JP2001004705A - 半導体デバイス試験装置及び試験方法 - Google Patents

半導体デバイス試験装置及び試験方法

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JP2001004705A
JP2001004705A JP11179047A JP17904799A JP2001004705A JP 2001004705 A JP2001004705 A JP 2001004705A JP 11179047 A JP11179047 A JP 11179047A JP 17904799 A JP17904799 A JP 17904799A JP 2001004705 A JP2001004705 A JP 2001004705A
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semiconductor device
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Atsushi Saito
敦 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試験パターンを簡単かつ迅速に確認するため
に、試験パターンを格納する不良解析部を備えた半導体
デバイス試験装置を提供する。 【解決手段】 本発明の半導体デバイス試験装置100
は、パターン発生器10、デバイス差込部40、比較器
50及び不良解析部60を備える。パターン発生器10
は、半導体デバイス200に印加する入力信号パターン
12と半導体デバイスから出力されるべき期待値信号パ
ターン14とを発生させる。デバイス差込部40は、半
導体デバイス200を差し込み、入力信号パターンを受
け取ってこれを半導体デバイス200に与えるととも
に、半導体デバイス200から出力された出力信号パタ
ーン42を受け取る。比較器50は、出力信号パターン
42と期待値信号パターン14とを論理比較してフェイ
ル信号52を出力する。不良解析部60は、フェイル信
号52と入力信号パターン12及び期待値信号パターン
14の少なくとも一方を含む試験パターン18とを受け
取って格納する。これにより、試験パターン18を簡単
かつ迅速に確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイスを
試験する半導体デバイス試験装置に関し、特にフェイル
信号又は試験パターンを格納する不良解析部を備えた半
導体デバイス試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の半導体デバイス試験装置
100の全体構成を示すブロック図である。図に示す通
り、従来の半導体デバイス試験装置100は、パターン
発生器10と波形整形器20とタイミング発生器30と
デバイス差込部40と比較器50とフェイル格納メモリ
部62とデバイス不良救済解析部70とを備える。
【0003】パターン発生器10は、試験対象たる半導
体デバイス200に印加する入力信号パターン12と、
半導体デバイス200から出力されるべき期待値信号パ
ターン14とを発生させる。入力信号パターン12は波
形整形器20に入力され、また期待値信号パターン14
は比較器50に入力される。パターン発生器10は、タ
イミング発生器30から受け取るクロック信号に従って
入力信号パターン12及び期待値信号パターン14を発
生させる。
【0004】波形整形器20は、パターン発生器10か
ら出力された入力信号パターン12の波形を、タイミン
グ発生器30から受け取るクロック信号に従って、半導
体デバイス200の特性に適合するように整形する。デ
バイス差込部40には半導体デバイス200が差し込ま
れ、入力信号パターンを受け取って半導体デバイス20
0の入力ピンに印加し、半導体デバイス200の出力ピ
ンから出力信号パターン42を受け取ってこれを出力す
る。
【0005】比較器50は、出力信号パターン42と期
待値信号パターン14とを受け取って論理比較する。比
較器50は排他的論理和回路を有し、出力信号パターン
42と期待値信号パターン14とが一致しない場合にフ
ェイル信号52を出力する。フェイル信号52はフェイ
ル格納メモリ部62に入力される。フェイル格納メモリ
部62は、パターン発生器10から受け取ったアドレス
信号に基づいてフェイル信号52を格納する。また、デ
バイス不良救済解析部70は、フェイル格納メモリ部6
2に格納されたフェイル信号52に基づいて半導体デバ
イス200の不良箇所の救済方法を求める。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、より集積度の高
い半導体デバイスが次々に開発されており、その開発サ
イクルも短くなるにつれて、開発作業工程や製造過程を
迅速にすることが重要な課題となっている。そのため、
半導体デバイスの試験や試験結果の解析も迅速に行われ
なければならない。半導体デバイス試験装置100にお
いて、パターン発生器10が出力する入力信号パターン
12と期待値信号パターン14は、パターンデータ部分
と、半導体デバイス200の制御ピンに入力する制御信
号部分と、アドレスピンに入力するアドレス信号部分と
を有する。パターン発生器10は、パターンデータ部分
をシーケンシャルパターン118としてシーケンシャル
に(所定の順序に従って)発生させ、また制御信号部分
とアドレス信号部分とをアルゴリズミックパターン14
2としてアルゴリズミックに(所定の論理に従って)発
生させる。そして、シーケンシャルパターン118とア
ルゴリズミックパターン142との論理和が入力信号パ
ターン12又は期待値信号パターン14として出力され
る。このように、これらの信号パターンを発生させる手
順は複雑であり、発生には一定の時間を要する。
【0007】従来、半導体デバイス200に不良箇所が
発見されてフェイルとなった場合にそのフェイルした入
力信号パターン12やそのときの期待値信号パターン1
4を確認するには、再度その信号パターンを試験の手順
通りに最初から発生させる必要があり、時間がかかって
いた。そして、フェイルがある度に最初から手順を繰り
返さなければならず、試験全体としても多大な時間を費
やしていた。入力信号パターン12と期待値信号パター
ン14とを簡単かつ迅速に確認するためには、再度複雑
なパターン発生過程を経ることなく信号パターンを再現
できることが望ましい。また、信号パターンの発生シー
ケンスや発生アルゴリズムのプログラムをデバッグする
場合等、試験時以外においてもパターンを確認したい場
合があり、確認する信号パターンを簡単に選択して再現
できることが望まれる。そこで本発明は、上記の課題を
解決することのできる半導体デバイス試験装置を提供す
ることを目的とする。この目的は特許請求の範囲におけ
る独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。
また従属項は本発明のさらなる有利な具体例を規定す
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の形態においては、半導体デバイスを
試験する半導体デバイス試験装置であって、前記半導体
デバイスに印加するための入力信号パターンと、前記半
導体デバイスから出力されるべき期待値信号パターンと
を発生させるパターン発生器と、前記半導体デバイスを
差し込み、前記入力信号パターンを受け取ってこれを前
記半導体デバイスに与えるとともに、前記半導体デバイ
スから出力された出力信号パターンを受け取るデバイス
差込部と、前記出力信号パターンと、前記パターン発生
器から受け取る前記期待値信号パターンとを論理比較し
てフェイル信号を出力する比較器と、前記フェイル信号
と、前記入力信号パターン及び前記期待値信号パターン
の少なくとも一方を含む試験パターンとを受け取って格
納する不良解析部とを備える。
【0009】本発明の他の形態においては、前記不良解
析部が、前記試験パターンを格納するパターン格納メモ
リ部を有する。
【0010】本発明のさらに他の形態においては、前記
不良解析部が前記フェイル信号を受け取ったときに、前
記パターン格納メモリ部に前記試験パターンを格納す
る。
【0011】本発明のさらに他の形態においては、前記
パターン発生器が、前記試験パターンの全部又は一部を
選択して前記パターン発生器から出力させるパターンマ
ルチプレクサを有する。
【0012】本発明のさらに他の形態においては、前記
パターン発生器が、予め設定した信号パターンを一定の
順序によりシーケンシャルパターンとして出力するシー
ケンシャルパターン発生器と、予め設定した論理により
算出した信号パターンをアルゴリズミックパターンとし
て出力するアルゴリズミックパターン発生器とをさらに
有し、前記パターンマルチプレクサが、前記シーケンシ
ャルパターンと前記アルゴリズミックパターンとの双方
又は一方を選択して前記パターン発生器から出力させ
る。
【0013】本発明のさらに他の形態においては、前記
不良解析部が前記パターン格納メモリ部に格納された前
記試験パターンを表示するモニタ部を有する。
【0014】本発明のさらに他の形態においては、前記
不良解析部が、前記比較器から受け取るフェイル信号又
は前記パターン発生器から受け取る前記試験パターンを
選択的に出力する不良解析用マルチプレクサを有する。
【0015】本発明のさらに他の形態においては、半導
体デバイスを試験する半導体デバイス試験方法であっ
て、前記半導体デバイスに印加するための入力信号パタ
ーンと、前記半導体デバイスから出力されるべき期待値
信号パターンとを発生させる段階と、前記半導体デバイ
スを差し込み、前記入力信号パターンを前記半導体デバ
イスに与えるとともに、前記半導体デバイスから出力さ
れた出力信号パターンを受け取る段階と、前記出力信号
パターンと前記期待値信号パターンとを論理比較してフ
ェイル信号を出力する段階と、前記フェイル信号と、前
記入力信号パターン及び前記期待値信号パターンの少な
くとも一方を含む試験パターンとを受け取って格納する
格納段階とを備える。
【0016】本発明のさらに他の形態においては、前記
格納段階が、前記フェイル信号を受け取ったときに前記
フェイル信号及び前記試験パターンを受け取って格納
し、前記格納段階により格納された前記試験パターンを
表示させる段階をさらに備える。
【0017】本発明のさらに他の形態においては、複数
の信号パターンを入力してその全部又は一部を選択して
出力する選択段階をさらに備え、前記格納段階が、前記
選択段階により出力された信号パターンを受け取って格
納する。なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴
の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブ
コンビネーションもまた発明となりうる。
【0018】
【発明の実施の形態】 以下、発明の実施の形態を通
じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲
に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中
で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決
手段に必須であるとは限らない。図2は、本発明の第1
の実施形態における半導体デバイス試験装置100の全
体構成を示すブロック図である。図に示す通り、半導体
デバイス試験装置100は、パターン発生器10と波形
整形器20とタイミング発生器30とデバイス差込部4
0と比較器50と不良解析部60とデバイス不良救済解
析部70とを備える。また、不良解析部60は、フェイ
ル格納メモリ部62とパターン格納メモリ部64とモニ
タ部66とを有する。
【0019】 パターン発生器10は、試験対象たる
半導体デバイス200に印加する入力信号パターン12
と、半導体デバイス200から出力されるべき期待値信
号パターン14とを発生させる。入力信号パターン12
は波形整形器20に入力され、また期待値信号パターン
14は比較器50に入力される。入力信号パターン12
は、例えば、パターンデータ部分と信号の読み書きを制
御する制御信号部分と半導体デバイス200のアドレス
を示すアドレス信号部分とを有する。
【0020】パターン発生器10は、タイミング発生器
30からクロック信号を受け取り、このクロック信号に
従って入力信号パターン12及び期待値信号パターン1
4を発生させている。 また、パターン発生器10
は、入力信号パターン12及び期待値信号パターン14
の双方又は一方を試験パターン18として不良解析部6
0へ出力する。
【0021】波形整形器20は、パターン発生器10か
ら出力された入力信号パターン12の波形を、タイミン
グ発生器30から受け取るクロック信号に従って、半導
体デバイス200の特性に適合するように整形する。デ
バイス差込部40には半導体デバイス200が差し込ま
れ、入力信号パターンを受け取ってこれを半導体デバイ
ス200の入力ピンに印加する。入力信号パターンのう
ち、パターンデータ部分はデータ入力ピンに、制御信号
部分は制御ピンに、アドレス信号部分はアドレスピン
に、それぞれ入力される。また、半導体デバイス200
の出力ピンから出力信号パターン42を受け取ってこれ
を出力する。
【0022】比較器50は、出力信号パターン42と、
パターン発生器10から出力される期待値信号パターン
14とを受け取り、これらを論理比較する。比較器50
は排他的論理和回路を有し、出力信号パターン42と期
待値信号パターン14とが一致しない場合にはフェイル
信号52を不良解析部60に出力する。即ち、出力信号
パターン42と期待値信号パターン14とが一致すると
きにはフェイル信号52をインアクティブにし、逆に、
不一致(フェイル)の場合にはフェイル信号52をアク
ティブにして半導体デバイス200に不良箇所を発見し
たと判断する。
【0023】不良解析部60は、フェイル格納メモリ部
62とパターン格納メモリ部64とモニタ部66とを有
し、フェイル信号52と試験パターン18とを受け取っ
て格納する。なお、試験パターン18は、入力信号パタ
ーン12及び期待値信号パターン14の少なくとも一方
を含んでいる。半導体デバイス200がメモリデバイス
の場合、フェイル格納メモリ部62は、比較器50から
フェイル信号52を受け取ると、パターン発生器10か
ら受け取るアドレス信号に基づいて、半導体デバイス2
00のアドレスに対応するフェイル格納メモリ部62の
アドレスにフェイル信号52を格納する。
【0024】パターン格納メモリ部64は、フェイル格
納メモリ部62からフェイル信号を受け取ったときに、
パターン発生器10から試験パターン18を受け取って
格納する。フェイル時以外には試験パターン18を格納
しないため、メモリ容量が比較的小さくても十分であ
る。このようにフェイルが生じる度に試験パターン18
を格納しておけば、パターン確認のために最初から試験
パターン18を発生させる必要がなくなるため、複雑な
発生過程を経ることなく簡単かつ迅速に半導体デバイス
200の不良箇所を確認し、不良内容を解析することが
できる。なお、フェイル信号がインアクティブの場合に
も試験パターン18を格納してもよい。
【0025】モニタ部66は、パターン格納メモリ部6
4に格納された試験パターン18を画面に表示する。こ
れにより、フェイルが生じたときの入力信号パターン1
2又は期待値信号パターン14を容易に確認することが
できる。また、全試験パターンをパターン格納メモリ部
64に格納した場合には、パターン発生器10が作成し
た全パターンの内容を後にモニタ部66で確認すること
ができる。半導体デバイス200の試験時以外の場合、
例えば単に試験パターン18を確認したい場合等には、
発生させた試験パターン18をパターン格納メモリ部6
4に格納してモニタ部66で確認することができる。パ
ターン発生器10が発生させる入力信号パターン12又
は期待値信号パターン14の発生シーケンスや発生アル
ゴリズムをプログラムする際に、発生させたパターンを
容易に確認できるので、プログラムを容易にデバッグす
ることができる。
【0026】デバイス不良救済解析部70は、フェイル
格納メモリ部62に記憶されたフェイル信号52に基づ
いて半導体デバイス200の不良箇所の救済方法を求め
る。半導体デバイス200には、不良箇所が発見された
場合にその半導体デバイス200全体を不良品としない
ために、置き換え用の予備のセルが用意されている。デ
バイス不良救済解析部70は、半導体デバイス200に
おける不良箇所を解析し、どの箇所を予備セルに置き換
えればよいかを判断する。
【0027】図3は、第1の実施形態におけるパターン
発生器10の構成を示すブロック図である。図に示す通
り、パターン発生器10はシーケンシャルパターン発生
器110とアルゴリズミックパターン発生器120と論
理和回路150とを有する。
【0028】入力信号パターン12が、パターンデータ
部分と制御信号部分とアドレス信号部分とを有する場
合、例えばパターンデータ部分はシーケンシャルパター
ン発生器110によってシーケンシャルに(所定の順序
に従って)生成され、制御信号部分及びアドレス信号部
分はアルゴリズミックパターン発生器120によりアル
ゴリズミックに(所定の論理に従って)生成される。ま
た例えば、期待値信号パターン14はシーケンシャルパ
ターン発生器110によりシーケンシャルに生成され
る。シーケンシャルパターン発生器110は、予め設定
した複数のパターンデータを所定の順序通りに出力する
ことによってシーケンシャルパターン118を発生させ
る。一方、アルゴリズミックパターン発生器120は、
予め設定した論理に従って算出するアルゴリズミックパ
ターン142を発生させる。
【0029】 シーケンシャルパターン発生器110
は、パターンメモリアドレス発生器112とパターンメ
モリ116とを有する。パターンメモリアドレス発生器
112は、パターンデータが格納されたパターンメモリ
116に対してパターンメモリ116のアドレスを示す
アドレス信号を出力し、これによってシーケンシャルパ
ターン118が発生する。
【0030】アルゴリズミックパターン発生器120
は、アルゴリズミックパターン生成器122とデータセ
レクタ130とパターンコントローラ140とを有す
る。アルゴリズミックパターン生成器122は、所定の
論理に従って算出したアルゴリズミックパターンを出力
する。データセレクタ130は、アルゴリズミックパタ
ーン生成器122が出力したアルゴリズミックパターン
を受け取り、半導体デバイス200の特性や入力するピ
ンの種類に適合する複数ビットを選択してアルゴリズミ
ックパターンを出力する。パターンコントローラ140
は、アルゴリズミックパターン142の出力を制御す
る。
【0031】論理和回路150は、シーケンシャルパタ
ーン118とアルゴリズミックパターン142とを受け
取り、論理和の出力として入力信号パターン12と期待
値信号パターン14とを出力する。また、パターン格納
メモリ部64に対して入力信号パターン12及び期待値
信号パターン14の双方又は一方が試験パターン18と
して出力される。
【0032】 図4は、本発明の第2の実施形態にお
けるパターン発生器10の構成を示す。 本実施形態
におけるパターン発生器10は、シーケンシャルパター
ン発生器110とアルゴリズミックパターン発生器12
0と論理和回路150とパターンマルチプレクサ160
とを有する。シーケンシャルパターン発生器110、ア
ルゴリズミックパターン発生器120及び論理和回路1
50の構成は第1の実施形態と同様である。
【0033】パターンマルチプレクサ160は、論理和
回路150から出力された入力信号パターン12及び期
待値信号パターン14と、パターンコントローラ140
から出力されたアルゴリズミックパターン142とを受
け取り、いずれかの信号を選択して試験パターン18と
して出力する。論理和回路150から出力される入力信
号パターン12及び期待値信号パターン14は、シーケ
ンシャルパターン118とアルゴリズミックパターン1
42との論理和の出力であるから、パターンマルチプレ
クサ160は、シーケンシャルパターン118とアルゴ
リズミックパターン142との双方又は一方を選択的に
出力することができる。
【0034】本実施形態によれば、試験パターン18の
うちパターンデータ部分以外(例えばアドレス信号部分
のみ)をパターン格納メモリ部64に格納できるので、
パターン格納メモリ部64の格納データ容量を節減する
ことができる。また、半導体デバイス200の試験時以
外の場合、例えばアルゴリズミックパターン生成器12
2のアルゴリズムを確認したい場合やデータセレクタ1
30におけるデータ信号の選択方法を確認したい場合等
において、アルゴリズミックパターン142だけをパタ
ーン格納メモリ部64に格納することができる。
【0035】図5は、本発明の第3の実施形態における
半導体デバイス試験装置100の全体構成を示す。本実
施形態における不良解析部60は不良解析用マルチプレ
クサ68をさらに有している。不良解析用マルチプレク
サ68には、比較器50から出力されたフェイル信号5
2とパターン発生器10から出力された試験パターン1
8とが入力され、いずれか一方の信号が選択的に出力さ
れる。不良解析用マルチプレクサ68の出力信号はフェ
イル格納メモリ部62に格納される。モニタ部66は、
フェイル格納メモリ部62に格納された試験パターン1
8を表示できる。
【0036】本実施形態においては、第1の実施形態に
おいてフェイル信号52だけを格納していたフェイル格
納メモリ部62に試験パターン18を格納することもで
きるので、第1の実施形態とは異なりパターン格納メモ
リ部64が設けられていない。特に、試験時以外に試験
パターン18を確認する場合はフェイル信号52を格納
することがないため、試験パターン18の格納場所とし
てはフェイル格納メモリ部62で十分となる。
【0037】 以上、本発明を実施の形態を用いて説
明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載
の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変
更又は改良を加えることができることが当業者に明らか
である。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の
技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載
から明らかである。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、半導体デバイスに印加
する入力信号パターン及び半導体デバイスから出力され
るべき期待値信号パターンの少なくとも一方を不良解析
部に格納しておくことにより、半導体デバイス試験でフ
ェイルが生じた場合や発生させるパターンを確認したい
場合に、そのパターンを容易かつ迅速に確認し解析する
ことができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来の半導体デバイス試験装置100
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、第1の実施形態における半導体デバイ
ス試験装置100の全体構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、第1の実施形態におけるパターン発生
器10の構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、第2の実施形態におけるパターンマル
チプレクサ160を有するパターン発生器10の構成を
示すブロック図である。
【図5】図5は、第3の実施形態における半導体デバイ
ス試験装置100の全体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 パターン発生器 12 入力信号パターン 14 期待値信号パターン 18 試験パターン 20 波形整形器 30 タイミング発生器 40 デバイス差込部 42 出力信号パターン 50 比較器 52 フェイル信号 60 不良解析部 62 フェイル格納メモリ部 64 パターン格納メモリ部 66 モニタ部 68 不良解析用マルチプレクサ 69 出力信号 70 デバイス不良救済解析部 100 半導体デバイス試験装置 110 シーケンシャルパターン発生器 112 パターンメモリアドレス発生器 116 パターンメモリ 118 シーケンシャルパターン 120 アルゴリズミックパターン発生器 122 アルゴリズミックパターン生成器 142 アルゴリズミックパターン 130 データセレクタ 140 パターンコントローラ 150 論理和回路 160 パターンマルチプレクサ 200 半導体デバイス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体デバイスを試験する半導体デバイ
    ス試験装置であって、 前記半導体デバイスに印加するための入力信号パターン
    と、前記半導体デバイスから出力されるべき期待値信号
    パターンとを発生させるパターン発生器と、 前記半導体デバイスを差し込み、前記入力信号パターン
    を受け取ってこれを前記半導体デバイスに与えるととも
    に、前記半導体デバイスから出力された出力信号パター
    ンを受け取るデバイス差込部と、 前記出力信号パターンと、前記パターン発生器から受け
    取る前記期待値信号パターンとを論理比較してフェイル
    信号を出力する比較器と、 前記フェイル信号と、前記入力信号パターン及び前記期
    待値信号パターンの少なくとも一方を含む試験パターン
    とを受け取って格納する不良解析部とを備えることを特
    徴とする半導体デバイス試験装置。
  2. 【請求項2】 前記不良解析部が、前記試験パターンを
    格納するパターン格納メモリ部を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体デバイス試験装置。
  3. 【請求項3】 前記不良解析部が前記フェイル信号を受
    け取ったときに、前記パターン格納メモリ部に前記試験
    パターンを格納することを特徴とする請求項1又は2に
    記載の半導体デバイス試験装置。
  4. 【請求項4】 前記パターン発生器が、前記試験パター
    ンの全部又は一部を選択して前記パターン発生器から出
    力させるパターンマルチプレクサを有することを特徴と
    する請求項1乃至3に記載の半導体デバイス試験装置。
  5. 【請求項5】 前記パターン発生器が、予め設定した信
    号パターンを一定の順序によりシーケンシャルパターン
    として出力するシーケンシャルパターン発生器と、予め
    設定した論理により算出した信号パターンをアルゴリズ
    ミックパターンとして出力するアルゴリズミックパター
    ン発生器とをさらに有し、 前記パターンマルチプレクサが、前記シーケンシャルパ
    ターンと前記アルゴリズミックパターンとの双方又は一
    方を選択して前記パターン発生器から出力させることを
    特徴とする請求項1乃至4に記載の半導体デバイス試験
    装置。
  6. 【請求項6】 前記不良解析部が前記パターン格納メモ
    リ部に格納された前記試験パターンを表示するモニタ部
    を有することを特徴とする請求項1乃至5に記載の半導
    体デバイス試験装置。
  7. 【請求項7】 前記不良解析部が、前記比較器から受け
    取るフェイル信号又は前記パターン発生器から受け取る
    前記試験パターンを選択的に出力する不良解析用マルチ
    プレクサを有することを特徴とする請求項1乃至6に記
    載の半導体デバイス試験装置。
  8. 【請求項8】 半導体デバイスを試験する半導体デバイ
    ス試験方法であって、 前記半導体デバイスに印加するための入力信号パターン
    と、前記半導体デバイスから出力されるべき期待値信号
    パターンとを発生させる段階と、 前記半導体デバイスを差し込み、前記入力信号パターン
    を前記半導体デバイスに与えるとともに、前記半導体デ
    バイスから出力された出力信号パターンを受け取る段階
    と、 前記出力信号パターンと前記期待値信号パターンとを論
    理比較してフェイル信号を出力する段階と、 前記フェイル信号と、前記入力信号パターン及び前記期
    待値信号パターンの少なくとも一方を含む試験パターン
    とを受け取って格納する格納段階とを備えることを特徴
    とする半導体デバイス試験方法。
  9. 【請求項9】 前記格納段階が、前記フェイル信号を受
    け取ったときに前記フェイル信号及び前記試験パターン
    を受け取って格納し、 前記格納段階により格納された前記試験パターンを表示
    させる段階をさらに備えることを特徴とする請求項8に
    記載の半導体デバイス試験方法。
  10. 【請求項10】 複数の信号パターンを入力してその全
    部又は一部を選択して出力する選択段階をさらに備え、 前記格納段階が、前記選択段階により出力された信号パ
    ターンを受け取って格納することを特徴とする請求項8
    又は9に記載の半導体デバイス試験方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012122931A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 回路故障検出装置、回路故障検出方法

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