JP2000358127A - 連結複写システム - Google Patents
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Abstract
写システムを提供する。 【解決手段】 複数台の画像形成装置(A〜H)が、通
信手段を介して接続されると共に、所定の画像形成装置
で印刷モード設定及び原稿の読み取り動作を行い、記憶
された画像データを他の画像形成装置に転送して印刷出
力させる連結複写システムにおいて、センサにより検知
された原稿サイズと同じサイズの用紙を自動選択する自
動用紙選択モードを有し、各画像形成装置の用紙トレイ
(14〜16)をチェックし、自動選択された用紙が用
紙トレイに存在する画像形成装置で分担して並列印刷処
理するようになっている。
Description
態、画像情報等を通信する通信手段を介して複数の画像
形成装置(デジタル複写機、プリンタ等)を接続した連
結複写システムに関する。
成装置を通信媒体を介して接続し、ある画像形成装置
(マスター機)で読み取った画像データを、遠隔地にあ
る他の画像形成装置(スレーブ機)で印刷(複写)出力
するようにした連結複写システムが種々提案されてい
る。
は、デジタル複写機やファクシミリが接続されたネット
ワークにおいて、そのネットワーク上のコンピュータか
ら、所望機器により所望サイズの印刷を行わせる場合、
まず、所望機器に該当用紙があるかチェックし、用紙が
無ければ同じネットワーク上の他の機器において用紙を
チェックし、あればそこから印刷する技術が提案されて
いる。
り、所望サイズの用紙がセットされた画像形成装置を選
択して、その画像形成装置から印刷出力するシステムが
知られている。即ち、所望サイズの用紙の有無により自
動的に出力装置を選択することにより、ネットワークシ
ステムにおける操作性の向上を図ることは従来より行わ
れている。
画像形成装置がネットワーク接続されるのが一般的であ
るから、これらを有効利用して印刷時間を短縮すること
が望まれている。
たものであり、所望サイズの用紙がセットされた画像形
成装置を選択することは勿論、印刷処理時間を短縮する
ことができる連結複写システムを提供することを目的と
する。
に、請求項1記載の発明は、画像データ読み取り部、画
像データ蓄積部、画像印刷部を有する複数台の画像形成
装置が、動作コマンド、状態、画像データ等を通信する
通信手段を介して接続されると共に、所定の画像形成装
置で印刷モード設定及び原稿の読み取り動作を行い、記
憶された画像データを他の画像形成装置に転送して印刷
出力させる連結複写システムにおいて、センサにより検
知された原稿サイズと同じサイズの用紙を自動選択する
自動用紙選択モードを有し、各画像形成装置の用紙トレ
イをチェックし、自動選択された用紙が用紙トレイに存
在する画像形成装置で分担して並列印刷処理する制御手
段を備えたことを特徴とするものである。
記載の発明は、請求項1記載の連結複写システムにおい
て、制御手段は、自動選択された用紙がいずれの画像形
成装置にも無い場合は印刷を禁止する制御を行うことを
特徴とするものである。
記載の発明は、請求項1記載の連結複写システムにおい
て、制御手段は、印刷途中で、ある画像形成装置に同サ
イズの用紙がセットされた場合、当該画像形成装置にそ
の時点から印刷動作を開始させる制御を行うことを特徴
とするものである。
記載の発明は、請求項1記載の連結複写システムにおい
て、制御手段は、印刷モード設定及び読み取り動作した
画像形成装置の操作部に、印刷出力した画像形成装置を
表示する制御を行うことを特徴とするものである。
サイズの用紙がセットされている全ての画像形成装置
(マスター機、スレーブ機共)で並列して印刷処理を行
うようになっているので、一つの画像形成装置で印刷処
理を行う場合に比べて、その画像形成装置の数分だけ印
刷処理時間が短縮される。勿論、用紙も自動選択される
ので、ユーザの使い勝手に優れている。
用紙がいずれの画像形成装置にも無い場合は印刷を禁止
するようになっているので、ユーザは何れの画像形成装
置にも必要とされる用紙(原稿サイズと同一サイズの用
紙)が無いことを認識する。
る画像形成装置に同サイズの用紙がセットされた場合、
当該画像形成装置にその時点から印刷動作を開始させる
ので、印刷処理の生産性がさらに向上する。
及び読み取り動作した画像形成装置の操作部に、印刷出
力した画像形成装置を表示するので、出力先の画像形成
装置を一括して認識できるため、管理がし易くなり、ま
た管理の集中化が図られる。さらに所望の用紙が無い画
像形成装置は出力先として表示されないので、その画像
形成装置の用紙状態も把握される。
て添付図面に沿って説明する。図1はデジタル複写機
(画像形成装置)の全体構成図である。本装置は、装置
本体1と、自動原稿送り装置(ADF)2とから構成さ
れる。また装置本体1には排紙トレイ3がその側面に設
けられている。
読み取りユニット5、画像書き込みユニット6、レーザ
出力ユニット7、感光体8、現像ユニット9、搬送ベル
ト10、定着ユニット11、排紙ユニット12、両面給
紙ユニット13、第1トレイ14、第2トレイ15、第
3トレイ16、第1給紙装置17、第2給紙装置18、
第3給紙装置19、縦搬送ユニット20等を備えてい
る。
第1ミラー22、第2ミラー23、第3ミラー24、レ
ンズ25、CCDイメージセンサ26を備える。また書
き込みユニット6は、前記レーザ出力ユニット7の他、
結像レンズ27、ミラー28を備える。
反転ユニット29があり、排紙ユニット12と反転ユニ
ット29の間には、反転ユニット29に向かう入紙搬送
路30と、反転ユニット29から排紙ユニット12に向
かう排紙搬送路31が設けられている。
等を備えている。ADF2の原稿台41に原稿の画像面
を上にして置かれた原稿束は、後述する操作部上のスタ
ートキーが押下されると、一番下の原稿から給送ローラ
43、給送ベルト42によってコンタクトガラス4上の
所定の位置に給送される。
ラス4上の原稿の画像データを読み取り後、読み取りが
終了した原稿は、給送ベルト42及び排送ローラ44に
よって排出される。さらに、原稿セット検知45にて原
稿台41に次の原稿があることを検知した場合、その原
稿は前原稿と同様に、コンタクトガラス4上に給送され
る。給送ローラ43、給送ベルト42、排送ローラ44
はモータによって駆動される。
レイ16に積載された転写紙(用紙)は、各々第1給紙
装置17、第2給紙装置18、第3給紙装置19によっ
て給紙され、縦搬送ユニット20によって感光体8に当
接する位置まで搬送される。
データは、書き込みユニット6からのレーザによって感
光体8に書き込まれ、現像ユニット9を通過することに
よってトナー像が形成される。
で搬送ベルト10によって搬送されながら、感光体8上
のトナー像が転写される。その後、定着ユニット11に
て画像を定着させ、排紙ユニット12によって排紙トレ
イ3に排出される。転写紙の両面に画像を作像する場合
は、各給紙トレイ14〜16から給紙され作像された転
写紙を排紙トレイ3側に導かないで、入紙搬送路30に
搬送し、反転ユニット29でスイッチバック反転し、両
面給紙ユニット13に送る。両面給紙ユニット13に送
られた転写紙は、再度縦搬送ユニット20に送られて裏
面に画像を印刷された後に排紙される。
反転ユニット29でスイッチバック反転した転写紙を両
面給紙ユニット13に送らずに、排紙搬送路31に送り
出して、排紙トレイ3に排紙する。
0、定着ユニット11、排紙ユニット12、各給紙装置
17〜19、縦搬送ユニット20は、メインモータによ
って駆動される。
部70には、液晶タッチパネル71、テンキー72、ク
リア/ストップキー73、プリントキー74、予熱キー
75があり、液晶タッチパネル71には、各種の機能キ
ー(ステープル、スタック、ソート、変倍等)76、部
数、及び画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表
示される。
を示す図である。オペレータが液晶タッチパネル71に
表示されたキーにタッチすることで、選択された機能を
示すキーが黒く反転する。また機能の詳細を指定しなけ
ればならない場合(例えば、変倍であれば変倍値等)
は、キーにタッチすることで詳細機能の設定画面が表示
される。このように、液晶タッチパネル71は、ドット
表示器を使用しているため、そのときの最適な表示をグ
ラフィカルに行うことが可能である。
と電気的に接続されている場合に有効なキーである。こ
のキー77を押下すると、押下した機械がマスター機と
なり、接続されている画像形成装置がスレーブ機とな
り、選択されている機能がコピー(印刷)であれば、マ
スター機の操作部70からのスタート指示により、マス
ター機で読み取った原稿画像をスレーブ機でも出力可能
となる。
取り手段、及び画像を記録面上に潜像形成するまでの動
作を説明する。潜像とは感光体面上に画像を光情報に変
換して照射することにより生じる電位分布である。
ンタクトガラス4と光学走査系で構成されており、光学
走査系は、露光ランプ21、第1ミラー22、レンズ2
5、CCDイメージセンサ26等で構成されている。露
光ランプ21及び第1ミラー22は、図示しない第1キ
ャリッジ上に固定され、第2ミラー23及び第3ミラー
24は、図示しない第2キャリッジ上に固定される。
らないように、第1キャリッジ、第2キャリッジとが2
対1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査系
は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。原
稿画像は、CCDイメージセンサ26によって読み取ら
れ、電気信号に変換されて処理される。レンズ25及び
CCDイメージセンサ26を、図1において左右方向に
移動させることにより、画像倍率が変わる。即ち、指定
された倍率に対応して、レンズ25及びCCDイメージ
センサ26の左右方向に位置が設定される。
レーザ出力ユニット7、結像レンズ27、ミラー28で
構成され、レーザ出力ユニット7の内部には、レーザ光
源であるレーザダイオード及びモータによって高速で定
速回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)が備わってい
る。
ザ光は、定速回転するポリゴンミラーで偏光され、結像
レンズ27を通り、ミラー28で折り返され、感光体面
上に集光結像する。
る方向と直交する方向(主走査方向)に露光走査され、
後述する画像処理部のセレクタより出力された画像信号
のライン単位の記録を行う。感光体8の回転速度と記録
密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによ
って、感光体面上に画像(静電潜像)が形成される。
力されるレーザ光が、画像作像系の感光体8に照射され
る。図示しないが、感光体8の一端近傍のレーザビーム
を照射される位置に、主走査同期信号を発生するビーム
センサが配置されている。この主走査同期信号を基に、
主走査方向の画像記録開始タイミングの制御、及び後述
する画像信号の入出力を行うための制御信号の生成を行
う。
像書き込み部)の一例を示すブロック図である。露光ラ
ンプ21から照射された光は原稿面を照射し、原稿面か
らの反射光を、CCDイメージセンサ26にて結像レン
ズにより結像、受光して光電変換し、A/Dコンバータ
81にてデジタル信号に変換する。デジタル信号に変換
された画像信号は、シェーディング補正部82でシェー
ディング補正がなされた後、画像処理部83にて、MT
F補正、γ補正等がなされる。
変倍部85または画像メモリコントローラ86へ切り替
える切り替えが行われる。変倍部85を経由した画像信
号は、変倍率に合わせて拡大縮小され、書き込みユニッ
ト6に送られる。画像メモリコントローラ86とセレク
タ84間は、双方向に画像信号を入出力可能な構成とな
っている。
装置は、読み取りユニット5から入力される画像データ
以外にも、外部から供給される画像データ(例えば、パ
ーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から出力され
るデータ)も処理できるよう、複数のデータの入出力の
選択を行う機能を有している(印字ユニット93、印字
合成部94,95)。画像メモリコントローラ86等へ
の設定や、画像読み取りユニット5、書き込みユニット
6の制御を行うCPU87、及びそのプログラムやデー
タを格納するROM88、RAM89を備えている。
ラ86を介して、画像メモリ90のデータの書き込み、
読み出しを行う。符号91はI/Oポート、92はSC
SIドライバを示す。
内部ブロック図である。また、図6はセレクタにおける
1ページ分の画像信号を示す図である。図6において、
フレームゲート信号は、1ページの画像データの副走査
方向の有効期間を表している。主走査同期信号は、1ラ
イン毎の信号であり、この信号が立ち上がった後の所定
クロックで画像信号が有効となる。主走査方向の画像信
号が有効であることを示す信号が、ラインゲート信号で
ある。
同期しており、VCLKの1周期に対し、1画素のデー
タが送られてくる。画像処理装置は、画像入力、出力そ
れぞれに対して、別個のフレームゲート信号、主走査同
期信号、ラインゲート信号、VCLKの発生機構を有し
ており、様々な画像入出力の組み合わせが実現可能にな
る。
6は、入力データセレクタ101、画像合成部102、
1次圧縮/伸長部103、出力データセレクタ104、
2次圧縮/伸長部105のブロックを有している。各ブ
ロックへの制御データの設定はCPU87より行われ
る。図4におけるアドレス、データは画像データを示し
ており、CPU87に接続されるデータ、アドレスは図
示していない。
106,107からなる。1次記憶装置106は、入力
画像データの転送速度に略同期してメモリ90へのデー
タの書き込み、または画像出力時のメモリ90からのデ
ータの読み出しが高速に行えるように、例えば、DRA
M等の高速アクセスが可能なメモリを使用する。
画像データの大きさにより複数のエリアに分割して画像
データの入出力を同時に実行可能な構成(メモリコント
ローラとのインタフェース部)をとっている。各分割し
たエリアに画像データの入力、出力をそれぞれ並列に実
行可能にするために、メモリコントローラとのインタフ
ェースに、リード用とライト用の2組のアドレス・デー
タ線で接続されている。これにより、エリア1に画像を
入力(ライト)する間に、エリア2より画像を出力(リ
ード)するという動作が可能になる。
合成、ソーティングを行うためにデータを保存しておく
大容量のメモリである。1次、2次記憶装置106,1
07とも、高速アクセス可能な素子を使用すれば、1
次、2次の区別なくデータの処理が行え制御も比較的簡
単になるが、DRAM等の素子は高価なため、2次記憶
装置には、アクセス速度はそれ程速くないが、安価で大
容量の記録媒体を使用し、入出力データの処理を一次記
憶装置を介して行う構成になっている。
することにより、大量の画像データの入出力、保存、加
工等の処理が可能な画像形成装置を、安価、かつ比較的
簡単な構成で実現することが可能になる。
略を説明する。まず、画像入力(画像メモリ90への保
存)について説明する。入力データセレクタ101は、
複数のデータのうちから、画像メモリの1次記憶装置1
06への書き込みを行う画像データの選択を行う。
れた画像データは、画像合成部102に供給され、既に
画像メモリ90に保存されているデータとの合成を行
う。画像合成部102によって処理された画像データ
は、1次圧縮/伸長部103により圧縮し、圧縮後のデ
ータを1次記憶装置106に書き込む。1次記憶装置1
06に書き込まれたデータは、必要に応じて2次圧縮/
伸長部105でさらに圧縮を行った後に、2次記憶装置
107に保存される。
出し)について説明する。画像出力時は、1次記憶装置
106に記憶されている画像データの読み出しを行う。
出力対象となる画像が1次記憶装置106に格納されて
いる場合には、1次圧縮/伸長部103で1次記憶装置
106の画像データの伸長を行い、伸長後のデータ、も
しくは伸長後のデータと入力データとの画像合成を行っ
た後のデータを出力データセレクタ104で選択し、出
力する。
のデータと入力データとの合成(画像データの位相調整
機能を有する)、合成後のデータの出力先の選択(画像
出力、1次記憶装置106へのライトバック、両方の出
力先への同時出力も可能)等の処理を行う。
に格納されていない場合には、2次記憶装置107に格
納されている出力対象画像データに対し、2次圧縮/伸
長部105で伸長を行い、伸長後のデータを1次記憶装
置106に書き込んでから、以下、上述の画像出力動作
を行う。
複写機とコマンドや画像データの送受信を行う必要があ
るが、これは、この実施形態では、SCSIインターフ
ェースを使い実現している。図4のメモリコントローラ
86がSCSIドライバ92を介してそれを実現してい
る。
例を示すブロック図、図8は同じく第2のハード構成例
を示すブロック図である。本発明では、システムを、画
像読み取りユニット5、画像書き込みユニット6、シス
テムコントローラ111、メモリユニット112、利用
者制限機器113、人体検知センサ114、遠隔診断装
置(CSS)115、時計116から構成しているが、
メモリユニット112は、メモリ機能を実現する場合の
み必要であり、通常のコピー機能を実現することだけを
考えれば、必要とはならない。
なったら、機械をブートしたり、シャットダウンするよ
うなウィークリータイマ機能を実現する場合のみ必要で
ある。また、人体検知センサ114は、余熱モード時に
機械の前にユーザが近づいて来たときに、自動的に余熱
モードを解除する機能を実現する場合のみ必要である。
ラーが発生した場合は自動的にサービスセンターに通報
したり、機械の実行状態/使用状態を遠隔地からモニタ
ーする機能であるため、このような機能が必要な場合の
み装着されればよい。
RAMブロックは、画像読み取りユニット5から読み取
った画像信号を記憶するためのもので、システムコント
ローラ111からの要求に応じて、画像書き込みユニッ
ト6に保存されている画像データを転送することができ
る。また、圧縮ブロックは、MH,MR,MMR方式な
どの圧縮機能を備えており、一旦、読み取った画像を圧
縮し、メモリ(DRAM)の使用効率の向上を図ること
ができる。また、画像書き込みユニット6からの読み出
すアドレスとその方向を変えることにより、画像の回転
を実現している。
ニット5、画像書き込みユニット6、メモリユニット1
12、CSS115の制御は、システムコントローラ1
11の1CPUのみで制御を行っている。
取りユニット5、画像書き込みユニット6、メモリユニ
ット112にそれぞれCPUを持たせ、システムコント
ローラ111から各コントローラへのコマンドを制御信
号線で伝達しているように、システムハード構成は自由
に構成できる。
可したくない場合に、利用者を特定、限定、管理するこ
とを言い、そのための手段として、コインラック、キー
カウンタ、キーカード、プリペードカード等の利用者制
限機器や暗唱コード等がある。
日毎に設定されたオン、オフ時間に合わせて電源をオ
ン、オフする機能である。この機能のために、時計モジ
ュールを時刻合わせするための操作と、各曜日毎にオ
ン、オフ時間を設定する操作が必要である。
度(例えば10℃)下げて制御し、操作部表示を消すこ
とにより、消費電力を節約するモードである。このモー
ドの設定は、操作部でのキー入力で行われる他、機械設
定によっては動作及び操作が無くなってから一定時間後
に自動的に設定される。このモードは、操作部でのキー
入力や、機械設定によって人体検知センサにより機械の
前に人が立ったことを検出したときに解除される。
テムの概念図である。この例では、8台のデジタル複写
機A〜Hをネットワークインタフェースで接続している
が、デジタル複写機の数はこれに限定されるものでない
ことは言うまでもない。
のハード構成例を示すブロック図である。例えば、デジ
タル複写機A,Bは、それぞれ図7に示すハード構成と
なっており、メモリユニット112内には読み取った画
像を外部のネットワーク上に転送、あるいはネットワー
ク上からの画像データをメモリユニット112内のDR
AMブロック部に保存するために、ネットワーク手段と
してSCSI117、及びSCSIコントローラ118
を用いている。
には例えば、イーサネット(登録商標)を物理手段とし
て用い、データ通信にOSI(Open System
Interface)参照モデルのTCP/IP通信
を用いるなど、種々の手段が考えられる。また、同図の
ような構成を用いることにより、上述のように、画像デ
ータの転送は勿論のこと、ネットワーク上に存在する各
機械の機内状態通知や、後述するリモート出力コマンド
のような制御コマンド、設定コマンドの転送も行ってい
る。
像を、図8に示すハード構成の画像書き込みユニット6
に転送する動作(以下、リモート出力)について説明す
る。図11は連結された2台のデジタル複写機のソフト
ウェアの概念図である。図中に示すコピーアプリ121
は複写動作を実行するためのコピーシーケンスを実行す
るアプリケーション、入出力制御122はデータを論理
/物理変換するレイア(デバイスドライバ)であり、操
作部コントローラ123はMMI(Man Machi
ne Interface)を実行するレイア(LCD
表示やLED点灯/消灯、キー入力スキャン等を論理レ
ベルで行うレイア)であり、周辺機コントローラ124
は、自動両面ユニットやソータ、ADFなどの、複写機
に装着される周辺機のコントロールを論理レベルで実行
するレイアであり、画像形成装置コントローラ125、
画像読み取り装置コントローラ126は、それぞれ画像
書き込みユニット6、画像読み取りユニット5のコント
ローラである。
る。またデーモンプロセス127は、ネットワーク上に
ある他の機械からプリント要求が依頼された場合に、メ
モリユニット118内に保存されている画像データ読み
出し、画像形成装置に画像データを転送する役目を行う
アプリケーションとして存在している。当然のことなが
ら、デーモンプロセス127がメモリユニット118か
ら画像を読み出し、プリント動作を実行する前に、ネッ
トワーク上の他の機械からの画像転送は終了して置かな
ければならない。
画像読み取り装置、メモリユニットは、それぞれの複写
機が保有するリソース(資源)として扱われる。リソー
スとは、複数のアプリから共有される機能ユニット単位
を言う。システムコントローラ111は、このリソース
単位でシステム制御を行っている。
スを使用して複写動作を実行する場合(プリントスター
トキー押下時)には、システムコントローラ111に対
して、画像形成装置、画像読み取り装置、あるいは必要
に応じて、周辺機、メモリユニットの各リソースをシス
テム制御部に要求する。
らの要求に対してリソースの使用権の調停を行い、コピ
ーアプリ121にその調停結果(使用可否)を通知す
る。デジタル複写機Aがスタンドアローンで使用される
場合(ネットワーク接続されない状態)では、システム
が保有するリソースは全てコピーアプリ121が占有可
能状態であるため、即時に複写動作が実行される。
存在する別の機械(以下、遠隔デジタル複写機)のリソ
ースを使用してプリント動作を実行する遠隔デジタル複
写機のシステムコントローラ111に対してリソースの
使用権を要求する。
ラ111は、要求に従ってリソースの調停を行い、その
結果を要求元の機械のアプリケーションに通知する。ア
プリケーションは使用権が許可された場合は、画像の読
み取りを実行し、自身のメモリユニット118内への画
像記憶が終了すると、外部インタフェース(本実施形態
ではSCSI117)を介して、リモード出力先の機械
のメモリユニット118に画像転送を行う。
機械のデーモンプロセス127に対してプリント実行す
るための各条件(給紙口、排紙口、プリント枚数など)
を送信した後に、プリント開始コマンドを送信する。リ
モート出力先のデーモンプロセス127はプリント開始
コマンドを受信すると、自身(リモート出力を実行する
機械)のシステムコントローラ111に対してプリント
開始を要求し、リモート出力がシステムコントローラ1
11によって実行される。
Bのメモリユニット118が使用されている場合は、デ
ジタル複写機Bのメモリユニット118は、デジタル複
写機B(あるいは図9に示すような複数のデジタル複写
機がネットワーク上に接続される場合はデジタル複写機
A以外のデジタル複写機)のアプリケーションの使用は
不可状態となる。
(メモリに画像を溜めてソートする機能)の動作概要の
一例を示す説明図である。原稿3枚を操作機ともう1台
の機械で6部コピーし、ソート動作した場合を示してい
る。操作機(マスター機)と1台のスレーブ機との間で
コピー動作を分担して動作している。操作機側は、通常
は原稿読み取り動作とプリント動作を同時に動作させ
る。実際の動作は、スキャナ画像をそのままプリントし
ながら、その画像をメモリ118に書き込む動作を並行
して行っている。1部目プリント動作終了後、2部目を
メモリ118から画像を読み出してプリントし、その終
了後、3部目のプリント動作を行う。
画像をメモリ118に記憶させる。このとき、その画像
を並行してプリントできるかは、メモリユニット118
の性能に掛かってくる。ここでは、メモリ記憶動作終了
後、プリント動作を実行する。1部目のプリント終了
後、2部目、そして3部目と処理される。
を半分ずつプリントしているが、この割り振りは自由に
設定可能で、どちらかの機械が中断したときも、部単位
の分担部数を変更することも容易に可能である。中断中
の残部数を割り振ることができる。
おいては、自動用紙選択モード(APSモード)を使用
することを前提としている。APSモードとは、ADF
2によって給送された原稿、またはコンタクトガラス4
上に置かれた原稿のサイズを検知し、検知したサイズと
同じサイズの転写紙を選択してこの転写紙で印刷を行う
モードを言う。またここでは、説明を分かり易くするた
めに、デジタル複写機(画像形成装置)を3台連結した
場合について説明する。
ーチャートである。この制御例は請求項1記載の発明の
内容を示すものである。画像読み取りユニット5で原稿
読み取り処理を行い(ステップ1)、図示しない原稿サ
イズセンサで原稿サイズが取得できた時点で処理が開始
される(ステップ2)。
イズ及び方向の設定を確認し、原稿のサイズと同じサイ
ズの転写紙があるか確認する(ステップ3)。ある場合
は、その機械(画像形成装置)に印刷を行うということ
になるので、印刷フラグをセットしておき(ステップ
4)、無い場合には、印刷フラグをリセットする(ステ
ップ5)。
施形態ではスレーブ機#1,#2)について各トレイの
転写紙サイズ及び方向の設定を確認し、印刷フラグセッ
ト/リセットを決定する(ステップ6〜11)。以上の
処理において、印刷可能かを接続中の全機械について確
認し、印刷フラグがセットされていた機械のみで設定印
刷部数を分担して印刷を開始する(ステップ12)。
ーチャートである。この制御例は請求項2記載の発明の
内容を示すものである。図13に示す第1の制御例と同
じく、画像読み取りユニット5で原稿読み取り処理を行
い(ステップ1)、原稿サイズが取得できた時点で処理
が開始される(ステップ2)。
#0、スレーブ機#1,#2)の各トレイの転写紙サイ
ズ及び方向の設定を確認し、原稿のサイズと同じサイズ
の転写紙があるか確認する(ステップ3〜5)。その結
果、何れの機械にも原稿のサイズと同じサイズの転写紙
が無かった場合には、マスター機#0に転写紙セット表
示(ステップ7)し、処理を終了する。逆に全て(3
台)の機械で原稿のサイズと同じサイズの転写紙があっ
た場合には、全機械で設定印刷部数を分担して印刷を開
始する(ステップ6)。
ーチャートである。この制御例は請求項3記載の発明の
内容を示すものである。図13のフロー中のステップ1
2の処理で印刷フラグがセットされていた機械のみで設
定印刷部数を分担して印刷をしている途中で、印刷フラ
グがリセットされていた機械に原稿のサイズと同じサイ
ズの転写紙がセットされた時点(ステップ1)で、この
フローの処理が開始される。
レーブ機#1とすると、その機械の印刷フラグをセット
する(ステップ2)。次に印刷中の機械(マスター機#
0、スレーブ機#2)での残り部数を判断(ステップ
3)し、殆ど残りが無い場合には、そのまま最後の部が
終了するまで印刷を継続して終了する。残り部数がある
場合には、スレーブ機#1で印刷する部数を計算(ステ
ップ4)し、その部数分だけスレーブ機#1で印刷を行
い終了する(ステップ5)。
マスター機の操作部に表示する例を示す図である。この
表示例は請求項4記載の発明の内容を示すものである。
上記の如く、原稿サイズと同サイズの転写紙がセットさ
れている複数台の画像形成装置で印刷出力する場合、ユ
ーザはどの画像形成装置が稼動しているのか分からなく
なる場合がある。
作パネル71に、どの画像形成装置(連結機)が印刷出
力しているかを表示する。ここで扱う連結複写システム
では、1台の画像形成装置(マスター機)で読み取った
原稿を他の複数の連結機で出力させることが利用の前提
となっているため、ユーザはマスター機で全ての機械情
報を得ることができる。
ズと同サイズの用紙がセットされている全ての画像形成
装置(マスター機、スレーブ機共)で並列して印刷処理
を行うようになっているので、一つの画像形成装置で印
刷処理を行う場合に比べて、その画像形成装置の数分だ
け印刷処理時間を短縮することができる。
れた用紙がいずれの画像形成装置にも無い場合は印刷を
禁止するようになっているので、ユーザは何れの画像形
成装置にも必要とされる用紙(原稿サイズと同一サイズ
の用紙)が無いことを認識することができる。従って、
用紙補給などの処置をユーザに促すことができる。
で、ある画像形成装置に同サイズの用紙がセットされた
場合、当該画像形成装置にその時点から印刷動作を開始
させるので、印刷処理の生産性をさらに向上させること
ができる。
設定及び読み取り動作した画像形成装置の操作部に、印
刷出力した画像形成装置を表示するので、出力先の画像
形成装置を一括して認識できるため、管理がし易くな
り、また管理の集中化を図ることができる。さらに所望
の用紙が無い画像形成装置は出力先として表示されない
ので、その画像形成装置の用紙状態も把握することがで
きる。
ある。
ク図である。
図である。
ロック図である。
ロック図である。
図である。
成例を示すブロック図である。
エアの概念図である。
一例を示す説明図である。
である。
である。
である。
の操作部に表示する例を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 画像データ読み取り部、画像データ蓄積
部、画像印刷部を有する複数台の画像形成装置が、動作
コマンド、状態、画像データ等を通信する通信手段を介
して接続されると共に、所定の画像形成装置で印刷モー
ド設定及び原稿の読み取り動作を行い、記憶された画像
データを他の画像形成装置に転送して印刷出力させる連
結複写システムにおいて、 センサにより検知された原稿サイズと同じサイズの用紙
を自動選択する自動用紙選択モードを有し、各画像形成
装置の用紙トレイをチェックし、自動選択された用紙が
用紙トレイに存在する画像形成装置で分担して並列印刷
処理する制御手段を備えたことを特徴とする連結複写シ
ステム。 - 【請求項2】 請求項1記載の連結複写システムにおい
て、 制御手段は、自動選択された用紙がいずれの画像形成装
置にも無い場合は印刷を禁止する制御を行うことを特徴
とする連結複写システム。 - 【請求項3】 請求項1記載の連結複写システムにおい
て、 制御手段は、印刷途中で、ある画像形成装置に同サイズ
の用紙がセットされた場合、当該画像形成装置にその時
点から印刷動作を開始させる制御を行うことを特徴とす
る連結複写システム。 - 【請求項4】 請求項1記載の連結複写システムにおい
て、 制御手段は、印刷モード設定及び読み取り動作した画像
形成装置の操作部に、印刷出力した画像形成装置を表示
する制御を行うことを特徴とする連結複写システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17098599A JP3869977B2 (ja) | 1999-06-17 | 1999-06-17 | 画像形成装置および画像形成装置システム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000358127A true JP2000358127A (ja) | 2000-12-26 |
JP3869977B2 JP3869977B2 (ja) | 2007-01-17 |
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ID=15915000
Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6510289B2 (en) * | 2000-06-13 | 2003-01-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image formation system, control method of image formation system, image formation apparatus and storage medium thereof |
JP2007300677A (ja) * | 2007-07-23 | 2007-11-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置と画像形成システムにおけるコピー方法並びにそのプログラムおよび記録媒体 |
US8630002B2 (en) | 2002-08-20 | 2014-01-14 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus, method of copying a document, and computer product |
JP2016155321A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
-
1999
- 1999-06-17 JP JP17098599A patent/JP3869977B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4532528B2 (ja) * | 2007-07-23 | 2010-08-25 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2016155321A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
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