JP2001000339A - 液体容器の栓装置 - Google Patents

液体容器の栓装置

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JP2001000339A
JP2001000339A JP11179793A JP17979399A JP2001000339A JP 2001000339 A JP2001000339 A JP 2001000339A JP 11179793 A JP11179793 A JP 11179793A JP 17979399 A JP17979399 A JP 17979399A JP 2001000339 A JP2001000339 A JP 2001000339A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 栓体をコップとしても使用できるようにする
ことにより、コストダウンと操作性の向上とを図る。 【解決手段】 内筒3と外筒4との口部3a,4aを溶
接し、内外筒3,4間を真空空間5とした真空二重容器
からなる容器本体1の栓体2を、前記容器本体1の口部
6を閉塞する断熱構造の栓本体10と、該栓本体10に
一体に形成され且つ内面がコップ体を形成するコップ部
11とにより構成するとともに、前記コップ部11を前
記内外筒3,4の口部3a,4aに対して着脱自在に取
り付けて、容器本体口部6から栓体2を取り外して、そ
のコップ部11に液体を注いで飲むことができるように
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、液体容器の栓装
置に関し、さらに詳しくはコップ機能を有する液体容器
の栓装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、保温機能を有する容器本体の口
部を栓体により密栓することにより、液体等を保温貯蔵
するタイプの液体容器は従来から良く知られている。
【0003】このようなタイプの液体容器の場合、容器
本体の口部に対して前記栓体とは別構成のコップを被嵌
し、該コップを容器本体口部から取り外し、液体容器に
収容されている液体をコップに受けて飲むようにしたも
のや、コップを設けることなく、栓体を取り外した状態
で容器本体口部から直接飲むようにしたものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、容器本体の
口部に対して栓体とは別構成のコップを被嵌するタイプ
のものの場合、栓体とコップとの二つの部品が必要とな
る。すると、部品点数が多くなるとともに、収容された
液体を飲む時に、コップと栓体の二つを取り外すという
操作が必要となるという不具合があった。また、容器本
体口部から直接飲むタイプのものの場合、口飲みとなる
ため女性には抵抗があるという不具合があった。
【0005】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、栓体をコップとしても使用できるようにすること
により、コストダウンと操作性の向上とを図ることを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、内筒と外筒との口
部を溶接し、内外筒間を真空空間とした真空二重容器か
らなる容器本体の栓体を、前記容器本体の口部を閉塞す
る断熱構造の栓本体と、該栓本体に一体に形成され且つ
内面がコップ体を形成するコップ部とにより構成すると
ともに、前記コップ部を前記内外筒の口部に対して着脱
自在に取り付けている。
【0007】上記のように構成したことにより、容器本
体口部から栓体を取り外して、そのコップ部に液体を注
いで飲むこともできる。別途コップを設ける必要がない
ため、コストダウンとなるとともに、収容された液体を
飲む場合において栓体を取り外すという一つの操作のみ
でよいこととなり、操作性が向上する。しかも、容器本
体を真空二重容器とするとともに、栓本体を断熱構造と
しているため、容器本体および栓体による断熱性能が向
上することとなり、液体容器の保温性能が向上する。
【0008】請求項2の発明におけるように、請求項1
記載の液体容器の栓装置において、前記栓本体を、その
外面が外装体を形成するように構成した場合、別途に外
装体を設ける必要がなくなり、よりコストダウンを図る
ことができる。
【0009】請求項3の発明におけるように、請求項1
および2のいずれか一項記載の液体容器の栓装置におい
て、前記コップ部を、前記容器本体の口部内周面に対し
て螺合することにより前記栓体の取り付けを行うように
した場合、コップ部の内周面形状がスッキリすることと
なり、洗浄等が容易となる。
【0010】請求項4の発明におけるように、請求項3
記載の液体容器の栓装置において、前記コップ部の口縁
に、前記容器本体の口部との間をシールする環状のシー
ルパッキンを設けた場合、容器本体口部側にシールパッ
キンを設ける必要がなくなるところから、該容器本体口
部の形状がスッキリすることとなる。
【0011】請求項5の発明におけるように、請求項1
および2のいずれか一項記載の液体容器の栓装置におい
て、前記コップ部を、前記容器本体の口部の外周面に対
して螺合することにより前記栓体の取り付けを行うよう
にした場合、コップ部により容器本体口部の外周面が覆
われることとなり、液体容器の外観が良好となる。
【0012】請求項6の発明におけるように、請求項1
および2のいずれか一項記載の液体容器の栓装置におい
て、前記栓本体に、前記コップ部の外側に位置し、該コ
ップ部を前記容器本体の口部内に内挿した状態で該容器
本体口部の外周面に対して螺合されるネジ筒を一体に形
成した場合、コップ部にネジ等の加工をする必要がなく
なるため飲み易くなるとともに、コップ部が、容器本体
口部内に内挿されているため衛生的となる。また、コッ
プ部を用いて液体を飲む時に、ネジ筒を持てば熱い液体
であっても手が熱くなることがなくなる。
【0013】請求項7の発明におけるように、請求項
1、2、3、4、5および6のいずれが一項記載の液体
容器の栓装置において、前記栓体の前記容器本体口部か
らの離脱を防止するロック機構を付設した場合、栓体に
外力が作用しても不用意に外れるということがなくな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0015】第1の実施の形態 図1には、本願発明の第1の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置が示されている。
【0016】この液体容器は、図1に示すように、ステ
ンレス製の内筒3と外筒4との口部3a,4aを溶接
し、内外筒3,4間を真空空間5とした真空二重容器か
らなる容器本体1と、該容器本体1の口部6を密栓する
栓装置である栓体2とによって構成されている。
【0017】前記容器本体口部6の内周面(即ち、内筒
3)には、前記栓体2を螺合するための内ネジ部7が形
成されている。該内筒3におけるネジ部7の下方位置に
は、縮径されたネック部8が形成されており、該ネック
部8より下方に液体Wが収容されることとなっている。
【0018】また、容器本体口部6の上端口縁6aは、
上方に向かって末広がりとなるラッパ形状とされてお
り、容器本体口部6から直接飲むときに口が付け易くな
っている。
【0019】前記容器本体1の底部には、合成樹脂製の
底カバー9が取り付けられている。
【0020】前記栓体2は、前記容器本体口部6(具体
的には、口部6の上端口縁6a)を閉塞する栓本体10
と、該栓本体10に一体に形成されたコップ部11とに
より構成されており、前記栓本体10内には、断熱材1
2が配設されている。この場合、栓本体10は、外装体
を構成することとなっている。従って、別途に外装体を
設ける必要がなくなる。符号13は栓本体10の上部開
口を覆う栓カバーである。
【0021】前記コップ部11は、前記容器本体口部6
に内挿されることとなっており、その外周面には、容器
本体口部6の内周面(換言すれば、内筒3)形成された
内ネジ7に対して螺合する外ネジ14が形成されてい
る。つまり、コップ部11を容器本体口部6に螺合する
ことにより前記栓体2の取り付けが行われることとなっ
ているのである。
【0022】また、前記コップ部11の口縁には、前記
容器本体口部6との間をシールする環状のシールパッキ
ン15が設けられており、栓体2の取付状態(即ち、コ
ップ部11の容器本体口部6への螺合完了状態)におい
て、前記シールパッキン15が前記ネック部8の上縁に
圧接されてシール性が確保されることとなっている。
【0023】上記のように構成された液体容器の栓装置
においては、次のような作用効果が期待できる。
【0024】図2(イ)に示すように、容器本体口部6
から栓体2を取り外した状態で容器本体口部6から直接
液体Wを飲むこともできるし、図2(ロ)に示すよう
に、容器本体口部6から栓体2を取り外し、そのコップ
部11に液体Wを注いで飲むこともできる。つまり、別
構成のコップを取り付ける必要がないため、コストダウ
ンとなるとともに、収容された液体を飲む場合において
栓体を取り外すという一つの操作のみでよいこととな
り、操作性が向上する。しかも、部品点数を増やすこと
なく、コップのみと口飲みとの両使用形態をとることも
できる。
【0025】また、容器本体1を真空二重容器とすると
ともに、栓本体10内に断熱材12を配設するようにし
ているため、容器本体1および栓体2による断熱性能が
向上することとなり、液体容器の保温性能が向上する。
【0026】また、コップ部11の外周面に外ネジ14
を形成するようにしているので、コップ部11の内周面
形状がスッキリすることとなり、洗浄等の手入れが容易
となる。
【0027】また、コップ部11の口縁に、シールパッ
キン15を設けているので、容器本体口部6側にシール
パッキンを設ける必要がなくなるところから、該容器本
体口部6の形状がスッキリすることとなり、容器本体口
部6から直接飲むときに飲み易くなる。
【0028】ところで、栓体2のコップ部11に熱い液
体を注いで飲む場合、コップ部11の外周面が熱くな
り、手で持ちにくいという不具合が生ずる。そこで、図
3に示すように、前記コップ部11に中空部16を形成
すれば、コップ部11に注がれた熱い液体から外周面へ
の熱伝導が緩和されることとなり、コップ部11を手に
持っても熱くならない。なお、前記中空部16に断熱材
を充填すれば、断熱効果が向上する。
【0029】第2の実施の形態 図4には、本願発明の第2の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置が示されている。
【0030】この場合、コップ部11は、容器本体口部
6の外周面(即ち、外筒4)に対して螺合することによ
り栓体2の取り付けが行われることとなっている。即
ち、容器本体口部6における外筒4には外ネジ17が形
成され、前記コップ部11の内周面には、前記外ネジ1
7に螺合する内ネジ18が形成されている。また、容器
本体口部6の口縁6aには、シールパッキン15が設け
られており、該シールパッキン15は、容器本体口部6
の口縁6aに形成された段部19にシリコンゴムをコー
ティングすることにより設けられており、その外面形状
は、容器本体口部6から直接飲むときに口が付け易いよ
うに、上方に向かって末広がりとなるラッパ形状とされ
ている。また、栓体2を取り付けた状態において前記シ
ールパッキン15への圧接力が確保できるように、コッ
プ部11の底部11aは、下向きに湾曲されている。な
お、この場合、内筒3にはネック部が形成されていな
い。このようにすると、コップ部11により容器本体口
部3の外周面が覆われることとなり、液体容器の外観が
良好となるとともに、コップ部11側にシールパッキン
が付いていないので、洗浄等の手入れが容易となる。そ
の他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけ
ると同様なので説明を省略する。
【0031】第3の実施の形態 図5には、本願発明の第3の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置が示されている。
【0032】この場合、コップ部11は、容器本体口部
6の外周面(即ち、外筒4)に対して螺合することによ
り栓体2の取り付けが行われることとなっている。即
ち、容器本体口部6における外筒4には外ネジ17が形
成され、前記コップ部11の内周面には、前記外ネジ1
7に螺合する内ネジ18が形成されている。そして、前
記コップ部11の底部11の周縁部には、シールパッキ
ン15が取り付けられている。このようにすると、コッ
プ部11により容器本体口部3の外周面が覆われること
となり、液体容器の外観が良好となる。その他の構成お
よび作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なの
で説明を省略する。
【0033】第4の実施の形態 図6には、本願発明の第4の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置が示されている。
【0034】この場合、栓本体10は、コップ部11と
一体に形成されており、コップ部11の底部11aとな
る仕切板20との間に断熱材12が配設されている。そ
して、このコップ部11は、容器本体口部6の外周面
(即ち、外筒4)に対して螺合することにより栓体2の
取り付けが行われることとなっている。即ち、容器本体
口部6における外筒4には外ネジ17が形成され、前記
コップ部11の内周面には、前記外ネジ17に螺合する
内ネジ18が形成されている。また、前記仕切板20の
周縁部には、シールパッキン15が取り付けられてい
る。このようにすると、コップ部11により容器本体口
部3の外周面が覆われることとなり、液体容器の外観が
良好となる。その他の構成および作用効果は、第1の実
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0035】第5の実施の形態 図7には、本願発明の第5の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置が示されている。
【0036】この場合、栓本体10は、コップ部11と
一体に形成されており、コップ部11の底部11aとな
る仕切板20との間に断熱材12が配設されている。そ
して、このコップ部11は、容器本体口部6の外周面
(即ち、外筒4)に対して螺合することにより栓体2の
取り付けが行われることとなっている。即ち、容器本体
口部6における外筒4には外ネジ17が形成され、前記
コップ部11の内周面には、前記外ネジ17に螺合する
内ネジ18が形成されている。また、前記容器本体口部
6における外筒4には、前記外ネジ17の上方に位置し
て凹部21が形成されており、該凹部21には、シール
パッキン15が取り付けられている。さらに、前記容器
本体口部6の口縁6aには、該口縁6aに口を付けても
金属端面に口が触れないように、合成樹脂製のカバー部
材22がかぶせられている。このようにすると、コップ
部11により容器本体口部3の外周面が覆われることと
なり、液体容器の外観が良好となる。また、コップ部1
1側にシールパッキンが付いていないので、洗浄等の手
入れが容易となる。その他の構成および作用効果は、第
1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0037】第6の実施の形態 図8には、本願発明の第6の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置が示されている。
【0038】この場合、栓本体10は、コップ部11と
一体に形成されており、コップ部11の底部11aとな
る仕切板20との間に断熱材12が配設されている。そ
して、このコップ部11は、容器本体口部6の外周面
(即ち、外筒4)に対して螺合することにより栓体2の
取り付けが行われることとなっている。即ち、容器本体
口部6における外筒4には外ネジ17が形成され、前記
コップ部11の内周面には、前記外ネジ17に螺合する
内ネジ18が形成されている。また、前記仕切板20の
周縁部には、シールパッキン15が取り付けられるが、
該シールパッキン15は、前記仕切板20に対して回転
自在に支持された回転体23に取り付けられている。こ
のようにすると、コップ部11により容器本体口部3の
外周面が覆われることとなり、液体容器の外観が良好と
なる。また、栓体2を螺着脱する際にも、栓体2は回転
体23に対して回転することとなり、シールパッキン1
5に回転力が作用することがなくなる。その他の構成お
よび作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なの
で説明を省略する。
【0039】第7の実施の形態 図9および図10には、本願発明の第7の実施の形態に
かかる液体容器の栓装置が示されている。
【0040】この場合、栓本体10は、コップ部11と
一体に形成されており、コップ部11の底部11aとな
る仕切板20との間に断熱材12が配設されている。そ
して、このコップ部11は、容器本体口部6の外周面
(即ち、外筒4)に対して螺合することにより栓体2の
取り付けが行われることとなっている。即ち、容器本体
口部6における外筒4には外ネジ17が形成され、前記
コップ部11の内周面には、前記外ネジ17に螺合する
内ネジ18が形成されている。また、前記仕切板20の
周縁部には、シールパッキン15が取り付けられてい
る。前記コップ部11には、栓体2の容器本体口部6か
らの離脱を防止するロック機構24が設けられている。
該ロック機構24は、前記コップ部11の口縁外周適所
に形成された切欠凹部25に対して上下スライド可能に
支持されたロック片26と、容器本体口部6の下端部に
おける外筒4に形成され、前記ロック片26が下動時に
係合する係合凹部27とからなっている。なお、前記ロ
ック片26の背面には、係合片28が一体に突設されて
おり、該係合片28は、前記切欠凹部25に形成された
ガイド溝29に係合されている。つまり、係合片28が
ガイド溝29に沿って上下移動することによりロック片
26が上下スライドすることとなっているのである。こ
のようにすると、コップ部11により容器本体口部3の
外周面が覆われることとなり、液体容器の外観が良好と
なる。また、栓体2に外力が作用してもロック機構24
のロック作用により栓体2の回動が規制されることとな
り、不用意に栓体2が外れるということがなくなる。そ
の他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけ
ると同様なので説明を省略する。
【0041】第8の実施の形態 図11ないし図13には、本願発明の第8の実施の形態
にかかる液体容器の栓装置が示されている。
【0042】この場合、ロック機構24の構造が第7の
実施の形態と相異している。このロック機構24は、容
器本体口部6の下端に取り付けられた合成樹脂製の断面
逆U字状の肩リング30に対して揺動自在に枢支された
ロック片31と、コップ部11の口縁外周適所に形成さ
れ、前記ロック片31が係合する係合凹部32とからな
っている。該ロック片31の両側には、図13に示すよ
うに、前記肩リング30内に挿入される支軸33が一体
に形成されている。また、このロック片31の下端に
は、樹脂バネ部34が一体に形成されており、前記ロッ
ク片31は、この樹脂バネ部34の付勢力により栓体2
の取付時に係合凹部32に係合せしめられることとなっ
ている。なお、ロック片31の下部を樹脂バネ部34の
付勢力に抗して矢印P方向に押圧すると、ロック片31
が矢印M方向に揺動して、ロック片31と係合凹部32
との係合が解除され、栓体2の取り外しができるように
なっている。このようにすると、コップ部11により容
器本体口部3の外周面が覆われることとなり、液体容器
の外観が良好となる。また、栓体2に外力が作用しても
ロック機構24のロック作用により栓体2の回動が規制
されることとなり、不用意に栓体2が外れるということ
がなくなる。その他の構成および作用効果は、第1およ
び第7の実施の形態におけると同様なので説明を省略す
る。
【0043】第9の実施の形態 図14および図15には、本願発明の第9の実施の形態
にかかる液体容器の栓装置が示されている。
【0044】この場合、栓本体10は、コップ部11と
一体に形成されており、コップ部11の底部11aとな
る仕切板20との間に断熱材12が配設されている。そ
して、栓体2は、コップ部11を容器本体口部6に外挿
することにより取り付けられることとなっており、この
コップ部11には、栓体2の取付状態を保持する一対の
ロック機構24,24が設けられている。該各ロック機
構24は、前記コップ部11の外周に形成された収納部
35に支軸36により揺動自在に枢支されたロック片3
7と、該ロック片37の下端に形成された係合爪38を
係合すべく容器本体口部6の下端部に形成された係合凹
部39とによって構成されており、栓体2の取付時にお
いては、ロック片37の係合爪38が係合凹部39に係
合して栓体2の外れを防止し、この状態からロック片3
7の上部を矢印P方向に押圧すると、係合爪38の係合
凹部39への係合が解除され、栓体2の取り外しが可能
となる。なお、この場合、シールパッキン15は、容器
本体口部6の外周上部(即ち、外筒4の上部)に形成さ
れた凹部21に取り付けられている。このようにする
と、コップ部11により容器本体口部3の外周面が覆わ
れることとなり、液体容器の外観が良好となる。また、
栓体2に外力が作用してもロック機構24のロック作用
により栓体2の回動が規制されることとなり、不用意に
栓体2が外れるということがなくなる。その他の構成お
よび作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なの
で説明を省略する。
【0045】第10の実施の形態 図16には、本願発明の第10の実施の形態にかかる液
体容器の栓装置が示されている。
【0046】この場合、コップ部11は、容器本体口部
6内に挿入されることとなっており、栓体2には、前記
コップ部11の外側に位置して、栓本体10の外周から
垂設され、容器本体口部6の外周面(即ち、外筒4)に
形成された外ネジ17に対して螺合される内ネジ18を
有するネジ筒40が一体に形成されている。なお、前記
コップ部11の下端は、栓体2の取付時において容器本
体1の満水表示部41とほぼ同じ位置か、そりより若干
上方位置にまで至るようにされている。なお、シールパ
ッキン15は、コップ部11とネジ筒40との連結部4
2に取り付けられている。このようにすると、コップ部
11にネジ等の加工をする必要がなくなるため飲み易く
なるとともに、コップ部11が、容器本体口部内に内挿
されているため衛生的となる。また、コップ部11を用
いて液体を飲む時に、ネジ筒40を持てば熱い液体であ
っても手が熱くなることがなくなる。また、コップ部1
1内がスッキリとした形状となるので、洗浄等の手入れ
が容易となる。また、コップ部11の下端が栓体2の取
付時において満水表示部41とほぼ同じ位置か、そりよ
り若干上方位置にまで至るようにしているので、保温性
能が向上する。その他の構成および作用効果は、第1の
実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0047】第11の実施の形態 図17には、本願発明の第11の実施の形態にかかる液
体容器の栓装置が示されている。
【0048】この場合、栓体2には、コップ部11の外
側に位置して、栓本体10の外周から垂設され、容器本
体口部6の口縁6aの外側をカバーするカバー部43が
一体に形成されている。なお、前記コップ部11の下端
は、栓体2の取付時において容器本体1の満水表示部4
1とほぼ同じ位置か、そりより若干上方位置にまで至る
ようにされている。なお、シールパッキン15は、コッ
プ部11とカバー部43との連結部44に取り付けられ
ている。このようにすると、コップ部11にネジ等の加
工をする必要がなくなるため飲み易くなるとともに、コ
ップ部11が、容器本体口部内に内挿されているため衛
生的となる。また、コップ部11を用いて液体を飲む時
に、カバー部43を持てば熱い液体であっても手が熱く
なることがなくなる。また、コップ部11内がスッキリ
とした形状となるので、洗浄等の手入れが容易となる。
また、コップ部11の下端が栓体2の取付時において満
水表示部41とほぼ同じ位置か、そりより若干上方位置
にまで至るようにしているので、保温性能が向上する。
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態にお
けると同様なので説明を省略する。
【0049】第12の実施の形態 図18および図19には、本願発明の第12の実施の形
態にかかる液体容器の栓装置が示されている。
【0050】この場合、栓体2は、栓本体10と、該栓
本体10に一体に形成され、上方が開放されたコップ部
11と、該コップ部11の開口を螺着脱自在に閉塞する
コップカバー45とにより構成されており、前記栓本体
10内には、断熱材12が配設されている。また、栓体
2は、前記コップ部11の上端から垂設されたネジ筒4
0を容器本体口部6の外周に螺合することにより取り付
けられることとなっている。このようにすると、栓体2
を取り外した後、コップカバー45を螺脱させると(図
19参照)、コップ部11に液体を注いで飲むことがで
きる。その他の構成および作用効果は、第1の実施の形
態におけると同様なので説明を省略する。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、内筒と外筒と
の口部を溶接し、内外筒間を真空空間とした真空二重容
器からなる容器本体の栓体を、前記容器本体の口部を閉
塞する断熱構造の栓本体と、該栓本体に一体に形成され
且つ内面がコップ体を形成するコップ部とにより構成す
るとともに、前記コップ部を前記内外筒の口部に対して
着脱自在に取り付けて、容器本体口部から栓体を取り外
して、そのコップ部に液体を注いで飲むこともできるよ
うにしたので、別構成のコップを取り付ける必要がない
ため、コストダウンとなるとともに、収容された液体を
飲む場合において栓体を取り外すという一つの操作のみ
でよいこととなり、操作性が向上するという効果があ
る。しかも、容器本体を真空二重容器とするとともに、
栓本体を断熱構造としているため、容器本体および栓体
による断熱性能が向上することとなり、液体容器の保温
性能が向上するという効果もある。
【0052】請求項2の発明におけるように、請求項1
記載の液体容器の栓装置において、前記栓本体を、その
外面が外装体を形成するように構成した場合、別途に外
装体を設ける必要がなくなり、よりコストダウンを図る
ことができる。
【0053】請求項3の発明におけるように、請求項1
および2のいずれか一項記載の液体容器の栓装置におい
て、前記コップ部を、前記容器本体の口部内周面に対し
て螺合することにより前記栓体の取り付けを行うように
した場合、コップ部の内周面形状がスッキリすることと
なり、洗浄等が容易となる。
【0054】請求項4の発明におけるように、請求項3
記載の液体容器の栓装置において、前記コップ部の口縁
に、前記容器本体の口部との間をシールする環状のシー
ルパッキンを設けた場合、容器本体口部側にシールパッ
キンを設ける必要がなくなるところから、該容器本体口
部の形状がスッキリすることとなる。
【0055】請求項5の発明におけるように、請求項1
および2のいずれか一項記載の液体容器の栓装置におい
て、前記コップ部を、前記容器本体の口部の外周面に対
して螺合することにより前記栓体の取り付けを行うよう
にした場合、コップ部により容器本体口部の外周面が覆
われることとなり、液体容器の外観が良好となる。
【0056】請求項6の発明におけるように、請求項1
および2のいずれか一項記載の液体容器の栓装置におい
て、前記栓本体に、前記コップ部の外側に位置し、該コ
ップ部を前記容器本体の口部内に内挿した状態で該容器
本体口部の外周面に対して螺合されるネジ筒を一体に形
成した場合、コップ部にネジ等の加工をする必要がなく
なるため飲み易くなるとともに、コップ部が、容器本体
口部内に内挿されているため衛生的となる。また、コッ
プ部を用いて液体を飲む時に、ネジ筒を持てば熱い液体
であっても手が熱くなることがなくなる。
【0057】請求項7の発明におけるように、請求項
1、2、3、4、5および6のいずれが一項記載の液体
容器の栓装置において、前記栓体の前記容器本体口部か
らの離脱を防止するロック機構を付設した場合、栓体に
外力が作用しても不用意に外れるということがなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる栓装置を
有する液体容器の縦断面図である。
【図2】(イ)は容器本体口部から液体を直接飲む状態
を示す使用形態図であり、(ロ)は栓体のコップ部に液
体を注いで飲む状態を示す使用形態図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる液体容器
の栓装置の変形例を示す縦断面図である。
【図4】本願発明の第2の実施の形態にかかる液体容器
の栓装置の縦断面図である。
【図5】本願発明の第3の実施の形態にかかる液体容器
の栓装置の縦断面図である。
【図6】本願発明の第4の実施の形態にかかる液体容器
の栓装置の縦断面図である。
【図7】本願発明の第5の実施の形態にかかる液体容器
の栓装置の縦断面図である。
【図8】本願発明の第6の実施の形態にかかる液体容器
の栓装置の縦断面図である。
【図9】本願発明の第7の実施の形態にかかる液体容器
の栓装置の縦断面図である。
【図10】本願発明の第7の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置の側面図である。
【図11】本願発明の第8の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置の縦断面図である。
【図12】本願発明の第8の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置の要部斜視図である。
【図13】本願発明の第8の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置におけるロック機構を示す分解斜視図であ
る。
【図14】本願発明の第9の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置の縦断面図である。
【図15】本願発明の第9の実施の形態にかかる液体容
器の栓装置の斜視図である。
【図16】本願発明の第10の実施の形態にかかる液体
容器の栓装置の縦断面図である。
【図17】本願発明の第11の実施の形態にかかる液体
容器の栓装置の縦断面図である。
【図18】本願発明の第12の実施の形態にかかる液体
容器の栓装置の縦断面図である。
【図19】本願発明の第12の実施の形態にかかる液体
容器の栓装置の分解断面図である。
【符号の説明】
1は容器本体、2は栓体、3は内筒、4は外筒、5は真
空空間、6は口部、10は栓本体、11はコップ部、1
2は断熱材、15はシールパッキン、24はロック機
構、40はネジ筒。
フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA03 AB26 BA01B BA01C BB11B BB11C BC07A CA18 EB17 EC11 EE30 FA04 GA06 3E084 AA02 AA04 AA12 AB01 BA02 CC08 DA01 DB12 DB14 DC03 EA04 EB03 EC03 FA09 FB01 FB03 GA01 GB01 GB13 GB25 HA03 HB03 HD02 HD04 JA05 JA19 KA11 4B002 BA05 BA08 BA11 BA24 BA59 CA01 CA13 CA14 CA32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内筒と外筒との口部を溶接し、内外筒間
    を真空空間とした真空二重容器からなる容器本体の栓体
    を、前記容器本体の口部を閉塞する断熱構造の栓本体
    と、該栓本体に一体に形成され且つ内面がコップ体を形
    成するコップ部とにより構成するとともに、前記コップ
    部を前記内外筒の口部に対して着脱自在に取り付けたこ
    とを特徴とする液体容器の栓装置。
  2. 【請求項2】 前記栓本体を、その外面が外装体を形成
    するように構成したことを特徴とする前記請求項1記載
    の液体容器の栓装置。
  3. 【請求項3】 前記コップ部を、前記容器本体の口部内
    周面に対して螺合することにより前記栓体の取り付けを
    行うことを特徴とする前記請求項1および2のいずれか
    一項記載の液体容器の栓装置。
  4. 【請求項4】 前記コップ部の口縁には、前記容器本体
    の口部との間をシールする環状のシールパッキンを設け
    たことを特徴とする前記請求項3記載の液体容器の栓装
    置。
  5. 【請求項5】 前記コップ部を、前記容器本体の口部の
    外周面に対して螺合することにより前記栓体の取り付け
    を行うことを特徴とする前記請求項1および2のいずれ
    か一項記載の液体容器の栓装置。
  6. 【請求項6】 前記栓本体には、前記コップ部の外側に
    位置し、該コップ部を前記容器本体の口部内に内挿した
    状態で該容器本体口部の外周面に対して螺合されるネジ
    筒を一体に形成したことを特徴とする前記請求項1およ
    び2のいずれか一項記載の液体容器の栓装置。
  7. 【請求項7】 前記栓体の前記容器本体口部からの離脱
    を防止するロック機構を付設したことを特徴とする前記
    請求項1、2、3、4、5および6のいずれが一項記載
    の液体容器の栓装置。
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