JP2002085738A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002085738A
JP2002085738A JP2000285321A JP2000285321A JP2002085738A JP 2002085738 A JP2002085738 A JP 2002085738A JP 2000285321 A JP2000285321 A JP 2000285321A JP 2000285321 A JP2000285321 A JP 2000285321A JP 2002085738 A JP2002085738 A JP 2002085738A
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JP
Japan
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symbol
game
jackpot
display device
probability
Prior art date
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Application number
JP2000285321A
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English (en)
Inventor
Kiyoharu Goto
清春 後藤
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技の興趣を高めることができる遊技機を提
供する。 【解決手段】 図柄による大当たりの確定表示前に、確
率変動メータ34Dによって大当たり終了後の遊技条件
(確変、時短)を表示する。このため、遊技者は、大当
たりが発生するか否かに集中することができ、遊技の興
趣を高めることができる。特に、遊技条件を、図柄表示
装置34にてリーチ変動中に表示するため、大当たりの
発生に対する期待を高揚させ、遊技の興趣を高めること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、図柄表示装置の
停止図柄により利益有る遊技を提供する遊技機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】現在多くの遊技機では、始動領域を遊技
球が通過すると、図柄表示装置の図柄が変動し、予め選
択された変動パターンにて変動が行われた後、予め決定
された停止図柄で停止する。その停止図柄が大当たり図
柄の場合には、大当たりと呼ばれる特別の遊技状態が開
始される。
【0003】これらの遊技機において、遊技に変化を与
え興趣を高めるために、大当たり発生後に、次回の大当
たりの発生確率を高める確率変動や、図柄表示装置の図
柄変動時間を短縮する図柄変動時間短縮を行うことがあ
る。この確率変動や図柄変動時間短縮は、大当たりの図
柄によって決定(例えば、333,777図柄の際に高
確率へ移行する)したり、或いは、大当たりを決定した
以降に、大当たり図柄を変動させ、最終的に333,7
77等の特定図柄で図柄確定した際に高確率、図柄変動
時間短縮に移行させる等の遊技を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た遊技では、高確率移行、図柄変動時間短縮を、大当た
りの発生と同時、又は、大当たりの発生以降に行ってい
た。このため、遊技者は、最終停止される図柄確定ま
で、不安な気持ちで図柄変動を見ることになった。更
に、最終停止された図柄が、大当たり終了後の遊技条件
が低い場合いは、落胆が大きくなっていた。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、遊技の
興趣を高めることができる遊技機を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため請求項1の発明は、図柄表示装置にて図柄を変動表
示し、大当たり図柄を確定表示した際に利益有る遊技を
提供し、更に所定の条件の成立により特別の利益有る遊
技を提供する遊技機において、前記大当たりの確定表示
前に、前記特別の利益有る遊技を提供する所定の条件が
成立したか否かを表示することを技術的特徴とする。
【0007】請求項1の発明では、大当たりの確定表示
前に、特別の利益有る遊技を提供する所定の条件が成立
したか否かを表示するため、大当たりの確定表示に集中
することができ、遊技の興趣を高めることができる。
【0008】請求項2では、始動口への遊技球の入賞又
は通過により、図柄表示装置にて図柄を変動表示し、大
当たり図柄を確定表示した際に、利益有る遊技を提供す
る遊技機において、前記大当たりの確定表示前に、大当
たり終了後の遊技条件を表示することを技術的特徴とす
る。
【0009】請求項2の発明では、大当たりの確定表示
前に、大当たり終了後の遊技条件を表示するため、大当
たりが発生するか否かに集中することができ、遊技の興
趣を高めることができる。
【0010】請求項3の発明では、遊技条件を、図柄表
示装置にてリーチ変動中に表示するため、大当たりの発
生に対する期待を高揚させ、遊技の興趣を高めることが
できる。
【0011】請求項4の発明では、図柄表示装置にて大
当たり終了後の遊技条件の表示を行うため、両者を同時
に視認することができる。
【0012】請求項5の発明では、図柄表示装置とは別
体に、大当たり終了後の遊技条件の表示を行う遊技条件
装置を設けため、液晶からなる図柄表示装置として小型
で廉価なものを用いることができる。
【0013】請求項6の発明では、大当たりの発生確率
の切り換えであるため、高確率へ移行し得るようにする
ことで、大当たりの発生に対する期待を高揚させ、遊技
の興趣を高めることができる。
【0014】請求項7の発明では、大当たりの発生確率
の切り換えであるため、いわゆる時短へ移行し得るよう
にすることで、大当たりの発生に対する期待を高揚さ
せ、遊技の興趣を高めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のパチンコ機の一実
施形態について図を参照して説明する。以下の第1実施
形態では、本発明のパチンコ機として、CR第1種のパ
チンコ機を代表に説明する。まず、実施形態のパチンコ
機の主要構成について、本実施形態のパチンコ機を正面
から見た説明図である図1を参照して説明する。
【0016】パチンコ機10には、内枠11が開閉可能
に備えられており、その内枠11には、金枠12が開閉
可能に取付けられており、さらに金枠12には、ガラス
枠26が開閉可能に取付けられている。ガラス枠26の
裏面側には、遊技盤13が配置されており、この遊技盤
13の左方には、発射された遊技球を案内するガイドレ
ール14が設けられている。内枠11の右側には、ガラ
ス枠26開閉用の鍵を差し込む鍵穴15を備えた鍵穴飾
り16が設けられおり、内枠11の上方には、枠ランプ
17が設けられている。
【0017】ガラス枠26の下には、前面板18が設け
られており、この前面板18の左側上部には、賞球が排
出される上皿賞球排出口19が形成されており、この上
皿賞球排出口19の排出側には、その上皿賞球排出口1
9から排出された賞球を溜めておくための上皿20が取
り付けられている。上皿20の下方には、その上皿20
で収容しきれなくなった賞球を排出するための下皿賞球
排出口21が形成されており、この下皿賞球排出口21
の排出側には、その下皿賞球排出口21から排出された
賞球を溜めておくための下皿22が設けられている。
【0018】下皿22の右方には、上皿20から供給さ
れた遊技球を遊技盤13へ発射する発射モータ(図4に
符号254で示す)を操作するための発射ハンドル23
が、回転可能に取付けられており、その発射ハンドル2
3には、発射途中で発射を停止するための発射停止ボタ
ン24が設けられている。また、上皿20の右方には、
上皿20に溜められた賞球を下皿22へ抜くための上皿
球抜きレバー25がスライド可能に取付けられている。
さらに、内枠11の左側には、プリペイドカードを挿入
するスリット27aを有するプリペイドカードユニット
27が設けられている。
【0019】次に、遊技盤13の主要構成について図2
を参照して説明する。遊技盤13の略中央には、センタ
ーケース30が備えられている。センターケース30に
は、それを正面から見た拡大説明図である図3に示すよ
うに、天入賞口31と、3個のLEDからなる普通図柄
表示装置32と、この普通図柄表示装置32の始動され
る回数を表示する4個のLEDからなる普通図柄記憶表
示LED33と、液晶表示で特別図柄34aを表示する
特別図柄表示装置34と、この特別図柄表示装置34の
始動される回数を表示する4個のLEDからなる特別図
柄記憶表示LED35とが備えられている。
【0020】図2に示すように、センターケース30の
左右には、普通図柄表示装置32を作動させるための普
通図柄作動ゲート40,40が設けられている。センタ
ーケース30の下方には、特別図柄表示装置34を作動
させるための第1種始動口41が設けられており、この
第1種始動口41の下方には普通図柄表示装置32の停
止図柄が所定の当たり図柄となった場合に開放される普
通電動役物42が設けられている。開放された普通電動
役物42は、第1種始動口41と同様に、特別図柄表示
装置34を作動開始させる機能を備えている。普通電動
役物42の下方には、特別図柄表示装置34の停止図柄
が所定の大当たり図柄となった場合に作動する変動入賞
装置50が設けられている。
【0021】この変動入賞装置50には、当たりの発生
時に開放される扉形式の大入賞口51が開閉可能に取り
付けられており、この大入賞口51の両側には、普通入
賞口52,52がそれぞれ設けられている。また、大入
賞口51の内部には、特定領域53と、この特定領域5
3を通過した遊技球を検出する特定領域スイッチ(図4
に符号236で示す)と、大入賞口51に入賞した遊技
球の数Pをカウントするカウントスイッチ(図4に符号
238で示す)とが設けられている。
【0022】その他、遊技盤13には、風車60,60
と、普通入賞口61,61と、コーナー飾りランプ62
a,62aと、入賞時に点灯する入賞ランプ63と、球
切れ時に点灯する球切れランプ64と、サイド飾りラン
プ62b,62bと、入賞しなかった遊技球をアウト球
として回収するアウト口65とが設けられている。ま
た、遊技盤13には、多くの釘28が打ち込まれてお
り、遊技盤13に発射された遊技球は、釘28間を乱舞
しながら落下する。
【0023】アウト口65へ入った遊技球を計数するた
め、上記アウト口65から遊技機外へ排出される樋の途
中に遊技球のアウト球検出用スイッチ(図示せず)が配
設されている。同様に、入賞球を検出するために、各入
賞口に連通する通路に複数の入賞球検出用スイッチ(図
示せず)が配設されている。アウト球検出用スイッチ及
び入賞球検出用スイッチは、検出した遊技球数を後述す
る主制御基板100へ出力する。
【0024】次に、普通図柄表示装置32の表示態様に
ついて説明する。普通図柄表示装置32のLEDは、左
右の赤のLEDおよび中央の緑色のLEDによって構成
されており、遊技球が普通図柄作動ゲート40を通過す
ることによって変動を開始する。その変動の態様には、
○−○(−は消灯を示す)のように左右のLED32
a、32cが点灯する場合と、−○−のように中央のL
ED32bのみが点灯する場合の2種類がある。ここ
で、普通図柄が停止するときに、LEDが○−○(左右
点灯)で停止するとハズレで、0.5秒点灯後、普通図
柄記憶がある場合は再び普通図柄が変動を開始する。他
方、普通図柄のLEDが−○−(中点灯)で停止すると
当りになり、普通電動役物42を0.5秒間開放する。
【0025】また、普通図柄表示装置32、または、普
通電動役物42の作動中に遊技球が普通図柄作動ゲート
40を通過した場合は、最初の4個までが始動記憶とな
り、普通図柄記憶表示LED33の点灯数でもって記憶
数が表示され、普通図柄が変動可能となると、その始動
記憶に基づいて変動が開始される。
【0026】また、図3に示すように、液晶表示装置
(LCD)からなる特別図柄表示装置34は、遊技球が
第1種始動口41または開放した普通電動役物42に入
賞した際に、左側の図柄を表示する第1表示部34A、
中央の図柄を表示する第2表示部34B、右側の図柄を
表示する第3表示部34Cに0〜9の10種類の数字図
柄を変動表示する。そして、変動開始後、所定の変動固
定時間が経過すると、たとえば、第1表示部34A・第
3表示部34C・第2表示部34Bの順に変動が停止
し、その停止図柄がA=B=C、たとえば、図3に示す
ように、555になると大当たりとなり、変動入賞装置
50が作動して大入賞口51が開放される。
【0027】また、特別図柄表示装置34が作動中、ま
たは、大当たり状態の時に、遊技球が第1種始動口41
または開放した普通電動役物42に入賞した場合は、最
初の4個までが始動記憶となり、特別図柄記憶表示LE
D35によって記憶数が表示される。そして、特別図柄
が変動可能な状態になると、その始動記憶に基づいて変
動が開始されるとともに、特別図柄記憶表示LED35
が1つ消灯される。
【0028】本実施形態のパチンコ機は、所謂確率変動
機として構成されており、低確率において1/330
で、高確率において5/330の確率で大当たりが発生
する。そして、特別図柄表示装置34の第1表示部34
A、第2表示部34B、第3表示部34Cの右側には、
大当たり発生の際に、次の図柄変動に基づく大当たりの
発生確率が高確率になるか否かを表示するための確率変
動メータ34Dが表示されている。この確率変動メータ
34Dは、リーチ状態になると、図17中に左端に示す
状態から右端に示す状態に変動し、また、右端に示す状
態から左端に示す状態へ変動し、この変動を繰り返す。
そして、変動が停止した状態で確定となり、図中右端に
示す確率変動メータ34Dの頂点まで色が変化した状態
において変動が停止した際に、高確率へ移行し、図中の
右端に示す状態以外の場合には、高確率へ移行しない。
【0029】次に、パチンコ機10の電気的構成につい
てそれをブロック図で示す図4を参照して説明する。パ
チンコ機10には、遊技全般を制御する主制御基板10
0が設けられており、この主制御基板100には、特別
図柄表示器34を制御する特別図柄制御装置120,パ
チンコ機に配設された各LEDランプを制御するランプ
制御装置140、音声出力を制御する音声制御装置17
0、賞球の払い出しを制御する払出制御基板190が接
続されている。
【0030】主制御基板100には、特別図柄制御装置
120などの制御を行うCPU102と、このCPU1
02が実行する制御プログラムが記憶されたROM10
4と、CPU102が制御プログラムを実行する際にR
OM104から読出された制御プログラムを一時的に記
憶するRAM106とが搭載されている。
【0031】特別図柄制御装置120、音声制御装置1
70、ランプ制御装置140及び払出制御基板190
は、主制御基板100とケーブルCを介して接続されて
いる。
【0032】主制御基板100には、更に、盤面中継基
板210が接続されている。該盤面中継基板210に
は、普通電動役物42を開放する普通電動役物用ソレノ
イド212と、普通図柄表示装置32を制御する普通図
柄表示基板214と、普通図柄作動用のゲートスイッチ
216と、入賞検出スイッチ218、220,222,
224と、大入賞口中継基板230と、が接続されてい
る。当該大入賞口中継基板230には、特定領域ソレノ
イド232と、大入賞口51を開放する大入賞口用ソレ
ノイド234と、特定領域の通過を検出する特定領域ス
イッチ236と、大入賞口への入賞数を計数するカウン
トスイッチ238とが接続されている。
【0033】主制御基板100には、また、遊技枠中継
基板240が接続されている。該遊技枠中継基板240
には、下皿22(図1参照)が満杯になったことを検出
する下皿満杯検出スイッチ244、センサ中継基板24
6とが接続されている。
【0034】また、主制御基板100には、第1種始動
口を通過した遊技球を検出する第1種始動口スイッチ2
02、及び、入賞、エラー発生等に関する情報をパチン
コホールの管理室などに設けられたホールコンピュータ
(図示せず)へ送信するための遊技盤情報端子基板28
0が接続されている。
【0035】上述した払出制御基板190には、発射ハ
ンドル23に内蔵された発射スイッチ252から出力さ
れる信号に従って発射モータ254を制御する発射モー
タ駆動基板250と、CR接続基板260と、払出中継
基板270とが接続されている。CR接続基板260に
は、カードを処理するための遊技機外装置部分262が
接続されている。一方、払出中継基板270には、球切
れを検出する貸球切れスイッチ242、賞球ユニット2
72及び貸球ユニット274が接続されると共に、セン
サ中継基板246を介して遊技枠中継基板240が接続
されている。賞球ユニット272には、賞球払出を検出
する賞球払出センサ(図示せず)、賞球を払い出すため
の球払出モータ276が収容されている。
【0036】主制御基板100、特別図柄表示装置12
0、ランプ制御装置140,音声制御装置170、払出
制御基板190には、主電源292の電力が、電源基板
290から電力線Pを介して供給されるようになってい
る。
【0037】次に、図2及び図3を参照し第1実施態様
のパチンコ機による遊技のあらましについて説明する。 〔特別図柄表示装置による遊技〕遊技球が第1種始動口
41もしくは開放された普通電動役物42へ入賞する
と、図13に示すように特別図柄表示装置34の第1表
示部34A(左図柄)・第2表示部34B(中央図
柄)、第3表示部34C(右図柄)にて0〜9の図柄の
変動をそれぞれ開始する。図柄の変動開始時には、確率
変動メータ34Dは変動していない。
【0038】そして、予め設定された時間が経過すると
左図柄、右図柄、中央図柄の順で図柄の変動を停止す
る。ここで、左図柄、中央図柄、右図柄の図柄が異なる
場合にはハズレとなる。ハズレの際には、確率変動メー
タ34Dは変動しない。他方、左図柄、右図柄の図柄が
同じときには、リーチとなり、左図柄、右図柄の図柄を
停止させた状態で、中央図柄を変動させ続けると共に、
確率変動メータ34Dの変動を図17を参照して上述し
たように開始する。そして、確率変動メータ34Dの変
動を停止し、図14に示すように、頂点まで達している
際には、大当たりの発生時に高確率移行が確定する。一
方、図16に示すように、確率変動メータ34Dが頂点
に達していない状態で変動が停止した場合には、大当た
りの発生時に低確率が確定する。
【0039】リーチ状態で、中央図柄の変動が停止した
際に、図柄が確定する。左図柄、右図柄と中央図柄が異
なる場合にはハズレとなる。他方、左図柄、中央図柄、
右図柄の図柄が同じときには、大当たりとなる。ここ
で、図14を参照して上述したように、確率変動メータ
34Dが頂点に達して変動が停止した後、図15に示す
ように左図柄、中央図柄、右図柄の図柄が同じときに
は、高確率へ移行する大当たりとなる。他方、図16を
参照して上述したように、確率変動メータ34Dが頂点
に達しない状態で変動を停止した後、図3に示すように
左図柄、中央図柄、右図柄の図柄が同じときには、高確
率へ移行しない大当たりとなる。
【0040】大当たりとなると、大入賞口51が30秒
開放され遊技球の非常に入賞し易い状態を提供する。該
30秒の経過又は開放時間内であっても遊技球が10個
入賞することにより大入賞口51が閉じる。この大入賞
口51の開放中に、特定領域を通過することにより大入
賞口51は再び開放される。大入賞口51の最大連続開
放回数は16回までである。ここで、上述したように大
当たりが、確率変動メータ34Dが頂点に達した状態で
発生した際には、高確率となり次回の大当たりが5/3
30の確率で発生し、頂点に達しない状態で発生した際
には、低確率となり、次回の大当たりが1/330の確
率で発生する。
【0041】ここで、変動表示を行っている最中に、更
に、第1種始動口41へ遊技球が入賞すると、この入賞
個数が記憶され、特別図柄記憶表示LED35にて順次
表示される。なお、上述した遊技球が第1種始動口41
に入賞してもそれが記憶されるのは最初の4個までで、
それ以上の値は保持されない。この入賞が記憶されてい
る状態においては、図柄表示装置34での変動停止後、
再び変動が開始される。
【0042】第1実施形態のパチンコ機では、大当たり
の確定表示前に、確率変動メータ34Dによって大当た
り終了後の遊技条件(確変、時短)を表示する。このた
め、遊技者は、大当たりが発生するか否かに集中するこ
とができ、遊技の興趣を高めることができる。特に、遊
技条件の表示は、図柄表示装置34にてリーチ変動中に
行うため、大当たりの発生に対する期待を高揚させ、遊
技の興趣を高めることができる。
【0043】更に、図柄変動開始からリーチ変動、最終
図柄停止以前に大当たり終了後の遊技条件を決定表示す
るため、遊技者に安心感を与えることができる。仮に、
遊技条件の決定表示が低い場合(例えば、高確率へ移行
しない場合)であっても、大当たりの期待感は残ってお
り、落胆は小さくなる。
【0044】ここで、上述したパチンコ機による遊技を
遂行するための主基板100の動作について図5〜図1
1のフローチャートを参照して説明する。主基板100
の主たる処理手順について、メインルーチンを示す図5
のフローチャートを参照して説明する。
【0045】まず、CPU112は電源が投入されたか
を判断し(S100)、電源投入直後の1回目のループ
(S100:Yes)だけはステップ102へ移行し、
初期設定を行いメインルーチンを終了する。ここで、電
源投入時でないと判断されると(S100:No)、入
賞球検出スイッチ(図4参照)等からの入賞球等につい
ての信号を入力し、他のフェーズで使用できる形に整え
る入力処理を行い(S200)、出力編集された出力デ
ータを図柄制御装置120、払出制御基板190(図3
参照)へ出力する出力処理を行う(S300)。
【0046】引き続き、普通図柄作動ゲート40(図2
参照)を通過した遊技球に対する処理である普通図柄始
動処理を行い(S400)、このゲート通過処理に伴
い、普通図柄表示装置32の図柄を変動させる普通図柄
・普通電役制御処理を行う(S402)。
【0047】また、第1種始動口41(図2参照)を通
過した遊技球に対する処理である特別図柄始動処理を行
い(S500)、第1種始動口41への入賞に伴い、図
柄表示装置34の図柄を変化させる特別図柄変動処理を
行う(S600)。そして、当たりの発生に応じて大入
賞口51を開放する大入賞口制御処理を行う(S80
0)。
【0048】引き続き、ランプ、LEDの点灯処理を行
う(S900)。最後に、音声制御基板500を介して
音声を出力させる音声出力処理を進め(S902)、1
サイクルのメインルーチン処理を完了する。そのメイン
ルーチンは、内蔵のクロックからのリセット信号がCP
U112へ加わるマシンサイクルの度に繰り返される。
【0049】上記第1種始動口41又は上述した普通電
動役物42への入賞に基づく上述した図5に示すステッ
プ500、ステップ700及びステップ800の特別図
柄表示装置の変動処理について、図6〜図11のサブル
ーチンに基づき詳細に説明する。
【0050】先ず、ステップ500における特別図柄始
動処理について図6に示すサブルーチンを参照して説明
する。CPU112は、第1種始動口スイッチ202か
らの信号を基に第1種始動口41又は普通電動役物42
へ遊技球が入賞したか否かを判断し(S502)、遊技
球が入賞していない場合には(S502:No)、該特
別図柄始動サブルーチンを終了する。他方、遊技球が入
賞したときは(S502:Yes)、始動記憶変数Uが
4未満かを判断する(S504)。ここで、変数Uは、
図柄表示装置34での図柄変動中に第1種始動口41へ
入賞した遊技球の数を示しており、本実施態様では前述
したように4を超える数は保持されないように構成され
ている。このため、変数Uが4の場合には(S504:
No)、該サブルーチンを終了する。
【0051】他方、変数Uが4未満の場合は(S50
4:Yes)、変数Uに1加算した後(S506)、図
12(A)に示す0から329までの330コマ数の大
当たり特別乱数内の現タイミング(第1種始動口41へ
遊技球が入賞時)に於ける値を抽出する(S508)。
同時に、高確率へ移行するか否かを決定するための図1
2(C)に示す0〜3の4コマ数の乱数の内のいずれか
を抽出する。この値を保持して始動口入賞サブルーチン
を終了する。後述するように本実施形態では、低確率状
態では乱数“7”を大当たりとして設定しており、1/
330の確率で大当たりが発生するようになっている。
高確率状態では、乱数“7”、“11”、“22”、
“33”、“44”を大当たりとして設定しており、5
/330の確率で大当たりが発生するようになってい
る。また、乱数“0”、“1”を高確率へ移行するよう
に設定しており、1/2の確率で高確率となる。
【0052】次に、図5のステップ600における特別
図柄変動処理について図7に示すフローチャートを参照
して説明する。ここでは、第1種始動口41又は普通電
動役物42へ遊技球が入賞していないとき、即ち、上記
変数Uが0の時の処理について述べる。CPU112
は、先ず、図3に示す図柄表示装置34の図柄を変動中
か判断するが(S602)、ここでは図柄表示装置34
を変動していないため(S602:No)、変数Uが
“1”以上かを判断する(S618)。ここでは、変数
Uが0であるため(S618:No)、当該特別図柄変
動処理のサブルーチンを終了する。
【0053】引き続き、第1種始動口41又は普通電動
役物42へ遊技球が入賞し、上記変数Uが1になった時
の処理について説明する。図柄表示装置34を変動中か
のステップ602の判断がNoとなり、CPU112
は、変数Uが“1”以上かを判断するが(S618)、
変数Uが1であるため(S618:Yes)、変数Uか
ら“1”を減じる(S620)。そして、図柄表示装置
34の図柄の変動を開始する(S622)。
【0054】その後、CPU112は、高確率状態を示
す高確率フラグが設定されているかを判断し(S62
6)、高確率フラグが設定されている際には(S62
6:Yes)、上述したステップ508にて設定した乱
数値が、大当たりの乱数値“7”、“11”、“2
2”、“33”、“44”であるかを判断する(S62
8)。ここで、乱数値が“7”、“11”、“22”、
“33”、“44”の場合には(S628:Yes)、
高確率フラグをオフした後(S630)、大当たりの発
生を示す大当たりフラグを設定する(S634)。一
方、上述したS626での高確率フラグが設定されてい
るかを判断において、高確率フラグが設定されていない
ときには(S626:No)、ステップ508にて設定
した乱数値が、大当たりの乱数値“7”であるかを判断
する(S632)。ここで、乱数値が“7”の場合には
(S632:Yes)、大当たりフラグを設定する(S
634)。
【0055】大当たりが発生した際には、上述したS5
10で抽出した高確率乱数が、高確率となる乱数値、
“0”又は“1”であるかを判断する(S636)。こ
こで、高確率乱数が“0”又は“1”の場合には(S6
36:Yes)、高確率状態を示す高確率フラグを設定
する(S638)。その後、乱数を用いて000、11
1、222、333、444、555、666、77
7、888、999のいずれかの大当たり図柄を選択す
る(S642)。そして、S700にて、図13〜図1
6を参照して上述した特別図柄表示装置34にて大当た
り図柄を表示するための図柄変動を設定する処理を行
う。その後、特別図柄の変動時間を設定する特図変動タ
イマをスタートさせる(S654)。
【0056】ここで、上述したS630、S632での
大当たりの発生かの判断がNoとなった場合には、12
3,124等のハズレ図柄を選択するためのハズレ図柄
選択処理を行ってから(S646)、選択したハズレ図
柄がリーチ図柄かを判断する(S648)。そして、ハ
ズレ図柄が414,232等のリーチ図柄の際には(S
648:Yes)、S740へ移行してハズレリーチの
図柄変動態様を設定する処理を行う。他方、リーチ図柄
ではない際は(S648:No)、ステップ780へ進
み、ハズレ態様で図柄変動の停止を設定する処理を行っ
た後、特図変動タイマをスタートさせる(S654)。
【0057】ここで、上記S700での大当たりの図柄
変動を設定する処理について、当該処理のサブルーチン
を示す図8を参照して説明する。先ず、図12(B)に
示す0から23までの24コマ数のリーチ乱数内の値を
抽出する(S702)。そして、リーチ乱数の値が、ロ
ングリーチに対応する0〜11の値かを判断する(S7
04)。ここで、リーチ乱数の値がロングリーチとなる
0〜11の値である際には(S704:Yes)、ロン
グリーチの図柄変動を設定する(S706)。他方、ロ
ングリーチとならない12〜24の値の際には(S70
4:No)、通常リーチを設定する(S708)。
【0058】その後、今回の図柄停止の際に高確率とな
ように確率変動メータ34Dの頂点停止(図15参照)
させるかを、高確率フラグが設定されているかにより決
定する(S710)。ここで、高確率フラグが設定され
ている際には(S710:Yes)、確率変動メータ3
4Dが頂点で停止するように図柄変動を設定する(S7
12)。他方、高確率フラグが設定されていない時には
(710:No)、確率変動メータ34Dが頂点で停止
しない変動態様を選択するための図12(D)に示す0
から14までの15コマ数の図柄変動乱数内の値を抽出
する(S714)。そして、選択した図柄変動乱数に応
じた確率変動メータ34Dの変動及び停止態様を設定し
て(S716)、処理を終了する。
【0059】次に、上記S740でのハズレリーチ時の
図柄変動の設定処理について、当該処理のサブルーチン
を示す図9を参照して説明する。なお、本実施形態で
は、高確率状態においては、図柄変動の時間を短縮する
時短動作を併せて行っているため、後述するように高確
率状態においては、短時間の図柄変動を設定する。
【0060】先ず、図12(B)に示す0から23まで
の24コマ数のリーチ乱数内の値を抽出する(S74
2)。次に、図柄変動時間を短縮する時短動作及び高確
率を示す高確率フラグが設定されているかを判断する
(S744)。ここで、高確率フラグが設定されている
場合には(S744:Yes)、上述したS742で抽
出したリーチ乱数の値が、時短でのハズレリーチ時のロ
ングリーチに対応する0〜3の値かを判断する(S74
6)。ここで、ロングリーチとなる0〜3の値である際
には(S746:Yes)、低確率状態よりも短時間の
ロングリーチの図柄変動を設定する(S750)。他
方、ロングリーチとならない4〜24の値の際には(S
746:No)、低確率状態よりも短時間の通常リーチ
を設定する(S752)。
【0061】一方、上述した高確率フラグが設定されて
いるかの判断において、低隔離状態で時短となっていな
い場合には(S744:No)、リーチ乱数の値が、低
確率状態での非時短時のロングリーチに対応する0〜1
1の値かを判断する(S748)。ここで、ロングリー
チとなる0〜11の値である際には(S748:Ye
s)、ロングリーチの図柄変動を設定する(S75
4)。他方、ロングリーチとならない12〜24の値の
際には(S748:No)、通常リーチを設定する(S
756)。
【0062】その後、確率変動メータ34Dの変動態様
を選択するための図12(D)に示す0から14までの
15コマ数の図柄変動乱数内の値を抽出する(S75
8)。そして、選択した図柄変動乱数に応じた確率変動
メータ34Dの変動及び停止態様を設定して(S76
0)、処理を終了する。
【0063】次に、上記S780でのリーチとならずハ
ズレとなる際の図柄変動を設定する処理について、当該
処理のサブルーチンを示す図10を参照して説明する。
先ず、図柄変動時間を短縮する時短動作及び高確率を示
す高確率フラグが設定されているかを判断する(S78
2)。ここで、高確率フラグが設定されている場合には
(S782:Yes)、低確率状態よりも短い時間のハ
ズレの図柄変動を設定する(S786)。他方、高確率
フラグが設定されていないときには(S782:N
o)、通常のハズレの図柄変動を設定する(S78
4)。
【0064】再び、図7を参照して特別図柄変動処理の
説明を続ける。上述したステップ622にて図柄表示装
置34の図柄変動を開始すると、次のマシンサイクルに
おいて、ステップ602の判断において、図柄変動中か
の判断がYesとなり、CPU112は、先ず、上述し
たステップ654にて設定した図柄変動タイマがタイム
アップしたかを判断する(S604)。ここで、変動時
間の経過により図柄停止タイマがタイムアップするまで
は(S604:No)、上記S700、S740又はS
780で設定された図13〜図15を参照して上述した
図柄変動を継続する(S616)。そして、図柄変動タ
イマがタイムアップすると(S604:Yes)、CP
U112は、各変動停止態様で図柄変動を停止する(S
606)。
【0065】図5のステップ800における大入賞口制
御処理について図11に示すサブルーチンを参照して説
明する。まず、大当たりフラグが設定されているかを判
断する(S801)。ここで、大当たりフラグが設定さ
れている際には(S801:Yes)、大入賞口51は
開放中か判断する(S802)、最初の動作は大入賞口
が開放していないので(S802:No)、ステップ8
04へ進み、開放後インターバル時間かを判断する。最
初の場合は大当りと判定された判定後インターバル時間
なので(S804:No)、ステップ806へ進み、R
=16かを判断する。ここで、Rはラウンド数で1R終
了後に特定領域53を通過すると+1されるものであ
り、これは今時点ではまだR=0なので(S806:N
o)、ステップ808へ進み、判定後インターバル時間
タイマがタイムアップしたかを判断する。ここで、判定
後インターバル時間とは、大当りが確定して、大入賞口
が開放するまでの時間である。該設定時間に達すると
(S808:Yes)、ステップ810へ進み、30秒
の大入賞口の開放時間を設定してから、大入賞口開放コ
マンドの指示を出し、大入賞口51を開放する(S81
0)。
【0066】次のマシンサイクルにおいて、ステップ8
02での大入賞口は開放中かの判断が、今度は大入賞口
が開放しているので(S802:Yes)、ステップ8
12へ進む。該ステップ812では、大入賞口開放時間
タイマがタイムアップしたかを判断する。ここでは、大
入賞口を開放したばかりなので(S812:No)、ス
テップ816へ進む。該ステップ816ではカウントS
W:ONかを判断する。ここで、カウントスイッチを通
過していなかったら(S816:No)、処理を終了す
る。他方、通過した場合は(S816:Yes)、ステ
ップ818へ進み、R=15かを判断する。ここでは、
大入賞口を開放するのは最初なので(S818:N
o)、ステップ820へ進み、特定領域SW:ONかを
判断する。このステップ820では、遊技球が大入賞口
51へ入賞した際に特定領域53を通過したなら(S8
20:No)、ステップ822へ進み、通過していなけ
れば(S820:Yes)、ステップ824へ進む。こ
こでは通過したとして説明を続ける(ステップ820:
Yes)。該通過により、特定領域フラグがセットされ
る(S822)。次にカウント数≧10か、即ち、大入
賞口に遊技球が10個入賞したかを判断する。大入賞口
への入賞により、10カウントになると(S824:Y
es)、ステップ826へ進み、大入賞口閉口コマンド
の指示を出して、大入賞口51を一旦閉じる。そして、
ステップ828へ進み、特定領域スイッチはセットされ
ているかを判断する。ここでは、上述したようにセット
されているので(S828:Yes)、ステップ830
へ進み、特定領域SWをOFF状態にする。引き続き、
ステップ832へ進み、大入賞口に入賞したカウント数
をリセットした後、ステップ834へ進み、R=R+1
にする。上述したようにRはラウンドが開放した数を指
し、大入賞口が閉口して、特定領域SWがONされてい
れば、それを1回として数える。
【0067】次のマシンサイクルで、ステップ804で
の開放後インターバル時間かの判断が、今度は開放後イ
ンターバル時間なので(S804:Yes)、ステップ
846まで進む。開放後インターバル時間がタイマタイ
ムアップとなると(ステップ846:Yes)、ステッ
プ810へ進んで、再び大入賞口を開放する。
【0068】引き続き、大入賞口の開放を16回繰り返
した際の処理の流れを説明する。16R目では、それま
でに大入賞口が連続して開いた回数は15回なのでR=
15となる。まず大入賞口は開放しているとして(S8
02:Yes)、ステップ812へ進み、大入賞口開放
時間タイマがタイムアップするまでは(S812:N
o)、ステップ816へ進み、カウントSW:ONかの
判断で、カウントスイッチを通過した場合は(S81
6:Yes)、ステップ818へ進み、R=15かを判
断する。ここではR=15になっているため(S81
8:Yes)、特定領域フラグをセットすることなく、
ステップ824へ移行する。ステップ824の判断でカ
ウント数≧10になることで(S824:Yes)、ス
テップ826へ進み、大入賞口閉口コマンドの指示を出
力してからステップ828へ進み、特定領域フラグはセ
ットされているかを判断する。上述したようにR=15
となっており、特定領域フラグはセットされていないた
め(S828:No)、ステップ836へ進み、Rを1
6にする。
【0069】次回のマシンサイクルで、ステップ802
における大入賞口は開放中かの判断において、現在の状
態は最終ラウンドが終了しているので(S802:N
o)、ステップ804へ進む。該ステップ804での開
放後インターバル時間かの判断で、今の状態は大当りが
終了して終了デイレー時間に入るので(S804:N
o)、ステップ806へ移行する。該ステップ806で
のR=16かの判断で、現時点でR=16であるので
(S806:Yes)、ステップ848へ進み、終了デ
ィレー時間タイマがタイムアップかを判断する。ここ
で、タイムアップが未だなら(S848:No)、当該
処理を終了する。他方、タイムアップすれば(S84
8:Yes)、ステップ850へ進み、Rをリセットし
てから、大当たりフラグをOFFにする(S852)。
【0070】引き続き、本発明の第2実施形態に係るパ
チンコ機について図18〜図20を参照して説明する。
なお、第2実施形態のパチンコ機の機械的構成は、図1
〜図4を参照して上述した第1実施形態と同様であるた
め、説明を省略する。上述した第1実施形態では、図柄
変動がリーチとなった際に確率変動メータ34Dの変動
を開始した。これに対して、第2実施形態のパチンコ機
では、リーチ以前に図柄変動を開始した際に、図18に
示すように確率変動メータ34Dが変動を開始する。そ
して、図19に示すようにリーチの発生以前に確率変動
メータ34Dが頂点まで色が変化した状態において変動
が停止した際に、第1表示部34A、第2表示部34
B、第3表示部34Cの停止図柄が大当たり図柄となる
と、高確率へ移行する大当たりが発生する。他方、図2
0に示すように、リーチの発生以前に確率変動メータ3
4Dが頂点まで色が変化しない状態において変動が停止
し、第1表示部34A、第2表示部34B、第3表示部
34Cの停止図柄が大当たり図柄となると、高確率へ移
行しない大当たりが発生する。
【0071】引き続き、本発明の第3実施形態に係るパ
チンコ機について図21〜図24を参照して説明する。
第1、第2実施形態のパチンコ機では、特別図柄表示装
置34に、図柄と共に確率変動メータを表示した。これ
に対して、第3実施形態のパチンコ機では、図21に示
すようにセンターケース130に、図柄の変動表示を行
う特別図柄表示装置134とは別体に、高確率か否かを
表示する確率変動メータ134Aを設けている。
【0072】この第3実施形態のパチンコ機では、図2
2及び図23に示すように、特別図柄表示装置134で
の図柄のリーチ変動中に、確率変動メータ134Aを右
端から左端まで色を変え、例えば、図22に示すように
確率変動メータ134Aが右端まで色が変わった状態で
変動停止した際には、確変ランプ134Bが点灯し、図
24に示すように図柄が大当たり図柄で確定した際に、
次遊技において高確率状態となる。一方、図23に示す
ように、確率変動メータ134Aが右端まで色が変わら
ない状態で変動停止した際には、非確変ランプ134C
が点灯し、図柄が大当たり図柄で確定した際に、次遊技
において低確率状態となる。
【0073】この第3実施形態では、図柄表示装置13
4とは別体に、大当たり終了後の遊技条件の表示を行う
遊技条件装置134Aを設けため、液晶からなる図柄表
示装置134として小型で廉価なものを用いることがで
きる。また、高確率となる際に点灯する確変ランプ13
4Bと、高確率にならない時に点灯する非確変ランプ1
34Cとを設けてあるため、高確率へ移行するか否かを
容易に判別することができる。
【0074】上述した実施形態では、高確率と時短とを
同時に発生させるパチンコ機を例示したが、いずれか一
方のみを行うパチンコ機に本発明の構成を適用可能であ
ることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ機の正面図で
ある。
【図2】図1に示すパチンコ機の遊技領域の正面図であ
る。
【図3】図2に示すセンターケースの正面図である。
【図4】図1に示すパチンコ機の制御装置のブロック図
である。
【図5】実施形態に係るパチンコ機を制御するためのメ
インルーチンのフローチャートである。
【図6】図5に示す特別図柄始動処理のサブルーチンの
フローチャートである。
【図7】図5に示す特別図柄変動処理のサブルーチンの
フローチャートである。
【図8】図7に示す大当たり図柄変動設定処理のサブル
ーチンのフローチャートである。
【図9】図7に示すハズレリーチ図柄変動設定処理のサ
ブルーチンのフローチャートである。
【図10】図7に示すハズレリーチ図柄変動設定処理の
サブルーチンのフローチャートである。
【図11】図5に示す大入賞口制御処理のサブルーチン
のフローチャートである。
【図12】大当たり、高確率、図柄変動を選択する乱数
を示す説明図である。
【図13】図2に示すセンターケースの正面図である。
【図14】図2に示すセンターケースの正面図である。
【図15】図2に示すセンターケースの正面図である。
【図16】図2に示すセンターケースの正面図である。
【図17】確率変動メータの変動を表す説明図である。
【図18】第2実施形態に係るパチンコ機のセンターケ
ースの正面図である。
【図19】第2実施形態に係るパチンコ機のセンターケ
ースの正面図である。
【図20】第2実施形態に係るパチンコ機のセンターケ
ースの正面図である。
【図21】第3実施形態に係るパチンコ機のセンターケ
ースの正面図である。
【図22】第3実施形態に係るパチンコ機のセンターケ
ースの正面図である。
【図23】第3実施形態に係るパチンコ機のセンターケ
ースの正面図である。
【図24】第3実施形態に係るパチンコ機のセンターケ
ースの正面図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機 30 センターケース 34 特別図柄表示装置 34A 第1表示部 34B 第2表示部 34C 第3表示部 34D 確率変動メータ 51 大入賞口 102 CPU

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄表示装置にて図柄を変動表示し、大
    当たり図柄を確定表示した際に利益有る遊技を提供し、
    更に所定の条件の成立により特別の利益有る遊技を提供
    する遊技機において、 前記大当たりの確定表示前に、前記特別の利益有る遊技
    を提供する所定の条件が成立したか否かを表示すること
    を特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 始動口への遊技球の入賞又は通過によ
    り、図柄表示装置にて図柄を変動表示し、大当たり図柄
    を確定表示した際に、利益有る遊技を提供する遊技機に
    おいて、 前記大当たりの確定表示前に、大当たり終了後の遊技条
    件を表示することを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 前記大当たり終了後の遊技条件を、前記
    図柄表示装置にてリーチ変動中に表示することを特徴と
    する請求項2の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記図柄表示装置にて前記大当たり終了
    後の遊技条件の表示を行うことを特徴とする請求項2又
    は請求項3の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記図柄表示装置と共に、前記大当たり
    終了後の遊技条件の表示を行う遊技条件装置を設けたこ
    とを特徴とする請求項2又は請求項3の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記大当たり終了後の遊技条件は、大当
    たりの発生確率の切り換えであることを特徴とする請求
    項2〜5のいずれか1に記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記大当たり終了後の遊技条件は、前記
    図柄の変動表示時間の切り換えであることを特徴とする
    請求項2〜5のいずれか1に記載の遊技機。
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