JP2001005363A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2001005363A JP2001005363A JP11174204A JP17420499A JP2001005363A JP 2001005363 A JP2001005363 A JP 2001005363A JP 11174204 A JP11174204 A JP 11174204A JP 17420499 A JP17420499 A JP 17420499A JP 2001005363 A JP2001005363 A JP 2001005363A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer belt
- image forming
- transfer
- driving force
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カラートナー像を得る多色画像形成装置の感
光体および転写ベルト(または中間転写ベルト)の駆動
速度制御機構を提供する。 【構成】 感光体と転写ベルト(または中間転写ベル
ト)との間での駆動力を、感光体および転写ベルトの幅
方向両端部にそれぞれ設けられた駆動力伝達部での接触
によって伝達させ、感光体の、駆動力伝達部における周
長とトナー像形成面における周長とを異ならせ、かつ、
上記転写ベルトの、駆動力伝達部における周長と転写材
搬送面における周長とを異ならせたことを特徴とする。
光体および転写ベルト(または中間転写ベルト)の駆動
速度制御機構を提供する。 【構成】 感光体と転写ベルト(または中間転写ベル
ト)との間での駆動力を、感光体および転写ベルトの幅
方向両端部にそれぞれ設けられた駆動力伝達部での接触
によって伝達させ、感光体の、駆動力伝達部における周
長とトナー像形成面における周長とを異ならせ、かつ、
上記転写ベルトの、駆動力伝達部における周長と転写材
搬送面における周長とを異ならせたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体に形成した
複数の異色トナー像を、転写ベルトによって搬送される
転写材上に転写することにより、もしくは中間転写ベル
トに重ねて転写することにより、カラートナー像を得る
多色画像形成装置に係わり、特にそのような多色画像形
成装置に用いられる感光体および転写ベルト(または中
間転写ベルト)の駆動速度制御機構に関する。
複数の異色トナー像を、転写ベルトによって搬送される
転写材上に転写することにより、もしくは中間転写ベル
トに重ねて転写することにより、カラートナー像を得る
多色画像形成装置に係わり、特にそのような多色画像形
成装置に用いられる感光体および転写ベルト(または中
間転写ベルト)の駆動速度制御機構に関する。
【0002】
【従来の技術】感光体および転写部材(転写ベルトや中
間転写ベルト)の一方がドラム形態、他方がベルト形態
であるカラー複写機等においては、従来では、感光体お
よび転写部材の回転周速が等しくなるように、これらの
同期制御を行うことが一般的であった。
間転写ベルト)の一方がドラム形態、他方がベルト形態
であるカラー複写機等においては、従来では、感光体お
よび転写部材の回転周速が等しくなるように、これらの
同期制御を行うことが一般的であった。
【0003】特に、特開平9−28176号公報では、
中間転写ベルトの搬送力を摩擦によって複数の感光体ド
ラムに伝達し、中間転写ベルトおよび感光体ドラムを等
しい周速でもって同期して駆動回転する構成が開示され
ている。上記公報記載の構成によれば、駆動系として中
間転写ベルト用の駆動モータのみで感光体ドラムをも駆
動できるため、部品点数の削減等によりコスト面で有利
となる。
中間転写ベルトの搬送力を摩擦によって複数の感光体ド
ラムに伝達し、中間転写ベルトおよび感光体ドラムを等
しい周速でもって同期して駆動回転する構成が開示され
ている。上記公報記載の構成によれば、駆動系として中
間転写ベルト用の駆動モータのみで感光体ドラムをも駆
動できるため、部品点数の削減等によりコスト面で有利
となる。
【0004】一方、実公平6−43813号公報や特許
第2743359号公報の開示によれば、感光体および
転写ベルトの回転周速が等しくなるように同期をとるこ
とは、画像形成上、必ずしも好ましいことではないとさ
れている。すなわち、感光体と転写ベルトとの相対速度
差がゼロであれば、転写ベルトを感光体に押し当てる圧
力が強くなり、トナー像が感光体表面に強固に付着する
ため、転写材上に転写されるトナー像において、転写中
抜けが発生し易いといった問題が発生することが指摘さ
れている。
第2743359号公報の開示によれば、感光体および
転写ベルトの回転周速が等しくなるように同期をとるこ
とは、画像形成上、必ずしも好ましいことではないとさ
れている。すなわち、感光体と転写ベルトとの相対速度
差がゼロであれば、転写ベルトを感光体に押し当てる圧
力が強くなり、トナー像が感光体表面に強固に付着する
ため、転写材上に転写されるトナー像において、転写中
抜けが発生し易いといった問題が発生することが指摘さ
れている。
【0005】このようなことから、上記実公平6−43
813号公報や特許第2743359号公報では、感光
体および転写ベルトの回転周速を微小に異ならせること
によって、転写ベルトを感光体に押し当てる圧力を適度
に分散させ、上記中抜けを防止することが提案されてい
る。
813号公報や特許第2743359号公報では、感光
体および転写ベルトの回転周速を微小に異ならせること
によって、転写ベルトを感光体に押し当てる圧力を適度
に分散させ、上記中抜けを防止することが提案されてい
る。
【0006】しかしながら、上記構成の場合、感光体お
よび転写ベルトの回転周速を異ならせるために、これら
を独立に駆動することが必要となり、高価なステッピン
グモータを複数個使用することによるコストアップ、制
御系の複雑化などの問題が生じる。多段階の変則ギアを
用いて、1個の駆動源からの駆動力を感光体および転写
ベルトに伝達し、これらの回転周速を異ならせることも
可能であるが、この場合も、部品点数の増加によるコス
トアップや、装置の大型化等の問題がある。
よび転写ベルトの回転周速を異ならせるために、これら
を独立に駆動することが必要となり、高価なステッピン
グモータを複数個使用することによるコストアップ、制
御系の複雑化などの問題が生じる。多段階の変則ギアを
用いて、1個の駆動源からの駆動力を感光体および転写
ベルトに伝達し、これらの回転周速を異ならせることも
可能であるが、この場合も、部品点数の増加によるコス
トアップや、装置の大型化等の問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであって、多段階の変速ギアの使用
や、ステッピングモータの多用による独立した回転制御
等の複雑、かつ高価な構成を採用することなく、単純で
簡易な構成によって感光体と転写部材との間に適度の回
転周速の差を生じせしめ、高精細で良質のカラー画像を
得ることのできる画像形成装置を提供することを目的と
する。
みてなされたものであって、多段階の変速ギアの使用
や、ステッピングモータの多用による独立した回転制御
等の複雑、かつ高価な構成を採用することなく、単純で
簡易な構成によって感光体と転写部材との間に適度の回
転周速の差を生じせしめ、高精細で良質のカラー画像を
得ることのできる画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、1以上のドラ
ム状の感光体と、転写部材として該感光体に接触しつつ
回動する無端体状の転写ベルトとを有し、上記感光体に
形成されたトナー像を上記転写ベルトによって搬送され
る転写材上に順次重ね合わせてカラートナー像を形成す
る画像形成装置において、上記感光体および転写ベルト
は、該転写ベルトを張架する複数のプーリの内のいずれ
か、もしくは上記感光体のいずれかを駆動させる駆動源
により駆動され、上記感光体と転写ベルトとの間での駆
動力は、上記感光体および転写ベルトの幅方向両端部に
それぞれ設けられた駆動力伝達部での接触によって伝達
されると共に、上記感光体の、駆動力伝達部における周
長とトナー像形成面における周長とが異なり、かつ、そ
れに対応して、上記転写ベルトの、駆動力伝達部におけ
る周長と転写材搬送面における周長とが異なることを特
徴とする画像形成装置を提供するものである。
ム状の感光体と、転写部材として該感光体に接触しつつ
回動する無端体状の転写ベルトとを有し、上記感光体に
形成されたトナー像を上記転写ベルトによって搬送され
る転写材上に順次重ね合わせてカラートナー像を形成す
る画像形成装置において、上記感光体および転写ベルト
は、該転写ベルトを張架する複数のプーリの内のいずれ
か、もしくは上記感光体のいずれかを駆動させる駆動源
により駆動され、上記感光体と転写ベルトとの間での駆
動力は、上記感光体および転写ベルトの幅方向両端部に
それぞれ設けられた駆動力伝達部での接触によって伝達
されると共に、上記感光体の、駆動力伝達部における周
長とトナー像形成面における周長とが異なり、かつ、そ
れに対応して、上記転写ベルトの、駆動力伝達部におけ
る周長と転写材搬送面における周長とが異なることを特
徴とする画像形成装置を提供するものである。
【0009】以上の構成であり、本発明による画像形成
装置では、感光体および転写部材として転写ベルトの双
方の幅方向両端部を駆動力伝達部として利用するという
簡易な構成により、感光体本体の周速度と転写ベルト本
体の周速度との間に相対速度差を生じせしめることが可
能となり、これにより転写時の中抜け防止を効果的に図
ることができる。同時に、1個の駆動用モータによっ
て、感光体および転写ベルトの駆動が可能となるため、
部品点数の削減、駆動系制御の簡素化など、設計上の合
理化を図ることが可能となる。
装置では、感光体および転写部材として転写ベルトの双
方の幅方向両端部を駆動力伝達部として利用するという
簡易な構成により、感光体本体の周速度と転写ベルト本
体の周速度との間に相対速度差を生じせしめることが可
能となり、これにより転写時の中抜け防止を効果的に図
ることができる。同時に、1個の駆動用モータによっ
て、感光体および転写ベルトの駆動が可能となるため、
部品点数の削減、駆動系制御の簡素化など、設計上の合
理化を図ることが可能となる。
【0010】さらに、駆動力伝達部を感光体および転写
ベルトの幅方向両端部、すなわち、画像形成に係わる領
域外に設けるので、感光体表面、転写ベルトの用紙搬送
面等への攻撃性が低下し、耐久性が向上し、画質への攪
乱が減少するので、長期に亘り良好な画像形成が可能と
なる。 なお、本発明の上記画像形成装置における特徴
的構成は、転写ベルトの代わりに感光体に形成されるト
ナー像を順次重ね合わせて形成されるカラートナー像を
転写材上に一括転写する中間転写ベルトを転写部材とし
て用いた装置にも適用することができ、その場合も、上
記同様の効果を得ることができる。
ベルトの幅方向両端部、すなわち、画像形成に係わる領
域外に設けるので、感光体表面、転写ベルトの用紙搬送
面等への攻撃性が低下し、耐久性が向上し、画質への攪
乱が減少するので、長期に亘り良好な画像形成が可能と
なる。 なお、本発明の上記画像形成装置における特徴
的構成は、転写ベルトの代わりに感光体に形成されるト
ナー像を順次重ね合わせて形成されるカラートナー像を
転写材上に一括転写する中間転写ベルトを転写部材とし
て用いた装置にも適用することができ、その場合も、上
記同様の効果を得ることができる。
【0011】なお、上記駆動力伝達部における駆動力伝
達手段としては、転写部材(すなわち、前記転写ベルト
または中間転写ベルト)の幅方向両端部を上記駆動力伝
達部を構成する表面側凸部と裏面側凸部を持つ両歯タン
ミングベルト形状とし、転写部材の上記駆動力伝達部に
おける転写体との間での駆動力伝達、および転写部材と
該転写部材が架設されているプーリとの間での駆動力伝
達とを、ともに凹凸状の歯合部によって行われるように
するができる。
達手段としては、転写部材(すなわち、前記転写ベルト
または中間転写ベルト)の幅方向両端部を上記駆動力伝
達部を構成する表面側凸部と裏面側凸部を持つ両歯タン
ミングベルト形状とし、転写部材の上記駆動力伝達部に
おける転写体との間での駆動力伝達、および転写部材と
該転写部材が架設されているプーリとの間での駆動力伝
達とを、ともに凹凸状の歯合部によって行われるように
するができる。
【0012】このようにすることにより、転写部材が不
要にスリップするのを確実阻止することが可能となり、
駆動力の伝達を確実に行うことができる。また、転写ベ
ルトまたは中間転写ベルトの幅方向両端部における表面
側および裏面側で歯(リブ)の配列間隔を異ならせるこ
とが可能となり、設計自由度が高くなり、寸法設定次第
で速度の微調整が可能となる。
要にスリップするのを確実阻止することが可能となり、
駆動力の伝達を確実に行うことができる。また、転写ベ
ルトまたは中間転写ベルトの幅方向両端部における表面
側および裏面側で歯(リブ)の配列間隔を異ならせるこ
とが可能となり、設計自由度が高くなり、寸法設定次第
で速度の微調整が可能となる。
【0013】なお、この場合、上記凹凸状の歯合部に一
定方向に捩じれ角を与えるようにして形成してもよい。
このように歯合部に一定方向に捩じれ角を与えることに
より、歯合部に作用する力の変動が滑らかになり、歯合
部の形状に多少の誤差が生じても回転が滑らかになり、
回転による振動や衝撃が画像形成に与える影響を抑制す
ることができ、装置の清音化を図ることができる。
定方向に捩じれ角を与えるようにして形成してもよい。
このように歯合部に一定方向に捩じれ角を与えることに
より、歯合部に作用する力の変動が滑らかになり、歯合
部の形状に多少の誤差が生じても回転が滑らかになり、
回転による振動や衝撃が画像形成に与える影響を抑制す
ることができ、装置の清音化を図ることができる。
【0014】さらに、荷重が分散され易くなるので、同
じ駆動力を伝達するために必要とされる各部材の歯合部
の幅を狭く設定することが可能となり、寸法的あるいは
強度的にも有利となる。このため、駆動力伝達部の幅を
比較的狭く設定することが可能となり、これに伴って感
光体全長の寸法および転写部材の幅方向寸法を小さくす
ることができ、装置の奥行き寸法を小さく設定し、装置
のコンパクト化を図ることが可能となる。
じ駆動力を伝達するために必要とされる各部材の歯合部
の幅を狭く設定することが可能となり、寸法的あるいは
強度的にも有利となる。このため、駆動力伝達部の幅を
比較的狭く設定することが可能となり、これに伴って感
光体全長の寸法および転写部材の幅方向寸法を小さくす
ることができ、装置の奥行き寸法を小さく設定し、装置
のコンパクト化を図ることが可能となる。
【0015】さらに、上記転写部材である転写ベルトま
たは中間転写ベルトの幅方向両端部全周に厚み方向に等
間隔に形成された貫通孔を有して、上記駆動力伝達部を
構成するようにし、上記転写体との間での駆動力伝達、
および転写部材と該転写部材が架設されているプーリと
の間での駆動力伝達を、ともに前記貫通孔と該貫通孔に
挿通すると突起(歯またはリブ)との係合によって行っ
てもよい。
たは中間転写ベルトの幅方向両端部全周に厚み方向に等
間隔に形成された貫通孔を有して、上記駆動力伝達部を
構成するようにし、上記転写体との間での駆動力伝達、
および転写部材と該転写部材が架設されているプーリと
の間での駆動力伝達を、ともに前記貫通孔と該貫通孔に
挿通すると突起(歯またはリブ)との係合によって行っ
てもよい。
【0016】このような構成を採用することにより、駆
動力伝達部の幅を比較的狭く設定することが可能とな
り、これに伴って感光体全長の寸法および転写部材の幅
方向寸法を小さくすることができ、装置の奥行き寸法を
小さく設定し、装置のコンパクト化を図ることが可能と
なる。
動力伝達部の幅を比較的狭く設定することが可能とな
り、これに伴って感光体全長の寸法および転写部材の幅
方向寸法を小さくすることができ、装置の奥行き寸法を
小さく設定し、装置のコンパクト化を図ることが可能と
なる。
【0017】なお、上記転写部材の転写材搬送面または
トナー像転写面の所定方向への走行速度と、各感光体の
トナー像形成面の移動速度との相対速度差が±6%以内
に設定することが好ましい。本発明者らの実験によれ
ば、上記相対速度差を±6%以内に設定することより、
転写部材と感光体との周速の相対速度差に起因するドッ
ト再現性の低下を抑制することが可能となる。
トナー像転写面の所定方向への走行速度と、各感光体の
トナー像形成面の移動速度との相対速度差が±6%以内
に設定することが好ましい。本発明者らの実験によれ
ば、上記相対速度差を±6%以内に設定することより、
転写部材と感光体との周速の相対速度差に起因するドッ
ト再現性の低下を抑制することが可能となる。
【0018】好ましくは、上記転写部材においては、駆
動力伝達部が転写面よりも突出した形状とし、各感光体
においては、駆動力伝達部がトナー像形成面よりも後退
した形状とされる。このような構成を採用することによ
り、転写部材の周速が感光体の周速よりも小さくなり、
転写部材の周速が感光体の周速よりも大きい場合に比べ
て、転写時の中抜け防止やジッタ防止の、より大きい効
果を期待することができる。
動力伝達部が転写面よりも突出した形状とし、各感光体
においては、駆動力伝達部がトナー像形成面よりも後退
した形状とされる。このような構成を採用することによ
り、転写部材の周速が感光体の周速よりも小さくなり、
転写部材の周速が感光体の周速よりも大きい場合に比べ
て、転写時の中抜け防止やジッタ防止の、より大きい効
果を期待することができる。
【0019】この場合、上記転写部材の所定方向への走
行速度が、各感光体の接触面の移動速度よりも2%以下
の範囲で遅くなるように設定することが好ましい。この
ような範囲に転写部材の周速と感光体の周速との関係を
設定することにより、周速の相対速度差に起因するドッ
ト再現性の低下をより効果的に抑制することができ、か
つ、転写時の中抜け防止やジッタ防止を図ることができ
る。
行速度が、各感光体の接触面の移動速度よりも2%以下
の範囲で遅くなるように設定することが好ましい。この
ような範囲に転写部材の周速と感光体の周速との関係を
設定することにより、周速の相対速度差に起因するドッ
ト再現性の低下をより効果的に抑制することができ、か
つ、転写時の中抜け防止やジッタ防止を図ることができ
る。
【0020】なお、転写ベルトの代わりに中間転写ベル
トを用いる場合、中間転写ベルトをなすベルト部材を上
下方向に張設し各画像形成部もベルト部材の片面に沿っ
て、上下方向に並列配置してベルト部材と接触させ、カ
ラートナー像を上記ベルト部材の上方または下方にて水
平方向に搬送された転写材に転写させるようにしてもよ
い。これにより、装置の縦型レイアウトが可能となり、
装置のコンパクト化を図ることができる。
トを用いる場合、中間転写ベルトをなすベルト部材を上
下方向に張設し各画像形成部もベルト部材の片面に沿っ
て、上下方向に並列配置してベルト部材と接触させ、カ
ラートナー像を上記ベルト部材の上方または下方にて水
平方向に搬送された転写材に転写させるようにしてもよ
い。これにより、装置の縦型レイアウトが可能となり、
装置のコンパクト化を図ることができる。
【0021】すなわち、本発明は、多段階の変速ギア等
の複雑な機構を使用することなく、1つのモータを用い
て全ての感光体と転写ベルトとを駆動することができ、
同時に、感光体と転写ベルトとの間に相対速度差を生じ
させることできる。それにより、単純で簡易な構成によ
って感光体と転写部材との間に適度の回転周速の差を生
じせしめ、高精細で良質のカラー画像を得ることのでき
る画像形成装置を得ることができる。
の複雑な機構を使用することなく、1つのモータを用い
て全ての感光体と転写ベルトとを駆動することができ、
同時に、感光体と転写ベルトとの間に相対速度差を生じ
させることできる。それにより、単純で簡易な構成によ
って感光体と転写部材との間に適度の回転周速の差を生
じせしめ、高精細で良質のカラー画像を得ることのでき
る画像形成装置を得ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の上記特徴点につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係
る画像形成装置の一実施の形態としての多色画像形成装
置であるカラー複写機の画像形成部の構成を概略的に示
すものである。
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係
る画像形成装置の一実施の形態としての多色画像形成装
置であるカラー複写機の画像形成部の構成を概略的に示
すものである。
【0023】上記カラー複写機は、いわゆるタンデム式
の複写機であり、1対のプーリ(ローラ)10、10間
に張架された無端状ベルト部材である転写ベルト1を有
し、その片面側に複数の感光体2ないし5が並列配置さ
れている。上記感光体2ないし5は、従来知られたもの
であり、感光体2で代表して示すように、それぞれの周
囲に、帯電部11、露光部12、現像部13、転写部1
4およびクリーニング部15が配置されていて、画像形
成ステーションAないしDを構成している。
の複写機であり、1対のプーリ(ローラ)10、10間
に張架された無端状ベルト部材である転写ベルト1を有
し、その片面側に複数の感光体2ないし5が並列配置さ
れている。上記感光体2ないし5は、従来知られたもの
であり、感光体2で代表して示すように、それぞれの周
囲に、帯電部11、露光部12、現像部13、転写部1
4およびクリーニング部15が配置されていて、画像形
成ステーションAないしDを構成している。
【0024】上記画像形成ステーションAないしDは、
例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色
のトナー像を形成するものであり、転写ベルト1によっ
て矢印a方向に搬送されてくる記録用紙Pに対し、各色
のトナー像を順次転写することによって、該記録用紙P
上にカラートナー像を形成する。カラートナー像を形成
した記録用紙Pは転写ベルト1により定着部16に搬送
されてトナー画像を固着して、コピーを終了する。
例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色
のトナー像を形成するものであり、転写ベルト1によっ
て矢印a方向に搬送されてくる記録用紙Pに対し、各色
のトナー像を順次転写することによって、該記録用紙P
上にカラートナー像を形成する。カラートナー像を形成
した記録用紙Pは転写ベルト1により定着部16に搬送
されてトナー画像を固着して、コピーを終了する。
【0025】上記カラー複写機においては、転写ベルト
1および各感光体2ないし5は1つの駆動モータ(不図
示)によって駆動される。この時、上記駆動モータは、
転写ベルト1を張架した1対のプーリ10、10のいず
れか、もしくは感光体2ないし5のいずれかを直接駆動
し、他の部分については、以下に詳述するように、転写
ベルト1と感光体2ないし5のそれぞれに配置した駆動
力伝達部同士が互いに接触する駆動力伝達機構で伝達さ
れるようになっている。
1および各感光体2ないし5は1つの駆動モータ(不図
示)によって駆動される。この時、上記駆動モータは、
転写ベルト1を張架した1対のプーリ10、10のいず
れか、もしくは感光体2ないし5のいずれかを直接駆動
し、他の部分については、以下に詳述するように、転写
ベルト1と感光体2ないし5のそれぞれに配置した駆動
力伝達部同士が互いに接触する駆動力伝達機構で伝達さ
れるようになっている。
【0026】また、前記駆動力伝達機構は、感光体2と
転写ベルト1との周速を異ならせるように駆動力が伝達
されるようにされており、それにより、感光体2と転写
ベルト1との間に相対速度差を生じさせ、転写ベルト1
を感光体2に押し当てる圧力を適度に分散させることに
よって、転写時の中抜けを防止できるようにしている。
転写ベルト1との周速を異ならせるように駆動力が伝達
されるようにされており、それにより、感光体2と転写
ベルト1との間に相対速度差を生じさせ、転写ベルト1
を感光体2に押し当てる圧力を適度に分散させることに
よって、転写時の中抜けを防止できるようにしている。
【0027】図2は、上記カラー複写機における駆動力
伝達系を説明するためのものであって、転写ベルト1
と、それを張架した1対のプーリ10、10と、感光体
2〜5の代表としての感光体5のみを図示し、他の部材
は省略している。なお、図2(a)はその全体を示す側
面図、図2(b)は、転写ベルト1の一部を示す斜視図
である。また、図4(a)は図2(a)でのIV−IV
線での断面を示している。
伝達系を説明するためのものであって、転写ベルト1
と、それを張架した1対のプーリ10、10と、感光体
2〜5の代表としての感光体5のみを図示し、他の部材
は省略している。なお、図2(a)はその全体を示す側
面図、図2(b)は、転写ベルト1の一部を示す斜視図
である。また、図4(a)は図2(a)でのIV−IV
線での断面を示している。
【0028】駆動力伝達機構6は、転写ベルト1側の駆
動力伝達部6aと感光体5側の駆動力伝達部6bとから
構成される。すなわち、図2(a)、(b)に示すよう
に、転写ベルト1は幅方向の両端部に、表面側に向いた
リブ(歯)106aと、裏面側に向いたリブ(歯)10
6cとが、その全周にわたって一体成形されており、表
裏面側に凸部を持つ両歯タンミングベルト形状とされて
いる。そして、表面側に向いたリブ106aが転写ベル
ト側の駆動力伝達部6aを構成する。一方、感光体5側
の駆動力伝達部6bは、該感光体5の軸方向両端部に配
置された、上記リブ106aと歯合して駆動力の伝達が
行えるようにされたリブ106b付きプーリ(スプロケ
ットホィール)60から構成されている。そして、前記
のように、感光体5と転写ベルト1との間での駆動力伝
達は、前記転写ベルト側の駆動力伝達部6aと感光体5
側の駆動力伝達部6bとで構成される駆動力伝達機構6
によって伝達される。
動力伝達部6aと感光体5側の駆動力伝達部6bとから
構成される。すなわち、図2(a)、(b)に示すよう
に、転写ベルト1は幅方向の両端部に、表面側に向いた
リブ(歯)106aと、裏面側に向いたリブ(歯)10
6cとが、その全周にわたって一体成形されており、表
裏面側に凸部を持つ両歯タンミングベルト形状とされて
いる。そして、表面側に向いたリブ106aが転写ベル
ト側の駆動力伝達部6aを構成する。一方、感光体5側
の駆動力伝達部6bは、該感光体5の軸方向両端部に配
置された、上記リブ106aと歯合して駆動力の伝達が
行えるようにされたリブ106b付きプーリ(スプロケ
ットホィール)60から構成されている。そして、前記
のように、感光体5と転写ベルト1との間での駆動力伝
達は、前記転写ベルト側の駆動力伝達部6aと感光体5
側の駆動力伝達部6bとで構成される駆動力伝達機構6
によって伝達される。
【0029】上記裏面側のリブ106cは上記転写ベル
ト1を張架したリブ付きプーリ10、10と歯合してお
り、これらリブ間の歯合により、転写ベルト1はスリッ
プすることなく回動し、感光体2〜5と転写ベルト1と
の間の駆動力の伝達が確実に行われる。
ト1を張架したリブ付きプーリ10、10と歯合してお
り、これらリブ間の歯合により、転写ベルト1はスリッ
プすることなく回動し、感光体2〜5と転写ベルト1と
の間の駆動力の伝達が確実に行われる。
【0030】図4(a)に示すように、この転写ベルト
1において、記録用紙の搬送面1aと、その両側部に配
置された上記駆動力伝達部6aの作用点(すなわち、感
光体5(リブ106b付きプーリ60)側の駆動力伝達
部6bとの伝達時での基準ピッチ面)との間に段差が形
成されるようにされており、記録用紙の搬送面1aの周
長(回転半径)よりも伝達部6aの作用点(基準ピッチ
面)での周長(回転半径)が大きくされている。一方、
記録用紙の搬送面1aと上記駆動力伝達部6aとは一体
的に形成されており、転写ベルト1の回転時の両者の回
転数は同じであるため、上記周長差(回転半径の差)に
伴い駆動力伝達部6aの前記実作用点(基準ピッチ面)
の周速が記録用紙の搬送面1aの周速よりも大きくな
る。
1において、記録用紙の搬送面1aと、その両側部に配
置された上記駆動力伝達部6aの作用点(すなわち、感
光体5(リブ106b付きプーリ60)側の駆動力伝達
部6bとの伝達時での基準ピッチ面)との間に段差が形
成されるようにされており、記録用紙の搬送面1aの周
長(回転半径)よりも伝達部6aの作用点(基準ピッチ
面)での周長(回転半径)が大きくされている。一方、
記録用紙の搬送面1aと上記駆動力伝達部6aとは一体
的に形成されており、転写ベルト1の回転時の両者の回
転数は同じであるため、上記周長差(回転半径の差)に
伴い駆動力伝達部6aの前記実作用点(基準ピッチ面)
の周速が記録用紙の搬送面1aの周速よりも大きくな
る。
【0031】感光体側においても、感光体5を例として
示すように、上記転写ベルト1と対応するように、トナ
ー像の形成面2aと上記駆動力伝達部6b(リブ付きプ
ーリ60のリブ106b)の作用点(転写ベルト1側の
駆動力伝達部6aとの伝達時での基準ピッチ面)との間
に段差が形成されるようにされており、トナー像の形成
面2aの周長(回転半径)よりも駆動力伝達部6bの作
用点(基準ピッチ面)の周長(回転半径)が小さくなる
ように形成されている。トナー像形成面2aと伝達部6
b(リブ付きプーリ60のリブ106b)とは一体的に
形成されており、感光体の回転時の回転数は同じである
ため、上記周長差(回転半径の差)に伴いトナー像形成
面2aの周速が伝達部6bの前記実作用点の周速よりも
大きくなる。
示すように、上記転写ベルト1と対応するように、トナ
ー像の形成面2aと上記駆動力伝達部6b(リブ付きプ
ーリ60のリブ106b)の作用点(転写ベルト1側の
駆動力伝達部6aとの伝達時での基準ピッチ面)との間
に段差が形成されるようにされており、トナー像の形成
面2aの周長(回転半径)よりも駆動力伝達部6bの作
用点(基準ピッチ面)の周長(回転半径)が小さくなる
ように形成されている。トナー像形成面2aと伝達部6
b(リブ付きプーリ60のリブ106b)とは一体的に
形成されており、感光体の回転時の回転数は同じである
ため、上記周長差(回転半径の差)に伴いトナー像形成
面2aの周速が伝達部6bの前記実作用点の周速よりも
大きくなる。
【0032】また、上記駆動力伝達部6aおよび6bの
間では、互いの間で滑りを生じさせることなく確実な駆
動力の伝達が行われるため、これらの周速は等しくな
る。従って、図4(a)に示す構成では、感光体2〜5
と転写ベルト1との間に次のような関係が成立する。 (記録用紙の搬送面1aの移動速度)<(伝達部6a・
6bの実作用点(基準ピッチ面)での周速)<(トナー
像形成面2aの周速)
間では、互いの間で滑りを生じさせることなく確実な駆
動力の伝達が行われるため、これらの周速は等しくな
る。従って、図4(a)に示す構成では、感光体2〜5
と転写ベルト1との間に次のような関係が成立する。 (記録用紙の搬送面1aの移動速度)<(伝達部6a・
6bの実作用点(基準ピッチ面)での周速)<(トナー
像形成面2aの周速)
【0033】それにより、転写ベルト1における記録用
紙の搬送面1aと感光体2〜5におけるトナー像形成面
2aとの間に相対速度差を生じさせることができる(こ
の場合は、感光体2〜5側の周速が転写ベルト1側の移
動速度よりも大きくなる)。なお、上記相対速度差は、
上記段差寸法(伝達部6a・6bの実作用点の位置(基
準ピッチ面)と記録用紙の搬送面1a(トナー像形成面
2a)との距離)を調節することにより任意に設定可能
となる。
紙の搬送面1aと感光体2〜5におけるトナー像形成面
2aとの間に相対速度差を生じさせることができる(こ
の場合は、感光体2〜5側の周速が転写ベルト1側の移
動速度よりも大きくなる)。なお、上記相対速度差は、
上記段差寸法(伝達部6a・6bの実作用点の位置(基
準ピッチ面)と記録用紙の搬送面1a(トナー像形成面
2a)との距離)を調節することにより任意に設定可能
となる。
【0034】図2に示す形態の駆動力伝達機構におい
て、図4(b)に示すように、上記段差の設け方を逆に
することも可能である。すなわち、記録用紙の搬送面1
aの周長(回転半径)よりも駆動力伝達部6aの前記作
用点(基準ピッチ面)での周長(回転半径)が小さくな
るようにし、一方、感光体5においては、上記転写ベル
ト1と対応するように、トナー像の形成面2aの周長
(回転半径)よりも駆動力伝達部6bの作用点(基準ピ
ッチ面)の周長(回転半径)が大きくなるように形成す
る。この場合には、 (記録用紙の搬送面1aの移動速度)>(伝達部6a・
6bの実作用点(基準ピッチ面)での周速)>(トナー
像形成面2aの周速) となり、感光体2〜5側の周速が転写ベルト1側の移動
速度よりも小さくなる。この場合でも、感光体2〜5の
トナー像形成面2aと転写ベルト1の搬送面1aとの間
に相対速度差を生じさることが可能となり、上記したよ
うに、転写ベルト1を感光体2に押し当てる圧力を適度
に分散させることによって、転写時の中抜けを防止でき
る。
て、図4(b)に示すように、上記段差の設け方を逆に
することも可能である。すなわち、記録用紙の搬送面1
aの周長(回転半径)よりも駆動力伝達部6aの前記作
用点(基準ピッチ面)での周長(回転半径)が小さくな
るようにし、一方、感光体5においては、上記転写ベル
ト1と対応するように、トナー像の形成面2aの周長
(回転半径)よりも駆動力伝達部6bの作用点(基準ピ
ッチ面)の周長(回転半径)が大きくなるように形成す
る。この場合には、 (記録用紙の搬送面1aの移動速度)>(伝達部6a・
6bの実作用点(基準ピッチ面)での周速)>(トナー
像形成面2aの周速) となり、感光体2〜5側の周速が転写ベルト1側の移動
速度よりも小さくなる。この場合でも、感光体2〜5の
トナー像形成面2aと転写ベルト1の搬送面1aとの間
に相対速度差を生じさることが可能となり、上記したよ
うに、転写ベルト1を感光体2に押し当てる圧力を適度
に分散させることによって、転写時の中抜けを防止でき
る。
【0035】図3は本発明による駆動力伝達機構の他の
例を示すものであり、ここで、図3(a)および(b)
は、前記図2(a)および(b)にそれぞれ相当する図
である。図示されるように、ここでは、上記駆動力伝達
部6aとして、上記リブ106aの代わりに転写ベルト
1の厚さ方向に貫通する矩形穴206aを一定間隔で全
周に亘り形成しており、この矩形穴206aと、感光体
5の両側に配置したスプロケットホィールの周囲に形成
した駆動力伝達部6bのリブとを歯合させて駆動力の伝
達を行うようにしている。なお、図3中の他の構成につ
いては図2のものと実質的に同一であり、したがって、
説明を省略する。
例を示すものであり、ここで、図3(a)および(b)
は、前記図2(a)および(b)にそれぞれ相当する図
である。図示されるように、ここでは、上記駆動力伝達
部6aとして、上記リブ106aの代わりに転写ベルト
1の厚さ方向に貫通する矩形穴206aを一定間隔で全
周に亘り形成しており、この矩形穴206aと、感光体
5の両側に配置したスプロケットホィールの周囲に形成
した駆動力伝達部6bのリブとを歯合させて駆動力の伝
達を行うようにしている。なお、図3中の他の構成につ
いては図2のものと実質的に同一であり、したがって、
説明を省略する。
【0036】この場合でも、転写ベルト1の搬送面1a
と前記矩形穴206aを形成した両側縁部である駆動力
伝達部6aの間に段差を設け、一方、感光体5側では、
前記転写ベルト1の段差に対応するように、トナー像形
成面2aとスプロケットホィールの周囲に形成された駆
動力伝達部6b(リブ)と前記伝達部6aとの実作用点
(基準ピッチ面)との間に段差を設けるようにすること
により、同様な機能が奏されることは理解されよう。
と前記矩形穴206aを形成した両側縁部である駆動力
伝達部6aの間に段差を設け、一方、感光体5側では、
前記転写ベルト1の段差に対応するように、トナー像形
成面2aとスプロケットホィールの周囲に形成された駆
動力伝達部6b(リブ)と前記伝達部6aとの実作用点
(基準ピッチ面)との間に段差を設けるようにすること
により、同様な機能が奏されることは理解されよう。
【0037】次に、上記構成の画像形成装置を持つカラ
ー複写機において、転写ベルト1における記録用紙の搬
送面1aと、感光体2〜5におけるトナー像形成面2a
との間に生じさせる相対速度差(相対速度差%)の関係
について考察する。図5は、本発明者らの実験を通して
得られた前記相対速度差%と転写中抜け率との関係を示
している。なお、ここでの相対速度差は、以下の式によ
って与えられるものである。 (相対速度差)=100x{(転写ベルトの用紙搬送面
の移動速度)−(感光体のトナー像形成面の周速)}/
(伝達部6a・6bの周速)(%)
ー複写機において、転写ベルト1における記録用紙の搬
送面1aと、感光体2〜5におけるトナー像形成面2a
との間に生じさせる相対速度差(相対速度差%)の関係
について考察する。図5は、本発明者らの実験を通して
得られた前記相対速度差%と転写中抜け率との関係を示
している。なお、ここでの相対速度差は、以下の式によ
って与えられるものである。 (相対速度差)=100x{(転写ベルトの用紙搬送面
の移動速度)−(感光体のトナー像形成面の周速)}/
(伝達部6a・6bの周速)(%)
【0038】図5から明らかなように、相対速度差がマ
イナスの場合、すなわち、用紙搬送面の周速がトナー像
形成面の周速よりも小さい場合に中抜けの防止効果が大
きく、ほぼ−2%以下の相対速度差において転写中抜け
率がほぼゼロとなっている。一方、図6は前記相対速度
差と印字伸縮率およびジッタとの関係を示しており、図
6から明らかなように、上記印字伸縮率は相対速度差の
絶対値が小さいほど良好であり、ジッタは、相対速度差
の絶対値が6%以内の範囲内であれば殆ど生じないこと
が分かる。表1は、上記実験を通して得られた結果を表
として示したものであり、文字中抜けとドット再現性と
を三段階で示し、総合評価も三段階で示している。
イナスの場合、すなわち、用紙搬送面の周速がトナー像
形成面の周速よりも小さい場合に中抜けの防止効果が大
きく、ほぼ−2%以下の相対速度差において転写中抜け
率がほぼゼロとなっている。一方、図6は前記相対速度
差と印字伸縮率およびジッタとの関係を示しており、図
6から明らかなように、上記印字伸縮率は相対速度差の
絶対値が小さいほど良好であり、ジッタは、相対速度差
の絶対値が6%以内の範囲内であれば殆ど生じないこと
が分かる。表1は、上記実験を通して得られた結果を表
として示したものであり、文字中抜けとドット再現性と
を三段階で示し、総合評価も三段階で示している。
【0039】
【表1】
【0040】上記表1から、相対速度差が−1.16%
で最も良い結果が出ており、したがって、転写ベルトの
周速(移動速度)が感光体の周速よりも2%以内の範囲
内で遅いことが好ましいことが実験により確認された。
なお、図示しないが、図2に示した駆動力伝達機構6に
おいて、上記歯合部を一定方向に捩じれ角を与えて形成
するようにしてもよい。その場合には、歯合部に作用す
る力の変動が滑らかになり、歯合部の形状に多少の誤差
を生じても回転が滑らかとなるので、回転による振動や
衝撃が画像形成に与える影響を制御でき、装置の清音化
を図ることができる。また、転写ベルト1の内側および
外側でリブ(歯)の配列間隔を異ならせることも可能で
あり、それにより、設計自由度が高く、寸法設定次第で
速度の微調整が可能となる。
で最も良い結果が出ており、したがって、転写ベルトの
周速(移動速度)が感光体の周速よりも2%以内の範囲
内で遅いことが好ましいことが実験により確認された。
なお、図示しないが、図2に示した駆動力伝達機構6に
おいて、上記歯合部を一定方向に捩じれ角を与えて形成
するようにしてもよい。その場合には、歯合部に作用す
る力の変動が滑らかになり、歯合部の形状に多少の誤差
を生じても回転が滑らかとなるので、回転による振動や
衝撃が画像形成に与える影響を制御でき、装置の清音化
を図ることができる。また、転写ベルト1の内側および
外側でリブ(歯)の配列間隔を異ならせることも可能で
あり、それにより、設計自由度が高く、寸法設定次第で
速度の微調整が可能となる。
【0041】上記実施例では、転写ベルトを用いた例を
中心として説明したが、これに代わって、感光体に形成
されるトナー像を順次重ね合わせて形成されるカラート
ナー像を転写材上に一括転写する中間転写ベルトを用い
た構成についても本発明を適用することができる。
中心として説明したが、これに代わって、感光体に形成
されるトナー像を順次重ね合わせて形成されるカラート
ナー像を転写材上に一括転写する中間転写ベルトを用い
た構成についても本発明を適用することができる。
【0042】図7、図8は、転写部材として中間転写ベ
ルト301と有し、感光体に形成されたトナー像を上記
中間転写ベルト301上に順次重ね合わせてカラートナ
ー像を形成し、該カラートナー像を中間転写ベルト30
1から転写材上に一括転写する形式の画像形成装置を示
しており、図示の例では、中間転写ベルト301を上下
方向に張設し、各画像形成部(K,C,M,Y)を転写
ベルト301の片面に沿って上下方向に並列配置させ、
転写材を転写ベルト301の上方(図7)または下方
(図8)で水平方向に搬送させるようにしている。
ルト301と有し、感光体に形成されたトナー像を上記
中間転写ベルト301上に順次重ね合わせてカラートナ
ー像を形成し、該カラートナー像を中間転写ベルト30
1から転写材上に一括転写する形式の画像形成装置を示
しており、図示の例では、中間転写ベルト301を上下
方向に張設し、各画像形成部(K,C,M,Y)を転写
ベルト301の片面に沿って上下方向に並列配置させ、
転写材を転写ベルト301の上方(図7)または下方
(図8)で水平方向に搬送させるようにしている。
【0043】なお、図7、図8中、302は給紙カセッ
ト、303は搬出ローラ、304は転写ローラ、305
は分離器、306は駆動ローラ、307は従動ローラ、
308はテンションローラ、309は感光体、310は
現像器、311はトナーホッパ、312は露光光学系、
313はコロナ帯電体、314はクリーニング装置、3
15はガイドローラ、316は分離電極、317は転写
電極、318は定着装置、319はトレイであり、この
ような画像形成装置自体は従来知られたものである。
ト、303は搬出ローラ、304は転写ローラ、305
は分離器、306は駆動ローラ、307は従動ローラ、
308はテンションローラ、309は感光体、310は
現像器、311はトナーホッパ、312は露光光学系、
313はコロナ帯電体、314はクリーニング装置、3
15はガイドローラ、316は分離電極、317は転写
電極、318は定着装置、319はトレイであり、この
ような画像形成装置自体は従来知られたものである。
【0044】そして、上記中間転写ベルト301と感光
体309との間で、前記した相対速度差を作り出す手段
が施される。すなわち、感光体309および中間転写ベ
ルト301は、中間転写ベルト301を張架する複数の
プーリ306、307の内のいずれか、もしくは感光体
309のいずれかを駆動させる駆動源(不図示)により
駆動され、感光体309と中間転写ベルト301との間
での駆動力は、前記したように感光体および中間転写ベ
ルトの幅方向両端部にそれぞれ設けられた駆動力伝達部
での接触によって伝達されるようにされている。
体309との間で、前記した相対速度差を作り出す手段
が施される。すなわち、感光体309および中間転写ベ
ルト301は、中間転写ベルト301を張架する複数の
プーリ306、307の内のいずれか、もしくは感光体
309のいずれかを駆動させる駆動源(不図示)により
駆動され、感光体309と中間転写ベルト301との間
での駆動力は、前記したように感光体および中間転写ベ
ルトの幅方向両端部にそれぞれ設けられた駆動力伝達部
での接触によって伝達されるようにされている。
【0045】図7、図8に示す例では、図示のように、
前記中間転写ベルト301を上下方向に張設し、各画像
形成部(K,C,M,Y)も中間転写ベルトの片面に沿
って上下方向に並列配置することによって装置の縦型レ
イアウトが可能になり、コンパクト化が可能となる。
前記中間転写ベルト301を上下方向に張設し、各画像
形成部(K,C,M,Y)も中間転写ベルトの片面に沿
って上下方向に並列配置することによって装置の縦型レ
イアウトが可能になり、コンパクト化が可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の画像形成装
置によれば、多段階の変速ギアの使用や、ステッピング
モータの多用による独立した回転制御等の複雑、かつ高
価な構成を採用することなく、単純で簡易な構成によっ
て感光体と転写部材との間に適度の回転周速の差を生じ
せしめ、高精細で良質のカラー画像を得ることができ
る。さらに、1個の駆動用モータによって、感光体およ
び転写ベルトの駆動が可能となるため、部品点数の削
減、駆動系制御の簡素化など、設計上の合理化を図るこ
とが可能となる。
置によれば、多段階の変速ギアの使用や、ステッピング
モータの多用による独立した回転制御等の複雑、かつ高
価な構成を採用することなく、単純で簡易な構成によっ
て感光体と転写部材との間に適度の回転周速の差を生じ
せしめ、高精細で良質のカラー画像を得ることができ
る。さらに、1個の駆動用モータによって、感光体およ
び転写ベルトの駆動が可能となるため、部品点数の削
減、駆動系制御の簡素化など、設計上の合理化を図るこ
とが可能となる。
【図1】本発明の1実施例に係わるカラー複写機の画像
形成部の構成を概略的に示す側面図。
形成部の構成を概略的に示す側面図。
【図2】本発明の1実施例に係わるカラー複写機の駆動
力伝達機構を説明するためのものであって、図2(a)
は動力伝達機構の側面図、図2(b)はその転写ベルト
の一部を示す斜視図。
力伝達機構を説明するためのものであって、図2(a)
は動力伝達機構の側面図、図2(b)はその転写ベルト
の一部を示す斜視図。
【図3】本発明に係る駆動力伝達機構の他の実施例を説
明するためのものであって、図3(a)はその側面図、
図3(b)はその転写ベルトの一部を示す斜視図。
明するためのものであって、図3(a)はその側面図、
図3(b)はその転写ベルトの一部を示す斜視図。
【図4】感光体と転写ベルトとの間の相対速度差の発生
機構を説明するためのもので、図4(a)はその1例を
示す一部断面図(図1のIV−IV線による)、図4
(b)は他の例を示す一部断面図。
機構を説明するためのもので、図4(a)はその1例を
示す一部断面図(図1のIV−IV線による)、図4
(b)は他の例を示す一部断面図。
【図5】転写中抜け率と相対速度差との関係を示すグラ
フ図。
フ図。
【図6】印字伸縮率と相対速度差との関係を示すグラフ
図。
図。
【図7】中間転写ベルトを用いた縦型レイアウトのカラ
ー複写機の概略を示す側面図。
ー複写機の概略を示す側面図。
【図8】中間転写ベルトを用いた他の縦型レイアウトの
カラー複写機の概略を示す側面図。
カラー複写機の概略を示す側面図。
1…転写ベルト、 2〜5…感光体、 6…駆動力伝達部、 6a…転写ベルト側の駆動力伝達部、 6b…感光体側の駆動力伝達部、 10…プーリ(ローラ)、 11…帯電部、 12…露光部、 13…現像部、 14…転写部、 15…クリーニング部、 16…定着部、 106a、106c…リブ、 206a…矩形穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/16 G03G 15/16 Fターム(参考) 2H027 ED02 ED24 EE03 EF06 2H030 AA05 AB02 AD17 BB42 BB44 2H032 AA15 BA01 BA09 BA18 BA23 CA01 CA12 2H071 BA42 CA02 CA05 DA09 DA15 DA23 DA26 EA18 3J103 AA02 AA62 FA15 FA19 FA30 GA02 GA32 GA52 GA57
Claims (9)
- 【請求項1】 1以上のドラム状の感光体と、転写部材
として該感光体に接触しつつ回動する無端体状の転写ベ
ルトとを有し、上記感光体に形成されたトナー像を上記
転写ベルトによって搬送される転写材上に順次重ね合わ
せてカラートナー像を形成する画像形成装置において、 上記感光体および転写ベルトは、該転写ベルトを張架す
る複数のプーリの内のいずれか、もしくは上記感光体の
いずれかを駆動させる駆動源により駆動され、上記感光
体と転写ベルトとの間での駆動力は、上記感光体および
転写ベルトの幅方向両端部にそれぞれ設けられた駆動力
伝達部での接触によって伝達されると共に、 上記感光体の、駆動力伝達部における周長とトナー像形
成面における周長とが異なり、かつ、それに対応して、
上記転写ベルトの、駆動力伝達部における周長と転写材
搬送面における周長とが異なることを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項2】 1以上のドラム状の感光体と、転写部材
として該感光体に接触しつつ回動する無端体状の中間転
写ベルトとを有し、上記感光体に形成されたトナー像を
上記中間転写ベルト上に順次重ね合わせてカラートナー
像を形成し、該カラートナー像を上記中間転写ベルトか
ら転写材上に一括転写する画像形成装置において、 上記感光体および中間転写ベルトは、該中間転写ベルト
を張架する複数のプーリの内のいずれか、もしくは上記
感光体のいずれかを駆動させる駆動源により駆動され、
上記感光体と中間転写ベルトとの間での駆動力は、上記
感光体および中間転写ベルトの幅方向両端部にそれぞれ
設けられた駆動力伝達部での接触によって伝達されると
共に、 上記感光体の、駆動力伝達部における周長とトナー像形
成面における周長とが異なり、かつ、それに対応して、
上記中間転写ベルトの、駆動力伝達部における周長とト
ナー像転写面における周長とが異なることを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項3】 上記転写部材である転写ベルトまたは中
間転写ベルトの幅方向両端部は上記駆動力伝達部を構成
する表面側凸部と裏面側凸部を持つ両歯タンミングベル
ト形状とされており、 転写部材の上記駆動力伝達部における転写体との間での
駆動力伝達、および転写部材と該転写部材が架設されて
いるプーリとの間での駆動力伝達が、ともに凹凸状の歯
合部によって行われるようにされていることを特徴とす
る請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 上記凹凸状の歯合部の少なくとも一方は
一定方向に捩じれ角を与えられて形成されていることを
特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 上記転写部材である転写ベルトまたは中
間転写ベルトは幅方向両端部の全周に上記駆動力伝達部
を構成する厚み方向に等間隔に形成された貫通孔を有し
ており、 転写部材の上記駆動力伝達部における転写体との間での
駆動力伝達、および転写部材と該転写部材が架設されて
いるプーリとの間での駆動力伝達が、ともに前記貫通孔
と該貫通孔に挿通するとリブとの係合によって行われる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装
置。 - 【請求項6】 上記転写部材の転写材搬送面またはトナ
ー像転写面の所定方向への走行速度と、各感光体のトナ
ー像形成面の移動速度との相対速度差が±6%以内に設
定されていることを特徴とする請求項1ないし5のいず
れかに記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 上記転写部材は、駆動力伝達部が転写面
よりも突出した形状であり、かつ、各感光体は、駆動力
伝達部がトナー像形成面よりも後退した形状であること
を特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像
形成装置。 - 【請求項8】 上記転写部材の転写材搬送面またはトナ
ー像転写面の所定方向への走行速度が、各感光体のトナ
ー像形成面の移動速度よりも2%以下の範囲で遅く設定
されていることを特徴とする請求項7に記載の画像形成
装置。 - 【請求項9】 上記中間転写ベルトが上下方向に張設さ
れており、上記各画像形成部は該ベルト部材の片面に沿
って、上下方向に並列配置されると共に、上記各感光体
がベルト部材との間に接触面を形成し、カラートナー像
が上記ベルト部材の上方または下方にてほぼ水平方向に
搬送された転写材に転写されるようになっていることを
特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11174204A JP2001005363A (ja) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11174204A JP2001005363A (ja) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001005363A true JP2001005363A (ja) | 2001-01-12 |
Family
ID=15974553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11174204A Pending JP2001005363A (ja) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001005363A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003098697A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-04 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、画像形成方法、トナー及び静電荷像担持体 |
US6925279B2 (en) | 2002-02-20 | 2005-08-02 | Ricoh Company, Ltd. | Belt moving device and image forming apparatus including the same |
EP1628169A1 (en) | 2004-08-18 | 2006-02-22 | Ricoh Company, Ltd. | Printer engine with a drive speed control of the photosensitive members |
JP2014119735A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Konica Minolta Inc | 画像形成装置 |
-
1999
- 1999-06-21 JP JP11174204A patent/JP2001005363A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003098697A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-04 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、画像形成方法、トナー及び静電荷像担持体 |
US6925279B2 (en) | 2002-02-20 | 2005-08-02 | Ricoh Company, Ltd. | Belt moving device and image forming apparatus including the same |
EP1628169A1 (en) | 2004-08-18 | 2006-02-22 | Ricoh Company, Ltd. | Printer engine with a drive speed control of the photosensitive members |
US7373097B2 (en) | 2004-08-18 | 2008-05-13 | Ricoh Company, Ltd. | Printer engine and color image forming device using this printer engine for preventing deviation of transfer positions and overlap deviation |
JP2014119735A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Konica Minolta Inc | 画像形成装置 |
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