JP3306395B2 - カードコネクタ - Google Patents

カードコネクタ

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JP3306395B2
JP3306395B2 JP32318799A JP32318799A JP3306395B2 JP 3306395 B2 JP3306395 B2 JP 3306395B2 JP 32318799 A JP32318799 A JP 32318799A JP 32318799 A JP32318799 A JP 32318799A JP 3306395 B2 JP3306395 B2 JP 3306395B2
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card
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正明 大家
一貴 田口
秀樹 河合
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Yamaichi Electronics Co Ltd
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Yamaichi Electronics Co Ltd
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機、電
話機、PDA(personal digital assistance)、携帯
型オーディオ、カメラ等の電子機器に取り付けられるカ
ードコネクタに関し、さらに詳しくは2種類の厚みの異
なるカードを装填可能なカードコネクタにおいて、カー
ドをイジェクトする際にカードの飛び出しを防止するた
めの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機、電話機、PDA、カメラ等
の電子機器においては、CPUあるいはメモリ用のIC
が内蔵された、SIM(subscriber identity module)
カード、MMC(multi media card)カード、SD(Sec
ure Digital)カードなどのICカードを装着させること
で、各種の機能拡張などを行うようにしている。
【0003】このようなICカードを着脱自在に装着す
るためのコネクタ構造においては、コネクタが装着され
る電子機器側の各種信号処理回路および電源回路と接続
された複数のコンタクト端子をコネクタハウジング内に
設け、これら複数のコンタクト端子を、装填されたIC
カードの表または裏面に形成された複数のコンタクト端
子と接触させ、これらのコンタクト端子を介してICカ
ードをコネクタが取り付けられた電子機器と電気的に接
続するようにしている。
【0004】このようなカードコネクタにおいては、装
着されたカードをコネクタから取り出すためのイジェク
ト機構が具えられているものが多い。
【0005】そして、この種のイジェクト機構におい
て、イジェクト動作の際にカードが急激に飛び出してカ
ードがコネクタから脱落することを防止するために、弾
性変位するブレーキ片をカードに押し当て、このブレー
キ片によってカードがイジェクトされる方向と逆方向に
摩擦力を発生させるようにしたものである。
【0006】しかしながら、昨今は、IDカードの種類
が増え、カードの厚さに関しても異なる規格をもつもの
が各種出回ってきている。
【0007】例えばMMCカードは図9に示すような形
状を呈している。
【0008】図9において、MMCカード10は所定の
厚みaのカード本体11を有し、その右先端部には誤挿
入防止のための面取り部12を有している。カード本体
11の底面の先端側には、カード内部のIC回路に接続
される複数の接触パッド13が配されている。
【0009】また、MMCカード10よりその厚さbが
厚いSDカード20は図10に示すような形状を呈して
いる。
【0010】図10において、SDカード20はMMC
カード10のカード本体11とほぼ同じ厚さaの上側本
体部21を有している。上側本体部21の右先端部には
誤挿入防止のための面取り部22を有している。上側本
体部21の裏面側には、上側本体部21より僅かに幅が
狭い所定厚さの下側本体部23が形成されている。すな
わち、カード20においては、両側端部に上側本体部2
1の底面および下側本体部23の底面による段差27が
カード側端に沿って形成されており、その厚さbは、M
MCカード10よりも厚い。
【0011】下側本体部23の先端側には、複数の隔壁
(しきり壁)29によって複数の凹部24が形成されて
おり、これらの凹部24に接触パッド25が配設されて
いる。各凹部24の深さは、下側本体部23の高さとほ
ぼ同じであり、したがって各接触パッド25の表面は、
上側本体部21のおもて面から上側本体部21の厚さa
だけ離れて位置している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記したよう
なカード表面からカード底面までの厚みが異なる各種の
ICカードを装填することができる共用コネクタを考え
た場合、そのコネクタ構造においては、各カードをその
底面でコネクタハウジングに支持させる構造が一般的で
ある。
【0013】しかしながら、このような各カードの底面
を支持するコネクタハウジング構造では、両カードの厚
みが異なるので、カードをコネクタに装着した際、各カ
ードの接触パッドからコネクタのコンタクト端子までの
距離が異なる。
【0014】したがって、厚いカードに合わせてコンタ
クト端子の弾性力を設定すれば、薄いカードのときには
コンタクト端子に所要の弾性力を与えることができな
い。
【0015】逆に、薄いカードに合わせてコンタクト端
子の弾性力を設定すれば、厚いカードの場合、コンタク
ト端子は過度に変位して応力限界を超えてしまい、接触
片が塑性変形してしまうなどの問題がある。
【0016】係る問題を解決するべく本出願人は、平成
11年11月5日付けで特願平11−316110号、
発明の名称「カードコネクタ構造」を出願した。
【0017】この出願の発明によれば、SDカードのよ
うな二段厚型カード20の上側本体部21およびMMC
カードのような薄型カード10のカード本体部11の各
側端部を支持してそれらの挿脱移動を案内する一対の案
内溝をコネクタハウジングの両内側壁に形成し、この案
内溝によって両カード10,20の同じ厚みaの部分を
支持することで、各カードがコネクタに支持されたとき
に、各カードの接触パッドからコネクタのコンタクト端
子までの距離を同じにし、各カードが同じ接触圧でコン
タクト端子に当接されるようにしている。
【0018】かかるコネクタ構造において、前述したカ
ード飛び出し防止用のブレーキ片をコネクタハウジング
内に配設する場合、各カードの底面に当接するようにブ
レーキ片を配設するのが一般的である。
【0019】しかし、各カードの底面に当接するように
ブレーキ片を配設すると、前記のように厚さが異なるカ
ードが装填された場合、カード底面からブレーキ片を固
定支持している支持面までの距離が異なる。
【0020】したがって、厚いカードに合わせて適切な
摩擦力が得られるようにブレーキ片の弾性変位を設定す
れば、薄いカードのときにはその弾性変位が少なくなっ
て摩擦力も減り、カードに対して適切な摩擦力を付与す
ることができない。
【0021】逆に、薄いカードが挿入されたときに適切
な摩擦力が得られるようにブレーキ片の弾性変位を設定
した場合は、厚いカードが挿入されたときにブレーキ片
が過度に変位して応力限界を超えてしまい、ブレーキ片
が塑性変形するなどの問題がある。
【0022】この発明はこのような事情を考慮してなさ
れたもので、カードをイジェクトする際に、厚さの異な
る2種類のカードの双方に適切なブレーキ力を付与し、
カードの飛び出しを確実に防止し得るカードコネクタを
提供することを解決課題とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明の一形態では、
先端角部に面取り部を有する上側本体部、上側本体部
より僅かに幅が狭い下側本体部、およびカード底面に設
けられる複数の接触パッドを有し、両側端部に前記上側
本体部の底面および前記下側本体部の底面による段差が
カード側端に沿って形成されている第1のカードと、前
記第1のカードの上側本体部とほぼ同じ平面形状および
厚さを有するカード本体部、および前記第1のカードの
接触パッドとほぼ同じ平面位置に配設される接触パッド
を有する第2のカードとの2種類のカードのいずれかを
選択的に、前記接触パッドがコネクタハウジング内に配
されたコンタクト端子と当接するように、コネクタハ
ウジング内に保持するカード保持手段と、前記カードを
イジェクトするイジェクト機構と、を備えるカードコネ
クタであって、前記コネクタハウジングの両側壁に形成
され、前記第1のカードの上側本体部および前記第2の
カードのカード本体部の各側端部を支持してそれらの挿
脱移動を案内する一対の案内溝と、前記一対の案内溝で
挟まれる空間の下方で前記第1のカードの下側本体部が
収容される空間を画成するための下方側壁と、を前記
コネクタハウジングに形成するとともに、先端当接部を
有するばね片部と、該ばね片部に連なる固定部とから構
成され、前記イジェクト機構によるカードイジェクトの
際にブレーキ力を前記第1および第2のカードに作用さ
せる弾性ブレーキ片とを備え、前記弾性ブレーキ片の先
端当接部が、前記第1のカードが装填された際には前記
第1のカードの上側本体部の底面に当接しつつ弾性変位
され、かつ前記第2のカードが装填された際には該先端
当接部が前記第1のカードの上側本体部の厚さとほぼ同
じ厚さである前記第2のカードのカード本体部の底面に
当接しつつ弾性変位され、該弾性ブレーキ片の固定部が
固定されるブレーキ支持面が、前記コネクタハウジング
における該第1のカードの上側本体部の底面および該第
2のカードのカード本体部の底面に対し所定距離離隔し
た位置に形成されることを特徴とする
【0024】かかる発明において、厚さが薄い第2のカ
ードは、そのカード本体部の側端部がコネクタハウジン
グに形成された一対の案内溝で支持される。一方、厚さ
が厚い第1のカードは、前記第2のカードのカード本体
部とその厚さがほぼ同じである上側本体部の側端、別言
すれば段差部が前記一対の案内溝で支持される。
【0025】そして、前記弾性ブレーキ片の先端当接部
が、前記第1のカードが装填された際には前記第1のカ
ードの上側本体部の底面に当接しつつ弾性変位され、か
つ前記第2のカードが装填された際には該先端当接部
が、前記第1のカードの上側本体部の厚さとほぼ同じ厚
さである前記第2のカードのカード本体部の底面に当接
しつつ弾性変位され、該弾性ブレーキ片の固定部が固定
されるブレーキ支持面が、前記コネクタハウジングにお
ける該第1のカードの上側本体部の底面および該第2の
カードのカード本体部の底面に対し所定距離離隔した位
置に形成される
【0026】したがって、この発明では、厚さの異なる
第1および第2のカードの同じ厚さの部分に弾性ブレー
キ片を押し当てるようにしているので、第1および第2
のカードのいずれが装填されたときも、弾性ブレーキ片
の変位は同じになる。
【0027】この発明の他の形態では、前記案内溝の上
面壁を形成するハウジング上板に、前記第1のカードの
下側本体部の幅よりも大きな幅を有する開口または高さ
方向に凹んだ凹部を形成するようにしている。
【0028】したがってこの発明では、第1のカードを
表裏反転する誤挿入が発生したとき、前記開口または凹
部によって前記第1のカードの下側本体部が上方に逃げ
ることができるので、この誤挿入の際にもブレーキ片は
正常時と同じだけ変位し、これにより応力限界を超えた
不適当な変位、変形を防止することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施形態を添付図
面にしたがって詳細に説明する。
【0030】図1はこの発明にかかるカードコネクタの
実施形態を示す平面図であり、図2は図1の矢印B方向
から見た正面図であり、図3は同カードコネクタの一部
破断平面図である。
【0031】このカードコネクタ1は、携帯電話機、P
DA、携帯型オーディオ、カメラ等の電子機器に配設さ
れるものである。
【0032】この図1乃至図3に示すコネクタ1は、先
の図9に示したMMCカードなどの薄型カード10およ
び図10に示したSDカードなどの段差を有する2段厚
型カード20の双方を装填することができるものであ
る。
【0033】図1〜図4において、カードコネクタ1
は、樹脂材料などの絶縁体によって一体成形加工された
コネクタハウジング30を有している。
【0034】ハウジング30の下板31には、接触バネ
片で構成された複数のコンタクト端子40を位置決めし
て圧入するための複数の溝32が形成されている。これ
らのコンタクト端子40には、電源用端子、信号端子な
どが含まれている。各コンタクト40は、その先端側で
突出された接点部40aでカード10,20に形成され
た複数の接触パッド13,25とそれぞれ当接し、各端
部40b側で電子機器のプリント配線基板のコンタクト
パッドに半田接続される。これらの複数のコンタクト端
子40によって、カード10,20と電子機器間の電気
的接続を行うとともに、それらの弾性力によってカード
装填時の適切なカード保持力を付与している。
【0035】各ICカード10,20は、ハウジング3
0の前面に形成されたカード挿入口33を介してコネク
タ1内に挿入される。
【0036】ハウジング30には、挿入されたICカー
ド10,20を突き当てる突き当て壁35が形成され、
かつこの突き当て壁35の一方の角部には、ICカード
10,20の面取り部12,22を突き当てるべく突出
されたコーナ壁36が形成されている。
【0037】ハウジング30の側端部には、イジェクト
レバー2を初期位置及びイジェクト位置の2つの位置間
でカード挿脱方向に沿ってスライド移動自在に案内する
レバー保持部3が形成されている。レバー保持部3はイ
ジェクトレバー2を三方、または四方で囲繞している。
【0038】突き当て壁35が形成されているハウジン
グ30の奥側には、カムレバー4を収容するための収容
部5が具えられている。カムレバー4は軸6を中心にハ
ウジング30の下板31に対し回転可能なように設けら
れ、その一端側でイジェクトレバー2の先端部2aに当
接し、他端側では挿入されたカード10または20の前
面壁に当接することができる。
【0039】これらイジェクトレバー2、カムレバー4
などによってカード10,20をイジェクトするイジェ
クト機構を構成する。
【0040】すなわち、カード10,20をコネクタ1
内に挿入すれば、カード10,20の前面壁がカムレバ
ー4の一端を押圧し、カムレバー4は図1の破線で示す
状態まで回転される。これにより、カムレバー4の他端
側がイジェクトレバー2の先端部2aを押圧し、イジェ
クトレバー2を後退させる。
【0041】一方、カードが装填された状態で、イジェ
クトレバー2を押圧操作してイジェクトレバー2を前進
させれば、イジェクトレバー2の先端部2aがカムレバ
ー3の一端側を押圧し、カムレバー4は図1の二点鎖線
で示す状態まで回転される。この回転の際に、カムレバ
ー4の他端面がカード10,20の前面壁を押圧し、こ
の結果カードはイジェクトされる。
【0042】つぎに、2つのICカード10,20は、
ハウジング30の内側両側壁に形成された一対の案内溝
50a,50bによってその両側端部が支持されて挿脱
方向に案内される。
【0043】一方の案内溝50aはカード挿入口33か
らコーナ壁36まで延在し、他方の案内溝50bはカー
ド挿入口33から突き当て壁35まで延在している。
【0044】各案内溝50a,50bは、上面壁51、
側壁52および下面壁53によって形成されている。
【0045】また、各案内溝50a,50bの下面壁5
3の端縁から下方に延在するように側壁60が形成され
ている。
【0046】さらに、図3および図4に示すように、案
内溝50bの奥側には、弾性バネ片で構成されたブレー
キ片7が配設され、このブレーキ片7によってカード1
0,20がイジェクトされる際にカードにブレーキ力を
作用させる。
【0047】ブレーキ片7は、ブレーキ支持面37に固
定される固定部7a、カード挿脱方向に沿って延在する
ばね片部7b、カード10,20の底面に当接するべく
突出された先端当接部7cを有し、固定部7aが固定さ
れることによって片持ち状に支持されている。ハウジン
グ30におけるブレーキ片7の先端当接部7cの下側に
位置する箇所には、先端当接部7cを下方に逃がすため
の開口38が形成されている。カード10,20がイジ
ェクトされる際にカードにブレーキ力を有効に作用させ
るべく、ブレーキ片7はハウジング30の奥側で固定さ
れ、前方側を自由端としている。
【0048】ブレーキ片7が固定されるブレーキ支持面
37は、ブレーキ片7がカードの押圧力によって弾性変
形されたとき、所要の突出高さを確保できるように、案
内溝50bの下面壁53よりも所定高さだけ低い位置に
形成されている。また、ブレーキ片7のばね片部7bお
よび先端当接部7cの幅は、二段厚型カード20の上側
本体部21の側端部の底面、すなわち段差部27の幅に
ほぼ等しくしている。
【0049】図5は、薄型カード10がコネクタ1に挿
入された状態を示すものである。
【0050】薄型カード10がコネクタ1に挿入される
と、カード本体部11の両側面は案内溝50a,50b
の各側壁52によって案内され、また本体部11の底面
の両側端部は下面壁53で支持され、さらにコネクタ1
のコンタクト端子40の弾性力によってカード10が浮
き上がらないようにカード本体部11の上面の両側端部
は上面壁51で規制される。
【0051】さらに、薄型カード10が挿入された際、
ブレーキ片7の先端当接部7cは、案内溝50bの下面
壁53によって支持されているカード10の底面の側端
部によって押圧され、ブレーキ片7は下方に弾性変形す
る。したがって、カード10の装填状態においては、ブ
レーキ片7による押圧負荷がカード10の下面に加えら
れることになり、前述したイジェクト機構によってカー
ドがイジェクトされる際に、カードにブレーキ力を与え
ることができる。
【0052】図6及び図7は厚型二段カード20がコネ
クタ1に挿入された状態を示すものである。
【0053】厚型二段カード20がコネクタ1に挿入さ
れると、カード20の上側本体部21の両側面は案内溝
50a,50bの各側壁52によって案内され、また上
側本体部21の底面の両側端部、すなわち段差部27は
下面壁53で支持され、さらにコンタクト端子40の弾
性力によってカード20が浮き上がらないように上側本
体部21の上面の両側端部は上面壁51で規制される。
また、厚型二段カード20の下側本体部23は、側壁6
0で挟まれたハウジング空間に収容される。
【0054】さらに、二段厚型カード20が挿入された
際、ブレーキ片7の先端当接部7cは、カード20の上
側本体部21の底面の両側端部、すなわち段差部27に
よって押圧され、前記同様、下方に弾性変形する。した
がって、カード20の装填状態においては、ブレーキ片
7による押圧負荷がカード20の段差部27に加えられ
ることになり、このときにもカード20がイジェクトさ
れる際に、カードに適切なブレーキ力を与えることがで
きる。
【0055】このように上記コネクタ構造によれば、厚
さの異なる二種類のカード10,20の同じ厚さの部分
に弾性ブレーキ片7を下方から押し当てるように弾性ブ
レーキ片7を配設しているので、二種類のカード10,
20のいずれが装填されたときも、弾性ブレーキ片7の
変位は同じになる。したがって、イジェクト機構による
イジェクト動作の際に、ブレーキ片7の弾性力による二
種類のカード10,20の摩擦抵抗は同じになり、両カ
ードについて安定した排出動作が可能になる。さらに、
この弾性ブレーキ片7は、カード装填時においても、予
期せぬ外力によるカードの脱落を防止するためのブレー
キ片としても機能するので、より安定にカードを保持す
ることができるようになる。
【0056】図8はこの発明の他の実施形態を示すもの
で、この実施形態においては、コネクタハウジング30
の案内溝50a,50bの上面壁51を形成する上板5
5の開口幅W1を、二段厚型カード20の下側本体部2
3の底面の幅W2より大きくかつ上側本体部21の幅W
3よりも小さく設定するようにしている。
【0057】したがって、この構成によれば、二段厚型
カード20を表裏反転して誤挿入した場合でも、二段厚
型カード20の下側本体部23は、上板55に形成され
た開口に嵌まり込んだ状態でカード内に挿入される。こ
のため、カード20を表裏反転して誤挿入した場合とカ
ード20を正常に挿入した場合との、ブレーキ片7の弾
性変位量は同じになり、この結果、ブレーキ片7に応力
限界を超えた不適切な変位を与えることがなくなり、ブ
レーキ片7の塑性変形などを確実に防止することができ
る。
【0058】なお、上記実施形態においては、イジェク
ト機構を有するカードコネクタに本発明を適用するよう
にしたが、本発明にかかるブレーキ片7をイジェクト機
構を持たないカードコネクタに適用するようにしてもよ
い。すなわち、カードは、基本的には、複数のコンタク
ト端子40による圧接力によってその脱落が抑制されて
いるが、より確実かつ安定にカードを保持するためにイ
ジェクト機構を持たないカードコネクタに上記ブレーキ
片7を設け、このブレーキ片をカード装填の際のカード
脱落方向に対するブレーキ力を作用させるものとして機
能させるようにしてもよい。
【0059】また、上記実施形態では、コネクタハウジ
ング30の上板55は、案内溝50a,50bおよび突
き当て壁35の近傍のみを覆うようにしたが、カードの
全面、あるいは殆どの部分を覆うようにしてもよい。こ
の際には、上記のように、カード20が表裏反転された
誤挿入に対処するべく、上板55に、二段厚型カード2
0の下側本体部23を嵌まり込ませる(上方に逃がす)
ための高さ方向に凹んだ凹部を形成するようにすればよ
い。
【0060】ところで、上記コネクタ構造において、厚
型二段カード20のコネクタ1に対する左右方向の位置
決めは、案内溝50a,50bを形成する側壁52、あ
るいはその下側の側壁60の何れで行うようにしてもよ
い。薄型カード10および厚型二段カード20の上側本
体部21の平面形状の寸法差が小さい場合は、上側の側
壁52でカード20の左右方向の位置決めを行うように
すればよく、上記の寸法差が大きい場合は、下側の側壁
60でカード20の左右方向の位置決めを行うようにす
ればよい。
【0061】さらに、コネクタハウジングを、例えば板
金加工された金属製の上側ハウジングと、樹脂製の下部
ハウジングというように、複数のハウジング部材で構成
するようにしてもよい。
【0062】さらに、上記実施形態では、厚型二段カー
ド20としてSDカードを例にとり、薄型カードとして
MMCカードを例にとったが、本発明を他の任意の種類
のカードに適用するようにしてもよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
厚さの異なる第1および第2のカードの同じ厚さの部分
に弾性ブレーキ片を押し当てるようにしているので、第
1および第2のカードのいずれが装填されたときも、弾
性ブレーキ片の変位は同じになり、これによりカードイ
ジェクト動作の際のブレーキ片の弾性力によるカードの
摩擦抵抗は第1および第2のカードに関して同じにな
り、両カードについて飛び出しが発生することのない安
定した排出動作が可能になる。
【0064】またこの発明では、二段厚型カードを表裏
反転する誤挿入が発生しても、ハウジング上板に形成し
た開口または凹部によって二段厚型カードの下側本体部
が上方に逃げることができるので、誤挿入の際にもブレ
ーキ片は正常時と同じ弾性変位を行い、これにより応力
限界を超えた不適当な変位、変形を防止することができ
る。
【0065】また、この発明では、カード装填時に、弾
性ブレーキ片によってカードにカード脱落方向に対する
ブレーキ力を作用させているので、カードを安定かつ確
実に保持することができるようになり、これにより予期
せぬ外力によってカードが簡単に抜け落ちることがなく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るカードコネクタの実施形態を示
す平面図である。
【図2】この発明に係るカードコネクタの実施形態を示
す正面図である。
【図3】この発明に係るカードコネクタの実施形態を示
す断面図である。
【図4】この発明に係るカードコネクタの実施形態に関
してカード挿入前の状態を示す断面図である。
【図5】この発明に係るカードコネクタの実施形態につ
いて薄型カードを挿入した状態を示す断面図である。
【図6】この発明に係るカードコネクタの実施形態につ
いて厚型二段カードを挿入した状態を示す断面図であ
る。
【図7】この発明に係るカードコネクタの実施形態につ
いて厚型二段カードを挿入した状態を示す正面図であ
る。
【図8】この発明の他の実施形態を示す二面図である。
【図9】この発明に適用される薄型カードを例示する平
面図である。
【図10】この発明に適用される厚型二段カードを例示
する三面図である。
【符号の説明】
1 カードコネクタ 2 イジェクトレバー 4 カムレバー 7 弾性ブレーキ片 10 薄型カード 11 カード本体部 12 面取り部 13 接触パッド 20 厚型二段カード 21 上側本体部 22 面取り部 23 下側本体部 24 凹部 25 接触パッド 29 隔壁 30 コネクタハウジング 31 下板 32 溝 33 カード挿入口 35 突き当て壁 36 コーナ壁 40 コンタクト端子 50a 案内溝 50b 案内溝 51 上面壁 52 側壁 53 下面壁 55 上板 60 側壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 秀樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 平6−13071(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/633

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端角部に面取り部を有する上側本体
    部、上側本体部より僅かに幅が狭い下側本体部、およ
    びカード底面に設けられる複数の接触パッドを有し、両
    側端部に前記上側本体部の底面および前記下側本体部の
    底面による段差がカード側端に沿って形成されている第
    1のカードと、前記第1のカードの上側本体部とほぼ同
    じ平面形状および厚さを有するカード本体部、および前
    記第1のカードの接触パッドとほぼ同じ平面位置に配設
    される接触パッドを有する第2のカードとの2種類のカ
    ードのいずれかを選択的に、前記接触パッドがコネクタ
    ハウジング内に配されたコンタクト端子と当接するよう
    に、コネクタハウジング内に保持するカード保持手段
    と、前記カードをイジェクトするイジェクト機構と、を
    備えるカードコネクタであって、 前記コネクタハウジングの両側壁に形成され、前記第1
    のカードの上側本体部および前記第2のカードのカード
    本体部の各側端部を支持してそれらの挿脱移動を案内す
    る一対の案内溝と、 前記一対の案内溝で挟まれる空間の下方で前記第1のカ
    ードの下側本体部が収容される空間を画成するための
    側壁と、を前記コネクタハウジングに形成するとと
    もに、先端当接部を有するばね片部と、該ばね片部に連なる固
    定部とから構成され、前記イジェクト機構によるカード
    イジェクトの際にブレーキ力を前記第1および第2のカ
    ードに作用させる弾性ブレーキ片とを備え、 前記弾性ブレーキ片の先端当接部が、前記第1のカード
    が装填された際には前記第1のカードの上側本体部の底
    面に当接しつつ弾性変位され、かつ前記第2のカードが
    装填された際には該先端当接部が前記第1のカードの上
    側本体部の厚さとほぼ同じ厚さである前記第2のカード
    のカード本体部の底面に当接しつつ弾性変位され、 該弾性ブレーキ片の固定部が固定されるブレーキ支持面
    が、前記コネクタハウジングにおける該第1のカードの
    上側本体部の底面および該第2のカードのカード本体部
    の底面に対し所定距離離隔した位置に形成される ことを
    特徴とするカードコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキ支持面は、前記案内溝の底
    面壁より所定高さ分だけ低い位置に形成されることを特
    徴とする請求項1に記載のカードコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記案内溝の上面壁を形成するハウジン
    グ上板に、前記第1のカードの下側本体部の幅よりも大
    きな幅を有する開口または高さ方向に凹んだ凹部を形成
    するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のカー
    ドコネクタ。
  4. 【請求項4】 先端角部に面取り部を有する上側本体
    部、上側本体部より僅かに幅が狭い下側本体部、およ
    びカード底面に設けられる複数の接触パッドを有し、両
    側端部に前記上側本体部の底面および前記下側本体部の
    底面による段差がカード側端に沿って形成されている第
    1のカードと、前記第1のカードの上側本体部とほぼ同
    じ平面形状および厚さを有するカード本体部、および前
    記第1のカードの接触パッドとほぼ同じ平面位置に配設
    される接触パッドを有する第2のカードとの2種類のカ
    ードのいずれかを選択的に、前記接触パッドがコネクタ
    ハウジング内に配されたコンタクト端子と当接するよう
    に、コネクタハウジング内に保持するカード保持手段
    を備えるカードコネクタであって、 前記コネクタハウジングの両側壁に形成され、前記第1
    のカードの上側本体部および前記第2のカードのカード
    本体部の各側端部を支持してそれらの挿脱移動を案内す
    る一対の案内溝と、 前記一対の案内溝で挟まれる空間の下方で前記第1のカ
    ードの下側本体部が収容される空間を画成するための
    側壁と、を前記コネクタハウジングに形成するとと
    もに、先端当接部を有するばね片部と、該ばね片部に連なる固
    定部とから構成され、カード脱落方向に対するブレーキ
    力を前記第1および第2のカードに作用させる弾性ブレ
    ーキ片とを備え、 前記弾性ブレーキ片の先端当接部が、前記第1のカード
    が装填された際には前記第1のカードの上側本体部の底
    面に当接しつつ弾性変位され、かつ前記第2のカードが
    装填された際には該先端当接部が、前記第1のカードの
    上側本体部の厚さとほぼ同じ厚さである前記第2のカー
    ドのカード本体部の底面に当接しつつ弾性変位され、該
    弾性ブレーキ片の固定部が固定されるブレーキ支持面
    が、前記コネクタハウジングにおける該第1のカードの
    上側本体部の底面および該第2のカ ードのカード本体部
    の底面に対し所定距離離隔した位置に形成される ことを
    特徴とするカードコネクタ。
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