JP2001000684A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2001000684A
JP2001000684A JP11174929A JP17492999A JP2001000684A JP 2001000684 A JP2001000684 A JP 2001000684A JP 11174929 A JP11174929 A JP 11174929A JP 17492999 A JP17492999 A JP 17492999A JP 2001000684 A JP2001000684 A JP 2001000684A
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opening
symbol
winning opening
time
pachinko machine
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JP11174929A
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English (en)
Inventor
Isao Kishi
勇夫 岸
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大入賞口の開放に変化を持たせ興趣を高め得
るパチンコ機を提供する。 【解決手段】 1ラウンドの大入賞口51の開口中に、
一旦閉口させることで、遊技に変化を与えて興趣を高め
る。また、大入賞口51の閉口中に遊技球を発射させる
ことで、大当たり時の出玉を等価的に減らすことがで
き、これにより、大当たりの発生確率を高めるように設
定することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大入賞口を備え
たパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機において、特定の始動口に入
賞、又は、ゲートを通過することにより図柄変動装置が
変動を開始し、所定の図柄で停止すること(大当たり)
により大入賞口が所定時間開放され、遊技球の非常に入
賞し易い状態を提供するようになっている機種がある。
いわゆる1種機において、大入賞口は、特定領域の通過
を条件として予め定められた上限ラウンドまで開放を繰
り返すように設定されている。そして、大入賞口の1回
の開放時間は、30秒程度で、遊技球の入賞が10球以
上あると、当該30秒の開放時間中でも大入賞口が閉じ
られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大入賞
口の開放時間は、ほぼ10球の入賞があるように長めに
設定(20〜30秒)されているため、毎回の開放毎に
10球の入賞がほぼ確実にあり、賞球の払い出し数もほ
とんど一定化されていた。このため、遊技が単調に成り
やすく、大当たりの発生と共に、遊技者の集中力を失わ
せることがあった。
【0004】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、大入賞
口の開放に変化を持たせ興趣を高め得るパチンコ機を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため請求項1の発明は、図柄表示装置に特定の図柄が揃
った際に、所定時間の経過又は所定個数の入賞を1ラウ
ンドとする大入賞口の開放を、予め定められた条件の成
立により、上限数まで繰り返し得るパチンコ機におい
て、前記1ラウンドの大入賞口の開放中に、一旦閉口す
る閉口時間を設けたことを技術的特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、図柄表示装置に特定の
図柄が揃った際に開放される役物の内部の所定領域を通
過した場合に、大入賞口を開放する権利を与え、所定時
間の経過又は所定個数の入賞を1ラウンドとする大入賞
口の開放を、予め定められた条件の成立により、上限数
まで繰り返し得るパチンコ機において、前記1ラウンド
の大入賞口の開放中に、一旦閉口する閉口時間を設けた
ことを技術的特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、前記閉口時間の長さを複数設けたことを技術的特徴
とする。
【0008】請求項4の発明は、図柄表示装置に特定の
図柄が揃った際に、所定時間の経過又は所定個数の入賞
を1ラウンドとする大入賞口の開放を、予め定められた
条件の成立により、上限数まで繰り返し得るパチンコ機
において、前記1ラウンドの大入賞口開放中に一旦閉口
する閉口時間を設けることにより、前記1ラウンドあた
りでの大入賞口の開放回数が少なくとも2回以上にな
り、前記開放回数の1回あたりの開放時間が2通り以上
であることを技術的特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項1〜4におい
て、前記閉口時間をランダムに発生させることを技術的
特徴とする。
【0010】請求項6の発明は、請求項1〜3におい
て、判定図柄により、前記1ラウンドの大入賞口の開放
中に前記閉口時間を設ける場合と、設けない場合とを設
定したことを技術的特徴とする。
【0011】請求項1及び請求項2のパチンコ機におい
ては、1ラウンドの大入賞口の開口中に、一旦閉口させ
ることで、遊技に変化を与えて興趣を高めることができ
る。また、大入賞口の閉口中に遊技球を発射させること
で、大当たり時の出玉率を等価的に減らすことができ、
これにより、大当たりの発生確率を高めるように設定す
ることが可能になる。
【0012】請求項3〜請求項5のパチンコ機において
は、大入賞口の閉口時間が予測し得なくなるので、遊技
者が大入賞口の開放中のみに遊技球を発射することを防
ぐことができる。このため、遊技者の技量によらず、公
平な遊技を担保することが可能になる。
【0013】請求項6のパチンコ機においては、判定図
柄により、大入賞口の開放中に閉口時間を設ける場合
と、設けない場合とを設定してある。このため、判定図
柄の判定に強い関心を遊技者に持たせることができ、遊
技の興趣を高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパチンコ機の実施
形態について図を参照して説明する。なお、以下の第1
実施形態では、本発明のパチンコ機として、CR第1種
のパチンコ機を代表に説明する。まず、第1実施形態の
パチンコ機の主要構成について、本実施形態のパチンコ
機を正面から見た説明図である図1を参照して説明す
る。
【0015】パチンコ機10には、内枠11が開閉可能
に備えられており、その内枠11には、金枠12が開閉
可能に取付けられており、さらに金枠12には、ガラス
枠26が開閉可能に取付けられている。ガラス枠26の
裏面側には、遊技盤13が配置されており、この遊技盤
13の左方には、発射された遊技球を案内するガイドレ
ール14が設けられている。内枠11の右側には、ガラ
ス枠26開閉用の鍵を差し込む鍵穴15を備えた鍵穴飾
り16が設けられおり、内枠11の上方には、枠ランプ
17が設けられている。
【0016】ガラス枠26の下には、前面板18が設け
られており、この前面板18の左側上部には、賞球が排
出される上皿賞球排出口19が形成されており、この上
皿賞球排出口19の排出側には、その上皿賞球排出口1
9から排出された賞球を溜めておくための上皿20が取
り付けられている。上皿20の下方には、その上皿20
で収容しきれなくなった賞球を排出するための下皿賞球
排出口21が形成されており、この下皿賞球排出口21
の排出側には、その下皿賞球排出口21から排出された
賞球を溜めておくための下皿22が設けられている。
【0017】下皿22の右方には、上皿20から供給さ
れた遊技球を遊技盤13へ発射する発射モータ(図4に
符号38で示す)を操作するための発射ハンドル23
が、回転可能に取付けられており、その発射ハンドル2
3には、発射途中で発射を停止するための発射停止ボタ
ン24が設けられている。また、上皿20の右方には、
上皿20に溜められた賞球を下皿22へ抜くための上皿
球抜きレバー25がスライド可能に取付けられている。
さらに、内枠11の左側には、プリペイドカードを挿入
するスリット27aを有するプリペイドカードユニット
27が設けられている。
【0018】次に、遊技盤13の主要構成について図2
を参照して説明する。遊技盤13の略中央には、センタ
ーケース30が備えられている。センターケース30に
は、それを正面から見た拡大説明図である図3に示すよ
うに、天入賞口31と、3個のLEDからなる普通図柄
表示装置32と、この普通図柄表示装置32の始動され
る回数を表示する4個のLEDからなる普通図柄記憶表
示LED33と、液晶表示で特別図柄34aを表示する
特別図柄表示装置34と、この特別図柄表示装置34の
始動される回数を表示する4個のLEDからなる特別図
柄記憶表示LED35とが備えられている。
【0019】図2に示すように、センターケース30の
左右には、普通図柄表示装置32を作動させるための普
通図柄作動ゲート40,40が設けられている。センタ
ーケース30の下方には、特別図柄表示装置34を作動
させるための第1種始動口41が設けられており、この
第1種始動口41の下方には普通図柄表示装置32の停
止図柄が所定の当たり図柄となった場合に開放される普
通電動役物42が設けられている。開放された普通電動
役物42は、第1種始動口41と同様に、特別図柄表示
装置34を作動開始させる機能を備えている。普通電動
役物42の下方には、特別図柄表示装置34の停止図柄
が所定の大当たり図柄となった場合に作動する変動入賞
装置50が設けられている。
【0020】この変動入賞装置50には、当たりの発生
時に開放される扉形式の大入賞口51が開閉可能に取り
付けられており、この大入賞口51の両側には、普通入
賞口52,52がそれぞれ設けられている。また、大入
賞口51の内部には、特定領域53と、この特定領域5
3を通過した遊技球を検出する役物連続作動スイッチ
(図4に符号55で示す)と、大入賞口51に入賞した
遊技球の数Pをカウントするカウントスイッチ(図4に
符号54で示す)とが設けられている。
【0021】その他、遊技盤13には、風車60,60
と、普通入賞口61,61と、コーナー飾りランプ62
a,62aと、入賞時に点灯する入賞ランプ63と、球
切れ時に点灯する球切れランプ64と、サイド飾りラン
プ62b,62bと、入賞しなかった遊技球をアウト球
として回収するアウト口65とが設けられている。ま
た、遊技盤13には、多くの釘28が打ち込まれてお
り、遊技盤13に発射された遊技球は、釘28間を乱舞
しながら落下する。
【0022】次に、普通図柄表示装置32の表示態様に
ついて説明する。普通図柄表示装置32のLEDは、左
右の赤のLEDおよび中央の緑色のLEDによって構成
されており、遊技球が普通図柄作動ゲート40を通過す
ることによって表示を変動する。その変動の態様には、
○−○(−は消灯を示す)のように左側のLED32a
と右側のLED32cとが点灯する場合と、−○−のよ
うに中央のLED32bのみが点灯する場合の2種類が
ある。ここで、普通図柄が停止するときに、LEDが○
−○(左右点灯)で停止するとはずれで、0.5秒点灯
後、普通図柄記憶がある場合は再び普通図柄が変動を開
始する。他方、普通図柄のLEDが−○−(中点灯)で
停止すると当りになり、普通電動役物42が通常時は
0.2秒間開放する。
【0023】また、普通図柄表示装置32、または、普
通電動役物42の作動中に遊技球が普通図柄作動ゲート
40を通過した場合は、最初の4個までが始動記憶とな
り、普通図柄記憶表示LED33の点灯数でもって記憶
数が表示され、普通図柄が変動可能となると、その始動
記憶に基づいて変動が開始される。
【0024】また、図3に示すように、液晶表示装置
(LCD)からなる特別図柄表示装置34は、遊技球が
第1種始動口41または開放した普通電動役物42に入
賞した際に、0〜9の10種類の図柄を3箇所に変動表
示する。以下、図3において左側の図柄を表示する部分
を第1表示部34A(以下、A図柄として参照する)、
中央の図柄を表示する部分を第2表示部34B(以下、
B図柄)、右側の図柄を表示する部分を第3表示部34
C(以下、C図柄)と称する。そして、変動開始後、所
定の変動固定時間が経過すると、たとえば、第1表示部
34A・第2表示部34B・第3表示部34Cの順に変
動が停止し、その停止図柄がA=B=C、たとえば、図
3に示すように、777になると大当たりとなり、変動
入賞装置50が作動して大入賞口51が開放される。
【0025】また、特別図柄表示装置34が作動中、ま
たは、大当たり状態の時に、遊技球が第1種始動口41
または開放した普通電動役物42に入賞した場合は、最
初の4個までが始動記憶となり、特別図柄記憶表示LE
D35によって記憶数が表示される。そして、特別図柄
が変動可能な状態になると、その始動記憶に基づいて変
動が開始されるとともに、特別図柄記憶表示LED35
が1つ消灯される。
【0026】次に、パチンコ機10の電気的構成につい
てそれをブロック図で示す図4を参照して説明する。パ
チンコ機10には、主制御基盤36が設けられており、
この主制御基盤36には、役物集中基盤66が接続され
ている。役物集中基盤66には、特別図柄表示装置34
と、普通図柄表示装置32と、役物飾りLED62とが
接続されており、これら装置およびLEDは、主制御基
盤36から役物集中基盤66を介して出力される信号に
よって駆動または点灯される。
【0027】また、主制御基盤36には、役物集中基盤
67が接続されており、この役物集中基盤67には、入
賞球検出スイッチ45と、第1種始動口41(図2参
照)に入賞した遊技球を検出する第1種始動口スイッチ
41aと、普通図柄作動ゲート40を通過する遊技球を
検出する普通図柄作動スイッチ40aと、6個払出検出
スイッチ39と、各種飾りLED(風車60、各種入賞
口および普通図柄作動ゲート40を飾るために設けられ
たLED)75とが接続されている。
【0028】役物集中基盤67には、大入賞口集中基盤
68が接続されており、この大入賞口集中基盤68に
は、役物連続作動スイッチ55と、カウントスイッチ5
4と、普通電動役物開放ソレノイド77と、大入賞口開
放ソレノイド43とが接続されている。また、主制御基
盤36には、役物集中基盤66,67および大入賞口集
中基盤68から送出された入賞に関する情報をパチンコ
ホールの管理室などに設けられたホールコンピュータ
(図示せず)へ送信するための遊技盤情報端子57が接
続されている。
【0029】さらに、主制御基盤36には、特別図柄表
示装置34、普通図柄表示装置32などの制御を行うC
PU84と、このCPU84が実行する制御プログラム
が記憶されたROM85と、CPU84が制御プログラ
ムを実行する際にROM85から読出された制御プログ
ラムを一時的に記憶するRAM86とが搭載されてい
る。
【0030】また、主制御基盤36には、払出制御基盤
37が接続されており、この払出制御基盤37には、発
射ハンドル23から出力される信号にしたがって発射モ
ータ38を制御する発射モータ制御装置81と、下皿2
2(図1参照)が満杯になったことを検出する満杯検出
スイッチ82と、金枠12の開閉を検出する金枠検出ス
イッチ83と、入賞球切りソレノイド46と、入賞時お
よび大当たり発生時などに効果音を再生するスピーカ7
9を駆動する上皿スピーカ用基盤78と、賞球払出モー
タ56aと、賞球払出センサ56eとが接続されてい
る。
【0031】さらに、払出制御基盤37には、外部接続
端子基盤69が接続されており、この外部接続端子基盤
69には、コーナー飾りランプ62a(図2参照)と、
サイド飾りランプ62bと、入賞ランプ63と、球切れ
スイッチ80によって球切れが検出された際に点灯する
球切れランプ64と、主電源87とが接続されている。
【0032】また、払出制御基盤37には、主制御基盤
36から出力されるデータに従って入賞球切りソレノイ
ド46および賞球払出モータ56aなどを制御するCP
U71と、CPU71によって実行されるコンピュータ
プログラムが格納されたROM72と、ROM72から
読出されたコンピュータプログラムや主制御基盤36か
ら送出されるデータを一時的に記憶するRAM73とが
搭載されている。なお、本実施形態では、主電源87と
してAC24Vが用いられる。
【0033】次に、図2及び図3を参照し第1実施態様
のパチンコ機による遊技のあらましについて説明する。
【0034】次に、図2〜図4を参照し第1実施態様の
パチンコ機による遊技のあらましについて説明する。 〔普通図柄表示装置による遊技〕ここでは、まず、普通
図柄作動ゲート40への遊技球の通過に伴う通常時の遊
技について説明する。遊技球が普通図柄作動ゲート40
を通過すると、普通図柄表示装置32の左赤色ダイオー
ド、中緑色ダイオード、右赤色ダイオードが順次点灯
(変動表示)する。
【0035】ここで、普通図柄表示装置32の変動表示
中又は停止中、或いは、普通電動役物42の開放中に、
更に、遊技球が普通図柄作動ゲート40を通過すると、
普通図柄記憶LED33のLEDが順次点灯し、普通図
柄表示装置32の変動が開始になる都度消されることに
より記憶個数が表示される。なお、上述した遊技球が普
通図柄作動ゲート40を通過してもそれが記憶されるの
は最初の4個までで、それ以上の値は保持されない。こ
の入賞が記憶されている状態においては、普通図柄表示
装置32での変動停止後、再び変動が開始される。
【0036】普通図柄表示装置32の変動開始後、変動
固定時間で、28秒変動させた後、表示図柄が後述する
普通図柄乱数によって選択された停止図柄と一致したと
きに変動を停止させる。普通図柄のLEDが○−○(左
右点灯)で停止するとはずれで、0.5秒点灯後、普通
図柄記憶がある場合は再び普通図柄が変動を開始する。
他方、普通図柄のLEDが−○−(中点灯)で停止する
と当りになり、普通電動役物42が時0.2秒間開放す
る。開放した普通電動役物42に遊技球が1個入賞する
と、開放時間であっても開放動作は終了する。なお、普
通図柄は、3/24の確率で当たりとなる。
【0037】〔特別図柄表示装置による遊技〕遊技球が
第1種始動口41もしくは開放された普通電動役物42
へ入賞すると、特別図柄表示装置34の各表示部34
A、34B、34Cにて0〜9の図柄の変動をそれぞれ
開始する。そして、予め設定された時間が経過すると第
1表示部34A、第2表示部34B、第3表示部34C
の順で図柄の変動を停止する。ここで、第1表示部34
A、第2表示部34B、第3表示部34Cの図柄が異な
る場合にはハズレとなる。他方、第1表示部34A、第
2表示部34B、第3表示部34Cの図柄が同じときに
は、大当たりとなって、0.8秒間の停止表示してか
ら、大当りファンファーレが鳴った後、大入賞口51を
開放して、遊技球の非常に入賞し易い状態を提供する。
所定開放時間の経過又は開放時間内であっても遊技球が
おおむね9個入賞することにより大入賞口51が閉じ
る。この大入賞口51の開放中に、特定領域53を通過
することにより大入賞口51は再び開放される。大入賞
口3の最大連続開放回数は16回までである。
【0038】ここで、変動表示を行っている最中に、更
に、第1種始動口41へ遊技球が入賞すると、この入賞
個数が記憶され、特別図柄記憶表示LED35にて順次
表示される。なお、上述した遊技球が第1種始動口41
に入賞してもそれが記憶されるのは最初の4個までで、
それ以上の値は保持されない。この入賞が記憶されてい
る状態においては、特別図柄表示装置34での変動停止
後、再び変動が開始される。
【0039】この第1実施形態のパチンコ機において
は、図12(A)に示すように設定された40秒内に大
入賞口51を間欠的に開放する。即ち、大入賞口51を
5秒間開放し、2秒間閉口し、大入賞口の開放を6回繰
り返すことで、合計で30秒間開放する。この開放(ラ
ウンド)を16回繰り返す。本実施形態では、1ラウン
ドの大入賞口の開口中に、一旦閉口させることで、遊技
に変化を与えて興趣を高める。また、大入賞口の閉口中
に遊技球を発射させることで、大当たり時の出玉を等価
的に減らすことができ、これにより、大当たりを発生確
率を高める設定が可能になる。
【0040】ここで、上述したパチンコ機による遊技を
遂行するための遊技制御装置50の動作について図5〜
図16のフローチャートを参照して説明する。遊技制御
装置50の主たる処理手順について、メインルーチンを
示す図5のフローチャートを参照して説明する。
【0041】まず、CPU84は電源が投入されたかを
判断し(S100)、電源投入直後の1回目のループ
(S100:Yes)だけはステップ102へ移行し、
初期設定を行いメインルーチンを終了する。ここで、電
源投入時でないと判断されると(S100:No)、入
賞球検出スイッチ45(図4参照)等からの入賞球等に
ついての信号を入力し、他のフェーズで使用できる形に
整える入力処理を行い(S200)、出力編集された出
力データを役物集中基板66,67、払出制御基板37
(図4参照)へ出力する出力処理を行う(S300)。
【0042】引き続き、普通図柄作動ゲート40(図2
参照)を通過した遊技球に対する処理である普通図柄始
動処理を行い(S400)、このゲート通過処理に伴
い、普通図柄表示装置32の図柄を変化させる普通図柄
・普通電役制御処理を行う(S600)。
【0043】また、第1種始動口41(図2参照)を通
過した遊技球に対する処理である特別図柄始動処理を行
い(S500)、第1種始動口41への入賞に伴い、特
別図柄表示装置34の図柄を変化させる特別図柄変動処
理を行う(S700)。そして、当たりの発生に応じて
大入賞口51を開放する大入賞口制御処理を行う(S8
00)。
【0044】引き続き、ランプ、LEDの点灯処理を行
う(S104)。最後に、上皿スピーカ用基板78を介
して音声を出力させる音声出力処理を進め(S10
6)、1サイクルのメインルーチン処理を完了する。そ
のメインルーチンは、内蔵のクロックからのリセット信
号がCPU84へ加わるマシンサイクルの度に繰り返さ
れる。
【0045】ここで上述した普通図柄作動ゲート40へ
の遊技球の通過に基づく上述したステップ400での普
通図柄始動処理について図6に示すサブルーチンを参照
して説明する。
【0046】CPU84は、普通図柄作動スイッチ40
aからの信号を基に普通図柄作動ゲート40を遊技球が
通過したか否かを判断し(S402)、遊技球が通過し
ていない場合には(S402:No)、該普通図柄始動
サブルーチンを終了する。他方、遊技球が通過したとき
は(S402:Yes)、普通図柄作動記憶数Wが4未
満かを判断する(S404)。ここで、変数Wは、普通
図柄表示装置32の図柄変動中に普通図柄作動ゲート4
0を通過した遊技球の数を示しており、本実施態様では
前述したように4を超える数は保持されないように構成
されている。このため、変数Wが4の場合には(S40
4:No)、該サブルーチンを終了する。
【0047】他方、変数Wが4未満の場合は(S40
4:Yes)、変数Wに1加算した後(S406)、図
11(B)に示す0から23までの24コマの普通図柄
乱数内の現タイミング(普通図柄作動ゲート40を遊技
球が通過時)に於ける値を抽出し(S408)、この値
を保持して始動口入賞サブルーチンを終了する。なお後
述するように、普通図柄乱数「0」〜「23」の24個
の内、「0」〜「20」がはずれで、「21」〜「2
3」なら当りになる(確率3/24)。
【0048】遊技球のゲート40通過により、普通図柄
表示装置によって普通図柄を変動表示する普通図柄・普
通電役制御処理を実行する(S600)。この普通図柄
・普通電役制御処理について、図7のフローチャートを
参照して説明する。
【0049】まず、普通電役が作動しているかどうかを
判定する(S602)。普通電役を作動させる以前は
(S602:No)、ステップ610へ進み、普通図柄
表示装置によって普通図柄が作動されているかどうかを
判定する。ここで、普通図柄を変動する以前は(S61
0:No)、ステップ624へ進み、普通図柄作動記憶
は1個以上かを判断する(S624)。ここで、1個以
上記憶している状態においては(S624:Yes)、
ステップ626へ進む。そして、作動記憶を1個減少さ
せ(S626)、普通図柄表示装置32の図柄の変動を
開始し、左赤色ダイオード32a、中緑色ダイオード3
2b、右赤色ダイオード32cを点灯させる(S62
8)。
【0050】引き続き、変動時間を設定する変動タイマ
をスタートさせてから(S630)、ステップ634へ
進み、上記ステップ408にて格納した普通図柄乱数の
値を見て、乱数値がはずれ(0〜20)に該当している
なら(S634:No)、ステップ642へ進み、はず
れ図柄を選択することで、普通図柄停止時に、選択した
はずれ図柄を表示させる。一方、乱数値が当り(21〜
23)に該当している場合は(S634:Yes)、ス
テップ638へ進み当り図柄をセットすることで、普通
図柄停止時に、選択した当たり図柄を表示させる。最後
に、当りフラグをONにする(S640)。
【0051】変動タイマがスタートして、停止図柄を選
択したら、次のマシンサイクルにおいて、ステップ61
0の普通図柄が変動中かの判断がYesとなる。これに
よりステップ612へ移行し、普通図柄の変動時間を設
定してある変動タイマがタイムアップしたかを判断す
る。ここで、タイムアップするまでは(S612:N
o)、ステップ622へ進み、図柄の変動を続ける。そ
して、変動タイマがタイムアップ状態になった時に(S
612:Yes)、ステップ614へ進み、CPU84
は、左赤色ダイオード32a、中緑色ダイオード32
b、右赤色ダイオード32cによりステップ638にて
設定した当たり図柄、または、ステップ642で設定し
たはずれ図柄を表示する。
【0052】その後、ステップ616へ進み、当りフラ
グがONかを判断する。ここで、当たりフラグがONな
ら(S616:Yes)、ステップ618へ進み、普通
電役の作動を開始させ、ステップ620へ進み、普通電
役の作動時間(0.2秒)を設定する作動タイマをスタ
ートさせる。
【0053】次のマシンサイクルにおいて、ステップ6
02での普通電役が作動しているかの判断において、普
通電役が作動した際には(S602:Yes)、ステッ
プ604へ進み、普通電役の作動タイマがタイムアップ
しているか否かを判断する。ここで、タイムアップした
際に(S604:Yes)、ステップ606へ進み、普
通電役の作動を終了させ、ステップ608へ進み、当り
フラグをOFFにする。
【0054】次に、上記第1種始動口41又は上述した
普通電動役物42への入賞に基づく上述した図5に示す
ステップ500、ステップ700及びステップ800の
特別図柄表示装置の変動処理について、図8〜図10の
サブルーチンに基づき詳細に説明する。
【0055】先ず、ステップ500における特別図柄始
動処理について図8に示すサブルーチンを参照して説明
する。CPU84は、第1種始動口スイッチ41aから
の信号を基に第1種始動口41へ遊技球が入賞したか否
かを判断し(S502)、遊技球が入賞していない場合
には(S502:No)、該特別図柄始動サブルーチン
を終了する。他方、遊技球が入賞したときは(S50
2:Yes)、始動記憶変数Uが4未満かを判断する
(S504)。ここで、変数Uは、特別図柄表示装置3
4での図柄変動中に第1種始動口41へ入賞した遊技球
の数を示しており、本実施態様では前述したように4を
超える数は保持されないように構成されている。このた
め、変数Uが4の場合には(S504:No)、該サブ
ルーチンを終了する。
【0056】他方、変数Uが4未満の場合は(S50
4:Yes)、変数Uに1加算した後(S506)、図
11(A)に示す0から329までの330コマ数の大
当たり特別乱数内の現タイミング(第1種始動口41へ
遊技球が入賞時)に於ける値を抽出し(S508)、こ
の値を保持して始動口入賞サブルーチンを終了する。後
述するように本実施形態では、乱数“7”を大当たりと
して設定しており、1/330の確率で大当たりが発生
するようになっている。
【0057】次に、図5のステップ700における特別
図柄変動処理について図9に示すフローチャートを参照
して説明する。ここでは、第1種始動口41へ遊技球が
入賞していないとき、即ち、上記変数Uが0の時の処理
について述べる。CPU84は、先ず、図3に示す特別
図柄表示装置34の図柄を変動中か判断するが(図9に
示すS702)、ここでは特別図柄表示装置34を変動
していないため(S702:No)、変数Uが“1”以
上かを判断する(S718)。ここでは、変数Uが0で
あるため(S718:No)、当該特別図柄変動処理の
サブルーチンを終了する。
【0058】引き続き、第1種始動口41へ遊技球が入
賞し、上記変数Uが1になった時の処理について説明す
る。特別図柄表示装置34を変動中かのステップ702
の判断がNoとなり、ステップ717の判断を経て、C
PU84は、変数Uが“1”以上かを判断するが(S7
18)、変数Uが1であるため(S718:Yes)、
変数Uから“1”を減じる(S720)。そして、特別
図柄表示装置34の図柄の変動を開始する(S72
2)。
【0059】その後、大当たりが発生しているか否かに
基づき停止図柄の選択及び、図柄停止時の態様を決定す
る。即ち、CPU84は、先ず上述したステップ508
にて設定した乱数値が、大当たりの乱数値“7”である
かを判断する(S726)。ここで、乱数値が“7”の
場合には(S726:Yes)、特別図柄大当たりフラ
グを設定した後(S730)、111,333等の大当
たり図柄を選出する(S732)。そして、停止時の態
様としてリーチ態様をセットし(S737)、特別図柄
の変動時間を設定する特図変動タイマをスタートさせる
(S738)。
【0060】他方、上述した大当たりかの判断(S72
6)がNoとなった際には、ステップ734へ進み、1
23,124等のはずれ図柄を選択するためのはずれ図
柄選択処理を行ってから、選択したはずれ図柄がリーチ
図柄かを判断する(S735)。そして、はずれ図柄が
114,223等のリーチ図柄の際には(S735:Y
es)、ステップ737へ移行してリーチ態様をセット
する。他方、リーチ図柄ではない際は(S735:N
o)、ステップ736へ進み、はずれ態様で図柄変動の
停止を設定した後、特図変動タイマをスタートさせる
(S738)。
【0061】上述したステップ722にて特別図柄表示
装置34の図柄変動を開始すると、次のマシンサイクル
において、ステップ702の判断において、図柄変動中
かの判断がYesとなり、CPU84は、先ず、上述し
たステップ738にて設定した図柄変動タイマがタイム
アップしたかを判断する(S704)。ここで、変動時
間の経過により図柄停止タイマがタイムアップするまで
は(S704:No)、図柄の変動を継続する(S71
6)。
【0062】そして、図柄変動タイマがタイムアップす
ると(S704:Yes)、CPU84は、各変動停止
態様で図柄変動を停止する(S706)。即ち、リーチ
態様ではない通常のハズレが設定されている時には、通
常の図柄停止を行い、リーチが設定されているときに
は、リーチ態様で図柄変動を停止し、、特別図柄変動処
理のサブルーチン処理を終了する。
【0063】図5のステップ800における大入賞口制
御処理について図10に示すサブルーチンを参照して説
明する。まず、大当たりフラグが設定されているかの判
断(S801:Yes)を経て、大入賞口の開放時間中
(図12(A)を参照して上述した40秒)か判断する
(S802)、最初の動作は大入賞口の開放時間中では
ないので(S802:No)、ステップ804へ進み、
開放後のインターバル時間かを判断する。最初の場合は
大当りと判定された判定後インターバル時間なので(S
804:No)、ステップ806へ進み、R=16かを
判断する。ここで、Rはラウンド数で1R終了後に特定
領域を通過すると+1されるものであり、これは今時点
ではまだR=0なので(S806:No)、ステップ8
08へ進み、判定後インターバル時間タイマがタイムア
ップしたかを判断する。ここで、判定後インターバル時
間とは、大当りが確定して、大入賞口が開放するまでの
時間である。該設定時間に達すると(S808:Ye
s)、ステップ810へ進み、図12(A)に示す大入
賞口の40秒の開放時間を設定する。
【0064】次のマシンサイクルにおいて、ステップ8
02での大入賞口は開放時間中かの判断が、今度は開放
時間中であるので(S802:Yes)、ステップ81
1へ進む。該ステップ811では、大入賞口開放時間タ
イマがタイムアップしたかを判断する。ここでは、大入
賞口を開放したばかりなので(S811:No)、ステ
ップ813へ進む。ステップ813では、大入賞口の開
放インターバルかを判断する。ここで、図12(A)に
示す5秒間の開放インターバル中は(S813:Ye
s)、大入賞口51を開放する(S814)。他方、2
秒の閉口時間中は(S813:No)、大入賞口を閉口
する(S815)。
【0065】引き続き、CPU84は、カウントSW:
ONかを判断する(S816)。ここで、カウントスイ
ッチを通過していなかったら(S816:No)、処理
を終了する。他方、通過した場合は(S816:Ye
s)、ステップ818へ進み、R=15かを判断する。
ここで、大入賞口を開放するのは最初なので(S81
8:No)、ステップ820へ進み、特定領域SW:O
Nかを判断する。このステップ820では、遊技球が大
入賞口51へ入賞した際に特定領域を通過したなら(S
820:No)、ステップ822へ進み、通過していな
ければ(S820:Yes)、ステップ824へ進む。
ここでは通過したとして説明を続ける(ステップ82
0:Yes)。該通過により、特定領域SWはON状態
になる(S822)。次にカウント数≧9か、即ち、大
入賞口に遊技球がおおむね9個入賞したかを判断する。
大入賞口への入賞により、9カウントになると(S82
4:Yes)、ステップ826へ進み、大入賞口閉口コ
マンドの指示を出して、大入賞口51を閉じる。これと
共に、40秒の開口時間の経過以前であっても、開放時
間をタイムアップさせる(S827)。
【0066】そして、ステップ828へ進み、特定領域
SWはON状態になっているかを判断する。ここでは、
上述したようにON状態になっているので(S828:
Yes)、ステップ830へ進み、特定領域SWをOF
F状態にする。引き続き、ステップ832へ進み、大入
賞口に入賞したカウント数をリセットした後、ステップ
834へ進み、R=R+1にする。上述したようにRは
ラウンドが開放した数を指し、大入賞口が閉口して、特
定領域SWがONされていれば、それを1回として数え
る。
【0067】次のマシンサイクルで、ステップ804で
の開放後インターバル時間かの判断が、今度は開放後イ
ンターバル時間なので(S804:Yes)、ステップ
846まで進む。開放後インターバル時間がタイマタイ
ムアップとなると(ステップ846:Yes)、ステッ
プ810へ進んで、再び大入賞口を開放する。
【0068】引き続き、大入賞口の開放を16回繰り返
した際の処理の流れを説明する。16R目では、それま
でに大入賞口が連続して開いた回数は15回なのでR=
15となる。まず大入賞口開放時間中であるとして(S
802:Yes)、ステップ811へ進み、大入賞口開
放時間タイマがタイムアップするまでは(S811:N
o)、ステップ816へ進み、カウントSW:ONかの
判断で、カウントスイッチを通過した場合は(S81
6:Yes)、ステップ818へ進み、R=15かを判
断する。ここではR=15になっているため(S81
8:Yes)、特定領域SWをON状態にすることな
く、ステップ824へ移行する。ステップ824の判断
でカウント数≧9になることで(S824:Yes)、
ステップ826へ進み、大入賞口閉口コマンドの指示を
出力してから、大入賞口の開放時間をタイムアップさせ
た後(S827)、ステップ828へ進み、特定領域S
WはON状態かを判断する。上述したようにR=15と
なっており、特定領域SWはON状態にしていないため
(S828:No)、ステップ836へ進み、Rが16
にされる。
【0069】次回のマシンサイクルで、ステップ802
における大入賞口は開放時間中かの判断において、現在
の状態は最終ラウンドが終了しているので(S802:
No)、ステップ804へ進む。該ステップ804での
開放後インターバル時間かの判断で、今の状態は大当り
が終了して終了デイレー時間に入るので(S804:N
o)、ステップ806へ移行する。該ステップ806で
のR=16かの判断で、現時点でR=16であるので
(S806:Yes)、ステップ848へ進み、終了デ
ィレー時間タイマがタイムアップかを判断する。ここ
で、タイムアップが未だなら(S848:No)、当該
処理を終了する。他方、タイムアップすれば(S84
8:Yes)、ステップ850へ進み、Rをリセットし
てから、大当りフラグをOFFにする(S852)。
【0070】引き続き、第1実施形態の改変例に係るパ
チンコ機の大入賞口の開閉動作について、図12(B)
を参照して説明する。図12(A)に示す例では、大入
賞口の開放時間が5秒、閉口時間が2秒で固定であっ
た。これに対して、改変例に係るパチンコ機では、3秒
の開放及び2秒の閉口と、2秒の開口及び3秒の閉口と
が1セットになっており、これを6セット繰り返すこと
で、大入賞口51を合計30秒開放するように設定され
ている。
【0071】この改変例のパチンコ機では、大入賞口の
閉口時間が予測し得なくなるので、遊技者が大入賞口の
開放中のみに遊技球を発射することを防ぐことができ
る。このため、遊技者の技量によらず、公平な遊技を担
保することが可能になる。第1実施形態のパチンコ機で
は、1ラウンドの大入賞口の開口中に、一旦閉口させる
ことで、遊技に変化を与えて興趣を高めることができ
る。また、大入賞口の閉口中に遊技球を発射させること
で、大当たり時の出玉を等価的に減らすことができ、こ
れにより、大当たりの発生確率を高めるように設定する
ことが可能になる。
【0072】上述した第1実施形態では、1種機を例に
挙げたが、第1実施形態の構成を3種機に適用すること
も可能である。また、改変例では、開放、閉口の時間を
2種類設定したが、3種類以上設定することも可能であ
る。
【0073】引き続き、本発明の第2実施形態に係るパ
チンコ機について説明する。上述した第1実施形態で
は、大入賞口が開閉を必ず繰り返した。これに対して、
第2実施形態のパチンコ機では、判定図柄により大入賞
口を、図17(A)に示すように30秒の連続開放する
場合と、図17(B)に示す5秒開放・3秒閉口の開閉
を繰り返す場合とを設けてある。
【0074】この第2実施形態に係るパチンコ機のセン
ターケース130の構成について、図13を参照して説
明する。センターケース130には、天入賞口31と、
判定図柄29a、29bを表示する判定図柄表示装置2
9と、3個のLEDからなる普通図柄表示装置32と、
この普通図柄表示装置32の始動される回数を表示する
4個のLEDからなる普通図柄記憶表示LED33と、
液晶表示で特別図柄34aを表示する特別図柄表示装置
34と、この特別図柄表示装置34の始動される回数を
表示する4個のLEDからなる特別図柄記憶表示LED
35とが備えられている。ここで、判定図柄表装置29
に77の図柄が表示された際には、図17(A)に示す
ように大入賞口を30秒連続開放する。他方、33の図
柄が表示された際には、図17(B)に示す5秒開放・
3秒閉口の開閉を繰り返す。
【0075】第2実施形態に係るパチンコ機におけるC
PU84の処理は、図9を参照して上述した特別図柄変
動処理、及び、図10を参照して上述した大入賞口制御
処理を除き第1実施形態と同様である。このため、図1
4を参照して特別図柄変動処理についてのみ説明する。
ここで、ステップ702〜ステップ738までの処理
は、図9を参照して上述した第1実施形態と同様である
ため、説明を省略する。CPU84は、このステップ7
06の処理に続き、ステップ1000の判定図柄処理を
行う。
【0076】この判定図柄処理について、当該処理のサ
ブルーチンを示す図15を参照して説明する。先ず、判
定図柄処置が終了したかの判断を経て(S1002:Y
es)、図13を参照して上述した判定図柄表示装置2
9を変動中か判断する(S1004)。ここで、変動開
始以前は(S1004:No)、判定図柄の変動を開始
する(S1006)。そして、図柄変動時間が経過した
かを判断する(S1008)。ここで、変動時間が経過
すると(S1008:Yes)、図11(C)に示す、
0、1のいずれかの乱数を抽出・格納する(S101
0)。そして、乱数として1を抽出したかを判断する
(S1012)。ここで、乱数1を抽出した場合には
(S1012:Yes)、図17(B)を参照して上述
したように大入賞口を開閉させる開閉フラグを設定する
(S1014)。そして、抽出した乱数に応じて判定図
柄を表示する(S1016)。例えば、乱数1が抽出さ
れている際には、33の判定図柄を表示し、乱数0が抽
出されている場合には、77の判定図柄を表示する。
【0077】次に、第2実施形態のパチンコ機の大入賞
口制御処理について、図16を参照して説明する。ここ
で、ステップ801〜ステップ808の処理は、図10
を参照して上述した第1実施形態と同様であるため、説
明を省略する。ステップ810で、開閉フラグが設定さ
れているか否かにより、大入賞口の開放時間を異ならし
て設定する。即ち、開閉フラグが設定されていないとき
には、図17(A)に示すように、連続開放用の30秒
の開放時間を設定する。他方、開閉フラグが設定されて
いるときには、図17(B)に示す間欠開放用の45秒
の開放時間を設定する。そして、ステップ811を経
て、ステップ812では、開閉フラグが設定されている
かを判断し、開閉フラグが設定させていない時には(S
812:No)、ステップ814へ移行して大入賞口を
開放する。他方、開放フラグが設定されているときには
(S812:Yes)、ステップ813へ進み、図17
(B)に示すように設定されたインターバルに従い大入
賞口を開閉する。
【0078】この第2実施形態のパチンコ機では、判定
図柄により、大入賞口の開放中に閉口時間を設ける場合
と、設けない場合とを設定してある。このため、判定図
柄の判定に強い関心を遊技者に持たせることができ、遊
技の興趣を高めることができる。上述した第2実施形態
は、1種機を例に挙げたが、上記構成は2種機、3種機
にも適用できる。
【0079】引き続き、本発明の第3実施形態に係るパ
チンコ機について図18及び図19を参照して説明す
る。第3実施形態のパチンコ機では、図18に示す開放
パターンに従い、図17(A)に示す連続開放、及び、
図17(B)に示す間欠開閉を行う。図18中で、○は
連続開放を表し、×は間欠開閉を表している。例えば、
開放パターン1の場合には、第1ラウンドは連続開放を
行い、第2ラウンドは連続開放で、第3ラウンドは間欠
開放を行う。
【0080】この開放パターン1〜開放パターン10の
10種類のパターンは、判定図柄により決定される。判
定図柄が、00、12,26,34,41,57,6
8,74,85,97の場合、開放パターン1となる。
07,16,27,35,43,54,61,71,8
3,92の場合、開放パターン2となる。03,19,
21,38,46,52,63,79,87,91の場
合、開放パターン3となる。02,15,24,39,
48,51,62,75,80,95の場合、開放パタ
ーン4となる。05,10,29,31,49,50,
67,77,82,90の場合、開放パターン5とな
る。09,13,25,30,42,53,64,7
2,89,93の場合、開放パターン6となる。01,
18,23,32,40,59,69,73,81,9
4の場合、開放パターン7となる。04,11,28,
33,47,56,66,78,88,96の場合、開
放パターン8となる。08,14,22,37,44,
55,60,76,86,98の場合、開放パターン9
となる。06,17,20,36,45,58,65,
70,84,99の場合、開放パターン10となる。
【0081】第3実施形態に係るパチンコ機におけるC
PU84の処理は、図15を参照して上述した判定図柄
処理を除き第2実施形態と同様である。このため、図1
5を参照して判定図柄処理についてのみ説明する。
【0082】先ず、ステップ1000〜1006を経
て、図柄変動時間が経過したかを判断する(S100
8)。ここで、変動時間が経過すると(S1008:Y
es)、図11(D)に示す00〜99の100コマの
乱数のいずれかを抽出・格納する(S1010)。そし
て、上述した乱数に応じて、上述した開放パターンを設
定する(S1015)。例えば、乱数00を抽出した際
には、上述した開放パターン1を設定する。そして、抽
出した乱数に応じて判定図柄を表示する(S101
6)。例えば、乱数00が抽出されている際には、00
の判定図柄を表示し、乱数11が抽出されている場合に
は、11の判定図柄を表示する。
【0083】この第3実施形態のパチンコ機では、判定
図柄により、大入賞口の開放中に閉口時間を設ける場合
と、設けない場合とを設定してある。このため、判定図
柄の判定に強い関心を遊技者に持たせることができ、遊
技の興趣を高めることができる。上述した第3実施形態
は、1種機を例に挙げたが、第3実施形態の構成は2種
機、3種機にも適用できる。
【0084】引き続き、本発明の第4実施形態に係るパ
チンコ機について図20〜図21を参照して説明する。
第2〜第3実施形態のパチンコ機では、開放パターンに
従い、大入賞口を開閉したが、この第4実施形態のパチ
ンコ機では、ランダムに大入賞口の開放を行う。
【0085】この第4実施形態のパチンコ機の大入賞口
制御処理について、図20、図21を参照して説明す
る。図20に示す大入賞口制御処理においては、大入賞
口開放時間設定の処理(S810)に先立ち、ランダム
に大入賞口を開放するための開放・閉口設定処理(S1
100)を行う。この開放・閉口設定処理について、当
該処理のサブルーチンを示す図21を参照して説明す
る。
【0086】開放・閉口設定処理では以下の動作をラン
ダムに設定する。 [大入賞口の開放時間の設定](S1102〜S111
4) 本実施形態では、大入賞口を12回開放し、この12回
の開放の時間として、3秒、2秒のいずれかを選択して
いく。ここで、3秒の開放を6回、2秒の開放を6回設
けることで、合計30秒間大入賞口を開放させる。ここ
で、12回の各開放に対して乱数に基づき3秒、2秒の
開放時間を選択するが、3秒、又は、2秒のいずれかが
6回決定されると、残りの開放時間としては、自動的に
他方の時間が設定される。
【0087】具体的には、図21に示す、開放回数を示
す変数Lを初期化(1回目に設定)する(S110
2)。そして、当該1回目の開放時間を決定する図11
(C)に示す0,1の開放秒数順番決定乱数を抽出する
(S1104)。ここで、乱数0の場合に2秒間の開放
が設定され、1の場合には3秒の開放時間が設定され
る。そして、変数Lに1を加え2とし(S1106)、
2回目の開放時間を決定する。ステップS1108、ス
テップ1112の判断がNoとなり、ステップ1104
へ戻り、当該2回目の開放時間を決定する。
【0088】上記処理を繰り返し、乱数0の数が6にな
ると、即ち、2秒間の開放を6回決定すると、ステップ
1108の判断がYesとなり、ステップ1110へ移
行して、残りの開放時の開放時間を全て乱数1(3秒
間)に設定する。同様に、乱数1の数が6になると、即
ち、3秒間の開放を6回決定すると、ステップ1112
の判断がYesとなり、残りの開放時の開放時間を全て
乱数0(2秒間)に設定する(S1114)。
【0089】[大入賞口の閉口時間の設定](S1124
〜S1134) 本実施形態では、大入賞口を11回閉口し、この11回
の閉口の時間として、3秒、2秒のいずれかを選択して
いく。即ち、3秒の閉口を5回、2秒の閉口を6回設け
る。ここで、11回の各閉口に対して乱数に基づき3
秒、2秒の閉口を選択するが、3秒が5回、又は、2秒
が6回決定されると、残りの閉口時間については、自動
的に他方の時間が設定される。
【0090】図21に示す閉口回数を示す変数Mを初期
化(1回目に設定)する(S1122)。そして、当該
1回目の閉口時間を決定する図11(C)に示す0,1
の閉口秒数順番決定乱数を抽出する(S1124)。こ
こで、乱数0の場合に2秒間の閉口が設定され、1の場
合には3秒の閉口時間が設定される。そして、変数Mに
1を加え2とし(S1126)、2回目の閉口時間を決
定する。ステップS1128、ステップ1122の判断
がNoとなり、ステップ1124へ戻り、当該2回目の
閉口時間を決定する。
【0091】上記処理を繰り返し、乱数0の数が5にな
ると、即ち、2秒間の閉口を5回決定すると、ステップ
1128の判断がYesとなり、ステップ1130へ移
行して、残りの閉口時の閉口時間を全て乱数1(3秒
間)に設定する。同様に、乱数1の数が6になると、即
ち、3秒間の閉口を6回決定すると、ステップ1132
の判断がYesとなり、残りの閉口時の時間を全て乱数
0(2秒間)に設定する(S1114)。
【0092】[大入賞口の開放・閉口の順番の設定](S
1142〜S1154) 上述した処理により決定した12回の開放と、11回の
閉口との発生順序を乱数に基づき選択、即ち、合計23
(12+11)回の各動作が開放か閉口かを決定してい
く。ここで、12回の開口、又は、11回の閉口が決定
されると、残りは自動的に他方に設定される。
【0093】開放・閉口回数を示す変数Nを初期化(1
回目に設定)する(S1142)。そして、当該1回目
に対して、開放か閉口かを決定する図11(C)に示す
0,1の開放・閉口秒数順番決定乱数を抽出する(S1
144)。ここで、乱数0の場合、閉口が設定され、1
の場合には開放が設定される。そして、変数Nに1を加
え2とする(S1146)。ステップS1148、ステ
ップ1152の判断がNoとなり、ステップ1144へ
戻り、当該2回目の動作が開放か閉口かを決定する。
【0094】上記処理を繰り返し、乱数0の数が11に
なると、即ち、閉口を11回決定すると、ステップ11
48の判断がYesとなり、ステップ1150へ移行し
て、残りのを全て開放に設定する。同様に、乱数1の数
が12になると、即ち、開放を12回決定すると、ステ
ップ1152の判断がYesとなり、残りを全て乱数0
(閉口)に設定する(S1154)。
【0095】上述した開放・閉口処理によりランダムに
設定された開放・閉口について、図22のタイムチャー
トを参照して説明する。ここで、上述した処理で、23
回の動作中の最初の動作(N=1)として開放が設定さ
れ、最初の開放(L=1)に3秒が決定されていると、
先ず、最初の動作(N=1)として、3秒間の開放がな
される。そして、23回の動作中の2回目動作(N=
2)として閉口が設定され、最初の閉口(M=1)に2
秒が決定されていると、2回目の動作(N=2)とし
て、2秒間の閉口がなされる。3回目動作(N=3)と
して開放が設定され、2回目の開放(L=2)に2秒が
決定されていると、3回目の動作(N=3)として、2
秒間の開口がなされる。4回目動作(N=4)として開
放が設定され、3回目の開放(L=2)に2秒が決定さ
れていると、4回目の動作(N=4)として、2秒間の
開口、即ち、連続して4秒間大入賞口が開放される。
【0096】図22に示す例では、20回目の動作から
23回目の動作まで、連続して大入賞口を閉口させた
後、閉口後のインターバルを開始している。この代わり
に、最終の連続した閉口の処理を削除し、閉口後のイン
ターバルを直ちに開始してもよい。上述したように、第
4実施形態のパチンコ機では、大入賞口の開放時間をラ
ンダムにしてあるため、合計30秒の開放時間を複数回
に分けて消化することになる。
【0097】第4実施形態のパチンコ機においては、大
入賞口の閉口時間が予測し得なくなるので、遊技者が大
入賞口の開放中のみに遊技球を発射することを防ぐこと
ができる。このため、遊技者の技量によらず、公平な遊
技を担保することが可能になる。上述した第4実施形態
は、1種機を例に挙げたが、第4実施形態の構成は2種
機、3種機にも適用できる。
【0098】
【発明の効果】以上記述したように、本発明のパチンコ
機では、大入賞口の開放中に一旦閉口する時間を設ける
ことにより、遊技に変化を与え興趣を高め、また、大当
たり時の出玉率を減らして大当たり発生確率を高めたり
でき、技量によらず公平な遊技が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るパチンコ機の正面
図である。
【図2】図1に示すパチンコ機の遊技領域の正面図であ
る。
【図3】図2に示すセンターケースの正面図である。
【図4】図1に示すパチンコ機の制御装置のブロック図
である。
【図5】第1実施形態に係るパチンコ機を制御するため
のメインルーチンのフローチャートである。
【図6】図5に示す普通図柄始動処理のサブルーチンの
フローチャートである。
【図7】図5に示す普通図柄・普通電役制御処理のサブ
ルーチンのフローチャートである。
【図8】図5に示す特別図柄始動処理のサブルーチンの
フローチャートである。
【図9】図5に示す特別図柄変動処理のサブルーチンの
フローチャートである。
【図10】図5に示す大入賞口制御処理のサブルーチン
のフローチャートである。
【図11】図11(A)及び図11(B)は、当たり及
大当たり発生になるかどうかの決定する乱数値を示す説
明図であり、図11(C)及び図11(D)は、大入賞
口の開閉を選択する乱数値を示す説明図である。
【図12】図12(A)は、第1実施形態に係るパチン
コ機の図柄変動作動時間及び停止時間を示すタイミング
チャートであり、図12(B)は、第1実施形態の改変
例に係るパチンコ機の図柄変動作動時間及び停止時間を
示すタイミングチャートである。
【図13】第2実施形態に係るパチンコ機のセンターケ
ースの正面図である。
【図14】第2実施形態に係るパチンコ機の特別図変動
動処理のサブルーチンのフローチャートである。
【図15】図14に示す判定図柄処理のサブルーチンの
フローチャートである。
【図16】第2実施形態に係るパチンコ機の大入賞口制
御処理のサブルーチンのフローチャートである。
【図17】第2、第3実施形態に係るパチンコ機の図柄
変動作動時間及び停止時間を示すタイミングチャートで
ある。
【図18】第3実施形態に係るパチンコ機の開放パター
ンの内容を示す図表である。
【図19】第3実施形態に係るパチンコ機の判定図柄処
理のサブルーチンのフローチャートである。
【図20】第4実施形態に係るパチンコ機の大入賞口制
御処理のサブルーチンのフローチャートである。
【図21】図20に示す開放・閉口設定処理のサブルー
チンのフローチャートである。
【図22】第4実施形態に係るパチンコ機の図柄変動作
動時間及び停止時間を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】 10 パチンコ機 30 センターケース 34 図柄表示装置 34A 第1表示部 34B 第2表示部 34C 第3表示部 51 大入賞口 84 CPU

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄表示装置に特定の図柄が揃った際
    に、所定時間の経過又は所定個数の入賞を1ラウンドと
    する大入賞口の開放を、予め定められた条件の成立によ
    り、上限数まで繰り返し得るパチンコ機において、 前記1ラウンドの大入賞口の開放中に、一旦閉口する閉
    口時間を設けたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 図柄表示装置に特定の図柄が揃った際に
    開放される役物の内部の所定領域を通過した場合に、大
    入賞口を開放する権利を与え、所定時間の経過又は所定
    個数の入賞を1ラウンドとする大入賞口の開放を、予め
    定められた条件の成立により、上限数まで繰り返し得る
    パチンコ機において、 前記1ラウンドの大入賞口の開放中に、一旦閉口する閉
    口時間を設けたことを特徴とするパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記閉口時間の長さを複数設けたことを
    特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 図柄表示装置に特定の図柄が揃った際
    に、所定時間の経過又は所定個数の入賞を1ラウンドと
    する大入賞口の開放を、予め定められた条件の成立によ
    り、上限数まで繰り返し得るパチンコ機において、 前記1ラウンドの大入賞口開放中に一旦閉口する閉口時
    間を設けることにより、前記1ラウンドあたりでの大入
    賞口の開放回数が少なくとも2回以上になり、前記開放
    回数の1回あたりの開放時間が2通り以上であることを
    特徴とするパチンコ機。
  5. 【請求項5】 前記閉口時間をランダムに発生させるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載のパチ
    ンコ機。
  6. 【請求項6】 判定図柄により、前記1ラウンドの大入
    賞口の開放中に前記閉口時間を設ける場合と、設けない
    場合とを設定したことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか1に記載のパチンコ機。
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