JP2001004696A - リード検出機能付きハンドリング装置及びそのリード検出方法 - Google Patents

リード検出機能付きハンドリング装置及びそのリード検出方法

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JP2001004696A
JP2001004696A JP11169529A JP16952999A JP2001004696A JP 2001004696 A JP2001004696 A JP 2001004696A JP 11169529 A JP11169529 A JP 11169529A JP 16952999 A JP16952999 A JP 16952999A JP 2001004696 A JP2001004696 A JP 2001004696A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】最小限の装置規模の増加で被試験ICのリード
を検出でき、被試験ICの電気特性試験時のリードの位
置ずれによるリードの変形を防止し、コンタクトずれを
防止できるリード検出機能付きハンドリング装置及びそ
のリード検出方法を提供する。 【解決手段】測定部に半導体装置11のリード13を検
出するリード検出手段を備え、リード検出手段が半導体
装置11のリード13の画像を得る光ファィバ4と、得
られたリード画像を取り込むカメラ5と、取り込んだリ
ード画像を認識する画像認識部6と、得られたリード画
像を表示するディスプレィ7である。そして、リード検
出手段により半導体装置11のリード13の位置がずれ
を生じている状態であることを検出し、また半導体装置
11のリード13に付いているICソケット1のコンタ
クトピン2の圧痕14を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置(以下
ICという)の電気特性試験で使用されるハンドリング
装置(ハンドラともいう)に関し、特にリード検出機能
付きハンドリング装置及びそのリード検出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ハンドリング装置(従来例1)
は、図6のハンドリング装置の構成を示す平面図で示す
ように、被試験IC11を供給する供給トレー21と、
被試験IC11を加熱するプレヒート部28と、被試験
IC11を供給トレー21からプレヒート部28を介し
てアライメント部23に供給する供給ハンド25と、被
試験IC11を位置決めするアライメント部23と、被
試験IC11をアライメント部23から測定部24へ供
給する測定部用ハンド26と、ICソケット16を備え
被試験IC11の電気特性試験を行う測定部24と、電
気特性試験後の被試験IC11を各分類収納トレー22
に電気特性試験結果により分類収納する収納ハンド27
と、電気特性試験後の被試験IC11を分類収納する分
類収納トレー22とを有する。
【0003】なおプレヒート部28は、高温で被試験I
C11の電気特性試験を行うとき用い、常温で被試験I
C11の電気特性試験を行うときは用いない。
【0004】ここで、供給ハンド25、測定部用ハンド
26および収納ハンド27はそれぞれ吸着パッド(図示
せず)を備え、被試験IC11を真空吸着して搬送す
る。
【0005】そして、アライメント部23は被試験IC
11の各リード13を測定部24に備えられたICソケ
ット16の各コンタクトピン2に正しく接触させるた
め、機械的に位置決めするものである。機械的に位置決
めする構造は、例えば被試験IC11の外形寸法より僅
かに大きい寸法のすり鉢状の凹部を形成し、被試験IC
11を凹部に落とし込み、被試験IC11の外形で位置
決めするものである。
【0006】そして、測定部24は、図7(a)および
図7(b)の測定部の構成を示す側面図および平面図で
示すように、被試験IC11の各リード13をICソケ
ット16の各コンタクトピン2に押し付けて、被試験I
C11の各リード13をICソケット16の各コンタク
トピン2に確実に接触(コンタクトともいう)させるコ
ンタクトプッシャ8と、接触させた被試験IC11の各
リード13に電気特性試験信号を供給するコンタクトピ
ン2を含むICソケット16とを備える。
【0007】そしてなおICソケット16は、被試験I
C11の各リード13をICソケット16の各コンタク
トピン2に正しく接触させるため、機械的に位置決めす
る位置決め部3を有する。そして被試験IC11は、測
定部用ハンド26でICソケット16へ供給される時、
位置決め部3に沿って供給される。位置決め部3の構造
は、例えば被試験IC11の本体12の四隅を位置決め
する鉤(「)状の形状のものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した一般的なハン
ドリング装置(従来例1)では、アライメント部23に
おいて、被試験IC11を凹部に落とし込み、被試験I
C11の外形で位置決めするため、アライメント部23
で位置決めした被試験IC11の位置にばらつきを生
じ、ずれが生じる。
【0009】そしてまた、アライメント部23で位置決
めした被試験IC11を測定部24に備えられたICソ
ケット16へ測定部用ハンド26で供給する時、測定部
用ハンド26は被試験IC11を真空吸着して搬送す
る。そのため、真空吸着時や搬送時、アライメント部2
3で位置決めした被試験IC11の位置にずれが生じ
る。
【0010】さらにまた、搬送した被試験IC11を測
定部24に備えられたICソケット16へ測定部用ハン
ド26で供給する時、ICソケット16の各コンタクト
ピン2の僅か上方で真空吸着を切り、被試験IC11を
ICソケット16へ落下させ供給するため、ICソケッ
ト16の位置決め部3に沿って落下供給しても、供給し
た被試験IC11の位置にばらつきを生じ、ずれが生じ
る。
【0011】このように、被試験IC11の位置にずれ
が生じると、図8の問題点を説明する側面図に示すよう
に、被試験IC11の各リード13の位置とICソケッ
ト16の各コンタクトピン2の位置とにずれ(コンタク
トずれ)が生じる。そしてこの状態で、コンタクトプッ
シャ8で被試験IC11の各リード13をICソケット
16の各コンタクトピン2に押し付けると、被試験IC
11の各リード13はICソケット16の各コンタクト
ピン2に位置ずれして片あたりする。そして、極端な場
合は被試験IC11の各リード13の側面にICソケッ
ト16の各コンタクトピン2が接触する。
【0012】そうすると、被試験IC11の各リード1
3に各リード13の中心からずれて力が加わり、各リー
ド13が曲がって(変形して)しまうという問題が生じ
る。そしてまた、被試験IC11の各リード13とIC
ソケット16の各コンタクトピン2とが確実に接触でき
ず、正しく被試験IC11の電気特性試験を行えないと
いう問題が生じる。
【0013】そこでこの問題を解決するために、例えば
特開平6−309436号公報(従来例2)には、図9
の構成図に示すものがある。これには従来例1のハンド
リング装置と同様に位置決め台31(アライメント部)
を有すると共に、画像処理用カメラ32を2組(画像処
理用カメラ32a,32b)有し、ICソケット17の
位置と、位置決め台31(アライメント部)で機械的に
位置決めしICソケット17へ搬送中のθ回転モータ3
7の吸着パッドにより吸着している被試験ICである
(QFP型)IC15(図示せず)の位置とを別々に検
出する。そして、画像処理部33、制御部34および位
置決め機構であるXステージ(移動モータ含む)35、
Yステージ(移動モータ含む)36、θ回転モータ37
を有し、検出したICソケット17の位置に検出した
(QFP型)IC15の位置を合わせる。そして、θ回
転モータ37の吸着パッドにより吸着している(QFP
型)IC15を降下させICソケット17へ接触させ
る、接触・位置決め装置を有するハンドラが示されてい
る。
【0014】この従来例2は、上記構成によりICソケ
ット17の位置に(QFP型)IC15の位置を合わせ
る位置決め精度が一般的なハンドリング装置(従来例
1)より高く、上記問題が生じにくいという点において
効果を奏している。
【0015】しかしながら、この従来例2では一般的な
ハンドリング装置(従来例1)の機能に加えて、2組の
画像処理用カメラ32、画像処理部33、制御部34お
よびXステージ(移動モータ含む)35、Yステージ
(移動モータ含む)36、θ回転モータ37等の位置決
め装置を有するため、装置が大規模化し、装置サイズが
大型化し装置価格が上昇するという問題が生じる。
【0016】従って、本発明の目的は、最小限の装置規
模の増加で被試験ICのリードを検出でき、被試験IC
の電気特性試験時のリードの位置ずれによるリードの変
形を防止し、コンタクトずれを防止できるリード検出機
能付きハンドリング装置及びそのリード検出方法を提供
することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のリード検出機能
付きハンドリング装置は、半導体装置の電気特性試験を
行う測定部と、前記測定部に半導体装置を供給する供給
部と、前記電気特性試験を行う半導体装置を加熱する加
熱部と、前記測定部に供給する半導体装置を位置決めす
る位置決め部と、前記電気特性試験後の半導体装置を電
気特性試験結果により分類収納する分類収納部とを有す
るハンドリング装置において、前記測定部に半導体装置
のリードを検出するリード検出手段を備えていることを
特徴とする。
【0018】また、前記リード検出手段が、半導体装置
のリードの画像を得る光ファィバと、前記光ファィバで
得られたリード画像を取り込むカメラと、前記カメラで
取り込んだリード画像を認識する画像認識部と、前記画
像認識部をとおして得られたリード画像を表示するディ
スプレィである。
【0019】また、前記光ファィバが、前記測定部に備
えられたICソケットの隣り合うコンタクトピンの間の
位置に設けられている。
【0020】また、前記光ファィバが、ICソケット上
に載置された半導体装置のリードの位置がずれを生じて
いる状態の時、前記半導体装置のリードを検出する位置
に設けられている。
【0021】本発明のリード検出機能付きハンドリング
装置のリード検出方法は、半導体装置の電気特性試験を
行う測定部で、前記半導体装置のリードをリード検出手
段により検出することを特徴とする。
【0022】また、前記リード検出手段によるリード検
出方法は、前記半導体装置のリードの画像を光ファィバ
で得、前記光ファィバで得られたリード画像をカメラで
取り込み、前記カメラで取り込んだリード画像を画像認
識部で認識し、前記画像認識部をとおして得られたリー
ド画像をディスプレィで表示する。
【0023】また、前記測定部に備えられたICソケッ
トに設けられた前記光ファィバで、前記半導体装置のリ
ードの画像を得る。
【0024】また、前記光ファィバが前記測定部に備え
られたICソケットの隣り合うコンタクトピンの間の位
置に設けられていて、前記ICソケット上に載置された
半導体装置のリードの位置がずれを生じている状態の
時、前記リード検出手段により前記半導体装置のリード
を検出し、前記半導体装置のリードの位置がずれを生じ
ている状態であることを認識する。
【0025】また、前記リード検出手段により、電気特
性試験が終了後の前記半導体装置のリードに付いている
前記測定部に備えられたICソケットのコンタクトピン
の圧痕を表示し、前記半導体装置のリードに付いている
前記ICソケットのコンタクトピンの圧痕の位置を確認
する。
【0026】この様な本発明によれば、リード検出機能
付きハンドリング装置の測定部に半導体装置のリードを
検出するリード検出手段を備え、リード検出手段により
測定部のICソケット上に載置された半導体装置のリー
ドを認識し、ICソケット上に載置された半導体装置の
リードの位置がずれを生じている状態の時、前記半導体
装置のリードの位置がずれを生じている状態であること
を検出する。また、リード検出手段により、電気特性試
験が終了後の半導体装置のリードに付いている、ICソ
ケットのコンタクトピンの圧痕を表示し、半導体装置の
リードに付いているICソケットのコンタクトピンの圧
痕の位置を確認する。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明のリ
ード検出機能付きハンドリング装置の一実施形態の構成
を示す平面図である。図2(a)および図2(b)は図
1のリード検出機能付きハンドリング装置のリード検出
方法の第1の実施形態を示す側面図および平面図であ
り、図3(a)および図3(b)は図1のリード検出機
能付きハンドリング装置のリード検出方法の第2の実施
形態を示す側面図および平面図である。
【0028】まず、本発明のリード検出機能付きハンド
リング装置の一実施形態について説明する。図1に示す
ように、本実施形態のリード検出機能付きハンドリング
装置は、被試験IC11を供給する供給トレー21と、
被試験IC11を加熱するプレヒート部28と、被試験
IC11を供給トレー21からプレヒート部28を介し
てアライメント部23に供給する供給ハンド25と、被
試験IC11を位置決めするアライメント部23と、被
試験IC11をアライメント部23から測定部24へ供
給する測定部用ハンド26と、被試験IC11のリード
を検出する手段を備え被試験IC11の電気特性試験を
行う測定部24と、電気特性試験後の被試験IC11を
各分類収納トレー22に電気特性試験結果により分類収
納する収納ハンド27と、電気特性試験後の被試験IC
11を分類収納する分類収納トレー22とを有する。
【0029】なおプレヒート部28は、高温で被試験I
C11の電気特性試験を行うとき用い、常温で被試験I
C11の電気特性試験を行うときは用いない。
【0030】このように本実施形態のリード検出機能付
きハンドリング装置の構成は、一般的なハンドリング装
置(従来例1)の構成と、測定部24に備えた被試験I
C11のリード検出手段が相違し増加している。
【0031】ここで、供給ハンド25、測定部用ハンド
26および収納ハンド27はそれぞれ吸着パッド(図示
せず)を備え、被試験IC11を真空吸着して搬送す
る。
【0032】そして、アライメント部23は被試験IC
11の各リード13を測定部24に備えられたICソケ
ット1の各コンタクトピン2に正しく接触させるため、
機械的に位置決めするものである。機械的に位置決めす
る構造は、例えば被試験IC11の外形寸法より僅かに
大きい寸法のすり鉢状の凹部を形成し、被試験IC11
を凹部に落とし込み、被試験IC11の外形で位置決め
するものである。
【0033】そして、測定部24は、図2(a)および
図2(b)のリード検出機能付きハンドリング装置のリ
ード検出方法の第1の実施形態を示す側面図および平面
図、または図3(a)および図3(b)のリード検出機
能付きハンドリング装置のリード検出方法の第2の実施
形態を示す側面図および平面図で示すように、被試験I
C11の各リード13をICソケット1の各コンタクト
ピン2に押し付けて、被試験IC11の各リード13を
ICソケット1の各コンタクトピン2に確実に接触(コ
ンタクトともいう)させるコンタクトプッシャ8と、I
Cソケット1上の被試験IC11のリード13を検出す
るリード検出手段を有し、接触させた被試験IC11の
各リード13に電気特性試験信号を供給するコンタクト
ピン2を含むICソケット1とを備える。
【0034】そして、リード検出手段として、ICソケ
ット1に備え被試験IC11のリード13のリード画像
を得る光ファィバ4、光ファィバ4で得られたリード画
像を取り込むカメラ5、カメラ5で取り込んだリード画
像を認識する画像認識部6および画像認識部6をとおし
て得られたリード画像を表示するディスプレィ7を有す
る。
【0035】ここで、光ファィバ4は、ICソケット1
の隣り合う2辺のコンタクトピン2の各最外部(対角の
位置)のコンタクトピンとその各内側のコンタクトピン
の間の位置に、各々計2組(光ファィバ4a,4b)設
けられている。そして光ファィバ4a,4bの設けられ
ている位置は、ICソケット1のコンタクトピン2上に
載置された被試験IC11の各リード13の位置が正し
くなく、ずれが生じている状態の時、被試験IC11の
リード13を検出する位置である。
【0036】そして、光ファィバ4a,4bでそれぞれ
得られたリード画像を取り込むカメラ5も2組(カメラ
5a,5b)有し、カメラ5a,5bで取り込んだリー
ド画像を認識する画像認識部6を1組、画像認識部6を
とおしてそれぞれ得られたリード画像を表示するディス
プレィ7を2組(ディスプレィ7a,7b)有する。
【0037】そしてなおICソケット1は、被試験IC
11の各リード13をICソケット1の各コンタクトピ
ン2に正しく接触させるため、機械的に位置決めする位
置決め部3を有する。そして被試験IC11は、測定部
用ハンド26でICソケット1へ供給される時、位置決
め部3に沿って供給される。位置決め部3の構造は、例
えば被試験IC11の本体12の四隅を位置決めする鉤
(「)状の形状のものである。
【0038】次に、本発明のリード検出機能付きハンド
リング装置のリード検出方法の第1の実施形態について
図2(a)および図2(b)を参照して説明する。この
第1の実施形態は、ICソケット1上の被試験IC11
のリード13を検出し、ずれが生じていないか認識する
ものである。
【0039】まず、アライメント部23で機械的に位置
決めした被試験IC11を、測定部用ハンド26で真空
吸着して測定部24に備えられたICソケット1の上方
へ搬送する。
【0040】そして、測定部用ハンド26で搬送した被
試験IC11を、ICソケット1の各コンタクトピン2
の僅か上方で真空吸着を切り、被試験IC11をICソ
ケット1へ位置決め部3に沿って落下させ供給する。
【0041】そして、ICソケット1のコンタクトピン
2上に供給(載置)された被試験IC11のリード13
を検出する。
【0042】ここで、ICソケット1に備えた2組の光
ファィバ4a,4bで被試験IC11のリード画像を
得、光ファィバ4a,4bで得られたリード画像をカメ
ラ5a,5bで取り込み、カメラ5a,5bで取り込ん
だリード画像を画像認識部6で認識し、そして画像認識
部6をとおして得られたリード画像をディスプレィ7で
表示する。
【0043】なおここで、ICソケット1上の被試験I
C11の各リード13の位置が正しくなく、ずれが生じ
ている状態は、被試験IC11の各リード13の位置
が、ICソケット1のコンタクトピン2上からずれ、隣
り合うコンタクトピン2の間の位置にずれている状態で
ある。それゆえ、光ファィバ4a,4bは、ICソケッ
ト1の隣り合う2辺のコンタクトピン2の、各最外部
(対角の位置)のコンタクトピンとその各内側のコンタ
クトピンの間の位置に、各々計2組(光ファィバ4a,
4b)設けられていて、被試験IC11の各リード13
の位置が正しくなく、ずれが生じている状態の時被試験
IC11のリード13を検出する位置である。
【0044】そして、得られた被試験IC11のリード
画像はその周囲に対して明るく、「リードである」と画
像認識部6で自動的に認識する。
【0045】そして、図4は本実施形態のICソケット
1上で被試験IC11の位置にずれが生じた状態を示す
平面図である。
【0046】図4(a)は、ICソケット1上で被試験
IC11の位置が紙面の手前方向にずれを生じた状態を
示し、ICソケット1に設けた光ファィバ4aが被試験
IC11のリード13aのリード画像を得、光ファィバ
4aで得られたリード画像をカメラ5aで取り込みそし
てカメラ5aで取り込んだリード画像を画像認識部6で
「リードである」と認識する。しかし、ICソケット1
に設けた光ファィバ4bは被試験IC11のリードのリ
ード画像を得ず、カメラ5bはリード画像を取り込まず
そして画像認識部6は「リードではない」と認識する。
【0047】図4(b)は、ICソケット1上で被試験
IC11の位置が紙面の右方向にずれを生じた状態を示
し、ICソケット1に設けた光ファィバ4bが被試験I
C11のリード13bのリード画像を得、光ファィバ4
bで得られたリード画像をカメラ5bで取り込みそして
カメラ5bで取り込んだリード画像を画像認識部6で
「リードである」と認識する。しかし、ICソケット1
に設けた光ファィバ4aは被試験IC11のリードのリ
ード画像を得ず、カメラ5aはリード画像を取り込まず
そして画像認識部6は「リードではない」と認識する。
【0048】図4(c)は、ICソケット1上で被試験
IC11の位置が紙面の時計方向にずれを生じた状態を
示し、ICソケット1に設けた光ファィバ4aが被試験
IC11のリード13aのリード画像を得、ICソケッ
ト1に設けた光ファィバ4bが被試験IC11のリード
13cのリード画像を得、光ファィバ4aで得られたリ
ード画像をカメラ5aで取り込み、光ファィバ4bで得
られたリード画像をカメラ5bで取り込みそしてカメラ
5aおよびカメラ5bで取り込んだリード画像を画像認
識部6でそれぞれ「リードである」と認識する。
【0049】そして、光ファィバ4aまたは/および光
ファィバ4bでリード画像を得られ、画像認識部6で
「リードである」と認識した場合は、被試験IC11の
リード13のICソケット1上の位置が正しくなく、ず
れが生じている状態である。
【0050】この状態に成った時、ハンドリング装置は
アラーム状態に成り、停止する。
【0051】そしてこの状態に成った時は、被試験IC
11のリード13のICソケット1上の位置が正しくな
く、ずれが生じた原因を取り除く。そのために、ICソ
ケット1上の位置が正しくなく、ずれが生じている被試
験IC11のリード13のそれぞれの位置をディスプレ
ィ7a,7bで確認する。そして例えば、ハンドリング
装置のアライメント部23とICソケット1の位置関係
がずれているのであれば、機械的に調整する。そしてま
た、ICソケット1上のずれが生じている被試験IC1
1は、ICソケット1から取り出し再度電気特性試験を
行う。
【0052】また、光ファィバ4aおよび光ファィバ4
b共にリード画像を得ず、画像認識部6でそれぞれ「リ
ードではない」と認識した場合は、被試験IC11のリ
ード13のICソケット1上の位置が正しく、ずれが生
じてはいない状態である。
【0053】この状態の時は、ハンドリング装置はコン
タクトプッシャ8を下降させ、コンタクトプッシャ8で
供給された被試験IC11の各リード13をICソケッ
ト1の各コンタクトピン2に押し付けて接触させる。そ
して、ICソケット1のコンタクトピン2に接触してい
る被試験IC11の各リード13に電気特性試験信号を
供給し、被試験IC11の電気特性試験を行う。
【0054】このようにして、被試験IC11全数の電
気特性試験を行うそして次に、本発明のリード検出機能
付きハンドリング装置のリード検出方法の第2の実施形
態について図3(a)および図3(b)を参照して説明
する。この第2の実施形態は、上述した被試験IC11
の電気特性試験が終了後、ICソケット1の上方で、被
試験IC11のリード13に付いているICソケット1
のコンタクトピン2の圧痕(接触跡)の位置を認識し、
被試験IC11のリード13とICソケット1のコンタ
クトピン2の接触した位置(以下コンタクト位置とい
う)にずれが生じていないか確認する、つまり被試験I
C11のリード13のコンタクト位置を確認するもので
ある。
【0055】なお、リード検出機能付きハンドリング装
置のリード検出方法の第2の実施形態の構成は、第1の
実施形態の構成と同一である。
【0056】まず、被試験IC11の電気特性試験が終
了後、コンタクトプッシャ8を上昇させる。そして、収
納ハンド27の吸着パッド29で電気特性試験が終了し
た被試験IC11を真空吸着して、ICソケット1のコ
ンタクトピン2および位置決め部3の僅か上方へ持ち上
げる。
【0057】そして、収納ハンド27の吸着パッド29
で真空吸着したまま、被試験IC11のリード13に付
いているICソケット1のコンタクトピン2の圧痕(接
触跡)が、ICソケット1に備えた2組の光ファィバ4
a,4bの僅か上方へ位置するように移動させる。
【0058】そして、ICソケット1に備えた2組の光
ファィバ4a,4bで被試験IC11の別々のリード1
3dおよび13eのコンタクトピン2の圧痕(接触跡)
が付いているリード画像をそれぞれ得、光ファィバ4
a,4bで得られたリード画像をカメラ5a,5bでそ
れぞれ取り込みそしてカメラ5a,5bで取り込んだリ
ード画像を画像認識部6をとおしてディスプレィ7a,
7bでそれぞれ表示する。
【0059】図5は、ディスプレィ7a,7bにそれぞ
れ表示された、コンタクトピン2の圧痕(接触跡)14
dが付いているリード13dおよびコンタクトピン2の
圧痕14eが付いているリード13eのリード画像を示
す。
【0060】ここで、ディスプレィ7a,7bにそれぞ
れ表示されたリード画像において、コンタクトピン2の
圧痕(接触跡)14はリード13の表面が削られ素材面
が露したものであり、リード13の表面より輝いてい
る。そのため、目視で圧痕(接触跡)14と認識でき
る。
【0061】そして、ディスプレィ7a,7bにそれぞ
れ表示された、リード13dのコンタクトピン2の圧痕
(接触跡)14dおよびリード13eのコンタクトピン
2の圧痕14eの位置を認識し、被試験IC11のリー
ド13とICソケット1のコンタクトピン2の接触する
位置にずれが生じていないか(それぞれの中心の位置が
ずれていないか)、作業者が目視で確認する。
【0062】そして、被試験IC11のリード13とI
Cソケット1のコンタクトピン2の接触する位置にずれ
が生じている場合は、ずれが生じた原因を取り除く。例
えば、ハンドリング装置のアライメント部23とICソ
ケット1の位置関係がずれているのであれば、機械的に
調整する。
【0063】そして、リード13のコンタクト位置を確
認した被試験IC11は、真空吸着している収納ハンド
27で電気特性試験結果により各分類収納トレー22に
分類収納する。
【0064】なお、被試験IC11のリード13のコン
タクト位置の確認は、電気特性試験の被試験IC11全
数行うのではなく、一定数量毎(例えば100個毎)に
抜き取り的に行う。
【0065】また、本実施形態では、光ファィバ4は、
ICソケット1の隣り合う2辺のコンタクトピン2の各
最外部(対角の位置)のコンタクトピンとその各内側の
コンタクトピンの間の位置に、各々計2組設けたが、本
発明はこれに限定されず、光ファィバ4の設置数量を更
に増やしても良い。例えば、前記の如く光ファィバ4を
各々計2組設けたICソケット1の隣り合う2辺のコン
タクトピン2のそれぞれの中間部の位置に、1組ずつ計
2組更に設けても良い。この場合、被試験IC11のリ
ード13の位置の検出精度およびコンタクト位置の認識
精度がそれぞれ2倍向上する。そしてこの場合、カメラ
5、画像認識部6およびディスプレィ7の数量は増やさ
ず、光ファィバ4からカメラ5へ取り込む被試験IC1
1のリード13のリード画像を切り替えるようにしても
良い。
【0066】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ハ
ンドリング装置の測定部のICソケットに、被試験IC
のリードを検出するリード検出手段の一部である光ファ
ィバを備えるだけで、被試験ICのリードを検出できる
ので、最小限の装置規模の増加で被試験ICのリードを
検出できるという効果が得られる。また、ハンドリング
装置の測定部のICソケット上の被試験ICのリードを
検出するので検出精度が良く、また被試験ICのリード
の位置がずれている場合はずれを検出し、コンタクトプ
ッシャをリードに接触させないのでリードの変形を防止
できるという効果も得られる。そして、電気特性試験後
の被試験ICのリードに付いているICソケットのコン
タクトピンの圧痕の位置を確認するので、被試験ICの
電気特性試験時のコンタクトずれを防止できるという効
果も得られる。さらに、ハンドリング装置の測定部のI
Cソケットに光ファィバを備えているので、光ファィバ
とカメラとの接続を外し、光ファィバを備えたICソケ
ット毎交換することで、電気特性試験を行う被試験IC
の品種切り替えが容易に行えるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリード検出機能付きハンドリング装置
の一実施形態を示す平面図である。
【図2】図1のリード検出機能付きハンドリング装置の
リード検出方法の第1の実施形態を示す側面図および平
面図である。
【図3】図1のリード検出機能付きハンドリング装置の
リード検出方法の第2の実施形態を示す側面図および平
面図である。
【図4】図2のリード検出方法の第1の実施形態の動作
を説明する平面図である。
【図5】図3のリード検出方法の第2の実施形態の動作
を説明する説明図である。
【図6】従来技術のハンドリング装置を説明する平面図
である。
【図7】図6のハンドリング装置の測定部を説明する側
面図および平面図である。
【図8】図6のハンドリング装置の問題点を説明する側
面図である。
【図9】他の従来技術のハンドリング装置を説明する構
成図である。
【符号の説明】
1,16,17 ICソケット 2 コンタクトピン 3 位置決め部 4,4a,4b 光ファィバ 5,5a,5b カメラ 6 画像認識部 7,7a,7b ディスプレィ 8 コンタクトプッシャ 11 被試験IC 12 本体 13,13a,13b,13c,13d,13e リ
ード 14,14d,14e 圧痕 15 (QFP型)IC 21 供給トレー 22 分類収納トレー 23 アライメント部 24 測定部 25 供給ハンド 26 測定部用ハンド 27 収納ハンド 28 プレヒート部 29 吸着パッド 31 位置決め台 32,32a,32b 画像処理用カメラ 33 画像処理部 34 制御部 35 Xステージ(移動モータ含む) 36 Yステージ(移動モータ含む) 37 θ回転モータ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の電気特性試験を行う測定部
    と、前記測定部に半導体装置を供給する供給部と、前記
    電気特性試験を行う半導体装置を加熱する加熱部と、前
    記測定部に供給する半導体装置を位置決めする位置決め
    部と、前記電気特性試験後の半導体装置を電気特性試験
    結果により分類収納する分類収納部とを有するハンドリ
    ング装置において、前記測定部に半導体装置のリードを
    検出するリード検出手段を備えていることを特徴とする
    リード検出機能付きハンドリング装置。
  2. 【請求項2】 前記リード検出手段が、半導体装置のリ
    ードの画像を得る光ファィバと、前記光ファィバで得ら
    れたリード画像を取り込むカメラと、前記カメラで取り
    込んだリード画像を認識する画像認識部と、前記画像認
    識部をとおして得られたリード画像を表示するディスプ
    レィである請求項1記載のリード検出機能付きハンドリ
    ング装置。
  3. 【請求項3】 前記光ファィバが、前記測定部に備えら
    れたICソケットの隣り合うコンタクトピンの間の位置
    に設けられている請求項2記載のリード検出機能付きハ
    ンドリング装置。
  4. 【請求項4】 前記光ファィバが、ICソケット上に載
    置された半導体装置のリードの位置がずれを生じている
    状態の時、前記半導体装置のリードを検出する位置に設
    けられている請求項2または3記載のリード検出機能付
    きハンドリング装置。
  5. 【請求項5】 半導体装置の電気特性試験を行う測定部
    で、前記半導体装置のリードをリード検出手段により検
    出することを特徴とするリード検出機能付きハンドリン
    グ装置のリード検出方法。
  6. 【請求項6】 前記リード検出手段によるリード検出方
    法は、前記半導体装置のリードの画像を光ファィバで
    得、前記光ファィバで得られたリード画像をカメラで取
    り込み、前記カメラで取り込んだリード画像を画像認識
    部で認識し、前記画像認識部をとおして得られたリード
    画像をディスプレィで表示する請求項5記載のリード検
    出機能付きハンドリング装置のリード検出方法。
  7. 【請求項7】 前記測定部に備えられたICソケットに
    設けられた前記光ファィバで、前記半導体装置のリード
    の画像を得る請求項6記載のリード検出機能付きハンド
    リング装置のリード検出方法。
  8. 【請求項8】 前記光ファィバが前記測定部に備えられ
    たICソケットの隣り合うコンタクトピンの間の位置に
    設けられていて、前記ICソケット上に載置された半導
    体装置のリードの位置がずれを生じている状態の時、前
    記リード検出手段により前記半導体装置のリードを検出
    し、前記半導体装置のリードの位置がずれを生じている
    状態であることを認識する請求項6記載のリード検出機
    能付きハンドリング装置のリード検出方法。
  9. 【請求項9】 前記リード検出手段により、電気特性試
    験が終了後の前記半導体装置のリードに付いている前記
    測定部に備えられたICソケットのコンタクトピンの圧
    痕を表示し、前記半導体装置のリードに付いている前記
    ICソケットのコンタクトピンの圧痕の位置を確認する
    請求項6記載のリード検出機能付きハンドリング装置の
    リード検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101403052B1 (ko) 2013-05-10 2014-06-30 주식회사 오킨스전자 테스트용 발열 소켓
US20230333139A1 (en) * 2022-04-15 2023-10-19 Advanced Semiconductor Engineering, Inc. Testing device and method for testing a device under test

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