JPH05136600A - 電子部品認識装置 - Google Patents
電子部品認識装置Info
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- JPH05136600A JPH05136600A JP3298685A JP29868591A JPH05136600A JP H05136600 A JPH05136600 A JP H05136600A JP 3298685 A JP3298685 A JP 3298685A JP 29868591 A JP29868591 A JP 29868591A JP H05136600 A JPH05136600 A JP H05136600A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 リード列の画像を取込む撮像手段の画像情報
に基づいて電子部品の位置を認識するものであって、四
辺にリード列を有する部品であっても、高い検出精度に
て位置を認識することができる電子部品認識装置を提供
する。 【構成】 電子部品11が載置される部品供給ステージ
の下面側に照明装置を設ける。電子部品11の上部にあ
ってリード列14の画像を取込む撮像装置を、第1乃至
第4のラインセンサ19乃至22を十文字形状に配列し
て構成する。画像取込みにあたっては、第1,第2のラ
インセンサ19,20により電子部品11の上,左辺部
のリード列14の画像を夫々取込んだ後、撮像装置を移
送装置により水平方向に移動させ、第3,第4のライン
センサ21,22により電子部品11の下,右辺部のリ
ード列14の画像を夫々取込む。
に基づいて電子部品の位置を認識するものであって、四
辺にリード列を有する部品であっても、高い検出精度に
て位置を認識することができる電子部品認識装置を提供
する。 【構成】 電子部品11が載置される部品供給ステージ
の下面側に照明装置を設ける。電子部品11の上部にあ
ってリード列14の画像を取込む撮像装置を、第1乃至
第4のラインセンサ19乃至22を十文字形状に配列し
て構成する。画像取込みにあたっては、第1,第2のラ
インセンサ19,20により電子部品11の上,左辺部
のリード列14の画像を夫々取込んだ後、撮像装置を移
送装置により水平方向に移動させ、第3,第4のライン
センサ21,22により電子部品11の下,右辺部のリ
ード列14の画像を夫々取込む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子部品実装装
置に組込まれ、電子部品の各リード列の画像情報に基づ
いて電子部品の位置を認識する電子部品認識装置に関す
る。
置に組込まれ、電子部品の各リード列の画像情報に基づ
いて電子部品の位置を認識する電子部品認識装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばIC等の電子部品を基板等
に自動的に装着する電子部品実装装置にあっては、実装
精度を向上するために、電子部品の各リード列の画像情
報に基づいて電子部品の位置を認識する認識装置を組込
むことが行われている。
に自動的に装着する電子部品実装装置にあっては、実装
精度を向上するために、電子部品の各リード列の画像情
報に基づいて電子部品の位置を認識する認識装置を組込
むことが行われている。
【0003】この種の認識装置として、従来より例えば
CCDカメラからなる二次元エリアセンサを用いたもの
があった。このものは、図7に示すように、部品供給ス
テージに搬送されたQFP(Quad Flat Package) 部品1
に、下方から照明装置2により光を当て、上方から二次
元エリアセンサ3によりその部品1を撮像するように構
成されている。このときの画像5は例えば図8のように
なる(図では便宜上黒レベル部分に斜線を付して示して
いる)。そして、この画像5から、部品1の各辺のリー
ド列4の中心位置を演算により求めて部品1の中心位置
を検出し、この後、検出された中心位置に基づいて部品
1の実装作業が行われるのである。
CCDカメラからなる二次元エリアセンサを用いたもの
があった。このものは、図7に示すように、部品供給ス
テージに搬送されたQFP(Quad Flat Package) 部品1
に、下方から照明装置2により光を当て、上方から二次
元エリアセンサ3によりその部品1を撮像するように構
成されている。このときの画像5は例えば図8のように
なる(図では便宜上黒レベル部分に斜線を付して示して
いる)。そして、この画像5から、部品1の各辺のリー
ド列4の中心位置を演算により求めて部品1の中心位置
を検出し、この後、検出された中心位置に基づいて部品
1の実装作業が行われるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、上
記したような二次元エリアセンサ3は、縦横各512画
素程度と、一方向に並ぶ画素数がさほど多くはなかっ
た。これに対し、近年では、QFP部品1の大形化やそ
れに伴う多ピン化、リードのピッチの狭小化(例えば
0.1〜0.3mm)の傾向にある。
記したような二次元エリアセンサ3は、縦横各512画
素程度と、一方向に並ぶ画素数がさほど多くはなかっ
た。これに対し、近年では、QFP部品1の大形化やそ
れに伴う多ピン化、リードのピッチの狭小化(例えば
0.1〜0.3mm)の傾向にある。
【0005】このため、上記従来の認識装置では、QF
P部品1全体を一視野で撮像できなくなったり、あるい
は、センサの分解能が低下して中心位置の検出精度が低
下するといった問題が生じていた。
P部品1全体を一視野で撮像できなくなったり、あるい
は、センサの分解能が低下して中心位置の検出精度が低
下するといった問題が生じていた。
【0006】そこで、かかる問題点を解消すべく、二次
元エリアセンサ3に代えてラインセンサ(一方向の画素
数が数千個以上)を用いることも考えられている。この
ものは、図9及び図10に示すように、下部にシリンド
リカルレンズ6を配置したラインセンサ7を、図9で上
下方向に移動できるように設け、部品8の対向する二辺
のリード列9,9のリードの並び方向に延びる画像を夫
々撮像することにより、リード列9ひいては部品8の中
心位置を検出しようとするものである。
元エリアセンサ3に代えてラインセンサ(一方向の画素
数が数千個以上)を用いることも考えられている。この
ものは、図9及び図10に示すように、下部にシリンド
リカルレンズ6を配置したラインセンサ7を、図9で上
下方向に移動できるように設け、部品8の対向する二辺
のリード列9,9のリードの並び方向に延びる画像を夫
々撮像することにより、リード列9ひいては部品8の中
心位置を検出しようとするものである。
【0007】しかしながら、このような従来考えられて
いたラインセンサ7を用いた認識装置では、高い検出精
度が得られるものの、図示のような対向する二辺にリー
ド列9,9を有する部品(SOP部品)8にしか使用で
きず、図7に示すような四辺にリード列4を有するQF
P部品1には適用することができなかった。
いたラインセンサ7を用いた認識装置では、高い検出精
度が得られるものの、図示のような対向する二辺にリー
ド列9,9を有する部品(SOP部品)8にしか使用で
きず、図7に示すような四辺にリード列4を有するQF
P部品1には適用することができなかった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、四辺にリード列を有する部品であって
も、高い検出精度にて位置を認識することができる電子
部品認識装置を提供するにある。
で、その目的は、四辺にリード列を有する部品であって
も、高い検出精度にて位置を認識することができる電子
部品認識装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品認識装
置は、電子部品の各リード列の画像を取込む撮像手段を
備え、この撮像手段の画像情報に基づいて電子部品の位
置を認識するものであって、撮像手段を、前記電子部品
の一辺部のリード列の並び方向に延びる画像を取込む第
1のラインセンサと、この第1のラインセンサとは略直
角の角度を存して設けられ前記電子部品の一辺部と隣合
う辺部のリード列の並び方向に延びる画像を取込む第2
のラインセンサと、これら第1及び第2のラインセンサ
と対称的に設けられ前記電子部品の残りの二辺部のリー
ド列の並び方向に延びる画像を夫々取込む第3及び第4
のラインセンサとから構成すると共に、前記第1及び第
2のラインセンサによる画像取込終了後に第3及び第4
のラインセンサによる画像取込を行うにあたり前記撮像
手段を前記電子部品に対し相対的に移動させることによ
り前記第3及び第4のラインセンサを残りの二辺部のリ
ード列に対向させる移動手段を設けたところに特徴を有
するものである。
置は、電子部品の各リード列の画像を取込む撮像手段を
備え、この撮像手段の画像情報に基づいて電子部品の位
置を認識するものであって、撮像手段を、前記電子部品
の一辺部のリード列の並び方向に延びる画像を取込む第
1のラインセンサと、この第1のラインセンサとは略直
角の角度を存して設けられ前記電子部品の一辺部と隣合
う辺部のリード列の並び方向に延びる画像を取込む第2
のラインセンサと、これら第1及び第2のラインセンサ
と対称的に設けられ前記電子部品の残りの二辺部のリー
ド列の並び方向に延びる画像を夫々取込む第3及び第4
のラインセンサとから構成すると共に、前記第1及び第
2のラインセンサによる画像取込終了後に第3及び第4
のラインセンサによる画像取込を行うにあたり前記撮像
手段を前記電子部品に対し相対的に移動させることによ
り前記第3及び第4のラインセンサを残りの二辺部のリ
ード列に対向させる移動手段を設けたところに特徴を有
するものである。
【0010】
【作用】上記手段によれば、撮像手段は、第1及び第2
のラインセンサを略直角の角度を存して有すると共に、
第3及び第4のラインセンサをそれら第1及び第2のラ
インセンサとは対称的に有して構成されている。また、
この撮像手段は、移動手段により移動されるようになっ
ている。
のラインセンサを略直角の角度を存して有すると共に、
第3及び第4のラインセンサをそれら第1及び第2のラ
インセンサとは対称的に有して構成されている。また、
この撮像手段は、移動手段により移動されるようになっ
ている。
【0011】従って、まず、第1及び第2のラインセン
サにより電子部品の隣合う二辺部のリード列の画像を取
込み、この後、撮像手段を移動させて、第3及び第4の
ラインセンサにより電子部品の残りの二辺部のリード列
の画像を取込むことによって、電子部品の四辺部全ての
リード列の画像を取込むことができる。この場合、ライ
ンセンサを用いているので、解像度が高く且つ広い視野
にてリード列の画像を取込むことができる。
サにより電子部品の隣合う二辺部のリード列の画像を取
込み、この後、撮像手段を移動させて、第3及び第4の
ラインセンサにより電子部品の残りの二辺部のリード列
の画像を取込むことによって、電子部品の四辺部全ての
リード列の画像を取込むことができる。この場合、ライ
ンセンサを用いているので、解像度が高く且つ広い視野
にてリード列の画像を取込むことができる。
【0012】これにより、大形の電子部品や狭ピッチの
リード列を有する電子部品であっても、極めて高い検出
精度にてその位置を認識することができるようになり、
しかも、四辺部全てにリード列を有する電子部品であっ
ても、確実に位置を認識することができるようになる。
リード列を有する電子部品であっても、極めて高い検出
精度にてその位置を認識することができるようになり、
しかも、四辺部全てにリード列を有する電子部品であっ
ても、確実に位置を認識することができるようになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明をIC等の電子部品を基板等に
自動的に装着する電子部品実装装置に組込まれる認識装
置に適用した一実施例について、図1及び図2を参照し
て説明する。
自動的に装着する電子部品実装装置に組込まれる認識装
置に適用した一実施例について、図1及び図2を参照し
て説明する。
【0014】まず、電子部品実装装置の概略構成につい
て簡単に述べる。詳しく図示はしないが、電子部品実装
装置は、ベース上に、基板が位置決め状態にセットされ
る実装ステージ、電子部品(例えばQFP部品)11が
1個づつ供給される部品供給ステージ12(図2参
照)、この部品供給ステージ12の電子部品11を吸着
して前記実装ステージまで移送し基板に装着する実装ヘ
ッド、各機構の制御等を行うマイクロコンピュータから
なる制御装置等を備えて構成されている。尚、前記部品
供給ステージ12は、透光性を存して構成されている。
て簡単に述べる。詳しく図示はしないが、電子部品実装
装置は、ベース上に、基板が位置決め状態にセットされ
る実装ステージ、電子部品(例えばQFP部品)11が
1個づつ供給される部品供給ステージ12(図2参
照)、この部品供給ステージ12の電子部品11を吸着
して前記実装ステージまで移送し基板に装着する実装ヘ
ッド、各機構の制御等を行うマイクロコンピュータから
なる制御装置等を備えて構成されている。尚、前記部品
供給ステージ12は、透光性を存して構成されている。
【0015】そして、前記部品供給ステージ12部分に
は、本実施例に係る認識装置13が設けられている。こ
こで、前記電子部品11は、図1にも示すように、四角
形のパッケージ11aの四辺部に夫々複数本のリード1
4aからなるリード列14を存している。この電子部品
11は、前記部品供給ステージ12に一応の位置決め状
態で供給されるのであるが、若干の位置ずれを存して部
品供給ステージ12に供給される場合もある。
は、本実施例に係る認識装置13が設けられている。こ
こで、前記電子部品11は、図1にも示すように、四角
形のパッケージ11aの四辺部に夫々複数本のリード1
4aからなるリード列14を存している。この電子部品
11は、前記部品供給ステージ12に一応の位置決め状
態で供給されるのであるが、若干の位置ずれを存して部
品供給ステージ12に供給される場合もある。
【0016】前記認識装置13は、部品供給ステージ1
2に供給された電子部品11のリード列14の画像を取
込んでその画像情報から電子部品11の中心位置を検出
するために設けられるものであり、これにより、前記位
置ずれを補正するようにして高精度の実装作業が行われ
るようになっている。
2に供給された電子部品11のリード列14の画像を取
込んでその画像情報から電子部品11の中心位置を検出
するために設けられるものであり、これにより、前記位
置ずれを補正するようにして高精度の実装作業が行われ
るようになっている。
【0017】以下、この認識装置13について詳述す
る。図2に示すように、この認識装置13は、前記部品
供給ステージ12の下面側に設けられた照明装置15、
部品供給ステージ12の上方に設けられた撮像手段たる
撮像装置16、この撮像装置16を水平方向(装置固有
の座標系に基づくX−Y平面方向)に移動させる移動手
段たる直交座標形移送装置17を備えて構成されてい
る。
る。図2に示すように、この認識装置13は、前記部品
供給ステージ12の下面側に設けられた照明装置15、
部品供給ステージ12の上方に設けられた撮像手段たる
撮像装置16、この撮像装置16を水平方向(装置固有
の座標系に基づくX−Y平面方向)に移動させる移動手
段たる直交座標形移送装置17を備えて構成されてい
る。
【0018】このうち、照明装置15は、前記部品供給
ステージ12上の電子部品11に下方から光を照射する
ようになっている。また、前記直交座標形移送装置17
は、周知のように、移動体17aと、この移動体17a
をY軸方向に移動させるY方向移送装置17bと、この
Y方向移送装置17bをX軸方向に移動させるX方向移
送装置17cとを備えて構成されている。前記移動体1
7aに前記撮像装置16のベース板18が固定されてお
り、もって、撮像装置16を水平方向に自在に移動させ
るようになっている。
ステージ12上の電子部品11に下方から光を照射する
ようになっている。また、前記直交座標形移送装置17
は、周知のように、移動体17aと、この移動体17a
をY軸方向に移動させるY方向移送装置17bと、この
Y方向移送装置17bをX軸方向に移動させるX方向移
送装置17cとを備えて構成されている。前記移動体1
7aに前記撮像装置16のベース板18が固定されてお
り、もって、撮像装置16を水平方向に自在に移動させ
るようになっている。
【0019】さて、前記撮像装置16は、前記ベース板
18の下面に、第1乃至第4のラインセンサ19乃至2
2を下向きに有して構成されている。図1にも示すよう
に、これら4個の第1乃至第4のラインセンサ19乃至
22は、X−Y方向に延びる十文字形状をなすように配
置されている。また、各ラインセンサ19乃至22の下
部検出面側には、夫々シリンドリカルレンズ23が設け
られている。
18の下面に、第1乃至第4のラインセンサ19乃至2
2を下向きに有して構成されている。図1にも示すよう
に、これら4個の第1乃至第4のラインセンサ19乃至
22は、X−Y方向に延びる十文字形状をなすように配
置されている。また、各ラインセンサ19乃至22の下
部検出面側には、夫々シリンドリカルレンズ23が設け
られている。
【0020】これにて、第1のラインセンサ19と第2
のラインセンサ20とは、略直角の角度を存して設けら
れ、また、第3及び第4のラインセンサ21及び22
は、それら第1及び第2のラインセンサ19及び20と
対称的に設けられているのである。
のラインセンサ20とは、略直角の角度を存して設けら
れ、また、第3及び第4のラインセンサ21及び22
は、それら第1及び第2のラインセンサ19及び20と
対称的に設けられているのである。
【0021】後述するように、第1及び第2のラインセ
ンサ19及び20により、前記電子部品11の隣合う二
辺部(図1で上辺部及び左辺部)のリード列14の画像
が取込まれ、第3及び第4のラインセンサ21及び22
により、残りの二辺部(図1で下辺部及び右辺部)のリ
ード列14の画像が取込まれるようになっている。ま
た、それら各画像情報は、図示しない画像処理装置に送
られて所定の処理が行われ、各リード列14の中心位置
が演算により求められて電子部品11の中心位置が検出
されるようになっている。
ンサ19及び20により、前記電子部品11の隣合う二
辺部(図1で上辺部及び左辺部)のリード列14の画像
が取込まれ、第3及び第4のラインセンサ21及び22
により、残りの二辺部(図1で下辺部及び右辺部)のリ
ード列14の画像が取込まれるようになっている。ま
た、それら各画像情報は、図示しない画像処理装置に送
られて所定の処理が行われ、各リード列14の中心位置
が演算により求められて電子部品11の中心位置が検出
されるようになっている。
【0022】次に、上記構成の作用について述べる。部
品供給ステージ12に電子部品11が供給されると、認
識装置13によるその電子部品11の中心位置の検出が
行われる。この検出にあたっては、まず、移送装置17
により、図1に実線で示すように第1及び第2のライン
センサ19及び20が、電子部品11の上辺部及び左辺
部のリード列14に夫々対向するように、撮像装置16
が移動される。
品供給ステージ12に電子部品11が供給されると、認
識装置13によるその電子部品11の中心位置の検出が
行われる。この検出にあたっては、まず、移送装置17
により、図1に実線で示すように第1及び第2のライン
センサ19及び20が、電子部品11の上辺部及び左辺
部のリード列14に夫々対向するように、撮像装置16
が移動される。
【0023】そして、この状態で、照明装置15による
照明が行われると共に、第1及び第2のラインセンサ1
9及び20により、前記二辺部のリード列14の並び方
向に延びる画像が夫々同時に取込まれる。
照明が行われると共に、第1及び第2のラインセンサ1
9及び20により、前記二辺部のリード列14の並び方
向に延びる画像が夫々同時に取込まれる。
【0024】この画像の取込みが終了すると、移送装置
17により撮像装置16が前記電子部品11の対角線方
向に移動され、図1に二点鎖線で示すように、第3及び
第4のラインセンサ21及び22が、電子部品11の残
りの下辺部及び右辺部のリード列14に夫々対向するよ
うになる。
17により撮像装置16が前記電子部品11の対角線方
向に移動され、図1に二点鎖線で示すように、第3及び
第4のラインセンサ21及び22が、電子部品11の残
りの下辺部及び右辺部のリード列14に夫々対向するよ
うになる。
【0025】この状態で、やはり照明装置15による照
明が行われると共に、第3及び第4のラインセンサ21
及び22により、残りの二辺部のリード列14の並び方
向に延びる画像が夫々同時に取込まれる。この後、上述
したように、それら各ラインセンサ19乃至22による
画像情報から、電子部品11の中心位置が検出され、し
かる後、検出された電子部品11の中心位置に基づいて
前記実装ヘッドによる電子部品11の吸着搬送及び装着
の作業が実行されるのである。
明が行われると共に、第3及び第4のラインセンサ21
及び22により、残りの二辺部のリード列14の並び方
向に延びる画像が夫々同時に取込まれる。この後、上述
したように、それら各ラインセンサ19乃至22による
画像情報から、電子部品11の中心位置が検出され、し
かる後、検出された電子部品11の中心位置に基づいて
前記実装ヘッドによる電子部品11の吸着搬送及び装着
の作業が実行されるのである。
【0026】この場合、撮像装置16は、ラインセンサ
19乃至22を用いているので、解像度が高く且つ広い
視野にて各リード列14の画像を取込むことができる。
そして、これと共に、第1乃至第4のラインセンサ19
乃至22は十文字形状に配置して構成されているので、
電子部品11の大きさ等に拘らず一度に電子部品11の
隣合う二辺部のリード列14の画像を取込むことがで
き、移送装置17による撮像装置16の水平方向のみの
移動に伴う2回の画像取込み動作により、電子部品11
の四辺部全てのリード列14の画像を取込むことができ
る。
19乃至22を用いているので、解像度が高く且つ広い
視野にて各リード列14の画像を取込むことができる。
そして、これと共に、第1乃至第4のラインセンサ19
乃至22は十文字形状に配置して構成されているので、
電子部品11の大きさ等に拘らず一度に電子部品11の
隣合う二辺部のリード列14の画像を取込むことがで
き、移送装置17による撮像装置16の水平方向のみの
移動に伴う2回の画像取込み動作により、電子部品11
の四辺部全てのリード列14の画像を取込むことができ
る。
【0027】これにて、大形の電子部品11や狭ピッチ
のリード列を有する電子部品11であっても、極めて高
い検出精度にて電子部品11の中心位置を検出すること
ができ、ひいては、高い実装精度にて電子部品11の装
着作業を行うことができるものである。
のリード列を有する電子部品11であっても、極めて高
い検出精度にて電子部品11の中心位置を検出すること
ができ、ひいては、高い実装精度にて電子部品11の装
着作業を行うことができるものである。
【0028】このように本実施例によれば、図9及び図
10に示すラインセンサ7を用いた従来のものと異な
り、例えば撮像装置16の回転移動といった複雑な移動
動作を行うことなしに、四辺部全てにリード列14を有
する電子部品11であっても、容易に全てのリード列1
4の画像を取込むことができる。そして、従来の二次元
エリアセンサ3を用いたものとも異なり、大形の電子部
品11や狭ピッチのリード列を有する電子部品11であ
っても、極めて高い検出精度にて電子部品11の中心位
置を検出することができるものである。
10に示すラインセンサ7を用いた従来のものと異な
り、例えば撮像装置16の回転移動といった複雑な移動
動作を行うことなしに、四辺部全てにリード列14を有
する電子部品11であっても、容易に全てのリード列1
4の画像を取込むことができる。そして、従来の二次元
エリアセンサ3を用いたものとも異なり、大形の電子部
品11や狭ピッチのリード列を有する電子部品11であ
っても、極めて高い検出精度にて電子部品11の中心位
置を検出することができるものである。
【0029】尚、上記実施例では、認識装置13により
部品供給ステージ12上の載置された電子部品11の吸
着作業前にその位置の検出を行うようにしたが、図3に
示すように、例えば実装ヘッドにより電子部品11を吸
着した状態で、装着作業の前にその吸着位置(中心位置
からのずれ量)を検出するようにしても良い。
部品供給ステージ12上の載置された電子部品11の吸
着作業前にその位置の検出を行うようにしたが、図3に
示すように、例えば実装ヘッドにより電子部品11を吸
着した状態で、装着作業の前にその吸着位置(中心位置
からのずれ量)を検出するようにしても良い。
【0030】即ち、上記実施例と同様に構成された撮像
装置16を、図2とは上下反転した状態で固定配置し、
吸着ノズル31aを有する実装ヘッド31に照明装置3
2を設け、この実装ヘッド31により電子部品11を撮
像装置13上に搬送し、撮像装置13のラインセンサ1
9乃至22により四辺部のリード列14の画像を取込
む。この方法でも電子部品11の中心位置を精度良く検
出することができ、この中心位置と現在吸着ノズル31
aが吸着している位置とのずれ量に基づいて、高精度の
実装作業を行うことができるのである。また、この場合
には、実装ヘッド31を移動させる移送機構33が本発
明にいう移動手段として機能する。
装置16を、図2とは上下反転した状態で固定配置し、
吸着ノズル31aを有する実装ヘッド31に照明装置3
2を設け、この実装ヘッド31により電子部品11を撮
像装置13上に搬送し、撮像装置13のラインセンサ1
9乃至22により四辺部のリード列14の画像を取込
む。この方法でも電子部品11の中心位置を精度良く検
出することができ、この中心位置と現在吸着ノズル31
aが吸着している位置とのずれ量に基づいて、高精度の
実装作業を行うことができるのである。また、この場合
には、実装ヘッド31を移動させる移送機構33が本発
明にいう移動手段として機能する。
【0031】また、上記実施例では、認識装置13によ
り電子部品11の中心位置を検出するようにしたが、こ
れに加えて、認識装置13を基板の認識マークを検出す
るといった用途にも使用することもできる。即ち、図4
及び図5に示すように、基板には、位置合わせのための
基準マーク34(十字形)あるいは35(円形)が設け
られる。認識装置13の4個のラインセンサ19乃至2
2により、その基準マーク34あるいは35を図示のよ
うに撮像し、その画像情報から、基準マーク34あるい
は35の中心位置を検出して基板の位置合わせを行うこ
とができるのである。
り電子部品11の中心位置を検出するようにしたが、こ
れに加えて、認識装置13を基板の認識マークを検出す
るといった用途にも使用することもできる。即ち、図4
及び図5に示すように、基板には、位置合わせのための
基準マーク34(十字形)あるいは35(円形)が設け
られる。認識装置13の4個のラインセンサ19乃至2
2により、その基準マーク34あるいは35を図示のよ
うに撮像し、その画像情報から、基準マーク34あるい
は35の中心位置を検出して基板の位置合わせを行うこ
とができるのである。
【0032】その他、本発明は上記し且つ図面に示した
実施例に限定されるものではなく、例えば図6に示すよ
うに、4個のラインセンサ19乃至22を十文字形状で
なくいわば矩形枠状をなすように配置するようにしても
上記実施例とほぼ同等の効果を得ることができる等、要
旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るもので
ある。
実施例に限定されるものではなく、例えば図6に示すよ
うに、4個のラインセンサ19乃至22を十文字形状で
なくいわば矩形枠状をなすように配置するようにしても
上記実施例とほぼ同等の効果を得ることができる等、要
旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るもので
ある。
【0033】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の電子部品認識装置によれば、第1乃至第4のラインセ
ンサからなる撮像手段と、この撮像手段を移動させる移
動手段とを設けたので、四辺にリード列を有する部品で
あっても、高い検出精度にて位置を認識することができ
るという優れた効果を奏するものである。
の電子部品認識装置によれば、第1乃至第4のラインセ
ンサからなる撮像手段と、この撮像手段を移動させる移
動手段とを設けたので、四辺にリード列を有する部品で
あっても、高い検出精度にて位置を認識することができ
るという優れた効果を奏するものである。
【図1】本発明の一実施例を示すもので、画像取込み時
のラインセンサと電子部品と位置関係を示す概略的上面
図
のラインセンサと電子部品と位置関係を示す概略的上面
図
【図2】全体構成を示す概略的正面図
【図3】本発明の他の実施例を示す図2相当図
【図4】撮像装置の他の使用例を示す概略的上面図
【図5】基準マークの形状が異なる場合の図4相当図
【図6】図3とは異なる他の実施例を示す図1相当図
【図7】従来例を示す図2相当図
【図8】同撮影画像を示す平面図
【図9】異なる他の従来例を示す図1相当図
【図10】同図2相当図
図面中、11は電子部品、13は認識装置、14はリー
ド列、15,32は照明装置、16は撮像装置(撮像手
段)、17は直交座標形移送装置(移動手段)、18は
ベース板、19は第1のラインセンサ、20は第2のラ
インセンサ、21は第3のラインセンサ、22は第4の
ラインセンサ、23はシリンドリカルレンズ、31は実
装ヘッド、31aは吸着ノズル、33は移送機構(移動
手段)、34,35は基準マークを示す。
ド列、15,32は照明装置、16は撮像装置(撮像手
段)、17は直交座標形移送装置(移動手段)、18は
ベース板、19は第1のラインセンサ、20は第2のラ
インセンサ、21は第3のラインセンサ、22は第4の
ラインセンサ、23はシリンドリカルレンズ、31は実
装ヘッド、31aは吸着ノズル、33は移送機構(移動
手段)、34,35は基準マークを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 電子部品の各リード列の画像を取込む撮
像手段を備え、この撮像手段の画像情報に基づいて電子
部品の位置を認識するものであって、前記撮像手段は、
前記電子部品の一辺部のリード列の並び方向に延びる画
像を取込む第1のラインセンサと、この第1のラインセ
ンサとは略直角の角度を存して設けられ前記電子部品の
一辺部と隣合う辺部のリード列の並び方向に延びる画像
を取込む第2のラインセンサと、これら第1及び第2の
ラインセンサと対称的に設けられ前記電子部品の残りの
二辺部のリード列の並び方向に延びる画像を夫々取込む
第3及び第4のラインセンサとから構成されていると共
に、前記第1及び第2のラインセンサによる画像取込終
了後に第3及び第4のラインセンサによる画像取込を行
うにあたり前記撮像手段を前記電子部品に対し相対的に
移動させることにより前記第3及び第4のラインセンサ
を残りの二辺部のリード列に対向させる移動手段を設け
たことを特徴とする電子部品認識装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3298685A JPH05136600A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 電子部品認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3298685A JPH05136600A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 電子部品認識装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05136600A true JPH05136600A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17862958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3298685A Pending JPH05136600A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 電子部品認識装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05136600A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5560100A (en) * | 1992-11-26 | 1996-10-01 | Englert; Klaus | Systems and method for automatic disassembly |
JP2010080697A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Panasonic Corp | 電子部品実装装置および電子部品実装装置における画像読取り装置 |
JP2019102781A (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-24 | 台達電子工業股▲ふん▼有限公司Deltaelectronics,Inc. | 電子部品の組み立てシステムと方法 |
-
1991
- 1991-11-14 JP JP3298685A patent/JPH05136600A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5560100A (en) * | 1992-11-26 | 1996-10-01 | Englert; Klaus | Systems and method for automatic disassembly |
JP2010080697A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Panasonic Corp | 電子部品実装装置および電子部品実装装置における画像読取り装置 |
JP2019102781A (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-24 | 台達電子工業股▲ふん▼有限公司Deltaelectronics,Inc. | 電子部品の組み立てシステムと方法 |
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