JP3604776B2 - プリンタ制御装置及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はホストコンピュータあるいはワードプロセッサからデータを受け取って印刷するプリンタに於いて、そのプリンタの印刷の進行状況を監視できるプリンタ制御装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ホストコンピュータからプリンタに対して印刷データを含むプリンタコマンドを送出して印刷する場合、プリンタは受信データをまず受信用バッファに受け取り、順次これを取り出して処理する。更に処理するに当たって描画用メモリあるいは印刷用バッファにイメージ展開した後に印刷を開始する。これをホストコンピュータ側から見ると印刷データを送出した後、ある程度の時間を経過してからそのデータの印刷が行われる事に成る。またその時間をホストコンピュータは知ることができない。この為今までの技術ではホストコンピュータ側からはプリンタが現在どのページを印刷しているのかを知る事ができなかった。
【0003】
また最近ではホストコンピュータから印刷する場合、そのプリンタが印刷中であっても次のコンピュータ業務を可能とする為に、印刷データの送出をスプーラプログラムによって行うシステムが多い。この様なシステムではプリンタに印刷データを送出する時、既に印刷の総ページ数が判明している。従ってもしプリンタが現在どのページを印字中であるかを知る手段があれば、ホストコンピュータは何ページの印刷が残っているかという情報をオペレータに知らせる事ができ、オペレータは後どのぐらいで終わるかとか、用紙の補給が足りるか等の判断が可能となる。
【0004】
また印刷途中でプリンタの用紙ジャム等の原因で印刷を中断した場合、やはりどのページを印刷中であったかを知ることができない為、ホストコンピュータはどのページから印刷をし直せば良いかを判断する事ができない。この為今まではオペレータが、ジャムを起こした印刷ジョブを一旦終了し、ジャムを起こしたページが何ページ目であるか数えて、そのページ以降を印刷するという新たなジョブを実行しなければならないという不便があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、ホストコンピュータはプリンタが現在どのページを印刷中であるかを問い合わせ、これに呼応してプリンタは印刷中のページ番号を返却する事により、ホストコンピュータは常に印刷中のページを知る事を可能成らしめるものである。
【0006】
従って、本発明の目的は、プリンタが全文書中の何ページ目を現在印刷中であるかをオペレータに知らせる事のできる印刷システムを提供する事にある。
【0007】
本発明の別の目的は、印刷中にプリンタがエラー停止した場合、異常を起こしたページをホストコンピュータが自動的に知りそのページの先頭より自動的に印刷し直す事のできる印刷システムを提供する事にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のプリンタ制御装置は、
受信したコマンドが緊急コマンドでない場合、プリンタコマンドを受け取った順に受信バッファに記憶させ、受信したコマンドが緊急コマンドでありページ番号問い合わせコマンドである場合、ページ監視手段にページ番号を問い合わせ、ページ監視手段から引き渡されたページ番号をホストコンピュータに返却するインターフェース制御手段と、
前記受信バッファに記憶されたプリンタコマンドを処理する処理手段とを有することを特徴とする。
【0009】
また、本発明のプリンタ制御方法は、
受信したコマンドが緊急コマンドであるか否かを判別する第1判別ステップと、
前記第1判別ステップにより受信したコマンドが緊急コマンドでないと判別された場合、プリンタコマンドを受け取った順に受信バッファに記憶させるステップと、
前記第1判別ステップにより受信したコマンドが緊急コマンドであると判別された場合、受信したコマンドがページ番号問い合わせコマンドであるか否かを判別する第2判別ステップと、
前記第2判別ステップにより受信したコマンドがページ番号問い合わせコマンドであると判別された場合、ページ監視手段にページ番号を問い合わせ、ページ監視手段から引き渡されたページ番号をホストコンピュータに返却する返却ステップと、
前記受信バッファに記憶されたプリンタコマンドを処理手段が処理するステップとを有することを特徴とする。
【0012】
上記構成により、ホストコンピュータはプリンタが現在どのページを印刷中であるかを問い合わせ、これに呼応してプリンタは印刷中のページ番号を返却する事により、ホストコンピュータは常に印刷中のページを知ることができる。
【0013】
従って、プリンタが全文書中の何ページ目を現在印刷中であるかをオペレータに知らせる事ができる。
【0014】
印刷中にプリンタがエラー停止した場合、異常を起こしたページをホストコンピュータが自動的に知りそのページの先頭より自動的に印刷し直す事ができる。
【0015】
【実施例】
図2は本発明においてホストコンピュータがプリンタに送出するプリンタコマンドの1例である。これは1ページ分に相当するコマンド群の構成例である。一般にホストコンピュータは各ページの印刷データをプリンタに送出するに先立って、当該ページの印刷書式に関る情報を送出する。これらの情報には、用紙中での印刷範囲を示す情報、印刷の解像度を示す情報。印刷品位のレベル等を意味する印刷モードを選択する情報、印刷データを送る形式の指定等が含まれる。本発明によれば、ホストコンピュータは上記のごとき情報に加えて、当該印刷ページのページ番号、一般的にはページ識別コードを指定する情報をこれらと共に送出する。プリンタはこのページ識別コードを当該ページと対比して管理し、ホストコンピュータにページ番号を伝達する場合このコードを以って行う。即ちホストコンピュータとプリンタ間で共通のページ識別コードとして使用するものである。
【0016】
図1は本発明の1構成例を示す。10はホストコンピュータ。20はプリンタ装置で、インターフェース制御部21を介してホストコンピュータと接続されている。31、32、33は両者を継続するインターフェースケーブルの中にあって、それぞれ機能的に異なった情報を伝達するものであるが、物理的に3種に別れている必要はない。インターフェース制御部21は回線31を通じてホストコンピュータからのプリンタコマンドを受け取る。これは図2に説明したものでプリンタの印刷の為の全ての制御情報及びデータを含んでいる。また前記のページ番号指定情報も含んでいる。これらのコマンドは受け取った順に22の受信用バッファにキューイングされ、マイクロコンピュータ、コマンド処理プログラムを記憶するROM、コマンド処理に使われるRAMからなるコマンド処理部23で処理され、インクジェットプリンタ、レーザービームプリンタ等の印刷機構部で印刷される。本実施例におけるページ監視部50は印刷機構部24が1ページの印刷を終了し用紙を完全に排出してからコマンド処理部23が次のページの給紙を印刷機構部24に指示する様なプリタンに適用できる。図のようにマイクロコンピュータ、ページ監視処理プログラムを記憶するROMからなるページ監視部50は、ページ監視メモリ51に印刷中のページ番号を記録するメモリ52と、そのページの用紙の給紙状態を示す1ビットのフラッグメモリ53を持って印刷状態を監視している。即ち印刷中のページ番号をメモリ52に記録し、さらにそのページの進行状況として、フラッグメモリ53の値が1の時そのページの用紙が給紙されている事を示し、0の時そのページの印刷が終了して排紙してしまった状態を示す。
【0017】
1ページの印刷をする時まずコマンド処理部23が図2の制御情報部100の情報を解釈し、ページ番号を確定する。コマンド処理部23は印刷機構部24に用紙の給紙を指示する。給紙が正しく完了すると、印刷機構部24はその旨コマンド処理部23に通知する。コマンド処理部23はページ監視部50にページ番号を添えて、給紙が完了した事を知らせる。ページ監視部50はメモリ52に受け取ったページ番号を、フラッグメモリ53に1を書き込み新しいページの印刷が開始された事を記録する。その後コマンド処理部23は1ページ分のデータを全て印刷機構部24に送った後、排紙命令を送る。印刷機構部24は排紙が正しく完了するとその旨コマンド処理部23に通知する。この通知を受けてコマンド処理部23はページ監視部50に排紙完了を知らせる。ページ監視部50はフラッグメモリ52に0を書き込み、メモリ52で表わされるページを印刷した用紙が仕上がった事を記憶する。
【0018】
ホストコンピュータは回線32を通じて現在印刷中のページを問い合わせる。一般にホストコンピュータからプリンタに種々の情報を特定して問い合わせたり、種々のコマンドを送出する事ができる。以下回線32を通じて送られるコマンドを緊急コマンドと呼び、回線31を通じて送られるプリンタコマンドと区別する。このように一般に緊急コマンドを送るのであれば回線32はコードを送出できる機能を要する。印刷中のページの識別番号のみを問い合わせる目的であれば1本の信号線でもよい。プリンタはこの問い合わせに呼応して、回線33を通じて印刷中のページの識別番号をホストコンピュータに返却する。
【0019】
図3は本発明のインターフェース制御部の構成例である。前記回線32の機能として、任意の緊急コマンドを送出できる一般的な実施例となっている。
【0020】
物理的なインターフェースとして、プリンタに標準的に使用されるセントロニクスインターフェースを使用した場合を例に説明する。本来セントロニクスインターフェースは片方向のデータ送信に使用されていたが、IEEEの規格案P1284によるとこのインターフェースを双方向のデータ送信に使用する方式が提案されている。図3は上記規格案中のECPモードでの使い方に準じたものであるが、本発明に関係する信号のみを記述している。
【0021】
図中破線から左がホストコンピュータ、右がプリンタである。200はプリンタ側のインターフェース制御部21に当たる。201のDATA線は8ビットパラレルの双方向のデータ信号線である。全てのコマンドやステイタス情報はこの信号線を通じて送受される。202のREV線はホストからの信号でDATA線の方向を決める。210の回路部分はDATA線の方向切替回路でREVが0の時DATA線がホストからプリンタへ、1の時プリンタからホストへの方向が有効となるように働く。203のCOM線はホストからの信号で、ホストからのDATAがプリンタコマンドであるか緊急コマンドであるかを指定する。204のHost Clkはいわゆるストローブ信号でホストからのDATAとCOMが有効な期間を指定する。この信号が一旦下がり再度立ち上がった時にDATAとCOMがそれぞれ221、220のラッチに取り込まれ、プリンタがこれらを受け取った事になる。230はプリンタ側のマイクロコンピュータでホストからの信号として202のREV、220および221に受け取ったCOM及びHost Dataを読み出せる。Host Dataがラッチされると、割り込み信号によりマイクロプロセッサにその旨伝えられる。一方プリンタからホストにデータを送る時は、REV信号が1になっているのを確認して、送信用ラッチ222にデータを書き込む。データの書き込みが行われると自動的にストローブ信号Periph Clk 205にパルス信号が発生され、ホストにDATA受け取りのタイミングを知らせる。
【0022】
図4はプリンタが番号問い合わせコマンドに対して処理する動作を説明するフローチャートである。フローチャートに示された動作は図3による説明のHost Dataの受信による割り込みにより起動され、ホストコンピュータから1バイトのコードを受信する毎に実行される(ステップ400)。マイクロコンピュータ230は前記図3で説明した220のCOMと221のHost Dataを読みだす。COMが0の時はHost Dataはプリンタコマンド、1の時は緊急コマンドと判断する(ステップ401)。プリンタコマンドであればこれを受信バッファ22に詰める(ステップ402)。緊急コマンドであれば緊急コマンドのコードを比較分類し、それぞれの処理に振り分ける(ステップ403)。本実施例では緊急コマンドは全て1バイトで表現されている。緊急コマンドの種類が印刷中のページ番号問い合わせコマンドで有ればステップ404へ進む。マイクロコンピュータ230はページ監視部50に印刷中のページ番号と給紙状態を問い合せる。ページ監視部50はメモリ52より印刷中のページ番号を読みだし、メモリ53より給紙状態ビットを読みだし、これを結合して1つのコードとしてインターフェース制御部に引渡す。インターフェース制御部はこのステイタス情報を33を通じてホストコンピュータに返却する。1つのコードとしては例えば1バイトのコードでビット0〜6にページ識別番号、ビット7に給紙状態ビットを割り付ける事ができる。ステップ403でページ問い合せコマンドではないと判別された場合、コマンド(印刷ジョブ強制終了コマンド、ヘッドクリーニングコマンド等)に対応する処理を行わせる(ステップ406)。
【0023】
図5は図1におけるページ監視部の他の実施例である。この例では印刷機構部24がコマンド処理部23より受け取る指令をキューイングする機構を持っていて、1ページの印刷を終了し終わらないうちに、次のページの印刷の指示を受け付ける事ができる場合に適用できる。またLBPのように印刷が終了しても定着等の工程が有り、どの工程まで終わっているかの情報が印刷のやり直しに重要になる場合などの印刷機構に適用できる。
【0024】
本実施例ではページ監視部60は連続する複数ページを同時に監視する機構を持っている。ページ監視メモリ61では処理中の3ページ分の各ページのページ識別番号を記憶するメモリ62−1、62−2、62−3と、そのページの処理状態情報を保持するメモリ63−1、63−2、63−3を持っている。処理状態メモリ63−Xは値が1の時そのページのデータ処理が開始された事を示し、2の時印字が開始された事を示し、3の時印字が終了した事を示し、4の時定着が完了した事を示し、0の時排紙が終了した事を示す。1ページの印刷をする時まずコマンド処理部23が図2の制御情報部100の情報を解釈し、ページ番号を確定する。これが新しいページのデータ処理の開始で、コマンド処理部23はページ監視部60にそのページ番号を知らせる。ページ監視部はそのページ番号をページ識別番号メモリの先頭よりの空いているところに書き込み、更にそれに対応する処理状態メモリに処理開始を意味する1を書き込む。これ以降の処理は図1の実施例と大きく異なり、印刷機構部24からの処理完了情報をもとに各ページの進行状況を監視する。以降の処理は図6及び図7のフローチャートで説明する。
【0025】
図6はコマンド処理部23がページ監視部60に新しいページ番号を知らせた後の処理である。ページ処理部60は新しいページ識別番号を受け取ると(ステップ600)、まずページ監視メモリ61に未使用のページ識別番号メモリがあるか探す(ステップ601)。見つかればそのうち最初の未使用メモリ(62−X、63−XでXの最も小さいもの)を使用する(ステップ602)。ステップ601で未使用メモリが見つからない時は、処理状態情報が0のもの即ち排紙が完了したページのメモリを選ぶ(ステップ603)。なぜならこれは既に管理を要しないからである。ステップ602またはステップ603で選んだメモリにページ識別番号を書き込み、処理状態情報には1即ちデータ処理開始を書き込む(ステップ604)。
【0026】
図7は印刷機構部24からの処理完了情報をページ監視部60が受け取った後の処理である。ページ監視部60が印刷機構部24からの処理完了情報を受け取ると(ステップ700)、まずその処理完了情報を分類する(ステップ701)。
【0027】
完了情報が給紙完了であれば、処理状態メモリが1即ちデータ処理中のページを探し(ステップ710)、これを2即ち印字中に移行した事を記録する(ステップ11)。
【0028】
完了情報が印字完了であれば、処理状態メモリが2即ち印字中のページを探し(ステップ720)、これを3即ち定着中に移行した事を記録する(ステップ721)。
【0029】
完了情報が定着完了であれば、処理状態メモリが3即ち定着処理中のページを探し(ステップ730)、これを4即ち印字中に移行した事を記録する(ステップ731)。
【0030】
完了情報が排紙完了であれば、処理状態メモリが4即ちテータ処理中のページを探し(ステップ740)、これを0即ち排紙まで完了した事を記録する(ステップ741)。
【0031】
本実施例ではホストコンピュータから処理中のページの問い合わせが有った場合は、ページ監視部60はページ監視メモリ61の全てを読み出しインターフェース制御部21を通じてホストコンピュータに返送する事は図1の実施例と同じである。ただしこの場合返送する情報は複数バイトに成る。
【0032】
図8は他の実施例の構成図であるが図5と同じである。
【0033】
図9はこの実施例において、ホストコンピュータがプリンタに送出するプリンタコマンドの1例である。これは1つの文書あるいは印刷ジョブに相当するコマンド群の構成例である。900は最初に送られるコマンドでジョブの開始を意味する。901は文書のページ数だけ複数個有り実際の印刷内容を実現するコマンドの列である。しかし901の制御情報部にはページ番号指定は入っていない。902は印刷ジョブの終了を示すコマンドであるが、無くてもかまわない。
【0034】
図8の動作は図5の説明とほとんど同じである。コマンド処理部23が印刷ジョブ開始コマンドを受け取ると、ページ監視部25にジョブが開始された事を知らせる。ページ監視部はページ監視メモリをすべてクリアしたページカウンタ70をクリアし新しいジョブに備える。コマンド処理部は新しいページの制御情報部の処理を開始すると、ページ監視部に新しいページの処理開始を通知する。しかし制御情報部にページ番号指定は無いので、ページ番号の通知は行われない。ページ監視部はこの通知を受け取ると、ページカウンタ70を1だけ進めこれをページ番号とする。即ち1、2、3、4…となるページ番号が自動的につけられる。ページ番号がこのようになる点を除いて、動作は図5で説明したのとまったく同じである。この時ホストコンピュータ側も、各ページをプリンタと同じルール、即ちこの場合1、2、3、4…となるようカウントしているのでホストコンピュータとプリンタとで同じページ番号でページを識別している事になる。
【0035】
次に、図10を用いて本実施例におけるホストコンピュータ側のジャムリカバリ処理を説明する。なお、図10のフローチャートに係るプログラムはホストコンピュータ内のROMに記憶され、ホストコンピュータ内のCPUによって処理される。
【0036】
まず、ステップ1001でプリンタより紙づまりエラー情報の通知を受けると、ステップ1002に進み、COMを1にしてプリンタにページ問い合わせコマンドを送信する。その後、ステップ1003でプリンタから印刷中のページ番号とその処理状態を受信する。次にステップ1004に進み、受信した情報に基づきホストコンピュータのCRTにページ番号を表示する。次にオペレータによる再印刷の指示(ステップ1005)に基づき、プリンタ側が正常に印刷できる状態になったかを判別し(ステップ1006)、次にステップ1007で、COMを1にしてプリンタに印刷ジョブ強制終了コマンド送信する。プリンタ側は受信バッファ、コマンド処理部、印刷機構部をクリアする。次に、ステップ1008に進み、ステップ1003で受信したページ番号とその処理状態に基づいて、対応するページの文字コード、コマンド、イメージデータ等からなる印刷データを転送する。
【0037】
なお、ステップ1001、1002ではエラー情報の通知に基づきページ問い合わせコマンドを送信したが、任意のタイミングで行うようにして、ホストが常に印刷しているページを表示するようにもできる。
【0038】
【発明の効果】
本発明により、プリンタは印刷中あるいは処理中のページの動作状態を監視し、ホストコンピュータからの問い合わせに対して、ページをホストコンピュータと共通の番号で識別し、そのページに対する処理状況を返却する事ができた。
【0039】
ホストコンピュータはこの情報を利用する事により、プリンタがどのページを印刷中であるかを知る事ができ、オペレータに知らせる事が可能となる。
【0040】
またプリンタがエラー停止した時にこの情報を読み出す事により、どのページの印刷を失敗したかを知る事ができ、失敗したページから自動的に再印刷を行う事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成図である。
【図2】本発明で使用されるプリンタコマンドの1例を示す図である。
【図3】インターフェース制御部21の実施例を示す図である。
【図4】本発明でページ番号を返却する動作を説明するフローチャートを示す図である。
【図5】本発明の別の実施例を示す図である。
【図6】他の実施例での動作を説明するフローチャートを示す図である。
【図7】他の実施例での動作を説明するフローチャートを示す図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す図である。
【図9】他の実施例で使用されるプリンタコマンドの1例を示す図である。
【図10】ホストコンピュータの動作を説明するフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
10 ホストコンピュータ
20 プリンタ装置
21 インターフェース制御部
22 受信用バッファ
23 コマンド処理部
24 印刷機構部
31 従来のインターフェース
32 双方向インターフェース
33 双方向のインターフェース
50 ページ監視部
51 ページ監視用メモリ
60 別の実施例におけるページ監視部
61 別の実施例におけるページ監視用メモリ

Claims (13)

  1. 受信したコマンドが緊急コマンドでない場合、プリンタコマンドを受け取った順に受信バッファに記憶させ、受信したコマンドが緊急コマンドでありページ番号問い合わせコマンドである場合、ページ監視手段にページ番号を問い合わせ、ページ監視手段から引き渡されたページ番号をホストコンピュータに返却するインターフェース制御手段と、
    前記受信バッファに記憶されたプリンタコマンドを処理する処理手段とを有することを特徴とするプリンタ制御装置。
  2. 前記コマンドは、データ線で供給され、
    前記プリンタコマンドと前記緊急コマンドとは、プリンタコマンドであるか緊急コマンドであるかを指定する信号線に基づき判別されることを特徴とする請求項1記載のプリンタ制御装置。
  3. 前記インターフェース制御手段は、ページ監視手段にページ番号及び処理状態情報を問い合わせ、ページ監視手段から引き渡されたページ番号及び処理状態情報をホストコンピュータに返却することを特徴とする請求項1、または2記載のプリンタ制御装置。
  4. ページ番号及び処理状態情報を複数記憶する記憶手段を有し、
    前記インターフェース制御手段は、ページ監視手段に前記記憶手段に記憶されている複数のページ番号及び処理状態を問い合わせ、ページ監視手段から引き渡された前記記憶手段に記憶されている複数のページ番号及び処理状態情報をホストコンピュータに返却することを特徴とする請求項1、または2記載のプリンタ制御装置。
  5. 前記処理状態情報は、データ処理が開始されたこと、印字が開示されたこと、印字が終了したこと、定着が完了したこと、および排紙が完了したことを特徴とする請求項3、または4記載のプリンタ制御装置。
  6. 前記処理状態情報は、データ処理が開始されたこと、印字が開示されたこと、印字が終了したこと、定着が完了したこと、または排紙が完了したことを特徴とする請求項3、または4記載のプリンタ制御装置。
  7. 請求項1乃至6記載のいずれかのプリンタ制御装置と、
    プリンタコマンドに基づき印刷を行う印刷機構部とを有することを特徴とするプリンタ。
  8. 受信したコマンドが緊急コマンドであるか否かを判別する第1判別ステップと、
    前記第1判別ステップにより受信したコマンドが緊急コマンドでないと判別された場合、プリンタコマンドを受け取った順に受信バッファに記憶させるステップと、
    前記第1判別ステップにより受信したコマンドが緊急コマンドであると判別された場合、受信したコマンドがページ番号問い合わせコマンドであるか否かを判別する第2判別ステップと、
    前記第2判別ステップにより受信したコマンドがページ番号問い合わせコマンドであると判別された場合、ページ監視手段にページ番号を問い合わせ、ページ監視手段から引き渡されたページ番号をホストコンピュータに返却する返却ステップと、
    前記受信バッファに記憶されたプリンタコマンドを処理手段が処理するステップとを有することを特徴とするプリンタ制御方法。
  9. 前記コマンドは、データ線で供給され、
    前記第1判別ステップは、プリンタコマンドであるか緊急コマンドであるかを指定する信号線に基づき判別することを特徴とする請求項8記載のプリンタ制御方法。
  10. 前記返却ステップは、ページ監視手段にページ番号および処理状態情報を問い合わせ、ページ監視手段が引き渡されたページ番号および処理状態情報をホストコンピュータに返却することを特徴とする請求項8、または9記載のプリンタ制御方法。
  11. 前記返却ステップは、ページ監視手段に複数のページ番号および処理状態情報を問い合わせ、ページ監視手段が引き渡された複数のページ番号および処理状態情報をホストコンピュータに返却することを特徴とする請求項8、または9記載のプリンタ制御方法。
  12. 前記処理状態情報は、データ処理が開始されたこと、印字が開示されたこと、印字が終了したこと、定着が完了したこと、および排紙が完了したことを特徴とする請求項10、または11記載のプリンタ制御方法。
  13. 前記処理状態情報は、データ処理が開始されたこと、印字が開示されたこと、印字が終了したこと、定着が完了したこと、または排紙が完了したことを特徴とする請求項10、または11記載のプリンタ制御方法。
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