JP2007012348A - メモリカード用コネクタ及びこれを用いた携帯電話機 - Google Patents

メモリカード用コネクタ及びこれを用いた携帯電話機 Download PDF

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清 鷲埜
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Abstract

【課題】占有面積が少なく、更に実装高さが低くする複合コネクタとなるメモリカード用コネクタを提供する。
【解決手段】ハウジング3は、上面開放凹部31の縁端辺にSIMカード1が挿入されるカード差込部31Aを有し、上面開放凹部31の底面から隆起する段差となった上面開放凹部32の縁端辺にRS−MMC2が挿入されるカード差込部32Aを有し、カード差込部32Aはカード差込部31Aと直交すると共に隣接する。カンチレバーコンタクト4は、上面開放凹部31の底部に配列され、SIMカード1の面上接続端子1T群と接触する。カンチレバーコンタクト5は、上面開放凹部32の底部に配列され、RS−MMC2の面上接続端子2T群と接触する。カード差込部31Aに挿入されたSIMカード1上にカード差込部32Aに挿入されたRS−MMC2が当接するように積み重なる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、メモリカード用コネクタ及びこれを用いた携帯電話機に関する。特に、複数のメモリカードが差し込まれることによって当該複数のメモリカードと電気的に接続するメモリカード用コネクタ及びこれを用いた携帯電話機に関する。
カード型の記憶装置であるメモリカードは、記憶媒体としてフラッシュメモリを採用している。メモリカードは非常に小型であり、データの読み書きにほとんど電力を消費しないため、例えば、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistance)に代表される携帯型情報機器用の記録メディアとして普及している。
フレキシブルディスク(FD)や光磁気ディスク(MO)等のディスク型の記憶装置に比較して、このメモリカードは記憶容量が小さく、又、高価であるとされてきた。しかし、近年の技術進歩やメモリカードを使用する機器の普及に伴う量産効果により、最大で128MB程度の大記憶容量となり、低価格となってきている。
更に、このメモリカードは、データの読み書きにFDやMO等のように駆動装置を必要としないというメリットがあるため、消費電力や携帯性が重要視されるデジタルカメラやノート型パソコン、携帯音楽プレーヤーには好適である。
近年においては、情報管理用のメモリカードと記録用のメモリカードを1つの電子機器(例えば、携帯電話機)に搭載することが提唱され、複数のメモリカードを同時に接続可能なコネクタが要請されている。前者の情報管理用のメモリカードは例えば、SIM(Subscriber Identify Module:加入者識別モジュール)カードであり、後者の記録用のメモリカードは例えば、SD(Secure Digital)カードである。
前述の複合コネクタとして、第1のメモリカードに接続するための第1のコンタクトと第2のメモリカードに接続するための第2のコンタクトとを保持したインシュレータに、第1のメモリカードを収納するための第1の収納部と第2のメモリカードを収納するための第2の収納部とを重なった位置に設けており、第1のメモリカードは第1の収納部に対し第1の方向において嵌合離脱するようにしており、第2のメモリカードは第2の収納部に対し第1の方向とは異なる第2の方向において嵌合離脱するようにしたメモリカード用コネクタが発明されている(例えば、特許文献1参照)。
又、前述の複合コネクタとして、コネクタをSDカードが着脱されるSDカードコネクタ部とSIMカードが着脱されるSIMカードコネクタ部とで上下一体に分離不可能に樹脂で成型し、SDカードコネクタ部のSDカード用接続端子およびSIMカードコネクタ部のSIMカード用接続端子のプリント基板に対する引出し方向を互いに直交する方向に配置すると共に、SDカードおよびSIMカードの長手方向(挿抜方向)が互いに直交する方向から各コネクタに着脱し、各コネクタの着脱方式を互いに異ならせるようにしたメモリカード用コネクタが発明されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献1によるメモリカード用コネクタは、第1及び第2のメモリカードを互いに異なる方向において嵌合離脱するようにしているので、取り付け対象となる機器の設計の自由度が増す。また、実装時に投影面積が少なくかつ高さ寸法を小さくすることもできる。
特許文献2によるメモリカード用コネクタは、形状あるいは仕様の異なるメモリカードのコネクタを樹脂で一体に分離不可能に成型するようにしたので、電子機器の占有体積を減少させ小型化を図ることができる。又、各コネクタへの各メモリカードの着脱方式を異ならせるようにしたので、電子機器への実装が効率的となる。
更に、各コネクタからプリント基板に引き出される接続端子をそれぞれ直交する方向で配置し、各メモリカードをそれぞれ直交する方向で着脱するようにしたので、各メモリカードからの結線が単純化する。このため、プリント基板に対する占有面積を減少させることができる。又、配線の引き回し時においても、信号線が交差することがないのでノイズの影響がなくなる。
特開2001−297810号公報 特開2001−307801号公報
特許文献1及び特許文献2によるメモリカード用コネクタは、二つのメモリカードが並列に平面配置されるメモリカード用コネクタと比較すると占有面積を圧倒的に減少させることができる。しかしながら、特許文献1及び特許文献2によるメモリカード用コネクタは、二つのメモリカードが隔壁を介して積層されている。例えば、携帯電話機では更なる低背化が要求されており、占有面積が少なく、更に実装高さが低くする複合コネクタとなる新たなメモリカード用コネクタが要求されている。
本発明は、上述した課題を解決すべく、メモリカードを含めた複合コネクタ全体として低背化・小型化を実現するメモリカード用コネクタを提供することを目的とする。
発明者は、上記目的を満たすため、メモリカード用コネクタを第1のメモリカード上に第2のメモリカードが当接するように積み重なる構造とし、以下のような新たなメモリカード用コネクタ及びこれを用いた携帯電話機を発明した。
(1) 第1のメモリカードと第2のメモリカードとが差し込まれることによって当該第1と第2のメモリカードとが電気的に接続されるメモリカード用コネクタであって、前記第1のメモリカードが載置される第1の上面開放凹部が形成されており、当該第1の上面開放凹部の縁端辺に前記第1のメモリカードが挿入される第1のカード差込部を有しており、前記第1の上面開放凹部の底面から隆起する段差となって前記第2のメモリカードが載置される第2の上面開放凹部が形成されており、当該第2の上面開放凹部の縁端辺に前記第2のメモリカードが挿入される第2のカード差込部を有しており、当該第2のカード差込部は前記第1のカード差込部が形成されている縁端辺と直交すると共に隣接しているハウジングと、前記第1の上面開放凹部の底部に配列されており、前記第1のメモリカードに形成されている第1の面上接続端子群と接触する複数個の第1のカンチレバーコンタクトと、前記第2の上面開放凹部の底部に配列されており、前記第2のメモリカードに形成されている第2の面上接続端子群と接触する複数個の第2のカンチレバーコンタクトと、を備えており、前記第1のカード差込部に挿入された前記第1のメモリカード上に前記第2のカード差込部に挿入された前記第2のメモリカードが当接するように積み重なることを特徴とするメモリカード用コネクタ。
(2) 前記第1のメモリカードは、前記第1の上面開放凹部における底面と鋭角をなす角度で前記第1のカード差込部に挿入された後に第1の上面開放凹部に載置され、前記第2のメモリカードは、前記第2の上面開放凹部における底面と鋭角をなす角度で前記第2のカード差込部に挿入された後に前記第1のカード差込部に挿入された前記第1のメモリカード上に前記第2のカード差込部に挿入された前記第2のメモリカードが当接するように積み重なることを特徴とする(1)記載のメモリカード用コネクタ。
(3) 一方の面の中央部に第1の面上接続端子群が配列されている第1のメモリカードと、一端辺近傍に第2の面上接続端子群が配列されている第2のメモリカードと、が差し込まれることによって当該第1と第2のメモリカードとが電気的に接続されるメモリカード用コネクタであって、前記第1のメモリカードは、当該第1のメモリカードにおける第1の面上接続端子群の配列面が下面となるように前記第1の上面開放凹部に載置され、前記第2のメモリカードは、当該第2のメモリカードにおける第2の面上接続端子群の配列面が下面となるように前記第2の上面開放凹部に載置され、前記第1のカード差込部に前記第1のメモリカードが差し込まれると、前記第1のカンチレバーコンタクトによって当該第1のメモリカードが傾斜状態に保持される第1のポップアップ機構を構成しており、前記第2のカード差込部に前記第2のメモリカードが差し込まれると、前記第2のカンチレバーコンタクトによって当該第2のメモリカードが傾斜状態に保持される第2のポップアップ機構を構成しており、前記第1のカード差込部に挿入された前記第1のメモリカード上に前記第2のカード差込部に挿入された前記第2のメモリカードが当接するように積み重ねられており、当該第2のメモリカードが水平状態に押圧されると、前記第1のメモリカードは前記第1のカード差込部を支点に回転変位して前記第1の面上接続端子群が前記第1のカンチレバーコンタクトに押圧され、前記第2のメモリカードは前記第2のカード差込部を支点に回転変位して前記第2の面上接続端子群が前記第2のカンチレバーコンタクトに押圧されることを特徴とする(1)又は(2)のいずれかに記載のメモリカード用コネクタ。
(4) 前記第1のカンチレバーコンタクトは弾性部と固定部とで構成されており、当該弾性部は前記第1の面上接続端子との接点が前記第1の上面開放凹部の底面から突出しており、当該固定部は前記ハウジングに保持されており、当該固定部の縁部は前記ハウジングから延出してこのメモリカード用コネクタが実装されるプリント基板に、はんだ接合されるタブを形成していることを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載のメモリカード用コネクタ。
(5) 前記第2のカンチレバーコンタクトは弾性部と固定部とで構成されており、当該弾性部は前記第2の面上接続端子との接点が前記第2の上面開放凹部の底面から突出しており、当該固定部は前記ハウジングに保持されており、当該固定部の縁部は前記ハウジングから延出してこのメモリカード用コネクタが実装されるプリント基板に、はんだ接合されるタブを形成していることを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載のメモリカード用コネクタ。
(6) 前記第1のメモリカードは、SIM(Subscriber Identify Module)カードを含むことを特徴とする(1)から(5)のいずれかに記載のメモリカード用コネクタ。
(7) 前記第2のメモリカードはSD(Secure Digital)カードとMMC(Multimedia Card)とRS(Reduced Size)−MMCとを含むことを特徴とする(1)から(6)のいずれかに記載のメモリカード用コネクタ。
(8) (1)から(7)のいずれかに記載のメモリカード用コネクタが搭載されていることを特徴とする携帯電話機。
(1)記載の発明によれば、「第1のメモリカードと第2のメモリカードとが差し込まれることによって当該第1と第2のメモリカードとが電気的に接続されるメモリカード用コネクタであって、前記第1のメモリカードが載置される第1の上面開放凹部が形成されており、当該第1の上面開放凹部の縁端辺に前記第1のメモリカードが挿入される第1のカード差込部を有しており、前記第1の上面開放凹部の底面から隆起する段差となって前記第2のメモリカードが載置される第2の上面開放凹部が形成されており、当該第2の上面開放凹部の縁端辺に前記第2のメモリカードが挿入される第2のカード差込部を有しており、当該第2のカード差込部は前記第1のカード差込部が形成されている縁端辺と直交すると共に隣接しているハウジングと、前記第1の上面開放凹部の底部に配列されており、前記第1のメモリカードに形成されている第1の面上接続端子群と接触する複数個の第1のカンチレバーコンタクトと、前記第2の上面開放凹部の底部に配列されており、前記第2のメモリカードに形成されている第2の面上接続端子群と接触する複数個の第2のカンチレバーコンタクトと、を備えており、前記第1のカード差込部に挿入された前記第1のメモリカード上に前記第2のカード差込部に挿入された前記第2のメモリカードが当接するように積み重なることを」ことを特徴としてよい。
(2)記載の発明によれば、「(1)記載のメモリカード用コネクタにおいて、前記第1のメモリカードは、前記第1の上面開放凹部における底面と鋭角をなす角度で前記第1のカード差込部に挿入された後に第1の上面開放凹部に載置され、前記第2のメモリカードは、前記第2の上面開放凹部における底面と鋭角をなす角度で前記第2のカード差込部に挿入された後に前記第1のカード差込部に挿入された前記第1のメモリカード上に前記第2のカード差込部に挿入された前記第2のメモリカードが当接するように積み重なる」ことを特徴としてよい。
第1及び第2のメモリカードは、ICチップをカード型外殻に封止したカード形状に形成される。そして、第1のメモリカードは底面に第1の面上接続端子群が配列されている記憶装置であってよく、第2のメモリカードは挿入端部の底面に第2の面上接続端子群が配列されている記憶装置であってよい。
本発明によるメモリカード用コネクタに挿抜される第1のメモリカードは、SIMカードを含んでよく、本発明によるメモリカード用コネクタに挿抜される第2のメモリカードは、SDカードと、MMC(Multimedia Card)と、RS(Reduced Size)−MMCとを含んでよい。なお、SIMカードはカードにメモリやマイクロプロセッサ等のICチップを埋め込んだもので、一般的には「ICカード」と称されるが、本発明では、「メモリカード」として取り扱うものとする。
ハウジングは絶縁性の合成樹脂材で成形されてよく、好適な実施態様において、このハウジングは第2のメモリカードの外形に見合った概矩形状に形成されてよい。
そして、このハウジングに第1のメモリカードが載置される矩形状の第1の上面開放凹部が形成されており、当該第1の上面開放凹部の縁端辺に第1のメモリカードが緩挿される薄直方体形状の第1のカード差込部を有している。第1のカード差込部は、第1のメモリカードにおける一端辺近傍が緩挿される差込口を有する収納空間からなる薄直方体形状になっている。
なお、「緩挿」とは、ゆるやかに差し込まれること、又は、差し込まれた状態がゆるやかになるように差し込まれることを意味している。
一方、第1の上面開放凹部の底面から隆起する段差となって第2のメモリカードが載置される矩形状の第2の上面開放凹部が形成されており、第2の上面開放凹部の縁端辺に第2のメモリカードが緩挿される薄直方体形状の第2のカード差込部を有している。
なお、前述の「段差」は、後述するように第2のメモリカードに押圧された第1のメモリカードにおける面上接続端子が第2のカンチレバーコンタクトと適正な接触圧をもつ程度の厚さを有してよい。
この第2のカード差込部は第1のカード差込部が形成されている縁端辺と直交すると共に隣接している。第2のカード差込部は、第2のメモリカードにおける面上接続端子群が配列されている一端子近傍が緩挿される差込口を有する収納空間からなる薄直方体形状になっている。
第1のメモリカードは、第1の上面開放凹部における底面と鋭角をなす角度で第1のカード差込部に斜めに挿入されてよく、その後、第1の上面開放凹部に第1のメモリカードが載置されてよい。又、第1のカード差込部の両翼であり、第1の上面開放凹部において対向する立設壁は、第1のメモリカードにおける両側辺を規制するようになっている。
一方、第2のメモリカードは、第2の上面開放凹部における底面と鋭角をなす角度で第1のカード差込部に斜めに挿入されてよく、その後、第1のカード差込部に挿入された第1のメモリカード上に第2のメモリカードが当接するように積み重ねられ載置されてよい。又、第2のカード差込部の両翼であり、第2の上面開放凹部において対向する立設壁は、第2のメモリカードにおける両側辺を部分的に規制するようになっている。
第1及び第2のカンチレバーコンタクトは、ばねの働きが片持ち梁のコンタクトであって、この複数の第1及び第2のカンチレバーコンタクトは第1及び第2のメモリカードに形成された第1及び第2の面上接続端子群と接触するように整列して配置されている。
更に、第1及び第2のカンチレバーコンタクトの固定部は例えば圧入等でハウジングにそれぞれ保持される。更に、固定部の縁部はプリント基板に、はんだで接合されるタブとなっており、このハウジングをプリント基板に保持する機能を担っている。
好適な実施態様において、第1のカンチレバーコンタクトの弾性部は円弧状に形成され、この円弧部は第1の上面開放凹部の底面から突出している。第2のカンチレバーコンタクトの弾性部は円弧状に形成され、この円弧部は第2の上面開放凹部の底面から突出している。更に、この円弧部は第2のカード差込部近傍に配列される。
本発明によるメモリカード用コネクタは、第1のカード差込部に第1のメモリカードが差し込まれると、第1のカンチレバーコンタクトの付勢力によって第1のメモリカードが傾斜状態に保持されるポップアップ機構を構成している。又、第2のカード差込部に第2のメモリカードが差し込まれると、第2のカンチレバーコンタクトの付勢力によって第2のメモリカードが傾斜状態に保持されるポップアップ機構を構成している。
このようなメモリカード用コネクタにあっては、このメモリカード用コネクタが搭載される装置において蓋体等で第2のメモリカードを押圧することにより、第2のメモリカードにおける面上接続端子群は第2のカンチレバーコンタクトに電気的接続を可能としている。更に、第1のメモリカードは第2のメモリカードに押圧されることにより、第1のメモリカードにおける面上接続端子群は第1のカンチレバーコンタクトに電気的接続を可能としている。
好適な実施態様において、第1のメモリカードは、一方の面の中央部に第1の面上接続端子群が配列されている。第2のメモリカードは、一端辺近傍に第2の面上接続端子群が配列されている。
第1のメモリカードは、当該第1のメモリカードにおける第1の面上接続端子群の配列面が下面となるように第1の上面開放凹部に載置される。第2のメモリカードは、当該第2のメモリカードにおける第2の面上接続端子群の配列面が下面となるように第2の上面開放凹部に載置される。
そして、本発明によるメモリカード用コネクタは、第1のカード差込部に前記第1のメモリカードが差し込まれると、第1のカンチレバーコンタクトによって当該第1のメモリカードが傾斜状態に保持される第1のポップアップ機構を構成している。又、第2のカード差込部に前記第2のメモリカードが差し込まれると、前記第2のカンチレバーコンタクトによって当該第2のメモリカードが傾斜状態に保持される第2のポップアップ機構を構成している。
このように構成されたメモリカード用コネクタは、第1のカード差込部に挿入された第1のメモリカード上に第2のカード差込部に挿入された第2のメモリカードが当接するように積み重ねられている。
そして、第2のメモリカードが水平状態に押圧されると、第1のメモリカードは第1のカード差込部を支点に回転変位して前記第1の面上接続端子群が第1のカンチレバーコンタクトに押圧される。又、第2のメモリカードは第2のカード差込部を支点に回転変位して第2の面上接続端子群が第2のカンチレバーコンタクトに押圧される。
そして、第1のメモリカードと第2のメモリカードは隔壁を介することなく積み重ねられるので、従来の隔壁を有するメモリカード用コネクタと比較して更なる低背化が可能となった。
更に、本発明によるメモリカード用コネクタは、第1のメモリカードと第2のメモリカードを鋭角に挿入できるので、このメモリカード用コネクタを搭載する装置にあっては、第1のメモリカードと第2のメモリカードを挿入する開口を例えば背面にのみ形成するだけでよく、従来のように直交する2方向に開口を設けなくてよい。
本発明のメモリカード用コネクタは、第1のカード差込部に挿入された第1のメモリカード上に第2のカード差込部に挿入された前記第2のメモリカードが当接するように積み重なるので、従来の隔壁を有するメモリカード用コネクタと比較して更なる低背化が可能となった。
更に、本発明のメモリカード用コネクタは、第1のメモリカードを第2のメモリカードが覆うように配置されるので、二つのメモリカードを少ない面積で配置できる。又、このメモリカード用コネクタを搭載する装置にあっては、第1のメモリカードと第2のメモリカードを挿入する開口を例えば背面にのみ形成するだけでよく、従来のように直交する2方向に開口を設けなくてよい。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明によるメモリカード用コネクタ(以下、コネクタと略称する。)の一実施形態を示す斜視外観図である。図1において、符号1は第1のメモリカード、符号2は第2のメモリカードである。又、符号3はハウジング、符号4と符号5はそれぞれ第1のカンチレバーコンタクトと第2のカンチレバーコンタクトである。
図1の実施形態において、第1のメモリカード1は6極のSIMカードを示している。以下、第1のメモリカード1は6極のSIMカード1と呼ぶこととする。図1のSIMカード1は幅W1×奥行きD1×厚さt1が例えば、約15mm×24mm×0.76mmである。
一方、図1の実施形態において、第2のメモリカード2は7極のRS−MMCを示している。以下、第2のメモリカード2は7極のRS−MMC2と呼ぶこととする。図1のRS−MMC2は幅W2×奥行きD2×厚さt2が例えば、約24mm×18mm×1.4mmである。
図1の実施形態において、SIMカード1は絶縁性の合成樹脂材で長方形状に成形されている。SIMカード1の底面には、図示されない6つの面上接続端子1T群が配列されている。これら面上接続端子1T群はSIMカード1に内蔵されているICチップと電気的に接続している。
又、図1の実施形態において、RS−MMC2は絶縁性の合成樹脂材で長方形状に成形されている。RS−MMC2の底面において一端辺近傍には、図示されない7つの面上接続端子2T群が一列に配列されている。これら面上接続端子2T群はRS−MMC2に内蔵されているフラッシュメモリとなるICチップと電気的に接続している。
なお、SIMカード1は誤挿入を防止するために、一角が斜めに切り欠かれた斜面部1Eを形成している。同様に、RS−MMC2は誤挿入を防止するために、一角が斜めに切り欠かれた斜面部2Eを形成している。
図1の実施形態において、ハウジング3は絶縁性の合成樹脂材で概矩形状に成形されている。そして、ハウジング3は、SIMカード1が載置される上面開放凹部31が形成されている。ハウジング3は、上面開放凹部31の縁端辺にカード差込部31Aを有しており、このカード差込部31AにSIMカード1が挿入される。
更に、ハウジング3は、RS−MMC2が載置される上面開放凹部32が形成されている。上面開放凹部32は、上面開放凹部31の底面から隆起する段差となっている。ハウジング3は、上面開放凹部32の縁端辺にカード差込部32Aを有しており、このカード差込部32AにRS−MMC2が挿入される。なお、カード差込部32Aはカード差込部31Aが形成されている縁端辺と直交すると共に隣接している。
図1の実施形態において、複数のカンチレバーコンタクト4は、上面開放凹部31の底部に配列されている。複数のカンチレバーコンタクト4は、SIMカード1に形成されている面上接続端子1T群と接触する。一方、複数のカンチレバーコンタクト5は、上面開放凹部32の底部に配列されている。複数のカンチレバーコンタクト5は、RS−MMC2に形成されている面上接続端子2T群と接触する。
このように、本発明によるコネクタ10は、ハウジング3と複数のカンチレバーコンタクト4及び5で構成されており、SIMカード1とRS−MMC2とが互いに交差し、又、直交する方向から挿入される。
次に、図1に示されたコネクタ10の構造を図2により更に詳細に説明する。なお、図2においては、図1を援用しながら説明する。図2(a)はコネクタ10の平面図、図2(b)は図2(a)の正面図、図2(c)は図2(a)の左側面図である。
図2の実施形態において、ハウジング3は、SIMカード1が載置される矩形状の上面開放凹部31が形成されており、上面開放凹部31の縁端辺にSIMカード1が緩挿される薄直方体形状のカード差込部31Aを有している。カード差込部31Aは、SIMカード1における一端辺近傍が緩挿される差込口を有する収納空間からなる薄直方体形状になっている。
又、カード差込部31Aの両翼であり、上面開放凹部31において対向する立設壁31B及び31Cは、SIMカード1における両側辺を規制するようになっている。更に、上面開放凹部31の右下隅には、SIMカード1の誤挿入を防止するための突起31Dが形成されている。この突起31DはSIMカード1に形成されている斜面部1Eに対応している。
一方、ハウジング3は、上面開放凹部31の底面から隆起する段差となってRS−MMC2が載置される矩形状の上面開放凹部32が形成されており、上面開放凹部32の縁端辺にRS−MMC2が緩挿される薄直方体形状のカード差込部32Aを有している。カード差込部32Aは、RS−MMC2における一端辺近傍が緩挿される差込口を有する収納空間からなる薄直方体形状になっている。
又、カード差込部32Aの両翼であり、上面開放凹部32において対向する立設壁32B及び32Cは、RS−MMC2における両側辺を部分的に規制するようになっている。更に、上面開放凹部32の右下隅には、RS−MMC2の誤挿入を防止するための突起32Dが形成されている。この突起32DはRS−MMC2に形成されている斜面部2Eに対応している。
図2の実施形態において、カンチレバーコンタクト4は弾性部4Aと固定部4Bとで構成されている。弾性部4Aは、SIMカード1における面上接続端子1T群との接点が上面開放凹部31の底面から突出している。固定部4Bは、例えば圧入等によりハウジング3に保持されている。固定部4Bの縁部は、ハウジング3から延出してコネクタ10が実装されるプリント基板(図示せず)に、はんだ接合されるタブ4Cを形成している。
同様に、図2の実施形態において、カンチレバーコンタクト5は弾性部5Aと固定部5Bとで構成されている。弾性部5Aは、RS−MMC2における面上接続端子2T群との接点が上面開放凹部32の底面から突出している。固定部5Bは、例えば圧入等によりハウジング3に保持されている。固定部5Bの縁部は、ハウジング3から延出してコネクタ10が実装されるプリント基板(図示せず)に、はんだ接合されるタブ5Cを形成している。
図2の実施形態において、カンチレバーコンタクト4の弾性部4Aは円弧状に形成され、この円弧部は上面開放凹部31の底面から突出している。更に、カンチレバーコンタクト4の円弧部は対向するように2列に配列されている。カンチレバーコンタクト5の弾性部5Aは円弧状に形成され、この円弧部は上面開放凹部32の底面から突出している。更に、カンチレバーコンタクト5の円弧部はカード差込部32A近傍に一列に配列されている。
次に、本発明によるコネクタの作用を図3により説明する。図3(a)はコネクタ10にSIMカード1が挿入された状態での斜視図である。図3(b)はコネクタ10に更にRS−MMC2が挿入された状態での斜視図である。
図3(a)は、SIMカード1がカード差込部31Aに挿入された状態図であり、SIMカード1は面上接続端子1T群(図1参照)を下向きにして挿入されている。図3(a)では、SIMカード1の端面がカード差込部31Aに緩やかに保持されており、カンチレバーコンタクト4(図1参照)の付勢力によってSIMカード1が傾斜状態に保持されるポップアップ機構を構成している。
図3(b)は、図3(a)の状態から更に、RS−MMC2がカード差込部32Aに挿入された状態図であり、RS−MMC2は面上接続端子2T群(図1参照)を下向きにして挿入されている。図3(b)では、RS−MMC2の端面がカード差込部32Aに緩やかに保持されており、カンチレバーコンタクト5の付勢力によってRS−MMC2が傾斜状態に保持されるポップアップ機構を構成している。
そして、図3(b)に示されるように、カード差込部31Aに挿入されたSIMカード1上に、カード差込部32Aに挿入されたRS−MMC2が当接するように積み重なっている。
このようなコネクタ10にあっては、このコネクタ10が搭載される装置において蓋体等でRS−MMC2を押圧することにより、RS−MMC2における面上接続端子2T群はカンチレバーコンタクト5に電気的接続を可能としている。更に、SIMカード1はRS−MMC2に押圧されることにより、SIMカード1における面上接続端子1T群はカンチレバーコンタクト4に電気的接続を可能としている。
図3(b)において、カード差込部31Aに挿入されたSIMカード1上に、カード差込部32Aに挿入されたRS−MMC2が当接するように積み重ねられている。そして、RS−MMC2が水平状態に押圧されると、SIMカード1はカード差込部31Aを支点に回転変位して面上接続端子1T群(図1参照)がカンチレバーコンタクト4(図1参照)に押圧され、RS−MMC2はカード差込部32Aを支点に回転変位して面上接続端子2T群(図1参照)がカンチレバーコンタクト5に押圧される。
このように、本発明によるコネクタ10は、SIMカード1とRS−MMC2とが従来のように隔壁を介することなく積み重ねられるので、従来の隔壁を有するメモリカード用コネクタと比較して更なる低背化が可能となった。
次に、本発明によるコネクタへのメモリカードの装着手順を図4の状態変化図により説明する。
図4(a)は、コネクタ10の斜視外観図であり、メモリカードが挿入される前の状態図である。そして、図4(b)に示されるように、最初にSIMカード1がコネクタ10に装着される。図4(b)において、SIMカード1は、上面開放凹部31における底面と鋭角をなす角度でカード差込部31Aに挿入される。
次に、図4(c)に示されるように、SIMカード1は、上面開放凹部31に載置される。次に、図4(d)に示されるように、RS−MMC2がコネクタ10に装着される。図4(d)において、RS−MMC2は、上面開放凹部32における底面と鋭角をなす角度でカード差込部32Aに挿入される。
図4(d)に示された状態から、RS−MMC2を水平状態になるように傾倒させ、更に、コネクタ10が搭載される装置において蓋体等でRS−MMC2を押圧することにより、図4(e)に示される状態になる。図4(e)ではカード差込部31Aに挿入されたSIMカード1上に、カード差込部32Aに挿入されたRS−MMC2が当接するように積み重なっている。
このように、本発明によるコネクタ10は、SIMカード1とRS−MMC2とを鋭角に挿入できるので、このコネクタ10を搭載する装置にあっては、SIMカード1とRS−MMC2とを挿入する開口を例えば背面にのみ形成するだけでよく、従来のように直交する2方向に開口を設けなくてよい。
次に、本発明によるコネクタを用いた携帯電話機の実施の形態を図5により説明する。
図5(a)は携帯電話機20の斜視外観図である。図5(a)の実施形態は携帯電話機20を背面から観た図である。なお、図5(a)では、携帯電話機20において、ボタンや表示器が実装される操作面を正面(オモテ面)としている。なお、図5(b)は図5(a)の要部拡大斜視外観図である
図5に示されるように、携帯電話機20の背面には本発明によるコネクタ10が搭載されている。コネクタ10には開口21を介して、図1に示されたSIMカード1とRS−MMC2が挿入される。そして、携帯電話機20の背面カバーとなる図示されない蓋体が取り付けられることにより、SIMカード1及びRS−MMC2が電気的に接続可能となる。
本発明によるコネクタ10が搭載されている携帯電話機20にあっては、既に説明したように、SIMカード1とRS−MMC2とを鋭角に挿入できるので、SIMカード1とRS−MMC2とを挿入する開口を例えば背面にのみ形成するだけでよく、従来のように直交する2方向に開口を設けなくてよい。
本発明は、情報管理用のメモリカードと記録用のメモリカードが同時に接続できる低背型のメモリカード用コネクタ及びこれを用いた携帯電話機を説明してきたが、本発明による低背型のメモリカード用コネクタはこれに限定されるものではなく、ハウジングとカンチレバーコンタクトを適宜変更することとによって、例えば、記録用のメモリカードを2個同時に搭載可能な低背型のメモリカード用コネクタとすることもできる。
更に、本発明によるメモリカード用コネクタの用途は携帯電話機に限定されない。例えば、デジタルカメラ(DSC、DVC)やノート型パソコン、携帯音楽プレーヤーに適用されてもよい。又、情報家電製品に適用されてもよい。
本発明によるメモリカード用コネクタの一実施形態を示す斜視外観図である。 本発明によるメモリカード用コネクタの構造を示す図である。 本発明によるメモリカード用コネクタの作用を説明するための状態図である。 本発明によるメモリカード用コネクタへのメモリカードの装着手順を示す状態変化図である。 本発明によるメモリカード用コネクタを用いた携帯電話機の斜視外観図である。
符号の説明
1 第1のメモリカード(SIMカード)
1T 第1の面上接続端子
2 第2のメモリカード(RS−MMC)
2T 第2の面上接続端子
3 ハウジング
4 第1のカンチレバーコンタクト
5 第2のカンチレバーコンタクト
10 メモリカード用コネクタ(コネクタ)
31 第1の上面開放凹部
31A 第1のカード差込部
32 第2の上面開放凹部
32A 第2のカード差込部

Claims (8)

  1. 第1のメモリカードと第2のメモリカードとが差し込まれることによって当該第1と第2のメモリカードとが電気的に接続されるメモリカード用コネクタであって、
    前記第1のメモリカードが載置される第1の上面開放凹部が形成されており、当該第1の上面開放凹部の縁端辺に前記第1のメモリカードが挿入される第1のカード差込部を有しており、前記第1の上面開放凹部の底面から隆起する段差となって前記第2のメモリカードが載置される第2の上面開放凹部が形成されており、当該第2の上面開放凹部の縁端辺に前記第2のメモリカードが挿入される第2のカード差込部を有しており、当該第2のカード差込部は前記第1のカード差込部が形成されている縁端辺と直交すると共に隣接しているハウジングと、
    前記第1の上面開放凹部の底部に配列されており、前記第1のメモリカードに形成されている第1の面上接続端子群と接触する複数個の第1のカンチレバーコンタクトと、
    前記第2の上面開放凹部の底部に配列されており、前記第2のメモリカードに形成されている第2の面上接続端子群と接触する複数個の第2のカンチレバーコンタクトと、を備えており、
    前記第1のカード差込部に挿入された前記第1のメモリカード上に前記第2のカード差込部に挿入された前記第2のメモリカードが当接するように積み重なることを特徴とするメモリカード用コネクタ。
  2. 前記第1のメモリカードは、前記第1の上面開放凹部における底面と鋭角をなす角度で前記第1のカード差込部に挿入された後に第1の上面開放凹部に載置され、前記第2のメモリカードは、前記第2の上面開放凹部における底面と鋭角をなす角度で前記第2のカード差込部に挿入された後に前記第1のカード差込部に挿入された前記第1のメモリカード上に前記第2のカード差込部に挿入された前記第2のメモリカードが当接するように積み重なることを特徴とする請求項1記載のメモリカード用コネクタ。
  3. 一方の面の中央部に第1の面上接続端子群が配列されている第1のメモリカードと、一端辺近傍に第2の面上接続端子群が配列されている第2のメモリカードと、が差し込まれることによって当該第1と第2のメモリカードとが電気的に接続されるメモリカード用コネクタであって、
    前記第1のメモリカードは、当該第1のメモリカードにおける第1の面上接続端子群の配列面が下面となるように前記第1の上面開放凹部に載置され、
    前記第2のメモリカードは、当該第2のメモリカードにおける第2の面上接続端子群の配列面が下面となるように前記第2の上面開放凹部に載置され、
    前記第1のカード差込部に前記第1のメモリカードが差し込まれると、前記第1のカンチレバーコンタクトによって当該第1のメモリカードが傾斜状態に保持される第1のポップアップ機構を構成しており、
    前記第2のカード差込部に前記第2のメモリカードが差し込まれると、前記第2のカンチレバーコンタクトによって当該第2のメモリカードが傾斜状態に保持される第2のポップアップ機構を構成しており、
    前記第1のカード差込部に挿入された前記第1のメモリカード上に前記第2のカード差込部に挿入された前記第2のメモリカードが当接するように積み重ねられており、当該第2のメモリカードが水平状態に押圧されると、前記第1のメモリカードは前記第1のカード差込部を支点に回転変位して前記第1の面上接続端子群が前記第1のカンチレバーコンタクトに押圧され、前記第2のメモリカードは前記第2のカード差込部を支点に回転変位して前記第2の面上接続端子群が前記第2のカンチレバーコンタクトに押圧されることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のメモリカード用コネクタ。
  4. 前記第1のカンチレバーコンタクトは弾性部と固定部とで構成されており、当該弾性部は前記第1の面上接続端子との接点が前記第1の上面開放凹部の底面から突出しており、当該固定部は前記ハウジングに保持されており、当該固定部の縁部は前記ハウジングから延出してこのメモリカード用コネクタが実装されるプリント基板に、はんだ接合されるタブを形成していることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のメモリカード用コネクタ。
  5. 前記第2のカンチレバーコンタクトは弾性部と固定部とで構成されており、当該弾性部は前記第2の面上接続端子との接点が前記第2の上面開放凹部の底面から突出しており、当該固定部は前記ハウジングに保持されており、当該固定部の縁部は前記ハウジングから延出してこのメモリカード用コネクタが実装されるプリント基板に、はんだ接合されるタブを形成していることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のメモリカード用コネクタ。
  6. 前記第1のメモリカードは、SIM(Subscriber Identify Module)カードを含むことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のメモリカード用コネクタ。
  7. 前記第2のメモリカードはSD(Secure Digital)カードとMMC(Multimedia Card)とRS(Reduced Size)−MMCとを含むことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のメモリカード用コネクタ。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載のメモリカード用コネクタが搭載されていることを特徴とする携帯電話機。
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