
守巧 稲葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ページサイズが異なる記録データあるいは指
定される用紙サイズが異なる記録データを連続して受信
しても、それぞれに見合うサイズの異なる記録媒体を給
紙して連続的に記録処理することである。 【解決手段】 ホストコンピュータ102より受信する
記録データをMPU317が個別ブロックデータとして
RAM312上で個別に登録管理しつつ、並行して該登
録された登録データ管理ブロックに対する印刷状態を印
刷管理ブロックで個別に管理して記録ヘッド316によ
るページの記録データ処理を制御する構成を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部装置から受信
される記録データをページ単位に処理し、該処理された
画像データに基づいて記録部の駆動を制御する記録制御
装置および記録制御方法およびコンピュータが読み出し
可能なプログラムを格納した記憶媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ページ単位に印刷情報を処理して
記録処理を行う記録部を制御する記録制御装置において
は、ホストコンピュータから複数ページ分のデータが送
信された場合に、1枚ずつ展開を行い、展開終了後に記
録を開始し、記録の終了後に次ページの展開を開始する
といった方法で記録処理を行ってきた。
【0003】このため、例えば複数ページ分の記録処理
を行うと、記録処理時間が大きなものとなる。
【0004】なお、記録装置自体に複数ページ分展開可
能な大容量の記憶装置を有する場合には、1枚分の展開
と記録を並行処理を行ってトータル記録時間を短縮する
方法は、従来からよく用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数ペ
ージ分展開可能な大容量の記憶装置を装備する方法だけ
では、異なったサイズの記録データが入力された場合や
異なったサイズの記録媒体が選択された場合に、記録媒
体の再構築や、記録するための各種設定を行うために、
記録データの展開作業が一時中断されるため、一定速度
で連続的に記録を続けることができる速度にも限界があ
り、スループットの向上が期待できない等の問題点があ
った。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明は、ホストコンピュータ等から
の記録データを個別ブロックデータとして登録管理しつ
つ、並行して該登録された登録管理ブロックに対する印
刷状態を印刷管理ブロックで個別に管理することによ
り、ページサイズが異なる画像データあるいは指定され
る用紙サイズが異なる画像データを連続して受信して
も、それぞれに見合うサイズの異なる記録媒体を給紙し
て連続的に記録処理を効率よく行えるとともに、給紙ジ
ャム等が発生しても、記録データの再送要求を行うこと
なく、ジャム処理したページに対応する管理ブロックを
参照して記録処理を支障なく再開できる記録制御装置お
よび記録制御方法およびコンピュータが読み出し可能な
プログラムを格納した記憶媒体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、外部装置(図3に示すホストコンピュータ102)
から受信される記録データをページ単位に処理し、該処
理された画像データに基づいて記録部(図3に示す記録
ヘッド316)の駆動を制御する記録制御装置であっ
て、複数サイズの記録媒体を前記記録部に給紙可能な給
紙手段(図1に示す被記録媒体カセット104)と、順
次受信される各記録データを解析して生成される画像デ
ータを記憶する画像データ記憶手段(図3に示すVRA
M318)と、各画像データを前記画像データ記憶手段
に登録する際に、各画像データに対して前記給紙手段よ
り給紙すべき記録媒体の記録状態を管理するための登録
データ管理ブロックを順次作成するブロック作成手段
(図3に示すMPU317がプログラムROM311に
記憶される制御プログラムを実行して、RAM312上
に図9に示す登録データ管理ブロック1200として作
成する)と、前記ブロック作成手段により作成される記
録待ちの各登録データ管理ブロックを記録順につなげて
登録状態を管理する第1の管理手段(図3に示すMPU
317がプログラムROM311に記憶される制御プロ
グラムを実行して、RAM312上に作成された各ペー
ジの各登録データ管理ブロックを待ち行列につないで管
理する)と、前記第1の管理手段により管理される各登
録データ管理ブロックに対する前記記録部による連続記
録処理状態を管理する第2の管理手段(図3に示すMP
U317がプログラムROM311に記憶される制御プ
ログラムを実行して、RAM312上に作成された各ペ
ージの各登録データ管理ブロックに対する記録処理状態
をRAM312上の図13に示す印刷/ジャム管理ブロ
ック1300として個別に管理する)と、前記第2の管
理手段による連続記録処理状態管理中に、前記給紙手段
から給紙されて搬送される各記録媒体の給送状態を監視
してジャム状態を検出する検出手段(図2に示すセンサ
212,213)と、前記検出手段によりジャム状態が
検出された場合に、前記第1,第2の管理手段により管
理されている未記録状態の各登録データブロックの登録
状態,各登録データブロックに対する前記記録部による
連続記録処理状態を更新してジャム状態を回復させる制
御手段(図3に示すMPU317がプログラムROM3
11に記憶される制御プログラムを実行して、RAM3
12上に作成された各ページの各登録データ管理ブロッ
ク1200に対する記録処理状態をRAM312上の図
13に示す印刷/ジャム管理ブロック1300との処理
状態から回復処理を行う)を有するものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記登録デー
タ管理ブロックには、各画像データを記憶する画像デー
タ記憶手段内のアクセス情報,給紙すべき記録媒体のサ
イズ情報を含むものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記画像デー
タ記憶手段は、サイズの異なる画像データまたは同一サ
イズの画像データを順次記憶可能とするものである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記ブロック
作成手段は、各画像データのサイズに基づいて異なるサ
イズまたは同一サイズの記録媒体を前記給紙手段より連
続給紙するための給紙指定情報を順次作成可能とするも
のである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、前記ブロック
作成手段は、各画像データの記録サイズ指定に基づいて
異なるサイズまたは同一サイズの記録媒体を前記給紙手
段より連続給紙するための給紙指定情報を順次作成可能
とするものである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、前記記録部
は、前記画像データに応じて記録媒体に対してモノクロ
画像またはカラー画像を記録可能とするものである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、前記記録部
は、前記画像データに応じて記録媒体に対してカラー画
像を記録するための色別の記録ヘッドを複数備えるもの
である。
【0014】本発明に係る第8の発明は、前記記録部
は、前記画像データに応じて記録媒体に対してモノクロ
画像を記録するための記録ヘッドを備えるものである。
【0015】本発明に係る第9の発明は、前記記録部
は、色別の記録ヘッド中の黒色用の記録ヘッドを駆動し
て記録媒体に対してモノクロ画像を記録するものであ
る。
【0016】本発明に係る第10の発明は、前記画像デ
ータは、前記記録部が記録可能なデータ形式に処理され
て画像データが生成されるものである。
【0017】本発明に係る第11の発明は、前記第1の
管理手段による各登録データブロックを記録順につなげ
て登録状態の管理処理と、登録データブロックに対する
前記記録部による連続記録処理状態の管理処理とは並行
処理されるものである。
【0018】本発明に係る第12,第23の発明は、外
部装置(図3に示すホストコンピュータ102)から受
信される記録データをページ単位に処理し、該処理され
た画像データに基づいて記録部(図3に示す記録ヘッド
316)と、複数サイズの記録媒体を前記記録部に給紙
可能な給紙手段(図1に示す記録媒体カセット104)
と、順次受信される各記録データを解析して生成される
画像データを記憶する画像データ記憶手段(図3に示す
VRAM318)とを有する記録制御装置における記録
制御方法であって、あるいは外部装置から受信される画
像データをページ単位に処理し、該処理された画像デー
タに基づいて記録部と、複数サイズの記録媒体を前記記
録部に給紙可能な給紙手段と、順次受信される各画像デ
ータを解析して生成される画像データを記憶する画像デ
ータ記憶手段とを有する記録制御装置を制御するコンピ
ュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
であって、各画像データを前記画像データ記憶手段に登
録する際に、各画像データに対して前記給紙手段より給
紙すべき記録媒体の記録状態を管理するための登録デー
タ管理ブロックを順次作成するブロック作成工程(図1
0に示すステップ(703))と、前記ブロック作成工
程により作成される記録待ちの各登録データブロックを
記録順につなげて登録状態を管理する第1の管理工程
(図10に示すステップ(703))と、前記第1の管
理工程により管理される各登録データ管理ブロックに対
する前記記録部による連続記録処理状態を管理する第2
の管理工程(図15に示すステップ(1001−1)〜
(1001−4))と、前記第2の管理工程による連続
記録処理状態管理中に、前記給紙手段から給紙されて搬
送される各記録媒体の給送状態を監視してジャム状態を
検出する検出工程(図21に示すステップ(1009−
1),図22に示すステップ(1010−1))と、前
記検出工程によりジャム状態が検出された場合に、前記
第1,第2の管理手段により管理されている未記録状態
の各登録データ管理ブロックの登録状態,各登録データ
ブロックに対する前記記録部による連続記録処理状態を
更新してジャム状態を回復させる回復工程(図21に示
すステップ(1009−2),図22に示すステップ
(1010−2)〜(1010−4))とを有するもの
である。
【0019】本発明に係る第13,第24の発明は、前
記登録データ管理ブロックには、各画像データを記憶す
る画像データ記憶手段内のアクセス情報,給紙すべき記
録媒体のサイズ情報を含むものである。
【0020】本発明に係る第14,第25の発明は、前
記画像データ記憶手段は、サイズの異なる画像データま
たは同一サイズの画像データを順次記憶可能とするもの
である。
【0021】本発明に係る第15,第26の発明は、前
記ブロック作成工程は、各画像データのサイズに基づい
て異なるサイズまたは同一サイズの記録媒体を前記給紙
手段より連続給紙するための給紙指定情報を順次作成可
能とするものである。
【0022】本発明に係る第16,第27の発明は、前
記ブロック作成工程は、各画像データの記録サイズ指定
に基づいて異なるサイズまたは同一サイズの記録媒体を
前記給紙手段より連続給紙するための給紙指定情報を順
次作成可能とするものである。
【0023】本発明に係る第17,第28の発明は、前
記記録部は、前記画像データに応じて記録媒体に対して
モノクロ画像またはカラー画像を記録可能とするもので
ある。
【0024】本発明に係る第18,第29の発明は、前
記記録部は、前記画像データに応じて記録媒体に対して
カラー画像を記録するための色別の記録ヘッドを複数備
えるものである。
【0025】本発明に係る第19,第30の発明は、前
記記録部は、前記画像データに応じて記録媒体に対して
モノクロ画像を記録するための記録ヘッドを備えるもの
である。
【0026】本発明に係る第20,第31の発明は、前
記記録部は、色別の記録ヘッド中の黒色用の記録ヘッド
を駆動して記録媒体に対してモノクロ画像を記録するも
のである。
【0027】本発明に係る第21,第32の発明は、前
記画像データは、前記記録部が記録可能なデータ形式に
処理されて画像データが生成されるものである。
【0028】本発明に係る第22,第33の発明は、前
記第1の管理工程による各登録データブロックを記録順
につなげて登録状態の管理処理と、登録データブロック
に対する前記記録部による連続記録処理状態の管理処理
とは並行処理されるものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の記
録装置に係わる実施形態について詳細に説明する。
【0030】図1は、本発明に係る記録装置を適用可能
な記録装置システムの構成を説明する図である。
【0031】図において、100は、例えばインクジェ
ット記録ヘッドを複数備える記録装置本体で、被記録媒
体供給装置101内の被記録媒体カセット104に内蔵
している被記録媒体であるカット紙に、ホストコンピュ
ータ等の外部処理装置102から通信媒体を構成するケ
ーブル103を介して画像情報やデータを転送し、記録
するすることが可能に構成されている。
【0032】図2は、図1に示した記録装置本体100
のエンジン構造を説明するための斜視透視図である。以
下、構成および動作について説明する。
【0033】図において、印刷ヘッドユニット210は
インクジェット記録ヘッド201〜204、及び常に安
定した吐出を保証するための回復系ユニット(不図示)
によって構成されている。被記録媒体は被記録媒体供給
装置(以降、フィーダユニット)207内の被記録媒体
カセット211から供給され、記録装置本体208に具
備された搬送ユニット206によって連続的に搬送され
る。
【0034】記録画像は、用紙を搬送しながら用紙の基
準位置がブラックのインクジェット記録ヘッド201の
下に移動したときに、インクジェット記録ヘッド201
からブラックインクを吐出する。同様に、シアンのイン
クジェット記録ヘッド202、マゼンタのインクジェッ
ト記録ヘッド203、イエローのインクジェット記録ヘ
ッド204の順に、各色のインクを吐出してカラーの画
像を形成する。
【0035】記録装置本体208は、搬送ユニット20
6、インクジェット記録へッド201〜204に供給す
るインクを貯蔵するインクカートリッジ(不図示)、記
録ヘッドへのインク供給や回復動作のためのポンプユニ
ット(不図示)、記録装置全体を制御する制御基板(不
図示)等によって構成されている。
【0036】また、フロントドア209は、インクカー
トリッジの交換用の開閉扉である。入口センサ(TOF
IN)212と出口センサ(TOF OUT)213
は、透過型のセンサで用紙の先端や後端の検知等に用い
る。
【0037】図3は、本発明の第1実施形態を示す記録
制御装置の構成を説明するブロック図であり、インタフ
ェースブロック300と制御ブロック310に分割され
て構成されている。以下、構成及び動作について説明す
る。
【0038】インタフェースブロック300は、ホスト
とのインタフェースと制御ブロック310の制御を行
う。301はMPUであり、プログラムROM302に
内蔵された制御プログラムに基づいて後述した制御を行
う。
【0039】303は通信用ドライバであり、ホストと
インタフェースをMPU301の指示に基づいて制御
し、ホストから記録データが入力された場合には、制御
ブロック310のメモリコントローラ319を介して直
接、画像メモリ(VRAM)318(318K,318
C,318M,318Y)に高速に転送を行う。
【0040】304はオペレーションパネルであり、M
PU301によりオペレーションパネル304上のLE
Dや液晶表示器、キーの管理を行う。
【0041】制御ブロック310は、インタフェースブ
ロック300からの指示に従い、記録するための制御等
を行う。317はMPUであり、プログラムROM31
1に内蔵された制御プログラムに基づいて後述した制御
を行う。
【0042】312はRAMであり、MPU317の作
業領域として使用される。318はVRAMであり、出
力すべき画像データを保持記憶している。313はモー
タドライバであり、記録媒体搬送用モータ314等装置
内の各種モータを駆動制御する。315はヘッド駆動回
路であり、印字有効、無効の指定や印字領域の指定等を
各色独立に設定可能で、各色の記録ヘッド316(31
6C,316M,316Y,316K)を駆動制御す
る。
【0043】図4は、図1に示したホストコンピュータ
102から送られる記録データのコマンド体系の一例を
示す図である。
【0044】図示するように、ホストコンピュータ10
2からは、設定コマンド401,402,403,40
4と画像データ転送コマンド405,406,407,
408,印字開始コマンド409とから構成される記録
データがインタフェースブロック300に送信される。
【0045】図5は、図3に示した制御ブロック310
とインタフェースブロック300間で使用するコマンド
体系の一例を示す図である。
【0046】図において、501はテスト印刷コマン
ド、502はシステム情報要求コマンド、503は印刷
データ登録開始コマンド、504は印刷データ登録終了
コマンド、505は印刷開始コマンド、506は印刷動
作ポーズコマンド、507は印刷動作中止コマンド、5
08は印刷登録データクリアコマンド、509はステー
タス要求コマンド、510はステータス転送コマンド、
511は印刷パラメータ設コマンドで、各コマンド50
1〜511がホストから記録装置のインタフェースブロ
ック300に通知される。512はACKコマンド、5
13はNACKコマンドで、制御ブロック310からイ
ンタフェースブロック300対して出力される。
【0047】図示するように、印刷データ登録開始コマ
ンド503のインタフェースブロック300から制御ブ
ロック310への指示がなされると、システム情報要求
コマンド502等の指示により制御ブロック310から
インタフェースブロック300へ制御ブロック310の
状態を返信するコマンドで構成されている。
【0048】図6は、本発明に係る記録制御装置におけ
る第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(600)〜(611)は各ステップを示
す。
【0049】ホストコンピュータ等からコマンドを受信
すると、ステップ(600)で、コマンドの解析を行
い、プリンタリセットコマンドであるかどうかを判断
し、YESならばステップ(601)で、設定初期化処
理を実行して、ステップ(600)へ戻る。
【0050】一方、ステップ(600)で、NOと判断
された場合には、受信したコマンドが用紙設定コマンド
であるかどうかを判断し、YESと判断された場合に
は、ステップ(603)で、用紙設定を行い、ステップ
(600)に戻る。
【0051】一方、ステップ(602)で、NOと判断
された場合には、受信したコマンドが印字枚数コマンド
かどうかを判断し、YESと判断された場合には、ステ
ップ(605)で、印字枚数を設定して、ステップ(6
00)へ戻る。
【0052】一方、ステップ(604)で、NOと判断
された場合には、ステップ(606)で、受信したコマ
ンドがイメージデータコマンドかどうかを判断して、Y
ESと判断された場合は、ステップ(607)で、制御
ブロック310へ登録開始発行コマンドを発行して、ス
テップ(608)で、通信用ドライバIC駆動を開始し
て、ステップ(600)へ戻る。
【0053】一方、ステップ(606)で、YESと判
断された場合は、ステップ(600)へも戻り、NOと
判断された場合には、ステップ(610)で、制御ブロ
ック310へ登録終了コマンドを発行して、ステップ
(611)で、制御ブロック310へ印刷開始コマンド
を発行して、ステップ(600)へ戻る。
【0054】これにより、例えば用紙設定コマンド40
2等の設定コマンドを処理し、画像データコマンド40
5〜408を受信、画像メモリ318に展開終了後、印
字開始コマンド409により印字を開始する。
【0055】しかしながら、従来、異なる用紙サイズの
用紙設定コマンドをインタフェースブロック300より
受信すると、印字有効範囲を変更するためにヘッド駆動
回路315に印字有効値をセットし直してから印字を開
始していたため、ホストコンピュータ等から異なる用紙
サイズの印字データを連続して図7に示すようコマンド
PDATAC1〜3で受信すると、前ページの印刷が終
了してから、記録ヘッド316の印字有効範囲をヘッド
駆動回路315に設定し直していた。
【0056】また、用紙の設定が変わるため、画像メモ
リ318の再構築をして画像データを受信していた。こ
のため、異なる用紙サイズの設定を受信すると、次ペー
ジの印字開始のタイミングが遅れ、ページ間が開いた
り、一度制御を止めてからまた再起動をかけるといった
方法がとられてきた。
【0057】以上のように従来の問題点を踏まえ、本実
施形態では、図8に示すように、異なる用紙サイズの用
紙設定コマンドを受信しても連続した印字を実現できる
ようにしている。
【0058】図8は、本発明に係る記録制御装置におけ
る印字データ処理状態を説明する概念図である。
【0059】従来通り、ホストコンピュータ等からコマ
ンドを受信すると、図6に示したフローチャートの手順
に従って、コマンドの解析を行い、ステップ603にお
いて、用紙設定コマンド402等の設定内容をMPU3
01に内蔵のワークRAM領域に保持し、ステップ60
7における最初の画像データコマンド405〜408を
受信する際の制御ブロック310ヘ登録開始コマンド発
行処理内で、印刷パラメータ設定コマンド511内に用
紙選択指定、各ヘッド間調整値、印刷枚数、画像水平方
向のバイト数、画像ライン数等を設定し、制御ブロック
310に転送する。その後、印刷データ登録開始コマン
ド503を制御ブロック310ヘ転送する。
【0060】そして、制御ブロック310側で、図5に
示した印刷パラメータ設定コマンド511を受信する
と、一時、パラメータをRAM312に格納する。その
後、インタフェースブロック300から転送される印刷
データ登録開始コマンド503により、後述する図9に
示す登録データ管理ブロックの各パラメータを設定して
ブロックを、例えばRAM312上に作成する。その
際、メモリコントローラ319に対し、画像メモリ31
8上のアドレス(前画像最終データの次のアドレス)を
画像データ格納先頭アドレスとして設定を行う。140
0は登録データ待ち行列,1401は印刷管理/ジャム
管理ブロック待ち行列である。
【0061】図9は、図3に示したMPU317により
作成される登録データ管理ブロックのデータ構造を説明
する図である。
【0062】このブロックには、複数のブロックに対応
するための登録データ待ち行列、すなわち図8に示す登
録データ待ち行列1400(RAM312上に作成され
る一時的な管理行列情報である)に繋ぐための前登録デ
ータ管理ブロックへのポインタ1201や次のデータ登
録ブロックへのポインタ1202や、このコマンド以
降、メモリコントローラを介して直接、画像メモリ31
8に転送される画像データ格納先頭アドレス1203
や、あらかじめ印刷パラメータ設定コマンド511によ
りRAM312に格納されているパラメータを格納する
領域1204〜1213や用紙供給枚数1214,印刷
開始枚数1215,印刷終了枚数1216が含まれてい
る。
【0063】前登録データ管理ブロックへのポインタ1
201や次の登録データ管理ブロックへのポインタ12
02や、用紙供給枚数1214,印刷開始枚数121
5,印刷終了枚数1216により、ジャム等発生した場
合のリカバリ処理を非常に容易にしている。リカバリ処
理に関しては、以降に述べる。
【0064】このようにして、MPU317により図9
に示した登録データ管理ブロック1200の作成が終わ
ると、インタフェースブロック300へACKコマンド
512を返信し作成の終了を告げる。
【0065】これを受けてインタフェースブロック30
0は、ACKコマンド512を確認後、通信用ドライバ
IC駆動開始処理(ステップ608)にて、以降、ホス
トコンピュータから転送されるコマンドを通信用ドライ
バ303内で解析し、画像データ部分を印字開始コマン
ド409が転送されるまで通信用ドライバ303と制御
ブロック310内のメモリコントローラ319間で高速
に転送し、画像メモリ318に記録データを記録してい
く。
【0066】ホストコンピュータ102から印字開始コ
マンド409が転送されると、図6に示したステップ
(610)において、制御ブロック310へ印刷データ
登録終了コマンド503を転送し、このコマンドにより
制御ブロック310では、登録データ管理ブロック12
00を図8に示した登録データ待ち行列1400に繋ぐ
処理を行う。
【0067】その後、インタフェースブロック300か
ら制御ブロック310へ印字開始コマンド505が転送
され印刷動作へと移行する。
【0068】印刷動作開始以降に、ホストコンピュータ
から次の画像データが転送される場合でも前述と同様の
処理をこれ以降説明する印刷処理動作と並行して行う。
【0069】図10は、本発明に係る記録制御装置にお
ける第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、図3に示した制御ブロック310によるコマン
ド受信処理手順に対応する。なお、(700)〜(70
7)は各ステップを示す。
【0070】先ず、ステップ(700)で、MPU31
7が受信したコマンドがステータス要求コマンドかどう
かを判別し、ステータス要求コマンドであると判別した
場合には、ステップ(701)で、インタフェースブロ
ック300へステータスを返信して、ステップ(70
0)へ戻る。
【0071】一方、ステップ(700)で、ステータス
要求コマンドでないと判別した場合は、ステップ(70
2)で、受信したコマンドが登録開始コマンドであるか
どうかを判別し、登録開始コマンドであると判別した場
合は、ステップ(703)で、登録データ管理ブロック
作成登録中を示すフラグをRAM312上にセットし、
ステップ(700)へ戻る。
【0072】一方、ステップ(702)で、登録開始コ
マンドでないと判別した場合は、ステップ(704)
で、受信したコマンドが登録終了コマンドかどうかを判
別し、登録終了コマンドであると判別した場合は、ステ
ップ(705)で、登録データ管理ブロック登録終了を
示すフラグをセットし、ステップ(700)へ戻る。
【0073】一方、ステップ(704)で、登録終了コ
マンドでないと判別した場合は、ステップ(706)
で、印刷開始コマンドかどうかを判別し、NOならばス
テップ(700)へ戻り、印刷開始コマンドであると判
別した場合には、ステップ(707)で印刷処理を開始
し、ステップ(700)へ戻る。
【0074】図11は、本発明に係る記録制御装置にお
ける第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、図3に示した制御ブロック310によるコマン
ド印刷開始処理手順に対応する。なお、(800)〜
(804)は各ステップを示す。
【0075】先ず、ステップ(800)でリカバリ処理
を実行し、ステップ(801)で、印刷初期化を起動し
て、ステップ(802)で、印刷初期化が終了するのを
待機し、該印刷初期化が終了したら、ステップ(80
3)で、記録紙の搬送を開始し、ステップ(804)
で、印刷関連割り込みを有効として、処理を終了する。
【0076】具体的には、図10に示したステップ(7
07)の印刷開始処理中における、図11に示すステッ
プ(801)の印字初期化起動処理により、既に印刷中
でない場合のみ、ヘッドの回復動作や印字位置への移動
を行い、搬送ユニット206を起動する。
【0077】そして、ステップ(804)で、その後、
既に印刷中でない場合のみ、印刷関連の割り込み処理を
有効にし、以降、割り込み処理内のみで印刷動作を行っ
ていく。
【0078】なお、ステップ(800)におけるジャム
等が発生した場合のリカバリ処理であるが、この処理に
関しては以降に述べる。
【0079】図12は、本発明に係る記録制御装置にお
ける第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、図3に示した制御ブロック310による用紙供
給装置管理処理に対応し、該処理は、一定時間毎にMP
U317内で発生する割り込み処理の一部として処理さ
れる。なお、(900)〜(903)は各ステップを示
す。
【0080】先ず、ステップ(900)で、図8に示し
た登録データ待ち行列1400に繋がれている現在供給
中の登録データ管理ブロック1200を探し、ブロック
内のパラメータと、前供給した用紙との間隔を確認しな
がら、用紙供給が可能かどうかの判断を行い、可能でな
いと判断した場合は、処理を終了する。
【0081】一方、ステップ(900)で、可能である
と判断した場合は、ステップ(901)で、現在供給中
のデータ管理ブロック1200のパラメータの1つであ
る用紙選択指定1212を確認し、ステップ(902)
で、フィーダユニット207に対し設定されている用紙
の供給の指示を行い、ステップ(903)で、登録デー
タ管理ブロック1200のパラメータの1つである用紙
供給枚数1214に1枚分を加算し処理を終了する。
【0082】なお、前述の用紙供給枚数1214と印刷
枚数1213が一致するとそのブロックに対する用紙供
給を終了したこととなり、次回の割り込み処理時には、
次のブロックを参照し処理を継続する。
【0083】この様にして搬送ユニット206に連続的
に用紙を送り込む。また、用紙供給が不可能な場合はこ
のまま何もせず終了し、次の割り込み発生時に同じ確認
を行い処理を続ける。
【0084】以下、図13を参照して、図3に示した制
御ブロック310による印刷管理/ジャム管理ブロック
の構造について説明する。
【0085】図13は、図3に示したRAM312上に
作成される印刷管理/ジャム管理ブロック1300の構
造例を説明する図である。
【0086】図において、1301は印刷管理/ジャム
管理ブロックへのポインタで、先頭ブロックの場合に
は、「00000000」が設定される。1302はポ
インタで、次の印刷管理/ジャム管理ブロックへのポイ
ンタが設定され、最終ブロックの場合は、「00000
000」が設定される。1303は登録データブロック
へのポインタである。
【0087】1304は用紙長アップカウンタ(パラメ
ータ)で、図2に示したセンサ212の位置TOF I
Nを用紙が通過中、用紙長を測定して、範囲外の用紙サ
イズをチェックするための値をカウントする。
【0088】1305は先端ジャムダウンカウンタ(カ
ウンタ)で、図2に示したセンサ212の位置TOF
INからセンサ213が配置される位置TOF OUT
間をカウント処理し、カウント値がゼロになった時点
で、センサ213上に用紙が無い場合、用紙ジャムと判
断する。
【0089】なお、ブロック作成時に、当該カウンタ
は、位置TOF INから位置TOFOUTまでのライ
ン数値+αをセットして、減算カウント処理を行うもの
とする。
【0090】1306は後端ジャムダウンカウンタ(カ
ウンタ)で、図2に示したセンサ212の位置TOF
INからセンサ213が配置される位置TOF OUT
間をカウント処理し、カウント値がゼロになった時点
で、センサ213上に用紙がある場合、用紙ジャムと判
断する。
【0091】なお、ブロック作成時に、当該カウンタ
は、位置TOF INから位置TOFOUTまでのライ
ン数値+αをセットして、用紙後端を検知した後から減
算カウント処理を行うものとする。
【0092】1307はページ位置カウンタ(カウン
タ)で、登録時からのライン数(割り込み回数)を数
え、位置を確認するためのカウンタとして機能する。な
お、各ヘッドの印刷開始タイミング等の確認をするため
に使用される。
【0093】このように該ブロック1300は、複数の
ブロックに対応するための印刷管理/ジャム管理ブロッ
ク待ち行列1401に繁ぐための前印刷、ジャム管理ブ
ロックへのポインタ1301や次の印刷管理/ジャム管
理ブロック1300へのポインタ1302や、本ブロッ
クに対応している登録データ管理ブロック1200への
ポインタ1303、用紙長を数えるためのカウンタ13
04、ジャムを検知するためのカウンタ1305,13
06、位置を確認するためのページ位置カウンタ130
7で構成されており、該構成により、短時間でより多く
の枚数を印刷するための複数枚同時印刷管理を可能とし
ている。
【0094】図14〜図22は、本発明に係る記録制御
装置における第5のデータ処理手順の一例を示すフロー
チャートであり、印刷管理処理手順に対応する。なお、
(1000)〜(1011)は各ステップを示す。ま
た、ステップ(1004)〜(1010)の詳細手順
は、それぞれ(……−1〜−N)として表記するものと
する。また、印字は、フィーダユニット207から搬送
ユニット206へ送り込まれた用紙を1ライン搬送する
度に発生する割り込み処理により管理を行う。
【0095】先ず、ステップ(1000)で、搬送され
ている用紙が入口TOFセンサ213に用紙の先端が到
達したかどうかを判断し、先端が到達したと判断した場
合は、ステップ(1001)で、印刷管理/ジャム管理
ブロック1300を作成して、ステップ(1002)へ
進む。
【0096】一方、ステップ(1000)で、搬送され
ている用紙が入口TOFセンサ213に用紙の先端が到
達していない場合は、ステップ(1002)で、前述の
処理を省き、先端が到達した場合と同様、他の印刷、す
なわちジャム管理ブロックが有るかどうかの確認を行
い、既に登録されている印刷管理/ジャム管理ブロック
があると判断した場合には、ステップ(1003)で、
位置を確認するためのカウンタ1307の値(パラメー
タ)に基づく専用処理を実行し、すなわち、ステップ
(1004)〜(1010)に対応する各処理を行い、
ステップ(1011)で、次の印刷管理/ジャム管理ブ
ロック1300へポインタを移動して、ステップ(10
02)へ戻る。
【0097】そして、ステップ(1002)で、すべて
の登録されている印刷管理/ジャム管理ブロック130
0のそれぞれの処理を終えて、本割り込み処理を終了す
る。
【0098】なお、図18〜図20に示す図14に示す
ステップ1006〜1008の詳細については説明を省
略する。
【0099】以降前述の位置を確認するためのカウンタ
1307値による個別のデータ処理について述べる。
【0100】図23は、図2に示した記録装置のヘッド
201〜204と搬送される用紙位置に対する印刷処理
状態を説明する図であり、step1〜step8は各
ステップを示す。
【0101】図において、ステップstep1では、前
述の搬送されている用紙PA1が入口センサ(TOF
IN)212に用紙の先端が到達した場合の処理を示
し、前述の通りである。
【0102】ステップstep1からステップstep
2の間の処理は、図15,図16にフローチャートとし
て示してあり、ステップ(1001−1)〜(1001
−4)で、位置カウンタ1307値がブラックヘッドの
印字データ転送位置に到達するまで、ステップ(100
4−4)で、用紙長カウンタ1304,ジャムカウンタ
1305,位置カウンタ1307を1ライン分加算する
処理を割り込みごとに続け、具体的には、ステップ(1
001−1)で、登録データ行列1400から次ページ
の印刷データのブロックを探し、ステップ(1001−
2)で、ジャム管理ブロックを作成、用紙管理行列に繋
ぐ処理を実行し、ステップ(1001−3)で、ポイン
タ*nexpage_ptrで示す登録データ管理ブロ
ックの印刷開始枚数を「1」インクリメントし、ステッ
プ(1001−4)で、パラメータstart_pag
eを「1」インクリメントして、処理を終了する。
【0103】一方、図16に示すステップ(1004−
1)で、印字データ転送位置に到達したかどうか(ペー
ジ位置カウンタ(page_position)130
7の値がギャップ値Gap1値の2ライン前かどうか)
を判定して、NOならばステップ(1004−4)へ進
み、印字データ転送位置に到達したと判定した場合に
は、ステップ(1004−2)で、ブロックに対応して
いる登録データ管理ブロック1200へのポインタ13
03から画像データが格納されている先頭アドレス12
03,印字有効値1204,1205,1206,12
07をヘッド駆動回路315のブラックヘッド部へ設定
(ポインタ*nextpage_ptrで示す登録デー
タ管理ブロックのパラメータtop_address,
h_word,h_dot,margineに対応する
値をハードウエアに設定)し、ステップ(1004−
3)で、ブラックヘッドの印刷データ転送開始ビットを
セットして、ヘッド駆動回路315のブラックヘッド部
を起動することでブラックヘッドが用紙搬送に同期して
吐出を開始し、データライン数1204の吐出を終了す
ると、ヘッド駆動回路315のブラックヘッド部は停止
する。
【0104】そして、ステップ(1004−4)で、カ
ウンタLength_cnt_in,jam_cnt
1,page_positionをそれぞれ「1」イン
クリメントして、処理を終了する。
【0105】前述のstep1からstep2の間の処
理同様に、他のヘッドに関しては、図18〜20図にフ
ローチャートとして示してある。図23に示したステッ
プstep3からステップstep4の間の処理は、シ
アンヘッド、ステップstep4からステップstep
5の間の処理は、マゼンタヘッド、ステップstep5
からステップstep6の間の処理は、イエローヘッド
についての処理であり、図16との違いは、搬送位置の
判定のみであるので説明は省略する。
【0106】一方、図23に示したステップstep2
からstep3の間の処理は、搬送されている用紙が入
口(TOF IN)センサ212に用紙の後端が到達す
るまでの処理であり、図17にフローチャートとして示
してあり、ステップ(1005−1)で、用紙の後端を
入口センサ(TOF IN)212で検知すると、ステ
ップ(1005−2)で、用紙長カウンタ1304の値
(カウンタLength_cnt_inの値)を確認
し、用紙長が規定の用紙サイズより短すぎないかどうか
を確認して、短い場合にエラー処理を行う。なお、この
際、カウンタLength_cnt_inのカウントは
行わない。
【0107】一方、エラーとならない場合は、ステップ
(1005−4)で、既に起動されているヘッド駆動回
路315のブラックヘッド部に設定されているデータラ
イン数1204の値と用紙長カウンタ1304の値を比
較し、前者の方が大きい場合は搬送ユニットへ吐出する
可能性があるため、すなわち、搬送ユニットへ吐出を防
ぐために、用紙長カウンタ1304の値をヘッド駆動回
路315のブラックヘッド部に再設定する。
【0108】なお、用紙長により用紙の後端を検知する
位置が異なるため、ヘッド駆動回路315が複数ヘッド
分起動している可能性があるため、その他の既に駆動し
ているヘッドに対しても前述の処理を行う。その後、用
紙長カウンタ1304の加算動作を行わない設定にし
て、処理を終了する。
【0109】一方、ステップ(1005−1)で、用紙
の後端を入口センサ(TOF IN)212で検知して
いないと確認した場合は、ステップ(1005−3)
で、カウンタLength_cnt_in,jam_c
nt1,page_positionをそれぞれ「1」
インクリメントして、処理を終了する。
【0110】一方、ステップ(1009)で、出口(T
OF OUT)213で用紙の先端を確認する処理を経
て、すなわち、図21に示すステップ(1009−1)
で、出口センサ(TOP OUT)213で用紙の後端
を確認したかどうかを判定して、用紙の後端を検知した
と確認した場合は、ステップ(1009−2)で、カウ
ンタjam_cnt1,jam_cnt2,page_
positionをそれぞれ「1」インクリメントし
て、処理を終了する。
【0111】一方、ステップ(1009−1)で、TO
P OUTセンサ213で用紙の後端を確認していない
と判定した場合は、ステップ(1009−3)で、カウ
ンタLength_cnt_in,jam_cnt1,
jam_cnt2,page_positionをそれ
ぞれ「1」インクリメントして、処理を終了する。
【0112】一方、ステップ(1010)で、出口セン
サ(TOF OUT)213が用紙の後端を確認する処
理を経て、本処理により検知した用紙の印刷/ジャム管
理ブロック(図24参照)を図8に示した印刷/ジャム
管理ブロック待ち行列1401から削除する。また、削
除した印刷/ジャム管理ブロックに対応している登録デ
ータ管理ブロックへのポインタ1303から印刷終了枚
数1216と総印刷枚数1213を比較し、一致した場
合登録データ管理ブロックを図8に示した登録データ待
ち行列1400から削除し同時に、本処理により検知し
た用紙の登録データ管理ブロック図24参照)で管理し
ていた画像の領域を画像メモリ318から開放し処理を
終了する。
【0113】具体的には、図22に示すステップ(10
10−1)で、出口センサ(TOFOUT)213が用
紙後端を検知したかどうかを判定して、用紙後端を検知
したと判定した場合は、用紙の印刷、ジャム管理ブロッ
クに対応している登録データ管理ブロックへのポインタ
1303から印刷終了枚数1216を読み出し1枚分を
加算する。具体的には、ステップ(1010−2)で、
カウンタjam_cnt1,jam_cnt2に矛盾が
無い場合、印刷/ジャム管理ブロックを削除し、矛盾が
ある場合はジャムエラー処理を実行する。
【0114】そして、ステップ(1010−3)で、元
の登録データブロックの印刷終了枚数に1枚分の加算を
行い、ステップ(1010−4)で、元の登録データブ
ロックの印刷ページが終了の場合、データ登録管理ブロ
ックを削除して、処理を終了する。
【0115】一方、ステップ(1010−1)で、出口
センサ(TOF OUT)213が用紙後端を検知して
いないと判定した場合には、ステップ(1010−5)
で、カウンタLength_cnt_outを「1」イ
ンクリメントし、カウンタjam_cnt1,jam_
cnt2を「1」ディクリメントし、カウンタpage
_positionをそれぞれ「1」インクリメントし
て、処理を終了する。
【0116】以下、ジャム等が発生し、再開する場合の
リカバリ処理について以下に述べる。
【0117】ジャム等が発生すると、印字動作を即停止
し、ユーザにより本体内に滞留している用紙を取り除い
てもらい、本体上に設けられているオペレーションパネ
ル304のキー入力により印刷動作を再開する。制御と
して、インタフェースブロック300が制御するオペレ
ーションパネル304のキー入力を受けると制御ブロッ
ク310へ印刷開始コマンド505を転送し、ホストコ
ンピュータ等からのコマンド処理へ移行する。制御ブロ
ック310では、印字開始コマンドが転送されると、図
11に示すステップ(800)のジャム処理内で、印刷
/ジャム管理ブロック待ち行列の先頭を検索し、先頭の
印刷管理/ジャム管理ブロックの登録データ管理ブロッ
クへのポインタ1201により、総印刷枚数1213,
印刷終了枚数1216を抽出し、これを比較し、その差
を総印刷枚数1213に再設定を行う。
【0118】また、用紙供給枚数1214,印刷開始枚
数1215,印刷終了枚数1216をゼロに戻す。この
処理を登録データブロック待ち行列上のブロックに対
し、順番に行っていく。
【0119】但し、印刷終了枚数1216がゼロのブロ
ックに関しては、再設定を行わず用紙供給枚数121
4,印刷開始枚数1215,印刷終了枚数1216をゼ
ロに戻す処理のみを行う。
【0120】その後、図11に示したステップ(80
1)以降の印刷開始処理を継続することで、記録データ
を印刷せずに消してしまうことが解消可能となる。前述
の処理により、ジャム等発生した場合のリカバリ処理を
非常に容易にしている。
【0121】前述の印刷処理を繰り返すことと、ホスト
コンピュータからの画像データが受信処理を並行に処理
していくことで、従来からの問題点である異なる用紙サ
イズの設定を受信しても、次ページの印字開始のタイミ
ングが遅れたり、ページ間が開いたり、一度制御を止め
てからまた再起動をかけるといった方法を用いずに高速
な一定速度で、連続的に記録を続けることが可能であ
る。
【0122】本実施形態のプリンタはインクジェット方
式により記録を行うとして説明を行ったが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、電子写真方式等、他の記
録方法を適用することも、もちろん可能である。
【0123】また、本実施形態はYMCKのフルカラー
画像を記録する場合を例として説明を行ったが、本発明
はカラーデータに限らず、モノクロデータについても適
用可能である。
【0124】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェース機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0125】また、前述した実施形態の機能を実現する
た様に各種デバイスを動作させることを目的として、該
各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコ
ンピュータに、前述した実施形態の機能を実現するソフ
トウエアのプログラムコードを供給し、該供給されたプ
ログラムに従ってそのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)により前記各種デバイス
を動作させることによって実施したものも本願発明の範
疇に含まれる。
【0126】上記実施形態によれば、ホストコンピュー
タ等から、異なったサイズの記録データが入力された場
合や異なったサイズの被記録媒体の記録すべき画像情報
やデータが連続的に転送された場合でも、従来より高速
な一定速度で連続的に記録することが可能で、ユーザの
待機時間の短縮や、1日に記録可能な総記録枚数を増大
させることが出来る。
【0127】以下、図25に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る記録制御装置で読み出し可能なデータ処
理プログラムの構成について説明する。
【0128】図25は、本発明に係る記録制御装置で読
み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶
媒体のメモリマップを説明する図である。
【0129】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0130】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0131】本実施形態における図6,図9〜図11,
図14〜図22に示す機能が外部からインストールされ
るプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行
されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMや
フラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいは
ネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラム
を含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は
適用されるものである。
【0132】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0133】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0134】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROM,EEPROM等を用いることができ
る。
【0135】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0136】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0137】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第33の発明によれば、記録データを個別ブロックデ
ータとして登録管理しつつ、並行して該登録された登録
データ管理ブロックに対する印刷状態を印刷管理ブロッ
クで個別に管理して各ページの記録データ処理を制御す
るので、ページサイズが異なる記録データあるいは指定
される用紙サイズが異なる記録データを連続して受信し
ても、それぞれに見合うサイズの異なる記録媒体を給紙
して連続的に記録処理を効率よく行えるとともに、給紙
ジャム等が発生しても、記録データの再送要求を行うこ
となく、ジャム処理したページに対応する登録データ管
理ブロックを参照して記録処理を支障なく再開できる効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置を適用可能な記録装置シ
ステムの構成を説明する図である。
【図2】図1に示した記録装置本体のエンジン構造を説
明するための斜視透視図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す記録制御装置の構成
を説明するブロック図である。
【図4】図1に示したホストコンピュータから送られる
記録データのコマンド体系の一例を示す図である。
【図5】図3に示した制御ブロックとインタフェースブ
ロック間で使用するコマンド体系の一例を示す図であ
る。
【図6】本発明に係る記録制御装置における第1のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】図1に示したホストコンピュータから受信する
コマンドを説明する図である。
【図8】本発明に係る記録制御装置における印字データ
処理状態を説明する概念図である。
【図9】図3に示したMPUにより作成される登録デー
タ管理ブロックのデータ構造を説明する図である。
【図10】本発明に係る記録制御装置における第2のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る記録制御装置における第3のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図12】本発明に係る記録制御装置における第4のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図13】図3に示したRAM上に作成される印刷管理
ブロック,ジャム管理ブロックの構造例を説明する図で
ある。
【図14】本発明に係る記録制御装置における第5のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図15】本発明に係る記録制御装置における第5のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図16】本発明に係る記録制御装置における第5のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図17】本発明に係る記録制御装置における第5のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図18】本発明に係る記録制御装置における第5のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図19】本発明に係る記録制御装置における第5のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図20】本発明に係る記録制御装置における第5のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図21】本発明に係る記録制御装置における第5のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図22】本発明に係る記録制御装置における第5のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図23】図2に示した記録装置のヘッドと搬送される
用紙位置に対する各管理ブロックの削除タイミングを説
明する図である。
【図24】図2に示した記録装置のヘッドと搬送される
用紙位置に対する印刷処理状態を説明する図である。
【図25】本発明に係る記録制御装置で読み出し可能な
各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリ
マップを説明する図である。
【符号の説明】
100 記録装置本体 101 被記録媒体供給装置 102 ホストコンピュータ等の外部処理装置 103 接続ケーブル 104 被記録媒体カセット 201〜204 記録ヘッド 205 記録用紙 206 用紙搬送ユニット 207 被記録媒体供給装置 208 記録装置本体ユニット 209 本体フロントドア 210 印刷ヘッドユニット 211 被記録媒体カセット 212 入口センサ(TOF IN) 213 出口センサ(TOF OUT) 300 インタフェースブロック 301 MPU 302 プログラム用ROM 303 通信用ドライバ 304 オペレーションパネル 310 制御ブロック 311 プログラム用ROM 312 RAM 313 モータドライバ 314 記録媒体搬送用モータ 315 ヘッド駆動回路 316 記録ヘッド 317 MPU 318 VRAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲葉 守巧 茨城県水海道市坂手町5540−11 キヤノン アプテックス株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AQ05 AR01 HJ03 HJ06 HK11 HK15 HK23 HN15 HN17 HN21 HN23 HN24 HP01 HV09 2C087 AA03 AA09 AB05 AC07 BA03 BA07 BC07 BD42 BD53 5B021 AA01 KK02

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置から受信される記録データをペ
    ージ単位に処理し、該処理された画像データに基づいて
    記録部の駆動を制御する記録制御装置であって、 複数サイズの記録媒体を前記記録部に給紙可能な給紙手
    段と、 順次受信される各記録データを解析して生成される画像
    データを記憶する画像データ記憶手段と、 各画像データを前記画像データ記憶手段に登録する際
    に、各画像データに対して前記給紙手段より給紙すべき
    記録媒体の記録状態を管理するための登録データ管理ブ
    ロックを順次作成するブロック作成手段と、 前記ブロック作成手段により作成される記録待ちの各登
    録データ管理ブロックを記録順につなげて登録状態を管
    理する第1の管理手段と、 前記第1の管理手段により管理される各登録データブロ
    ックに対する前記記録部による連続記録処理状態を管理
    する第2の管理手段と、 前記第2の管理手段による連続記録処理状態管理中に、
    前記給紙手段から給紙されて搬送される各記録媒体の給
    送状態を監視してジャム状態を検出する検出手段と、 前記検出手段によりジャム状態が検出された場合に、前
    記第1,第2の管理手段により管理されている未記録状
    態の各登録データ管理ブロックの登録状態,各登録デー
    タブロックに対する前記記録部による連続記録処理状態
    を更新してジャム状態を回復させる制御手段と、を有す
    ることを特徴とする記録制御装置。
  2. 【請求項2】 前記登録データ管理ブロックには、各画
    像データを記憶する画像データ記憶手段内のアクセス情
    報,給紙すべき記録媒体のサイズ情報を含むことを特徴
    とする請求項1記載の記録制御装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データ記憶手段は、サイズの異
    なる画像データまたは同一サイズの画像データを順次記
    憶可能とすることを特徴とする請求項1記載の記録制御
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ブロック作成手段は、各画像データ
    のサイズに基づいて異なるサイズまたは同一サイズの記
    録媒体を前記給紙手段より連続給紙するための給紙指定
    情報を順次作成可能とすることを特徴とする請求項1記
    載の記録制御装置。
  5. 【請求項5】 前記ブロック作成手段は、各画像データ
    の記録サイズ指定に基づいて異なるサイズまたは同一サ
    イズの記録媒体を前記給紙手段より連続給紙するための
    給紙指定情報を順次作成可能とすることを特徴とする請
    求項1記載の記録制御装置。
  6. 【請求項6】 前記記録部は、前記画像データに応じて
    記録媒体に対してモノクロ画像またはカラー画像を記録
    可能とすることを特徴とする請求項1記載の記録制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記記録部は、前記画像データに応じて
    記録媒体に対してカラー画像を記録するための色別の記
    録ヘッドを複数備えることを特徴とする請求項1記載の
    記録制御装置。
  8. 【請求項8】 前記記録部は、前記画像データに応じて
    記録媒体に対してモノクロ画像を記録するための記録ヘ
    ッドを備えることを特徴とする請求項1記載の記録制御
    装置。
  9. 【請求項9】 前記記録部は、色別の記録ヘッド中の黒
    色用の記録ヘッドを駆動して記録媒体に対してモノクロ
    画像を記録することを特徴とする請求項7記載の記録制
    御装置。
  10. 【請求項10】 前記画像データは、前記記録部が記録
    可能なデータ形式に処理されて画像データが生成される
    ことを特徴とする請求項1記載の記録制御装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の管理手段による各登録デー
    タブロックを記録順につなげて登録状態の管理処理と、
    登録データブロックに対する前記記録部による連続記録
    処理状態の管理処理とは並行処理されることを特徴とす
    る請求項1記載の記録制御装置。
  12. 【請求項12】 外部装置から受信される記録データを
    ページ単位に処理し、該処理された画像データに基づい
    て記録部と、複数サイズの記録媒体を前記記録部に給紙
    可能な給紙手段と、順次受信される各記録データを解析
    して生成される画像データを記憶する画像データ記憶手
    段とを有する記録制御装置における記録制御方法であっ
    て、 各画像データを前記画像データ記憶手段に登録する際
    に、各画像データに対して前記給紙手段より給紙すべき
    記録媒体の記録状態を管理するための登録データ管理ブ
    ロックを順次作成するブロック作成工程と、 前記ブロック作成工程により作成される記録待ちの各登
    録データ管理ブロックを記録順につなげて登録状態を管
    理する第1の管理工程と、 前記第1の管理工程により管理される各登録データブロ
    ックに対する前記記録部による連続記録処理状態を管理
    する第2の管理工程と、 前記第2の管理工程による連続記録処理状態管理中に、
    前記給紙手段から給紙されて搬送される各記録媒体の給
    送状態を監視してジャム状態を検出する検出工程と、 前記検出工程によりジャム状態が検出された場合に、前
    記第1,第2の管理手段により管理されている未記録状
    態の各登録データ管理ブロックの登録状態,各登録デー
    タブロックに対する前記記録部による連続記録処理状態
    を更新してジャム状態を回復させる回復工程と、を有す
    ることを特徴とする記録制御方法。
  13. 【請求項13】 前記登録データ管理ブロックには、各
    画像データを記憶する画像データ記憶手段内のアクセス
    情報,給紙すべき記録媒体のサイズ情報を含むことを特
    徴とする請求項12記載の記録制御方法。
  14. 【請求項14】 前記画像データ記憶手段は、サイズの
    異なる画像データまたは同一サイズの画像データを順次
    記憶可能とすることを特徴とする請求項12記載の記録
    制御方法。
  15. 【請求項15】 前記ブロック作成手段は、各画像デー
    タのサイズに基づいて異なるサイズまたは同一サイズの
    記録媒体を前記給紙手段より連続給紙するための給紙指
    定情報を順次作成可能とすることを特徴とする請求項1
    2記載の記録制御方法。
  16. 【請求項16】 前記ブロック作成手段は、各画像デー
    タの記録サイズ指定に基づいて異なるサイズまたは同一
    サイズの記録媒体を前記給紙手段より連続給紙するため
    の給紙指定情報を順次作成可能とすることを特徴とする
    請求項12記載の記録制御方法。
  17. 【請求項17】 前記記録部は、前記画像データに応じ
    て記録媒体に対してモノクロ画像またはカラー画像を記
    録可能とすることを特徴とする請求項12記載の記録制
    御方法。
  18. 【請求項18】 前記記録部は、前記画像データに応じ
    て記録媒体に対してカラー画像を記録するための色別の
    記録ヘッドを複数備えることを特徴とする請求項12記
    載の記録制御方法。
  19. 【請求項19】 前記記録部は、前記画像データに応じ
    て記録媒体に対してモノクロ画像を記録するための記録
    ヘッドを備えることを特徴とする請求項12記載の記録
    制御方法。
  20. 【請求項20】 前記記録部は、色別の記録ヘッド中の
    黒色用の記録ヘッドを駆動して記録媒体に対してモノク
    ロ画像を記録することを特徴とする請求項18記載の記
    録制御方法。
  21. 【請求項21】 前記画像データは、前記記録部が記録
    可能なデータ形式に処理されて画像データが生成される
    ことを特徴とする請求項12記載の記録制御方法。
  22. 【請求項22】 前記第1の管理手段による各登録デー
    タブロックを記録順につなげて登録状態の管理処理と、
    登録データブロックに対する前記記録部による連続記録
    処理状態の管理処理とは並行処理されることを特徴とす
    る請求項12記載の記録制御方法。
  23. 【請求項23】 外部装置から受信される記録データを
    ページ単位に処理し、該処理された画像データに基づい
    て記録部と、複数サイズの記録媒体を前記記録部に給紙
    可能な給紙手段と、順次受信される各画像データを解析
    して生成される画像データを記憶する画像データ記憶手
    段とを有する記録制御装置を制御するコンピュータが読
    み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 各画像データを前記画像データ記憶手段に登録する際
    に、各画像データに対して前記給紙手段より給紙すべき
    記録媒体の記録状態を管理するための登録データ管理ブ
    ロックを順次作成するブロック作成工程と、 前記ブロック作成工程により作成される記録待ちの各登
    録データ管理ブロックを記録順につなげて登録状態を管
    理する第1の管理工程と、 前記第1の管理工程により管理される各登録データブロ
    ックに対する前記記録部による連続記録処理状態を管理
    する第2の管理工程と、 前記第2の管理工程による連続記録処理状態管理中に、
    前記給紙手段から給紙されて搬送される各記録媒体の給
    送状態を監視してジャム状態を検出する検出工程と、 前記検出工程によりジャム状態が検出された場合に、前
    記第1,第2の管理手段により管理されている未記録状
    態の各登録データ管理ブロックの登録状態,各登録デー
    タブロックに対する前記記録部による連続記録処理状態
    を更新してジャム状態を回復させる回復工程と、を有す
    ることを特徴とするコンピュータが読み出し可能なプロ
    グラムを格納した記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記登録データ管理ブロックには、各
    画像データを記憶する画像データ記憶手段内のアクセス
    情報,給紙すべき記録媒体のサイズ情報を含むことを特
    徴とする請求項23記載のコンピュータが読み出し可能
    なプログラムを格納した記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記画像データ記憶手段は、サイズの
    異なる画像データまたは同一サイズの画像データを順次
    記憶可能とすることを特徴とする請求項23記載のコン
    ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
    体。
  26. 【請求項26】 前記ブロック作成手段は、各画像デー
    タのサイズに基づいて異なるサイズまたは同一サイズの
    記録媒体を前記給紙手段より連続給紙するための給紙指
    定情報を順次作成可能とすることを特徴とする請求項2
    3記載のコンピュータが読み出し可能なプログラムを格
    納した記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記ブロック作成手段は、各画像デー
    タの記録サイズ指定に基づいて異なるサイズまたは同一
    サイズの記録媒体を前記給紙手段より連続給紙するため
    の給紙指定情報を順次作成可能とすることを特徴とする
    請求項23記載のコンピュータが読み出し可能なプログ
    ラムを格納した記憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記記録部は、前記画像データに応じ
    て記録媒体に対してモノクロ画像またはカラー画像を記
    録可能とすることを特徴とする請求項23記載のコンピ
    ュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
    体。
  29. 【請求項29】 前記記録部は、前記画像データに応じ
    て記録媒体に対してカラー画像を記録するための色別の
    記録ヘッドを複数備えることを特徴とする請求項23記
    載のコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納し
    た記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記記録部は、前記画像データに応じ
    て記録媒体に対してモノクロ画像を記録するための記録
    ヘッドを備えることを特徴とする請求項23記載のコン
    ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
    体。
  31. 【請求項31】 前記記録部は、色別の記録ヘッド中の
    黒色用の記録ヘッドを駆動して記録媒体に対してモノク
    ロ画像を記録することを特徴とする請求項29記載のコ
    ンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶
    媒体。
  32. 【請求項32】 前記画像データは、前記記録部が記録
    可能なデータ形式に処理されて画像データが生成される
    ことを特徴とする請求項23記載のコンピュータが読み
    出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  33. 【請求項33】 前記第1の管理手段による各登録デー
    タブロックを記録順につなげて登録状態の管理処理と、
    登録データブロックに対する前記記録部による連続記録
    処理状態の管理処理とは並行処理されることを特徴とす
    る請求項23記載のコンピュータが読み出し可能なプロ
    グラムを格納した記憶媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212349A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Ricoh Co Ltd 課金方法および画像形成装置
US7593131B2 (en) 2001-11-09 2009-09-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus in which reading of image data stored in a delay memory is controlled based on pixel counts of a page stored in a length holding unit
JP2011136571A (ja) * 2001-11-09 2011-07-14 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法
US8488184B2 (en) 2004-03-18 2013-07-16 Riso Kagaku Corporation Image forming apparatus having a plurality of individually controlled recording heads

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