JP2000358118A - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JP2000358118A
JP2000358118A JP2000150240A JP2000150240A JP2000358118A JP 2000358118 A JP2000358118 A JP 2000358118A JP 2000150240 A JP2000150240 A JP 2000150240A JP 2000150240 A JP2000150240 A JP 2000150240A JP 2000358118 A JP2000358118 A JP 2000358118A
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sided
signal line
signal
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な通信制御により、原稿の両面ないし片
面の画情報を適切な伝送モードを用いて適切に送信する
ことができるようにする。 【解決手段】 原稿の両面の画像を読み取り、送信する
ために読み取り回路10、12を設ける。また、原稿の
装填方向をチェックしたり、画像の存在する原稿面のみ
を伝送するために有効な情報を検出する目的で、それぞ
れの読み取り系に黒ドット数カウント回路18、20を
設ける。選択ボタン40により、原稿の片面伝送モー
ド、両面伝送モード、あるいは片面・両面伝送の混在モ
ードを選択可能とし、読み取り開始時に選択された伝送
モードを用いて1通信の全ての原稿を読み取り、送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、原稿両面の画情報
を読み取る読み取り手段と、読み取り手段により読み取
られた画情報を送信する送信手段を有する画像通信装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、原稿の片面
のみを読み取って送信するもので、両面を読み取り、送
信するものは存在しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来で
は、原稿両面の画像を送信するための通信制御の細部を
いかに構成するか、たとえば両面ないし片面の画像を送
信する際に伝送モードをいかに制御するか、などについ
ては、あまり多くの技術が提案されていない。
【0004】本発明の課題は、簡単な通信制御により、
原稿の両面ないし片面の画情報を適切な伝送モードを用
いて適切に送信することができる画像通信装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、原稿両面の画情報を読み取る
読み取り手段と、読み取り手段により読み取られた画情
報を送信する送信手段を有する画像通信装置において、
原稿の両面の画情報を送信する両面伝送モードと、原稿
の片面の画情報を送信する片面伝送モードをユーザが選
択する選択手段と、読み取り開始時に前記選択手段によ
り選択された伝送モードを用いて1通信の全ての原稿を
読み取り送信するよう、前記読み取り手段と送信手段を
制御する制御手段を有する構成を採用した。
【0006】上記構成によれば、読み取り開始時に前記
選択手段により選択されている伝送モードを用いて1通
信の全ての原稿が読み取られ、送信される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づ
き、本発明を詳細に説明する。
【0008】図1に本発明を採用したファクシミリ装置
の構造を示す。図1において、2は電話網をデータ通信
等に使用するため、その回線の端末に接続して電話交換
網の接続制御を行ったり、データ通信路への切り替えを
行ったり、ループの保持を行うNCU(網制御装置)であ
る。
【0009】信号線2aは電話回線である。NCU2は
信号線58aの信号を入力し、この信号レベルが「φ」
であれば、電話回線を電話機側、すなわち、信号線2a
を信号線2bに接続する。また、信号線58aの信号を
入力し、この信号レベルが「1」であれば電話回線をフ
ァクシミリ装置側に接続、すなわち、信号線2aを信号
線2cに接続する。通常の状態では電話回線は電話機4
側に接続されている。
【0010】符号6は、送信系の信号と受信系の信号を
分離するハイブリッド回路である。すなわち、信号線3
0aの送信信号は信号線2cを通り、NCU2を介して
電話回線に送出される。また、相手側から送られてきた
信号はNCU2を介した後、信号線2cを通り信号線6
aに送出される。
【0011】符号8は公知のCCITT勧告V21に基
づいた変調を行う変調器である。変調器8は信号線58
bの手順信号を入力し、変調を行い、変調データを信号
線8aに出力する。
【0012】符号10は原稿面A(すなわち、原稿の表
面)の読み取り回路であり、信号線58cに出力される
読み取りサイズの指示、縮小の有無と縮小時は縮小率の
指示、読み取りスタート等の指示により、送信原稿より
原稿面Aの主走査方向1ライン分の画信号を順次読み取
り、白、黒の2値を表す信号列を作成するとともに信号
線58cにより1ページの読み取りスタートが選択され
ると、読み取りライン数、縮小時が選択されている時は
縮小後のライン数を信号線10bに出力する。CCD
(電荷結合素子)等の撮像素子と光学系で構成される、
白、黒の2値化された信号列は信号線10aに出力され
る。
【0013】符号12は原稿面B(すなわち、原稿の裏
面)の読み取り回路であり、信号線58dに出力される
読み取りサイズの指示、縮小の有無と縮小時は縮小率の
指示、読み取りスタート等の指示により、送信原稿より
原稿面Bの主走査方向1ライン分の画信号を順次読み取
り、白、黒の2値を表す信号列を作成するとともに、信
号線58dにより1ページの読み取りスタートが選択さ
れると、読み取りライン数、縮小時が選択されている時
は縮小後のライン数を信号線10bに出力する。CCD
(電荷結合素子)等の撮像素子と光学系で構成される、
白、黒の2値化された信号列は信号線12aに出力され
る。
【0014】読み取り回路10、12は、たとえば、原
稿の搬送路の両側(表および裏側)に、従来の読み取り
回路同様のものをそれぞれ設けることにより構成でき
る。また、原稿の搬送路の片側のみに従来の読み取り回
路同様のものを設ける場合でも、これを読み取り回路1
0、12として用いることができるが、その場合には、
たとえば、原稿の表裏を反転して(再度)読み取り位置
に搬入可能な原稿搬送機構を設ける必要があるのはいう
までもない。
【0015】符号14は信号線10aに出力されている
読み取りデータと信号線22aに出力されている発信元
情報を加算して入力し、信号線58eに指定されている
符号化方法にて、符号化(MH(モディファイド ハフ
マン)符号化、あるいはMR(モディファイド リー
ド)符号化)したデータを信号線14aに出力する符号
化回路である。
【0016】符号16は信号線12aに出力されている
読み取りデータを入力し、信号線58fに指定されてい
る符号化方法にて、符号化(MH(モディファイド ハ
フマン)符号化、あるいはMR(モディファイド リー
ド)符号化)したデータを信号線16aに出力する符号
化回路である。
【0017】符号18は原稿面Aの黒ドット数カウント
回路である。カウント回路18は、原稿の当該読み取り
面における画情報の有無を検出するためのもので、18
は信号線58rにクリアパルスが発生した時、信号線1
0aに出力される黒ドット数をカウントし、そのカウン
ト値を信号線18aに出力する。
【0018】ここで、読み取り情報のみの黒ドット数を
カウントし、(原稿の画情報とともに伝送するページ数
などの)発信元情報に含まれる黒ドット数をカウントし
ていないことが重要である。なぜなら発信元情報に含ま
れる黒ドット数をもカウントすれば、必ず1枚の送信情
報には黒ドット数が所定ドットになってしまうからであ
る。
【0019】符号20は原稿Bの黒ドット数カウント回
路である。20は信号線58sにクリアパルスが発生し
た時、信号線12aに出力される黒ドット数をカウント
し、そのカウント値を信号線20aに出力する。ここで
上述の理由により読み取り情報のみの黒ドット数をカウ
ントし、発信元情報に含まれる黒ドット数をカウントし
ないのは、カウント回路18と同様である。
【0020】符号22は信号線58tにより発信元情報
のサイズの指定、信号線22aに出力するか信号線22
bに出力するかの指定をし、そしてその後出力指示があ
ると、ドットパターン情報として信号線22a、あるい
は信号線22bに出力する発信元情報作成回路である。
【0021】符号24はメモリ回路であり、信号線58
gの制御により信号線14aに出力されている情報、あ
るいは信号線16aに出力されている情報をメモリ回路
24に格納し、また、信号線58gの制御によりメモリ
回路に格納されているデータを信号線24aに出力す
る。
【0022】符号26は信号線24aの信号を入力し、
一度復号化して信号線58hに出力されている変換指示
(サイズ、モード、符号化方法等の変換指示)に基づい
て変換をし、そのデータを再び符号化して信号線26a
に出力し、それに加えて信号線22bに出力されている
ドットパターンを符号化したものを信号線26aに出力
する復号化・符号化回路である。
【0023】符号28は公知のCCITT勧告V27t
er(差動位相変調)、あるいはV29(直交変調)に
基づいた変調を行う変調器である。変調器28は信号線
58iの信号を入力し、信号線58iが信号レベル
「φ」の時には信号線26aの信号を入力し、信号線5
8iが信号レベル「1」の時には信号線14aの信号を
入力し変調を行い、変調データを信号線28aに出力す
る。
【0024】符号30は信号線8aと信号線28aの信
号を入力し、加算した結果を信号線30aに出力する加
算回路である。
【0025】符号32は公知のCCITT勧告V21に
基づいた復調を行う復調器である。復調器32は信号線
6aの信号を入力し、V21復調を行い、復調データを
信号線32aに出力する。
【0026】符号34は公知のCCITT勧告V27t
er(差動位相変調)、あるいはV29(直交変調)に
基づいた復調を行う復調器である。復調器34は信号線
6aの信号を入力し、復調を行い、復調データを信号線
34aに出力する。
【0027】符号36は信号線34aの信号を入力し、
復号化(MH(モディファイド ハフマン)復号化、あ
るいはMR(モディファイド リード)復号化)したデ
ータを信号線36aに出力する復号化回路である。
【0028】符号38は信号線36aに出力されている
信号を入力し、順次1ライン毎に記録を行う記録回路
で、任意の記録方式の記録機構により構成できる。
【0029】符号40は片面読み取り、両面読み取り、
片面/両面読み取り混在の各伝送モードを選択するため
の選択ボタンであり、該ボタンが押下されると信号40
aにパルスを発生する。
【0030】符号42は信号線58jにクリアパルスが
発生すると「片面読み取り」と表示し、以後、信号線4
0aにパルスが発生する毎に「両面読み取り」、「片面
/両面読み取り混在」、「片面読み取り」と表示を繰り
返す。「片面読み取り」と表示している時には信号線4
2aに信号「φ」の信号を出力し、「両面読み取り」と
表示している時には信号線42aに信号「1」の信号を
出力し、「片面/両面読み取り混在」と表示している時
には信号線42aに信号「2」の信号を出力する。
【0031】符号44は信号線58kに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には「両面原稿かの確
認を願います」という表示を行う。また、44は信号線
58kに信号レベル「φ」の信号が出力されている時に
は何も表示しない。
【0032】符号46は信号線58lに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には「片面原稿かの確
認を願います」という表示を行う。また、46は信号線
58lに信号レベル「φ」の信号が出力されている時に
は何も表示しない。
【0033】符号48は信号線58mに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には「両面原稿と片面
原稿が混在しているので確認を願います」という表示を
行う。また、48は信号線58mに信号レベル「φ」の
信号が出力されている時には何も表示しない。
【0034】符号49は信号線58tに信号レベル
「1」の信号が出力されている時、「原稿のセット方法
を確認して下さい」という表示を行う。また、49は信
号線58tに信号レベル「φ」の信号が出力されている
時には何も表示しない。
【0035】符号50は原稿をメモリに格納せずに直接
読み取った情報を伝送するために使用するダイレクト送
信ボタンである。該ボタンが押下されると、信号線50
aにパルスを発生する。
【0036】符号52は信号線58nにクリアパルスが
発生した時、ダイレクト送信ランプを消灯し、以後信号
線50aにパルスが発生する毎に「点灯」→「消灯」→
「点灯」をくり返す。ダイレクト送信ランプが消灯して
いる時には信号線52aに信号レベル「φ」の信号を出
力し、点灯している時には信号線52aに信号レベル
「1」の信号を出力する。
【0037】符号54は信号線58oに信号レベル
「1」の信号が出力されている時にアラームを発生する
回路である。54は信号線58oに信号レベル「φ」の
信号が出力されている時にはアラームを発生しない。
【0038】符号56は通信結果記録、通信管理記録を
作成するための回路である。信号線58qに通信結果記
録、通信管理記録のためのデータを出力後、信号線58
pに記録命令パルスを発生すると、信号線58qに出力
されている通信結果記録、通信管理記録の記録を行う。
【0039】符号58は原稿の両面にある情報を読み取
ることができるファクシミリ装置において、メモリ送信
時、両面に印字されている情報は、両面の情報を伝送
し、片面に印字されている情報(裏面、あるいは表面の
どちらか一方の面)は片面の情報を伝送し、両面とも印
字されていない情報は伝送しない。ダイレクト送信時は
両面に印字されている情報は両面の情報を伝送し、表面
のみに印字されている情報は表面のみの情報を送信す
る。ここで、片面原稿の面が逆にセットされている時、
「原稿のセット方法を確認して下さい」と表示する。ま
た、両面原稿の送信時の発信元情報はページ番号の後
に、裏ページの時には「裏」という情報を送信する。ま
た、通信結果記録、通信管理記録としては両面原稿を何
ページ、片面原稿を何ページ送信したかを記録する、以
上の制御を主に行う制御回路である。
【0040】図2〜図9は、図1の制御回路の原稿読み
取り制御手順を示している。図2〜図9の例では、片面
読み取り、両面読み取り、片面・両面読み取り混在の選
択ボタン、あるいは表示はなく、すべて機械が自動的に
判断する場合を示しており、各図中の同一アルファベッ
トの個所はその位置で連続しているものとする。
【0041】図2において、ステップS62においては
信号線58oに信号レベル「φ」の信号を出力しアラー
ムを発生しないように設定する。
【0042】ステップS64においては信号線58k、
58l、58m、58tに信号レベル「φ」の信号を出
力し、表示回路44、46、48、49の表示を禁止す
る。すなわち、「両面原稿かの確認を願います」(表示
回路44)、「片面原稿かの確認を願います」(表示回
路46)、「両面原稿と片面原稿が混在しているので確
認を願います」(表示回路48)、および「原稿のセッ
ト方法を確認して下さい」(表示回路49)という表示
は消灯状態とされる。
【0043】ステップS66においては信号線58aに
信号レベル「φ」の信号を出力し、NCU2のCMLリ
レーをオフとし、電話線2aを電話機4側に接続する。
【0044】ステップS68おいては信号線58tを介
して、発信元情報作成回路22は信号線22bに発信元
情報を出力(送信)する設定とする。
【0045】ステップS70においては信号線58iに
信号レベル「φ」の信号を出力し、V27terあるい
はV29変調器は信号線26aの信号、すなわち、復号
化・符号化回路26の出力を入力する設定とする。
【0046】ステップS72においては信号線58nに
クリアパルスを発生し、ダイレクト送信ランプ52を消
灯する。
【0047】ステップS74においては送信が選択され
たか否かが判断される。送信が選択されるとステップS
82に進み、送信が選択されていないとステップS76
に進みその他の処理を行う。
【0048】ステップS78においては何かのキーが押
下されたか否かが判断され、何かのキーが押下されると
ステップS80に進み、何のキーも押下されていないと
ステップS74に進む。
【0049】ステップS80では、表示回路49により
「原稿のセット方法を確認してください」、というメッ
セージが表示されているかが判断され、表示している時
にはステップS62に進み、表示していない時にはステ
ップS74に進む。
【0050】ステップS82においては信号線52aを
入力して、ダイレクト送信ランプ52は点灯しているか
否かが判断され、点灯している時にはステップS170
に進み、消灯している時にはステップS84に進む。
【0051】ステップS84においては送信するために
原稿台にセットされている原稿の枚数をカウントするペ
ージカウンタに1をセットする。
【0052】ステップS86においては両面とも無印字
でないページ数をカウントする有効ページカウンタにφ
をセットする。
【0053】ステップS88においては両面とも印字あ
りのページ数をカウントする両面ページカウンタにφを
セットする。
【0054】ステップS90においては原稿の表面に印
字があり、裏面に印字のないページ数をカウントする片
面ページカウンタにφをセットする。
【0055】ステップS92においては両面とも無印字
であるページ数をカウントする無効ページカウンタにφ
をセットする。
【0056】ステップS94においては原稿の裏面に印
字があり、表面に印字のないページ数をカウントする片
面逆セットページカウンタにφをセットする。
【0057】ステップS96においては発信元情報に付
加する発信元ページ数をカウントする発信元ページカウ
ンタに1をセットする。
【0058】図3のステップS98においては信号線5
8rにクリアパルスを発生し、原稿の表面の黒ドット数
をカウントする黒ドット数Aカウント回路18をクリア
する。
【0059】ステップS100においては信号線58s
にクリアパルスを発生し、原稿の裏面の黒ドット数をカ
ウントする黒ドット数Bカウント回路20をクリアす
る。
【0060】ステップS102においては原稿面A読み
取り回路10、符号化回路A14を介して原稿の表面の
読み取り(指定された線密度、原稿幅(等倍)で読み取
る)、符号化(MR符号化方式でK=8)してメモリ回
路24へ格納する。
【0061】ステップS104においては回路12、1
6を介して原稿の裏面の読み取り(指定された線密度、
原稿幅(等倍)で読み取る)、符号化(MR符号化方式
でK=8)してメモリ回路24へ格納する。
【0062】ステップS106においては1ページの読
み取りが終了したか否かが判断され、終了しているとス
テップS108に進み、終了していないとステップS1
02に進む。
【0063】ステップS108においては信号線10b
の値(ライン数)に原稿サイズの主走査方向のドット数
をかけて全画素数を求める。信号線18aの黒ドット数
(有効ドット数)を全画素数で割り、この割合を求め
る。
【0064】ステップS110においては、ステップS
108で求めた割合がa以下であるか否かが判断され、
a以下である時にはステップS114に進み、信号線5
8gの制御によりこのページ情報をメモリ回路24から
削除し、ステップS116においてこのページカウンタ
に対応し、表面は無印字であることを記憶する。ステッ
プS110にてaをこえる時にはステップS112に進
み、このページカウンタに対応して表面は印字されてい
ることを記憶する。
【0065】図4のステップS118においては信号線
12bの値(ライン数)に原稿サイズの主走査方向のド
ット数をかけて全画素数を求める。信号線20aの黒ド
ット数(有効ドット数)を全画素数で割り、この割合を
求める。
【0066】ステップS120においてはステップS1
18で求めた割合がa以下であるか否かが判断され、a
以下である時にはステップS124に進み、信号線58
gの制御によりこのページ情報をメモリ回路24から削
除し、ステップS126においてこのページカウンタに
対応し表面は無印字であることを記憶する。ステップS
120にてaをこえる時にはステップS122に進み、
このページカウンタに対応して表面は印字されているこ
とを記憶する。
【0067】ステップS128においては表面、裏面と
も無印字であるか否かが判断され、表面、裏面とも無印
字であるとステップS130に進み無効ページカウンタ
の値を1つインクリメントし、表面、裏面とも無印字で
はない場合はステップS132に進む。
【0068】ステップS132においては表面のみ無印
字(裏面は印字有)であるか否かが判断され、表面のみ
無印字の時にはステップS134に進み、片面逆セット
ページカウンタを1つインクリメントする。表面のみ無
印字でないとステップS136に進む。
【0069】ステップS136においては表面のみ印字
(裏面は無印字)であるか否かが判断され、表面のみ印
字の時にはステップS138に進み片面ページカウンタ
を1つインクリメントし、表面のみ印字でない時には両
面が印字されているのでステップS140に進み両面ペ
ージカウンタを1つインクリメントする。
【0070】ステップS142おいては有効ページカウ
ンタを1つインクリメントする。
【0071】ステップS144においては次ページがあ
るか否かが判断され、次ページがある時にはステップS
146に進みページカウンタを1つインクリメントし、
次ページがない時にはステップS148に進む。
【0072】図5のステップS148においては無効ペ
ージカウンタをページカウンタで割り、この割合が所定
割合b以下であるか否かが判断される。所定割合b以下
の時にはステップS150に進み、所定割合bをこえる
時にはステップS164に進む。
【0073】ステップS150においては信号線58a
に信号レベル「1」の信号を出力し、NCU2のCML
リレーをオンし、回線をファクシミリ装置側に接続す
る。
【0074】ステップS152においては指定された相
手先に対して発呼する。
【0075】ステップS154は、ファクシミリ通信前
手順の開始を示す。
【0076】ステップS156は信号線58g、58h
の制御により、メモリ回路24に格納されている情報を
相手機の能力に合わせて原稿サイズ、線密度、符号化な
どの通信条件を変換し、メモリ送信を行なう。
【0077】ここで発信元情報のページカウンタは発信
元ページカウンタとして、両面原稿の発信元情報はP1
表、P1裏と記入する。また、1ページの物理ページを
送信後、発信元ページカウンタを1つインクリメントす
る。
【0078】ステップS158は、ファクシミリ通信後
手順を表している。
【0079】ステップS160においては信号線58a
に信号レベル「φ」の信号を出力しNCU2のCMLリ
レーをオフとし、回線を電話機4側に接続する。
【0080】ステップS162においては片面逆セット
ページカウンタをページカウンタで割り、所定割合c以
下であるか否かが判断される。所定割合cをこえる時に
はステップS164に進み、所定割合c以下の時にはス
テップS168に進む。
【0081】ステップS164においては信号線58t
に信号レベル「1」の信号を出力し、表示回路49によ
り「原稿のセット方法を確認してください」と表示す
る。
【0082】ステップS166においては信号線58o
に信号レベル「1」の信号を10秒間出力し、10秒間
アラームを発生する。
【0083】ステップS168においては通信管理記
録、通信結果記録に両面ページカウンタと、(片面ペー
ジカウンタと片面逆セットページカウンタの値を加算し
た値)を両面ページ、片面ページとして別々に記録す
る。実際には信号線58gにデータを出力後、信号線5
8pに記録命令パルスを出力する。
【0084】図6のステップS170においては信号線
58aに信号レベル「1」の信号を出力しNCU2のC
MLリレーをオンとし、回線をファクシミリ装置側に接
続する。
【0085】ステップS172においては送信するため
に原稿台にセットされている枚数をカウントするページ
カウンタに1をセットする。
【0086】ステップS174においては表面のみ印
字、あるいは表面、裏面ともに印字のページ数をカウン
トする有効ページカウンタにφをセットする。
【0087】ステップS176においては両面とも印字
ありのページ数をカウントする両面ページカウンタにφ
をセットする。
【0088】ステップS178においては原稿の表面に
印字があり、裏面に印字のないページ数をカウントする
片面ページカウンタにφをセットする。
【0089】ステップS180においては両面とも無印
字であるページ数をカウントする無効ページカウンタに
φをセットする。
【0090】ステップS182においては原稿の裏面に
印字があり、表面に印字のないページ数をカウントする
片面逆セットページカウンタにφをセットする。
【0091】ステップS184においては発信元情報に
付加する発信元ページ数をカウントする発信元ページカ
ウンタに1をセットする。
【0092】ステップS186においては信号線58t
を介して発信元情報作成回路22は信号線22aに発信
元情報を出力する設定にする。
【0093】ステップS188においては信号線58i
に信号レベル「1」の信号を出力し、V27terある
いはV29変調器は信号線14aの信号、すなわち符号
化回路Aの出力を入力する設定とする。
【0094】ステップS190はファクシミリ通信前手
順を表している。
【0095】ステップS192においては信号線58t
の制御により、発信元ページカウンタを含ませた発信元
情報を符号化して送信する。
【0096】ステップS194においては信号線58r
にクリアパルスを発生し、原稿の表面の黒ドット数をカ
ウントする黒ドット数Aカウント回路18をクリアす
る。
【0097】図7のステップS196においては信号線
58sにクリアパルスを発生し、原稿の裏面の黒ドット
数をカウントする黒ドット数Bカウント回路20をクリ
アする。
【0098】ステップS198においては原稿面A読み
取り回路10、符号化回路A14を介して、原稿の表面
の情報(倍率変換された情報)を所定線密度で読み取
り、符号化して送信する。
【0099】ステップS200においては回路12、1
6を介して、原稿の裏面の情報(倍率変換された情報)
を所定線密度で読み取り、符号化(表面の伝送モードで
の符号化)してメモリ回路24へ格納する。
【0100】ステップS202においては1ページの読
み取りが終了したか否か判断され、1ページの読み取り
が終了するとステップS204に進み、1ページの読み
取りが終了していないとステップS198に進む。
【0101】ステップS204においては信号線10b
の値(ライン数)に伝送サイズの主走査方向のドット数
をかけて全画素数を求める。信号線18aの値(有効ド
ット数)を全画素数で割り、この割合を求める。
【0102】ステップS206においてはステップS2
04で求めた割合がa以下であるか否かが判断され、a
以下の時にはステップS208に進み、aをこえる時に
はステップS210に進む。
【0103】ステップS208においてページカウンタ
に対応し、表面は印字されていないことを記憶する。
【0104】ステップS210においてはページカウン
タに対応し、表面は印字されていることを記憶する。
【0105】ステップS212においては信号線12b
の値(ライン数)に伝送サイズの主走査方向のドット数
をかけて、全画素数を求める。信号線20aの値(有効
ドット数)を全画素数で割り、この割合を求める。
【0106】図8のステップS214においてはステッ
プS212において求めた割合がa以下であるか否かが
判断され、a以下である時にはステップS216に進
み、ページカウンタに対応し、裏面は印字されていない
ことを記憶する。aをこえる時にはステップS218に
進み、ページカウンタに対応し、裏面は印字されている
ことを記憶する。
【0107】ステップS220においては表面、裏面と
もに無印字であるか否かが判断され、ともに無印字の時
はステップS222に進み、無効ページカウンタを1つ
インクリメントする。ともに無印字でない時はステップ
S224に進む。
【0108】ステップS224においては表面のみ無印
字(裏面は印字有り)であるか否か判断され、表面のみ
無印字の時にはステップS226に進み、片面逆セット
ページカウンタを1つインクリメントする。また、表面
のみ無印字でない時にはステップS228に進む。
【0109】ステップS228においては表面のみ印字
(裏面は無印字)であるか否かが判断され、表面のみ印
字の場合はステップS230に進み、片面ページカウン
タを1つインクリメントする。表面のみ印字でない時に
は両面印字であるのでステップS232に進み、両面ペ
ージカウンタを1つインクリメントする。
【0110】ステップS234においては、有効ページ
カウンタを1つインクリメントする。
【0111】ステップS236においては裏面が印字で
あるか否かが判断され、ある場合にはステップS238
に進み、ない場合には図9のステップS246に進む。
【0112】ステップS238においては信号線58t
を介して発信元情報作成回路22は信号線22bに発信
元情報を出力する設定とする。ここで発信元ページカウ
ンタの後に「裏」という文字を追加する。
【0113】ステップS240においては信号線58i
に信号レベル「φ」の信号を出力し、V27terある
いはV29変調器28は信号線26aの信号を入力する
設定とする。
【0114】ステップS242においては信号線58
g、58hを制御して回路24、26を介してメモリ回
路に格納している情報を符号化して送信する。
【0115】ステップS244においては送信が終了し
たか否かが判断され、終了していないとステップS24
2に進み、終了するとステップS246に進む。
【0116】図9のステップS246においては無効ペ
ージカウンタが3以上であるか否かが判断され、3以上
の時はステップS248に進み、3未満の時にはステッ
プS258に進む。
【0117】ステップS248においてはページカウン
タは無効ページカウンタと等しいか否かが判断され、等
しい、すなわち3ページがすべて無効ページであった時
にはステップS250に進み後手順を行う。ページカウ
ンタが無効ページカウンタと等しくない時にはステップ
S258に進む。
【0118】ステップS252においては信号線58a
に信号レベル「φ」の信号を出力しNCU2のCMLリ
レーをオフとし、回線を電話機側に接続する。
【0119】ステップS254においては信号線58t
に信号レベル「1」の信号を出力し「原稿のセット方法
を確認してください」と表示する。
【0120】ステップS256においては10秒間信号
線58oに信号レベル「1」の信号を出力し、10秒間
のアラームを発生する。
【0121】ステップS258においては次ページがあ
るか否かが判断され、次ページがあるとステップS26
6に進みページカウンタを1つインクリメントし、次ペ
ージがないとステップS260に進み後手順を行う。
【0122】ステップS262においては信号線58a
に信号レベル「φ」の信号を出力し、CMLリレーをオ
フとし、回線を電話機側に接続する。
【0123】ステップS264においては無効ページカ
ウンタをページカウンタで割った値が所定割合d以下で
あるか否かが判断される。d以下である時にはステップ
S162に進み、dをこえる時にはステップS164に
進む。
【0124】ステップS268は中間手順を表してい
る。
【0125】ステップS270においては信号線58t
の制御により、発信元情報作成回路22は信号線22a
に発信元情報を出力する設定とする。
【0126】ステップS272においては信号線58i
に信号レベル「1」の信号を出力し、V27terある
いはV29変調器28は信号線14aの信号を入力する
設定とする。
【0127】ステップS273においては発信元ページ
カウンタを1つインクリメントする。
【0128】図16、図17に本発明による通信終了後
の通信結果レポートと通信管理レポートを示す。図16
は、1通信終了後の通信結果レポートを、また図17は
通信管理レポートを示している。ここでは、符号10
1、102に示すように通信枚数として両面の枚数と片
面の枚数を出力している。
【0129】なお、前記実施例においてはメモリ送信は
1ヶ所の送信を考えた。しかし同報送信に対して考えて
もよい。
【0130】また、メモリ送信時、裏面のみに印字され
ている時も有効ページとして考えた。しかしこの場合は
無効ページとして考えてもよい。
【0131】さらにダイレクト送信時、両面ともに無印
字のページを最初から3ページ送信した時、送信を中断
することを考えた。しかし裏面のみ印字されているペー
ジを所定枚数送信した等、他の条件により送信を中断し
てもよい。
【0132】また、前記実施例においてはオペレータは
原稿の表面をセットすることを除いて、両面原稿、片面
原稿、両面原稿と片面原稿の混在に関しては何も意識し
ていない。すなわち、機械が自動的に判断していた。し
かし両面原稿のある面だけを送信したい場合もあるの
で、オペレータが両面を読み取る、片面のみ読み取る、
原稿によって両面読み取りをしたり片面読み取りをした
りする等の選択を可能にしてもよい。ここで初めて回路
40、42、44、46、48が有効となる。
【0133】具体例としては、片面読み取り/両面読み
取り/片面・両面読み取り混在を選択でき、片面読み取
りが選択されている時でメモリ送信を行う時には原稿の
表面のみの読み取りを行い、原稿の裏面にも情報が印字
されている時には「両面原稿かの確認を願います」と表
示し、原稿の表面のみのメモリ送信を実行する。
【0134】また、両面読み取りが選択されている時で
メモリ送信を行う時には原稿の両面を読み取りメモリ送
信するが、すべての原稿の片面のみ情報が印字されてい
る時には「片面原稿かの確認を願います」と表示し、両
面原稿と片面原稿が混在している時には「両面原稿と片
面原稿が混在しているので確認を願います」と表示す
る。また片面・両面読み取り混在が選択されている時で
メモリ送信を行う時には、両面に印字されている情報は
両面の情報を伝送し、片面に印字されている情報は片面
の情報を伝送する。
【0135】一方、ダイレクト送信時にて片面読み取り
が選択されている時には原稿の表面のみの読み取りを行
い、原稿の裏面にも情報が印字されている時には「両面
原稿かの確認を願います」と表示し、原稿の表面のみの
ダイレクト送信を行う。また、ダイレクト送信時にて両
面読み取りが選択されている時には原稿の表面、引き続
いて裏面をダイレクト送信するが、すべての原稿の片面
のみ情報が印字されている時には「片面原稿かの確認を
願います」と表示し、両面原稿と片面原稿が混在してい
る時には「両面原稿と片面原稿が混在しているので確認
を願います」と表示する。
【0136】また、ダイレクト送信時、片面、両面読み
取り混在が選択されている時、表面の情報は送信し、裏
面にも印字されている場合は送信し、裏面には印字され
ていない時は表面のみ送信する。
【0137】以上の制御の具体例を、図2〜図9の変更
部分として、図10〜図15に図示する。ここでは、図
2との同一部分は、図2のステップ番号を付したブロッ
クにより代表させてある。
【0138】図2のステップS62とステップS64の
間に、信号線58jにクリアパルスを発生し、回路42
を「片面読み取り」表示とするステップS282を追加
する(図10のステップS280からステップS28
4)。
【0139】ステップS286は、図3のステップS1
00の下の部分を示している。
【0140】ステップS288においては信号線42a
の信号を入力し、片面読み取りが選択されているか否か
が判断され、片面読み取りが選択されているとステップ
S290に進み、片面読み取りが選択されていないとス
テップS336に進む。
【0141】ステップS290はステップS102と同
様の制御で表面のメモリ回路への格納を行う。
【0142】ステップS292は回路12を介して原稿
の裏面の読み取り(指定された線密度、原稿幅(等倍)
で読み取る)、メモリには格納しない。
【0143】ステップS294においては、1ページの
読み取りが終了したか否かが判断され、1ページの読み
取りが終了するとステップS296に進み、1ページの
読み取りが終了していないとステップS290に進む。
【0144】ステップS296は、図3のステップS1
08からステップS126の制御を表している。
【0145】ステップS298においては、原稿の表面
が無印字であるか否かが判断され、表面が無印字である
時にはステップS300に進み、無効ページカウンタを
1つインクリメントする。表面に印字がある時にはステ
ップS302に進む。
【0146】ステップS302においては、原稿の裏面
が印字ありか否かが判断され、印字ありの時はステップ
S304に進み、両面ページカウンタを1つインクリメ
ントする。裏面が無印字の時にはステップS306に進
み片面ページカウンタを1つインクリメントする。
【0147】ステップS308においては、有効ページ
カウンタを1つインクリメントする。
【0148】ステップS310においては、次原稿があ
るか否かが判断され、次原稿があるとステップS312
に進みページカウンタを1つインクリメントし、次原稿
がなければステップS316に進む。
【0149】ステップS314は図3のステップS98
を表している。
【0150】図11のステップS316においては、無
効ページカウンタをページカウンタで割り、この割合が
所定割合b以上であるか否かが判断され、これがb以下
である時にはステップS318に進みCMLリレーをオ
ンとし、回線をファクシミリ装置側に接続し、指定され
た相手先への発呼、前手順を行う。bをこえる時にはス
テップS326に進む。
【0151】ステップS320においては信号線58
g、58hの制御によりメモリ回路24に格納されてい
る情報を相手機の能力に合わせて変換(原稿サイズ、線
密度、符号化)し、メモリ送信する。発信元情報として
発信元ページカウンタを使用する。1ページの送信後、
発信元ページカウンタを1つインクリメントする。
【0152】ステップS322においては後手順を行な
い、CMLリレーをオフとし、回線を電話機側に接続す
る。
【0153】ステップS324においては片面逆セット
ページカウンタをページカウンタで割り、所定割合c以
下であるか否かが判断され、c以下である時にはステッ
プS328に進み、cをこえる時にはステップS326
に進み、図2のステップS164、S166の制御を行
う。
【0154】ステップS328においては両面ページカ
ウンタをページカウンタで割り、この値が所定割合e以
下であるか否かが判断され、e以下の時にはステップS
334に進み、eをこえる時にはステップS330に進
む。
【0155】ステップS330においては信号線58k
に信号レベル「1」の信号を出力し、「両面原稿かの確
認を願います」と表示する。
【0156】ステップS332においては10秒間のア
ラームを発生する。
【0157】ステップS334は図2のステップS66
を表している。
【0158】図12のステップS336においては信号
線42aの信号を入力し、両面読み取りが選択されてい
るか否かが判断される。両面読み取りが選択されている
時にはステップS338に進み、両面読み取りが選択さ
れていない時にはステップS337に進む。
【0159】ステップS337は図3のステップS10
2を表している。
【0160】ステップS338は図3のステップS10
2からステップS142を表している。
【0161】ステップS340において次原稿があると
ステップS342に進み、ページカウンタを1つインク
リメントしてステップS344(図3ステップS98)
に進む。次原稿がないとステップS346に進む。
【0162】ステップS346においては無効ページカ
ウンタをページカウンタで割り、この割合がb以下の時
にはステップS348に進みbをこえる時にはステップ
S352に進む。
【0163】ステップS348においては、図5のステ
ップS150からステップS160の制御を行いメモリ
送信を行う。
【0164】ステップS350においては片面逆セット
ページカウンタをページカウンタで割り、この割合がc
以下であればステップS356に進みcをこえる時には
ステップS352に進む。
【0165】ステップS352においては、図5のステ
ップS164からステップS168の制御を行う。
【0166】ステップS354は図2のステップS66
へ移行することを表している。
【0167】ステップS356においては片面ページカ
ウンタをページカウンタで割り、この値が所定割合f以
下であるか否かが判断され、f以下の時にはステップS
362に進み、fをこえる時にはステップS358に進
む。
【0168】ステップS358においては信号線58l
に信号レベル「1」の信号を出力し「片面原稿かの確認
を願います」と表示する。
【0169】ステップS360においては、図5のステ
ップS166からステップS168の制御を行う。
【0170】ステップS362、S364において片面
ページカウンタ、両面ページカウンタがともに1以上の
時はステップS366に進み、少なくともどちらか一方
が0である時にはステップS368に進む。
【0171】ステップS366においては信号線58m
に信号レベル「1」の信号を出力し、「両面原稿と片面
原稿が混在しているので確認を願います」と表示する。
【0172】ステップS368においては図5のステッ
プS168の制御を行う。
【0173】図13のステップS370は図7のステッ
プS196の下の部分の変更を表している。
【0174】ステップS372においては信号線42a
の信号を入力し、片面読み取りが選択されているか否か
が判断され、片面読み取りが選択されているとステップ
S374に進み、片面読み取りが選択されていないと図
14のステップS406に進む。
【0175】ステップS374は図7のステップS19
8の制御に同じで原稿の表面の送信を表している。
【0176】ステップS376は回路12により原稿の
裏面の情報(倍率変換された情報)を所定線密度で読み
取り、メモリには格納しない。
【0177】ステップS378においては1ページの読
み取りが終了したか否かが判断され、終了している時に
はステップS380に進み、終了していない時にはステ
ップS374に進む。
【0178】ステップS380は図7〜図8のステップ
S204からステップS234の制御を表している。
【0179】ステップS382においては無効ページカ
ウンタが3以上であるとステップS384に進み、3未
満であるとステップS390に進む。
【0180】ステップS384においてはページカウン
タと無効ページカウンタが等しいかが判断され、等しい
とステップS386に進み図9のステップS250から
ステップS256の制御をしステップS388(図2ス
テップS66)に進む。等しくない時にはステップS3
90に進む。
【0181】ステップS390においては次ページがあ
るとステップS402に進み図9ステップS266から
ステップS272の制御をしステップS404(図6ス
テップS192)に進み、次ページがないとステップS
392に進む。
【0182】ステップS392においては無効ページカ
ウンタをページカウンタで割り、所定割合d以下である
か否かが判断され、d以下である時にはステップS39
6に進み、dをこえる時にはステップS394(図5ス
テップS164)に進む。
【0183】ステップS396においては両面ページカ
ウンタをページカウンタで割り、所定割合e以下である
か否かが判断され、所定割合e以下の時にはステップS
388に進み、所定割合eをこえる時にはステップS3
98に進む。
【0184】ステップS398においては、信号線58
kに信号レベル「1」の信号を出力し「両面原稿かの確
認を願います」と表示する。
【0185】ステップS400においては約10秒間の
アラームを発生する。
【0186】図14のステップS406においては信号
線42aの信号を入力し、両面読み取りが選択されてい
るか否かが判断される。両面読み取りが選択されている
時にはステップS410に進み、両面読み取りが選択さ
れていない時にはステップS408(図7のステップS
198)に進む。
【0187】ステップS410においては図7のステッ
プS198からステップS244の制御を行う。
【0188】ステップS412においては、無効ページ
カウンタが3以上であるか否かが判断され、3以上であ
るとステップS414に進み、3未満であるとステップ
S420に進む。
【0189】ステップS414においてはページカウン
タと無効ページカウンタが等しいか否かが判断され、等
しい場合にはステップS416に進み、図9ステップS
250からステップS256の制御をしステップS41
8(図2ステップS66)に進む。等しくない場合には
ステップS420に進む。
【0190】ステップS420において次ページがある
とステップS426に進み、図9のステップS266か
らステップS272の制御をしステップS428(図6
のステップS192)に進む。次ページがないとステッ
プS422に進む。
【0191】ステップS422においては無効ページカ
ウンタをページカウンタで割り、所定割合d以下である
か否かが判断され、d以下の時にはステップS430に
進み、dをこえる時にはステップS424(図6のステ
ップS164)に進む。
【0192】ステップS430においては片面ページカ
ウンタをページカウンタで割り、所定割合f以下である
か否かが判断され、f以下の時にはステップS436に
進み、fをこえる時にはステップS432に進む。
【0193】ステップS432においては信号線58l
に信号レベル「1」の信号を出力し「片面原稿かの確認
を願います」と表示する。
【0194】ステップS434においては、図5のステ
ップS166からステップS168の制御を表してい
る。
【0195】ステップS436、S438においては片
面ページカウンタ、両面ページカウンタとともに1以上
である時にはステップS440に進み、片面ページカウ
ンタ、両面ページカウンタのどちらか一方がφの時には
ステップS442に進み図5のステップS168の制御
を行う。
【0196】ステップS440においては信号線58m
に信号レベル「1」の信号を出力し「両面原稿と片面原
稿が混在しているので確認を願います」と表示する。
【0197】図15のステップS444は、図2のステ
ップS80の否定により進む経路を表している。
【0198】ステップS446においては「両面原稿か
の確認を願います」が表示されているか否かが判断さ
れ、表示されているとステップS454(図2ステップ
S62)に進み、表示されていないとステップS448
に進む。
【0199】ステップS448においては「片面原稿か
の確認を願います」が表示されているか否かが判断さ
れ、表示されている時にはステップS454に進み、表
示されていない時にはステップS450に進む。
【0200】ステップS450においては「両面原稿と
片面原稿が混在しているので確認を願います」が表示さ
れているか否かが判断され、表示されている時にはステ
ップS454に進み、表示されていない時にはステップ
S452(図2ステップS74)に進む。
【0201】以上、説明したように本発明によれば、原
稿の両面/片面の画像を必要に応じて確実に送信するこ
とができる。すなわち、原稿の片面伝送モード、両面伝
送モード、あるいは片面・両面伝送の混在モードを選択
可能で、また、原稿上の画像の有無を併せてチェックし
ているので、両面に印刷してある情報も表、裏の順番
で、かつ、両面に印刷してある情報と片面に印刷してあ
る情報の混在においても両面の情報は表、裏の順番で送
信でき、また、片面の情報は表面のみ確実に送信するこ
とが可能になり、極めて使いやすいファクシミリ装置を
提供できる。
【0202】また、両面情報を送信時の発信元情報、通
信結果記録、通信管理記録も工夫し、両面情報の送信が
行われたことをユーザーは認識できるようになった。こ
こで両面原稿を送信時、送信原稿枚数と送信ページ数が
異なるので両面情報の送信をユーザーに通知できること
は大切である。
【0203】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば、原稿両面の画情報を読み取る読み取り手段と、読み
取り手段により読み取られた画情報を送信する送信手段
を有する画像通信装置において、原稿の両面の画情報を
送信する両面伝送モードと、原稿の片面の画情報を送信
する片面伝送モードをユーザが選択する選択手段と、読
み取り開始時に前記選択手段により選択された伝送モー
ドを用いて1通信の全ての原稿を読み取り送信するよ
う、前記読み取り手段と送信手段を制御する制御手段を
有する構成を採用しており、読み取り開始時に前記選択
手段により選択されている伝送モードを用いて1通信の
全ての原稿が読み取られ、送信されるようになっている
ので、読み取り開始時に前記選択手段により選択されて
いる伝送モードを読み取り開始後に変更せずに済み、装
置の制御を簡単に行なうことができ、原稿の両面ないし
片面の画情報を適切な伝送モードを用いて適切に送信す
ることができる、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用したファクシミリ装置の構成を示
したブロック図である。
【図2】図1の制御回路の制御手順を示したフローチャ
ート図である。
【図3】図1の制御回路の制御手順を示したフローチャ
ート図である。
【図4】図1の制御回路の制御手順を示したフローチャ
ート図である。
【図5】図1の制御回路の制御手順を示したフローチャ
ート図である。
【図6】図1の制御回路の制御手順を示したフローチャ
ート図である。
【図7】図1の制御回路の制御手順を示したフローチャ
ート図である。
【図8】図1の制御回路の制御手順を示したフローチャ
ート図である。
【図9】図1の制御回路の制御手順を示したフローチャ
ート図である。
【図10】図1の制御回路の制御手順を示したフローチ
ャート図である。
【図11】図1の制御回路の制御手順を示したフローチ
ャート図である。
【図12】図1の制御回路の制御手順を示したフローチ
ャート図である。
【図13】図1の制御回路の制御手順を示したフローチ
ャート図である。
【図14】図1の制御回路の制御手順を示したフローチ
ャート図である。
【図15】図1の制御回路の制御手順を示したフローチ
ャート図である。
【図16】本発明による通信結果記録、通信管理記録の
記録例を示した説明図である。
【図17】本発明による通信結果記録、通信管理記録の
記録例を示した説明図である。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 V21変調器 10 原稿面A読み取り回路 12 原稿面B読み取り回路 14 符号化回路A 16 符号化回路B 18 黒ドット数Aカウント回路 20 黒ドット数Bカウント回路 22 発信元情報作成回路 24 メモリ回路 26 復号化・符号化回路 28 V27terあるいはV29変調器 30 加算回路 32 V21復調器 34 V27terあるいはV29復調器 36 復号化回路 38 記録回路 40 片面読み取り、両面読み取り、片面/両面読み取
り混在選択ボタン 42 片面読み取り、両面読み取り、片面/両面読み取
り混在表示回路 44 両面原稿かの確認表示回路 46 片面原稿かの確認表示回路 48 両面原稿、片面原稿混在かの確認表示回路 49 原稿のセット方法確認して下さいの表示回路 50 ダイレクト送信ボタン 52 ダイレクト送信ランプ 54 アラーム発生回路 56 通信結果記録、通信管理記録作成回路 58 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿両面の画情報を読み取る読み取り手
    段と、読み取り手段により読み取られた画情報を送信す
    る送信手段を有する画像通信装置において、 原稿の両面の画情報を送信する両面伝送モードと、原稿
    の片面の画情報を送信する片面伝送モードをユーザが選
    択する選択手段と、 読み取り開始時に前記選択手段により選択された伝送モ
    ードを用いて1通信の全ての原稿を読み取り送信するよ
    う、前記読み取り手段と送信手段を制御する制御手段を
    有することを特徴とする画像通信装置。
JP2000150240A 2000-01-01 2000-05-22 画像通信装置 Pending JP2000358118A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7173725B2 (en) 2001-01-25 2007-02-06 Canon Kabushiki Kaisha Electronic apparatus for facsimile communication, control method and control program therefor

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