JP2001000502A - シャワー装置 - Google Patents

シャワー装置

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JP2001000502A
JP2001000502A JP11173203A JP17320399A JP2001000502A JP 2001000502 A JP2001000502 A JP 2001000502A JP 11173203 A JP11173203 A JP 11173203A JP 17320399 A JP17320399 A JP 17320399A JP 2001000502 A JP2001000502 A JP 2001000502A
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shower
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shower device
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Wataru Mochizuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が、その姿勢や身長にかかわらずシャ
ワーを適切に浴びることができ、気温の低い時季に温水
シャワーを浴びる場合でも、比較的、寒さを感じること
なく快適に使用できるシャワー装置を提供する。 【解決手段】 シャワー装置1は、設置面に自立した状
態で設置され、使用者が給水源からの湯水をシャワーと
して浴びることによって使用する。シャワー装置1は、
設置面に置かれるベース2と、このベース2から上方に
延び、設置面からの高さを変更可能なフレーム3と、使
用者の周囲に延びるようにフレーム3に設けられ、給水
源に接続可能であるとともに、接続された給水源からの
湯水を使用者に向かってシャワーとして噴き出し、かつ
その噴き出し方向を調整可能な複数のノズルN1〜N4
を長さ方向に沿って有するシャワーパイプ4と、を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として病人や身
体障害者などの体の自由が利かない人が、浴槽につかる
代わりにシャワーを浴びるためのシャワー装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシャワー装置として、実
開平6−66672号公報に記載されたものが知られて
いる。このシャワー装置は、車椅子および腰掛椅子など
の椅子型のものであり、椅子の脚部および座部を形成す
るフレーム本体と、背もたれ部を形成するバックフレー
ムと、バックフレームに回動自在に取り付けられた手摺
とを備えている。これらのフレーム本体、バックフレー
ムおよび手摺は、それぞれステンレスパイプで構成され
ており、これらのパイプが互いに連通するように接続さ
れているとともに、各パイプには多数の噴出孔が開けら
れている。また、バックフレームには、ホースの一端が
接続され、このホースの他端は、湯水を送り込むための
ポンプに接続されている。
【0003】このように構成された従来のシャワー装置
を使用する場合、まず、介助者がシャワーを浴びようと
する使用者をシャワー装置に腰掛けさせる。次に、ポン
プを起動させることによって、湯水がシャワー装置の各
パイプ内に圧送され、その結果、多数の噴出孔からシャ
ワーが使用者に向かって噴き出す。このとき、シャワー
は、バックフレームの上部の噴出孔から使用者の背中や
首周辺にかけて噴き出し、その他の箇所の噴出孔から使
用者の腕や下半身にかけて噴き出す。これにより、使用
者は、その全身にシャワーを浴びることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のシャワー装
置によれば、シャワーが、バックフレームの上部の噴出
孔から使用者の背中や首周辺にかけて噴き出すととも
に、これらの噴出孔の高さは不変であるので、使用者の
身長、特に坐高の高さによっては、シャワーが使用者の
背中や首周辺に適切にかからないという不具合がある。
また、シャワー装置が開放形であるので、気温が低い時
季に温水シャワーを浴びている場合には、気温との温度
差により、使用者が寒さを感じやすい。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、使用者が、その姿勢や身長にかかわらずシ
ャワーを適切に浴びることができ、気温の低い時季に温
水シャワーを浴びる場合でも、比較的、寒さを感じるこ
となく快適に使用できるシャワー装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1のシャワー装置は、設置面に自立した状態
で設置され、使用者が給水源からの湯水をシャワーとし
て浴びることによって使用するシャワー装置であって、
設置面に置かれるベースと、このベースから上方に延
び、設置面からの高さを変更可能な本体部と、使用者の
周囲に延びるように本体部に設けられ、給水源に接続可
能であるとともに、接続された給水源からの湯水を使用
者に向かってシャワーとして噴き出し、かつその噴き出
し方向を調整可能な複数の噴出孔を長さ方向に沿って有
する管材と、を備えることを特徴とする。
【0007】このシャワー装置によれば、ベースを設置
面に置くことによってシャワー装置が自立状態で設置さ
れ、さらに、給水源と管材を接続することによって、給
水源からの湯水がシャワーとして管材の複数の噴出孔か
ら噴き出す(ここで言う「管材」は、円筒状の部材に限
らず、断面矩形や断面六角形などの中空の筒状の部材を
全て含む)。この場合、管材が使用者の周囲に延びてお
り、シャワーが使用者に向かって噴き出される。また、
複数の噴出孔はシャワーの噴き出し方向を調整可能であ
る。さらに、管材は、設置面からの高さを変更可能な本
体部に設けられているので、この本体部の高さ変更に伴
って管材の噴出孔の高さ、すなわちシャワーの噴き出し
ポイントの高さが変更される。それゆえ、シャワーの噴
き出しポイントの高さを、例えば椅子に腰掛けた使用者
の坐高に合わせて調整することができる。以上のよう
に、シャワーの噴き出しポイントの高さおよび噴き出し
方向の両方を調整可能であることによって、使用者は、
その身長にかかわらず、例えば椅子に腰掛けた状態で、
シャワーを適切に浴びることができる。
【0008】請求項1のシャワー装置において、管材
は、使用者の後方に配置され左右方向に延びる後管部
と、この後管部の左右端から使用者の側方を前方にそれ
ぞれ延びる左右の管部とからコ字状に形成されているこ
とが好ましい。
【0009】このシャワー装置によれば、管材は前方に
開放したコ字状であるので、例えば車椅子に腰掛けた使
用者が、シャワー装置を利用するためにこれに前方から
近づく際に、管材が使用者の移動の障害にならない。そ
の結果、バリアフリー性を備えたシャワー装置を実現す
ることができる。
【0010】請求項2のシャワー装置において、管材
は、後管部の部分で本体部に後管部の軸線回りに回動自
在に支持され、管材の後管部には係合部が設けられ、こ
の係合部は、後管部の軸線を中心として同心状に配置さ
れた、凹部および凸部の一方からなる複数の凹凸部を有
し、本体部は、管材を複数の所定の回動角度の1つに選
択的に保持するためのホルダを備え、このホルダは、係
合部の複数の凹凸部の1つに係合可能な凹部および凸部
の他方からなる凹凸部を有するホルダ本体と、このホル
ダ本体をその凹凸部が係合部の凹凸部に係合する方向に
付勢する付勢手段とを備えることが好ましい。
【0011】このシャワー装置によれば、管材を、その
後管部の軸線回りに所定の回動角度の1つに回動させる
と、ホルダ本体の凹凸部が係合部の複数の凹凸部の1つ
に係合し、付勢手段がホルダ本体を係合方向に付勢する
ことによって、管材は、ホルダによりその回動角度に確
実に保持される。したがって、シャワーの噴き出し位置
を、後管部の軸線回りに複数段階で調整することができ
るとともに、このようなシャワー噴き出し位置の調整お
よびその保持のための構造を、複数の凹凸部を有する係
合部、凹凸部を有するホルダおよび付勢手段という比較
的、簡易な構成によって実現することができる。
【0012】請求項2または3のシャワー装置におい
て、左右の管部の各々は、後管部に左右の管部の各々の
軸線回りに回動自在に連結されていることが好ましい。
【0013】このシャワー装置によれば、左右の管部の
各々は、後管部に対して各々の軸線回りに回動自在であ
るので、単純な構造でシャワーの噴き出し方向を左右の
管部の軸線回りに調整することができる。
【0014】請求項4のシャワー装置において、左右の
管部の各々の複数の噴出孔は、内側に向けられたとき
に、左右の管部の先端側のものほど下向きになるように
設けられていることが好ましい。
【0015】このシャワー装置によれば、左右の管部の
各々の複数の噴出孔は、内側の使用者側に向けられたと
きに、左右の管部の先端側のものほど下向きになるの
で、特に椅子などに腰掛けて使用する場合に、シャワー
を下半身までまんべんなく浴びることができる。
【0016】請求項1乃至5のいずれかのシャワー装置
において、使用者の周囲に延びるように、本体部の上部
に設けられたガイドと、このガイドに沿って移動自在に
ガイドに吊り下げられ、使用者を取り囲むように展開可
能なカバーと、をさらに備えることが好ましい。
【0017】このシャワー装置によれば、使用者がシャ
ワーを浴びる際に、ガイドに沿ってカバーを展開させる
ことにより、使用者をカバーで取り囲むことができる。
それゆえ、使用者が気温の低い時季に温水シャワーを浴
びる場合でも、温水の熱が外部に逃げにくいことによっ
て、使用者は従来のシャワー装置を使用するときよりも
寒さを感じることなく、温水シャワーを快適に浴びるこ
とができる。また、ガイドが本体部の上部に設けられ、
展開可能なカバーをガイドから吊り下げるようにしたの
で、車椅子に腰掛けた使用者がシャワー装置に前方から
近づく場合に、カバーを予め畳んでおけば、カバーおよ
びガイドが障害にならない。その結果、バリアフリー性
を備えたシャワー装置を実現することができる。
【0018】請求項6に記載のシャワー装置において、
ベース、管材およびガイドの各々は、本体部に沿って折
畳み自在に構成されていることが好ましい。
【0019】このシャワー装置によれば、カバーを畳ん
だ状態で、ベース、管材およびガイドの各々を本体部に
沿って折り畳むことにより、シャワー装置の寸法を小さ
くできる。これによって、シャワー装置の不使用時に、
その保管スペースを小さくすることができる。
【0020】請求項1乃至7のいずれかのシャワー装置
において、ベースの下面の互いに異なる所定の箇所に設
けられ、下面と設置面の間隔を調整可能な少なくとも3
つのアジャスタをさらに備えることが好ましい。
【0021】このシャワー装置によれば、アジャスタに
よってベースの下面と設置面の間隔を調整できるので、
浴室のように設置面が傾斜している場合でも、シャワー
装置を安定した自立状態に設置することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の一実施形態に係るシャワー装置について説明する。
図1〜図3,図11は、本実施形態のシャワー装置の概
略構成を示している。図1に示すように、このシャワー
装置1は、使用者Uが車椅子などに腰掛けた姿勢でシャ
ワーを浴びるためのものであり、ベース2と、ベース2
から上方に延びるフレーム3(本体部)と、このフレー
ム3にそれぞれ取り付けられたシャワーパイプ4(管
材)および保温カバー機構5などを備えている。
【0023】図4〜図5に示すように、ベース2は、断
面コ字状のステンレス材を切削加工および溶接加工する
ことによって製作されており、ベース本体2aと、この
ベース本体2aに連結された左右の可動脚2b,2bと
を備えている。ベース本体2aは、左右方向に延びる横
木部と、この横木部の左右両端部にそれぞれ固定された
前後方向に延びる左右の脚部とを備えており、これら横
木部および左右の脚部によって、平面的にI字状に形成
されている。左脚部は、右脚部よりも横木部から前方に
長く延びており、これら左右の脚部の前端部にはそれぞ
れ、上下一対のサポート板2c,2cが互いに平行に取
り付けられている。各サポート板2cの前端部は、その
外側の隅が円弧状に湾曲しているとともに、図示しない
孔を所定位置に有している。
【0024】また、各可動脚2bは、上記のように断面
コ字状であり、上下の水平部2b1,2b1を有してい
る(図5参照)。各水平部2b1のベース本体2aとの
連結端部は、その内側の隅が円弧状に湾曲しているとと
もに、上記サポート板2cの孔に対応する所定位置に図
示しない孔を有している(図4参照)。さらに、可動脚
2bの孔とサポート板2cの孔とを、ピン2dが貫通し
ており、このピン2dによって、可動脚2bは、ベース
本体2aに抜け止め状態で、かつピン2dを中心に、す
なわち鉛直軸線回りに回動自在に連結されている。ま
た、上述したように、ベース本体2aの左脚部が、右脚
部よりも横木部から前方に長く延びていることにより、
左可動脚2bのベース本体2aとの連結ポイントは、右
可動脚2bよりも前方になっている。以上によって、ベ
ース2は、図4(a)に示す、平面的にコ字状の展開状
態から、図4(b)に示す、左右の可動脚2b,2bを
折り畳んだ状態に折畳み自在である。以上のように、ベ
ース2は、ベース本体2aの横木部の左右の両端部か
ら、左右の脚部が前後方向に延びるとともに、可動脚2
b,2bが左右の脚部の前端部から内側に横木部と間隔
を隔てた状態で折り畳まれるので、可動脚2b,2bを
折り畳んだときでも、シャワー装置1は前後方向に倒れ
にくく、自立可能である。
【0025】また、ベース本体2aの左右の脚部の下面
の後端部には、アジャスタ2e,2eがそれぞれ取り付
けられている。各アジャスタ2eは、ベース本体2aの
下面から突出しているとともに、その突出量を、アジャ
スタ2e自体を鉛直軸線回りに回転させることによっ
て、調整できるようになっている。また、左右の可動脚
2b,2bの下面の先端部にも、上記と同様のアジャス
タ2e,2eがそれぞれ取り付けられている。以上によ
って、ベース2を例えば浴場の床面などに置いた場合
に、その床面が傾斜しているときでも、各アジャスタ2
eの突出量を調整することによって、シャワー装置1を
床面に対してがたつきを生じることなく、安定した自立
状態に設置することができる。
【0026】一方、フレーム3は、ベース2から上方に
延びる左右の支柱3a,3aと、これらの支柱3a,3
aの上端部にそれぞれ連結された上方に延びる左右のフ
レーム柱3b,3bとを備えている。各支柱3aは、ベ
ース2に固定されており、その上部に図示しない複数の
孔を有している。これら複数の孔は、上下方向に所定間
隔で配列され、支柱3aを左右方向にそれぞれ貫通して
いる。また、各フレーム柱3bは、アルミニウム合金製
の断面矩形の中空材であり、支柱3aに嵌合される。
【0027】さらに、各フレーム柱3bの左右の側壁に
は、下端部の所定位置に、図示しない左右の孔が互いに
対向するように形成されており、ボルト3cが、これら
左右の孔と各支柱3aの複数の孔の1つとを貫通した状
態で通され、このボルト3cにナット3dが螺合してい
る。このように、フレーム柱3bは、支柱3aにボルト
止めされているとともに、このボルト止め時に、支柱3
aの複数の孔の1つを選択することによって、フレーム
柱3bの高さを調整可能である。
【0028】また、左右のフレーム柱3b,3bの間に
は、上下2つの横桟3e,3eが渡されており、これら
の横桟3e,3eは、互いに平行に左右方向に延びてい
る。下横桟3eは、フレーム柱3bと同様のアルミニウ
ム合金製の断面矩形の中空材であり、左右のノズルN,
Nと、上下のホース接続口3f,3fとを有している。
左右のノズルN,Nは、下横桟3eの前面の所定位置に
配置され、後述するように湯水が下横桟3e内に送り込
まれたときに、これをシャワーとして前方に噴き出す。
【0029】一方、上下のホース接続口3f,3fは、
下横桟3eの上下面からそれぞれ上下方向に突出してい
る。上ホース接続口3fには、後述するホース11の一
端部が接続されており、下ホース接続口3fには、シャ
ワー装置1の使用時に、図2に示すように、ホース7の
一端部が接続される。このホース7は、ポンプ8を経由
して湯を溜めた浴槽(図示せず)まで延びており、この
ポンプ8を駆動することにより、浴槽内の湯が下横桟3
e内に圧送される。この場合、図中に示すように、ホー
ス7の他端部を混合水栓9に接続してもよい。
【0030】さらに、図2および図6に示すように、左
右のフレーム柱3b,3bの上端部には、前述したシャ
ワーパイプ4が取り付けられており、このシャワーパイ
プ4は、アルミニウム合金製の円管を加工することによ
って、コ字状に製作されている。シャワーパイプ4は、
左右方向に延び、その左右端が湾曲しながら直角に折れ
曲がり、さらに直線状に延びる後管部4aと、後管部4
aの左右の先端部にそれぞれ連結された左右の腕部4
b,4b(左右の管部)とを備えている。
【0031】また、左右のフレーム柱3b,3bの上端
部には、軸受10,10がそれぞれ設けられており、シ
ャワーパイプ4は、その後管部4aの左右方向に延びる
部分の2箇所において、これらの軸受10,10によっ
てそれぞれ支持されている。これにより、シャワーパイ
プ4は、水平軸線回りに回動自在にフレーム3に取り付
けられている。図7に示すように、各軸受10は、アル
ミニウム合金製の上下の軸受部材10a,10aを、4
本のねじ10b〜10bで固定することによって一体に
組み立てたものであり、組み立てた軸受部材10a,1
0aによって、左右方向に延びる断面円形の孔10cが
形成されている。この孔10cは、後管部4aの外径よ
りわずかに大きな径を有し、その壁の表面には、摩擦抵
抗の小さい合成樹脂(例えば塩化ビニール)の膜10d
が形成されている。以上のような軸受10の構成によっ
て、シャワーパイプ4は、手動で水平軸線回りに回動す
るとともに、その回動時に、手で容易に回せる程度の回
動抵抗を軸受10から受けるようになっている。
【0032】また、後管部4aの中央部の表面には、後
管部4aと同心状に円環状の係合板4c(係合部)が取
り付けられている。この係合板4cの左右両面の所定位
置には、左右1個を1組として、計5組の半球状の凹部
4d(複数の凹凸部)が背中合わせに形成されており、
これら5組の凹部4dは、後管部4aの軸線を中心とし
て同心状に配置されている。
【0033】一方、図6および図8に示すように、フレ
ーム3には、係合板4cを所定角度に保持するためのホ
ルダ6が設けられている。このホルダ6は、ホルダ本体
6aと、ホルダ本体6aの左右側面の上部に固定された
左右の板ばね6b,6b(付勢手段)とを備えている。
ホルダ本体6aは、正面から見てL字状の肉厚板であ
り、その長辺部が上下方向に沿う状態で、短辺部が前記
上横桟3eの上面に取り付けられている。また、左右の
板ばね6b,6bは、それらの下半部が上下2組のボル
トおよびナットによってホルダ本体6aに一緒に固定さ
れ、上半部の間に上記係合板4cを挟持している。板ば
ね6b,6bの上端部の内側面にはそれぞれ、半球状の
凸部6c,6c(凹凸部)が互いに対向するように設け
られている。各凸部6cは、係合板4cの各凹部4dに
密着状態で係合するような曲率を有し、板ばね6bの付
勢力によって係合板4cに常時、押しつけられている。
さらに、凸部6c,6cは、シャワーパイプ4の回動に
伴って5組の凹部4dのいずれかが最下位の位置にきた
ときに、この凹部4dと係合するように配置されてい
る。
【0034】以上のようなホルダ6の凸部6cと係合板
4cの1組の凹部4dとの選択的な係合、および上記軸
受10からの回動抵抗によって、シャワーパイプ4の腕
部4bは、その角度を5段階に変更可能であるととも
に、各段階の角度に保持される。この場合、腕部4b
は、凸部6cが図8(b)の最も右側に位置する凹部4
dと係合しているときに、水平に保持され、同図の最も
左側に位置する凹部4dと係合しているときに、図11
(b)に示すように、下方に折り畳まれた角度に保持さ
れる。
【0035】さらに、後管部4aは、その中央部にホー
ス接続口4eを有している。このホース接続口4eに
は、前記下横桟3eの上ホース接続口3fに接続された
前記ホース11の上端部が接続されている。これによっ
て、シャワーパイプ4は、下横桟3eと互いに連通して
いる。さらに、後管部4aは、前記下横桟3eと同様の
ノズルN,N(噴出孔)を有しており、これらのノズル
N,Nは、上記係合板4cを間にして左右対称に配置さ
れるとともに、後管部4a内に湯水が送り込まれたとき
に、腕部4bの軸線とほぼ平行な方向にシャワーをそれ
ぞれ噴き出すように設けられている。
【0036】また、左右の腕部4b,4bはそれぞれ、
ユニオン継手4f,4fを介して後管部4aの左右の先
端部に連結され、これらの連結部分から直線状に延び、
それらの先端部が互いに同じ角度で折れ曲がっている。
このように、各腕部4bは、ユニオン継手4fを介して
後管部4aに連結されているので、腕部4bをその軸線
回りに回動させることができる。さらに、各腕部4b
は、4つのノズルN1〜N4(噴出孔)を備えており、
3つのノズルN1〜N3は、腕部4bの直線部分に互い
に所定間隔で配置され、ノズルN4は、腕部4bの先端
部に配置されている。図10に示すように、これらのノ
ズルN1〜N4は、そのシャワーの噴き出し方向が、互
いに腕部4bの軸線回りに所定角度ずつずれている。具
体的には、ノズルN1〜N4を内側に向けると、これら
のシャワーの噴き出し方向が先端側のものほど下向きに
なるように設けられている。例えば、ノズルN1よりも
ノズルN2の方が、ノズルN2よりもノズルN3の方が
それぞれ下向きになるように設けられている。
【0037】次に、前記保温カバー機構5について説明
する。保温カバー機構5は、ガイドレール5a(ガイ
ド)と、このガイドレール5aに取り付けられた左右2
枚の保温カバー5b,5b(カバー)とを備えている。
ガイドレール5aは、アルミニウム合金製の丸棒を矩形
の輪状に加工したものであり、その四隅部が緩やかに湾
曲している。また、前記フレーム3の左右の支柱3a,
3aの背面にはそれぞれ、2つのサポート3g、3gが
設けられている(図3に1つのみ図示)。各サポート3
gは、前記上横桟3eと同じ高さで後方に突出するとと
もに、その後端部には、前述した軸受10と同様の軸受
12が取り付けられている。ガイドレール5aは、その
左右方向に延びる直線部の2箇所で軸受12,12に嵌
合することによって、その軸線回りに回動可能にフレー
ム3に取り付けられている。
【0038】また、ガイドレール5aは、前記シャワー
パイプ4の係合板4cと同様の係合板(図示せず)を備
えており、上横桟3eの背面には、前記ホルダ6と同様
のホルダ(図示せず)が、ガイドレール5aの係合板を
挟持するように取り付けられている。これによって、ガ
イドレール5aも、シャワーパイプ4と同様に、図1に
示す上方に鉛直に持ち上げられた角度と、図11(a)
に示す使用時の水平な角度と、図11(b)に示すフレ
ーム3に沿うように下方に折り畳まれた角度とからなる
3段階の角度に、保持可能になっている。
【0039】さらに、各保温カバー5bは、合成樹脂
(例えばビニル)製の半透明な布であり、ガイドレール
5aに吊り下げられ、これに沿って移動可能である。保
温カバー5b,5bは、図11(a)に示すように、そ
の使用時に、水平なガイドレール5aに沿って使用者を
取り囲むように展開され、不使用時に、図11(b)に
示すように、フレーム3の左右両側の位置にそれぞれ折
り畳まれる。
【0040】また、図1および図11に示すように、フ
レーム3には、フレームカバー13が取り付けられてい
る。このフレームカバー13は、ステンレス製の薄板で
製作され、フレーム3に対して着脱自在である。さら
に、フレームカバー13は、4つの孔13aを有してい
る。これらの孔13aは、前記下横桟3eおよび前記後
管部4aのノズルNからのシャワーを使用者U側に向か
って噴き出せるように、各ノズルNの位置にそれぞれ対
応して形成されている。
【0041】以上のように構成されたシャワー装置1の
動作について、車椅子の利用者が使用する場合を例にと
り説明する。まず、シャワー装置1は、その不使用時
に、図11(b)に示すように、折畳み状態で保管され
る。すなわち、ベース2の左右の可動脚2b,2b、シ
ャワーパイプ4の左右の腕部4b,4b、およびガイド
レール5aが、フレーム柱3に沿うように折り畳まれ
る。また、保温カバー5b,5bも、ガイドレール5a
に吊り下げられた状態で、フレーム3の左右両側の位置
に小さく折り畳まれる。
【0042】シャワー装置1を使用する場合、まず、シ
ャワー装置1を設置場所まで移動させ、可動脚2b,2
bを、図4(b)に示す折畳み状態から図4(a)に示
す展開状態にする。この後、ベース2のアジャスタ2e
の突出量を、床面の傾斜や凸凹に合わせて調整すること
によって、ベース2が、がたつきのない安定した状態
(例えば水平な状態)で床面に置かれ、その結果、シャ
ワー装置1が安定した自立状態で設置される。
【0043】次に、ホース7の一端部を、シャワー装置
1の下ホース接続口3fに接続し、ホース7の他端部
を、浴槽に溜めた湯の中に入れる。次いで、車椅子に腰
掛けた使用者Uを、シャワー装置1に対して背を向けた
状態でベース2の左右の可動脚2b,2bの間に移動さ
せ、シャワーパイプ4のシャワー噴き出し方向を、使用
者Uの姿勢および身長に合わせて調整する。具体的に
は、ノズルN,N1〜N4が使用者U側に向くように、
シャワーパイプ4の腕部4bを後管部4aの軸線回りに
回動させる。このとき、ホルダ6の凸部6c,6cが係
合板4cの1組の凹部4d,4dに係合することによっ
て、シャワーパイプ4は、使用のための4段階の角度の
1つに保持される。さらに、腕部4bをその軸線回りに
回動させ、腕部4bを所望の角度に調整することによっ
て、シャワーの噴き出しポイントの高さを調整する。こ
れに加えて、シャワーの噴き出しポイントの高さを調整
するために、シャワーパイプ4の高さを調整する必要が
ある場合には、フレーム柱3bの高さを調整する。この
高さ調整は、支柱3aの複数の孔から適切な1つを選択
し、これとフレーム柱3bの孔の位置を合わせた状態
で、ボルト3cをこれらの孔に通し、ナット3dに螺合
させることによって行う。
【0044】以上のようなシャワーパイプ4の噴き出し
方向およびその噴き出し高さの調整が終了した後、ガイ
ドレール5aを下方に回動させ、ホルダによって図11
(a)に示す水平な角度に保持させる。さらに、保温カ
バー5b,5bを、使用者Uを取り囲むように展開させ
る。この後、ポンプ8を起動することにより、浴槽内の
湯がホース7を通って下横桟3e内に圧送され、さら
に、ホース11を通ってシャワーパイプ4内に圧送され
る。その結果、湯がノズルN,N1〜N4からシャワー
として使用者Uに向かって噴き出す。以上によって、使
用者Uは、シャワーを浴びることができる。また、シャ
ワー装置1の使用後は、上記とは逆に、ホース7を下ホ
ース接続口3fから取り外し、左右の可動脚2b,2
b、左右の腕部4b,4b、およびガイドレール5a
を、フレーム柱3に沿うように折り畳み、保温カバー5
bも、ガイドレール5aに吊り下げた状態で小さく折り
畳む。このように折り畳んだ状態でシャワー装置1は保
管される。
【0045】以上詳述したように、本実施形態のシャワ
ー装置1によれば、車椅子に腰掛けた使用者Uがシャワ
ーを浴びる場合に、シャワーパイプ4の腕部4bを、そ
の軸線回りに回動させることによって、腕部4bの4つ
のノズルN1〜N4からの使用者U側へのシャワーの噴
き出し方向を、使用者Uの姿勢に合わせて調整できる。
また、シャワーパイプ4が取り付けられたフレーム柱3
bは、支柱3aに対するボルト止め位置を変更すること
によって、フレーム柱3の高さを調整できることから、
シャワーパイプ4のシャワーの噴き出しポイントの高さ
を、車椅子に腰掛けた使用者Uの高さに合わせて調整す
ることができる。以上のように、シャワーの噴き出し方
向および噴き出しポイントの高さの両方を調整可能であ
ることによって、車椅子に腰掛けた使用者Uは、その姿
勢や身長にかかわらず、シャワーを適切に浴びることが
できる。
【0046】また、シャワーの噴き出し方向および噴き
出しポイントの高さは、シャワーパイプ4をその後管部
4aの軸線回りに回動させることによっても調整でき
る。この場合、ホルダ6の凸部6cが、板バネ6bの付
勢力により係合板4cの1組の凹部4dに選択的に係合
することによって、シャワーパイプ4は、所望の回動角
度に選択的に確実に保持される。したがって、シャワー
の噴き出し角度を、後管部4aの軸線回りに5段階で調
整することができるとともに、このように、シャワーパ
イプ4の角度調整構造を、板バネ6bと凸部6cを有す
るホルダ6、および5組の凹部4dを有する係合板4c
という比較的、簡易な構成によって実現することができ
る。
【0047】また、左右の腕部4bのノズルN1〜N4
は、使用者U側に向けられたときに、腕部4bの先端側
のものほど下向きになるので、特に、椅子に腰掛けて使
用する場合に、シャワーを下半身までまんべんなく浴び
ることができる。
【0048】さらに、シャワーパイプ4が、前方に開放
したコ字状であるとともに後管部4aの軸線回りに回動
自在であるので、車椅子に腰掛けた使用者Uが、シャワ
ー装置1を利用するためにこれに前方から近づく際に、
シャワーパイプ4が使用者Uの移動の障害にならない。
その結果、バリアフリー性を備えたシャワー装置1を実
現することができる。
【0049】また、使用者Uがシャワーを浴びる際に、
ガイドレール5aに沿って保温カバー5bを展開させる
ことにより、使用者Uを保温カバー5bで取り囲むこと
ができる。それゆえ、使用者Uが気温の低い時季に温水
シャワーを浴びる場合でも、温水の熱が外部に逃げにく
いことによって、使用者Uは従来のシャワー装置を使用
するときよりも寒さを感じることなく、温水シャワーを
快適に浴びることができる。さらに、ガイドレール5a
がフレーム3の上部に水平軸線回りに回動自在に取り付
けられるとともに、保温カバー5aをガイドレール5a
から吊り下げるようにしたので、車椅子に腰掛けた使用
者Uがシャワー装置1に前方から近づく場合に、ガイド
レール5aを上方に回動させておくか、保温カバー5b
を予め畳んでおけば、ガイドレール5aおよび保温カバ
ー5bが障害にならない。その結果、バリアフリー性を
さらに高めることができる。
【0050】また、保温カバー5bを折り畳み、ベース
2、シャワーパイプ4およびガイドレール5aをフレー
ム3に沿って折り畳むことにより、シャワー装置1の寸
法を小さくできる。これによって、シャワー装置1の不
使用時に、その保管スペースを小さくできる。
【0051】なお、前述した実施形態においては、シャ
ワーパイプ4として、コ字状のものを用いたが、シャワ
ーパイプ4の形状はコ字状に限らず、椅子に腰掛けた使
用者Uの周囲に延び、使用者Uに適切にシャワーをかけ
ることが可能なものであればよい。また、シャワーパイ
プ4は、断面円形ものに限らず、断面矩形など、中空の
ものであればよい。さらに、ステンレス製のフレームカ
バー13を用いるようにしたが、フレームカバー13の
材質は、ステンレスに限らず、木質材や合成樹脂で構成
してもよい。特に、フレームカバー13を木質材で構成
した場合には、柔らかな印象を与えるとともに、使用者
Uの肌がフレームカバー13に触れたときに冷たさを感
じることがなく、好ましいものである。また、シャワー
パイプ4に設けるノズルNとして、ノズル自体がシャワ
ーの噴出方向を変更可能なユニバーサルジョイント式の
ノズルを用いてもよい。さらに、シャワー装置1のフレ
ーム3の高さ調整可能な範囲を大きく設定することによ
って、シャワー装置1を椅子に腰掛けて使用するだけで
なく、起立姿勢で使用するようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明のシャワー装置に
よれば、使用者が、その姿勢や身長にかかわらずシャワ
ーを適切に浴びることができ、気温の低い時季に温水シ
ャワーを浴びる場合でも、比較的、寒さを感じることな
く快適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシャワー装置の概略
構成を示す斜視図である。
【図2】図1のシャワー装置のフレームカバーおよび保
温カバーを取り外した正面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】シャワー装置のベースを(a)展開した状態と
(b)折り畳んだ状態を示す平面図である。
【図5】図4のA−A矢視断面図である。
【図6】シャワー装置のシャワーパイプとフレームの連
結部分を示す正面図である。
【図7】軸受を分解した構成を示す斜視図である。
【図8】ホルダおよび係合板の係合状態を示す(a)平
面図と(b)側面図である。
【図9】シャワーパイプを示す(a)平面図と(b)側
面図である。
【図10】図9のB−B矢視断面図である。
【図11】シャワー装置1の(a)使用時の状態と
(b)不使用時の折り畳んだ状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 シャワー装置 2 ベース 2e アジャスタ 3 フレーム(本体部) 4 シャワーパイプ(管材) 4a 後管部 4b 左右の腕部(左右の管部) 4c 係合板(係合部) 4d 凹部(係合部の複数の凹凸部) 5a ガイドレール(ガイド) 5b 保温カバー(カバー) 6 ホルダ 6a ホルダ本体 6b 板ばね(付勢手段) 6c 凸部(ホルダ本体の凹凸部) N ノズル(噴出孔) N1〜N4 ノズル(左右の管部の噴出孔) U 使用者

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置面に自立した状態で設置され、使用
    者が給水源からの湯水をシャワーとして浴びることによ
    って使用するシャワー装置であって、 前記設置面に置かれるベースと、 このベースから上方に延び、前記設置面からの高さを変
    更可能な本体部と、 前記使用者の周囲に延びるように前記本体部に設けら
    れ、前記給水源に接続可能であるとともに、接続された
    前記給水源からの湯水を前記使用者に向かって前記シャ
    ワーとして噴き出し、かつその噴き出し方向を調整可能
    な複数の噴出孔を長さ方向に沿って有する管材と、 を備えることを特徴とするシャワー装置。
  2. 【請求項2】 前記管材は、前記使用者の後方に配置さ
    れ左右方向に延びる後管部と、この後管部の左右端から
    前記使用者の側方を前方にそれぞれ延びる左右の管部と
    からコ字状に形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載のシャワー装置。
  3. 【請求項3】 前記管材は、前記後管部の部分で前記本
    体部に当該後管部の軸線回りに回動自在に支持され、前
    記管材の前記後管部には係合部が設けられ、 この係合部は、前記後管部の軸線を中心として同心状に
    配置された、凹部および凸部の一方からなる複数の凹凸
    部を有し、 前記本体部は、前記管材を複数の所定の回動角度の1つ
    に選択的に保持するためのホルダを備え、 このホルダは、前記係合部の複数の凹凸部の1つに係合
    可能な、前記凹部および凸部の他方からなる凹凸部を有
    するホルダ本体と、このホルダ本体をその凹凸部が前記
    係合部の前記凹凸部に係合する方向に付勢する付勢手段
    とを備えることを特徴とする請求項2に記載のシャワー
    装置。
  4. 【請求項4】 前記左右の管部の各々は、前記後管部に
    当該左右の管部の各々の軸線回りに回動自在に連結され
    ていることを特徴とする請求項2または3に記載のシャ
    ワー装置。
  5. 【請求項5】 前記左右の管部の各々の前記複数の噴出
    孔は、内側に向けられたときに、前記左右の管部の先端
    側のものほど下向きになるように設けられていることを
    特徴とする請求項4に記載のシャワー装置。
  6. 【請求項6】 前記使用者の周囲に延びるように、前記
    本体部の上部に設けられたガイドと、 このガイドに沿って移動自在に当該ガイドに吊り下げら
    れ、前記使用者を取り囲むように展開可能なカバーと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れかに記載のシャワー装置。
  7. 【請求項7】 前記ベース、前記管材および前記ガイド
    の各々は、前記本体部に沿って折畳み自在に構成されて
    いることを特徴とする請求項6に記載のシャワー装置。
  8. 【請求項8】 前記ベースの下面の互いに異なる所定の
    箇所に設けられ、当該下面と前記設置面の間隔を調整可
    能な少なくとも3つのアジャスタをさらに備えることを
    特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のシャワー
    装置。
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