JPH08103391A - シャワーユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】腰掛けた状態と立った状態でシャワーを浴びる
ことができ、しかも、立った状態で広いスペースを確保
する。 【構成】壁面３２に上下方向に沿って取り付けられたシ
ャワーケース１１の表面には、上下方向に適当な間隔を
あけて複数のシャワーノズル１１ａが配置されており、
シャワーケース１１の下部に、平板状のシート１２が水
平状態および鉛直状態になるように回動可能に取り付け
られている。シャワーケース１１の下端部には、フレキ
シブルホース１３を介してハンディシャワーノズル１４
が接続されている。立った状態でシャワーを浴びる場合
には、シート１２は、シャワーケース１１に沿った鉛直
状態とされる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、浴室内、シャワー室内
等に配置されるシャワーユニットに関し、特に、立った
状態および腰掛けた状態でシャワーを浴びることができ
るシャワーユニットに関する。

【０００２】

【従来の技術】浴室内、シャワー室内等に配置されるシ
ャワーユニットは、最近では、手に持って使用すること
ができるハンディシャワーノズルタイプが一般的になっ
ている。このようなハンディシャワーノズルタイプのシ
ャワーユニットは、通常は、立った状態で、手に持っ
て、あるいは、壁面等の係止具に係止した状態で、シャ
ワーを浴びるようになっている。また、シャワー室内に
腰掛けを予め準備しておいて、腰掛けに腰掛けた状態で
もシャワーを浴びることができる。

【０００３】このようなシャワーユニットに対して、実
開平１−７５５４３号公報には、タオル掛けと兼用にな
った腰掛けバーをシャワールームの壁面に設ける構成が
開示されている。さらに、特開平４−５８９１６号公報
には、腰掛け部が一体に設けられており、しかも、シャ
ワーを浴びる人が腰掛けた状態で、その人の腰の部分に
シャワーを浴びせるシャワーノズルが設けられたシャワ
ーユニットが開示されている。

【０００４】このように、シャワー室の壁面に腰掛けバ
ーが取り付けられている構成、あるいは、シャワーユニ
ットに腰掛け部が一体になっている構成では、予め、腰
掛けを準備することなく、腰掛けた状態で、シャワーを
浴びることができる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、シャワー室の
壁面に腰掛けバーが固定された構成、あるいは、腰掛け
部がシャワーユニットと一体になった構成では、固定さ
れた腰掛けバーあるいは腰掛け部によってシャワー室内
が狭くなり、立った状態でシャワーを浴びる場合には、
腰掛けバーあるいは腰掛け部が邪魔になるという問題が
ある。

【０００６】また、固定された腰掛けバーあるいは腰掛
け部は、適当な高さに調整することができず、シャワー
を浴びる人に適した高さに調整することができず、窮屈
な姿勢で腰掛けてシャワーを浴びなければならないおそ
れがある。

【０００７】さらに、特開平４−５８９１６号公報に開
示されているように、ハンディシャワーノズルによるシ
ャワーの他に、腰掛けた人の腰の部分にシャワーが浴び
せられるようになっている。従って、腰部は、十分なマ
ッサージ効果が得られるが、他の部分は、ハンディシャ
ワーノズルによって浴びせられるシャワーによってし
か、マッサージ効果が得られない。

【０００８】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、立った状態でシャワーを浴びるこ
とができるとともに、腰掛けた状態でも、シャワーを浴
びることができ、しかも、立った状態では、広いスペー
スを確保することができるシャワーユニットを提供する
ことにある。

【０００９】本発明の他の目的は、ハンディシャワーノ
ズルを使用することなく、腰部および腰部の上方の背中
の部分にも、シャワーを浴びることができるシャワーユ
ニットを提供することにある。

【００１０】本発明のさらに他の目的は、シャワーを浴
びる人に合わせて腰掛けの高さを調整することができる
シャワーユニットを提供することにある。

【００１１】本発明のさらに他の目的は、洗顔、髭剃
り、身体洗い等も、円滑に行えるシャワーユニットを提
供することにある。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明のシャワーユニッ
トは、壁面に上下方向に沿って取り付けられており、そ
の表面に、上下方向に適当な間隔をあけて複数のシャワ
ーノズルが配置されたシャワーケースと、このシャワー
ケースとはフレキシブルホースを介して接続されたハン
ディシャワーノズルと、シャワーケースの下部に、水平
状態および鉛直状態になるように回動可能に取り付けら
れた平板状のシートと、を具備することを特徴とするも
のであり、そのことにより上記目的が達成される。

【００１３】前記シートは、上下方向にスライド可能に
なっている。

【００１４】前記シートの下方のシャワーケースの下端
部には、水栓金具が取り付けられている。

【００１５】

【作用】本発明のシャワーユニットでは、シートを水平
状態に回動させた状態では、ハンディシャワーノズルお
よび各シャワーノズルによってシャワーを浴びることが
できる。シャワーノズルは、腰だけでなく、その上方の
背中の部分の広範囲にわたってマッサージ効果を与え
る。立った状態でシャワーを浴びる場合には、シート
は、シャワーケースに沿った鉛直状態とされ、シートが
邪魔にならずにシャワーを浴びることができる。

【００１６】シートに腰掛けた状態でシャワーを浴びる
場合には、シートが上下方向へスライドされて、シャワ
ーを浴びる人に適した高さ位置に調整される。

【００１７】通常は浴室内で実施される洗顔、髭剃り、
身体洗い等も、シャワーケースの下端部に設けられた水
栓金具を利用することにより、浴室内と同様に実施する
ことができる。

【００１８】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。

【００１９】図１は、本発明のシャワーユニット１０が
配置された浴室内の斜視図である。このシャワーユニッ
ト１０は、浴室５０内における浴槽５１に隣接した壁面
５２に取り付けられている。

【００２０】図２（ａ）はそのシャワーユニット１０の
一例を示す平面図、図２（ｂ）はその正面図、図２
（ｃ）はその側面図である。このシャワーユニット１０
は、浴室５０の壁面５２に取り付けられた上下方向に延
びるシャワーケース１１と、このシャワーケース１１の
下部に回動可能に取り付けられた平板状のシート１２と
を有している。

【００２１】シャワーケース１１の底面は、浴室５０の
床面に対して５０ｃｍ程度の高さになっている。このシ
ャワーケース１１は、浴室５０の壁面５２から横断面が
半円形状に突出した半円筒状になっており、内部に給水
パイプ、給湯パイプ等が配管されている。シャワーケー
ス１１の表面中央部には、上下方向に等しい間隔をあけ
て配置された５個のシャワーノズル１１ａが設けられて
いる。各シャワーノズル１１ａは、シャワーケース１１
の表面から突出した状態になっている。各シャワーノズ
ル１１ａからは、それぞれ、温水または水が水平方向に
噴射されるようになっている。

【００２２】シャワーケース１１の底面中央部には、フ
レキシブルチューブ１３の基端部が接続されており、こ
のフレキシブルチューブ１３の先端部に、ハンディシャ
ワーノズル１４が取り付けられている。シャワーケース
１１の上端部における一方の側面には、係止具１５が取
り付けられており、この係止具１５にハンディシャワー
ノズル１４が嵌合されて係止されるようになっている。

【００２３】図３は、本発明のシャワーユニットの一部
を破断して示す平面図である。シャワーケース１１の底
面よりも若干上方には、シャワーケース１１の前方に水
平状態で延出する支持ボルト１６が取り付けられてい
る。この支持ボルト１６は、シャワーケース１１内に配
置されたにナット１７によって、シャワーケース１１内
に基端部が固定されている。シャワーケース１１から延
出した支持ボルト１６の先端側部分には、支持ブロック
１８がネジ結合されている。この支持ブロック１８の左
右の各側面には、左右の各側方にそれぞれ水平状態で延
出する支持軸１９がそれぞれ取り付けられている。

【００２４】各支持軸１９には、平板状のシート１２を
支持する回動アーム２０が、回動可能にそれぞれ取り付
けられている。各回動アーム２０は、各支持軸１９にそ
れぞれ回転可能に嵌合した円筒状の回動部２１と、各回
動部２１の軸方向の中程から、シャワーケース１１の遠
方側に延出するアーム本体部２２とをそれぞれ有してい
る。各アーム本体部２２はシート１２の下面にそれぞれ
取り付けられており、シート１２は、各アーム本体部２
２上に支持されている。

【００２５】シャワーケース１１に近接したシート１２
の側部中央部は、支持ブロック１８が嵌合するように切
り欠かれた切欠部１２ａが設けられている。従って、各
回動アーム２０に支持されたシート２１は、各支持軸１
９を中心として上下方向に９０度にわたって回動し得る
ようになっている。その結果、シート１２は、シャワー
ケース１１に直交した水平状態と、シャワーケース１１
に沿った鉛直状態とに回動される。

【００２６】シート１２の周縁部には、切欠部１２ａを
除いて、下方に屈曲されたフランジ部１２ｂを形成して
いる。

【００２７】このような構成のシャワーユニットは、図
４に示すように、シート１２を下方に回動させた水平状
態にすることによって、シート１２上に腰掛けた状態で
シャワーを浴びることができる。この場合には、シート
１２上に腰掛けた状態で、ハンディシャワーノズル１４
を握って、身体の任意の部分にシャワーを浴びせること
ができるとともに、シャワーケース１１の表面から突出
した各シャワーノズル１１ａから噴射されるシャワー
が、腰部およびその上方の背中の部分に浴びせられる。
従って、腰部およびその上方の背中の部分がシャワーに
よって十分にマッサージされる。

【００２８】また、本発明のシャワーユニットは、立っ
た状態でもシャワーを浴びることができる。この場合に
は、水平状態になったシート１２の前側の側縁部を上方
に持ち上げて９０度にわたって回動させることにより、
シート１２は、シャワーケース１１の表面に沿った鉛直
状態（図２（ｃ）の二点鎖線参照）にまで回動される。
このような状態では、シート１２はシャワーを浴びる人
の邪魔になるおそれがなく、シャワーケース１１の前方
の広い空間を、シャワーを浴びるために利用することが
できる。

【００２９】図５（ａ）は、本発明のシャワーユニット
の他の実施例における平面図、図５（ｂ）はその正面
図、図５（ｃ）はその側面図である。このシャワーユニ
ット１０は、シャワーケース１１の下部に上下方向への
回動可能に取り付けられた平板状のシート１２が、上下
方向にスライド可能になっている。シャワーケース１１
は、前記実施例と同様に、５個のシャワーノズル１１ａ
が、上下方向に等しい間隔をあけて配置されており、ま
た、シャワーケース１１の底部には、ハンディシャワー
ノズル１４が取り付けられたフレキシブルホース１３が
取り付けられている。シャワーケース１１の上部には、
ハンディシャワーノズル１４の係止具１５も設けられて
いる。

【００３０】本実施例では、図５（ｂ）に示すように、
シャワーケース１１の下部には、上下方向に多数の鋸歯
状の係止部３１が配置されたラック３０が内部に設けら
れている。このラック３０は、シャワーケース１１の前
面に形成された上下方向に延びるガイド孔１１ｂから露
出した状態になっている。

【００３１】図６は本実施例のシャワーユニット１０の
要部の横断面図である。シャワーケース１１内に配置さ
れたラック３０は、上下方向に多数の鋸歯状の係止部３
１を有している。各係止部３１は、前方に水平に延出す
る水平部３１ａと、その水平部３１ａの前縁から下側に
斜め後方に傾斜した傾斜部３１ｂとによって鋸歯状に形
成されている。

【００３２】ラック３０には、スライドブロック４１が
上下方向への移動可能に支持されている。このスライド
ブロック４１は、シャワーケース１１の前方に配置され
た直方体状のブロック本体部４１ａと、このブロック本
体部４１ａのシャワーケース１１側に配置されてシャワ
ーケース１１のガイド孔１１ｂ内にスライド可能に嵌合
されたガイド部４１ｂとを有している。

【００３３】図７は、本実施例のシャワーユニット１０
の一部破断平面図である。図６および図７に示すよう
に、スライドブロック４１のブロック本体部４１ａ内に
は、空間部４１ｃが形成されており、この空間部４１ｃ
内に、ラチェット４２が、シャワーケース１１に対して
接離する方向にスライド可能に配置されている。ラチェ
ット４２は、スライドブロック４１のブロック本体部４
１ａおよびガイド部４１ｂを貫通して、シャワーケース
１１内に嵌入した状態になっており、ラック３０の各係
止部３１に係止し得る状態になっている。ラチェット４
２は、スライドブロック４１の空間部４１ｃ内に配置さ
れた圧縮バネ４３によって、スライドブロック４１から
突出する方向に付勢されており、圧縮バネ４３によって
付勢されたラチェット４２の先端部は、ラック３０の各
係止部３１に係止されるようになっている。

【００３４】スライドブロック４１の空間部４１ｃは、
シャワーケース１１に対して接離する方向に延びるガイ
ド溝４１ｄによって上方に開口した状態になっている。
スライドブロック４１のブロック本体部４１ａは、上面
が凹状に窪んでおり、その窪んだ部分に、平板上の操作
部材４４が、シャワーケース１１に対して接離する方向
にスライド可能に嵌合している。この操作部材４４は、
ブロック本体部４１ａに設けられたガイド溝４１ｄを通
って、空間部４１ｃ内に配置されたラチェット４２に一
体的に連結されている。

【００３５】ラチェット４２は、通常は、圧縮バネ４３
によって、ラック３０の各係止部３１に係止された状態
になっているが、スライドブロック４１上に設けられた
操作部材４４をシャワーケース１１から離れる方向にス
ライド操作することによって、ラック３０の各係止部３
１との係止状態が解除される。このような状態になる
と、ラチェット４２およびスライドブロック４１は、シ
ャワーケース１１のガイド孔１１ｂに沿って上下方向へ
スライドし得る状態になる。

【００３６】スライドブロック４１におけるブロック本
体部４１ａの左右の各側面には、左右の各側方に水平状
態で延出する支持軸１９がそれぞれ取り付けられてお
り、各支持軸１９に、前記実施例と同様の回動アーム２
０が回動可能に取り付けられている。そして、各回動ア
ーム２０のアーム本体部２２に平板状のシート１２が載
置された状態で取り付けられている。

【００３７】このような構成のシャワーユニット１０
は、前記実施例と同様に、シート１２は、支持軸１９を
中心として、水平状態と垂直状態とに回動されるように
なっている。シート１２を水平状態で使用する場合に
は、図８（ａ）に示すように、操作部材４４をシャワー
ケース１１から離れる方向にスライドさせて、ラチェッ
ト４２とラック３０の各係止部３１との係止状態を解除
すると、スライドブロック４１は、シャワーケース１１
のガイド孔１１ｂに沿って上下方向にスライドし得る状
態になり、このような状態で、例えば、図８（ｂ）に示
すように、スライドブロック４１を下方にスライドさせ
ることによって、水平状態になったシート１２の高さが
調整される。また、操作部材４４を前方にスライドさせ
た状態で、シート１２を上方に持ち上げることによっ
て、シート１２は上方に平行にスライドされる。

【００３８】シート１２が任意の高さ位置になると、操
作部材４４のスライド操作が解除され、操作部材４４と
一体となったラチェット４２は、圧縮バネ４３の付勢力
によってラック３０側に突出し、これにより、ラチェッ
ト４２は、ラック３０の任意の係止部３１に係止した状
態になり、スライドブロック４１は上下方向にスライド
しない固定状態とされる。

【００３９】このように、水平状態になったシート１２
は、シート１２に腰掛けてシャワーを浴びる人に適した
任意の高さ位置に調整することができ、腰掛けてシャワ
ーを浴びる人は、窮屈な姿勢を強制されることなく、リ
ラックスした状態でシャワーを浴びることができる。

【００４０】図９（ａ）は、本発明のシャワーユニット
のさらに他の実施例を示す正面図、図９（ｂ）はその側
面図である。本実施例のシャワーユニット１０は、シャ
ワーケース１１の下端部に、水栓金具６０が取り付けら
れている。この水栓金具６０は、前方に水平状態で突出
した吐出管６１と、吐出管６１の基端部にて左右の各側
方にそれぞれ延出した一対の棒状のハンドル６２とを有
している。各ハンドル６２は、先端部が回転操作される
ことにより、水またはお湯が、吐出管６１の先端部の下
方に向いた吐出口から吐出される。

【００４１】また、図９（ａ）に示すように、シート１
２の背面には、反射鏡６４が取り付けられている。その
他の構成は、図５〜図８に示す実施例のシャワーユニッ
ト１０と同様になっている。

【００４２】このような構成のシャワーユニット１０で
は、図１０に示すように、予め用意した腰掛け７０に腰
掛けた状態で、水栓金具６０を使用して、洗面、髭剃
り、身体洗い等を実施することができる。水栓金具６０
の各ハンドル６２は、腰掛け７０に腰掛けた人によっ
て、容易に操作することができる。この場合、シート１
２は、上方に回動されて、シャワーケース１１に沿った
鉛直状態とされる。これにより、シート１２の背面に設
けられた反射鏡６４によって、腰掛け７０に腰掛けた人
は、自分の顔等を見ることができる。

【００４３】なお、上記各実施例では、シート１２を手
動操作によって昇降させる構成であったが、水圧シリン
ダー、モーター等によって自動的に昇降させるようにし
てもよい。

【００４４】

【発明の効果】本発明のシャワーユニットは、このよう
に、シャワーケースの下部に取り付けられたシートが、
水平状態と鉛直状態とに回動可能になっているために、
シート上に腰掛けた状態のみならず、立った状態でもシ
ャワーを浴びることができ、しかも、立った状態では、
シートが邪魔にならず、広いスペースでシャワーを浴び
ることができる。シャワーケースに設けられた各シャワ
ーノズルは、腰掛けた人の腰のみならず、背中にもシャ
ワーを浴びせるために、シートに腰掛けた人は広範囲に
わたってマッサージ効果が得られる。

【００４５】また、シートの高さが、シャワーを浴びる
人に適するように調整できるために、シャワーを浴びる
人は、窮屈な姿勢を強制されず、リラックスした状態で
シャワーを浴びることができる。

【００４６】さらに、シャワーケースの下端部に設けら
れた水栓金具を利用することによって、通常は浴室内に
おいて実施される洗顔、髭剃り、身体洗い等も実施でき
る。水栓金具を利用する場合には、シートは、鉛直状態
に回動されるためにシートが邪魔になるおそれがない。
また、シャワーユニットを浴室内に設置する場合には、
浴室内には、別途、水栓金具を設ける必要がない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のシャワーユニットが設けられた浴室内
の概略斜視図である。

【図２】（ａ）は本発明のシャワーユニットの一例を示
す平面図、（ｂ）はその正面図、（ｃ）はその側面図で
ある。

【図３】そのシャワーユニットの一部破断平面図であ
る。

【図４】そのシャワーユニットの使用状態を示す概略側
面図である。

【図５】（ａ）は本発明のシャワーユニットの他の実施
例を示す平面図、（ｂ）はその正面図、（ｃ）はその側
面図である。

【図６】そのシャワーユニットの要部の横断面図であ
る。

【図７】そのシャワーユニットの一部破断平面図であ
る。

【図８】（ａ）はそのシャワーユニットの動作説明のた
めの横断面図、（ｂ）はその動作説明のための側面図で
ある。

【図９】（ａ）は本発明のシャワーユニットのさらに他
の実施例を示す正面図、（ｂ）はその側面図である。

【図１０】そのシャワーユニットの動作説明のための概
略側面図である。

【符号の説明】

１０ シャワーユニット １１ シャワーケース １１ａ シャワーノズル １１ｂ ガイド孔 １２ シート １３ フレキシブルホース １４ ハンディシャワーノズル １５ 係止具 １６ 支持ボルト １８ 支持ブロック １９ 支持軸 ２０ 回動アーム ２１ 回動部 ２２ アーム本体部 ３０ ラック ４１ スライドブロック ４２ ラチェット ４３ 圧縮バネ ４４ 操作部材 ６０ 水栓金具 ６１ 吐出管 ６２ ハンドル

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 壁面に上下方向に沿って取り付けられて
   おり、その表面に、上下方向に適当な間隔をあけて複数
   のシャワーノズルが配置されたシャワーケースと、 このシャワーケースとはフレキシブルホースを介して接
   続されたハンディシャワーノズルと、 シャワーケースの下部に、水平状態および鉛直状態にな
   るように回動可能に取り付けられた平板状のシートと、 を具備することを特徴とするシャワーユニット。
2. 【請求項２】 前記シートは、上下方向にスライド可能
   になっている請求項１に記載のシャワーユニット。
3. 【請求項３】 前記シートの下方のシャワーケースの下
   端部には、水栓金具が取り付けられている請求項１に記
   載のシャワーユニット。