JP2001000656A - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機Info
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- JP2001000656A JP2001000656A JP11174930A JP17493099A JP2001000656A JP 2001000656 A JP2001000656 A JP 2001000656A JP 11174930 A JP11174930 A JP 11174930A JP 17493099 A JP17493099 A JP 17493099A JP 2001000656 A JP2001000656 A JP 2001000656A
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Abstract
得るパチンコ機を提供する。 【解決手段】 時間当たりの出球率(発射球数に対する
賞球数)の比率が3倍を越える際に抑止フラグを設定す
る(S910)。そして、大当たりを発生させる前に、
抑止フラグが設定されているかを判断し(S728)、
抑止フラグが設定されている際には(S728:Ye
s)、大当たりをを発生させないようにする(S72
4)。
Description
より利益有る遊技を提供するパチンコ機に関するもので
ある。
賞することにより特別図柄が変動を開始し、所定の図柄
で停止すること(大当たり)によって、大入賞口が所定
時間開放され、遊技球の非常に入賞し易い状態を提供す
る1種機がある。また、作動ゲートに遊技球が入賞又は
通過することにより普通図柄が変動を開始し、所定の図
柄で停止すること(当たり)により、特定入賞口(普通
電動役物)が開放して、その中の特別装置作動領域を遊
技球が通過すると、大当たりとなって、大入賞口が所定
時間開放される3種機がある。
機及び3種機においては、図柄が揃うことで大量の賞球
を獲得できる。また、2種機においても、最近のパチン
コ機では、判定図柄を設け、判定図柄により大量の賞球
を獲得できるものがある。これらパチンコ機において、
大当たりが連続した場合には、大量の賞球を獲得するこ
とができるため、射幸心を煽ることとなり、望ましいこ
とではない。
なされたものであり、その目的とするところは、所定時
間における出玉率を一定範囲内に収め得るパチンコ機を
提供することにある。
め、請求項1の発明は、発射球数を計数又は算出する発
射球計数手段と、獲得球数を計数又は算出する獲得球計
数手段と、前記獲得球数と前記発射球数との比が、所定
範囲内かを判断する判断手段と、前記比が、前記判断手
段により所定範囲外であると判断された際に、当該比を
前記所定範囲内に納めるように予め定められた操作を行
う操作手段と、を備えたことを技術的特徴とする。
射球数との比が、所定範囲内かを判断し、比が所定範囲
外であると判断された際に、予め定められた操作を行
う。このため、出玉率を所定範囲内に収めることが可能
になる。
遊技者に利益ある遊技を提供するパチンコ機において、
発射球数を計数又は算出する発射球計数手段と、当たり
を発生させた際の獲得球数を算出する獲得球計数手段
と、前記獲得球数と前記発射球数との比が、所定値を越
えるかを判断する判断手段と、所定のタイミングで乱数
を抽出して、当たりか否かを決定する当たり発生手段で
あって、前記比が前記判断手段により所定値を越えると
判断された際に、当たりを発生させないようにする当た
り発生手段と、を備えたことを技術的特徴とする。
射球数との比が、所定値を越えるかを判断し、比が所定
値を越えると判断された際に、当たりを発生させないよ
うにする。このため、出玉率を所定値以下に収めること
が可能になる。
び、当該第1よりも有利な第2の当たりの発生により遊
技者に利益ある遊技を提供するパチンコ機において、発
射球数を計数又は算出する発射球計数手段と、第2の当
たりを発生させた際の獲得球数を算出する獲得球計数手
段と、前記獲得球数と前記発射球数との比が、所定値を
越えるかを判断する判断手段と、所定のタイミングで乱
数を抽出して、第1の当たり、第2の当たり、ハズレを
決定する当たり発生手段であって、前記比が前記判断手
段により所定値を越えると判断された際に、第2の当た
りを発生させないようにする当たり発生手段と、を備え
たことを技術的特徴とする。
射球数との比が、所定値を越えるか判断し、比が所定値
を越えると判断された際に、第2の当たりを発生させな
いようにする。このため、出玉率を所定値以下に収める
ことが可能になる。
発生により遊技者に利益ある遊技を提供するパチンコ機
において、発射球数を計数又は算出する発射球計数手段
と、獲得球数を算出する獲得球計数手段と、前記獲得球
数と前記発射球数との比が、所定値を越えるかを判断す
る判断手段と、前記図柄の変動時間を設定する変動時間
設定手段であって、前記比が前記判断手段により所定値
を越えると判断された際に、図柄の変動時間を長くする
変動時間設定手段と、を備えたことを技術的特徴とす
る。
射球数との比が、所定値を越えるかを判断し、比が所定
値を越えると判断された際に、図柄の変動時間を長くす
る。このため、一定時間における当たりの発生回数が少
なくなり、出玉率を所定値以下に収めることが可能にな
る。
大入賞口を開放するパチンコ機において、発射球数を計
数又は算出する発射球計数手段と、獲得球数を算出する
獲得球計数手段と、前記獲得球数と前記発射球数との比
が、所定値を越えるかを判断する判断手段と、前記大入
賞口の開放時間を設定する開放時間設定手段であって、
前記比が前記判断手段により所定値を越えると判断され
た際に、開放時間を調整する開放時間設定手段と、を備
えたことを技術的特徴とする。
射球数との比が、所定値を越えるかを判断し、比が所定
値を越えると判断された際に、大入賞口の開放時間を調
整、例えば、開放時間を短く、或いは、間欠的に開放す
る。このため、出玉率を所定値以下に収めることが可能
になる。
発生により遊技者に利益ある遊技を提供するパチンコ機
において、発射球数を計数又は算出する発射球計数手段
と、獲得球数を算出する獲得球計数手段と、前記獲得球
数と前記発射球数との比が、所定値を下回るかを判断す
る判断手段と、所定のタイミングで乱数を抽出して、当
たりか否かを決定する当たり発生手段であって、前記比
が前記判断手段により所定値を下回ると判断された際
に、当たりの発生率を高める当たり発生手段と、を備え
たことを技術的特徴とする。
射球数との比が、所定値を下回るかを判断し、比が所定
値を下回ると判断された際に、当たりの発生率を高め
る。このため、出玉率を所定値以上に保つことが可能に
なる。
発生により遊技者に利益ある遊技を提供するパチンコ機
において、発射球数を計数又は算出する発射球計数手段
と、獲得球数を算出する獲得球計数手段と、前記獲得球
数と前記発射球数との比が、所定値を下回るかを判断す
る判断手段と、前記図柄の変動時間を設定する変動時間
設定手段であって、前記比が前記判断手段により所定値
を下回ると判断された際に、図柄の変動時間を短くする
変動時間設定手段と、を備えたことを技術的特徴とす
る。
射球数との比が、所定値を下回るかを判断し、比が所定
値を下回ると判断された際に、図柄の変動時間を短くす
る。このため、一定時間における当たりの発生回数が多
くなり、出玉率を所定値以上に保つことが可能になる。
普通電動役物を開放するパチンコ機において、発射球数
を計数又は算出する発射球計数手段と、獲得球数を算出
する獲得球計数手段と、前記獲得球数と前記発射球数と
の比が、所定値を下回るかを判断する判断手段と、前記
普通電動役物の開放時間を設定する開放時間設定手段で
あって、前記比が前記判断手段により所定値を下回ると
判断された際に、開放時間を長くする開放時間設定手段
と、を備えたことを技術的特徴とする。
射球数との比が、所定値を下回るかを判断し、比が所定
値を下回ると判断された際に、普通電動役物の開放時間
を長くする。このため、出玉率を所定値以上に保つこと
が可能になる。
当該第1よりも有利な第2の当たりの発生により遊技者
に利益ある遊技を提供するパチンコ機において、発射球
数を計数又は算出する発射球計数手段と、獲得球数を算
出する獲得球計数手段と、前記獲得球数と前記発射球数
との比が、所定値を下回るかを判断する判断手段と、所
定のタイミングで乱数を抽出して、第1の当たり、第2
の当たり、ハズレを決定する当たり発生手段であって、
前記比が前記判断手段により所定値を下回ると判断され
た際に、第2の当たりを発生率を高めるようにする当た
り発生手段と、を備えたことを技術的特徴とする。
射球数との比が、所定値を下回るかを判断し、比が所定
値を下回ると判断された際に、第2の当たりを発生率を
高める。このため、出玉率を所定値以上に保つことが可
能になる。
形態について図を参照して説明する。 [第1実施形態]以下の第1実施形態では、本発明のパチ
ンコ機として、CR第1種のパチンコ機を代表に説明す
る。まず、第1実施形態のパチンコ機の主要構成につい
て、本実施形態のパチンコ機を正面から見た説明図であ
る図1を参照して説明する。
に備えられており、その内枠11には、金枠12が開閉
可能に取付けられており、さらに金枠12には、ガラス
枠26が開閉可能に取付けられている。ガラス枠26の
裏面側には、遊技盤13が配置されており、この遊技盤
13の左方には、発射された遊技球を案内するガイドレ
ール14が設けられている。内枠11の右側には、ガラ
ス枠26開閉用の鍵を差し込む鍵穴15を備えた鍵穴飾
り16が設けられおり、内枠11の上方には、枠ランプ
17が設けられている。
られており、この前面板18の左側上部には、賞球が排
出される上皿賞球排出口19が形成されており、この上
皿賞球排出口19の排出側には、その上皿賞球排出口1
9から排出された賞球を溜めておくための上皿20が取
り付けられている。上皿20の下方には、その上皿20
で収容しきれなくなった賞球を排出するための下皿賞球
排出口21が形成されており、この下皿賞球排出口21
の排出側には、その下皿賞球排出口21から排出された
賞球を溜めておくための下皿22が設けられている。
れた遊技球を遊技盤13へ発射する発射モータ(図4に
符号38で示す)を操作するための発射ハンドル23
が、回転可能に取付けられており、その発射ハンドル2
3には、発射途中で発射を停止するための発射停止ボタ
ン24が設けられている。また、上皿20の右方には、
上皿20に溜められた賞球を下皿22へ抜くための上皿
球抜きレバー25がスライド可能に取付けられている。
さらに、内枠11の左側には、プリペイドカードを挿入
するスリット27aを有するプリペイドカードユニット
27が設けられている。
を参照して説明する。遊技盤13の略中央には、センタ
ーケース30が備えられている。センターケース30に
は、それを正面から見た拡大説明図である図3に示すよ
うに、天入賞口31と、3個のLEDからなる普通図柄
表示装置32と、この普通図柄表示装置32の始動され
る回数を表示する4個のLEDからなる普通図柄記憶表
示LED33と、液晶表示で特別図柄34aを表示する
特別図柄表示装置34と、この特別図柄表示装置34の
始動される回数を表示する4個のLEDからなる特別図
柄記憶表示LED35とが備えられている。
左右には、普通図柄表示装置32を作動させるための普
通図柄作動ゲート40,40が設けられている。センタ
ーケース30の下方には、特別図柄表示装置34を作動
させるための第1種始動口41が設けられており、この
第1種始動口41の下方には普通図柄表示装置32の停
止図柄が所定の当たり図柄となった場合に開放される普
通電動役物42が設けられている。開放された普通電動
役物42は、第1種始動口41と同様に、特別図柄表示
装置34を作動開始させる機能を備えている。普通電動
役物42の下方には、特別図柄表示装置34の停止図柄
が所定の大当たり図柄となった場合に作動する変動入賞
装置50が設けられている。
時に開放される扉形式の大入賞口51が開閉可能に取り
付けられており、この大入賞口51の両側には、普通入
賞口52,52がそれぞれ設けられている。また、大入
賞口51の内部には、特定領域53と、この特定領域5
3を通過した遊技球を検出する役物連続作動スイッチ
(図4に符号55で示す)と、大入賞口51に入賞した
遊技球の数Pをカウントするカウントスイッチ(図4に
符号54で示す)とが設けられている。
と、普通入賞口61,61と、コーナー飾りランプ62
a,62aと、入賞時に点灯する入賞ランプ63と、球
切れ時に点灯する球切れランプ64と、サイド飾りラン
プ62b,62bと、入賞しなかった遊技球をアウト球
として回収するアウト口65とが設けられている。ま
た、遊技盤13には、多くの釘28が打ち込まれてお
り、遊技盤13に発射された遊技球は、釘28間を乱舞
しながら落下する。
め、上記アウト口65から遊技機外へ排出される樋の途
中に遊技球のアウト球検出用スイッチ(図示せず)が配
設されている。同様に、入賞球を検出するために、各入
賞口に連通する通路に複数の入賞球検出用スイッチ(図
示せず)が配設されている。アウト球検出用スイッチ及
び入賞球検出用スイッチは、検出した遊技球数を後述す
る主制御基板36へ出力する。ここで、大入賞口へ入賞
した遊技球数を検出する入賞球検出用スイッチからの出
力に応じて、該主制御基板36は、入賞数×15個を払
い出し数として把握する。同様に、大入賞口以外へ入賞
した遊技球数を検出する入賞球検出用スイッチからの出
力に応じて、該主制御基板36は、入賞数×6個を払い
出し数として把握する。
ついて説明する。普通図柄表示装置32のLEDは、左
右の赤のLEDおよび中央の緑色のLEDによって構成
されており、遊技球が普通図柄作動ゲート40を通過す
ることによって表示を変動する。その変動の態様には、
○−○(−は消灯を示す)のように左側のLED32
a、32cが点灯する場合と、−○−のように中央のL
ED32bのみが点灯する場合の2種類がある。ここ
で、普通図柄が停止するときに、LEDが○−○(左右
点灯)で停止するとはずれで、0.5秒点灯後、普通図
柄記憶がある場合は再び普通図柄が変動を開始する。他
方、普通図柄のLEDが−○−(中点灯)で停止すると
当りになり、普通電動役物42が通常時は0.2秒間開
放する。
通電動役物42の作動中に遊技球が普通図柄作動ゲート
40を通過した場合は、最初の4個までが始動記憶とな
り、普通図柄記憶表示LED33の点灯数でもって記憶
数が表示され、普通図柄が変動可能となると、その始動
記憶に基づいて変動が開始される。
(LCD)からなる特別図柄表示装置34は、遊技球が
第1種始動口41または開放した普通電動役物42に入
賞した際に、0〜9の10種類の図柄を3箇所に変動表
示する。以下、図3において左側の図柄を表示する部分
を第1表示部34A(以下、A図柄として参照する)、
中央の図柄を表示する部分を第2表示部34B(以下、
B図柄)、右側の図柄を表示する部分を第3表示部34
C(以下、C図柄)と称する。そして、変動開始後、所
定の変動固定時間が経過すると、たとえば、第1表示部
34A・第2表示部34B・第3表示部34Cの順に変
動が停止し、その停止図柄がA=B=C、たとえば、図
3に示すように、777になると大当たりとなり、変動
入賞装置50が作動して大入賞口51が開放される。
たは、大当たり状態の時に、遊技球が第1種始動口41
または開放した普通電動役物42に入賞した場合は、最
初の4個までが始動記憶となり、特別図柄記憶表示LE
D35によって記憶数が表示される。そして、特別図柄
が変動可能な状態になると、その始動記憶に基づいて変
動が開始されるとともに、特別図柄記憶表示LED35
が1つ消灯される。
てそれをブロック図で示す図4を参照して説明する。パ
チンコ機10には、主制御基盤36が設けられており、
この主制御基盤36には、役物集中基盤66が接続され
ている。役物集中基盤66には、特別図柄表示装置34
と、普通図柄表示装置32と、役物飾りLED62とが
接続されており、これら装置およびLEDは、主制御基
盤36から役物集中基盤66を介して出力される信号に
よって駆動または点灯される。
67が接続されており、この役物集中基盤67には、入
賞球検出スイッチ45と、第1種始動口41(図2参
照)に入賞した遊技球を検出する第1種始動口スイッチ
41aと、普通図柄作動ゲート40を通過する遊技球を
検出する普通図柄作動スイッチ40aと、6個払出検出
スイッチ39と、各種飾りLED(風車60、各種入賞
口および普通図柄作動ゲート40を飾るために設けられ
たLED)75とが接続されている。
68が接続されており、この大入賞口集中基盤68に
は、役物連続作動スイッチ55と、カウントスイッチ5
4と、普通電動役物開放ソレノイド77と、大入賞口開
放ソレノイド43とが接続されている。また、主制御基
盤36には、役物集中基盤66,67および大入賞口集
中基盤68から送出された入賞に関する情報をパチンコ
ホールの管理室などに設けられたホールコンピュータ
(図示せず)へ送信するための遊技盤情報端子57が接
続されている。
示装置34、普通図柄表示装置32などの制御を行うC
PU84と、このCPU84が実行する制御プログラム
が記憶されたROM85と、CPU84が制御プログラ
ムを実行する際にROM85から読出された制御プログ
ラムを一時的に記憶するRAM86とが搭載されてい
る。
37が接続されており、この払出制御基盤37には、発
射ハンドル23から出力される信号にしたがって発射モ
ータ38を制御する発射モータ制御装置81と、下皿2
2(図1参照)が満杯になったことを検出する満杯検出
スイッチ82と、金枠12の開閉を検出する金枠検出ス
イッチ83と、入賞球切りソレノイド46と、入賞時お
よび大当たり発生時などに効果音を再生するスピーカ7
9を駆動する上皿スピーカ用基盤78と、賞球払出モー
タ56aと、賞球払出センサ56eとが接続されてい
る。
端子基盤69が接続されており、この外部接続端子基盤
69には、コーナー飾りランプ62a(図2参照)と、
サイド飾りランプ62bと、入賞ランプ63と、球切れ
スイッチ80によって球切れが検出された際に点灯する
球切れランプ64と、主電源87とが接続されている。
36から出力されるデータに従って入賞球切りソレノイ
ド46および賞球払出モータ56aなどを制御するCP
U71と、CPU71によって実行されるコンピュータ
プログラムが格納されたROM72と、ROM72から
読出されたコンピュータプログラムや主制御基盤36か
ら送出されるデータを一時的に記憶するRAM73とが
搭載されている。なお、本実施形態では、主電源87と
してAC24Vが用いられる。
のパチンコ機による遊技のあらましについて説明する。
パチンコ機による遊技のあらましについて説明する。 〔普通図柄表示装置による遊技〕ここでは、まず、普通
図柄作動ゲート40への遊技球の通過に伴う通常時の遊
技について説明する。遊技球が普通図柄作動ゲート40
を通過すると、普通図柄表示装置32の左赤色ダイオー
ド、中緑色ダイオード、右赤色ダイオードが順次点灯
(変動表示)する。
中又は停止中、或いは、普通電動役物42の開放中に、
更に、遊技球が普通図柄作動ゲート40を通過すると、
普通図柄記憶LED33のLEDが順次点灯し、普通図
柄表示装置32の変動が開始になる都度消されることに
より記憶個数が表示される。なお、上述した遊技球が普
通図柄作動ゲート40を通過してもそれが記憶されるの
は最初の4個までで、それ以上の値は保持されない。こ
の入賞が記憶されている状態においては、普通図柄表示
装置32での変動停止後、再び変動が開始される。
固定時間で、28秒変動させた後、表示図柄が後述する
普通図柄乱数によって選択された停止図柄と一致したと
きに変動を停止させる。普通図柄のLEDが○−○(左
右点灯)で停止するとはずれで、0.5秒点灯後、普通
図柄記憶がある場合は再び普通図柄が変動を開始する。
他方、普通図柄のLEDが−○−(中点灯)で停止する
と当りになり、普通電動役物42が時0.2秒間開放す
る。開放した普通電動役物42に遊技球が1個入賞する
と、開放時間であっても開放動作は終了する。なお、普
通図柄は、3/24の確率で当たりとなる。
第1種始動口41もしくは開放された普通電動役物42
へ入賞すると、特別図柄表示装置34の各表示部34
A、34B、34Cにて0〜9の図柄の変動をそれぞれ
開始する。そして、予め設定された時間が経過すると第
1表示部34A、第2表示部34B、第3表示部34C
の順で図柄の変動を停止する。ここで、第1表示部34
A、第2表示部34B、第3表示部34Cの図柄が異な
る場合にはハズレとなる。他方、第1表示部34A、第
2表示部34B、第3表示部34Cの図柄が同じときに
は、大当たりとなって、0.8秒間の停止表示してか
ら、大当りファンファーレが鳴った後、大入賞口51を
約29.5秒開放して、遊技球の非常に入賞し易い状態
を提供する。該29.5秒の経過又は開放時間内であっ
ても遊技球がおおむね9個入賞することにより大入賞口
51が閉じる。この大入賞口51の開放中に、特定領域
53を通過することにより大入賞口51は再び開放され
る。大入賞口51の最大連続開放回数は16回までであ
る。
に、第1種始動口41へ遊技球が入賞すると、この入賞
個数が記憶され、特別図柄記憶表示LED35にて順次
表示される。なお、上述した遊技球が第1種始動口41
に入賞してもそれが記憶されるのは最初の4個までで、
それ以上の値は保持されない。この入賞が記憶されてい
る状態においては、特別図柄表示装置34での変動停止
後、再び変動が開始される。
間当たりの出玉率(発射球数に対する賞球数)の比率を
3倍を越えないようにするため、上述した特別図柄表示
装置による大当たりの発生を調整する。即ち、出玉率が
3倍を越えないと予想される時には、大当たりの発生を
許容し、反対に、3倍以上になると予想される際には、
大当たりを発生させないようにする。
遂行するための遊技制御装置50の動作について図5〜
図16のフローチャートを参照して説明する。遊技制御
装置50の主たる処理手順について、メインルーチンを
示す図5のフローチャートを参照して説明する。
判断し(S100)、電源投入直後の1回目のループ
(S100:Yes)だけはステップ102へ移行し、
初期設定を行いメインルーチンを終了する。ここで、電
源投入時でないと判断されると(S100:No)、入
賞球検出スイッチ45(図4参照)等からの入賞球等に
ついての信号を入力し、他のフェーズで使用できる形に
整える入力処理を行い(S200)、出力編集された出
力データを役物集中基板66,67、払出制御基板37
(図4参照)へ出力する出力処理を行う(S300)。
参照)を通過した遊技球に対する処理である普通図柄始
動処理を行い(S400)、このゲート通過処理に伴
い、普通図柄表示装置32の図柄を変化させる普通図柄
・普通電役制御処理を行う(S600)。
過した遊技球に対する処理である特別図柄始動処理を行
い(S500)、第1種始動口41への入賞に伴い、特
別図柄表示装置34の図柄を変化させる特別図柄変動処
理を行う(S700)。そして、当たりの発生に応じて
大入賞口51を開放する大入賞口制御処理を行う(S8
00)。そして、大当たりを発生させた際の出玉率を算
出する出玉率算出処理を行う(S900)。
う(S104)。最後に、上皿スピーカ用基板78を介
して音声を出力させる音声出力処理を進め(S10
6)、1サイクルのメインルーチン処理を完了する。そ
のメインルーチンは、内蔵のクロックからのリセット信
号がCPU84へ加わるマシンサイクルの度に繰り返さ
れる。
の遊技球の通過に基づく上述したステップ400での普
通図柄始動処理について図6に示すサブルーチンを参照
して説明する。
aからの信号を基に普通図柄作動ゲート40を遊技球が
通過したか否かを判断し(S402)、遊技球が通過し
ていない場合には(S402:No)、該普通図柄始動
サブルーチンを終了する。他方、遊技球が通過したとき
は(S402:Yes)、普通図柄作動記憶数Wが4未
満かを判断する(S404)。ここで、変数Wは、普通
図柄表示装置32の図柄変動中に普通図柄作動ゲート4
0を通過した遊技球の数を示しており、本実施態様では
前述したように4を超える数は保持されないように構成
されている。このため、変数Wが4の場合には(S40
4:No)、該サブルーチンを終了する。
4:Yes)、変数Wに1加算した後(S406)、図
12(B)に示す0から23までの24コマの普通図柄
乱数内の現タイミング(普通図柄作動ゲート40を遊技
球が通過時)に於ける値を抽出し(S408)、この値
を保持して始動口入賞サブルーチンを終了する。なお後
述するように、普通図柄乱数「0」〜「23」の24個
の内、「0」〜「20」がはずれで、「21」〜「2
3」なら当りになる(確率3/24)。
表示装置によって普通図柄を変動表示する普通図柄・普
通電役制御処理を実行する(S600)。この普通図柄
・普通電役制御処理について、図7のフローチャートを
参照して説明する。
判定する(S602)。普通電役を作動させる以前は
(S602:No)、ステップ610へ進み、普通図柄
表示装置によって普通図柄が作動されているかどうかを
判定する。ここで、普通図柄を変動する以前は(S61
0:No)、ステップ624へ進み、普通図柄作動記憶
は1個以上かを判断する(S624)。ここで、1個以
上記憶している状態においては(S624:Yes)、
ステップ626へ進む。そして、作動記憶を1個減少さ
せ(S626)、普通図柄表示装置32の図柄の変動を
開始し、左赤色ダイオード32a、中緑色ダイオード3
2b、右赤色ダイオード32cを点灯させる(S62
8)。
をスタートさせてから(S630)、ステップ634へ
進み、上記ステップ408にて格納した普通図柄乱数の
値を見て、乱数値がはずれ(0〜20)に該当している
なら(S634:No)、ステップ642へ進み、はず
れ図柄を選択することで、普通図柄停止時に、選択した
はずれ図柄を表示させる。一方、乱数値が当り(21〜
23)に該当している場合は(S634:Yes)、ス
テップ638へ進み当り図柄を設定することで、普通図
柄停止時に、選択した当たり図柄を表示させる。最後
に、当りフラグをONにする(S640)。
択したら、次のマシンサイクルにおいて、ステップ61
0の普通図柄が変動中かの判断がYesとなる。これに
よりステップ612へ移行し、普通図柄の変動時間を設
定してある変動タイマがタイムアップしたかを判断す
る。ここで、タイムアップするまでは(S612:N
o)、ステップ622へ進み、図柄の変動を続ける。そ
して、変動タイマがタイムアップ状態になった時に(S
612:Yes)、ステップ614へ進み、CPU84
は、左赤色ダイオード32a、中緑色ダイオード32
b、右赤色ダイオード32cによりステップ638にて
設定した当たり図柄、または、ステップ642で設定し
たはずれ図柄を表示する。
グがONかを判断する。ここで、当たりフラグがONな
ら(S616:Yes)、ステップ618へ進み、普通
電役の作動を開始させ、ステップ620へ進み、普通電
役の作動時間(0.2秒)を設定する作動タイマをスタ
ートさせる。
02での普通電役が作動しているかの判断において、普
通電役が作動した際には(S602:Yes)、ステッ
プ604へ進み、普通電役の作動タイマがタイムアップ
しているか否かを判断する。ここで、タイムアップした
際に(S604:Yes)、ステップ606へ進み、普
通電役の作動を終了させ、ステップ608へ進み、当り
フラグをOFFにする。
普通電動役物42への入賞に基づく上述した図5に示す
ステップ500、ステップ700及びステップ800の
特別図柄表示装置の変動処理について、図8〜図10の
サブルーチンに基づき詳細に説明する。
動処理について図8に示すサブルーチンを参照して説明
する。CPU84は、第1種始動口スイッチ41aから
の信号を基に第1種始動口41へ遊技球が入賞したか否
かを判断し(S502)、遊技球が入賞していない場合
には(S502:No)、該特別図柄始動サブルーチン
を終了する。他方、遊技球が入賞したときは(S50
2:Yes)、始動記憶変数Uが4未満かを判断する
(S504)。ここで、変数Uは、特別図柄表示装置3
4での図柄変動中に第1種始動口41へ入賞した遊技球
の数を示しており、本実施態様では前述したように4を
超える数は保持されないように構成されている。このた
め、変数Uが4の場合には(S504:No)、該サブ
ルーチンを終了する。
4:Yes)、変数Uに1加算した後(S506)、図
12(A)に示す0から329までの330コマ数の大
当たり特別乱数内の現タイミング(第1種始動口41へ
遊技球が入賞時)に於ける値を抽出し(S508)、こ
の値を保持して始動口入賞サブルーチンを終了する。後
述するように本実施形態では、乱数“7”を大当たりと
して設定しており、原則として1/330の確率で大当
たりが発生するようになっている。
率算出処理について図11に示すフローチャートを参照
して説明する。先ず、単位1時間当たりの発射球数を算
出する(S902)。次に、大当たりが現時点で発生し
た際の獲得球数を算出する(S904)。この獲得球数
は、当該パチンコ機の機種に対応する平均ベース(1分
間当たりの出玉を除いての平均出玉数:本実施形態では
35個)に、大当たりに伴う出玉数を加えることにより
算出する。この大当たりに伴う出玉数についても、機種
に対応する平均数(本実施形態では2400個)とす
る。例えば、遊技が開始されてから40分が経過した時
点で大当たり特別乱数で「7」を取得し、大当たりが過
去40分に5回発生していれば、2400個×5(回)
+35(個)×40分=13400と成る。ここで、更
に、大当たりが発生した際の出玉数は、13400個に
大当たり1回分の2400個を加えた15800個にな
る。なお、発射球数と獲得球数を計算するための値を取
る時期は、始動口スイッチを通過した時点とする。これ
は、以降の実施形態についても同様である。
数を、ステップ902で算出した1時間当たりの発射数
で割ることにより、出玉率を算出する(S906)。こ
こでは、15800÷6000個で、2.63が求めら
れる。そして、算出した出玉率が3を越えるかを判断す
る(S908)。ここでは、出玉率が2.63で3を越
えないため(S908:No)、大当たりの発生を抑止
するための抑止フラグをオフする(S912)。
が過去50分に6回発生していれば、2400個×6
(回)+35(個)×50分=16150と成る。ここ
で、更に、大当たりが発生した際の出玉数は、1615
0個に大当たり1回分の2400個を加えた18550
個になる。このため、ステップ906で出玉率を算出す
ると、18550÷6000個で、3.09が求められ
る。ここでは、出玉率が3.09で3を越えるため(S
908:Yes)、大当たりの発生を抑止する抑止フラ
グをオンする(S910)。なお、本実施形態では、ス
テップ906で出玉率を算出する際に、1時間分の発射
数(6000個)で割ることにより算出したが、例え
ば、40分で計算する際には、40分の発射数で割り、
また、50分で計算する際には、50分の発射数で割る
ことも可能である。
図柄変動処理について図9に示すフローチャートを参照
して説明する。ここでは、第1種始動口41へ遊技球が
入賞していないとき、即ち、上記変数Uが0の時の処理
について述べる。CPU84は、先ず、図3に示す特別
図柄表示装置34の図柄を変動中か判断するが(図9に
示すS702)、ここでは特別図柄表示装置34を変動
していないため(S702:No)、変数Uが“1”以
上かを判断する(S718)。ここでは、変数Uが0で
あるため(S718:No)、当該特別図柄変動処理の
サブルーチンを終了する。
賞し、上記変数Uが1になった時の処理について説明す
る。特別図柄表示装置34を変動中かのステップ702
の判断がNoとなり、ステップ717の判断を経て、C
PU84は、変数Uが“1”以上かを判断するが(S7
18)、変数Uが1であるため(S718:Yes)、
変数Uから“1”を減じる(S720)。そして、特別
図柄表示装置34の図柄の変動を開始する(S72
2)。
ップ508にて設定した乱数値が、大当たりの乱数値
“7”であるかを判断する(S726)。ここで、乱数
値が“7”の場合には(S726:Yes)、引き続
き、出玉率が3を越える際に大当たりの発生を抑止する
上記抑止フラグが設定されているかを判断する(S72
8)。ここで、抑止フラグが設定されていないときには
(S728:No)、特別図柄大当たりフラグを設定し
た後(S730)、111,333等の大当たり図柄を
選出する(S732)。そして、停止時の態様としてリ
ーチ態様をセットし(S737)、特別図柄の変動時間
を設定する特図変動タイマをスタートさせる(S73
8)。
6)がNoとなった際には、また、大当たりの乱数値
“7”であったが、出玉率が3を越えて抑止フラグが設
定されていた場合は(S728:Yes)、ステップ7
34へ進み、123,124等のはずれ図柄を選択する
ためのはずれ図柄選択処理を行ってから、選択したはず
れ図柄がリーチ図柄かを判断する(S735)。そし
て、はずれ図柄が114,223等のリーチ図柄の際に
は(S735:Yes)、ステップ737へ移行してリ
ーチ態様をセットする。他方、リーチ図柄ではない際は
(S735:No)、ステップ736へ進み、はずれ態
様で図柄変動の停止を設定した後、特図変動タイマをス
タートさせる(S738)。
装置34の図柄変動を開始すると、次のマシンサイクル
において、ステップ702の判断において、図柄変動中
かの判断がYesとなり、CPU84は、先ず、上述し
たステップ738にて設定した図柄変動タイマがタイム
アップしたかを判断する(S704)。ここで、変動時
間の経過により図柄停止タイマがタイムアップするまで
は(S704:No)、図柄の変動を継続する(S71
6)。
ると(S704:Yes)、CPU84は、各変動停止
態様で図柄変動を停止する(S706)。即ち、リーチ
態様ではない通常のハズレが設定されている時には、通
常の図柄停止を行い、リーチが設定されているときに
は、リーチ態様で図柄変動を停止する。
御処理について図10に示すサブルーチンを参照して説
明する。まず、大当たりフラグが設定されているかの判
断を経て(S801:Yes)、大入賞口は開放中か判
断する(S802)、最初の動作は大入賞口が開放して
いないので(S802:No)、ステップ804へ進
み、開放後インターバル時間かを判断する。最初の場合
は大当りと判定された判定後インターバル時間なので
(S804:No)、ステップ806へ進み、R=16
かを判断する。ここで、Rはラウンド数で1R終了後に
特定領域を通過すると+1されるものであり、これは今
時点ではまだR=0なので(S806:No)、ステッ
プ808へ進み、判定後インターバル時間タイマがタイ
ムアップしたかを判断する。ここで、判定後インターバ
ル時間とは、大当りが確定して、大入賞口が開放するま
での時間である。該設定時間に達すると(S808:Y
es)、ステップ810へ進み、大入賞口開放コマンド
の指示を出し、大入賞口を開放する。
02での大入賞口は開放中かの判断が、今度は大入賞口
が開放しているので(S802:Yes)、ステップ8
12へ進む。該ステップ812では、大入賞口開放時間
タイマがタイムアップかを判断する。ここでは、大入賞
口を開放したばかりなので(S812:No)、ステッ
プ816へ進む。該ステップ816ではカウントSW:
ONかを判断する。ここで、カウントスイッチを通過し
ていなかったら(S816:No)、処理を終了する。
他方、通過した場合は(S816:Yes)、ステップ
818へ進み、R=15かを判断する。ここでは、大入
賞口を開放するのは最初なので(S818:No)、ス
テップ820へ進み、特定領域SW:ONかを判断す
る。このステップ820では、遊技球が大入賞口51へ
入賞した際に特定領域を通過したなら(S820:N
o)、ステップ822へ進み、通過していなければ(S
820:Yes)、ステップ824へ進む。ここでは通
過したとして説明を続ける(ステップ820:Ye
s)。該通過により、特定領域SWはON状態になる
(S822)。次にカウント数≧9か、即ち、大入賞口
に遊技球がおおむね9個入賞したかを判断する。大入賞
口への入賞により、9カウントになると(S824:Y
es)、ステップ826へ進み、大入賞口閉口コマンド
の指示を出して、大入賞口51を一旦閉じる。そして、
ステップ828へ進み、特定領域SWはON状態になっ
ているかを判断する。ここでは、上述したようにON状
態になっているので(S828:Yes)、ステップ8
30へ進み、特定領域SWをOFF状態にする。引き続
き、ステップ832へ進み、大入賞口に入賞したカウン
ト数をリセットした後、ステップ834へ進み、R=R
+1にする。上述したようにRはラウンドが開放した数
を指し、大入賞口が閉口して、特定領域SWがONされ
ていれば、それを1回として数える。
の開放後インターバル時間かの判断が、今度は開放後イ
ンターバル時間なので(S804:Yes)、ステップ
846まで進む。開放後インターバル時間がタイマタイ
ムアップとなると(ステップ846:Yes)、ステッ
プ810へ進んで、再び大入賞口を開放する。
した際の処理の流れを説明する。16R目では、それま
でに大入賞口が連続して開いた回数は15回なのでR=
15となる。まず大入賞口は開放しているとして(S8
02:Yes)、ステップ812へ進み、大入賞口開放
時間タイマがタイムアップするまでは(S812:N
o)、ステップ814へ進み、カウントSW:ONかの
判断で、カウントスイッチを通過した場合は(S81
4:Yes)、ステップ816へ進み、R=15かを判
断する。ここではR=15になっているため(S81
6:Yes)、特定領域SWをON状態にすることな
く、ステップ824へ移行する。ステップ824の判断
でカウント数≧9になることで(S824:Yes)、
ステップ826へ進み、大入賞口閉口コマンドの指示を
出力してからステップ828へ進み、特定領域SWはO
N状態かを判断する。上述したようにR=15となって
おり、特定領域SWはON状態にしていないため(S8
28:No)、ステップ836へ進み、R=16にされ
る。
における大入賞口は開放中かの判断において、現在の状
態は最終ラウンドが終了しているので(S802:N
o)、ステップ804へ進む。該ステップ804での開
放後インターバル時間かの判断で、今の状態は大当りが
終了して終了デイレー時間に入るので(S804:N
o)、ステップ806へ移行する。該ステップ806で
のR=16かの判断で、現時点でR=16であるので
(S806:Yes)、ステップ848へ進み、終了デ
ィレー時間タイマがタイムアップかを判断する。ここ
で、タイムアップが未だなら(S848:No)、当該
処理を終了する。他方、タイムアップすれば(S84
8:Yes)、ステップ850へ進み、Rをリセットし
てから、大当りフラグをOFFにする(S852)。
と発射球数との比が、所定値を越えるかを判断し、比が
所定値を越えると判断された際に、大当たりを発生させ
ないようにする。このため、出玉率を所定値以下に収め
ることが可能になる。なお、この第1実施形態では、1
種機のパチンコ機を例示したが、3種機のパチンコ機に
おいて、普通図柄での当たりの発生により出玉率が所定
値を越える際に、同様に抑止フラグを設定することで、
当たりを発生を抑止し、出玉率を所定値以下に収める事
ができる。
施形態に係るパチンコ機について説明する。第2実施形
態のパチンコ機は、確変機として構成されており、11
1,333,555等の奇数の大当たり図柄で高確率状
態へ移行し、通常時に1/330の確率で発生させてい
たものを、1/110の確率で次回の大当たりを発生さ
せる。一方、222、444,666等の偶数の大当た
り図柄で、高確率へ移行しない大当たりを発生させる。
ここで、上述した第1実施形態で、出玉率が3を越える
際に、大当たりの発生を抑止した。これに対して、第2
実施形態では、出玉率が3を越える際に、高確率へ移行
する大当たりの発生を抑止する。
U84の処理は、図9を参照して上述した特別図柄変動
処理、及び、図11を参照して上述した出玉率算出処理
を除き同様である。このため、出玉率算出処理及び特別
図柄変動処理についてのみ説明する。先ず、出玉率算出
処理での処理の流れは第1実施形態と同様であるため、
図11に示すフローチャートを参照して説明する。
する(S902)。次に、大当たりが現時点で発生した
際の獲得球数を算出する(S904)。この獲得球数
は、当該パチンコ機の機種に対応する平均ベース(1分
間当たりの出玉を除いての平均出玉数:本実施形態では
低確率時に35個、高確率時には、普通図柄による当た
りの発生率が向上して100個)に、大当たりに伴う出
玉数を加えることにより算出する。この大当たりに伴う
出玉数についても、機種に対応する平均数(本実施形態
では2400個)とする。例えば、遊技が開始されてか
ら30分が経過し、大当たりが過去30分に4回発生し
ていれば、2400個×4(回)+35(個)×30分
=10650と成る。ここで、更に、高確率へ移行する
大当たりが発生した際の出玉数は、10650個に大当
たり2回分の4800個を加えた15450個になる。
即ち、高確率への移行により実質的に大当たりが短期間
で2回続くことになるため、予想獲得数として2回分の
4800個を加える。
数を、ステップ902で算出した1時間当たりの発射数
で割ることにより、出玉率を算出する(S906)。こ
こでは、15450÷6000個で、2.58が求めら
れる。そして、算出した出玉率が3を越えるかを判断す
る(S908)。ここでは、出玉率が2.63で3を越
えないため(S908:No)、確変移行の大当たりの
発生を抑止するための抑止フラグをオフする(S91
2)。
率状態で5分)を経過した時点で、大当たりが過去40
分に5回発生していれば、2400個×5(回)+35
(個)×35(分:低確率時間)+100個×5(分:
高確率時間)=13725と成る。更に、高確率へ移行
する大当たりが発生した際の出玉数は、16150個に
大当たり2回分の4800個を加えた18525個にな
る。このため、ステップ906で出玉率を算出すると、
18525÷6000個で、3.09が求められる。こ
こでは、出玉率が3.09で3を越えるため(S90
8:Yes)、高確率へ移行する大当たりの発生を抑止
する抑止フラグをオンする(S910)。なお、本実施
形態では、ステップ906で出玉率を算出する際に、1
時間分の発射数(6000個)で割ることにより算出し
たが、例えば、30分で計算する際には、30分の発射
数で割り、また、40分で計算する際には、40分の発
射数で割ることも可能である。
理について、図13を参照して説明する。ここで、ステ
ップ702〜ステップ722までの処理は、図9を参照
して上述した第1実施形態と同様であるため、説明を省
略する。ステップ723では、抽出した大当たり特別乱
数値が大当たりとなる値かを判断する。ここで、低確率
状態では、図12(A)に示す0〜329の330の乱
数の内、“7”が設定されていた際に(確率1/33
0)、所定値であるとして(S723:Yes)、ステ
ップ724へ進み、特別図柄大当たりフラグを設定す
る。一方、高確率状態では、0〜329の330の乱数
の内、“7”、“107”、“207”が設定されてい
た際に(確率1/1100)、所定値であるとして(S
723:Yes)、ステップ724へ進み、特別図柄大
当たりフラグを設定する。その後、高確率状態を示す高
確率フラグが設定されているときには、高確率フラグを
リセットする(S725)。
定されているかを判断する(S726)。ここで、上述
したように高確率へ移行する大当たりの発生により出玉
率が3を越えるとして抑止フラグが設定されている際に
は(S726:Yes)、ステップ732へ移行する。
は(S726:No)、ステップ727へ進み、高確率
へ移行する大当たりを発生させるか否かを決定する図1
2(C)に示す0、1の高確率乱数の内のいずれかを選
択する。そして、選択した高確率乱数が1かを判断し
(S728)、1の際には(S728:Yes)、高確
率へ移行する大当たりを発生させるための高確率フラグ
を設定する(S729)。他方、選択した高確率乱数が
0の際には(S728:No)、ステップ732へ移行
する。
き大当たり図柄を選択する。即ち、高確率フラグの設定
されていない時には、000,222,444,66
6,888の偶数の大当たり図柄を選択する。他方、高
確率フラグの設定されているときには、111,33
3,555,777,999の奇数の大当たり図柄を選
択する。ステップ736以降の処理について、図9を参
照して上述した第1実施形態と同様であるため、説明を
省略する。
行するかを決定してから、大当たり図柄を決定した。こ
の代わりに、例えば、奇数を特定(確変)図柄、偶数を
通常図柄として、大当たり図柄を決定し、それと同時に
確変するかどうかを決めるようにし、抑制フラグがON
のときには、偶数図柄の中から1つを選択するという決
定方法を用いることができる。
1改変例について、図14〜図16を参照して説明す
る。上述した第2実施形態では、特別図柄表示装置35
での図柄で、高確率へ移行する大当たりと、高確率へ移
行しない大当たりとを発生させた。これに対して、第1
改変例では、判定図柄の内容により高確率への移行する
か否かを決定する。この第1改変例では、上述した第2
実施形態と同様に、出玉率が3を越える際に、高確率へ
移行する判定図柄の発生を抑止する。
ンコ機のセンターケース130の構成について、図14
を参照して説明する。センターケース130には、天入
賞口31と、○若しくは×のいずれかの判定図柄を表示
する判定図柄表示装置29と、3個のLEDからなる普
通図柄表示装置32と、この普通図柄表示装置32の始
動される回数を表示する4個のLEDからなる普通図柄
記憶表示LED33と、液晶表示で特別図柄34aを表
示する特別図柄表示装置34と、この特別図柄表示装置
34の始動される回数を表示する4個のLEDからなる
特別図柄記憶表示LED35とが備えられている。
機におけるCPU84の処理は、図9を参照して上述し
た特別図柄変動処理を除き第1実施形態と同様である。
このため、図15を参照して特別図柄変動処理について
のみ説明する。ここで、ステップ702〜ステップ72
2までの処理は、図9を参照して上述した第1実施形態
と同様であるため、説明を省略する。ステップ723で
は、抽出した大当たり特別乱数値が大当たりとなる値か
を判断する。ここで、低確率状態では、0〜329の3
30の乱数の内、“7”が設定されていた際に(確率1
/330)、所定値であるとして(S723:Ye
s)、ステップ724へ進み、特別図柄大当たりフラグ
を設定する。一方、高確率状態では、0〜329の33
0の乱数の内、“7”、“107”、“207”が設定
されていた際に(確率1/110)、所定値であるとし
て(S723:Yes)、ステップ724へ進み、特別
図柄大当たりフラグを設定する。その後、高確率状態を
示す高確率フラグが設定されているときには、高確率フ
ラグをリセットする(S725)。
ついて、図9を参照して上述した第1実施形態と同様で
あるため説明を省略する。CPU84は、このステップ
706の処理に続き、ステップ1000の判定図柄処理
を行う。
ブルーチンを示す図16を参照して説明する。先ず、判
定図柄処置が終了したかの判断を経て(S1002:Y
es)、図14を参照して上述した判定図柄表示装置2
9を変動中か判断する(S1004)。ここで、変動開
始以前は(S1004:No)、判定図柄の変動を開始
する(S1006)。そして、図柄変動時間が経過した
かを判断する(S1008)。ここで、変動時間が経過
すると(S1008:Yes)、高確率へ移行する大当
たりが発生すると出玉率が3を越える際に設定される抑
止フラグがオンかを判断する(S1010)。
(S1010:No)、選択された高確率乱数が1かを
判断する(S1016)。この高確率へ移行する大当た
りを発生させるか否かを決定する高確率乱数は、図25
に示す第2実施形態の特別図柄始動処理のステップS1
014にて、図12(C)に示す0、1のいずれかが選
択されている。高確率乱数が、1の際には(S101
6:Yes)、高確率へ移行する大当たりを発生させる
ための高確率フラグを設定する(S1018)。他方、
抑止フラグが設定されている際には(S1010:Ye
s)、ステップ1012へ移行し、高確率乱数として0
を設定する。その後、高確率乱数に応じた判定図柄を判
定図柄表示装置29に表示する。高確率へ移行する大当
たりを発生させる際には、○を表示し、移行させない大
当たりを発生させる際には、×を表示する。なお、上述
した第2実施形態の第1改変例の構成は、判定図柄を備
える2種機にも適用可能である。
と発射球数との比が、所定値を越えるか判断し、比が所
定値を越えると判断された際に、高確率へ移行する当た
りを発生させないようにする。このため、出玉率を所定
値以下に収めることが可能になる。
施形態に係るパチンコ機について説明する。第3実施形
態のパチンコ機では、出玉率が3を越えそうになると、
特別図柄表示装置の図柄変動の時間を長くすることで、
単位時間当たりの大当たりの発生確率を下げ、出玉率を
調整する。ここで、出玉率が3を越えないときには、変
動固定時間を5秒に設定することで図柄変動時間を平均
9秒になるように調整する。これにより、1分間当たり
の最大図柄変動回数は6.7回となる。始動口への入賞
頻度が低く特別図柄の変動が無い場合と、入賞頻度が高
く変動が続く場合とがあるため、図柄の平均変動回数は
おおよそ6回となる。他方、出玉率が3を越えるときに
は、変動固定時間を10秒に設定することで図柄変動時
間を平均14秒になるように調整する。これにより、1
分間当たりの最大図柄変動回数は、4.3回となり、平
均図柄変動回数はおおよそ4回となる。
当たりの平均変動回数が6回であるのに対して、出玉率
が3を越えるときには、1分当たりの平均図柄変動時間
が4回となり、出玉率が3を越えない際には、大当たり
の1分間当たりの発生確率が1.5倍になる。これによ
り、第3実施形態のパチンコ機では、出玉率の調整を図
る。
U84の処理は、図9を参照して上述した特別図柄変動
処理及び図11を参照して上述した出玉率算出処理を除
き同様である。このため、出玉率算出処理及び特別図柄
変動処理についてのみ説明する。先ず、出玉率算出処理
での処理の流れは第1実施形態と同様であるため、図1
1に示すフローチャートを参照して説明する。
獲得球数の算出処理において、獲得球数として、計数し
た賞球数に、大当たり3回に相当する7200個を加え
た数を用いる。これにより、出玉率が3を越えるのを事
前に防ぐ。
変動処理について図17を参照して説明する。ここで、
ステップ702〜ステップ737までの処理は、図9を
参照して上述した第1実施形態と同様であるため、説明
を省略する。ステップ738では、抑止フラグが設定さ
れているか否かを判断する。ここで、抑止フラグが設定
されている際には(S738:Yes)、特別図柄変動
装置の変動時間として上述したように長時間を設定する
(S740)。他方、抑止フラグが設定されてない際に
は(S738:No)、特別図柄変動装置の変動時間と
して上述したように短時間を設定する(S742)。
と発射球数との比が、所定値を越えるかを判断し、比が
所定値を越えると判断された際に、特別図柄の変動時間
を長くする。このため、一定時間における当たりの発生
回数が少なくなり、出玉率を所定値以下に収めることが
可能になる。
施形態に係るパチンコ機について説明する。第4実施形
態のパチンコ機では、出玉率が3を越えそうになると、
大入賞口の開放時間を変更することで、大当たりの単位
時間当たりの発生確率を下げ、出玉率を調整する。ここ
で、出玉率が3を越えないときには、図23(A)に示
すように大入賞口を連続して30秒開放する。他方、出
玉率が3を越えるときには、図23(B)に示すよう
に、大入賞口の3秒の開放と、2秒の閉口とを10回繰
り返す。但し、上述した30秒の開放、又は、3秒の開
閉中に9個の入賞があると大入賞口を閉口する。
獲得球数の算出処理において、獲得球として、計数した
賞球数に、大当たり3回に相当する7200個を加えた
数を用いる。これにより、出玉率が3を越えるのを事前
に防ぐ。即ち、出玉率が3を越える際には、大入賞口を
開閉することで、大当たり時間を長くする分、単位あた
りの図柄変動回数を減らす。これにより、第4実施形態
のパチンコ機では、単位時間当たりの出玉率の調整を図
る。
U84の処理は、図10を参照して上述した第1実施形
態の大入賞口制御処理を除き同様である。このため、大
入賞口制御処理を示す図18に示すフローチャートを参
照して説明する。なお、出玉率算出処理については、上
述した第3実施形態と同様であるため説明を省略する。
は、図10を参照して上述した第1実施形態と同様であ
る。ステップ812にて、抑止フラグが設定されている
か否かを判断する。ここで、抑止フラグが設定されてい
る際には(S812:Yes)、図23(B)を参照し
て上述した3秒の開放インターバルかを判断する(S8
13)。そして、3秒の開放インターバル中は(S81
3:Yes)、大入賞口を開放し(S814)、インタ
ーバル以外の2秒間は(S813:No)、大入賞口を
閉口する(S815)。また、S816〜S836にお
いても、第1実施形態と同様なので説明を省略する。
と発射球数との比が、所定値を越えるかを判断し、比が
所定値を越えると判断された際に、大入賞口の開放時間
を間欠的に開放する。このため、出玉率を所定値以下に
収めることが可能になる。ここでは、大入賞口を間欠的
に開放したが、大入賞口の開放時間を調整することも可
能である。なお、上述した例では、1種機に第4実施形
態の構成を適用したが、第4実施形態の構成は、3種機
にも適用可能である。
施形態に係るパチンコ機について説明する。上述した第
1〜第4実施形態では、出玉率が3を越える際に、大当
たりによる大入賞口の開放を調整した。これに対して、
第5実施形態のパチンコ機では、出玉率が1/3を下回
る際に、図2中に示す普通電動役物42の作動回数を増
やすことで、出玉率を上昇させる。
普通図柄の当たりを1/10の確率で発生させる。一
方、出玉率が1/3を下回る際には、普通図柄の当たり
を97/100の確率で発生させ、普通電動役物を開放
させる。1回の普通図柄の当たりにつき、普通電動役物
42に平均0.5個の入賞があるとする。普通図柄の変
動時間を5秒、普通電動役物の開放時間を1秒とするな
ら、1分間に普通電動役物が10回開放し、平均5球の
入賞がある。賞球が6であるなら、6個×5個で、30
個の賞球が払い出されることになる。このため、平均ベ
ースが20と低い機種において、大当たりが長い間発生
しない際にも、出玉率が1/3以下になることがなくな
る。
U84の処理は、図11を参照して上述した第1実施形
態の出玉率算出処理及び図7を参照して上述した普通図
柄・普通電動役物制御処理を除き同様である。このた
め、第5実施形態の出玉率算出処理を示す図19に示す
フローチャートを参照して説明する。
1実施形態と同様である。ここで、ステップ906で
は、ステップ902で算出した発射球数と、ステップ9
04で算出した獲得球数とを次式に当てはめる。 獲得球数/発射球数<1.1/3 発射球数−獲得球数>7200 ここでは、獲得球数が発射球数の1.1/3を下回って
いることと、発射球数から獲得球数を差し引いてその値
が7200個を下回っていることとの2条件を見る。2
つめ目の式を付けた理由は、開店し遊技球の発射を開始
した際に、直ちに1.1/3を下回ることがあるので、
それを防止するためである。
3よりも小さいかを判断する。ここで小さい際には(S
908:Yes)、出玉率を改善するための出玉フラグ
を設定する(S910)。他方、出玉率が1/3よりも
大きい際には(S908:No)、出玉フラグをリセッ
トする(S912)。
態のパチンコ機における普通図柄・普通電動役制御処理
について説明する。なお、この第5実施形態では、図6
に示す普通図柄始動処理のステップ408において、図
12(D)に示す当たりか否かを決定する0〜99の1
00個の乱数のうちのいずれかが格納される。
は、図7を参照して上述した第1実施形態と同様であ
る。ステップ631は、上述した出玉フラグが設定され
ているかを判断する。ここで、出玉フラグが設定されて
いないときには(S631:No)、乱数値が90〜9
9かを判断し(S633)、90〜99の時には(S6
33:Yes)、当たりを発生させる(S640)。即
ち、10/100の確率で普通図柄の当たりを発生させ
る。他方、出玉フラグが設定されているときには(S6
31:Yes)、乱数値が3〜99かを判断し(S63
2)、3〜99の時には(S632:Yes)、当たり
を発生させる(S640)。即ち、97/100の確率
で普通図柄の当たりを発生させる。
と発射球数との比が、所定値を下回るかを判断し、比が
所定値を下回ると判断された際に、当たりの発生率を高
める。このため、出玉率を所定値以上に保つことが可能
になる。
るパチンコ機のついて説明する。上述した第5実施形態
では、出玉率を改善するために普通図柄の当たりの確率
を向上させたが、この第1改変例では、普通図柄の変動
時間を調整することで、出玉率を改善している。
普通図柄の変動時間を60秒にする。一方、出玉率が1
/3を下回る際には、普通図柄の変動時間を5秒とす
る。ここで、普通図柄の当たりを97/100の確率で
発生させると、ほぼ確実に当たりが発生し、変動時間を
60秒、普通電動役物の開放時間が1秒ならば、1分間
に約1回の普通電動役物の開放があり、普通電動役物4
2に平均0.5個の入賞があるなら、1分間に約0.5
の入賞があることになる。一方、出玉率が1/3を下回
る際に、普通図柄の変動時間を5秒にすると、普通電動
役物の開放時間が1秒ならば、1分間に普通電動役物が
10回開放し、平均5球の入賞がある。賞球が6である
なら、6個×5個で、30個の賞球が払い出されること
になる。このため、平均ベースが20と低い機種で、大
当たりが発生しない際にも、出玉率を1/3以下にする
ことがなくなる。
機における出玉率算出処理は、図19を参照して上述し
た処理と同様であるため、普通図柄・普通電動役制御処
理について、図21を参照して説明する。
は、図7を参照して上述した第1実施形態と同様であ
る。ステップ631は、上述した出玉フラグが設定され
ているかを判断する。ここで、出玉フラグが設定されて
いないときには(S631:No)、普通図柄の変動時
間として60秒を設定する(S632)。他方、出玉フ
ラグが設定されているときには(S631:Yes)、
普通図柄の変動時間として5秒を設定する(S63
3)。
機では、獲得球数と発射球数との比が、所定値を下回る
かを判断し、比が所定値を下回ると判断された際に、図
柄の変動時間を短くする。このため、一定時間における
当たりの発生回数が多くなり、出玉率を所定値以上に保
つことが可能になる。
るパチンコ機のついて説明する。上述した第5実施形態
では、出玉率を改善するために普通図柄の当たりの確率
を向上させたが、この第2改変例では、普通電動役物の
開放時間を調整することで、出玉率を改善している。
普通電動役物の開放時間を0.2秒にする。一方、出玉
率が1/3を下回る際には、普通電動役物の開放時間を
2秒とする。ここで、普通図柄の当たりを97/100
の確率で発生させると、ほぼ確実に当たりが発生し、出
玉率が1/3を越える際に、変動時間を8秒とすると、
1分間に約6回の普通電動役物の開放があり、0.2秒
の普通電動役物の開放中に平均0.1個の入賞があるな
ら、1分間に約0.6の入賞があることになる。一方、
出玉率が1/3を下回る際には、普通図柄の変動時間を
8秒、普通電動役物の開放時間を2秒にする。1分間
に、普通電動役物が5回開放し、2秒の普通電動役物の
開放中に平均1個の入賞があるなら、1分間に平均5球
の入賞がある。賞球が6であるなら、6個×5個で、3
0個の賞球が払い出されることになる。このため、平均
ベースが20と低い機種で、大当たりが長い間発生しな
い際にも、出玉率を1/3以下にすることがなくなる。
機における出玉率算出処理は、図19を参照して上述し
た処理と同様であるため、普通図柄・普通電動役制御処
理について、図22を参照して説明する。
は、図7を参照して上述した第1実施形態と同様であ
る。ステップ620では、上述した出玉フラグが設定さ
れているかを判断する。ここで、出玉フラグが設定され
ていないときには(S620:No)、普通電動役物の
開放時間として0.2秒を設定する(S622)。他
方、出玉フラグが設定されているときには(S620:
Yes)、普通電動役物の開放時間として2秒を設定す
る(S621)。
機では、獲得球数と発射球数との比が所定値を下回るか
を判断し、比が所定値を下回ると判断された際に、普通
電動役物の開放時間を長くする。このため、出玉率を所
定値以上に保つことが可能になる。
るパチンコ機のついて説明する。上述した第5実施形態
では、出玉率を改善するために普通図柄の当たりの確率
を向上させたが、この第3改変例では、高確率状態へ移
行する大当たりの発生確率を高めることで、出玉率を改
善している。
出玉フラグが設定されているかを判断する。ここで、出
玉フラグが設定されていないときには(S726:N
o)、低い確率で高確率状態へ移行する大当たりを発生
させるように高確率乱数を抽出する(S727)。他
方、出玉フラグが設定されているときには(S726:
Yes)、高い確率で高確率状態へ移行する大当たりを
発生させるように高確率乱数を抽出する(S730)。
とにより、射幸心を抑えることができ、健全な遊技を提
供することができる。
図である。
る。
である。
のメインルーチンのフローチャートである。
フローチャートである。
ルーチンのフローチャートである。
フローチャートである。
フローチャートである。
のフローチャートである。
フローチャートである。
及び図12(D)は、当たり及大当たり発生になるかど
うかの決定する乱数値を示す説明図である。
動処理のサブルーチンのフローチャートである。
のセンターケースの正面図である。
に係る特別図柄始動処理のサブルーチンのフローチャー
トである。
に係る判定図柄処理のサブルーチンのフローチャートで
ある。
動処理のサブルーチンのフローチャートである。
御処理のサブルーチンのフローチャートである。
処理のサブルーチンのフローチャートである。
普通電役制御処理のサブルーチンのフローチャートであ
る。
る普通図柄・普通電役制御処理のサブルーチンのフロー
チャートである。
る普通図柄・普通電役制御処理のサブルーチンのフロー
チャートである。
形態のパチンコ機に係る大入賞口の開放・閉口のタイム
チャートである。
る特別図柄変動処理のサブルーチンのフローチャートで
ある。
動処理のサブルーチンのフローチャートである。
Claims (9)
- 【請求項1】 発射球数を計数又は算出する発射球計数
手段と、 獲得球数を計数又は算出する獲得球計数手段と、 前記獲得球数と前記発射球数との比が、所定範囲内かを
判断する判断手段と、 前記比が、前記判断手段により所定範囲外であると判断
された際に、当該比を前記所定範囲内に納めるように予
め定められた操作を行う操作手段と、を備えたことを特
徴とするパチンコ機。 - 【請求項2】 当たりの発生により遊技者に利益ある遊
技を提供するパチンコ機において、 発射球数を計数又は算出する発射球計数手段と、 当たりを発生させた際の獲得球数を算出する獲得球計数
手段と、 前記獲得球数と前記発射球数との比が、所定値を越える
かを判断する判断手段と、 所定のタイミングで乱数を抽出して、当たりか否かを決
定する当たり発生手段であって、前記比が前記判断手段
により所定値を越えると判断された際に、当たりを発生
させないようにする当たり発生手段と、を備えたことを
特徴とするパチンコ機。 - 【請求項3】 第1の当たり、及び、当該第1よりも有
利な第2の当たりの発生により遊技者に利益ある遊技を
提供するパチンコ機において、 発射球数を計数又は算出する発射球計数手段と、 第2の当たりを発生させた際の獲得球数を算出する獲得
球計数手段と、 前記獲得球数と前記発射球数との比が、所定値を越える
かを判断する判断手段と、 所定のタイミングで乱数を抽出して、第1の当たり、第
2の当たり、ハズレを決定する当たり発生手段であっ
て、前記比が前記判断手段により所定値を越えると判断
された際に、第2の当たりを発生させないようにする当
たり発生手段と、 を備えたことを特徴とするパチンコ機。 - 【請求項4】 図柄が揃う当たりの発生により遊技者に
利益ある遊技を提供するパチンコ機において、 発射球数を計数又は算出する発射球計数手段と、 獲得球数を算出する獲得球計数手段と、 前記獲得球数と前記発射球数との比が、所定値を越える
かを判断する判断手段と、 前記図柄の変動時間を設定する変動時間設定手段であっ
て、前記比が前記判断手段により所定値を越えると判断
された際に、図柄の変動時間を長くする変動時間設定手
段と、を備えたことを特徴とするパチンコ機。 - 【請求項5】 当たりの発生により大入賞口を開放する
パチンコ機において、 発射球数を計数又は算出する発射球計数手段と、 獲得球数を算出する獲得球計数手段と、 前記獲得球数と前記発射球数との比が、所定値を越える
かを判断する判断手段と、 前記大入賞口の開放時間を設定する開放時間設定手段で
あって、前記比が前記判断手段により所定値を越えると
判断された際に、開放時間を調整する開放時間設定手段
と、を備えたことを特徴とするパチンコ機。 - 【請求項6】 図柄が揃う当たりの発生により遊技者に
利益ある遊技を提供するパチンコ機において、 発射球数を計数又は算出する発射球計数手段と、 獲得球数を算出する獲得球計数手段と、 前記獲得球数と前記発射球数との比が、所定値を下回る
かを判断する判断手段と、 所定のタイミングで乱数を抽出して、当たりか否かを決
定する当たり発生手段であって、前記比が前記判断手段
により所定値を下回ると判断された際に、当たりの発生
率を高める当たり発生手段と、を備えたことを特徴とす
るパチンコ機。 - 【請求項7】 図柄が揃う当たりの発生により遊技者に
利益ある遊技を提供するパチンコ機において、 発射球数を計数又は算出する発射球計数手段と、 獲得球数を算出する獲得球計数手段と、 前記獲得球数と前記発射球数との比が、所定値を下回る
かを判断する判断手段と、 前記図柄の変動時間を設定する変動時間設定手段であっ
て、前記比が前記判断手段により所定値を下回ると判断
された際に、図柄の変動時間を短くする変動時間設定手
段と、を備えたことを特徴とするパチンコ機。 - 【請求項8】 当たりの発生により普通電動役物を開放
するパチンコ機において、 発射球数を計数又は算出する発射球計数手段と、 獲得球数を算出する獲得球計数手段と、 前記獲得球数と前記発射球数との比が、所定値を下回る
かを判断する判断手段と、 前記普通電動役物の開放時間を設定する開放時間設定手
段であって、前記比が前記判断手段により所定値を下回
ると判断された際に、開放時間を長くする開放時間設定
手段と、を備えたことを特徴とするパチンコ機。 - 【請求項9】 第1の当たり、及び、当該第1よりも有
利な第2の当たりの発生により遊技者に利益ある遊技を
提供するパチンコ機において、 発射球数を計数又は算出する発射球計数手段と、 獲得球数を算出する獲得球計数手段と、 前記獲得球数と前記発射球数との比が、所定値を下回る
かを判断する判断手段と、 所定のタイミングで乱数を抽出して、第1の当たり、第
2の当たり、ハズレを決定する当たり発生手段であっ
て、前記比が前記判断手段により所定値を下回ると判断
された際に、第2の当たりを発生率を高めるようにする
当たり発生手段と、を備えたことを特徴とするパチンコ
機。
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