JP2001006353A - カード型電子機器及びカード型電子機器の製造方法 - Google Patents

カード型電子機器及びカード型電子機器の製造方法

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JP2001006353A
JP2001006353A JP11171742A JP17174299A JP2001006353A JP 2001006353 A JP2001006353 A JP 2001006353A JP 11171742 A JP11171742 A JP 11171742A JP 17174299 A JP17174299 A JP 17174299A JP 2001006353 A JP2001006353 A JP 2001006353A
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Masanori Wakita
真紀 脇田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の機能アップによる内部スペースを拡張
するためカバー部材の板厚を薄くすることに伴う接着強
度確保等に課題がある。 【解決手段】 電子機器の挿入ガイド部、コネクタの収
納部等を備えた上下カバー部材と、これらの内面側にコ
ネクタ及び内部構造要素を収納しているカード型電子機
器で、上下のカバー部材104、105は、第1、2の
プレス加工工程で精度良く、第1の平坦部である内部構
造要素収納部104a、105aと、この第1の平坦部
よりも内面側に落ち込んだ位置に形成された第2の平坦
部である挿入ガイド部104d、105dと、この第2
の平坦部よりも更に内面側に落ち込んだ位置に形成され
た第3の平坦部であるコネクタ接合部104c、105
cとを形成し、このコネクタ接合部104c、105c
の内面側とコネクタ13とを接着剤14により接着す
る。板厚が薄く加工精度が良く接着強度が確保出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノート型パソコン
等の情報機器に装着して情報機器から情報を取り出した
り、情報を入力したりするカード型電子機器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ノート型パソコン等の情報機器は、機能
を付加したり、処理データ容量を増加するために、PC
カード型としてカード型電子機器をスロットに装着して
利用する構造が採用されている。
【0003】カード型電子機器にはディスク型記録媒体
を利用するものがあり、このようなカード型電子機器と
して、例えば、本出願人が先に出願した特願平11−0
01601(出願日平成11年1月7日)「カード型磁
気記録装置」にその技術が開示されている。図4、図5
に基づいてその概要を説明する。
【0004】図4は、カード型磁気記録装置の展開斜視
図、図5は、図4のコネクタ近傍の断面図である。
【0005】図4において、符号1は、PCACIA規
格タイプ2に準拠するカード型磁気記録装置である。カ
ード型磁気記録装置1は、枠2、フレームプレート3、
上カバー部材4、下カバー部材5、及び上下カバー部材
4、5の間に内部構成要素としてイジェクト機構6、記
録再生ヘッド体7、ディスク駆動モーター8、絶縁シー
ト9及び回路基板10等が収納されている。11はカー
トリッジであり、磁気記録ディスク12を納めている。
カートリッジ11はカード型磁気記録装置1に脱着して
使用する。
【0006】フレームプレート3は、SUS板のプレス
成形品であり、合成樹脂の枠2と一体にアウトサート成
形されていてカード型磁気記録装置1の構造及び強度上
の基礎となっている。前記上下カバー部材4、5は薄い
SUS板のプレス成形品で形成され、枠2に外側から係
合することにより一体に組付けられている。前記イジェ
クト機構6、記録再生ヘッド体7、ディスク駆動モータ
ー8は、前記フレームプレート3の上面側に装着さてい
る。前記イジェクト機構6は、カード型磁気記録装置1
にカートリッジ11を出し入れする際に作動する。
【0007】記録再生ヘッド体7は、樹脂製の基体部、
アーム、駆動コイル及びアームの先端部にヘッド素子を
備えている。符号7aは回動軸であり記録再生ヘッド体
7全体の重心位置に配置され、記録再生ヘッド体7はこ
の回動軸7aを軸にフレームプレート3に回動可能に軸
着されている。
【0008】ディスク駆動モーター8は、ローターにス
テーターを組付け、ステーターの巻芯にコイル線を所定
の巻数巻かれたコイル捲線部を設けた全体として円盤状
の薄いもので、ローター部分にカートリッジ11に納め
た磁気記録ディスク12のハブを吸着するリング状の永
久磁石を備えている。ディスク駆動モーター8はフレー
ムプレート3のディスク駆動モーター用凹部に納めて固
定されている。前記絶縁シート9は、回路基板10の裏
面に存在する様々な突部がフレームプレート3と直接に
接触する不具合を回避するためのものである。
【0009】回路基板10は、樹脂を主体とした素材の
基体に電力回路と情報処理回路をこれらに必要なスイッ
チング、増幅、CPU、メモリ等の回路エレメントと共
に構成したもので、カード型磁気記録装置1に組み込ま
れるとき、絶縁シート9を挟んでフレームプレート3と
重合した配置となるので、表面側に回路エレメントを配
置する。
【0010】ディスク駆動モーター8や記録再生ヘッド
体7に対する電力線の接続及び記録再生ヘッド体7から
の信号線をFPC22を介して接続するためのコネクタ
等は回路基板10の表面側に配置される。回路基板10
の端部側面には記録再生ヘッド体7の信号線と動力線で
あるFPC22を通す切り欠き部10aを設けると共
に、端縁に沿ってPCMCIA規格タイプ2に合致する
外部接続用コネクタ13が取り付けられている。
【0011】なお、カード型磁気記録装置1の各部の寸
法は、PCMCIA規格タイプ2に準拠する値となって
いる。即ち、その外形寸法(幅×長さ×厚さ)は、5
4.0mm×85.60mm×5.0mm以下とする。
また、後述する外部接続用のコネクタ13の鍔部13a
の厚み、及び外部電子機器に対して挿入ガイドとなる上
カバー4の挿入ガイド部4aと下カバー5の挿入ガイド
部5aとの厚みはどちらも3.3mmとなっている。
【0012】図5(a)は、図4のカード型磁気記録装
置の長辺に沿ったコネクタ近傍の断面図、図5(b)
は、図4のカード型磁気記録装置の短辺に沿ったコネク
タ近傍の断面図である。図5において、上下カバー部材
の形状とコネクタの接着について説明する。
【0013】前記上下カバー部材4、5は前述したよう
に、板厚が、例えば、t1=0.20mm程度の薄いS
US板をプレス加工する。その形状は、第1の平坦部と
第2の平坦部より構成されている。第1の平坦部は、例
えば、記録再生ヘッド体7、ディスク駆動モーター8等
の内部構造要素収納部4a、5a(図4、図5)であ
る。
【0014】第2の平坦部は、第1の平坦部よりも内面
側に1段落ち込んだ位置に形成され、外部電子機器に対
して挿入ガイドとなる挿入ガイド部4d、5d(図4)
及びコネクタ13を収納しているコネクタ収納部4b、
5b(図4、図5)よりなる。このコネクタ収納部4
b、5bにはコネクタ端子13a及び回路基板10等が
収納さている。前記挿入ガイド部4d、5d及びコネク
タ収納部4b、5bとはプレス加工工程で面一(面の高
さが同一)になるように形成されている。
【0015】一方、コネクタ13は、外側に露出する鍔
部13aの厚みT1=3.3mm(規格)、前記上下カ
バー部材4、5に形成した第2の平坦部のコネクタ収納
部4b、5bと接合する段部13bの厚みT2=2.8
mm程度であり、図5(a)に示すようにT1、T2の
段差T3=0.25mmとなる。また、図5(b)に示
すように、前記枠2の板厚T4=2.8mmで、コネク
タ13に形成された段部13bの厚みT2=2.8mm
と一致する。
【0016】前記上下カバー部材4、5に形成した第2
の平坦部のコネクタ収納部4b、5bと、コネクタ13
の接合段部13b及び枠2との固着は一般的に接着剤1
4をスクリーン印刷法で塗布して行うが、接着層の厚み
(接着代)は、t2=0.05mm〜0.06mm程度
であり、この厚さの接着代は接着の作業性もよく所要の
接着強度が確保できる。
【0017】前記上下カバー部材4、5の板厚(t1)
に接着代(t2)を加えた寸法は、即ち、t1+t2=
0.25mmとなり、コネクタ13に形成された前記段
差T3=0.25mmと一致する。即ち、コネクタ13
の鍔部13aと上下カバー部材4、5に形成した第2の
平坦部であるコネクタ収納部4b、5bの表面とは面一
になって固着される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たカード型磁気記録装置の機能を更に向上させるために
内部構成要素を収納するスペースの拡張が必至となり、
そこで、カバー部材の板厚をt1=0.20mmからt
1=0.15mmに薄くして収納スペースの拡張を図っ
た。その結果、内部構成要素(例えば回路基板に実装さ
れる電子部品など)を収納するスペースの拡張を確保し
ながら上下カバーをコネクタに接着するには接着代をt
2=0.05mm〜0.06mmから0.1mmにしな
ければならない。この場合、接着代が0.1mmと厚く
なってしまい上述したように接着強度を確保できない等
の問題があった。
【0019】また、前記コネクタの段部の厚みT2(=
2.8mm)は、メーカにより設定寸法が異なる。例え
ば、T2=2.7mm、2.9mmの寸法の場合は、前
述したようにコネクタの鍔部厚みT1=3.3mm(規
格)を守と、接着代が安定しないため、接着強度の低下
等の問題があった。
【0020】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、カード型電子機器において、
カバー部材の板厚を薄くして内部構成要素を収納するス
ペースの拡張を図り機器の機能向上が可能であり、ま
た、コネクタの設定寸法の変化に対応でき、更に、加工
精度の良く作業性の優れたカード型電子機器を提供する
ものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるカード型電子機器は、コネクタと、
このコネクタを結合する電子機器に対して挿入ガイドと
なる挿入ガイド部及び前記コネクタを収納しているコネ
クタ収納部を備えた上下のカバー部材とを有し、このカ
バー部材のそれぞれの内面側に前記コネクタ及び内部構
造要素を収納しているカード型電子機器において、前記
上下のカバー部材のうち少なくとも1つは、プレス加工
によって前記内部構造要素を収納している第1の平坦部
と、この第1の平坦部よりも内面側に落ち込んだ位置に
形成され、少なくとも前記挿入ガイド部を含む第2の平
坦部と、この第2の平坦部よりも更に内面側に落ち込ん
だ位置に形成された第3の平坦部とを有し、前記第3の
平坦部の内面側と前記コネクタとを接着剤により固着し
たことを特徴とするものである。
【0022】また、前記コネクタを収納しているコネク
タ収納部は、前記第2及び第3の平坦部を有しているこ
とを特徴とするものである。
【0023】また、前記第3の平坦部は、その長手方向
の両端部に前記第2の平坦部の前記コネクタ収納部を残
して形成されていることを特徴とするものである。
【0024】また、前記上下のカバー部材は、それぞれ
第1、第2及び第3の平坦部を有していることを特徴と
するものである。
【0025】また、本発明のカード型電子機器の製造方
法は、コネクタと、このコネクタを結合する電子機器に
対して挿入ガイドとなる挿入ガイド部及び前記コネクタ
を収納しているコネクタ収納部を備えた上下のカバー部
材とを有し、このカバー部材のそれぞれの内面側に前記
コネクタ及び内部構造要素を収納しているカード型電子
機器の製造方法において、前記上下カバー部材の少なく
とも1つは、それぞれ1枚の平面板部材より内部構造要
素を収納している内部構造要素収納部を外面側にプレス
加工する第1のプレス加工工程と、前記コネクタと上下
カバー部材とが接合するコネクタ接合部を内面側にプレ
ス加工する第2のプレス加工工程とにより形成されてお
り、前記コネクタ接合部における上下カバー部材の内面
側とコネクタとを接着剤により固着することを特徴とす
るものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明におけ
るカード型電子機器について説明する。図1は、本発明
の実施の形態におけるカード型磁気記録装置の外観斜視
図、図2は、図1のカード型磁気記録装置の展開斜視
図、図3は、コネクタ近傍の断面図を示し、図3(a)
は図1のA−A線断面図、図3(b)は図1のB−B線
断面図である。図において、従来技術と同一部材は同一
符号で示す。
【0027】図1〜図3において、従来技術と異なると
ころは、従来の第2の平坦部の内面側に更にカバー部材
の板厚を薄くした相当分(0.05mm)落ち込んだ第
3の平坦部を設けて、その第3の平坦部の内面側とコネ
クタとを接着剤で固着したものである。カード型磁気記
録装置101を構成する上下カバー部材104、105
の形状は、板厚が、例えば、t1=0.15mm程度の
薄いSUS板をプレス成形する。
【0028】その形状は、従来と同様に第1の平坦部で
ある内部構造要素収納部104a、105aと、この第
1の平坦部よりも内面側に1段落ち込んだ位置に形成さ
れ、第2の平坦部である挿入ガイド部104d、105
d及びコネクタ収納部104b、105bと、この第2
の平坦部よりも更に内面側に一段落ち込んだ位置、即
ち、カバー部材の板厚を薄くした相当分t3=0.05
mm程度絞って形成した第3の平坦部であるコネクタ接
合部104c、105cを形成する。
【0029】一方、外部接続用のコネクタ13は、従来
と同様な寸法である。即ち、T1=3.3mm(規
格)、T2=2.8mm程度であり、T1、T2の段差
T3=0.25mmとなる。また、枠102の板厚は従
来より0.1mm(片側0.05mm)厚くT4=2.
9mmとなる。前記第2の平坦部として面一である挿入
ガイド部104d、105d及びコネクタ収納部104
b、105bの厚みは、上下カバー104,105の厚
み(t1×2=0.3mm)+接着代(t2×2=0.
1mm)+枠102の厚み(T4=2.9mm)=3.
3mmとなりコネクタ鍔13aの厚みT1=3.3mm
と合致する。
【0030】従って、コネクタ13の鍔部外面13aと
上下カバー部材104、105に形成した第2の平坦部
である挿入ガイド部104d、105d及びコネクタ収
納部104b、105bの表面とが面一になる。前記コ
ネクタ収納部104b、105bには従来と同様にコネ
クタ端子13a及び回路基板10等の収納スペースを充
分に確保しながら、第3の平坦部にはコネクタ13を接
合するコネクタ接合部104c、105cのみを形成し
た。
【0031】更に、図2、図3に示したように、第3の
平坦部であるコネクタ接合部104c、105cはその
長手方向の両端部にコネクタ収納部104b、105b
のコネクタガイド部104e、105eを残して形成さ
れている。図3(b)からも分かるように、コネクタガ
イド部104e、105eはコネクタ接合部104c、
105cよりもカバー部材の板厚を薄くした相当分t3
=0.05mmだけ外面側へ突出している。従って、接
着代t2=0.05mmにするために枠102の厚みを
上下それぞれ0.05mm増やして、枠102の厚みT
4=2.9mmとしてある。
【0032】コネクタガイド部104e、105eはコ
ネクタ接合部104c、105cよりもカバー部材の板
厚を薄くした相当分t3=0.05mmだけ外面側へ突
出した構成にしたので、コネクタガイド部104e、1
05eの厚みは挿入ガイド部104d、105d(図
2)の厚みと同厚となり、規格で決められた寸法値3.
3mmとなる。従って、外部電子機器側に設けてある受
け側コネクタ(図示せず)にガタなくスムーズに係合で
き、外部電子機器に安定して確実に取り付けることがで
きる。
【0033】また、前記上下カバー部材104、105
に形成した挿入ガイド部104d、105d及びコネク
タ収納部104b、105bの内面側と枠102の表
面、及び接合部104c、105cの内面側とコネクタ
13の接合面13bとの固着は従来と同様に接着剤14
をスクリーン印刷法で塗布して行うが、前述したように
接着層の厚み(接着代)はt2=0.05mm程度であ
り、この厚さの接着代は所望の接着強度が確保できる。
【0034】上記したように、上下カバー部材の板厚を
薄くしてもその薄くした相当分だけプレス成形で絞るこ
とにより、接着強度を確保することができる。
【0035】また、従来技術で問題となったメーカによ
り設定寸法が異なるコネクタの段部の厚みの変化に対応
して、上下カバー部材のプレス加工時の絞り深さの調整
だけで処理でき、接着の作業性が良く所望の接着強度を
確保することができる。
【0036】上記したカバー部材の製造方法について説
明する。板厚が、例えば、t1=0.15mm程度で、
所定の大きさの略矩形状をした1枚の平面板部材(SU
S板)をプレス加工により成形する。先ず、第1のプレ
ス加工工程は、コネクタ収納部及び挿入ガイド部よりな
る前記第2の平坦部(図3、コネクタ収納部104b、
105b及び挿入ガイド部104d、105d)を基準
面にして、内部構造要素を収納している前記第1の平坦
部(図3、内部構造要素部104a、105a)を外面
側に形成する。
【0037】次に、第2のプレス加工工程は、前記第2
の平坦部を基準面にして、コネクタと上下カバー部材と
が接合する第3の平坦部(図3、接合部104c、10
5c)を内面側(第1の平坦部と反対側)に形成する。
【0038】上記した第1及び第2のプレス工程におけ
る加工精度は、第2の平坦部を基準面にして、外面側に
第1の平坦部を、内面側に第3の平坦部を形成するため
加工誤差は累積されることなく精度良く加工することが
できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるカー
ド型電子機器は、第3の平坦部の内面側とコネクタとを
接着剤により固着するようにしたので、接着剤の接着強
度を確保したまま、上下カバーの板厚を極限まで薄くし
て内部収納スペースを拡張できるという格別な効果を有
している
【0040】また、第3の平坦部における長手方向の両
端部に、第2平坦部のコネクタ収納部を残したことで、
外部電子機器側の受け側コネクタに対してガタなく確実
に装着できるカード型電子機器を提供できる。
【0041】また、本発明によるカード型電子機器の製
造方法におけるプレス加工により、カバー部材を精度良
く加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のカード型磁気記録装置の
外観斜視図である。
【図2】図1のカード型磁気記録装置の展開斜視図であ
る。
【図3】図3(a)は、図1のA−A線断面図、図3
(b)は、図1のB−B線断面図である。
【図4】従来のカード型磁気記録装置の展開斜視図であ
る。
【図5】図5(a)は、図4のカード型磁気記録装置の
長辺に沿ったコネクタ近傍の断面部、図5(b)は、短
辺に沿ったコネクタ近傍の断面図である。
【符号の説明】
1、101 カード型磁気記録装置 2、102 枠 3 フレームプレート 4、104 上カバー部材 4a、5a、104a、105a 内部構造要素収納部 4b、5b、104b、105b コネクタ収納部 4d、5d、104d、105d 挿入ガイド部 5、105 下カバー部材 6 イジェクト機構 7 記録再生ヘッド体 8 ディスク駆動モーター 9 絶縁シート 10 回路基板 11 カートリッジ 12 磁気記録ディスク 13 外部接続用のコネクタ 13a コネクタ鍔部 13b カバー部材との接合面 14 接着剤 104c、105c コネクタ接合部 104e、105e コネクタガイド部 T1 コネクタ鍔部厚 T2 コネクタ段部厚 T3 コネクタ段差 T4 枠厚 t1 カバー部材板厚 t2 接着剤の接着代 t3 第2の平坦部と第3の平坦部との段差

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタと、このコネクタを結合する電
    子機器に対して挿入ガイドとなる挿入ガイド部及び前記
    コネクタを収納しているコネクタ収納部を備えた上下の
    カバー部材とを有し、この上下のカバー部材のそれぞれ
    の内面側に前記コネクタ及び内部構造要素を収納してい
    るカード型電子機器において、前記上下のカバー部材の
    うち少なくとも1つは、プレス加工によって前記内部構
    造要素を収納している第1の平坦部と、この第1の平坦
    部よりも内面側に落ち込んだ位置に形成され、少なくと
    も前記挿入ガイド部を含む第2の平坦部と、この第2の
    平坦部よりも更に内面側に落ち込んだ位置に形成された
    第3の平坦部とを有し、前記第3の平坦部の内面側と前
    記コネクタとを接着剤により固着したことを特徴とする
    カード型電子機器。
  2. 【請求項2】 前記コネクタを収納しているコネクタ収
    納部は、前記第2及び第3の平坦部を有していることを
    特徴とする請求項1に記載のカード型電子機器。
  3. 【請求項3】 前記第3の平坦部は、その長手方向の両
    端部に前記第2の平坦部の前記コネクタ収納部を残して
    形成されていることを特徴とする請求項2に記載のカー
    ド型電子機器。
  4. 【請求項4】 前記上下のカバー部材は、それぞれ第
    1、第2及び第3の平坦部を有していることを特徴とす
    る請求項1乃至3に記載のカード型電子機器。
  5. 【請求項5】 コネクタと、このコネクタを結合する電
    子機器に対して挿入ガイドとなる挿入ガイド部及び前記
    コネクタを収納しているコネクタ収納部を備えた上下の
    カバー部材とを有し、このカバー部材のそれぞれの内面
    側に前記コネクタ及び内部構造要素を収納しているカー
    ド型電子機器の製造方法において、前記上下カバー部材
    の少なくとも1つは、それぞれ1枚の平面板部材より内
    部構造要素を収納している内部構造要素収納部を外面側
    にプレス加工する第1のプレス加工工程と、前記コネク
    タと上下カバー部材とが接合するコネクタ接合部を内面
    側にプレス加工する第2のプレス加工工程とにより形成
    されており、前記コネクタ接合部における上下カバー部
    材の内面側とコネクタとを接着剤により固着することを
    特徴とするカード型電子機器の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2006082889A1 (ja) * 2005-02-07 2008-08-07 パイオニア株式会社 トラバースメカおよびディスク装置

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