JP2001189074A - ディスクドライブ装置及びこの装置を用いた情報機器 - Google Patents

ディスクドライブ装置及びこの装置を用いた情報機器

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JP2001189074A
JP2001189074A JP2000350108A JP2000350108A JP2001189074A JP 2001189074 A JP2001189074 A JP 2001189074A JP 2000350108 A JP2000350108 A JP 2000350108A JP 2000350108 A JP2000350108 A JP 2000350108A JP 2001189074 A JP2001189074 A JP 2001189074A
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶容量の増大を図りながら、装置自体の小
型、薄型化を図る。 【解決手段】 幅を54mm以下となし、長方形状をな
す第1及び第2の主面部と周壁面を構成する側面部とを
有し、直径を54mm以下とするディスクが収納される
ハウジング2の一方の主面部側に、ディスク回転駆動機
構12と、記録再生機構25と、この記録再生機構25
をディスクの内外周に亘って移動操作させるヘッド回動
駆動部40を配置することにより、ハウジング2の他方
の主面部側にプリント回路基板52を配設するための空
間を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの外部記
憶装置として用いられるディスクドライブ記憶装置及び
この装置を用いた情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラップトップ型やA4サイズの書
籍と平面形状を同一にする小型で軽量のパーソナルコン
ピュータが用いられている。この種のパーソナルコンピ
ュータは、機器本体の一層の小型化及び軽量化が要求さ
れるところである。この小型化及び軽量化の要求を満た
すため、外部記憶装置として従来広く用いられている
3.5インチのフロッピー(登録商標)ディスクを記憶
媒体に用いるディスクドライブ装置に代えて図8に示す
ような情報メモリーカード101が用いられるようにな
っている。
【0003】この情報メモリーカード101は、図9に
示すように、薄板状のカード本体102内にDRAMや
SRAM等の集積回路チップ103を搭載したプリント
回路基板104を内蔵させ、上記カード本体102のプ
リント回路基板104が載置される開放面側を薄板から
なる蓋板105で覆って構成されている。また、カード
本体102の一端側には、図8及び図9に示すように、
パーソナルコンピュータへの接続部となる多数の筒状の
端子部106aを有するコネクタ106が配設されてい
る。このように集積回路チップ103を内蔵し、パーソ
ナルコンピュータの外部記憶装置として用いられる情報
メモリーカード101は、長さ(L)を85.6m
m、幅(W)を54mm、厚さ(D)を3.3mm
とした方形の薄板状に形成されてなる。
【0004】このように形成された情報メモリーカード
101は、パーソナルコンピュータ内に配設されるカー
ドホルダ111に挿入装着されてコンピュータに接続さ
れる。このカードホルダ111は、例えば図10に示す
ようにカード載置板112の両側に上記情報メモリーカ
ード101の厚さ(D)に略対応する挿入空間
(H )を有する断面コ字状をなす一対のカード保持部
113,114が形成されている。なお、これらカード
保持部113,114間は、開放されている。
【0005】また、情報メモリーカード101が挿脱さ
れる前端面側のカード挿脱口115と対向する内方側の
端部には、上記情報メモリーカード101に設けられた
コネクタ106が電気的に接続される多数の端子ピン1
16aを有するプラグ116が配設されている。そし
て、情報メモリーカード101は、長手方向の両側をカ
ード保持部113,114に挿入係合させるようにして
カード挿脱口115を介してカードホルダ111に挿入
され、図11に示すように上記カードホルダ111の内
方端まで挿入されることにより、コネクタ106の端子
部106aとプラグ116の端子ピン116aとが接続
されて上記カードホルダ111に装着される。
【0006】そして、カードホルダ111に装着された
情報メモリーカード101は、コネクタ106のプラグ
116への嵌合接続と、カード保持部113,114の
支持によりカードホルダ111内に安定して保持されて
なる。すなわち、情報メモリーカード101は、カード
保持部113,114の立上り片117の先端側を載置
板112と対向するように折曲して形成したカード支持
片118により支持されることにより、載置板112か
らの浮き上がりが防止されて安定した状態でカードホル
ダ111に装着される。
【0007】なお、カードホルダ111に装着された情
報メモリーカード101は、カードホルダ111に設け
られたエジェクト操作釦119が押圧操作されることに
よりカードホルダ111から突出操作され、カード挿脱
口115から突出された部分を把持して引き抜くことに
よりカードホルダ111から外すことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来用いら
れている情報メモリーカードは、情報信号の記憶手段に
集積回路チップを用いるものであるため、十分な記憶容
量を確保することができない。
【0009】そこで、本発明は、小型、薄型化を図り、
上述したように構成された情報メモリーカードと互換性
をもって使用することを可能となすとともに、記憶容量
の増大を達成し得るディスクを記憶媒体に用いることに
より、情報メモリーカードに比し十分に大きな記憶容量
を保証し得るディスクドライブ装置及びこの装置を用い
た情報機器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を達成するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係るディスクドライブ装置は、幅を5
4mm以下となし、長方形状をなす第1及び第2の主面
部と周壁面を構成する側面部とを有し、直径を54mm
以下とするディスクが収納されるハウジングと、このハ
ウジングの一方の短辺側の側面部に配設された外部機器
との接続されるコネクタと、ハウジングの一方の主面部
側に配設されたディスクを回転駆動させるディスク回転
駆動手段と、ディスクに情報信号を記録し若しくはディ
スクに記録された情報信号を再生する記録再生手段と、
ハウジングの一方の主面部側に配設され、記録再生手段
をディスクの内外周に亘って移動操作させる記録再生手
段の駆動手段とを備える。
【0011】ここで、ハウジングの第1及び第2の主面
部の少なくとも一方に沿って回路基板が近接配設され
る。
【0012】また、記録再生手段は、ディスクの両面側
にそれぞれヘッド部を配している。
【0013】さらに、ディスク回転駆動手段は、ハウジ
ング内において、コネクタと記録再生手段の駆動手段と
の間に配されている。
【0014】さらに、ハウジング内に配されるディスク
回転駆動手段及び記録再生手段と上記ハウジングの他方
の主面部との空間に、上記ディスク回転駆動手段及び上
記記録再生手段の駆動手段の少なくともいずれか一方を
制御する制御回路及び外部機器とのインターフェースを
図るインターフェース回路を配する。
【0015】さらにまた、ハウジングの内部であって上
記ハウジングの一方の主面部の近傍に、ディスク回転駆
動手段及び記録再生手段の駆動手段の少なくともいずれ
か一方の駆動コイルが搭載された第2の回路基板を配置
する。
【0016】また、本発明に係る情報機器は、上記ディ
スクドライブ装置を収納する保持部と、この保持部の内
部に設けられ、上記コネクタと接続されるプラグとを有
し、上記ディスクドライブ装置との間で情報信号の授受
を行う。
【0017】
【作用】本発明に係るディスクドライブ装置は、ハウジ
ングの一方の主面部側に、ディスク回転駆動手段と、記
録再生手段と、この記録再生手段をディスクの内外周に
亘って移動操作させる駆動手段と配置することにより、
ハウジングの他方の主面部側に回路基板を配設するため
の空間が構成される。
【0018】また、本発明に係る情報機器は、ディスク
ドライブ装置を収納する保持部の内部に設けられたコネ
クタと接続されるプラグとの接続を介してディスクドラ
イブ装置との間で情報信号の授受が行われる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係るディスクドライブ装置及
びこのディスクドライブ装置を用いた情報機器を図面を
参照して説明する。
【0020】本発明に係るディスクドライブ装置1は、
図1、図2及び図4に示すように、長方形状に形成され
た装置本体を構成するハウジング2を備えている。この
ハウジング2は、当該ハウジング2の周壁部を構成する
とともに、後述するハードディスク及びこのハードディ
スクを回転駆動させるディスク回転駆動機構並びに上記
ハードディスクに対し情報信号を記録再生する情報信号
記録再生機構等のディスクドライブ装置を構成するに必
要な機構部及び記録媒体となる集積回路チップ等の収納
部を構成するフレーム部3と、このフレーム部3の底面
側の開口部を閉塞する薄板状の支持基板4と、フレーム
部3の上面側の開口部を閉塞する薄板状の蓋板5とから
構成されてなる。
【0021】そして、フレーム部3の底面側に固定ネジ
6を介してハウジング2の一方の主面部を構成する支持
基板4が取付けられ、フレーム部3の上面側にハウジン
グ2の他方の主面部を構成する蓋板4が接着剤等を用い
て接合されることにより長方形状をなす一体のハウジン
グ2が構成される。このハウジング2は、前述した情報
メモリーカード101の幅(W)と同一若しくは情報
メモリーカード101の幅(W)より小さい幅
(W)をもって形成されている。すなわち、ハウジン
グ2は、本実施例では略54mmの幅(W)をもって
形成されている。また、その長さ(L)も情報メモリ
ーカード101の長さ(L)と同一若しくは小さく形
成されてなる。すなわち、ハウジング2は、本実施例で
は略85.6mmの長さ(L)をもって形成されてい
る。このようにハウジング2は、平面の大きさを情報メ
モリーカード101と同一若しくは小さく形成されてい
る。
【0022】また、ハウジング2は、略9mm〜15m
mの厚さに形成され、特に本実施例では10mm以下の
厚さ(D)に形成されてなる。
【0023】そして、ハウジング2の相対向する両側面
6,7には、ハウジング2の長手方向の全長に亘って溝
部8,9が設けられている。これら溝部8,9は、具体
的にはハウジング2を構成するフレーム部3の相対向す
る側面を穿設することによって設けられてなる。
【0024】ところで、各溝部8,9は、前述した情報
メモリーカード101の厚さ(D)より十分に大きな
厚さ(D)を有する本発明に係るディスクドライブ装
置1を情報メモリーカード101が装着されるカードホ
ルダ111への装着を許容するように設けられるもので
ある。すなわち、各溝部8,9は、図1及び図2に示す
ように、ディスクドライブ装置1が一方の主面である蓋
板5側をカードホルダ111の載置板112への載置面
としてカードホルダ111に装着されるとき、このカー
ドホルダ111のカード保持部113,114に形成さ
れたカード支持片118の進入を許容し、ディスクドラ
イブ装置1のカードホルダ111への装着を可能となす
ものである。従って、各溝部8,9は、ディスクドライ
ブ装置1のカードホルダ111への挿入部分が情報メモ
リーカード101の厚さ(D)と略同一の厚さ
(D)を有する位置に形成されてなる。すなわち、各
溝部8,9は、ハウジング2の他方の主面部を構成する
蓋板5側から略3.3mmの高さ位置に、一方の主面部
を構成する蓋板5側に位置する一方の立上り縁8a,9
aが位置するようにして形成されてなる。
【0025】なお、溝部8,9は、カード支持片118
の進入を許容する幅及び深さをもって形成される。
【0026】また、ハウジング2の一端部側であって、
溝部8,9が形成された位置より蓋板5側に位置するよ
うにして、情報メモリーカード101に設けられるコネ
クタ106と同一の大きさ及び構成を備えた多数の筒状
の端子部10aを有するコネクタ10が設けられてい
る。
【0027】上述のように構成されたディスクドライブ
装置1のハウジング2の溝部8,9が形成された位置か
ら蓋板5側に亘る部分は、前述した情報メモリーカード
101と同様にカードホルダ111に配設されるプラグ
116に接続されるコネクタ10を備え且つ全く同一の
大きさに構成されてなる。
【0028】上述したような外形形状を有するハウジン
グ2内には、図3及び図4に示すように、ハウジング2
を構成するフレーム部3により構成された収納部18を
介して所望の情報信号が記録されるハードディスク11
が収納されている。このハードディスク11は、幅(W
)を54mm以下となすハウジング2内に収納される
に足る大きさのものが用いられてなるものであって、直
径(R)を54mm以下となすものが用いられる。本実
施例にあっては、50.8mmのハードディスク11が
ハウジング2に収納されてなる。
【0029】上記ハードディスク11は、ハウジング2
内に配設されるディスク回転駆動機構12を構成するデ
ィスク駆動モータ13に一体に支持され、このディスク
回転駆動モータ13により直接回転駆動させられる。
【0030】上記ハードディスク11を回転駆動するデ
ィスク駆動モータ13は、軸支持基板14に植立した支
持軸15を備えている。この支持軸15を植立した軸支
持基板14は、図4に示すように、ハウジング2を構成
する支持基板4に穿設された開口部4aに嵌合させるよ
うにして支持基板4に取付けられている。そして、支持
軸15を介してディスク駆動モータ13を構成するロー
タ16が取付けられている。このロータ16は、支持軸
15に対し回転自在となるようにベアリング17を介し
て支持され、その外周部にはロータマグネットが一体に
取付けられている。このロータマグネットに対向され上
記ロータマグネットと協動して回転駆動力を発生させる
駆動電流が供給されるステータコイルは、支持基板4の
内側面側に配設されるプリント回路基板20の一側面に
設けられてなる。すなわち、ステータコイルは、プリン
ト回路基板20の一側面にプリントコイルとして形成さ
れてなる。
【0031】このディスク駆動モータ13を駆動する駆
動電流は、プリント回路基板20に形成された配線パタ
ーンを介してステータコイルに供給される。
【0032】ところで、駆動モータ13を構成するロー
タ16の先端側には、ハードディスク11が中心孔21
を介して嵌合されるディスク嵌合突部22が形成され
る。この嵌合突部22の基端側にディスク載置段部23
が形成されている。そして、ハードディスク11は、デ
ィスク嵌合突部22に中心孔21を嵌合させるとともに
上記ディスク載置段部23上に載置されてロータ16上
に配置される。このロータ16上に配置されたハードデ
ィスク11は、ディスク嵌合突部22に嵌合配設される
リング状のディスクハブ24により押圧支持されてロー
タ16に一体化され、このロータ16と同期して回転可
能に支持される。
【0033】また、ハウジング2を構成するフレーム部
3により構成された収納部18内には、図3及び図4に
示すように、ハードディスク11に対し情報信号を記録
し、このハードディスク11に記録された情報信号を再
生する情報信号記録再生機構25が収納されている。
【0034】この情報信号記録再生機構25は、ハード
ディスク11の両主面にそれぞれ形成された信号記録領
域の内外周に亘って移動操作される一対の磁気ヘッド2
6,27を備えている。これら磁気ヘッド26,27
は、図4に示すように、支持基板4に植立されたアーム
体支持軸28に回動可能に支持されたアーム支持体29
に支持された一対のヘッド支持アーム30,31の先端
に取付けられている。
【0035】アーム支持体29を回動可能に支持するア
ーム支持体支持軸28は、支持基板4に固定ネジ32に
より固定されている。このアーム支持体支持軸28に
は、ベアリング33が嵌装され、このベアリング33を
介してアーム支持体嵌合筒34が嵌合配設されている。
このアーム支持体嵌合筒34に対しアーム支持体29が
密嵌されることにより、このアーム支持体29は、アー
ム体支持軸28に対し回動可能に支持されてなる。
【0036】そして、アーム支持体29の一側には、上
下に並列して一対のアーム支持片35,36が突設され
ている。これらアーム支持片35,36には、一対のヘ
ッド支持アーム30,31が、その基端側を固定ピン3
7により固定されてそれぞれ取付けられている。従っ
て、一対のヘッド支持アーム30,31の先端にそれぞ
れ取付けられた磁気ヘッド26,27は、アーム支持体
29を回動可能に支持するアーム支持体支持軸28を中
心にして図3中矢印A方向及び矢印B方向に回動操作さ
れることにより、ハードディスク11の両主面の信号記
録領域の内外周に亘って移動操作される。
【0037】また、アーム支持体29のアーム支持片3
5,36が突設された一側と対向する他側には、駆動コ
イル取付け片38が突設され、この駆動コイル取付け片
38を介して、支持基板4上に配設されるマグネット3
9と共働してヘッド回動駆動部40を構成する駆動コイ
ル41が取付けられている。この駆動コイル41には、
ハウジング2内に延在されるフレキシブルプリント基板
42を介して駆動電流が供給され、アーム支持体29を
アーム支持体支持軸28を中心にして図3中矢印A方向
及び矢印B方向に回動させ、一対のヘッド支持アーム3
0,31の先端の磁気ヘッド26,27をハードディス
ク11の両主面の信号記録領域の内外周に亘って移動操
作する。
【0038】そして、一対のヘッド支持アーム30,3
1を支持してなるアーム支持体29から突設された駆動
コイル取付け片38の両側には、上記アーム支持体29
の過剰回動を規制する押圧バネ43,44がそれぞれ配
設されている。これら押圧バネ43,44は、アーム支
持体29が回転駆動され、ヘッド支持アーム30,31
先端の磁気ヘッド26,27がハードディスク11の内
周側及び外周側に移動させれたときの過剰回動を規制
し、磁気ヘッド26,27がハードディスク11の主面
外方にまで回動されることを規制するものである。
【0039】なお、ヘッド支持アーム30,31先端の
磁気ヘッド26,27への記録情報信号の供給及びこれ
ら磁気ヘッド26,27からの再生情報信号は、ヘッド
支持アーム30,31上に延在され、フレキシブルプリ
ント基板42に接続されたリード線45を介して行われ
る。
【0040】ところで、ハウジング2内には、図4に示
すように、このハウジング2内に配設されたディスク回
転駆動機構12及び情報信号記録再生機構25の上面側
を覆うようにして板金により形成された覆板46が配設
されている。この覆板46は、ディスク回転駆動機構1
2を構成するディスクハブ24の上面側を支持し、ハー
ドディスク11をロータ16に確実に一体化するととも
に、情報信号記録再生機構25を構成する支持アーム体
29のアーム体支持軸28からの脱落を防止するもので
ある。すなわち、覆板46は、固定ネジ等を用いること
なくハードディスク11をロータ16に一体化させ、且
つアーム支持体29のアーム体支持軸28からの脱落を
防止するものである。
【0041】この覆板46は、ハウジング2を構成する
フレーム部3の係止段部47に支持されるとともに、こ
の装置の一方の主面を構成する蓋板5の内側面に配設さ
れる押え板48に突設された支持突片49によって押圧
支持されている。
【0042】なお、蓋板5は、フレーム部3の上端側外
周囲に形成された嵌合段部50に周縁を接合させてハウ
ジング2に一体化される。
【0043】また、蓋板5とハウジング2内に配設され
る覆板46との間に形成される収納空間には、ディスク
回転駆動機構12及び情報信号記録再生機構25の駆動
制御回路や外部のコンピュータ部とのインターフェイス
を図るインターフェイス回路等を構成する複数の集積回
路チップ51を並列して搭載した第1の回路基板である
プリント回路基板52が配設されている。このプリント
回路基板52に搭載される集積回路チップ51は、ハウ
ジング2内の僅かな収納空間内に配設されるため高さが
1.5mm以下の薄いものが用いられる。
【0044】そして、集積回路チップ51を搭載したプ
リント回路基板52の一端側には、このディスクドライ
ブ装置1をパーソナルコンピュータ等に接続させる際の
接続部となるコネクタ10が接続されている。このプリ
ント回路基板52に接続されたコネクタ10は、図1に
示すように、筒状の端子部10aがハウジング2の一端
面に臨まされ、図4に示すようにフレーム部3と蓋板5
とによって挾持されてハウジング2内に配設されてい
る。
【0045】なお、プリント回路基板52とこの装置の
他方の主面を構成する支持基板4上に配設される第2の
回路基板であるプリント回路基板20間は、これらプリ
ント回路基板52,20にそれぞれ配設される回路基板
接続用のコネクタ53及びコネクタピン54により電気
的な接続が達成されている。また、磁気ヘッド26,2
7から引き出されたリード線45が接続されたフレキシ
ブルプリント基板42は、集積回路チップ51を搭載し
たプリント回路基板52に接続される。
【0046】上述のようにハウジング2内にハードディ
スク11及びこのハードディスク11を回転駆動させる
ディスク回転駆動機構12を内蔵させるとともに、上記
ハードディスク11に対し情報信号の記録再生を行う情
報信号記録再生機構25を内蔵させてなる本発明に係る
ディスクドライブ装置1は、ハウジング2の平面の大き
さを従来用いられている情報メモリーカード101と同
一若しくは小さく形成するとともに、情報メモリーカー
ド101が装着されるカードホルダ111への装着を許
容する溝部8,9を設け、さらに情報メモリーカード1
01に設けられるコネクタ106と同一のコネクタ10
を情報メモリーカード101の厚さと略同一の厚さを有
する溝部8,9と蓋板5間に臨ませて配設させてなるの
で、カードホルダ111に対し情報メモリーカード10
1と互換性をもって装着させることが可能である。
【0047】すなわち、本発明に係るディスクドライブ
装置1は、図5に示すように、一方の主面である蓋板5
側をカードホルダ111のカード載置板112への載置
面となし、コネクタ10が取付けられた一端側をカード
ホルダ111への挿入端としてカード挿脱口115を介
してカードホルダ111へ挿入すると、ハウジング2の
両側に形成された溝部8,9にカード保持部113,1
14のカード支持片118,118が臨まされる。この
とき、ディスクドライブ装置1は、溝部8,9が形成さ
れた部分から蓋板5側に亘る情報メモリーカード101
と同一の大きさを有する部分がカードホルダ111に挿
入され、溝部8,9が形成された部分から支持基板4に
亘る部分がカード保持部113,114間の開放された
部分からカードホルダ111の上方へ突出された状態と
なる。
【0048】そして、コネクタ10が配設された一端側
をカードホルダ111のカード挿脱口115に臨ませた
状態からさらに上記カードホルダ111の内方に挿入す
ると、上記ディスクドライブ装置1は、図6に示すよう
に、溝部8,9の部分がカード支持片118,118に
より支持され、溝部8,9が形成された部分から支持基
板4に亘る部分がカード保持部113,114間から突
出された状態となってカードホルダ111の所定装着位
置に装着される。このとき、挿入端側のコネクタ10
は、カードホルダ111の内方端に配設されたプラグ1
16に接続される。
【0049】上述のように本発明に係るディスクドライ
ブ装置1は、従来用いられている情報メモリーカード1
01が装着されるカードホルダ111に対し情報メモリ
ーカード101と互換性をもって装着可能となる。
【0050】従って、本発明に係るディスクドライブ装
置1は、情報メモリーカード101が装着されるカード
ホルダ111をパーソナルコンピュータ等に設けること
により、このパーソナルコンピュータ等に対し情報メモ
リーカード101と互換性をもって装着可能となる。
【0051】本発明に係るディスクドライブ装置1は、
カードホルダ111が設けられたパーソナルコンピュー
タ等に装着されることにより、このパーソナルコンピュ
ータ等との間で情報信号の授受が行われる情報機器を構
成する。そして、ディスク回転駆動機構12が駆動され
てハードディスク1が回転駆動を開始するとともに、情
報信号記録再生機構25のヘッド回動駆動部40が駆動
を開始して一対のヘッド支持アーム30,31が回動操
作され、これらヘッド支持アーム30,31の先端の磁
気ヘッド26,27が図3に示すハードディスク1の外
周側に位置する初期位置から図7に示す内周側に移動操
作されることにより、パーソナルコンピュータ等らの情
報信号の記録が行われ、あるいはハードディスク1に記
録された情報信号の読出し再生が行われる。
【0052】
【発明の効果】上述したように本発明に係るディスクド
ライブ装置は、従来用いられている情報メモリーカード
が装着されるカードホルダに対し互換性をもって装着す
ることができ、そして記録媒体に極めて大きな記憶容量
を保証することのできるディスクを用いてなるので、情
報メモリーカードに比し十分に大きな記憶容量を確保す
ることができ、このディスクドライブ装置を用いる情報
機器の記憶容量の増大を図ることができる。
【0053】しかも、ディスクドライブ装置を構成する
ハウジングの一方の主面部側に、ディスク回転駆動手段
と、記録再生手段と、この記録再生手段をディスクの内
外周に亘って移動操作させる駆動手段と配置することに
より、ハウジングの他方の主面部側に回路基板を配設す
るための空間を構成することができるので、装置自体の
薄型化を図りながら回路基板を効率よくハウジング内に
配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクドライブ装置を示す上面
側からの斜視図である。
【図2】本発明に係るディスクドライブ装置を示す底面
側からの斜視図である。
【図3】本発明に係るディスクドライブ装置の内部構造
を示すものであって、磁気ヘッドがハードディスクの外
周側位置に移動された状態を示す平面図である。
【図4】本発明に係るディスクドライブ装置の側断面図
である。
【図5】本発明に係るディスクドライブ装置を情報メモ
リーカードが装着されるカードホルダに装着する状態を
示す斜視図である。
【図6】本発明に係るディスクドライブ装置を情報メモ
リーカードが装着されるカードホルダに装着させた状態
を示す斜視図である。
【図7】磁気ヘッドがハードディスクの内周側位置に移
動された状態を示す平面図である。
【図8】従来用いられている情報メモリーカードを示す
外観斜視図である。
【図9】上記情報メモリーカードの内部構造を示す斜視
図である。
【図10】上記情報メモリーカードが装着されるカード
ホルダの一例を情報メモリーカードとともにに示す斜視
図である。
【図11】上記情報メモリーカードを上記カードホルダ
に装着した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ディスクドライブ装置、 2 ハウジング、 3
フレーム部、 4 支持基板、 5 蓋板、 8,9
溝部、 10 コネクタ、 11 ハードディスク、
12 ディスク回転駆動機構、 13 ディスク駆動モ
ータ、 25情報信号記録再生機構、 26,27 磁
気ヘッド、 29 アーム支持体、30,31 ヘッド
支持アーム、 40 ヘッド回転駆動機構、 51 集
積回路チップ、 52 プリント回路基板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅を54mm以下となし、長方形状をな
    す第1及び第2の主面部と周壁面を構成する側面部とを
    有し、直径を54mm以下とするディスクが収納される
    ハウジングと、 上記ハウジングの一方の短辺側の側面部に配設された外
    部機器と接続されるコネクタと、 上記ハウジングの一方の主面部側に配設された上記ディ
    スクを回転駆動させるディスク回転駆動手段と、 上記ディスクに情報信号を記録し若しくは上記ディスク
    に記録された情報信号を再生する記録再生手段と、 上記ハウジングの一方の主面部側に配設され、上記記録
    再生手段を上記ディスクの内外周に亘って移動操作させ
    る記録再生手段の駆動手段とを備えてなるディスクドラ
    イブ装置。
  2. 【請求項2】 上記ハウジングの第1及び第2の主面部
    の少なくとも一方に沿って回路基板が近接配設された請
    求項1記載のディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 上記記録再生手段は、上記ディスクの両
    面側にそれぞれヘッド部を配してなる請求項1記載のデ
    ィスクドライブ装置。
  4. 【請求項4】 上記ディスク回転駆動手段は、上記コネ
    クタと上記記録再生手段の駆動手段との間に配されてな
    る請求項1記載のディスクドライブ装置。
  5. 【請求項5】 上記ディスク回転駆動手段及び上記記録
    再生手段と上記ハウジングの他方の主面部との空間に、
    上記ディスク回転駆動手段及び上記記録再生手段の駆動
    手段の少なくともいずれか一方を制御する制御回路及び
    外部機器とのインターフェースを図るインターフェース
    回路が配されている請求項1記載のディスクドライブ装
    置。
  6. 【請求項6】 上記ディスク回転駆動手段及び上記記録
    再生手段の駆動手段の少なくともいずれか一方の駆動コ
    イルが搭載され、上記ハウジングの内部であって上記ハ
    ウジングの上記一方の主面部の近傍に配置された第2の
    回路基板を有する請求項1記載のディスクドライブ装
    置。
  7. 【請求項7】 幅を54mm以下となし、長方形状をな
    す第1及び第2の主面部と周壁面を構成する側面部とを
    有し、直径を54mm以下とするディスクが収納される
    ハウジングと、 上記ハウジングの一方の短辺側の側面部に配設された外
    部機器と接続されるコネクタと、 上記ハウジングの一方の主面部側に配設された上記ディ
    スクを回転駆動させるディスク回転駆動手段と、 上記ディスクに情報信号を記録し若しくは上記ディスク
    に記録された情報信号を再生する記録再生手段と、 上記ハウジングの一方の主面部側に配設され、上記記録
    再生手段を上記ディスクの内外周に亘って移動操作させ
    る記録再生手段の駆動手段とを有するディスクドライブ
    装置を収納する保持部と、 上記保持部の内部に設けられ、上記コネクタと接続され
    るプラグとを有し、上記ディスクドライブ装置との間で
    情報信号の授受を行う情報機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004081942A1 (ja) * 2003-03-14 2004-09-23 Fujitsu Limited 記録ディスク駆動装置およびそのハウジング

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