JP2001167232A - カードコネクタ - Google Patents

カードコネクタ

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JP2001167232A
JP2001167232A JP35234299A JP35234299A JP2001167232A JP 2001167232 A JP2001167232 A JP 2001167232A JP 35234299 A JP35234299 A JP 35234299A JP 35234299 A JP35234299 A JP 35234299A JP 2001167232 A JP2001167232 A JP 2001167232A
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connector housing
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Toshiyasu Itou
利育 伊東
Masaaki Oya
正明 大家
Takaaki Furuta
敬明 古田
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Yamaichi Electronics Co Ltd
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードの誤挿入が発生したときの、コネクタ
側のコンタクト端子の変形を未然に防止する。 【解決手段】 カード20が装填された際に前記カード
20の接触パッド部27の凹部26の何れかに嵌まり込
む凸部50gをコンタクト端子50に設け、この凸部5
0gをカードが前後を逆にして誤挿入されたときのカー
ド挿入阻止のためのストッパとして機能させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機、電
話機、PDA(personal digital assistance)、携帯
型オーディオ、カメラ等の電子機器に取り付けられるカ
ードコネクタに関し、さらに詳しくはカードの誤挿入に
よるコンタクト端子の変形を防止するための構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機、電話機、PDA、カメラ等
の電子機器においては、CPUあるいはメモリ用のIC
が内蔵された、SIM(subscriber identity module)
カード、MMC(multi media card)カード、SD(su
per density;secure digital)カードなどのICカー
ドを装着させることで、各種の機能拡張などを行うよう
にしている。
【0003】このようなICカードを着脱自在に装着す
るためのコネクタ構造においては、コネクタが装着され
る電子機器側の各種信号処理回路および電源回路と接続
された複数のコンタクト端子をコネクタハウジング内に
設け、これら複数のコンタクト端子を、装填されたIC
カードの表または裏面に形成された複数のコンタクト端
子と接触させ、これらのコンタクト端子を介してICカ
ードをコネクタが取り付けられた電子機器と電気的に接
続するようにしている。
【0004】上記ICカードのうちのSDカードは、図
11および図12に示すような形状を呈している。図1
1(a)はカード上面図、図11(b)は正面図、図11(c)
は図11(a)のA−A断面図、図12はカード下面図で
ある。
【0005】これらの図において、SDカード20は厚
さaの上側本体部21を有している。上側本体部21の
右先端部には誤挿入防止のための面取り部22を有して
いる。上側本体部21の裏面側には、上側本体部21よ
り僅かに幅が狭い所定厚さbの下側本体部23が形成さ
れている。すなわち、カード20においては、両側端部
に段部24がカード側端に沿って形成されている。
【0006】下側本体部23の先端側には、複数の隔壁
(しきり壁)25によって複数の凹部(溝)26が形成
されており、これらの凹部26の底面に接触パッド27
が配設されている。各凹部26の深さは下側本体部23
の厚さbとほぼ同じであり、したがって各接触パッド2
7の表面は、上側本体部21のおもて面から上側本体部
21の厚さaだけ離れて位置している。
【0007】カード20の側面には、スライド可能なラ
イトプロテクトボタン28が配置されており、このライ
トプロテクトボタン28を一方の位置にスライドさせて
カード20に対してのデータ書込みを禁止する。
【0008】このようなSDカードのような二段構造の
カードを装填するためのコネクタとして、本出願人は、
平成11年11月5日付けで特願平11−316110
号、発明の名称「カードコネクタ構造」を出願している。
【0009】この出願の発明によれば、上記SDカード
のような二段厚型カード20と、このSDカード20の
上側本体部21とほぼ同じ厚みaを有する一段構造の薄
型カード(例えばMMCカード)との双方に共用のコネ
クタを提供するべく、二段厚型カード20の上側本体部
21の両側端部および一段薄型カードの両側端部を支持
してそれらの挿脱移動を案内する一対の案内溝をコネク
タハウジングの両内側側壁に形成し、該案内溝によって
両カードの同じ厚みaの部分を支持することで、各カー
ドがコネクタに支持されたときに、各カードの接触パッ
ド27からコネクタのコンタクト端子までの距離を同じ
にし、各カードが同じ接触圧でコンタクト端子に当接さ
れるようにしている。
【0010】図13はこの出願の発明のコネクタ100
にSDカード20が正常に装填された状態を示すもので
あり、コネクタハウジング101の下板には、複数のコ
ンタクト端子102が並設されている。コネクタハウジ
ング101には、挿入されたICカード20を突き当て
る突き当て壁103が形成され、かつこの突き当て壁1
03の一方の角部には、ICカード20の面取り部22
を突き当てるべく突出されたコーナ壁104が形成され
ている。コネクタハウジング101の両内側側壁には、
前述した案内溝105が形成されており、これら一対の
案内溝105によってカード20の上側本体部21の側
端を支持する。
【0011】図13においては、カード10は正常に挿
入されているので、コネクタ100のコンタクト端子1
02の接点部102aがSDカード20の接触パッド2
7に対し適切な接圧で当接している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記コネクタにおい
て、図14に示すように、カード20が前後を逆にして
誤挿入された場合、カード20はその後端壁29がコー
ナ壁104に突き当たる位置まで、コネクタ内100に
挿入することができる。
【0013】しかし、このような位置までカードが前後
を逆にして挿入された場合は、図14に示すように、コ
ンタクト端子102の接点部102aはカード20の底
面によって過度に押圧される過負荷状態となり、この結
果コンタクト端子102が過度に変位して弾性限界を超
えてしまい、コンタクト端子102が塑性変形してしま
うなどの問題がある。
【0014】この発明はこのような事情を考慮してなさ
れたもので、前後を逆にしたカードの誤挿入が発生した
場合においても、コンタクト端子の変形を確実に防止し
得るカードコネクタを提供することを解決課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の一形態では、
先端角部に面取り部を有する上側本体部、この上側本体
部より僅かに幅が狭くかつ先端側に複数の隔壁による複
数の凹部が並列に形成された下側本体部、および前記複
数の凹部に設けられる接触パッドを有し、両側端部に前
記上側本体部の底面および前記下側本体部の底面による
段部がカード側端に沿って形成されているカードを、前
記各接触パッドがコネクタハウジング内に配された複数
の弾性変形するコンタクト端子の接点部とそれぞれ当接
するようにコネクタハウジング内に保持するカードコネ
クタにおいて、前記カードの両側端部を支持して案内す
る一対の案内溝をコネクタハウジングに形成するととも
に、前記カードが装填された際に前記カードの前記複数
の凹部の何れかに嵌まり込む凸部を前記複数のコンタク
ト端子に設けるようにしている。
【0016】係る発明によれば、カードを正常に挿入し
たときには、前記コンタクト端子に形成された凸部はカ
ードの接触パッド部分の凹部に嵌まり込む。勿論、この
際には、前記凸部によってカードの接触パッドとコネク
タのコンタクト端子との接触が妨げられることはない。
【0017】一方、カードが前後を逆にして誤挿入され
たときには、この凸部がストッパとして機能し、コンタ
クト端子に対して弾性限界を超えた変位が与えられる前
に、カードの挿入を止めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施形態を添付図
面にしたがって詳細に説明する。
【0019】図1はこの発明にかかるカードコネクタの
実施形態を示す平面図であり、図2はこの発明の要部部
分を示す一部破断平面図であり、図3は図1の矢印D方
向から見た正面図であり、図4は図3の部分拡大図であ
る。また、図5はICカードおよびカード挿入前のコネ
クタ状態を示す図である。なお、図5の右下に示すコネ
クタ断面図は平面図におけるB−B断面を示している。
【0020】このカードコネクタ1は、携帯電話機、P
DA、携帯型オーディオ、カメラ等の電子機器に配設さ
れるものである。
【0021】この図1乃至図5に示すコネクタ1は、先
の図11および図12に示したSDカードなどの段差を
有する2段厚型カード20を装填することができるもの
である。また、前記SDカード20の上側本体部21と
ほぼ同じ形状、大きさおよび厚さaを有するMMCカー
ドなどの一段薄型カードも装填することができる。
【0022】図1〜図5において、カードコネクタ1
は、樹脂材料などの絶縁体によって一体成形加工された
コネクタハウジング30を有している。
【0023】ICカード20は、ハウジング30の前面
に形成されたカード挿入口11を介してコネクタ1内に
挿入される。
【0024】ハウジング30には、図2に示すように、
挿入されたICカード20を突き当てる突き当て壁12
が形成され、かつこの突き当て壁12の一方の角部に
は、ICカード20の面取り部22を突き当てるべく突
出されたコーナ壁13が形成されている。
【0025】ここで、ICカード20は、図3に示すよ
うに、ハウジング30の内側両側壁に形成された一対の
案内溝14a,14bによってその両側端部が支持され
て挿脱方向に案内される。
【0026】一方の案内溝14aはハウジング前端部1
9からコーナ壁13まで延在しており、他方の案内溝1
4bはハウジング前端部19から突き当て壁12まで延
在している。
【0027】各案内溝14a,14bは、上面壁15、
側壁16および下面壁17によって形成されている。
【0028】さらに、各案内溝14a,14bの下面壁
17の端縁から下方に延在するように側壁18が形成さ
れている。
【0029】ハウジング30の下面壁を構成する下板3
1には、複数のコンタクト端子40を位置決め固定する
ための複数の溝32が形成されている。
【0030】各コンタクト端子40には、電源用端子、
信号端子などが含まれている。各コンタクト40は、電
子機器のプリント配線基板のコンタクトパッドに半田接
続される端子部40a、溝32内で固定させるための固
定部40b、および弾性的に変位してカード20の接触
パッド25と当接する接触ばね片部40cを有してい
る。接触ばね片40cは突出した接点部40dを有して
いる。
【0031】溝32を形成する両側壁には、コンタクト
端子40の固定部40bの左右側端が圧入される凹部3
4(図4参照)が形成され、これら凹部34でコンタク
ト端子40の固定部40bを支持固定する。
【0032】そして、これらの複数のコンタクト端子4
0によって、カード20と電子機器間の電気的接続を行
うとともに、それらの弾性力によってカード装填時の適
切なカード保持力を付与している。
【0033】ここで、カード挿入口11から見て最も右
側に位置するコンタクト端子50は、他のコンタクト端
子40と異なり、図6に示すような形状を有している。
【0034】このコンタクト端子50は、他のコンタク
ト端子40と同様、電子機器のプリント配線基板のコン
タクトパッドに半田接続される端子部50a、溝32内
で固定させるための固定部50b、および弾性的に変位
してカード20の接触パッド25と当接する接触ばね片
部50cを有しており、その先端には突出した接点部5
0dを有している。固定部50bには、溝32の両側壁
に形成された凹部34に形成された線状溝(図示せず)
に係合する位置合わせ固定用の突起50eが形成されて
いる。
【0035】さらに、このコンタクト端子50には、そ
の両側部に、固定部50bから先端側に延在する屈曲片
50fが形成されており、屈曲片50fの先端部はコネ
クタハウジング30の下板31から上方に突出する凸部
50gとなっている。
【0036】コンタクト端子50に形成されたこれらの
凸部50gは、カードが正常に装填された際に、カード
20の接触パッド27が配置される複数の溝26のうち
の面取り部22に位置している溝26aに嵌まり込むよ
うにその配置位置、幅、高さが設定されている。
【0037】これら一対の凸部50gは、カード20が
前後逆に誤挿入されたときに、カード20を最後まで挿
入させないようにするためのストッパとして機能する。
【0038】なお、この場合、凸部50gをコンタクト
端子50の接触ばね片部50c自体に形成するのではな
く、その両側に配するようにしたのは、カード20が正
常に挿入されたときのばね片部50c部分の弾性変位動
作を妨げないようにするためである。
【0039】図7は、カード20が正常に挿入された状
態を示すものである。
【0040】カード20がコネクタ1に挿入されると、
カード20の上側本体部21の両側面は案内溝14a,
14bの各側壁16によって案内され、また上側本体部
21の底面の両側端部、すなわち段差部24は下面壁1
7で支持され、さらにコンタクト端子40の弾性力によ
ってカード20が浮き上がらないように上側本体部21
の上面の両側端部は上面壁15で規制される。また、カ
ード20の下側本体部23は、側壁18で挟まれたハウ
ジング空間に収容される。
【0041】カード20は、面取り部22がコーナ壁1
3に当接し、その前面壁が突き当て壁12に当接する位
置まで挿入することができる。この状態までカード20
が挿入されるとき、コンタクト端子50に形成されたス
トッパ用の凸部50gは、カード20の面取り部22の
後方に形成された溝26aに嵌まり込む。また、この際
に、コンタクト端子50の接点部50dは、カード20
の溝26aに設けられた接触パッド27によって押圧さ
れて弾性変形し、この接触パッド25に対し適切な接触
圧で当接することになる。もちろん、他のコンタクト端
子40も、他の接触パッド27に適切な接触圧で当接す
る。
【0042】図8は、カード20が前後を逆にして誤挿
入された状態を示すものである。
【0043】このときもカード20は、段部24の上面
壁、すなわち上側本体部21が案内溝14a,14bに
よって支持された状態で、コネクタ内部に挿入すること
ができる。しかし、カード20の後端側には前端側のよ
うな溝26が形成されていないので、カード20が前後
を逆にして誤挿入した場合は、カード20をある程度挿
入した段階で、カード20の後端壁29が、コンタクト
端子50に形成されたストッパ用の凸部50gに突き当
たり、これ以上の挿入は不可能になる。したがって、本
コネクタによれば、従来のようにカード20がさらに挿
入されることがないので、コンタクト端子40に過負荷
を与えて、弾性限界を超える変位を与えることがなくな
る。
【0044】このようにこの実施形態では、1つのコン
タクト端子50にストッパ構造50gを形成するように
したので、前後を逆にしたカードの誤挿入が発生した場
合、コンタクト端子40,50が弾性限界を超えた変位
を与えられる前にカード20の挿入を止めることがで
き、これによりコンタクト端子40,50の塑性変形を
未然に防止することができる。
【0045】図9はこの発明の他の実施形態を示すもの
であり、この実施形態では、コンタクト端子50に形成
されたストッパ用の凸部50gを金属片を折り返した構
造として、ストッパ部分の強度を大きくしている。
【0046】また、図10はこの発明の他の実施形態を
示すものであり、この実施形態では、ストッパ用の凸部
50gを金属片を折り返した構造としてストッパ部分の
強度を大きくするとともに、各コンタクト端子40,5
0の接点部40d,50dも折り返し型としている。
【0047】なお、上述した本実施形態のコネクタ1に
おいては、片持ち状のコンタクト端子40,50は、そ
の端子部40a,50aがコネクタ1の手前側に位置
し、接点部40d,50dがコネクタ1の奥側に位置す
るように配されているので、これを逆にした場合に比
べ、コネクタ1の占有面積を小さくすることができる。
すなわち、コンタクト端子40,50の配設方向を上記
と逆にした場合は、端子部40aがコネクタ1のハウジ
ングの外側に露呈されることになるので、その分占有面
積が大きくなる。
【0048】ところで、ストッパ用凸部50gは、カー
ド20が装填された際にコンタクト端子40と接触パッ
ド27との接触を邪魔しないで、カード20の溝26の
何れかに嵌まり込むことさえできれば、上記したストッ
パとして機能させることができる。すなわち、ストッパ
用凸部50gは、必ずしも上記した実施形態のようにコ
ンタクト端子50の接触ばね片部50cの両側に配設す
ることはなく、接触ばね片50c部を上方から覆うよう
に配設することも可能である。
【0049】なお、上記実施形態では、凸部50gを接
触ばね片部50cを挟んでその両側に設けるようにした
が、片側のみに凸部50gを配設するようにしてもよ
い。
【0050】また、上記実施形態では、複数のコンタク
ト端子のうちで、その接点部が最もコネクタの手前側に
位置している、すなわちコーナ壁13の手前側に位置す
るコンタクト端子50に対してストッパ用の凸部50g
を設けるようにしたが、他のコンタクト端子40に対し
て同様の凸部を設けるようにしてもよく、さらには、複
数のコンタクト端子に対して凸部を設けるようにしても
よい。
【0051】また、上記実施形態では、コネクタハウジ
ング30に形成した案内溝14a,14bで、カード2
0の上側本体部21の両側縁を支持するようにしたが、
この案内溝でカード20の底面、すなわち下側本体部2
3を支持するようにしたコネクタ構造の場合でも、上記
凸部50gを設けることにより、前記と同様の効果を得
ることができる。
【0052】また、上記実施形態では、コネクタハウジ
ング30の上板は、案内溝14a,14bおよび突き当
て壁12の近傍のみを覆うようにしたが、カードの全
面、あるいは殆どの部分を覆うようにしてもよい。
【0053】さらに、コネクタハウジングを、例えば板
金加工された金属製の上側ハウジングと、樹脂製の下部
ハウジングというように、複数のハウジング部材で構成
するようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
カードが装填された際にカードの接触パッド部に形成さ
れた凹部の何れかに嵌まり込む凸部をコンタクト端子に
設けるようにしたので、カードが前後を逆にして誤挿入
されたときには、この凸部がストッパとして機能するこ
とになり、これによりコンタクト端子に対して弾性限界
を超えた変位が与えられる前に、カードの挿入を止める
ことができる。従って、コンタクト端子の塑性変形を未
然に確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るカードコネクタの実施形態を示
す平面図である。
【図2】この発明に係るカードコネクタの実施形態を示
す一部破段平面図である。
【図3】この発明に係るカードコネクタの実施形態を示
す正面図である。
【図4】この発明に係るカードコネクタの実施形態を示
す部分拡大正面図である。
【図5】この発明に係るカードコネクタの実施形態につ
いてICカードおよびカード挿入前のコネクタの状態を
示す二面図である。
【図6】この発明のカードコネクタの実施形態につい
て、ストッパ用凸部が形成されたコンタクト端子を示す
三面図である。
【図7】この発明に係るカードコネクタの実施形態につ
いてカードが正常に挿入されたときのコネクタの状態を
示す二面図である。
【図8】この発明に係るカードコネクタの実施形態につ
いてカードが誤挿入されたときのコネクタの状態を示す
二面図である。
【図9】この発明の他の実施形態を示す断面図である。
【図10】この発明の他の実施形態を示す断面図であ
る。
【図11】この発明を適用するカードを例示する三面図
である。
【図12】この発明に適用されるカードを例示する下面
図である。
【図13】先行技術を示す二面図である。
【図14】先行技術の不具合を示す二面図である。
【符号の説明】
1 カードコネクタ 11 カード挿入口 12 突き当て壁 13 コーナ壁 14a,14b 案内溝 15 上面壁 16 側壁 17 下面壁 18 側壁 20 厚型二段カード 21 上側本体部 22 面取り部 23 下側本体部 24 段部 25 隔壁 26 凹部(溝) 27 接触パッド 29後端壁 30 コネクタハウジング 31 下板 32 溝 34 凹部 40 コンタクト端子 40a 端子部 40b 固定部 40c 接触ばね片部 40d 接点部 50 コンタクト端子 50a 端子部 50b 固定部 50c 接触ばね片部 50d 接点部 50e 突起 50f 屈曲片 50g ストッパ用凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大家 正明 東京都大田区中馬込3丁目28番7号 山一 電機株式会社内 (72)発明者 古田 敬明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B058 CA07 CA13 5E021 FA05 FA11 FB15 FB16 FC07 FC38 HA07 JA04 JA08 KA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端角部に面取り部を有する上側本体
    部、この上側本体部より僅かに幅が狭くかつ先端側に複
    数の隔壁による複数の凹部が並列に形成された下側本体
    部、および前記複数の凹部に設けられる接触パッドを有
    し、両側端部に前記上側本体部の底面および前記下側本
    体部の底面による段部がカード側端に沿って形成されて
    いるカードを、前記各接触パッドがコネクタハウジング
    内に配された複数の弾性変形するコンタクト端子の接点
    部とそれぞれ当接するようにコネクタハウジング内に保
    持するカードコネクタにおいて、 前記カードの両側端部を支持して案内する一対の案内溝
    をコネクタハウジングに形成するとともに、 前記カードが装填された際に前記カードの前記複数の凹
    部の何れかに嵌まり込む凸部を前記複数のコンタクト端
    子に設けるようにしたことを特徴とするカードコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記凸部は、コネクタハウジングの下板
    より高く突出しており、かつコネクタハウジングのカー
    ド挿入口から前記コンタクト端子の接点部までの間に位
    置されていることを特徴とする請求項1に記載のカード
    コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記凸部は、前記コンタクト端子の両側
    部に設けられることを特徴とする請求項1に記載のカー
    ドコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記複数のコンタクト端子は、コネクタ
    ハウジングの下板に形成された複数の溝にそれぞれ固定
    支持されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記
    載のカードコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記複数のコンタクト端子はカード挿入
    方向に沿って延在する弾性ばね片であり、これら複数の
    弾性ばね片は、カード挿入方向の手前側に電気接続のた
    めの端部が位置し、奥側に前記接触パッドと当接する接
    点部が位置するように配設されている請求項1〜4の何
    れかに記載のカードコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記一対の案内溝は前記カードの上側本
    体部の各側端部を支持してそれらの挿脱移動を案内する
    ものであり、 前記一対の案内溝で挟まれる空間の下方で前記カードの
    下側本体部が収容される空間を画成するための側壁を前
    記ハウジングに形成するようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載のカードコネクタ。
JP35234299A 1999-12-10 1999-12-10 カードコネクタ Expired - Fee Related JP3507381B2 (ja)

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