JP2000511430A - Hla dqb1タイピングを決定するためのヌクレオチドプローブおよび方法 - Google Patents

Hla dqb1タイピングを決定するためのヌクレオチドプローブおよび方法

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    • C12Q2600/00Oligonucleotides characterized by their use
    • C12Q2600/156Polymorphic or mutational markers

Abstract

(57)【要約】 特に下記配列TG CGT TAT GTG ACC AGA,GT G CGT CTT GTG ACC AGA,GT CTT GTA ACC AGA CA AT,CG T CTT GTA ACC AGA TAC AT,CGT CTT GTG AGC A GA AGC AT,CG ACC GAG CTC GTG CGG CGT G,G TAC CGG G CA GTG ACG C,G ACG CCG CT G GGI CCG CCT G,G ACG CCG CTG GGG CCG CCT G,G GAG GGI ACC CIG GCI GAG T,G GAG GGG ACC CGG GCG GAG T,TCG GTG GAC ACC GTA TGC A A C,GG ACG GAG CGC GTG CG,C ATC TAT AAC CGA GA,およびそれらの相補的配列から選択されるヌクレオチドプローブであり、該プローブは、少なくとも下線部の配列を有し、さらに、配列の連続性は妨げないで下線部以外の塩基から選択される1または2個の塩基を含むことができる。これらのプローブは、人のHLA DQベータ遺伝子型の決定に有用である。それらは特に、単一のハイブリッド形成温度、特に37℃で安定であるという利点を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 HLA DQB1タイピングを決定するための ヌクレオチドプローブおよび方法 本発明の主題は、個々のHLA DQベータ(DQB)遺伝子型を決定するための方法 、プローブおよびキットである。 本発明の方法、プローブおよびキットは、特に、多型性HLA DQB1遺伝子の検出 に関する。本発明のこの方法ならびにこれらのプローブおよびキットは、特に、 移植におけるHLAタイピング、医療診断および法医学に適用できるが、HLA DQB1 対立遺伝子の有無はインシュリン依存性糖尿病などの或る種の病気に対する感受 性の指標としても役に立つと考えられる。 HLA(ヒトリンパ球抗原)系は、ヒトの主要組織適合性複合体によってコード される。それは、自己と非自己とを区別することにより、個人間の臓器移植の際 の主な束縛となる。従って、HLA系の抗原は、臓器移植の際のドナーとレシピエ ントとの間の特徴および或る種の病気に対する個人の素質を決定するためのタイ ピング方法において使用されている。 遺伝的観点から、HLA系は十分解析され、第6染色体の短腕上に約2センチモ ルガンの間隔で位置する、多かれ少なかれ多型性の一連の遺伝子座から成る。こ の系の3個の遺伝子座(HLA−A、BおよびC)は、共優生的に発現され る一群のアロ抗原(クラスI)をコードする。別の領域(HLA−D)は実際にいく つかの遺伝子を含み、高度の多型性で共優生的に発現される第二群のアロ抗原( クラスII)をコードする。他の特に成分C2、C4を制御するいくつかの遺伝子座お よび相補カスケード因子BfもHLA系に属する(クラスIII)。臓器移植の成功は、 かなりの部分が、レシピエントとドナーとの間のHLA同一性(クラスIおよび゛I I)に依存する。従って、HLAタイピングはできる限り正確であるべきである。こ の要求は、主に、腎臓移植および骨髄移植に当てはまる。骨髄移植の場合は、ク ラスIIHLA抗原のレベルでの完全な同一性が移植成功のための、すなわち、移植 片拒絶反応または移植片対宿主病の進行の回避のための決定的な因子を表す。 HLA−D領域に関する遺伝子の発現産物の多型性は、通常は、細胞表而で発現さ れるHLA遺伝子の産物のアロ抗血清を使用した分析に基づく血清学的技法によっ て明確にされた。しかし、最良の条件下でさえも、存在する多数の対立遺伝子は 、これらの血清学的技法によって検出できない。 HLA DQB1遺伝子座のレベルでの多型性は、DQ w1、2、3および4特異性を定義 する血清学的タイピング試薬を使用して検出された(WH0 Nomenclature Committe e,1990)。DQ w1特異性は、次いで、血清学的サブタイプDQ w5および6にさらに 分類され、DQ w3は、DQ w7、8および9にさらに分類された。しかし、決まって 使用される血清型の分類法では、DQ w1、DQ w2、DQ w3の特異性が区別される に過ぎない。 本発明では、分子生物学を使用することにより、以前考えられていたよりも多 くのHLA遺伝子が存在し、特に多くのより異なる対立遺伝子が存在することが分 かった。そこで、この多様性を、異なる遺伝子および対立遺伝子のDNA配列の レベルで解析する。HLA−D領域で公知の構造、配列および多型性は、TR0WSDALE ら、1985,Immunol.Rev.85:5−43に掲げられている。 遺伝子型分析は、クラスII HLA系、特にHLA DQの多様性を遺伝子のレベルで直 接分析することを可能にする新規方法である。遺伝子型分析は、分子ハイブリッ ド形成の原理に基づいており、提案された最初の方法は、制限酵素の使用による DNAの断片化および得られた断片のサイズの分析で構成されるいわゆる「RFLP 」法である。例えば、米国特許第4,582,788号を参照。 RFLP法は、7個のDQ特異性の同定に使用できる。しかし、RFLP分析は、血清学 では検出できない或る種の対立遺伝子の相違のみの確認を可能にするものであり 、この方法によって提供される可能性は限られている。実際、対立遺伝子は、突 然変異が使用される制限酵素の認識部位に位置することを特徴とする場合にのみ 同定でき、従って、多くの対立遺伝子はこの分析では確認されない。さらに、RF LP分析は、コード配列における修飾をめったに同定せず、修飾の正確な性質に関 する情報を提供するものではない。最後に、この方法は、使用に時間がかかり、 困難である。 クラスII HLA遺伝子型を分析するための別の方法が提案されており、いわゆる 「オリゴヌクレオチドをべースとするタイピング」法である。これは、クラスII HLA遺伝子、特にDQB遺伝子のDNA配列の知識により、その遺伝子の配列の所与 の部位で特異的にハイブリッド形成するオリゴヌクレオチドを多型性分析のため のトレーサーとして使用する。これらのオリゴヌクレオチドは、それらの配列の 相違に基づいてそれらのハイブリッド形成またはハイブリッド形成の欠如により 可能な最大量の情報が得られ、種々の対立遺伝子が同定されるように選択される 。たとえそれらが単一のヌクレオチドに影響を及ぼすとしても、配列のいかなる 相違も検出が可能であるべきである。 オリゴヌクレオチドをベースとするタイピング法は、ANGELINIら、Nat.Acad .Sci.USA vol.83:4489−4493(1986)の文献に記載されているようにDNA に適用することができ、またRNAにも適用可能である(C.UCLA,J.J.VAN ROOD ,J.GORSKI,B.MACH(1987)J.Clin.Invest.80,1155を参照)。 PCRなどの核酸増幅法は、個々人のクラスII HLAのDNAの分析を容易にし た。クラスII HLAのためのオリゴヌクレオチドをベースとするタイピングの最初 の適用は、上記で引用した文献にANGELINIらが示しており、標的DNAをナイロ ン膜に付着させ、標識されたオリゴヌクレオチドプローブによって検出を行うい わゆる「サザン」法を使用している。そのとき、その方法は、通常の血清学では 同定できないクラスII HLA対立遺伝子の検出に適用された(J.M.TIERCY,J.G0 RSKI,M.JEANNETおよびB.MACH(1988)Proc.Natl.Acad.Sci.USA 85,198な らびにJ.M.TIERCY,J.GORSKI,H.BETUEL,A.C.FREIDEL,L.GEBUHRER,M.JE ANNETおよびB.MACH(1989)HumanImmunol.24,1を参照)。クラスII HLAタイピン グへの別の直接の適用は、いわゆる「ドット−ブロット」法を使用した国際特許 出願PCT W0 89/11547に記載されたものである。いわゆる「逆ドット」法は、紙 またはニトロセルロース膜にヌクレオチドプローブを結合し、標識された標的と のハイブリッド形成の検出を行うことから成るが、これは、HLADQAタイピングお よび地中海性β−サラセミア突然変異の検出に適用されている(R.K.SAIKIら、 Proc.Nat.Acad.Sci.USA vol :86,p.6230-6234;(1989))。 細胞のタイピングは、ゲノムの点変異の検出を必要とし、一つのヌクレオチド 内の相同配列の検出および相同配列間の区別に十分感受性のあるプローブの開発 を伴う。そのために、一般には30ヌクレオチド未満であり、テストに関して高い 特異性を与えるが、良好な感受性は保持したままである短いプローブを使用する 。短いオリゴヌクレオチドの使用は、広い選択性を持つことを可能にする。 さらに、高い特異性および良好な感受性を示すだけでなく、さらには使用が簡 単であり、迅速に行うことができ、安価であり、容易に自動化することができる タイピング方法の開発が望まれている。 本発明は、これらの要件を満たすHLA DQB1タイピングのための方法ならびにプ ローブおよびキットに関する。 本発明の方法は、cDNA鋳型などの各種起源の異型接合性サンプルをタイピ ングするのに使用することができ、また、通常の血清学的方法では区別できない 対立遺伝子変異体の検出に使用することができる。 本発明のプローブは以下に説明するが、サザン型の方法において検出プローブ の形(通例のトレーサーで標識)で使用することができ、あるいは、好ましくは 、固体担体上に固定化した捕獲プローブの形(サンドイッチまたは逆ドットブロ ット法)で使用できる。 本発明のタイピング系は、好ましくは、DUNN A.R.,HASSEL J.A. (Cell,12, 23,1977)で最初に記載されたいわゆる「サンドイッチ」プロトコールを使用す る。それは、固体担体に結合し、サンプル中の標的遺伝子に特異的である捕獲プ ローブという第一のヌクレオチドプローブおよびその標的の別の領域に相補的で あり、マーカーによって示すことによりハイブリッド形成の検出を可能にする、 第二の標識されたプローブ、いわゆる検出プローブを使用することから成る。本 発明の系では、マーカーは例えば、ホースラディッシュペルオキシダーゼなどの 酵素であり、他の適する任意のマーカーも使用できる。 本発明の方法は、その長さおよび組成物が、必要とされる特異性および感受性 を付与するだけでなく、規定された温度での使用を可能にするように選択された オリゴヌク レオチドプローブの選択に基づく。すなわち、本発明のタイピング系は、特に、 37℃±2℃の単一温度での操作を可能にするという利点を有する。 しかし、明らかなように、所与の温度で点変異を検出することを意図したプロ ーブの場合ですら、特にハイブリッド形成複合体の安定性を多かれ少なかれ促進 する緩衝溶液を使用することによりその長さが或る程度変えられるプローブの使 用を意図することが可能である。本発明のプローブは、従って、特に、操作を37 ℃付近であるが、37℃ではない(実際には、温度検定において誤差を生じること が多い)温度で行うことが望ましい場合、その長さが一般に最大であると考えら れる配列によって規定され、さらに、37℃の温度に最適な配列も示される。 専門家であれば、各特定のオリゴヌクレオチドプローブに対応する相補プロー ブももちろん、捕獲または検出プローブと同じ役割を果たし得ることは明らかで ある。本発明は従って、下記に説明するプローブと相補的な配列を有するプロー ブおよびこれらの相補的配列を使用する方法にまで拡張される。 本発明の主題は、上記した要件を満たすように選択されたヌクレオチド配列を 有するプローブである。特に、本発明は、その併用により種々の対立遺伝子間を 区別し、必要であれば、今日までに知られている種々のHLA DQ特異性(HLA系因 子の命名、1995,Bodmer Julia Gら、TissueAntigens,1995,46,1-18)を同 定することすら可能に する新規プローブに関する。 本発明のヌクレオチドプローブは、特に下記に示すものから選択される(配列 は、左から右へ5’端→3’端を示す。)。アルフアベット文字は通常の命名に よるヌクレオチド(または塩基)を表す。下線部の配列は、本発明に係る好まし い操作条件下での最適配列を表す。従って、プローブは、少なくとも下線部の配 列を含み、さらに、下線部以外の塩基から選択される1または2個の別の塩基を 含むことができる。すなわち、場合に応じて(もちろん、その配列の連続性は保 存して)、5’端に1または2個の別の塩基、あるいは、3’端に1または2個 の別の塩基、あるいは、5’端に1個の別の塩基および3’端に1個の別の塩基 を含むことができる。ハイブリッド形成および洗浄温度ならびにハイブリッド形 成および/または洗浄緩衝剤の性質などのハイブリッド形成結合強度を変えるこ とを可能にする操作条件に応じて使用されるプローブの長さが調節可能であるこ とは実際、公知である。修飾塩基(例えば、イノシン)のプローブへの導入は、 同様の役割を果たすと考えられる。本発明のプローブは、特に、下記配列(各プ ローブに対して、認識される特異性が示されている)またはそれらの相補配列か ら選択される。 (26B):これは、DQBl 06011、06012、0301および0304特異性を認識する; (26C):DQBI 0602、0302および03032特異性; (26D):DQB1 0603、0604、0607および0608特異性; (26F): DRQBI O6O51、06052、0606および0609特異性; (26E):0201および0202特異性; (23A):DQB1 0401特異性; (49A):DQB1 0501特異性; (55A):DRB1 0301、0302、03032、0304および0305特異性; (55’A):DRB1 0301、0302、03032、0304および0305特異性; (70A):DRB1 0602、0603および0608特異性; (70’A):DRB1 0602、0603および0608特異性; (70B):DRB1 0401および0402特異性。 本発明のプローブはまた、下記にそれらのヌクレオチド配列を定義するプロー ブ23a、23B、26c、26f、37C、37a、45a、57D、57E、57Fおよび70Cでもあり、そ れらが認識する特異性は、添付の表4に示す。 もちろん、所望ならば、添付する表1および2に示されるように、追加のプロ ーブとして使用される他のプローブによって或る一定の特異性間の区別を行うこ とができる。 本発明の新規プローブはまた、下記に説明するプローブHRP1およびHRP2も含 む。 上記したオリゴヌクレオチドプローブの配列において、Iはイノシンを表す。 イノシンは、プローブの判別能を、このプローブがこのプローブを有するサンプ ル中の試験標的のものと厳密には同一でない核酸配列と形成するハイブリッドを さらに不安定にすることにより高めるために、本発明の或る種のプローブで使用 される非天然のヌクレオチドである。 本発明の記載において、23A、26A、26Bなどの後ろに文字が付いた数字または 後ろに数字が付いた文字(HRP1など)を含む任意の名称は、このように定義し たプローブ全体(下線部の配列のみを含むもの、およびさらに1または2個の下 線部以外の別の塩基を含むもの)を示すが、ただし、下記の実験部分および添付 の表においては、これらの名称は下線部の最適配列を有するプローブのみを示す 。 本発明の主題はまた、サンプル中に存在する核酸のDQB1タイピングを少なくと も部分的に決定する方法である。該 方法では、公知の方法に従って、サンプル中の該核酸のオリゴヌクレオチドプロ ーブとのハイブリッド形成の試験を行い、37±2℃に等しい単一の温度でハイブ リッド形成が効果的に観察される試験を陽性の試験として選択し、該オリゴヌク レオチドプローブは、下記:またはそれらの相補的配列から成る群から選択される少な くとも1つのプローブを含み、理解されるように、該プローブは、少なくとも下 線部の配列を含み、さらに、配列の連続性は保持しながら下線部以外の塩基から 選択される1または2個の塩基を含んでいてもよい。 本発明は特に上記した方法に関し、該方法では、 −プローブ26D、26E、49A、70Aおよび70Bの少なくとも一つ、 −プローブ26E、49A、70Aおよび70Bの少なくとも一つ、 −および/またはプローブ57D、57Eおよび57Fの少なくとも一つ、 一および/またはプローブ23a、23B、26c、37C、37a、45aおよび70Cの少なくと も一つ が使用される。 本発明はまた、上記した方法において、さらに、サンプル中の核酸と下記プロ ーブ: (26A);認識されるDQB1特異性:0501、0502、05031、05032、0602、0604、060 7および0608; (57A);認識されるDQBI特異性:0501、0604、06051、0606、0608および0609; (57B);認識されるDQB1特異性:0502および0504; (57C);認識されるDQB1特異性:05032、0602、0603および0607; (45A);認識されるDQB1特異性:0301および0304; (37A);認識されるDQBI特異性:06011および06012;またはそれらの相補的配列 の少なくとも一つとのハイブリッド形成の試験を行う方法にも関する。 本発明は特に、上記した方法において、3個のプローブ57D、57Eおよび57Fを プローブ57A、57Bおよび57Cの少なくとも一つと組み合わせて使用する方法に関 する。 もちろん、陽性であるとして選択される試験はなおも上記した通りである。 本発明の方法において、使用されるハイブリッド形成条件は、明らかなように 、標的がプローブのものと完全に相補的である配列を含む場合のみ、各プローブ とのハイブリッド形成が選択した単一温度で生じるように予め決められた条件で ある。これらの条件は、通常の簡単な実験によって決定することができる。標的 はもちろん、サンプル中に存在し、個人のHLA DQ遺伝子の多型性領域を含む核酸 である。 専門家であれば、本発明方法で使用できる各種プローブが、選択した技術に応 じて、標識されたプローブまたは 固体担体への結合を容易にすることを意図したリガンドに結合したプローブ、あ るいは、固体担体にすでに結合したプローブのいずれであってもよいことは容易 に理解される。特に、プローブは、公知方法に従って、固体担体上に固定してあ ってもよく、または、固定可能であってもよく、その場合は、捕獲プローブとし て使用できる。 特定の態様によれば、ハイブリッド形成試験を、捕獲プローブとして上記した プローブ、すなわち固体担体に結合したプローブを使用して行う。 所与の捕獲プローブとのハイブリッド形成によって固体担体に結合した核酸の 可能な存在を示すために、該捕獲プローブによって認識される以外の標的の領域 とハイブリッド形成できる標識された検出プローブを使用することができる。特 に、下記(下線部は、上述したように、最小配列に相当する。): から選択される検出プローブを使用することが可能である。 添付した表1を見ると、これらの検出プローブの中でどれが所与の捕獲プロー ブとともに使用可能であるかを容易に決定することができる。 本発明方法によれば、対立遺伝子の同定は、各々個々のプローブがHLA DQ遺伝 子の異なる部分に特異的である一 連のプローブの結合モデルから推定できる。いくつかのプローブを選択すること によって、本発明のオリゴヌクレオチドをベースとするタイピング法は、所望な らば、全てのDQB1対立遺伝子の同定を可能にする。たとえ新しい対立遺伝子が発 見されても、これらはクラスII HLA配列の記録に掲載され、これは別のプローブ による特定のプローブの集合の更新を可能とし、従って、その方法を任意の新規 対立遺伝子の検出に適応することが可能となる。 完全なクラスII HLAタイピングを合理化するために、まず第一に可能なことは 、一定の数のプローブの使用により主なHLA DQB特異性の同定を可能にする第一 のDQBタイピング工程を行うことである。 この工程は、多数の臨床用途にとって十分であることが多い。しかし、本発明 は、多数のプローブにより、今日までに公知の全てのHLA DQB特異性の認識を可 能にするDQBタイピングの第二の工程も許容する。 本発明のオリゴヌクレオチドをベースとするタイピング法によるHLA DQB特異 性の分析は、血清学に代わるものとして、通常のDQBタイピングのための組織適 合性研究室で使用でき、特に、腎臓移植を待っている名簿にある患者のDQBタイ ピングまたは可能性のある腎臓ドナーのタイピング、骨髄移植を予定している白 血病患者のDQBタイピングおよびその家族または血縁関係のない可能性のあるド ナーのタイピング、ボランティアとしての骨髄ドナー名簿作成のための大規模な DQBタイピングを行い、あるいは、 予防医学への適用または実父調査および他の法的確認のための、例えばインシュ リン依存性糖尿病の場合の病気とHLA系との関連性を決定することができる。 HLA DQB核酸を含むどの型の組織も本発明方法におけるサンプルとして使用で きる。また、サンプルに存在する核酸の化学的または酵素的切断などの後に得ら れた核酸の断片(DNAまたはRNA)を使用することもできる。しかし、実際 には、DNAまたはRNAの増幅予備工程を行うべきである。 個々のHLA DQB1タイピング用キットも本発明の主題である。該キットは、次の プローブ:26B、26C、26D、26F、26E、23A、49A、55A、70A、70B、23a、23B、26 c、26f、37C、37a、45a、57D、57E、57F、70C、HRP1およびHRP2の少なくとも一 つを含み、さらに、26A、57B、57C、37A、45A、57AおよびHRP3から選択される1 以上のプローブを含むことができる。 本発明方法および対応するキットにおいて、示したプローブは、もちろん、そ れらの相補的配列で置き換えることができる。 本発明は特に、次のプローブ(特に捕獲プローブ):26B、26C、26D、26E、26 F、23A、49A、55A、70A、70B、26A、57B、57C、57Aならびに所望によりプローブ 45Aおよび37Aの少なくとも一つを含むキットに関する。このキットは、さらに、 HRP1、HRP2およびHRP3から選択される1以上の検出プローブを含むことができる 。 本発明はまた、下記: −プローブ26D、26E、49A、70Aおよび70Bの少なくとも一つ、 −またはプローブ26E、49A、70Aおよび70Bの少なくとも一つ、 −および/またはプローブ57D、57Eおよび57Fの少なくとも一つ、 −および/またはプローブ23a、23B、26c、26f、37C、37a、45aおよび70Cの少な くとも一つ を含むキットに関する。 本発明は、特に、下記プローブ: 23a、23B、26c、26D、26E、26f、37a、37C、45a、49A、57A、57B、57C、57D、57 E、57F、70A、70Bおよび70Cを含むキットに関する。 これらのプローブの使用により集められた情報は、次いで、使用したプローブ ならびにリストに記載されたHLADQBタイプおよび/または関連のサブタイプの知 見を考慮して、確立されたタイピング計画によるタイピングの決定に使用される 。この作業は、タイピング計画、すなわち、タイプおよび/またはサブタイプを 認められる陽性反応(ハイブリッド形成)の関数として直接示す表の使用により 簡略化される。タイピング計画の例は、添付の表3および5に示す。 本発明で使用されるプローブは、適切な条件下でそれらの相補的配列に特異的 に結合し得る配列に特異的なオリゴ ヌクレオチド(OSS)である。ある特定のプローブが唯一のプローブの同定に使 用できる場合、そのプローブはOSAと言う。すなわち、一つの対立遺伝子に特異 的なオリゴヌクレオチドである。すでに上記したように、一つのプローブでは、 特異的なDQB対立遺伝子をそれ自身で同定することができない。 本発明で使用するいくつかの用語の定義を以下に示す。 「遺伝子型」とは、遺伝子の発現産物、特にタンパク質の分析によって示され る個々の特徴である「表現型」とは反対の、個々のゲノムの特徴を意味する。 「対立遺伝子」は、同じ遺伝子の別の種々の型を示し、核酸配列のレベルで相 違を示す。これらの相違は、DNAのレベル、RNAのレベルおよびそれらのタ ンパク質への翻訳のレベルで示される。 「多型性」は、同じ遺伝子の異なる対立遺伝子の存在によって一つの集団にも たらされる多様性を特徴とする。 本明細書で使用する「オリゴヌクレオチド」は、プライマー、プローブまたは 検出しなければならない核酸断片などを示す。オリゴヌクレオチドは、適切な任 意の公知方法によって調製できる。 本発明の説明および以下の実験部分では、添付する表1〜4を参照する。なお 、同じプローブ名(26A、HRP3など)は、下線部の最小配列を示すことによりい くつかのプローブが規定できる配列(上記の説明の場合)のみだけでなく、下線 部の最小配列に対応する配列(下記実施例およ び添付する表1〜4の場合)も示し得ることに注意すべきである。 添付の表1には、DQBI*0501である選択したコンセンサス配列に関して、表2 に表したアミノ酸突然変異(一文字コードによって指定)に対応する突然変異の 位置を規定することによるDQB遺伝子の種々の対立遺伝子のDNAの配列が表し てある。DNAの突然変異は、非サイレント突然変異、すなわち、その翻訳によ りアミノ酸の変化をもたらす突然変異であってもよい。 種々の対立遺伝子のタイピングの場合は、大多数において明らかにそうである 、非サイレント突然変異に相当するDNA上の突然変異を使用することが非常に 多いが、例えば2個の非常に類似した対立遺伝子間を区別することにより、サイ レント型の突然変異を検出することが可能である。 今日までに公知の文献で知られ、発表された全ての対立遺伝子に関するDQB1遺 伝子のヌクレオチドおよびアミノ酸配列を表1および2に示す。 添付する表3は、プローブと認識される特異性との間の対応をまとめたもので あり、ある列の四角が黒く塗られている場合、これは、この列で挙げた特異性が 、対応の欄のプローブによって認識されることを意味する。 添付の表4は、プローブおよびHLA DQB1特異性の間の対応を再現したものであ り、さらに、サイレント突然変異または変異アミノ酸を示す。 下記実施例により本発明を説明する。 実施例1: 固体担体への結合を促進するリガンドに結合した各種プローブを作製した。使 用したリガンドは、Aminolink2(Applied Biosystems社製、参照番号400808) という市販の化合物である。 リガンドのオリゴヌクレオチドへのカップリングは、下記の一般的プロトコー ルに従って行行われる。 オリゴヌクレオチドを、ホスホルアミダイト化学を使用してApplied Biosyste ms社製の自動381A装置上で製造者のプロトコールに従って合成する。オリゴヌク レオチドの合成が完了すると、無水アセトニトリルに0.2Mの濃度で溶解したホス ホルアミダイトリガンドを合成機の位置Xに置き、標準的な自動合成プロトコー ルに従ってオリゴヌクレオチドの5'端によりリガンドの付加を行う。 33%水酸化アンモニウム溶液中、55℃で一夜脱保護を行い、次いで-20℃でエタ ノール沈殿を行った後、修飾オリゴヌクレオチド(リガンドに結合したもの)を 真空下で乾燥し、1mlの水に吸収させる。 5'端が修飾されたオリゴヌクレオチドをBrownlee RP18カラム(10mm-25cm) 上での逆相高性能液体クロマトグラフィーにより精製する。 条件:流速4.6ml/分 勾配10%→35%の緩衝液A、30分;35%→100%の緩衝液B、3分 緩衝液A:0.1モルの酢酸トリエチルアンモニウム(TEAA)、pH7 緩衝液B:50%の緩衝液A+50%のCH3CN 実施例2:検出プローブの作製 実施例1と同様に使用し、活性化し、乾燥したオリゴヌクレオチドを200μl の0.IMホウ酸ナトリウム緩衝液(pH9.3)における1.25x10-7モル(5mg)のホース ラディッシュペルオキシダーゼ(Boehringer Mannheim413470)に吸収させる。 精製プロトコールは同じである。コンジュゲートを-20℃で40%のグリセロール を含むトリス-HC1緩衝液(pH7)に保存する。 実施例3:標的DNAの増幅 増幅は、下記のプライマーを使用してPCRにより行う。 −プライマー1: −プライマー2: これらのプライマーは、表1ではDQBAMP-AおよびDQBAMP-Bの名称で示す。 実施例4: マイクロタイタープレート(Nunc 43454)のウェルに、3xPBS(0.45MのNaCL、0. 15Mのリン酸ナトリウム、pH7)に おける10〜400nMの濃度の所与のDQ特異性の捕獲オリゴヌクレオチド溶液100μl を入れる(1個の捕獲オリゴヌクレオチド/ウェルの割合)。従って、タイピン グに必要な捕獲プローブと同じほどの多くのウェルを使用する。プレートを37℃ で2時間、または室温で15〜22時間インキュベートする。 全てのケースにおいて、増幅工程および検出工程をチェックするために陽性の 対照を添加する。陽性の対照(C+とする)として使用する捕獲プローブは、今日ま でに公知の全ての対立遺伝子上に存在する。その配列は次の通りである。 5'GAG TAC TGG AAC AGC CAG AAG GA3' 捕獲プローブを陰性の対照(C-とする)として使用する。配列は次の通りであ る:5'TAT GAA ACT TAT GGG GAT AC3'。プレートを300μlのPBSトゥイーン(0 .15MのNaCL、0.05Mのリン酸ナトリウム、pH7;0.5%トゥイーン20(MERCK822184)) で3回洗浄する。増幅産物を室温で5分間、10μlの2NのNaOHで変性する。この 溶液に、10μlの2N酢酸、次いで2.3mlのハイブリッド形成緩衝液(PEG:0.1Mの リン酸ナトリウム、pH7、0.5MのNaCl、0.65%のトゥイーン20、0.14mg/mlのサケ の精子DNA(SigmaD9156)、PEG 4000(Merck 807490 2%))および0.25mlの標識 された検出プローブ(オリゴヌクレオチドーペルオキシダーゼコンジュゲート) を順次添加する。最終溶液を0.1ml/ウェルの割合で各ウェルに分配する。プレー トを37℃で60分 間インキュベートする。プレートを300μlのPBSトゥイーンで3回洗浄する。オ ルト−フェニレンジアミン(OPD)基質(Cambridge Medical Biotechnology参照番 号456)のOPD緩衝液(0.05Mのクエン酸、0.1MのNa2HPO4、pH4.9)における4mg/ml濃 度のもの100μlを各ウェルに添加し、使用直前に1/1000に希釈した30倍体積の 過酸化水素を添加する。20分の反応の後、酵素活性を100μlの1N H2SO4でブロ ックし、492nmで読み取りを行う。 実施例5: 10個のDNAをPCR法に従って増幅する。次いでタイピングを行う。タイピ ングのプロトコールは、一般には、上記したものに従う。ハイブリッド形成は、 サンドイッチ法に従って行う。 タイピングのプロトコールでは、上記した捕獲プローブおよびケースに応じて 検出プローブHRP1、HRP2またはHRP3を使用する。 記載した方法は、試験した10個のDNAのタイピングを可能にする。いくつか のタイピング結果を説明として下記に示す。ケースNo.1: プローブ ODx1000(492nm) 26A 15 49A 12 57B 38 57c 12 37A 12 26B 100 26C 1309 26D 10 26F 18 70A 32 26E **** 55A 316 70B 12 23A 13 ****は飽和を意味する。 結果:患者はDQB1*0201または0202/0302または0303である。ケースNo.2: プローブ ODx1000(492nm) 26A 887 49A 12 57B 459 57c 11 37A 57 26B 80 26C 10 26D 14 26F 10 70A 14 26E 11 55A 11 70B 688 23A 302 結果:患者はDQB1*0502/0401である。 実施例6: 実施例5に記載の方法と同様の手順を行うが、添付の表5に列挙した捕獲プロ ーブを使用する。 結果を添付の表6にまとめる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記: およびそれらの相補的配列から選択されるヌクレオチドプローブであって、該プ ローブが少なくとも下線部の配列を有し、さらに、その配列の連続性を保持しな がら下線部以外の塩基から選択される1または2個の塩基を含んでいてもよいヌ クレオチドプローブ。 2.下記配列:およびそれらの相補的配列によって定義されるものから選択される、請求項1に 記載のプローブ。 3.下記: およびそれらの相補的配列から選択される、請求項1に記載のプローブ。 4.下記: から選択される、請求項1に記載のプローブ。 5.下記: から選択される、請求項1に記載のプローブ。 6.下記配列: およびそれらの相補的配列によって定義されるものから選択される、請求項1に 記載のプローブ。 7.配列が下線部の配列およびそれらの相補的配列に対応する、請求項1〜6の いずれか一つに記載のプローブ。 8.該プローブが標識されているか、固体担体へのそれらの結合を容易にするた めのリガンドにカップリングしているか、固体担体に結合していることを特徴と する、請求項1〜7のいずれか一つに記載のプローブ。 9.サンプルに存在する標的核酸のHLA DQB1 タイピングを少なくとも部分的に 決定する方法において、サンプル中の該核酸のオリゴヌクレオチドプローブとの 公知方法によるハイブリッド形成の試験を行い、ハイブリッド形成が37±2℃に 等しい単一の温度で効果的に観察される試験を陽性の試験として選択し、該オリ ゴヌクレオチドプローブは請求項2で定義したものまたはそれらの相補的配列か ら選択される少なくとも一つのプローブを含み、該プローブは少なくとも下線部 の配列を含み、さらに、配列の連続性は保持しながら下線部以外の塩基から選択 される1または2個の塩基を含んでいてもよい方法。 10.下記配列: によって定義されるものまたはそれらの相補的配列から選択される少なくとも一 つのプローブとサンプル中の核酸とのハイブリッド形成の試験をさらに行う、請 求項9に記載の方法。 11.下記配列: によって定義されるものまたはそれらの相補的配列から選択される少なくとも一 つのプローブとサンプル中の標的核とのハイブリッド形成の試験をさらに行う、 請求項9および10のいずれかに記載の方法。 12.請求項3〜5のいずれか一つで定義した少なくとも一つのプローブを使用 する、請求項9〜11のいずれか一つに記載の方法。 13.該プローブを捕獲プローブとして使用する、請求項 9〜12のいずれか一つに記載の方法。 14.捕獲プローブとのハイブリッド形成により固体担体に結合された核酸の可 能性のある存在が、該捕獲プローブによって認識される以外の標的の領域とハイ ブリッド形成可能な標識された検出プローブによって示される、請求項13に記 載の方法。 15.検出プローブが、下記配列: によって定義されるものまたはそれらの相補的配列から選択される、請求項14 に記載の方法。 16.該プローブが請求項7と同様に定義されることを特徴とする、請求項9〜 15のいずれか一つに記載の方法。 17.請求項l〜6のいずれか一つで定義されるものから選択される少なくとも 一つのプローブを含み、さらに、下記配列: によって定義されるものまたはそれらの相補的配列から選択される1以上のプロ ーブを含み得る、HLA DQB1タイピング用キット。 18.下記配列: によって定義されるプローブまたはそれらの相補的配列を含み、さらに、下記配 列: によって定義されるものまたはそれらの相補的配列から選択される1以上のプロ ーブを含み得る、請求項17に記載のキット。 19.下記配列:またはそれらの相補的配列によって定義されるプローブおよび所望により下記: またはそれらの相補的配列を含む、請求項17に記載のキット。 20.請求項3〜5のいずれか一つに記載の少なくとも一つのプローブを含む、 請求項17に記載のキット。 21.請求項3および/または請求項4および/または請求項5で定義したプロ ーブを含む、請求項20に記載のキット。 22.該プローブが捕獲プローブとして使用できる、請求項17〜21のいずれ か一つに記載のキット。 23.さらに、下記: から選択される少なくとも一つの標識された検出プローブを含む、請求項18〜 22のいずれか一つに記載のキット。 24.該プローブが請求項7と同様に定義される、請求項17〜23のいずれか 一つに記載のキット。
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