JPH07500734A - オリゴヌクレオチドプローブのポリマーを用いる核酸配列の検出方法 - Google Patents

オリゴヌクレオチドプローブのポリマーを用いる核酸配列の検出方法

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JPH07500734A JP5508504A JP50850493A JPH07500734A JP H07500734 A JPH07500734 A JP H07500734A JP 5508504 A JP5508504 A JP 5508504A JP 50850493 A JP50850493 A JP 50850493A JP H07500734 A JPH07500734 A JP H07500734A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 オリゴヌクレオチドプローブのポリマーを用いる核酸配列の検出方法承認 本発明は、米国予防衛生研究所によって査定された認可番号第A123963号 として政府助成により開発された。政府は、本発明においである一定の権利を有 する。
発明の分野 本発明は、一般的には、特定のヌクレオチド配列の検出を容易にする方法及び物 質に関する。更に詳細には、本発明は、疾患に関連した遺伝子の存在を検出する ために、特にHLA分子判定に用いられる逆ドツトプロット法に有用なオリゴヌ クレオチドプローブのポリマーを作成する酵素増幅法の使用に関する。
発明の背景 ヒト組織適合遺伝子複合体(HLA)は、臓器移植の免疫拒絶のようなヒト免疫 応答のほとんどすべての態様を調節する3クラスの分子を包含する。HLA遺伝 子は染色体6のショートアームに見られ、抗原ペプチド断片を結合する高度冬型 内在性膜タンパク質セットをコードする。発現クラス11分子、DP、DQ及び DRは各々サブ領域を形成し、これらも冬型性である。一般に、Hl、A判定は 、移植のための組織判定及びある種の自己免疫疾患に対する遺伝的感受性の分析 に有効である。Duquesnoy、 J、R,等、 CRCCr1tical  Reviews in 1mmunology 8:103(1988)参照 、この開示を参考として本明細書に引用する。
組織移植が指数関数的展開で行われている結果としてHLA判定によるドナーー レシピエントHLAマツチングの要求が増加してきた。同書。更に、HLA判定 はある種H1,A関連の自己免疫疾患を発生する危険を確認するために行われて 本明細書に引用する。自己免疫疾患評価の場合には、HLAクラス11判定がH Lin lnnunology 9:201 (1989)、この開示を参考と して本明細書に引用する。しかしながら、これらの目的に対して、HLAクラス +1分子の対立遺伝子の血清学的判定による確認にはかなりの制限があることは 明らかである:最も使用される抗クラス11抗血清の量が限られている;2人の ドナーからの血清が同一ドナーでさえも時間が違うと正確に同じ特異性を有しな いことから再現性のある結果を得ることが困難であり、DPのような多数の対立 遺伝子がアロ抗血清によって確認されない;及び満足なりラスIIHLA判定は 比較的多量の血液からのみ得られる8928球の十分に精製された集団が必要で ある。分子レベルでの判定とは反対に血清学的判定の主な利点は、不完全ではあ るが極めて良好な結果が24時間以内に可能なことである。現在、分子の方法は 比較的複雑な技術的手順を伴うので、この予定時間に合わせることができない。
分子レベルでのHLA判定は、血清学的判定より極めて正確かつ完全であるが、 制限断片長条型(RFLP)分析を行うかあるいはプローブとしてオリゴヌクレ オチドを用いる複雑さによりその適用が制限される。RFLP分析は、当該技術 において周知であるように、判定されるべきドナーのゲノムDNAを消化するた めに特定の制限酵素セットを各DNAプローブに対して用い、すべての実験室に おいて簡便に実施されるものではない。例えば、ある実験室では、放射能の使用 が問題とされ、一方ではサザンプロット法が、特に多くの試験が短時間で行われ なければならない場合には、正しく行われにくい。また、多くの実験室は、プロ ーブとして用いられるDNAを適正に伸長させかつ適切に標識する専門的技術や 設備がない。
最近ではもう1つの方法、ポリメラーゼ連鎖反応(“PCR”)が冬型制限部位 及び核酸配列を検出するために用いられており、上記サザンプロット法の制限が 多くの点て除去された。PCR法は、米国特許第4.683.195号、同第4 .683.202号及び同第4.889.818号(TaqDNAポリメラーゼ )並びに5aiki、 R,に、等。
5cience 230: 1350 (1985)に記載されており、これら の開示を参考として本明細書に引用する。簡単に言えば、PCRは核酸中に含ま れる任意の標的核酸配列を増幅する方法である。一定の核酸配列を増幅するため に、核酸配列の別々の相補(変性)鎖は、標的配列に隣接する2本の逆向きに集 まっているオリゴヌクレオチドブライマーのモル過剰量で処理される。プライマ ーは別々の鎖に対してアニールし、逆転写酵素とDNAポリメラーゼの1つ又は 両方で伸長される場合、プライマーの反復伸長が2本のプライマー間で生じる標 的核酸配列のコピーを得る。
各伸長サイクルの終わりに、相捕的プライマー伸長産物は変性され、プライマー アニーリング及びプライマー伸長の次のサイクルの鋳型として働き、そのことに より前に合成されたものよりDNA配列量が実質的に倍になる。その結果は、標 的配列の指数関数的増幅、約2′(nはサイクル数である)である。PCR増幅 により、上記標準的な核酸ハイブリッド形成法で検出できない少量の試料中のD NAを検出することが可能である。
DNAの特定のヌクレオチド配列の有無を検出するためにしばしば用いられ、性 (1本鎖)標的DNAを膜に一つなぎとめ、引き続き結合された標的DNAのセ グメントと特定のプローブがハイブリッド形成するような条件下でその膜を標識 化及び変性した特定の短DNAプローブを含む溶液で処理する。次いで、ハイブ リッド形成されないプローブを洗い流し、特定プローブの保持を当該技術におい て周知の各種方法によってめるが、そのすべての方法がプローブに対してリポー タ一部分又は標識を予め結合することを必要とする。プローブを追跡する最も一 般に用いられる方法は、プローブに組込まれた32Pのオートラジオグラフィー を含んでいる。その最初の説明から、ドツトプロット法は、プローブされるべき 特定配列を増幅するPCRを用いることにより変更されている。この改良により 、ドツトプロット法は、厳重な条件を各プローブに適合させることができるので 、特定のヌクレオチド配列の存在をめるのに、ある種間列の単一のヌクレオチド 変異の存在でさえ有効である。
ヌクレオチド配列を検出するために用いられるもう1つの手法は、いわゆる逆ド ツトプロット法である。逆ドツトプロット法は、膜につなぎとめられたりガント がその存在が試験される試料又は標的DNAではなくオリゴヌクレオチドプロー ブである点で従来のドツトプロット法と異なっている。この方法においては、従 来のドツトプロット法の場合の特定のプローブの代わりにリポータ一部分が試験 される試料DNAに結合される。逆ドツトプロット法は、従来のドツトプロット 法よりいくつかの利点がある。まず、多数の特定プローブを単一膜の種々の場所 につなぎとめることができ、従って、ハイブリッド形成を特定の各プローブの別 々の容器の代わりに単一容器で同時に行うことができる。即ち、単一ハイブリッ ド形成反応においては、全配列系を同時に分析することができる。更にこの方法 の利点は、リポータ一部分を含むDNAの単一標品を多数の特定の結合プローブ に用いることができるが、従来のドツトプロット法は別々に標識化されるべき個 々の各プローブを必要とした点である。この利点は、数種のプローブからの結果 を比較しなければならない場合に特に重要である。個々の標識プローブの場合、 各プローブの標識化の違いを補うように訂正を加えなければならないが、逆ドツ トプロット法の標識DNAは各プローブとの相互作用が同じであり、各々の特定 ハイブリッド形成結果を直接比較することができる。
逆ドツトプロット法を行うために用いられる特定のオリゴヌクレオチドプローブ は、約14〜約20個のヌクレオチドの長さが好ましい。しかしながら、このサ イズのプローブを膜に直接付着することに伴う欠点がある。まず、全体の付着過 程の効率がよくない。第2に、プローブは特定配列の一部に化学結合する形で膜 に結合され、そのことにより特異性又はプローブの単−DNA塩基対誤対合レベ ルの判別能が低下する。当該技術は、これらの課題を克服するためにプローブを 酵素改変することにより進展し、プローブの3′端に比較的多数のチミジンヌク レオチドを付加してデオキシリボチミジンホモポリマー尾部を形成した。ポリd Tテーリングとしても知られるこの方法は、5aiki、 R,に、等、 P、 N、A、S、 (USA)86:8230 (1989)に記載されており、こ の開示を参考として本明細書に引用する。
ポリdT尾部を付加するためにプローブのサイズが大きくなると、膜に対するプ ローブの結合効率が増大する効果があり、多くの場合、膜との化学結合が特定の 結合配列よりポリdT尾部内で生じ、そのことによりプローブの特異性が維持さ れる。
PCRプロトコールは、HLA領域の遺伝子変異を検出するのに特に有効であっ た。PCR法及び従来のドツトプロット方法を用いると、例えば、HLA−DQ BI遺伝子の第2エクソンのコドン57に中心がある短セグメントの変異がイシ スワン依存性糖尿病感受性の信頼できるマーカーであるかをめる場合、何百とい う試料を分子的に判別することが起こりえた。この開示は、Morel、 P、 等。
P、N、 A、 S、 (USA) 85:8111 (1988); Bao 、 ItZ、等、 Lancet 2:297 (1989j; Carca ssi、 C,等、 Huwmn Imunology 31:159 (19 91);及びDormn、 J、等、 P、N、 A、 SB (USA) 87:7370 (1990)に記載されており、参考として本明 細書に引用する。この方法を用いて非常に優れた結果が得られたが、完全クラス ■!分子判別が単一遺伝子の1つのセグメントだけの多型性を試験するより要求 が多いことは明らかである。例えば、XI International )l istocompatibility Workshop (1990)の基準 プロトコールには、完全クラス11判定に必要な140個のオリゴヌクレオチド が挙げられており、この開示を参考として本明細書に引用する。オリゴヌクレオ チドの各々は、独立して標識化されたハイブリッド形成プローブとして用いなけ ればならず、特定温度で厳重に洗浄されなければならない。これらのオリゴヌク レオチド140個すべての標識化と操作及びろ過は、通常の試験の場合にはほと んど実際的でない。更に、必要な放射性試薬、PCR試薬(例えば、TaqDN Aポリメラーゼ)、ニトロセルロースフィルター及び専門の職員にかかるコスト が非常に高い。
HLA判定に特異的なPCR増幅DNAに関するRFLP分析の使用は、Tru cco、 G、等、 Diabetes 38:1617 (1989)及びR udert、 W、A、等、 Pharmacy T奄高■刀B 0ctober 1989 p、 38に記載されており、これらの開示を参考 として本明細書に引用する。この方法は上記方法より迅速であり、放射性物質あ るいはド・ソトブロ・ソト手順なしで行うことができるので有利であるが、まだ 複雑過ぎるので多くの実験室で行うことができない。
Er1ich、11.A、等、 PCRProtocols A Guide  To Methods And ApplicationsAcademic  Press、 Inn1s、 10.等、 (Eds、) p、 261 (1 990)には、標識オリゴヌクレオチドプローブによるドツトプロットハイブリ ッド形成及びオリゴヌクレオチドプローブを膜に固定しかつ標識PCR標識DN A産物に対してノーイブリッド形成することによる逆ドツトプロット法によって PCR増幅試料における特定のHLA対立遺伝子を検出することが詳述されてお り、この開示を参考として本明細書に引用する。5aiki、 R,に、等、  Nature (London) 324:163 (1986)に報告されて いるように、PCRがβ−グロビン及びHLA−DQαDNAを酵素増幅するた めに用いられ、得られた増幅産物を対立遺伝子特異的オリゴヌクレオチドでプロ ーブして従来のドツトプロット法を用いて対立遺伝子変異が検出されており、こ の開示を参考として本明細書に引用する。5aiki、 R,に、等、 Pro c、 Natl、 Acad。
Sci、 USA 86:6230 (1989)(ポリdTテーリングによる 逆ドツトプロット)も参照、この開示を参考として本明細書に引用する。
本発明は、酵素増幅法の種々の態様の利点を用いることにより逆ドツトプロット 法を進展させるものである。
発明の要約 従って、本発明の第1の目的は、固定した配列特異的オリゴヌクレオチドプロー ブを用いて特定のヌクレオチド配列を検出する効率の良い方法を提供するもので ある。
本発明のもう1つの目的は、プローブが従来の逆ドツトプロット法よりプローブ の特異的ハイブリッド形成特性を保持することができる固定化した配列特異的オ リゴヌクレオチドプローブを用いて特定のヌクレオチド配列を検出する方法を提 供するものである。
また本発明のもう1つの目的は、逆ドツトプロット法において結合リガンドとし て有用なオリゴヌクレオチドプローブのポリマーを合成することである。
更に本発明のもう1つの目的は、逆ドツトプロット法において結合リガンドとし て有用な酵素増幅法を用いたオリゴヌクレオチドモノマーの長いポリマーを合成 することである。
更に本発明のもう1つの目的は、ポリマーを適切な宿主でクローン化しかつ必要 なときにポリマーを切り出すことによりオリゴヌクレオチドモノマーの長いポリ マーの永久起原を提供するものである。
本発明のもう1つの目的は、検体DNAの両鏡が結合オリゴヌクレオチドプロー ブに対してハイブリッド形成することができる逆ド・ソトブロ・ソト法を提供す るものである。
更にもう1つの目的は、放射性標識を用いない逆ド・ソトブロ、ソト法を提供す るものである。
またもう1つの目的は、非常に限られた量の血液又は他の種類の組織を用いる正 確かつ高速の完全HLA判定方法を提供するものである。
本発明のこれらの及び他の目的は、1種以上の下記実施態様により達成される。
l態様においては、本発明は、核酸配列の有無を検出する方法を特徴とするもの であって: 検出されるべき核酸配列の領域に相補的な選択オリゴヌクレオチドプローブのポ リマーを基質に結合し; プローブポリマーが結合される該基質をリポータ一部分が組込まれている未知の オリゴヌクレオチド配列を含む増幅された検体DNA試料と接触させて、相補的 ヌクレオチド配列をアニールし; その基質を洗浄してアニールされない増幅された検体DNAを基質から除去し; その基質上にオリゴヌクレオチドプローブによって保持されたリポータ一部分の 有無を検出する。
ことを含む方法である。
本発明の好ましい実施態様においては、選択オリゴヌクレオチドプローブのポリ マーは下記段階によって合成される:■、逆向きでありカリそれらの3′端で相 補性を共有し、双方が直接あるいは相補的ヌクレオチドとしてオリゴヌクレオチ ドプローブ配列及び隣接子ツマ一単位の十分な数のヌクレオチドを組込む完全モ ノマー単位の配列を形成する2本のオリゴヌクレオチドブライマーをアニールす ると、プライマーがそれらの3′端でアニールし、プライマーの5′端がアニー ルされずかつ第1伸長産物の合成の鋳型として機能し: +1.そのプライマーをデオキシリボヌクレオチドの存在下にDNAポリメラー ゼで処理して各鋳型に相補的な各プライマーの第1伸長産物を合成し:II1. その相補的第1伸長産物を変性により分離して1本鎖分子を作製し;IV、第1 伸長産物の相補鎖を互い違い配列の3′端でアニールすると、5′端がアニール されずかつ前の伸長産物を更に伸長するための鋳型として機能し;V、アニール 鎖をDNAポリメラーゼとデオキシリボヌクレオチドを用いて処理して2本鎖伸 長産物を合成し; Vl、その相補的伸長産物を変性により分離し;VIl、段階(f)の伸長産物 を用いて段階(d)〜(f)を繰り返して各々反復した連続的に長い伸長産物を 作製する。
本発明のもう1つの態様においては、本発明は、pucl8、pUCl 9又は 2本鎖プライマー伸長産物をクローン化するバクテリオファージMl 3mp由 来のベクターを特徴とするものである。
他の好ましい実施態様においては、本発明は、pucl 8、pucl9又は2 本鎖プライマー伸長産物をクローン化するバクテリオファージM13mp由来の ベクターで移入した細菌培養物及び大量のプライマー伸長産物ポリマーの生産方 法であって: かかる細菌を培養し: ポリマーを含むベクターを回収し: 挿入ポリマーを制限エンドヌクレアーゼを切り出す;ことを含む方法を特徴とす るものである。
またもう1つの態様においては、本発明は、検出されるべき核酸配列の領域に相 補的なオリゴヌクレオチドプローブの長い選択ポリマーを結合する基質を特徴と するものである。
他の実施態様においては、本発明は、試料とそれに適用できる診断キットにある ことが疑われる特定の核酸配列の存在を診断する方法に関するものである。長い ポリマーの永久起原は、HL A分子判定のような診断試験結果の再現性が確実 である適切な宿主内でポリマーをクローン化することにより提供される。
図面の説明 図1は、従来のドツトプロット法、ポリdTテーリングを用いた逆ド、ソトブロ ソト法及び本発明のオリゴヌクレオチドプローブのポリマーを用いた逆ドツトプ ロット法の概略図である。
図2は、合成オリゴヌクレオチド配列体を用いて酵素増幅することによるオリゴ ヌクレオチドプローブのポリマーの合成を示すものである。
図3A及び3Bは、各々短いプライマー鋳型配列及びクローン化二員体の制限エ ンドヌクレアーゼ消化から誘導されたプライマー−鋳型配列を用いたオリゴヌク レオチドプローブのポリマーの合成を示すものである。
図4は、プライマー及び鋳型としての両方を2本のオリゴヌクレオチド(太文字 )を用いて標的HLADQB遺伝子プロモーター配列を酵素増幅してその配列の 多数の縦列反復コピーを最終的に含むポリマーを作製する段階と産物を示すもの である。
図5A及び5Bは、各々EcoRI及びHindIIIて消化することによりプ ラスミドXLI−Blueから切断したポリマークローン化挿入断片及びプラス ミドXLI−Blueから切断したポリマークローン化挿入断片のEcoRV消 化により形成された産物のオートラジオグラムの写真を示すものである。
図6は、放射性標識プローブとハイブリッド形成した本発明の方法によって作製 したDNAポリマーの増加量でスポットしたNytranフィルターの写真であ る。
図7A及び7Bは、各々コドン57及びコドン26を包含するDQβ対立遺伝子 特異的ポリマーを調製するために用いたオリゴヌクレオチドを示すものである。
図8は、EcoRI及びHindlllで消化することにより対応するプラスミ ドから切断したHLA−DQβ対立遺伝子のコドン57の前後を合成した後、精 製した8個のオリゴヌクレオチドプローブのポリマークローン化挿入断片を含む 臭化エチジウム染色アガロースゲルの写真である。
図9A及び9Bは、各々DQβ遺伝子座のコドン57で変異する多数の対立遺伝 子をもつファミリーに対して従来のドツトプロット法及び本方法を用いて得られ た分子判定結果の写真を示すものである。
図1Oは、図9Bの対応する逆ドツトプロット法のイメージ分析を示すものであ る。
図11は、DQβ配列すべてを試験するために必要とされるプライマ一対及びプ ローブ配列を示すものである。
発明の詳細な説明 本明細書で用いられる“ポリマー”とは、少なくとも1回同一分子が別の所で繰 り返されるヌクレオチド配列を含む1本鎖又は2本鎖核酸、詳細にはRNA又は DNAを意味する。反復セグメントは、縦列に配列されるか又は1つの場所から 別の場所までの長さ及び/又は配列が異なってもよい他のセグメントによって分 けられるものである。理論上反復配列は正確なコピーであるが、実際には反復配 列のいくつかはポリマー構築方法の完全な忠実度の不足のため又は細菌のベクタ ー内でのポリマーの増殖で生じる突然変異又は欠失のようなエラーのために配列 が外れてしまうことは理解される。
本明細書で用いられる“基質”とは、核酸をこれに限定されないが通常では共有 結合によって化学的に結合することができる剛性又は可撓性の支持体を意味する ものである。基質は、更に種々の条件下で検体DNA及びリポータ一部分検出系 の試薬に対して基質自体の親和性を最少限に維持することができる特性をもって いる。許容しうる種類の基質の例としては、基質と付着されたDNAが当該技術 において周知でありかつ頻繁に実施されている熱又は紫外線に反応する結果とし て共有結合を形成するナイロン及びニトロセルロース膜が挙げられるが、これら に限定されない。
これらの特定の要求は、更に残りの活性部位を後で失活させることにより、検体 DNAと検出系分子に対する基質親和性が最小になるような方法でDNAプロー ブに対する共有結合の形成を促進するように化学的に活性化することができる特 性を有する基質によっても満たすことができる。このような基質の例としては、 5eed、 B、、 Nucleic Ac1ds Re5earch IO: 1799 (+982)に記載されているジアゾ化しうるアリールアミドセルロ ース紙であり、この開示を参考として本明細書に引用する。
本明細書で用いられる“オリゴヌクレオチド”とは、プライマー、プローブ及び 検出されるべきオリゴマー断片を意味し、2個以上、好ましくは3個より多いデ オキシリボヌクレオチドからなる分子として定義される。本発明によって作製さ れるオリゴヌクレオチドプローブは、2キロベ一ス程度である。
本発明は、逆ドツトプロット法において結合リガンド/プローブの結合効率及び ハイブリッド形成効率を高める方法を提供するものである。1分子当たり特定の ヌクレオチド配列(“モノマー”)約25反復を有することが好ましく、ポリマ ーの長さが約200〜2000塩基対の範囲にあることが好ましい長いポリマー は、高い効率で基質、例えば慣用のナイロン又はニトロセルロース膜に結合する りガント/プローブとして作用するように調製される。基質に対するオリゴヌク レオチドプローブの結合で形成される化学結合はプローブ配列のいくらかを必ず 変えるが、lプローブ配列に1つの単結合がポリマープローブを基質に十分つな ぎとめるのに必要とされるだけである。従って、各結合プローブポリマーが特定 ヌクレオチド配列のそのように多くのコピーを含むという事実によってポリdT テーリング法よりも基質に対する各々の結合又は連鎖により多くのプローブ配列 が基質に付着される。本発明の実施により得られる高いプローブ配列濃度は、短 時間のハイブリッド形成をもたらしかつ従来の逆ドツトプロットに用いられるポ リdTテーリング法よりも感受性の低い検出法又は条件を使用することができる 。プローブを含む基質と接触させる検体DNA試料は、適切な任意の増幅法によ り増幅させることが好ましい。
本発明で請求された方法は、更に、プローブ配列の相補鎖の両方が膜に結合する 点でポリdTテーリング法と異なるものである。プローブ配列の相補鎖の両方を つなぎとめると、既知の方法のポリdT尾部オリゴヌクレオチド1本鎖プローブ に相補的な1つの鎖だけではなく検体DNAの両路がハイブリッド形成すること が可能である。しかしながら、本発明は、2本鎖ポリマープローブの使用に限定 するものではない。必要な場合には、1本鎖ポリマーを当該技術において周知の 方法を用いて適切な1本鎖バクテリオファージ粒子で調製することができる。
図1は、従来のドツトプロット、ポリdTテーリングを用いた逆ドツトプロット 及び本発明の主題であるオリゴヌクレオチドプローブのポリマーを用いた逆ドツ トプロットの概略図である。
オリゴヌクレオチドプローブポリマーの合成一般的には、逆向きでありかつ3′ 端で相補的な2本のオリゴヌクレオチドブライマーが3′端でアニールされる。
アニールされたプライマーは、直接あるいは伸長最終産物を含む相補的ヌクレオ チドによって、特定のオリゴヌクレオチドプローブ配列を組込む完全モノマー単 位の配列を形成する。更に、隣接のモノマー単位の十分な数のヌクレオチドがプ ライマーに組込まれる。アニールされないアニールされたプライマーの5′端は 、プライマーがDNAポリメラーゼと4個のデオキシリボヌクレオシド三リン酸 (“dNTPs”又は“デオキシリボヌクレオチド”)で処理される際に形成さ れる伸長産物の合成の鋳型として機能する。次いで、第1伸長産物は熱又は他の 手段で変性されるかさもなければ分離されて1本鎖DNA分子を作製する。1本 鎖産物の3′端は、5′端がアニールせず、かつそのことにより前の伸長産物を 更に伸長するための鋳型として機能するように互い違い配列でアニールすること ができる。変性、伸長及びアニーリング段階の反復により、ポリマーを漸進的に 成長させる。
本発明によるオリゴヌクレオチドプローブポリマーの基本的な合成は、図2に示 されている。図2.3A及び3Bにおいて、上段の文字は任意のヌクレオチド配 列を示し、長さは通常12個より多く50個より少ないヌクレオチドである。
′の次の文字は、印のない文字に相補的な配列を示し、また2つの相補的配列の アニーリングに対して適正な5’−3’方向を示すものである。DNAポリメラ ーゼ又は他の酵素による伸長に用いうる部位は、′。′で示される。下段の文字 は、これらのヌクレオチドが前のアニーリングのプライマーの伸長によってDN Aポリメラーゼ又は他の酵素が予め添加されている以外は、上段の文字と同一の ヌクレオチドを表すものである。
図2に一般的に示されているように、オリゴヌクレオチド配列の1対の相補的二 量体が選ばれ、6対の5′端が突き出ておりかつ3′配列がアニールされるよう な互い違い方法でアニールすることができる。相補的二量体がそのような方法で アニールされると、DNAポリメラーゼもしくは他の酵素又は伸長産物の合成を 達成するために機能する化合物により、更に4個のデオキシリボヌクレオチドが モル過剰量で添加される場合の2本領三員体を合成するためにプライマ一部位と して引っ込んだ(3′)端及び鋳型として突き出ている(5′)端が用いられる 。この目的に適切な酵素としては、例えば、大腸菌DNAポリメラーゼI、大腸 菌DNAポリメラーゼIのフレノウ断片、T4DNAポリメラーゼ、T7DNA ポリメラーゼ、熱安定酵素及び適切な条件下で伸長産物を形成させることができ る他の酵素が挙げられる。二量体対は他の2つの配置、即ち、一方は平滑末端で あり、もう一方は3′端が突き出ており5′端がアニールされる配置でアニール することもできるが、これらの他の配置ではDNAポリメラーゼが伸長DNAを 合成させることができない。同様に、三量体と二量体の相補的3′モノマー配列 はアニールして四量体を合成させることができる。
十分な量の三量体が存在する場合、DNAポリメラーゼ又は他の酵素で伸長させ ることができる2方法においてアニールすると四量体あるいは三量体を得ること ができる。四量体の合成の場合、三量体は3′端の二量体配列上でアニールし、 モノマ−5′配列が突き出てDNA合成の鋳型として作用する。三量体は、3′ モノマー配列がアニールし、5′二量体配列が鋳型として突き出る場合に形成さ れる。その際、DNAポリメラーゼ又は他の酵素を用いて2本領日量体及び三量 体を各々合成させることができる。
上記のことでわかるように、2量体配列をその5′端が突き出るようにアニーリ ングすると、相補的アニーリング配列の長さが1つのモノマーで増加する。同様 に、多量体の長さnの場合には、産物の長さはn−1多量体単位で増加させるこ とができる。当該技術において周知のように、このような方法は熱安定酵素及び 温度循環法を用いて自動操作することができる。適切な熱安定酵素の例として及 び適切な条件下で伸長産物を形成させる他の熱安定酵素が挙げられる。すべての 場合において、オリゴヌクレオチドブライマーはその各3′端のアニーリングで プライマーと鋳型の両方として働き、その5′端はプライマーの伸長に鋳型とし て働くものである。
本発明によれば、この基本的合成に関して数種の変更も可能である。図3八に示 されている変更の1つによれば、両方が全二量体配列を含むオリゴヌクレオチド ブライマーで開始する必要がない。2本領二型体分子を酵素増幅法の第1ラウン ドで合成することができる場合には、本発明の方法に十分である。実際にこの変 更は、熱安定ポリメラーゼ及び熱循環法を用いて達成することができる。二量体 第1伸長産物が合成されると、上記方法が開始し、連続サイクルで自動的に進行 する。しかしながら、この変更の場合、1つのモノマーと次の連続モノマーとの 間の結合を含むヌクレオチドセグメントを確立するために十分な二量体配列を保 持しなければならない。即ち、少なくとも1つのオリゴヌクレオチドブライマー は、モノマー配列の3′端(尾部)、続いて次の連続モノマーの開始に対応する 5′配列(頭部)のヌクレオチド配列を含まねばならない。図3Aの説明では、 この条件はプライマー3’ C’ A’ 5’で適合しており、5’ ABC3 ’で表されるモノマー配列のセンスでは尾部から頭部までの相補的結合を構成し ている。
最終産物がモノマー配列の多重反復であるので、種々のモノマー配列を選ぶこと ができ、任意の位置で開始し、配列が反復するまで続ける。即ち、尾部から頭部 までの結合は任意に配置することができ、特定オリゴヌクレオチドプローブ配列 の末端の位置によって決められることを必要としない。また、図3Aにおいて、 Bで表されるヌクレオチドセグメントの長さがOから50個より多いヌクレオチ ドであってよいことも言及されるべきである。Bの長さが数個のヌクレオチドだ けの場合には、共通の同じ3’ C’ A’ 5’プライマーを用いてわずかに 異なる特定の配列が合成される。Bが極めて大きい場合には、モノマー5’ A BC3’はクローン化断片から誘導され、合成3’ C’ A’ 5’はクロー ン化断片の末端から誘導され、モノマー間の結合が作られる。
モノマーの頭部及び尾部の位置を選択する可変性は、増幅法でプライマーの3′ 端の特定の配列にしばしば伴う特異的でないアニーリングによる課題をできるだ け少なくするのに重要である。更に、早い増幅サイクルで適切にアニールするこ とができるように、1本のプライマーの3′端の配列が十分な長さのもう1本の プライマーの3′端の配列に相補的であることが要求される。そのようなアニー リングに必要な長さは、少なくとも12個前後から20個以上のヌクレオチドで あることが好ましい。プライマーサイズに明確な上限はないが、モノマーサイズ にもよる。ポリマーの企図される使用が単一ヌクレオチド変異を検出するためで ある場合、プライマーの全長は約20〜45個のヌクレオチドであることが好ま しい。
上記のこの態様は、実際には、熱循環プロトコールを用いて行われる。早いサイ クルで十分な量の二量体第1伸長産物が合成されると、その第1伸長産物を用い て上記の最初の方法が中間産物を精製せずに自動的に進行する。
図3Bに示されている本発明の増幅法のもう1つの態様は、所望のプローブ配列 が予めクローン化され、その中に少なくとも2種類のエンドヌクレアーゼ部位を 有する場合に用いられる。まず、所望配列の二量体をEisenberg、 S 、等。
Methods Enzymol、 182521 (1990)に記載されて いる方向性クローニング法により構築され、この開示を参考として本明細書に引 用する。場合によっては、必要とされる制限部位の2つのうち1つがこの構築で 導入される。適切な二量体が図3Bに図式的に示されており、式中″m″及びn ″はフランキングベクター配列であり、制限エンドヌクレアーゼ部位■及び11 は各々5’ A−83’及び5′l3−C3’結合で生じる。更に、制限部位間 のヌクレオチド配列が前に記載された態様の頭部及び尾部と同様の方法でアニー ルするのに十分な長さと特性をもたねばならないことが要求される。
2種類の部分的に相補的なりローン化二量体の断片は制限エンドヌクレアーゼの 各々の消化により調製され、次いて酵素増幅でプライマー及び鋳型として用いら れる。図3Bに示されているこの合成態様によれば、二量体又はそれ以」二の長 さの産物が合成されると、図2に示されている基本的合成でのように反応が進行 する。この具体的な態様においては、出発物質は2本鎖であるので、DNAの各 鎖は共に開始から存在する。
上記のことは、本発明の実施で用いられる長いポリマーを作成するために、DN Aポリメラーゼの使用に基づく方法のみが用いられるものであると解釈されるべ きてはない。長いポリマーを作成する方法は、例えば方向性クローニングでも用 いられる。一般的スキームがEisenberg、 S、等、 Methods  Enzymol−182:521(+990)に記載されており、モノマーが 、一方ともう一方とをアニール及び連結するために適合できる末端を作るBgl l!及びBamHIのような2つの制限エンドヌクレアーゼ部位が隣接するベク ターに挿入されるものであり、この開示を参考として本明細書に引用する。Ba mHIの挿入断片を含むベクター断片がBgi11部位の断片にアニール及び連 結されると、二量体が作られ、Bg111部位とBamHI部位が隣接し、Ba mHI/Bglll結合を含み、いずれの酵素によっても認識又は切断されない 。この方法は、二量体から四量体等を作るために連続して繰り返すことができる 。
本発明の実施に有効なもう1つの方法は、Kadonaga、 J、T、等、P 、N、A、糺」塾83・5889 (+986)に記載されている2木の相補的 オリゴヌクレオチドをアニールして2本鎖モノマーを形成することを含み、この 開示を参考として本明細書に引用する。この方法の頭部対頭部又は尾部対尾部結 合を作製する傾向は、しばしばベクターとして安定な長いポリマーを作製しない 。しかしながら、1態様は一方向を有する方法が可能である。1本のオリゴヌク レオチドの位置がもう1本に相対してずれるようなオリゴヌクレオチドが選ばれ るので、互い違いのアニーリングがあり、各オリゴヌクレオチドは相補的オリゴ ヌクレオチドの2つの分子の反対の末端にアニールする。多数の隣接したアニー ル端が酵素的に連結されると、各DNA鎖のポリマーが形成される。必須ではな いが、この方法の連結は熱安定リガーゼて行われ、温度循環プロトコールを用い ることにより、方法の効率が改善される。連結段階が停止すると、分子の極端は 互い違いのままであるが、ヌクレオチドをDNAポリメラーゼで組込むか又は5 ′あるいは3′端が突き出ているかによっていくつかのDNAポリメラーゼに関 連した3′エキソヌクレアーゼ活性を用いて切断することにより平滑端に変換さ れる。この時点でこれらのポリマーは、上記の他の方法のようにクローン化され る。
長いポリマーを構築する最後の方法は、2本の相補的オリゴヌクレオチドのポリ マーを化学的に合成し、次いでアニールされ、適切なベクターでクローン化され るものである。しかしながら、これらのオリゴヌクレオチドは互い違いの方法で もしばしばアニールするので、上記方法のようにクローン化する前に、末端を切 断又は充填する必要がある。
長いポリマーが酵素又は他の方法により合成されると、反応又は合成産物は、バ クテリオファージM13mp系のもの又はpU18又はpU19由来のファージ ミド、例えば、pT7/T3α18、p T7 / T 3 a 1.9 (B ethesda Re5earchLaboratories BRL” Ga ithersburg、Maryland); p Bluescript l l5K +/−P pBIuescript IIKs +/−1pBCSK +/−1pBCKS +/−及びpBS+/−(Stratagene、 LaJolla、 Ca1 if、)のような適切なベクターに連結される。次イテ、ベクターをXLI−B lue又はS U RE (Stratagene)のような組換え欠損大腸で 本明細書に引用する。上記合成の産物がかなりのサイズ範囲で変動するので、所 望の数のモノマー反復のポリマーを含む細菌クローンを選ぶことが好ましい。
長いポリマーを所望する場合であっても、クローン化配列は上記方向性クローニ ングによりベクター内で反復複製される。次いで、均一なサイズ及び膜結合特性 を有するポリマーの永久起源になるように、使用したクローンから細菌保存液が 調製される。特定のオリゴヌクレオチドプローブのポリマーカ鐘ドツトプロット に使用することが望まれる場合には、細菌の多量のプラスミド標品の制限ヌクレ アーゼ消化により調製される。少量の場合には、クローニング部位に隣接したプ ラスミドベクターに対してアニールするT3及びT 7 (Stratagen e)プライマーを用いた酵素増幅法により、プラスミドからポリマーが増幅され る。
所望のポリマーを含む全ベクターがこれに結合されることによって基質が調製さ れ、従って、ベクターが修飾されて必要でないセグメントが除去され、結合DN Aプローブ配列の割合を更に増大させることができることは言及されるべきであ る。
下記実施例においては、HLA DQBI遺伝子プロモーターのタンパク質結合 領域のDNAポリマーが合成される。
A−DQB1遺伝子プロモーターのX保存ボックスのメチル化保護領域の縦列反 復を作るために、プライマー−鋳型として用いられるヌクレオチド配列を示すも のである。プライマーは、第1プライマーの中心にタンパク質結合配列又は認識 配列の尾部をおき、次の隣接配列の頭部を含めるように選んだ。また、ポリマー の多重認識配列の間に制限部位を作るために、約4〜8個以上のヌクレオチドが オリゴマー接続部に加えられる。図4に見られるように、TATCをタンパク質 結合配列の3′及び5′端の両方に加えてEcoRV制限部位(GATATC) を作った。
また、プライマーの3′端は好ましくないプライマー人為産物を避けるために注 意して選ばなければならない。本実施例においては、AとTの伸長分子は、数塩 基、例えば、CTAGAてプライマーの長さを伸ばすことにより3′端ではなく プライマーの中心近くに位置した。そのことにより合成オリゴヌクレオチドのサ イズは、各々31及び28塩基に増え、これらを用いて22個のヌクレオチドの 長さの反復したポリマーを作成した。
図4に見られるように、増幅の第1ラウンドにより、44塩基対を有する第1伸 長産物を作成し、種々の互い違いのアニーリングが後の段階でポリマーサイズを 漸進的に増大させる。
図4に図式的に示されている増幅を2段階で行った。第1段階では、90℃で1 分間変性、44℃で1.5分間アニーリング及び72℃で1.5分間伸長の40 サイクルを、50+nMのKCl10mMのトリス−CI、pH8,3,1,5 +nMのMgCl2.0.01%(w/v)ゼラチン、200 μMの各dNT P、3μMの各プライマー及び2.0−2.5単位のTaqポリメラーゼ(Ce tus、 EIIIeryville、 Ca1if、)を用いて最終容量10 0μmで行った。3本の試験管の物質(3X100μl)をプールし、次いで、 低融点アガロース(TABバッファー中1.7%)で分離した。
4及び5反復ポリマー(mers)に対応する主要バンドを単離し、溶離し、濃 縮した。
次いで、これらのポリマーを更に25サイクル同じ条件を用いて第2増幅のプラ イマーと鋳型として用いた。得られた産物を濃縮し、Centricon装置( As+1con)で洗浄し、T4ポリ核酸キナーゼを用いて当該技術において周 知の方法によりリン酸化した。次いで、リン酸化産物をB Iuescript  I I(Stratagene)のEeoRV部位に連結し、X L 1−B  I u e (Stratagene)で標準法を用いてクローン化した。
ポリマー挿入断片をEcoRI及びHindlllで消化してベクターから切断 し、1.6%アガロースゲルで分離し、臭化エチジウム染色で検出した。図5A は、It−70反復ポリマーに相当するクローン化挿入断片のサイズ範囲を示す ものである。ポリマー挿入断片をEcoRVでも消化し、得られた産物を12% アクリルアミドゲルで分離した。図5Aのレーンlは、lkbの基準DNAラダ ーを含んでいる。図5Bは、各挿入断片をEcoRVて消化した結果を示すもの である。本実施例においては、消化の条件は、大きな挿入断片が完全に消化され るようなものである。22塩基対を含むモノマー単位及びその多量体か容易に見 られる。
ポリマーが、変性後、NYけan膜(Schleicher & 5chue1 1. Keene、 N1()に結合しかつ標識相補的DNA試料と適切にハイ ブリッド形成する能力についても試験した。図6は、IIYBRI・DOTろ過 マニホルド(BRL)を用いて各列の左から右に量を増加させてNytran膜 に塗布したDNAポリマーの増加量を示すものである。各カラムはDNA質量に より同量を含有させたが、各列で用いたポリマーの反復数は上から下に増加して いる。上の列は、全試験DNA配列に相同な対照として用いた。上の列は、全プ ローブ配列の相同な対照として用いた。DNAを膜に固定してUV線を5分間露 光した(uvp UV トランスイルミネーター、 302nmフィルター付、  San Gabriel、 CA)。フィルターを図4のタンパク質結合領域 を含むHL A DQβプロモーターの275塩基対放射性標識検体DNAとハ イブリッド形成した。
Turco、 [!、等、IIIWlunogenetics 32:117  (1990)参照。見られるように、最も長いプローブを用いて効率のよいハイ ブリッド形成が生じた。
本実施例で用いたモノマー、ポリマー及びアニールされた検体DNAのサイズは 、本発明の逆ドツトプロットを行うのに典型的に用いられるものと同じものであ る。
」二記方法に従って作成したポリマー配列は、また、DNA結合結合タンパクツ アフィニティーカラム製するために用いられ、また、これらのDNA配列に結合 するタンパク質をコードする遺伝子の探索用発現ライブラリーのスクリーニング に用いることができるプローブとしても用いられる。
下記実施例においては、本発明の方法に従って調製されたオリゴヌクレオチドの ポリマーを逆ドソトブロッ(・法において結合リガンドとして用いた。
実施例2゜ 図7八に示されているI(LA−DQBl遺伝子の第2エキソンのコドン57に 中心のある8個のi(L A −D Qβ対立遺伝子に特異的なポリマーを作成 するオリゴヌクレオチド(Morel、 P、等、 P、N、A、S、 (US A) 85:8111 (+988)参照、この開示を参考として本明細書に引 用する)をMillipore Cyclone Plus DNA Synt hesizer(Millipore、 Milford、 Mass、)て合 成した。図7Aについて、■、w、 xSy及びZは、左に示される種々のDQ β対立遺伝子で異なるヌクレオチドを表すものである。“taga”配列は、対 立遺伝子特異的配列の反復の間にBgl11部位を導入するために付加された。
Y′、W′、X′、Y′及びZ′は、各々■、W、 X、Y及びZの相補的ヌク レオチドを表すものである。
ポリマーを実施例1のように構築し、クローン化した。ポリマー挿入断片をEc oRI及びHindlllて消化することによりベクターから切断し、1.6% アガロースゲルで分離し、精製した。上記DQβ対立遺伝子に対応する精製ポリ マーが図8のアガロースゲルに見られる。最初と最後のレーンは、主要バンドが 587塩基対である分子量マーカーを含んでいる。
コドン57に中心のある同一オリゴヌクレオチドを特徴とする対立遺伝子対を区 別するために、別の5個のポリマーをフィルターに加えることが必要である。
これらの付加オリゴヌクレオチドは別の可変セグメントを表すために選ばれる。
例えば、コドン26に中心のあるセグメントを図7Bに示されている配列で用い た。他の位置の数ポリマーは、共通でない変異を区別するために必要である。X IInternational HLA Workshop Referenc e Protocols (1990); Marsh、 SA G、等。
HunIan Iawnunol、 31+207 (1991)参照、この開 示を参考として本明細書に引用する。
図9A及びBは、従来のドツトプロット法(A)及び本発明の方法(B)を用い て得られた結果を示すものである。例えばDQB 1 ’ 0301及びDQB  1 ” 0302を区別するに当たり本発明の方法の感受性を証明するために 、ピッツバーグの小児病院のインスリン依存性糖尿病(IDDM)登録者のファ ミリー5514のメンバーを選んだ。Morel、 P、等、 P、N、A、S 、 USA 85:8111 (198B)及びTrucco、 G、等。
Diabetes 38:1617 (1989)参照、これらの開示を参考と して本明細書に引用する。
コドン57に1つの塩基の変化によってのみ相違があるこれらの対立遺伝子は、 IDDMに対する感受性の重要なマーカーとみなされる。同書。ファミリー55 14は前もって血清学的に判定されており、この判定は家系で示されている。図 9Aに示されている結果は、図7Aの1.4.6及び7列の配列に対応する放射 性標識対立遺伝子特異的オリゴヌクレオチド用いた従来のドツトプロット得られ た。同書。図9Bにおいては、代わりに増幅にビオチニル化プライマー及び非放 射性FLASH検出系(Stratagene)を用いて得られた結果である。
図9Bの結果は、前記図8に示されている種々のポリマーの滴定量(左から右に 40.16。
60g)をスポ・川・したナイロンフィルター(FLAStL StraLag ene)を用いて得られた。
1〜8列は、図7Aに示されている順序でコドン57を包含するオリゴヌクレオ チドのポリマーを含んでいる。9列は、負の対照として直線化プラスミド(pB luescript II SK−、 Stratagene)の等価量を含ん でいる。正の対照は、10列である。このポリマーは、すべてのDQβl対立遺 伝子が共有するアミノ酸42にな独立した反応数を減少させる同時増幅を行うこ とにより実質的に減少させることができる。
一般的には、適切な対立遺伝子特異的ポリマーの非常に選択的な結合を保証しつ つ、種々の同時増幅されたゲノムDNA伸長分子すべてを同時にハイブリッド形 成するための最も適切な条件をめることが重要である。標準の逆ドツトプロット 法においては、ヌクレオチド組成に基づいて同一融点を共有するように種々のオ リゴヌクレオチドを選ぶことに注意を向けなければならない。このようにして、 各プローブの所望の特異性をなお維持しつつ、厳重な同一条件をプローブすべて に対して用いることができる。これは、上記実験条件から不可能ではないが、本 発明のポリマー標品に適切なオリゴヌクレオチドを選ぶに当たり、Wood、  Vl、 I。
等、 P、N、A、S、 (USA) 82:1585 (1985)の方法を 用いてより自由に得ることができ、この開示を参考として本明細書に引用する。
イオン条件を変更することにより、厳重なハイブリッド形成はG/C含量に依存 しなくなり、温度とアニーリングセグメントの長さに関するだけである。このた め、プローブポリマーは、アニーリングセグメントは一貫して同一サイズを有す るように設計される。この方法は、ハイブリッド形成フィルターを室温において 6XSSC,0,1%SDSで1回洗浄して過剰のプローブを除去し、次に室温 において3,0M塩化テトラメチルアンモニウム、50mMTr i 5−HC l (pH8,0) 、2mMEDTA、0.1%SDSで2回洗浄してナトリ ウムイオンをテトラメチルアンモニウムイオンに交換することを必要とする。次 いで、フィルターを57℃において同一溶液で厳重に洗浄する。調製してから、 ポリマーの各々は洗液が予想したようにふるまうことを確かめるためにこれらの 条件下で評価し、必要ならば、プローブの長さ又はその正確な位置を調整してポ リマープローブすべてに最も一様な特徴を得る。
本発明のもう1つの態様は、DNA標識化に対して放射性同位元素を危険のない トレーサーに置き換えることができることである。放射能の使用に関するすべて の課題を取り除く有効な方法は、酵素増幅のプライマーを標識化するためにビオ チン(ビタミンH)を用いるものである。修飾プライマーは、GenosysB iotechnologies、 Inc、(The WoOdlands、  Texas)のような多くの所で市販されている。また、ビオチニル化ヌクレオ チドは、問題の種々のDNAセグメントの酵素増幅で用いることができる。
Langer、 P、等、 P、N、A、S、 (USA) 7B:6633  (1981)に記載されているように、アリルアミン1ルカーアームを介してピ リミジン環のC−5位に共有結合したビオチン分子を含むチミジンオリゴヌクレ オチドチミジン三リン酸の類縁体は既知であり、この開示を参考として本明細書 に引用する。lkb当たり50分子のビオチンを含むポリヌクレオチドを作成す ることができる。これらのプローブは、ビオチン置換のない対照と同様の変性、 再会合及びハイブリッド形成特性を有する。
ビオチンの多くの特徴のために、これらのプローブは放射性プローブより本発明 の目的に適している。実際に、ビオチンとアビジン、卵白由来の68,000ダ ルトンの糖タンパク質との間の相互作用は、既知の最も高い結合定数の1つであ る(Ka+、 = t o−l5)。従って、ビオチニル化DNA伸長分子は、 ハイブリッド形成したDNAにアビジンと結合した適切な指標分子を加えること により簡単に認識することができる。このような指示薬は、蛍光色素、高電子密 度タンパク質、酵素又は抗体とすることができる。アビジン分子の顕著な特徴は 、ビオチン残基に結合することができる指標分子の数を増やすことができること であり、これにより検出が高められる。
別法として、マトリックスに固定したDNAの特定の配列を検出あるいは位置を 決めるために、抗ビオチン抗体をアビジンなしで用いることができる。例えば、 ウサギ抗ビオチン抗体とフルオレセイン標識化ヤギ抗ウサギIgGあるいはアル カリ性ホスファターゼと結合した抗体を用いて無色の基質(5−ブロモ−4−ク ロロ−3−インドリルホスフェート又はニトロブルーテトラゾリウム塩[NTB ])を紫青色沈澱に変えるプロトコールが開発され、これによりハイブリッド形 成ビオチニル化DNAの位置が同定される。
非放射性DNA標識化及び検出用キットも市販されている。それらの中の1つ、 Boehringer Mannheim Biochemicals製のもの は、同様の技術的方法を用いている:dUTPをスペーサーアームを介してステ ロイドハプテンジゴキシゲニン(Dig−dUTP)に結合する。アルカリ性ホ スファターゼと結合した抗ジゴキシゲニン特異抗体及び適切な酵素触媒着色反応 を用いた酵素結合イムノアッセイにより、ハイブリッド形成りNAを検出する。
最近になって化学発光検出系がビオチンとジゴキシゲニン修飾ヌクレオチドの双 方を検出するのに利用されている。もう1つの非放射性検出キットは、化学発光 法を用いてビオチニル化DNAを検出するF1a5h Detection S ystem(Stratagene)である。化学発光基質は、Boehrin gerぬ曲heimキットにも有効である。ビオチン又はジゴキシゲニンは、ま た、光反応性ビオチン又はホトジゴキシゲニン(Boehringer Man nheiIll)を用いて合成した後、検体DNAに結合させることもてきる。
更に別の検出法は、検出系の酵素を結合させることを含んでいる。このような酵 素は、オリゴヌクレオチドプライマーあるいは合成後の検体DNAに結合するこ とができる。この方法は、酵素アルカリ性ホスファターゼをアミノ修飾オリゴヌ クレオチドプライマー又は組込まれているデオキシリボヌクレオチドに結合した 後、化学発光基質で処理するLightsmi tbI標識系(Promega 、 Madison、 Wis、)を用いて行われる。
上記検出方法は、放射能を使用するものより多くの利点を有する。例えば、結果 を短時間で利用でき、プライマーが安定であるので各回毎に新たに調製する必要 がない。更に、危険でない物質のみを使用するので、いかなる実験室でもこれら の方法を行うことができる。
この方法は、放射性標識の使用により示される多くの課題を解決し、プローブの ポリマーをハイブリッド形成することにより非常に高いシグナルを生じることか ら、本発明の方法において用いることができる。本明細書で記載される試薬及び 方法はすべて自動システムに組込むことができるので、増幅された産物のすべて を単一フィルターに対してハイブリッド形成しかつ結果が自動的に説明されるこ とにより、完全クラス11又は他の判定を得ることができる。このような自動化 により、完全な判定に関与するマニュアル操作が著しく減り、各判定で生じる大 量のデータの正確な解釈が容易になる。必要なプローブのポリマーをすべて含む フィルターを予め作っておくことにより、仕事を減らすことができる。適切なポ リマーとそれらの組合わせが決定されると、ロホットのワークステーションでド ツトプロット法が容易に行われ、多くのフィルターが自動的に調製される。従っ て、一定の判定用キットは、必要とされるプローブ及び標準化鋳型をすべて結合 する基質を含み、結果を説明することができる。
結果の解釈は、コンピュータに直接生のデータを入力する走査装置を用いて自動 化することができる。これを行うために、フィルターに関する正負のシグナル強 度をできるだけ標準化することが重要である。正負の反応を区別するために、コ ンピュータは、DRαポリマー及び大腸菌DNAのような増幅されたヒトセグメ ントに類似性のないDNAに対して共に常に正の反応によって生じるシグナル強 度を表す。プローブの個々のポリマーの場合には、標識DNAが正しくハイブリ ッド形成際に正のシグナルが一様な強度を有するように、フィルターに付着され る正確な量を調整する必要がある。そのシステムにより、正負の反応を適切に同 定することができると、フィルター上の正のスポットの位置を用いて対応する特 異性がめられる。単一オリゴヌクレオチドポリマーによって特に認識することが できない対立遺伝子に特異的なパターンだけを作成することがしばしば必要であ るので、コンピュータは2又は3種類の位置で正のスポットの存在を関係付ける こともてきるようにプログラムされなければならない。これらの状況の典型がD Rβである。十分な内部制御に基づいて、正のスポットの位置を慣用の完全なH LAクラス[I判定に自動的に変換する簡単な演算法を設計することができる。
上記の方法及び実施例は、決してHLAクラス1■判定に限定されるものではな い。本発明の方法は、例えば、膵嚢胞性繊維症、マルファン症候群、筋ジストロ フィー、ヘマグロビノパシーズ、21−ヒドロキシラーゼ欠損症又は具体的な配 列変化が知られるようになる他のケースに見られる遺伝子異常配列の検出に同様 に適用できる。
具体的に説明するために本発明を詳細に記載してきたが、その詳細は単にそのた めのものであり、請求の範囲で限定されるほかは本発明の真意及び範囲を逸脱す ることなく、その中で当業者によって変更がなされることは理解されるべきであ る。
5’AA3’ + 31A’AT5’ 二量体 二量体 5’AA會3’5’AA3’5’AA3’3 + i= AI AI 5+ 3 1 AlAl 51 31AI AL 513I★a’AメA’5’3’*★a ’A’A’5’3’電會A’Aメ5I四量体 二量体 四量体 FIGtJRE 2 A5’ABC3’+3’C’A’5’ ↓ FIGURE 5A FIGURE 5B’os ・ ・ 拳 書 FIGtJRE 6 FIGURE 7A FIGURE 7B FIGURE 8 ファミリー 5514 FIGURE 9八 ファミリー5514 FIG[JRE 9B プライマー FIGURE 11

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.核酸配列の有無を検出する方法であって:検出されるべき核酸配列の領域に 相補的な選択オリゴヌクレオチドプローブのポリマーを基質に結合し; 該プローブポリマーが結合される該基質をリポーター部分組込まれている未知の オリゴヌクレオチド配列を含む増幅された検体DNA試料と接触させて、相補的 ヌクレオチド配列をアニールし;該基質を洗浄してアニールされない増幅された 検体DNAを該基質から除去し;該基質上にオリゴヌクレオチドプローブによっ て保持されたリポーター部分の有無を検出する; ことを含む方法。
  2. 2.該基質がナイロン膜である請求項1記載の方法。
  3. 3.該基質がニトロセルロース膜である請求項1記載の方法。
  4. 4.該選択オリゴヌクレオチドプローブポリマーが下記段階によって合成される 請求項1記載の方法: (a)逆向きでありかつ3′端で相補性を共有し、双方が直接あるいは相補的ヌ クレオチドとして選択オリゴヌクレオチドプローブ配列及び隣接のモノマー単位 の十分な数のヌクレオチドを組込む完全なモノマー単位の配列を形成する2本の オリゴヌクレオチドプライマーをアニールすると、該プライマーが3′端でアニ ールし、該プライマーの5′端がアニールされずかつ第1伸長産物の合成の鋳型 として機能し; (b)該プライマーをデオキシリボヌクレオチドの存在下にDNAポリメラーゼ で処理して各鋳型に相補的な各プライマーの第1伸長産物を合成し;(c)該相 補的第1伸長産物を変性により分離して1本鎖分子を作製し;(d)該第1伸長 産物の相補鎖を互い違い配列の3′端でアニールすると、5′端がアニールせず かつ前の伸長産物を更に伸長するための鋳型として機能し;(e)該アニール鎖 をDNAポリメラーゼとデオキシリボヌクレオチドを用いて処理して2本鎖伸長 産物を合成し; (f)該相補的伸長産物を変性により分離し;(g)段階(d)〜(f)を段階 (f)の伸長産物を用いて繰り返して各々が反復した連続的に長い伸長産物を作 製する。
  5. 5.段階(c)後、更に下記段階を含む請求項4記載の方法:(c′)第1伸長 産物の付加分子が鋳型として第1伸長産物の1本鎖を用いて合成されるような条 件下、段階(c)で作成された1本鎖第1伸長産物を段階(a)のプライマーで 処理し; (c′′)段階(c)と(c′)を任意に繰り返して第1伸長産物の量を増加さ せる。
  6. 6.該変性が加熱によるものである請求項4記載の方法。
  7. 7.該第1伸長産物に実質的に等価な長い出発オリゴヌクレオチドプライマーを 用いて段階(a)−(c)を削除する請求項4記載の方法。
  8. 8.段階(d)のアニーリングが生じる十分な濃度の第1伸長産物がある場合、 各段階の産物を精製しないで段階(g)の反復が段階(c)と(c′)の反復と 同時に生じる請求項5記載の方法。
  9. 9.該DNAポリメラーゼが大腸菌DNAポリメラーゼI、大腸菌DNAポリメ ラーゼIのクレノウ断片、T4DNAポリメラーゼ及びT7DNAポリメラーゼ からなる群より選ばれる請求項4記載の方法。
  10. 10.該DNAポリメラーゼがサーマスアガチクスDNAポリメラーゼ、サーモ コッカスリトラリスDNAポリメラーゼ及びビロコッカスフリオサスDNAポリ メラーゼからなる群より選ばれた熱安定DNAポリメラーゼであり、段階(g) の反復サイクルがアニーリング、伸長及び変性に適切な温度から逐次反応温度を 循環することにより達成される請求項4記載の方法。
  11. 11.下記段階: 適切なベクター内で2本鎖プライマー伸長最終産物をクローン化する、を更に含 む請求項4記載の方法。
  12. 12.該クローン化プライマー伸長産物を該ベクター内で方向性クローニングに より反復複製してベクター内に挿入したプローブ配列の量を更に増加させる請求 項11記載の方法。
  13. 13.該ベクターがpUC18、pUC19又はバクテリオファージM13mp 系由来のものである請求項11記載の方法。
  14. 14.2本鎖プライマー伸長産物をクローン化するpUC18、pUC19又は バクテリオファージM13mp系由来のベクター。
  15. 15.該クローン化プライマー伸長産物を該ベクター内で方向性クローニングに より反復複製する請求項14記載のベクター。
  16. 16.請求項14記載のベクターを移入した細菌培養物。
  17. 17.請求項15記載のベクターを移入した細菌培養物。
  18. 18.大量のプライマー伸長産物ポリマーの生産方法であって:請求項16記載 の細菌を培養し; ポリマーを含むベクターを回収し; 挿入ポリマーを制限エンドヌクレアーゼで切り出す;ことを含む方法。
  19. 19.大量のプライマー伸長産物ポリマーの生産方法であってれ:請求項17記 載の細菌を培養し; ポリマーを含むベクターを回収し; 挿入ポリマーを制限エンドヌクレアーゼで切り出す;ことを含む方法。
  20. 20.選択オリゴヌクレオチドプローブのポリマーを含む全ベクターを該基質に 結合する請求項1記載の方法。
  21. 21.該ベクターを非必須セグメントを除去することにより修飾して結合DNA プローブ配列の割合を更に増加させる請求項20記載の方法。
  22. 22.該ポリマーが1本鎖DNAである請求項1記載の方法。
  23. 23.該リポーター部分が32P、ビオチン及びジゴキシゲニンの中から選ばれ 、該増幅産物を合成する前に該リポーター部分を該プライマーの1又は2本に結 合する請求項1記載の方法。
  24. 24.該増幅産物が、該産物を合成した後にリポーター部分を結合することによ り修飾される請求項1記載の方法。
  25. 25.該リポーター部分が検体DNAに共有結合する酵素であり、該酵素が検出 系の一部として機能する請求項1記載の方法。
  26. 26.検出されるべき核酸配列の領域に相補的なオリゴヌクレオチドプローブの 長い選択ポリマーが結合される基質。
  27. 27.該ポリマーの各々のモノマー単位が約12−20個のヌクレオチドを含み 、各ポリマーが約200−2000塩基対を含む請求項26記載の基質。
  28. 28.該長い選択ポリマーがHLADQ、DR及びDPクラスIIα及びβ対立 遺伝子の特定オリゴヌクレオチドからなる請求項27記載の基質。
  29. 29.核酸配列の有無を検出する方法であって:請求項28記載の基質をリポー ター部分が組込まれている未知のオリゴヌクレオチド配列を含む増幅された検体 DNA試料と接触させて、相補的ヌクレオチド配列をアニールし; 該基質を洗浄してアニールされない増幅された検体DNAを該基質から除去し; 該基質上にオリゴヌクレオチドプローブによって保持されたリポーター部分の有 無を検出する; ことを含む方法。
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