JP3711861B2 - ディスクドライブ装置及びこの装置を用いた情報機器 - Google Patents

ディスクドライブ装置及びこの装置を用いた情報機器 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、コンピュータの外部記憶装置として用いられるディスクドライブ記憶装置及びこの装置を用いた情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ラップトップ型やA4サイズの書籍と平面形状を同一にする小型で軽量のパーソナルコンピュータが用いられている。この種のパーソナルコンピュータは、機器本体の一層の小型化及び軽量化が要求されるところである。この小型化及び軽量化の要求を満たすため、外部記憶装置として従来広く用いられている3.5インチのフロッピーディスクを記憶媒体に用いるディスクドライブ装置に代えて図8に示すような情報メモリーカード101が用いられるようになっている。
【0003】
この情報メモリーカード101は、図9に示すように、薄板状のカード本体102内にDRAMやSRAM等の集積回路チップ103を搭載したプリント回路基板104を内蔵させ、上記カード本体102のプリント回路基板104が載置される開放面側を薄板からなる蓋板105で覆って構成されている。また、カード本体102の一端側には、図8及び図9に示すように、パーソナルコンピュータへの接続部となる多数の筒状の端子部106aを有するコネクタ106が配設されている。このように集積回路チップ103を内蔵し、パーソナルコンピュータの外部記憶装置として用いられる情報メモリーカード101は、長さ(L)を85.6mm、幅(W)を54mm、厚さ(D)を3.3mmとした方形の薄板状に形成されてなる。
【0004】
このように形成された情報メモリーカード101は、パーソナルコンピュータ内に配設されるカードホルダ111に挿入装着されてコンピュータに接続される。このカードホルダ111は、例えば図10に示すようにカード載置板112の両側に上記情報メモリーカード101の厚さ(D)に略対応する挿入空間(H)を有する断面コ字状をなす一対のカード保持部113,114が形成されている。なお、これらカード保持部113,114間は、開放されている。
【0005】
また、情報メモリーカード101が挿脱される前端面側のカード挿脱口115と対向する内方側の端部には、上記情報メモリーカード101に設けられたコネクタ106が電気的に接続される多数の端子ピン116aを有するプラグ116が配設されている。そして、情報メモリーカード101は、長手方向の両側をカード保持部113,114に挿入係合させるようにしてカード挿脱口115を介してカードホルダ111に挿入され、図11に示すように上記カードホルダ111の内方端まで挿入されることにより、コネクタ106の端子部106aとプラグ116の端子ピン116aとが接続されて上記カードホルダ111に装着される。
【0006】
そして、カードホルダ111に装着された情報メモリーカード101は、コネクタ106のプラグ116への嵌合接続と、カード保持部113,114の支持によりカードホルダ111内に安定して保持されてなる。すなわち、情報メモリーカード101は、カード保持部113,114の立上り片117の先端側を載置板112と対向するように折曲して形成したカード支持片118により支持されることにより、載置板112からの浮き上がりが防止されて安定した状態でカードホルダ111に装着される。
【0007】
なお、カードホルダ111に装着された情報メモリーカード101は、カードホルダ111に設けられたエジェクト操作釦119が押圧操作されることによりカードホルダ111から突出操作され、カード挿脱口115から突出された部分を把持して引き抜くことによりカードホルダ111から外すことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来用いられている情報メモリーカードは、情報信号の記憶手段に集積回路チップを用いるものであるため、十分な記憶容量を確保することができない。
【0009】
そこで、本発明は、小型、薄型化を図り、上述したように構成された情報メモリーカードと互換性をもって使用することを可能となすとともに、記憶容量の増大を達成し得るディスクを記憶媒体に用いることにより、情報メモリーカードに比し十分に大きな記憶容量を保証し得るディスクドライブ装置及びこの装置を用いた情報機器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述したような目的を達成するため、本発明に係るディスクドライブ装置は、幅を54mm以下、厚さを10mm以下となし、長方形状をなす第1及び第2の主面部と周壁面を構成する側面部とを有し、直径54mm以下とするディスクが収納されるハウジングと、このハウジングの一方の短辺側の側面部であって、外部ホスト機器に設けられた挿入部へ挿入される上記ハウジングの挿入先端面の略前幅に亘って配設された上記外部ホスト機器と接続されるコネクタと、ハウジングの一方の主面部側に配設された上記ディスクを回転駆動させるディスク回転駆動手段と、ディスクに情報信号を記録し若しくはディスクに記録された情報信号を再生する記録再生手段と、ハウジングの一方の主面部側に配設され、記録再生手段をディスクの内外周に亘って移動操作させる記録再生手段の駆動手段とを備える。そして、ディスク回転駆動手段及び記録再生手段の駆動手段のうちの少なくともいずれか一方を駆動する駆動電流が供給される第2の回路基板が、ハウジング内の第1及び第2の主面部の少なくとも一方に沿って近接配置され、外部ホスト機器とのインターフェースを図るインターフェース回路が構成される第1の回路基板が、ハウジングの他方の主面部に配されている。この第1の回路基板は、コネクタと接続されている。
【0017】
【作用】
本発明に係るディスクドライブ装置は、ハウジングの一方の主面部側に、ディスク回転駆動手段と、記録再生手段と、この記録再生手段をディスクの内外周に亘って移動操作させる駆動手段と配置することにより、ハウジングの他方の主面部側に回路基板を配設するための空間が構成される。
【0018】
また、本発明に係る情報機器は、ディスクドライブ装置を収納する保持部の内部に設けられたコネクタと接続されるプラグとの接続を介してディスクドライブ装置との間で情報信号の授受が行われる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明に係るディスクドライブ装置及びこのディスクドライブ装置を用いた情報機器を図面を参照して説明する。
【0020】
本発明に係るディスクドライブ装置1は、図1、図2及び図4に示すように、長方形状に形成された装置本体を構成するハウジング2を備えている。このハウジング2は、当該ハウジング2の周壁部を構成するとともに、後述するハードディスク及びこのハードディスクを回転駆動させるディスク回転駆動機構並びに上記ハードディスクに対し情報信号を記録再生する情報信号記録再生機構等のディスクドライブ装置を構成するに必要な機構部及び記録媒体となる集積回路チップ等の収納部を構成するフレーム部3と、このフレーム部3の底面側の開口部を閉塞する薄板状の支持基板4と、フレーム部3の上面側の開口部を閉塞する薄板状の蓋板5とから構成されてなる。
【0021】
そして、フレーム部3の底面側に固定ネジ6を介してハウジング2の一方の主面部を構成する支持基板4が取付けられ、フレーム部3の上面側にハウジング2の他方の主面部を構成する蓋板5が接着剤等を用いて接合されることにより長方形状をなす一体のハウジング2が構成される。このハウジング2は、前述した情報メモリーカード101の幅(W)と同一若しくは情報メモリーカード101の幅(W)より小さい幅(W)をもって形成されている。すなわち、ハウジング2は、本実施例では略54mmの幅(W)をもって形成されている。また、その長さ(L)も情報メモリーカード101の長さ(L)と同一若しくは小さく形成されてなる。すなわち、ハウジング2は、本実施例では略85.6mmの長さ(L)をもって形成されている。このようにハウジング2は、平面の大きさを情報メモリーカード101と同一若しくは小さく形成されている。
【0022】
また、ハウジング2は、略9mm〜15mmの厚さに形成され、特に本実施例では10mm以下の厚さ(D)に形成されてなる。
【0023】
そして、ハウジング2の相対向する両側面6,7には、ハウジング2の長手方向の全長に亘って溝部8,9が設けられている。これら溝部8,9は、具体的にはハウジング2を構成するフレーム部3の相対向する側面を穿設することによって設けられてなる。
【0024】
ところで、各溝部8,9は、前述した情報メモリーカード101の厚さ(D)より十分に大きな厚さ(D)を有する本発明に係るディスクドライブ装置1を情報メモリーカード101が装着されるカードホルダ111への装着を許容するように設けられるものである。すなわち、各溝部8,9は、図1及び図2に示すように、ディスクドライブ装置1がハウジング2の他方の主面部を構成する蓋板5側をカードホルダ111の載置板112への載置面としてカードホルダ111に装着されるとき、このカードホルダ111のカード保持部113,114に形成されたカード支持片118の進入を許容し、ディスクドライブ装置1のカードホルダ111への装着を可能となすものである。従って、各溝部8,9は、ディスクドライブ装置1のカードホルダ111への挿入部分が情報メモリーカード101の厚さ(D)と略同一の厚さ(D)を有する位置に形成されてなる。すなわち、各溝部8,9は、ハウジング2の他方の主面部を構成する蓋板5側から略3.3mmの高さ位置に、一方の主面部を構成する蓋板5側に位置する一方の立上り縁8a,9aが位置するようにして形成されている
【0025】
なお、溝部8,9は、カード支持片118の進入を許容する幅及び深さをもって形成される。
【0026】
また、ハウジング2の一端部側であって、溝部8,9が形成された位置より蓋板5側に位置するようにして、情報メモリーカード101に設けられるコネクタ106と同一の大きさ及び構成を備えた多数の筒状の端子部10aを有するコネクタ10が設けられている。なお、コネクタ10は、図1及び図2に示すように、ハウジング1の一端部側の面の略全幅に亘って配設されている。
【0027】
上述のように構成されたディスクドライブ装置1のハウジング2の溝部8,9が形成された位置から蓋板5側に亘る部分は、前述した情報メモリーカード101と同様にカードホルダ111に配設されるプラグ116に接続されるコネクタ10を備え且つ全く同一の大きさに構成されてなる。
【0028】
上述したような外形形状を有するハウジング2内には、図3及び図4に示すように、ハウジング2を構成するフレーム部3により構成された収納部18を介して所望の情報信号が記録されるハードディスク11が収納されている。このハードディスク11は、幅(W)を54mm以下となすハウジング2内に収納されるに足る大きさのものが用いられてなるものであって、直径(R)を54mm以下となすものが用いられる。本実施例にあっては、50.8mmのハードディスク11がハウジング2に収納されてなる。
【0029】
上記ハードディスク11は、ハウジング2内に配設されるディスク回転駆動機構12を構成するディスク駆動モータ13に一体に支持され、このディスク回転駆動モータ13により直接回転駆動させられる。
【0030】
上記ハードディスク11を回転駆動するディスク駆動モータ13は、軸支持基板14に植立した支持軸15を備えている。この支持軸15を植立した軸支持基板14は、図4に示すように、ハウジング2を構成する支持基板4に穿設された開口部4aに嵌合させるようにして支持基板4に取付けられている。そして、支持軸15を介してディスク駆動モータ13を構成するロータ16が取付けられている。このロータ16は、支持軸15に対し回転自在となるようにベアリング17を介して支持され、その外周部にはロータマグネットが一体に取付けられている。このロータマグネットに対向され上記ロータマグネットと協動して回転駆動力を発生させる駆動電流が供給されるステータコイルは、支持基板4の内側面側に配設されるプリント回路基板20の一側面に設けられてなる。すなわち、ステータコイルは、プリント回路基板20の一側面にプリントコイルとして形成されてなる。
【0031】
このディスク駆動モータ13を駆動する駆動電流は、プリント回路基板20に形成された配線パターンを介してステータコイルに供給される。
【0032】
ところで、駆動モータ13を構成するロータ16の先端側には、ハードディスク11が中心孔21を介して嵌合されるディスク嵌合突部22が形成される。この嵌合突部22の基端側にディスク載置段部23が形成されている。そして、ハードディスク11は、ディスク嵌合突部22に中心孔21を嵌合させるとともに上記ディスク載置段部23上に載置されてロータ16上に配置される。このロータ16上に配置されたハードディスク11は、ディスク嵌合突部22に嵌合配設されるリング状のディスクハブ24により押圧支持されてロータ16に一体化され、このロータ16と同期して回転可能に支持される。
【0033】
また、ハウジング2を構成するフレーム部3により構成された収納部18内には、図3及び図4に示すように、ハードディスク11に対し情報信号を記録し、このハードディスク11に記録された情報信号を再生する情報信号記録再生機構25が収納されている。
【0034】
この情報信号記録再生機構25は、ハードディスク11の両主面にそれぞれ形成された信号記録領域の内外周に亘って移動操作される一対の磁気ヘッド26,27を備えている。これら磁気ヘッド26,27は、図4に示すように、支持基板4に植立されたアーム体支持軸28に回動可能に支持されたアーム支持体29に支持された一対のヘッド支持アーム30,31の先端に取付けられている。
【0035】
アーム支持体29を回動可能に支持するアーム支持体支持軸28は、支持基板4に固定ネジ32により固定されている。このアーム支持体支持軸28には、ベアリング33が嵌装され、このベアリング33を介してアーム支持体嵌合筒34が嵌合配設されている。このアーム支持体嵌合筒34に対しアーム支持体29が密嵌されることにより、このアーム支持体29は、アーム体支持軸28に対し回動可能に支持されてなる。
【0036】
そして、アーム支持体29の一側には、上下に並列して一対のアーム支持片35,36が突設されている。これらアーム支持片35,36には、一対のヘッド支持アーム30,31が、その基端側を固定ピン37により固定されてそれぞれ取付けられている。従って、一対のヘッド支持アーム30,31の先端にそれぞれ取付けられた磁気ヘッド26,27は、アーム支持体29を回動可能に支持するアーム支持体支持軸28を中心にして図3中矢印A方向及び矢印B方向に回動操作されることにより、ハードディスク11の両主面の信号記録領域の内外周に亘って移動操作される。
【0037】
また、アーム支持体29のアーム支持片35,36が突設された一側と対向する他側には、駆動コイル取付け片38が突設され、この駆動コイル取付け片38を介して、支持基板4上に配設されるマグネット39と共働してヘッド回動駆動部40を構成する駆動コイル41が取付けられている。この駆動コイル41には、ハウジング2内に延在されるフレキシブルプリント基板42を介して駆動電流が供給され、アーム支持体29をアーム支持体支持軸28を中心にして図3中矢印A方向及び矢印B方向に回動させ、一対のヘッド支持アーム30,31の先端の磁気ヘッド26,27をハードディスク11の両主面の信号記録領域の内外周に亘って移動操作する。
【0038】
そして、一対のヘッド支持アーム30,31を支持してなるアーム支持体29から突設された駆動コイル取付け片38の両側には、上記アーム支持体29の過剰回動を規制する押圧バネ43,44がそれぞれ配設されている。これら押圧バネ43,44は、アーム支持体29が回転駆動され、ヘッド支持アーム30,31先端の磁気ヘッド26,27がハードディスク11の内周側及び外周側に移動させれたときの過剰回動を規制し、磁気ヘッド26,27がハードディスク11の主面外方にまで回動されることを規制するものである。
【0039】
なお、ヘッド支持アーム30,31先端の磁気ヘッド26,27への記録情報信号の供給及びこれら磁気ヘッド26,27からの再生情報信号は、ヘッド支持アーム30,31上に延在され、フレキシブルプリント基板42に接続されたリード線45を介して行われる。
【0040】
ところで、ハウジング2内には、図4に示すように、このハウジング2内に配設されたディスク回転駆動機構12及び情報信号記録再生機構25の上面側を覆うようにして板金により形成された覆板46が配設されている。この覆板46は、ディスク回転駆動機構12を構成するディスクハブ24の上面側を支持し、ハードディスク11をロータ16に確実に一体化するとともに、情報信号記録再生機構25を構成する支持アーム体29のアーム体支持軸28からの脱落を防止するものである。すなわち、覆板46は、固定ネジ等を用いることなくハードディスク11をロータ16に一体化させ、且つアーム支持体29のアーム体支持軸28からの脱落を防止するものである。
【0041】
この覆板46は、ハウジング2を構成するフレーム部3の係止段部47に支持されるとともに、この装置の一方の主面を構成する蓋板5の内側面に配設される押え板48に突設された支持突片49によって押圧支持されている。
【0042】
なお、蓋板5は、フレーム部3の上端側外周囲に形成された嵌合段部50に周縁を接合させてハウジング2に一体化される。
【0043】
また、蓋板5とハウジング2内に配設される覆板46との間に形成される収納空間には、ディスク回転駆動機構12及び情報信号記録再生機構25の駆動制御回路や外部のコンピュータ部とのインターフェイスを図るインターフェイス回路等を構成する複数の集積回路チップ51を並列して搭載した第1の回路基板であるプリント回路基板52が配設されている。このプリント回路基板52に搭載される集積回路チップ51は、ハウジング2内の僅かな収納空間内に配設されるため高さが1.5mm以下の薄いものが用いられる。
【0044】
そして、集積回路チップ51を搭載したプリント回路基板52の一端側には、このディスクドライブ装置1をパーソナルコンピュータ等に接続させる際の接続部となるコネクタ10が接続されている。このプリント回路基板52に接続されたコネクタ10は、図1に示すように、筒状の端子部10aがハウジング2の一端面に臨まされ、図4に示すようにフレーム部3と蓋板5とによって挾持されてハウジング2内に配設されている。
【0045】
なお、プリント回路基板52とこの装置の一方の主面部を構成する支持基板4上に配設される第2の回路基板であるプリント回路基板20間は、これらプリント回路基板52,20にそれぞれ配設される回路基板接続用のコネクタ53及びコネクタピン54により電気的な接続が達成されている。また、磁気ヘッド26,27から引き出されたリード線45が接続されたフレキシブルプリント基板42は、集積回路チップ51を搭載したプリント回路基板52に接続される。
【0046】
上述のようにハウジング2内にハードディスク11及びこのハードディスク11を回転駆動させるディスク回転駆動機構12を内蔵させるとともに、上記ハードディスク11に対し情報信号の記録再生を行う情報信号記録再生機構25を内蔵させてなる本発明に係るディスクドライブ装置1は、ハウジング2の平面の大きさを従来用いられている情報メモリーカード101と同一若しくは小さく形成するとともに、情報メモリーカード101が装着されるカードホルダ111への装着を許容する溝部8,9を設け、さらに情報メモリーカード101に設けられるコネクタ106と同一のコネクタ10を情報メモリーカード101の厚さと略同一の厚さを有する溝部8,9と蓋板5間に臨ませて配設させてなるので、カードホルダ111に対し情報メモリーカード101と互換性をもって装着させることが可能である。
【0047】
すなわち、本発明に係るディスクドライブ装置1は、図5に示すように、ハウジング2の他方の主面部を構成する蓋板5側をカードホルダ111のカード載置板112への載置面となし、コネクタ10が取付けられた一端側をカードホルダ111への挿入端としてカード挿脱口115を介してカードホルダ111へ挿入すると、ハウジング2の両側に形成された溝部8,9にカード保持部113,114のカード支持片118,118が臨まされる。このとき、ディスクドライブ装置1は、溝部8,9が形成された部分から蓋板5側に亘る情報メモリーカード101と同一の大きさを有する部分がカードホルダ111に挿入され、溝部8,9が形成された部分から支持基板4に亘る部分がカード保持部113,114間の開放された部分からカードホルダ111の上方へ突出された状態となる。
【0048】
そして、コネクタ10が配設された一端側をカードホルダ111のカード挿脱口115に臨ませた状態からさらに上記カードホルダ111の内方に挿入すると、上記ディスクドライブ装置1は、図6に示すように、溝部8,9の部分がカード支持片118,118により支持され、溝部8,9が形成された部分から支持基板4に亘る部分がカード保持部113,114間から突出された状態となってカードホルダ111の所定装着位置に装着される。このとき、挿入端側のコネクタ10は、カードホルダ111の内方端に配設されたプラグ116に接続される。
【0049】
上述のように本発明に係るディスクドライブ装置1は、従来用いられている情報メモリーカード101が装着されるカードホルダ111に対し情報メモリーカード101と互換性をもって装着可能となる。
【0050】
従って、本発明に係るディスクドライブ装置1は、情報メモリーカード101が装着されるカードホルダ111をパーソナルコンピュータ等に設けることにより、このパーソナルコンピュータ等に対し情報メモリーカード101と互換性をもって装着可能となる。
【0051】
本発明に係るディスクドライブ装置1は、カードホルダ111が設けられたパーソナルコンピュータ等に装着されることにより、このパーソナルコンピュータ等との間で情報信号の授受が行われる情報機器を構成する。そして、ディスク回転駆動機構12が駆動されてハードディスク1が回転駆動を開始するとともに、情報信号記録再生機構25のヘッド回動駆動部40が駆動を開始して一対のヘッド支持アーム30,31が回動操作され、これらヘッド支持アーム30,31の先端の磁気ヘッド26,27が図3に示すハードディスク1の外周側に位置する初期位置から図7に示す内周側に移動操作されることにより、パーソナルコンピュータ等らの情報信号の記録が行われ、あるいはハードディスク1に記録された情報信号の読出し再生が行われる。
【0052】
【発明の効果】
上述したように本発明に係るディスクドライブ装置は、従来用いられている情報メモリーカードが装着されるカードホルダに対し互換性をもって装着することができ、そして記録媒体に極めて大きな記憶容量を保証することのできるディスクを用いてなるので、情報メモリーカードに比し十分に大きな記憶容量を確保することができ、このディスクドライブ装置を用いる情報機器の記憶容量の増大を図ることができる。
【0053】
しかも、ディスクドライブ装置を構成するハウジングの一方の主面部側に、ディスク回転駆動手段と、記録再生手段と、この記録再生手段をディスクの内外周に亘って移動操作させる駆動手段と配置することにより、ハウジングの他方の主面部側に回路基板を配設するための空間を構成することができるので、装置自体の薄型化を図りながら回路基板を効率よくハウジング内に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクドライブ装置を示す上面側からの斜視図である。
【図2】本発明に係るディスクドライブ装置を示す底面側からの斜視図である。
【図3】本発明に係るディスクドライブ装置の内部構造を示すものであって、磁気ヘッドがハードディスクの外周側位置に移動された状態を示す平面図である。
【図4】本発明に係るディスクドライブ装置の側断面図である。
【図5】本発明に係るディスクドライブ装置を情報メモリーカードが装着されるカードホルダに装着する状態を示す斜視図である。
【図6】本発明に係るディスクドライブ装置を情報メモリーカードが装着されるカードホルダに装着させた状態を示す斜視図である。
【図7】磁気ヘッドがハードディスクの内周側位置に移動された状態を示す平面図である。
【図8】従来用いられている情報メモリーカードを示す外観斜視図である。
【図9】上記情報メモリーカードの内部構造を示す斜視図である。
【図10】上記情報メモリーカードが装着されるカードホルダの一例を情報メモリーカードとともにに示す斜視図である。
【図11】上記情報メモリーカードを上記カードホルダに装着した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ディスクドライブ装置、 2 ハウジング、 3 フレーム部、 4 支持基板、 5 蓋板、 8,9 溝部、 10 コネクタ、 11 ハードディスク、 12 ディスク回転駆動機構、 13 ディスク駆動モータ、 25 情報信号記録再生機構、 26,27 磁気ヘッド、 29 アーム支持体、 30,31 ヘッド支持アーム、 40 ヘッド回転駆動機構、 51 集積回路チップ、 52 プリント回路基板

Claims (1)

  1. 幅を54mm以下、厚さを10mm以下となし、長方形状をなす第1及び第2の主面部と周壁面を構成する側面部とを有し、直径54mm以下とするディスクが収納されるハウジングと、
    上記ハウジングの一方の短辺側の側面部であって、外部ホスト機器に設けられた挿入部へ挿入される上記ハウジングの挿入先端面の略前幅に亘って配設された上記外部ホスト機器と接続されるコネクタと、
    上記ハウジングの一方の主面部側に配設された上記ディスクを回転駆動させるディスク回転駆動手段と、
    上記ディスクに情報信号を記録し若しくは上記ディスクに記録された情報信号を再生する記録再生手段と、
    上記ハウジングの一方の主面部側に配設され、上記記録再生手段を上記ディスクの内外周に亘って移動操作させる記録再生手段の駆動手段とを備え、
    上記ディスク回転駆動手段及び上記記録再生手段の上記駆動手段のうちの少なくともいずれか一方を駆動する駆動電流が供給される第2の回路基板が、上記ハウジング内の第1及び第2の主面部の少なくとも一方に沿って近接配置され、上記外部ホスト機器とのインターフェースを図るインターフェース回路が構成される第1の回路基板が、上記ハウジングの他方の主面部に配され、上記第1の回路基板は、上記コネクタと接続されていることを特徴とするディスクドライブ装置
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