JP2001001869A - 車両用ワイパ装置 - Google Patents

車両用ワイパ装置

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JP2001001869A
JP2001001869A JP11172966A JP17296699A JP2001001869A JP 2001001869 A JP2001001869 A JP 2001001869A JP 11172966 A JP11172966 A JP 11172966A JP 17296699 A JP17296699 A JP 17296699A JP 2001001869 A JP2001001869 A JP 2001001869A
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power transmission
pin
convex portion
glass
actuator
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Tetsuya Nakatsuka
哲也 中司
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラスの閉動作時に連結孔と連結ピンとの間
に位置ずれが生じても、連結孔に連結ピンを嵌挿させる
ことができ、アクチュエータの出力軸とピボット軸を駆
動連結させることができる車両用ワイパ装置を提供す
る。 【解決手段】 アクチュエータの出力軸に固定された揺
動円盤6に形成される連結孔6aには連結ピン12が嵌
挿される開口側に向かうほど拡径に形成された拡径部6
bが連続して設けられる。ピボット軸のレバー11に設
けられる連結ピン12には先端側に向かうほど縮径に形
成された縮径部12cが設けられる。連結ピン12は軸
受13により傾動可能且つ長手方向に移動可能に支持さ
れ、スプリング17により連結孔12側に付勢される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用ワイパ装置に
係り、詳しくはガラスハッチ方式を採用したバックドア
ガラス表面を払拭するワイパ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のワゴン車やハッチバック車等で
は、荷室を開閉するバックドアに設けられたバックドア
ガラスを、そのバックドアの開閉とは別に回動開閉可能
とした所謂ガラスハッチ方式を採用したものがある。こ
のようなバックドアガラスの表面を払拭するワイパ装置
は、従来よりガラスに対して直接取り付けられていた。
【0003】しかしながら、前記ワイパ装置を構成する
部材の中で、特にアクチュエータは大型で重量物であ
る。そのため、バックドアガラスの開閉時、特に閉時に
おいて該ガラスがバックドアに衝突した際、その衝撃に
て該ガラスのアクチュエータが固定された部分に大きな
荷重がかかり、そこからガラスが割れるおそれがある。
又、バックドアガラスの開閉を手動で行なう際、該ガラ
スの開閉に大きな腕力が必要となる。さらに、アクチュ
エータをガラス側に固定すると、該アクチュエータの駆
動源たるモータに電源を供給する構造が複雑化してしま
う。
【0004】そこで、バックドア側にはアクチュエータ
を固定し、ガラス側にはワイパアームを軸支するピポッ
ド軸を回転可能に支持して、ワイパ装置を構成したもの
がある。
【0005】このワイパ装置は、例えば図6に示すよう
に、アクチュエータ51と、ガラス側ユニット52と、
ワイパアーム53とを備える。アクチュエータ51は、
バックドア側のボディ54に固定され、その出力軸55
に固定された揺動円盤56を所定の駆動角度で揺動させ
る。この揺動円盤56には、図7に示すように、出力軸
55の軸中心に対して径方向にオフセットした位置に連
結孔56aが形成されている。
【0006】ガラス側ユニット52は、そのピボットホ
ルダ57がバックドアガラス58に固定される。ピボッ
トホルダ57には、前記出力軸55と同軸となるように
ピボット軸59が回動可能に支持され、ピボット軸59
のアクチュエータ51側端部にはレバー60が固定され
る。このレバー60の先端部には、前記連結孔56aに
嵌挿する略円柱状に形成された連結ピン61が設けられ
る。連結ピン61は、レバー60に設けられたピンホル
ダ62により、ピボット軸59の軸方向に沿って出没可
能に支持され、アクチュエータ51側に突出するように
付勢されている。
【0007】そして、バックドアガラス58が閉められ
て揺動円盤56の連結孔56aに連結ピン61が嵌挿す
ると、揺動円盤56とレバー60とが駆動連結する。即
ち、アクチュエータ51が作動し揺動円盤56が揺動す
ると、レバー60も同様に揺動する。レバー60の揺動
によりピボット軸59が回動すると、ワイパアーム53
が揺動し、該アーム53の先端に連結される図示しない
ワイパブレードによりガラス表面が払拭される。
【0008】又、バックドアガラス58が開けられる
と、前記連結孔56aから連結ピン61が抜けること
で、連結が解除される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、バックドア
ガラス58が開けられた状態においては、連結ピン61
の位置がずれる虞がある。このように、連結ピン61の
位置がずれた状態で、バックドアガラス58が閉められ
ると、連結ピン61は揺動円盤56の表面に当接して没
入してしまう。従って、連結孔56aに連結ピン61が
嵌挿されず、揺動円盤56とレバー60とが連結されな
いという問題がある。
【0010】本発明の目的は、ガラスの閉動作時に連結
孔と連結ピンとの間に位置ずれが生じても、連結孔に連
結ピンを嵌挿させることができ、アクチュエータの出力
軸とピボット軸を駆動連結させることができる車両用ワ
イパ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車体に対して回動開閉するガラスにワイパアームを
軸支するピボット軸を貫通させるとともに回動可能に支
持させ、前記ガラスの閉時に前記ピボット軸と駆動連結
される出力軸を有するアクチュエータを前記車体側に設
け、前記アクチュエータの駆動に基づいて前記ワイパア
ームを揺動させ前記ガラス表面を払拭する車両用ワイパ
装置において、前記出力軸に設けられ、該出力軸中心に
対して径方向にオフセットした位置で同出力軸の回動に
伴なって揺動する動力伝達凹部又は動力伝達凸部と、前
記ピボット軸に前記動力伝達凹部又は動力伝達凸部と駆
動連結可能に設けられ、該ピボット軸中心に対して径方
向にオフセットした位置で揺動する動力伝達凸部又は動
力伝達凹部と、前記ガラスの閉動作時に前記動力伝達凹
部と前記動力伝達凸部との間に位置ずれが生じていて
も、前記動力伝達凸部を前記動力伝達凹部内に誘導する
誘導手段とを備えたことを要旨とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の車両用ワイパ装置において、前記誘導手段は、前記動
力伝達凹部に連続して設けられ前記動力伝達凸部が嵌挿
される開口側に向かうほど拡径に形成された拡径部、及
び前記動力伝達凸部の先端側に設けられ先端側に向かう
ほど縮径に形成された縮径部の少なくとも一方と、前記
動力伝達凸部を傾動可能に支持する傾動支持手段とを備
えたことを要旨とする。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の車両用ワイパ装置において、前記動力伝達凸部は、ピ
ンであり、前記傾動支持手段は、前記ピンを傾動可能且
つ長手方向に移動可能に支持する支持手段と、前記ピン
を長手方向の前記動力伝達凹部側に付勢する付勢手段
と、前記ピンの長手方向の移動を所定範囲で規制する規
制手段とを有することを要旨とする。
【0014】請求項1に記載の発明によれば、ガラスの
閉動作時に前記動力伝達凹部と前記動力伝達凸部との間
に位置ずれが生じていても、誘導手段により動力伝達凸
部が動力伝達凹部内に揺動案内されて互いに連結され
る。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、ガラスの
閉動作時に前記動力伝達凹部と前記動力伝達凸部との間
に位置ずれが生じていても、拡径部及び縮径部の少なく
とも一方の斜面の作用により動力伝達凸部が動力伝達凹
部内に揺動案内されて互いに連結される。しかも、この
とき、前記斜面の作用により動力伝達凸部は傾動するた
め、動力伝達凹部内にスムーズに誘導案内される。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加えて、ピンは付勢手段により一
方向に付勢されているため、ガラス開時には所定の角度
に復帰される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図5に従って説明する。図2に示すよう
に、ワイパ装置は、アクチュエータ1と、ガラス側ユニ
ット2と、ワイパアーム3とを備える。
【0018】アクチュエータ1は、その出力軸4が所定
の駆動角度で往復回動するモータユニット5と、その出
力軸4に固定された揺動円盤6とを備え、モータユニッ
ト5が車両バックドア側のボディ7に固定される。揺動
円盤6には、図1及び図3に示すように、出力軸4の軸
中心に対して径方向にオフセットした位置で同出力軸4
と平行方向に延びる動力伝達凹部としての連結孔6aが
形成されている。又、この連結孔6aの車外側(ガラス
側ユニット2側)には、同車外側に向かうほど拡径に形
成された拡径部6bが連続して設けられている。
【0019】ガラス側ユニット2は、バックドアガラス
8に固定されるピボットホルダ9と、そのピボットホル
ダ9に回動可能に支持されるピボット軸10と、そのピ
ボット軸10のアクチュエータ1側端部に固定されるレ
バー11と、そのレバー11の先端部に設けられる動力
伝達凸部としての連結ピン12とを備える。
【0020】詳述すると、図1に示すように、レバー1
1の先端部には貫通孔11aが形成され、その貫通孔1
1aの内周面には支持手段としての軸受13が圧入固定
されている。この軸受13は、つづみ型の含油軸受であ
る。即ち、軸受13は略円筒形状に形成され、両端部側
の内周面にはそれぞれ端部側に向かって拡径となるテー
パ部13aが形成されている。そして、軸受13は図示
しない多数の空孔を有する多孔質の焼結合金にて形成さ
れ、各空孔内には潤滑油が充填されている。
【0021】又、レバー11の貫通孔11aが形成され
る位置には、アクチュエータ1と反対側方向に延びるピ
ンホルダ14がビス15により固定されている。ピンホ
ルダ14は、一端側がレバー11に固定される略円筒形
状の筒部14aと、筒部14aの他端から径方向内側に
延びる円盤部14bと、円盤部14bの内周端から軸線
方向に有底筒状に延出する延出部14cと、延出部14
cの内周面を延長するように筒部14a内の中間位置ま
で筒状に延びるガイド部14dとを備える。
【0022】前記軸受13には、連結ピン12が傾動可
能且つ軸線方向に移動可能に支持されている。連結ピン
12の中間部外周には、ピンホルダ14の筒部14a内
において貫通孔11a及びガイド部14dより径の大き
い規制手段としてのワッシャ16が固定されている。従
って、連結ピン12の軸線方向の移動はワッシャ16が
レバー11の表面に当接する位置からガイド部14dの
端部に当接する位置までの所定範囲で規制される。又、
連結ピン12のピンホルダ14内に介在される側(延出
部14c側)端部12aは、ガイド部14d内まで形成
されている。連結ピン12の傾動は、該端部12aがガ
イド部14dの内周面に当接するまでの角度範囲で規制
される(図5参照)。
【0023】ピンホルダ14内において、ワッシャ16
はスプリング17によってレバー11表面側に付勢され
ている。即ち、コイル状のスプリング17は、圧縮され
た状態で、その一端が円盤部14bに支持され、その他
端がワッシャ16の表面に当接されている。従って、連
結ピン12はレバー11に対して垂直方向のピンホルダ
14から突出する方向に付勢される。
【0024】ピンホルダ14から突出する連結ピン12
の先端側には、前記連結孔6aと僅かな隙間を有して嵌
挿可能な先端部12bが形成され、その先端部12bの
先端側には先端側に向かうほど縮径に形成された縮径部
12cが設けられている。
【0025】前記ピボットホルダ9には、図2〜図4に
示すように、レバー11の所定角度の範囲を越える揺動
を規制する規制部9aが形成されている。この規制部9
aは、前記レバー11の先端部とその揺動方向に当接す
ることにより、該揺動を規制する。
【0026】又、ピボットホルダ9のステー部9bに
は、ストライカ18が連結固定されている。一方、車両
バックドア側のボディ7のストライカ18と対応した位
置には、図2に示すように、ラッチ装置19が取り付け
られている。そして、バックドアガラス8の閉時には、
ストライカ18にラッチ装置19のラッチ20が係合
し、バックドアガラス8の閉状態を保持するように旋錠
が行われる。
【0027】このように構成されたワイパ装置では、バ
ックドアガラス8が閉められて連結孔6aに連結ピン1
2の先端部12bが嵌挿された状態(図1に示す状態)
で、揺動円盤6とレバー11とが駆動連結される。この
状態で、アクチュエータ1が作動し、揺動円盤6ととも
に連結孔6aが揺動すると、連結ピン12とともにレバ
ー11も同様に揺動する。すると、レバー11の揺動に
よりピボット軸10が回動し、ワイパアーム3が揺動す
る。従って、ワイパアーム3の先端に連結される図示し
ないワイパブレードによりガラス表面が正常な範囲で払
拭される。
【0028】又、バックドアガラス8が開けられると、
連結孔6aから連結ピン12の先端部12bが抜けるこ
とで、アクチュエータ1とガラス側ユニット2の連結が
解除される。
【0029】このバックドアガラス8が開けられた状態
においては、例えばバックドアガラス8を開けたときの
ショック等により、連結ピン12の位置がずれてしまう
場合がある。尚、ここで述べる連結ピン12の位置ずれ
は、バックドアガラス8が閉めらるとき、傾むいていな
い連結ピン12の縮径部12cの先端が揺動円盤6の拡
径部6b内面に当接する所定範囲のものである。
【0030】そして、例えば、図5に示すように、バッ
クドアガラス8の閉動作時に、連結孔6aの中心軸線L
1と軸受13の中心軸線L2との間に位置ずれが生じて
いた場合、縮径部12c及び拡径部6bの斜面の作用に
より、縮径部12cの先端は連結孔6aの中心側に向か
う力を受ける。すると、連結ピン12は(レバー11の
垂線に対して)傾動するとともに、先端部12bが縮径
部12c及び拡径部6bの斜面の作用により連結孔6a
内に誘導案内され、該孔6aに嵌挿される。従って、揺
動円盤6とレバー11とが駆動連結される。尚、傾いた
連結ピン12は、揺動円盤6及びレバー11等の揺動時
にレバー11に対して垂直となるか、再びバックドアガ
ラス8が開けられたときスプリング17の付勢力により
レバー11に対して垂直となる。
【0031】次に、上記のように構成されたワイパ装置
の作用効果を以下に記載する。 (1)バックドアガラス8の閉動作時に、連結孔6aの
中心軸線L1と軸受13の中心軸線L2との間に位置ず
れが生じていても、縮径部12c及び拡径部6bの斜面
の作用により、連結ピン12の先端部12bが連結孔6
a内に誘導案内され、該孔6aに嵌挿される。
【0032】(2)しかも、このとき前記斜面の作用に
より連結ピン12は傾動するため、縮径部12cが拡径
部6bに引っ掛かりにくく、先端部12bが連結孔6a
内にスムーズに誘導案内される。
【0033】(3)連結ピン12は、スプリング17に
よりレバー11に対して垂直方向のピンホルダ14から
突出する方向に付勢される。従って、連結ピン12はバ
ックドアガラス8の開時に確実にレバー11に対して垂
直となる。
【0034】上記実施の形態は、以下のように変更して
実施してもよい。 ・上記実施の形態では、揺動円盤6の連結孔6aに拡径
部6bを連続して設け、連結ピン12の先端部12bに
縮径部12cを設けたが、拡径部6b又は縮径部12c
のいずれか一方は設けなくてもよい。即ち、連結ピン1
2の先端部を円柱形状とするか、連結孔を円柱形状をく
り貫いた形状とする。このようにしても拡径部6b又は
縮径部12cの斜面の作用により、連結ピン12は傾動
し、連結ピン12の先端部が連結孔内に誘導案内され
る。
【0035】・上記実施の形態では、連結ピン12を傾
動可能としたが、傾動不能としてもよい。このようにし
ても上記実施の形態の効果(1)と同様の効果を得るこ
とができる。
【0036】・上記実施の形態では、連結ピン12をガ
ラス側ユニット2側に設け、連結孔6aをアクチュエー
タ1側に設けたが、連結ピン12をアクチュエータ1側
に設け、連結孔6aをガラス側ユニット2側に設けるよ
うにしてもよい。
【0037】・上記実施の形態では、ワイパ装置を車両
バックドア側のボディ7とそのバックドアガラス8に設
けたが、バックドアガラス8のワイパ装置に限定され
ず、車体とその車体に対して回動開閉するガラスに設け
ればよい。
【0038】上記各実施の形態から把握できる請求項以
外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載
する。 (イ)請求項1に記載の車両用ワイパ装置において、前
記誘導手段は、前記動力伝達凹部(6a)に連続して設
けられ前記動力伝達凸部(12)が嵌挿される開口側に
向かうほど拡径に形成された拡径部(6b)を備えたこ
とを特徴とする車両用ワイパ装置。このようにすると、
拡径部の斜面の作用により、動力伝達凸部が動力伝達凹
部内に誘導案内される。
【0039】(ロ)請求項1又は上記(イ)に記載の車
両用ワイパ装置において、前記誘導手段は、前記動力伝
達凸部(12)の先端側に設けられ先端側に向かうほど
縮径に形成された縮径部(12c)を備えたことを特徴
とする車両用ワイパ装置。このようにすると、縮径部の
斜面の作用により、動力伝達凸部が動力伝達凹部内に誘
導案内される。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ガラスの閉動作時に連結孔と連結ピンとの間に位置ずれ
が生じても、連結孔に連結ピンを嵌挿させることがで
き、アクチュエータの出力軸とピボット軸を駆動連結さ
せることができる車両用ワイパ装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の連結ピン及び連結孔を示す概略
断面図。
【図2】本実施の形態のワイパ装置を示す要部概略断面
図。
【図3】本実施の形態のワイパ装置を示す要部斜視図。
【図4】本実施の形態のガラス側ユニットを示す斜視
図。
【図5】本実施の形態の連結ピン及び連結孔を示す概略
断面図。
【図6】従来技術のワイパ装置を示す要部概略断面図。
【図7】従来技術のワイパ装置を示す要部斜視図。
【符号の説明】
1…アクチュエータ、3…ワイパアーム、4…出力軸、
7…ボディ、8…バックドアガラス、10…ピボット
軸、12…連結ピン、13…軸受、14…ピンホルダ、
16…ワッシャ、17…スプリング、6a…連結孔、6
b…拡径部、12c…縮径部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体(7)に対して回動開閉するガラス
    (8)にワイパアーム(3)を軸支するピボット軸(1
    0)を貫通させるとともに回動可能に支持させ、前記ガ
    ラス(8)の閉時に前記ピボット軸(10)と駆動連結
    される出力軸(4)を有するアクチュエータ(1)を前
    記車体(7)側に設け、前記アクチュエータ(1)の駆
    動に基づいて前記ワイパアーム(3)を揺動させ前記ガ
    ラス(8)表面を払拭する車両用ワイパ装置において、 前記出力軸(4)に設けられ、該出力軸中心に対して径
    方向にオフセットした位置で同出力軸(4)の回動に伴
    なって揺動する動力伝達凹部(6a)又は動力伝達凸部
    と、 前記ピボット軸(10)に前記動力伝達凹部(6a)又
    は動力伝達凸部と駆動連結可能に設けられ、該ピボット
    軸中心に対して径方向にオフセットした位置で揺動する
    動力伝達凸部(12)又は動力伝達凹部と、 前記ガラス(8)の閉動作時に前記動力伝達凹部(6
    a)と前記動力伝達凸部(12)との間に位置ずれが生
    じていても、前記動力伝達凸部(12)を前記動力伝達
    凹部(6a)内に誘導する誘導手段(6b,12c,1
    3,14,16,17)とを備えたことを特徴とする車
    両用ワイパ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用ワイパ装置にお
    いて、 前記誘導手段は、 前記動力伝達凹部(6a)に連続して設けられ前記動力
    伝達凸部(12)が嵌挿される開口側に向かうほど拡径
    に形成された拡径部(6b)、及び前記動力伝達凸部
    (12)の先端側に設けられ先端側に向かうほど縮径に
    形成された縮径部(12c)の少なくとも一方と、 前記動力伝達凸部(12)を傾動可能に支持する傾動支
    持手段(13,14)とを備えたことを特徴とする車両
    用ワイパ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車両用ワイパ装置にお
    いて、 前記動力伝達凸部(12)は、ピンであり、 前記傾動支持手段(13,14)は、前記ピン(12)
    を傾動可能且つ長手方向に移動可能に支持する支持手段
    (13)と、前記ピン(12)を長手方向の前記動力伝
    達凹部(6a)側に付勢する付勢手段(17)と、前記
    ピン(12)の長手方向の移動を所定範囲で規制する規
    制手段(16)とを有することを特徴とする車両用ワイ
    パ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100950024B1 (ko) * 2002-09-12 2010-03-29 로베르트 보쉬 게엠베하 와이퍼 구동장치에서 잠금부재를 수용하기 위한 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100950024B1 (ko) * 2002-09-12 2010-03-29 로베르트 보쉬 게엠베하 와이퍼 구동장치에서 잠금부재를 수용하기 위한 장치

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