JP6896348B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
遊技球の入球可能性が変化可能な始動口と、
前記始動口への遊技球の入球に基づいて、図柄を変動表示させて当り図柄または外れ図柄で停止表示させる図柄変動遊技を実行する図柄変動遊技実行手段と、
前記図柄変動遊技における前記当り図柄が停止表示する当選を契機として、遊技者に有利な当り遊技を実行する当り遊技実行手段と、
前記当り遊技終了後に、少なくとも前記図柄変動遊技において前記図柄が前記当り図柄で停止表示される当り確率が高確率となる高確率状態と、前記始動口への遊技球の入球が容易となる入球容易状態と、を設定する遊技状態設定手段と、
前記図柄変動遊技中に複数の演出モードの中から1の演出モードを設定して演出を実行する演出実行手段と、
を備え、
前記複数の演出モードとして、前記高確率状態および前記入球容易状態が設定されていない通常状態を示唆する通常演出モードと、前記高確率状態を示唆する高確率演出モードと、前記入球容易状態を示唆する入球容易演出モードと、を有し、
前記入球容易演出モードは、前記通常状態中に前記当選したことに基づいて、前記入球容易状態が設定されると第1特別演出モードを選択し、前記高確率状態中に前記当選したことに基づいて、前記入球容易状態が設定されると前記第1特別演出モードとは異なる演出内容である第2特別演出モードを選択し、
前記高確率演出モードは、前記高確率状態中に前記当選した回数を表示する当り回数演出表示手段を備える構成で、
前記当り回数演出表示手段は、前記第2特別演出モード中に前記当選しても前記回数の表示を継続する構成で、前記第1特別演出モード中の前記当選では、前記当選した回数を表示しない
ことを要旨とする。
本実施例のパチンコ機1は、図1に示すように、前面枠(ガラス枠)3に嵌め込まれたガラス板(透明板)4を介して盤面が視認可能に配置された遊技盤20と、遊技球を貯留する上受け皿11および下受け皿12と、上受け皿11に貯留されている遊技球を遊技盤20へ発射するための発射ハンドル13と、を備える。本実施例のパチンコ機1は、プリペイドカードに対応したCR機であり、当該パチンコ機1の左側には、プリペイドカードの読み書きを行なうためのCRユニット50が設けられている。
遊技盤20は、図2に示すように、外レール21aと内レール21bとによって囲まれる遊技領域21が形成されている。この遊技盤20は、遊技領域21の中央部に設けられた演出図柄表示装置37と、演出図柄表示装置37の右方に配置された普通図柄作動ゲート22と、演出図柄表示装置37の下方に配置された常時開放の第1始動口23と、普通図柄作動ゲート22の下方に開閉可能に配置された第2始動口24と、遊技領域21の下部に配置された大入賞口25と、遊技領域21の左下部にそれぞれ配置された普通入賞口26と、何れの入賞口にも入らなかった遊技球を回収するためのアウト口27と、を備える。なお、図示しないが、遊技盤30には、遊技領域21を流下する遊技球をガイドしたり弾いたりする多数の釘が植設されている。
また、パチンコ機1は、図3に示すように、その制御回路として、主制御装置60と、払出制御装置70と、発射制御装置80と、サブ統合制御装置90と、演出図柄制御装置91と、図示しない電源基板と、を備える。主制御装置60は、CPU60aを中心としたマイクロプロセッサとして構成され、CPU60aの他に、処理プログラムやテーブルを記憶するROM60b,処理プログラムの実行に際してデータを一時的に記憶するRAM60c,入出力ポート,通信ポートなどを備える。なお、図示しないが、払出制御装置70や発射制御装置80、サブ統合制御装置90も同様に、CPUを中心としたマイクロプロセッサとして構成され、CPUの他に、ROM,RAM,入出力ポート,通信ポートなどを備える。また、パチンコ機1には外部接続端子65が設けられており、外部接続端子65により遊技状態や遊技結果を示す信号がホールコンピュータ100(図3参照)へ送信される。
次に、こうして構成されたパチンコ機1における遊技の概要について説明する。図5は、パチンコ機1の仕様を説明する説明図である。第1始動口23は遊技領域21の中央部に配置された演出図柄表示装置37の下方に位置しており、遊技者は遊技球を遊技領域21の左側領域に流下させるように発射ハンドル13を回動操作(いわゆる左打ち)することにより第1始動口23へ遊技球を入球させることができる。第1始動口23に遊技球が入球すると、第1特別図柄の変動表示が開始され、第1特別図柄が大当り図柄で停止表示すると、大当りとなり、大入賞口25の開放動作が繰り返される(例えば、6回や16回)大当り遊技が実行される。大入賞口25は第1始動口23の下方に位置しており、大当り遊技が実行されると、遊技者は左打ちすることにより大入賞口25に遊技球を入球させることができる。なお、本実施例では、遊技者は遊技球を遊技領域21の右側領域に流下させるように発射ハンドル13を回動操作(いわゆる右打ち)することによっても大入賞口25に遊技球を入球させることができる。
次に、パチンコ機1の動作、特に主制御装置60の動作について更に詳細に説明する。図6は、主制御装置60のCPU60aにより実行される主制御処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、パチンコ機1の電源スイッチが操作されたときに実行される。主制御処理は、パチンコ機1の電源投入に必要な電源投入処理を実行した後(S100)、乱数更新処理(S110)と、入賞確認処理(S120)と、始動入賞処理(S130)と、普通図柄遊技処理(S140)と、普通図柄当り遊技処理(S150)と、特別図柄遊技処理(S160)と、大当り遊技(特別遊技)処理(S170)とを繰り返し実行することにより行なわれる。なお、本実施例では、S110〜S170の処理に要する時間は約2msecであり、これらの処理は、約2msecの間隔で繰り返し実行される。主制御装置60は、主制御処理の実行により、各種コマンドを担当する制御装置に送信してコマンドに応じた処理を実行させることで、パチンコ機1の全体の遊技を進行させている。
S110の乱数更新処理は、各種判定用乱数を更新する処理である。判定用乱数としては、例えば、始動口(第1始動口23または第2始動口24)への遊技球の入球に基づいて行なわれる大当り判定(当否判定)に用いる大当り判定用乱数(特別図柄当否判定用乱数)や、大当り判定の結果が大当りであった場合に特図表示装置(第1特図表示装置31または第2特図表示装置32)に停止表示させる大当り図柄の決定に用いる大当り図柄決定用乱数,大当り判定の結果が外れであった場合に特図表示装置(第1特図表示装置31または第2特図表示装置32)に停止表示させる外れ図柄の決定に用いる外れ図柄決定用乱数、特別図柄の変動パターンの決定に用いる変動パターン決定用乱数、普通図柄作動ゲート22への遊技球の通過に基づいて行なわれる当否判定に用いる普通図柄当否判定用乱数などを挙げることができる。乱数更新処理を終了すると、主制御処理に戻って次の入賞確認処理(S120)に進む。
S120の入賞確認処理は、各種センサ(第1始動口スイッチ23aや第2始動口スイッチ24a、ゲートスイッチ22a、大入賞口スイッチ25a、普通入賞口スイッチ26aなど)の状態を検出してRAM60cの所定の状態記憶領域に保存する。また、賞球に関わるスイッチ(ゲートスイッチ22aを除く上記入賞口スイッチ)により遊技球が検知されたか否かを判定し、検知されたと判定すると、払い出すべき賞球数を演算して賞球情報としてRAM60cの所定の賞球情報記憶領域に保存する。そして、賞球情報が値0でないときには賞球数指定コマンド(賞球情報)を払出制御装置70に送信して入賞確認処理を終了する。払出制御装置70は、賞球数指定コマンドを受信すると、払出モータ73を駆動して遊技球を1球ずつ払い出すと共に払出スイッチ74により払い出した遊技球が検知される度に賞球情報(未払いの遊技球数)を値1ずつデクリメントする賞球払出処理を実行する。この賞球払出処理は、賞球情報が値0となるまで繰り返し実行されるが、遊技球の入球が検知されて主制御装置60から新たな賞球数指定コマンドを受信すると、その賞球情報も値0となるまで処理が繰り返される。入賞確認処理を終了すると、主制御処理に戻って次の始動入賞処理(S130)に進む。
S130の始動入賞処理では、主制御装置60のCPU60aは、まず、第1始動口スイッチ23aからの検知信号を入力して第1始動口23に遊技球が入球したか否かを判定し、第1始動口23に遊技球が入球したと判定すると、現在の第1特別図柄の保留数(第1特図保留数)がその上限数(本実施例では、値4)よりも少ないか否かを判定する。第1特別図柄の保留数が上限数よりも少ないと判定したときには、第1特別図柄の保留数を値1だけインクリメントすると共に第1特図保留数表示装置33の表示を更新する。また、第1特別図柄の判定用乱数を取得してRAM60cの所定の判定用乱数記憶領域に格納し、第1特別図柄保留数指示コマンドをサブ統合制御装置90に送信する。第1特別図柄の判定用乱数としては、上述した大当り判定用乱数や大当り図柄決定用乱数、外れ図柄決定用乱数など第1特別図柄の変動遊技の進行に関する情報を挙げることができる。なお、第1始動口23に遊技球が入球していないと判定したり、第1特別図柄の保留数が上限数に達していると判定すると、第1特別図柄の保留数をインクリメントする処理や第1特図保留数表示装置33の表示を更新する処理などをスキップして次の処理に進む。
S140の普通図柄遊技処理では、主制御装置60のCPU60aは、まず、普通図柄の保留数が値0よりも多いか否かを判定する。保留数が値0であると判定すると、普通図柄遊技処理を終了する。一方、保留数が値0よりも多いと判定したときには保留数を値1だけデクリメントして普通図柄の当否判定を行なうと共に当否判定の結果に基づいて停止表示させる普通図柄(停止図柄)を決定する。普通図柄の当否判定は、普通図柄作動ゲート22を遊技球が通過することに基づいて取得される普通図柄当否判定用乱数と普通図柄当り判定テーブルに含まれる当り値とを比較することにより行ない、普通図柄当否判定用乱数がいずれかの当り値と一致したときには当りと判定し、普通図柄当否判定用乱数がいずれの当り値とも一致しなかったときには外れと判定する。本実施例では、電サポ状態にないとき(通常状態のとき)には当り値の少ない、即ち当り確率の低い(例えば、1/10.0)低確率用の普通図柄当り判定テーブルが用いられ、電サポ状態にあるとき(時短状態または確変状態のとき)には当り値の多い、即ち当り確率の高い(例えば、1/1.0)高確率用の普通図柄当り判定テーブルが用いられる。また、当否判定の結果が当りのときには、当り図柄を停止図柄に決定し、当否判定の結果が外れのときには、外れ図柄を停止図柄に決定する。そして、普通図柄の変動時間を設定して普通図柄の変動表示を開始し、変動時間が経過していないと判定すると、普通図柄遊技処理を一旦終了する。変動時間の設定は、電サポ状態にないときには長時間(例えば、20秒)に設定され、電サポ状態にあるときには短時間(例えば、2秒)に短縮される。変動時間が経過すると、決定した停止図柄で普通図柄を停止表示する。停止表示した普通図柄が外れ図柄のときには、外れとして、普通図柄遊技処理を終了する。一方、停止表示した普通図柄が当り図柄のときには、当りとして、第2始動口24の開放時間を設定し、第2始動口24の開放作動を開始して普通図柄遊技処理を終了する。第2始動口24の開放時間は、電サポ状態にないときには短時間(例えば、0.6秒×1回)に設定され、電サポ状態にあるときには長時間(例えば、1.0秒×3回)に延長される。また、第2始動口24の開放作動は、上述したように、第2始動口ソレノイド24cを駆動制御することによって、可動片38cを左右に開くことにより行なう。普通図柄遊技処理を終了すると、主制御処理に戻って次の普通図柄当り遊技処理(S150)に進む。
S150の普通図柄当り遊技処理では、主制御装置60のCPU60aは、第2始動口24が開放作動中であるか否かを判定する。第2始動口24が開放作動中でないと判定すると、普通図柄当り遊技処理を終了する。一方、第2始動口24が開放作動中であると判定すると、開放作動を開始してからの経過時間(開放時間)が普通図柄遊技処理で設定された設定時間に達しているか否か、規定数(例えば、4個)の遊技球が第2始動口24に入球しているか否かを判定する。開放時間が設定時間に達しておらず規定数の遊技球が第2始動口24に入球してもいないと判定すると、第2始動口24の開放作動を維持したまま普通図柄当り遊技処理を一旦終了する。一方、開放時間が設定時間に達していると判定したり、開放時間が設定時間に達する前であっても既に規定数の遊技球が第2始動口24に入球していると判定すると、第2始動口24の開放作動を終了(第2始動口ソレノイド24cの駆動を終了)して、普通図柄当り遊技処理を終了する。普通図柄当り遊技処理を終了すると、主制御処理に戻って次の特別図柄遊技処理(S160)に進む。
図7および図8は、特別図柄遊技処理の一例を示すフローチャートである。S160の特別図柄遊技処理では、主制御装置60のCPU60aは、まず、条件装置が作動中であるか否か、すなわち大当り遊技(特別遊技)中であるか否かを判定する(S200)。条件装置が作動中であると判定すると、特別図柄遊技処理を終了する。なお、特別遊技処理を終了すると、主制御処理に戻って次の大当り遊技(特別遊技)処理(S170)に進む。一方、条件装置が作動中でないと判定すると、第1特別図柄および第2特別図柄のいずれかが、変動表示中であるか否か(S202)、停止表示時間中であるか否か(S204)、をそれぞれ判定する。第1特別図柄および第2特別図柄のいずれかが変動表示中ではなく停止表示時間中でもないと判定すると、第2特別図柄の保留数が値0よりも多いか否かを判定する(S206)。第2特別図柄の保留数が値0よりも多いと判定すると、判定用乱数記憶領域に記憶されている第2特別図柄の判定用乱数のうち最も古いものを読み出し(S208)、第2特別図柄の変動表示を行なうための変動表示関連処理を実行する(S210)。
図9は、大当り遊技処理の一例を示すフローチャートである。S170の大当り遊技処理では、主制御装置60のCPU60aは、まず、条件装置が作動中(大当り遊技中)であるか否かを判定する(S300)。条件装置が作動中でないと判定すると、大当り遊技処理を終了する。一方、条件装置が作動中であると判定すると、大入賞口25が開放中であるか否かを判定し(S302)、開放中でないと判定すると、大入賞口25の開放タイミングであるか否かを判定する(S304)。大入賞口25の開放タイミングでないと判定すると、そのまま大当り遊技処理を一旦終了する。一方、大入賞口25の開放タイミングであると判定すると、大入賞口ソレノイド25cを駆動制御して大入賞口25を開放して(S306)、大当り遊技処理を終了する。一方、S302で大入賞口25が開放中であると判定すると、大入賞口25の閉鎖タイミングであるか否かを判定する(S308)。S308の処理は、大入賞口25の開放を開始してからの経過時間(開放時間)が予め定められた規定時間(例えば、28秒)に達しているか否か、規定数(例えば、9個)の遊技球が大入賞口25に入球しているか否か、をそれぞれ判定することにより行なわれる。大入賞口25の閉鎖タイミングでないと判定すると、大入賞口25の開放を維持したまま大当り遊技処理を一旦終了する。また、大入賞口25の閉鎖タイミングであると判定すると、大入賞口ソレノイド25cを駆動制御して大入賞口25を閉鎖する(S310)。続いて、S310の大入賞口25の閉鎖が今回の大当り遊技における最終ラウンドの終了であるか否かを判定する(S312)。なお、大入賞口25の開放と閉鎖の繰り返し回数であるラウンド数は、決定された大当り図柄に対応して決定されている。最終ラウンドでないと判定すると、そのまま大当り遊技処理を終了する。最終ラウンドであると判定すると、大当り遊技(特別遊技)を終了させるために、条件装置の作動を終了すると共に(S314)、役物連続作動装置の作動を終了し(S316)、大当り遊技終了コマンドをサブ統合制御装置90に送信する(S318)。大当り遊技終了コマンドを受信したサブ統合制御装置90は、大当り遊技終了演出(エンディング演出)を実行する。
次に、サブ統合制御装置90により実行される演出制御について説明する。図10は、サブ統合制御装置90のCPUにより実行される演出制御処理の一例を示すフローチャートである。本実施例の演出制御処理は、演出モード設定処理(S500)や図柄変動演出処理(S510)、大当り遊技演出処理(S520)、大当り遊技回数表示演出処理(S530)などの各種処理を繰り返し実行することにより行なわれる。なお、図柄変動演出処理では、変動指示コマンドに基づいて演出図柄表示装置37において演出図柄の変動表示を開始し、図柄停止コマンドの受信に基づいて演出図柄を停止する、図柄変動演出などが実行されるが、本発明の要旨をなさないから説明を省略する。また、大当り遊技演出処理では、大当り遊技開始演出コマンドや大当り遊技終了演出コマンドの受信に基づく大当り遊技演出なども実行されるが、本発明の要旨をなさないから説明を省略する。
図11,図12は、演出モード設定処理の一例を示すフローチャートである。ここで、本実施例では、通常状態を示唆する通常演出モードと、時短状態を示唆する時短演出モードと、確変状態を示唆する確変演出モードと、特別演出モードとの4つ演出モードの中から、遊技状態に基づいて1の演出モードを設定可能となっている。図13,図14は、演出モードにおける表示画面の一例を示す説明図である。図13には、通常演出モードにおける演出図柄表示装置37の表示画面(図13(a))と、時短演出モードにおける演出図柄表示装置37の表示画面(図13(b))と、確変演出モードにおける演出図柄表示装置37の表示画面(図13(c))との一例を示す。図示するように、各演出モードでは、演出図柄37L,37C,37Rやキャラクタ図柄38a、保留図柄39a,39bなどが異なっている。なお、各モードは、遊技者にとって有利なものから順に、確変演出モード、時短演出モード、通常演出モードとなる。また、図14には、特別演出モードにおける演出図柄表示装置37の表示画面を示す。この特別演出モードは、通常状態や時短状態で設定可能なモードであり、詳細は後述する。また、図15は、演出モードの移行の一例を示す説明図であり、演出モードの下に遊技状態を示す。以下、図15を適宜参照しながら図11,図12のフローチャートを説明する。
図16(S640)の確変演出モード終了時処理では、サブ統合制御装置90のCPUは、特別演出モードを設定すると共に(S700)、モードフラグに特別演出モードを示す値3を設定し(S702)、モードカウンタに値30をセットして(S704)、確変演出モード終了時処理を終了する。大当り遊技終了後に確変モードが設定される場合にはモードカウンタに値100がセットされるから(図11のS610)、図柄変動表示が100回行なわれてモードカウンタが値0になると、特別演出モードに移行することになる(図15(d))。ここで、図8の特別図柄遊技処理で説明したように、確変状態で図柄変動表示が100回行なわれると高確率状態から低確率状態に戻る(転落する)ことになる。このため、本実施例では、確変状態で大当りを引くことなく100回の図柄変動表示が行なわれて通常状態(低確率状態)になると、特別演出モードを設定するものとなる。なお、図8の特別図柄遊技処理では、確変状態で図柄変動表示が100回行なわれて通常状態になると、S252,262で遊技状態指定コマンドを送信するから、これらの遊技状態指定コマンドを受信したことに基づいて確変演出モードを終了して特別演出モードを設定するものとしてもよい。
図17(S642)の特別演出モード終了時処理では、サブ統合制御装置90のCPUは、時短モード保留フラグが値1(オン)であるか否かを判定する(S750)。上述したように、時短モード保留フラグが値1(オン)の状態は、遊技状態指定コマンドで時短状態が指定されているにも拘わらず、特別演出モードが設定された状態である。また、そのときには、モードカウンタに値30が設定され、通常大当り遊技終了時の時短カウンタには100回がセットされるから、S634でモードカウンタが値0になっても時短カウンタはまだ70回残っている状態である。このため、S750で時短モード保留フラグが値1(オン)であると判定すると、現在の遊技状態(時短状態)に合わせて時短演出モードを設定すると共に(S752)、モードフラグに時短演出モードを示す値1を設定する(S754)。続いて、時短モード保留フラグを値0(オフ)とすると共に(S756)、時短カウンタの残り回数に合わせてモードカウンタに値70をセットして(S758)。特別演出モード終了時処理を終了する。このため、通常大当りの大当り遊技終了後に特別演出モードが設定された場合、その特別演出モード中に30回の図柄変動表示が行なわれると、時短演出モードに移行するものとなる(図15(e))。
図18は、大当り遊技回数表示演出処理の一例を示すフローチャートである。S530の大当り遊技回数表示演出処理では、大当り遊技の実行回数をカウントして演出図柄表示装置37などに大当り遊技の継続実行回数(大当り回数)を表示する(図示略)処理が行なわれる。サブ統合制御装置90のCPUは、まず、モードフラグの設定が変更されたか否かを判定し(S800)、モードフラグの設定が変更されたと判定すると、モードフラグが特別演出モードを示す値3である(値3に変更された)か否かを判定する(S802)。モードフラグの設定が変更されていないと判定したり、モードフラグが値3であると判定したりすると、S812に進む。また、S802でモードフラグが値3でない(値3以外に変更された)と判定すると、モードフラグが確変演出モードを示す値2であるか否かを判定し(S804)、値2であると判定すると、大当り回数カウンタを値1に初期化(大当り回数の表示を開始)して(S806)、S812に進む。また、S804でモードフラグが値2でないと判定すると、時短演出モードを示す値1か通常演出モードを示す値0であるため、大当り回数を表示中であるか否かを判定し(S808)、表示中であると判定すると大当り回数カウンタを値0にクリア(大当り回数の表示を終了)して(S810)、S812に進み、表示中でないと判定するとS810をスキップしてS812に進む。このため、モードフラグが特別演出モードを示す値3に変更された場合にS806やS810の処理が行なわれることはないから、特別演出モードとなった場合に大当り回数カウンタが値1に初期化されたり値0にクリアされたりすることはない。したがって、確変演出モードの後に特別演出モードに移行した場合、確変演出モード中の大当り回数をそのまま継続して表示することになる。
Claims (1)
- 遊技球の入球可能性が変化可能な始動口と、
前記始動口への遊技球の入球に基づいて、図柄を変動表示させて当り図柄または外れ図柄で停止表示させる図柄変動遊技を実行する図柄変動遊技実行手段と、
前記図柄変動遊技における前記当り図柄が停止表示する当選を契機として、遊技者に有利な当り遊技を実行する当り遊技実行手段と、
前記当り遊技終了後に、少なくとも前記図柄変動遊技において前記図柄が前記当り図柄で停止表示される当り確率が高確率となる高確率状態と、前記始動口への遊技球の入球が容易となる入球容易状態と、を設定する遊技状態設定手段と、
前記図柄変動遊技中に複数の演出モードの中から1の演出モードを設定して演出を実行する演出実行手段と、
を備え、
前記複数の演出モードとして、前記高確率状態および前記入球容易状態が設定されていない通常状態を示唆する通常演出モードと、前記高確率状態を示唆する高確率演出モードと、前記入球容易状態を示唆する入球容易演出モードと、を有し、
前記入球容易演出モードは、前記通常状態中に前記当選したことに基づいて、前記入球容易状態が設定されると第1特別演出モードを選択し、前記高確率状態中に前記当選したことに基づいて、前記入球容易状態が設定されると前記第1特別演出モードとは異なる演出内容である第2特別演出モードを選択し、
前記高確率演出モードは、前記高確率状態中に前記当選した回数を表示する当り回数演出表示手段を備える構成で、
前記当り回数演出表示手段は、前記第2特別演出モード中に前記当選しても前記回数の表示を継続する構成で、前記第1特別演出モード中の前記当選では、前記当選した回数を表示しない
ことを特徴とする遊技機。
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